各たより

2022年4月の記事一覧

スマホに夢中! ~道徳・3年生~

 3年生の道徳授業をのぞいてみました。

 題材は、スマートフォンに夢中になっている女子生徒の思わぬ不幸な出来事を取り上げています。

 夢中になっていくにつれ、寝るのが遅くなる、朝起きれない。メールが気になるあまり、そばにいる人との関係がおろそかになる。ついには、歩きスマホで大事故に…

 生徒たちの身の回りでも起きそう、或いは起きているかもしれない身近な題材に、議論は深まります。こんな時、他人事ではなく自分事として考えるようになることがとても大切です。自分の生活を見直す良い機会にもしてほしいものです。

協力精神! 

 1年生が、みんなで考える学級づくりの作業が、継続されています。

 今日も、課題を設定し、自分の考えを持ち、グループで話し合い、それをみんなに発表し、考えを広げ深めています。集団の生活、人との関係は心と心。しかし、心は目に見えない。だからこそ、自分たちの想いを言葉にして、声にして伝えあうことが本当に大切です。焦ることはないのです。一歩ずつ、しかし確実な一歩を踏みしめていければ!

基礎テスト、始まる!

 西山中学校では、生徒の学力の基盤となる基礎的基本的な学力の定着を図るため、基礎テストを実施しています。

 国語・数学・英語の3教科を年間通じて3回ずつ行っています。今日は国語の第1回目。定期テストは学習範囲がかなり広いわけですが、基礎テストは範囲を指定したところから出題をするため、繰り返し繰り返し学習をすることで、基礎基本を身に付けることが出来ます。やったことが目に見えて現れる基礎テスト。生徒たちの目は真剣でした。

朝の風景Ⅱ

 いつもの朝の風景です。

 写真を一枚紹介します。私は「すごい!」と、心から感心し、感動したのです。

 なぜかわかりますか?この写真から、皆さんが想像してみてください(決してそこで交わされていた会話等ではありません。音はなく、動画である必要もないです)。

朝の風景Ⅰ

 静かに朝のひと時が過ぎています。

 毎朝朝読書に取り組み、本に親しむ西山中生徒。無言で時は過ぎ、皆本の世界に引き込まれています。さて、今日の様子を見ていると、読んでいるものがちょっといつもと違いました。

 生徒が読んでいたのは、生徒総会の要項でした。6限の学級討議に向けて、西山中学校の一年間の設計図を真剣に確認していたのでした。

 令和4年の生徒会スローガンは「全進 ~ 勇気の一言 動き出せ今 ~」

 全員が一つのチームとなって、皆で進んでいこう、という願いが込められています。西山中学校のリーダーたちが、西山中をさらに素晴らしい誇れる学校とするために、そして、皆のことを考えて作ってくれたものです。

 学級討議、そして本番の総会が楽しみです。

さあ、畑を作るぞ! ~技術・2年生~

 2年生が畑づくりに乗り出しました。

 技術の園芸分野で、野菜の栽培を学んでいます。トマトを作るようです。みると、苗と種植えの両方をやることで、生育の違いを比較するようです。さて、どちらがしっかりと育つのか、味にも違いが出るのか?検証です。

 さて、おいしいトマトの収穫となるか?!これからは、毎日の水やりも大切です。「生命をいただく」。我々が食物を得ることにどれほどの苦労があるのかをしっかりと勉強です。頑張れ、2年生たち!

PTA総会、ご参加ありがとうございました。

 4月22日、令和4年度、西山中学校PTA総会を開催しました。

 密を避け、感染対策をしたうえでの実施です。総会では、校長から令和4年度の学校経営方針を説明させていただきました。

好循環 良さを見つけ 良さを伸ばす ~ find one's goodness, develop one's goodness.~ 」

「誰にでもある欠点に目を向けるのではなく、相手の良さを見つけ良さを伸ばし合っていく。周りにプラスの言葉が溢れ皆に元気が出てくる、そんな学校にしたい」という願いをかけ、今年度の重点にしました。

 思春期に自我が確立されるといいます。この時期に人として「自分は誇らしい存在である」と感じさせることは最も重要な事です。「自分はまんざらでもない」と思う気持ちを自尊感情と言います。やる前から「どうせ自分にはできっこない」というのが、最も自尊感情が低い状態。その子なりの小さな「できた!」を積み重ね、そのできたを認め褒め、「やったことがないけど、きっとできるだろう!」と、失敗を恐れず、いえ、失敗を当たり前として何度でもチャレンジする、そんな逞しい人間力を身に付けてほしいと願います。

 そのために、西山中学校は全力で子どもたちを応援していきます。

音のイメージを言葉で表してみよう! ~音楽・1年生授業参観~

 毎年PTA総会実施に合わせて、保護者の方々に授業参観していただいておりました。

 しかし、新型コロナウイルス感染症が子供たちにも広まりやすい現状を踏まえて、今回は以下のこととさせていただきました。

 ・ 西山中生徒一クラス当たりの人数が多く、他者が教室内に入る余裕がない。

 ・ 総会会場の体育館以外に、広いスペースが1つしかない。

 ・ 1年生については、小学校からの移行があり、中学生としての様子を是非見ていただきたい。

と、いうことで、会場を広い多目的室にして、密を避け換気をして1年生の授業を保護者の皆様に参観していただきました。(なお、学校に足を運んでいけない状況の中、少しでも子供たちの「元気」な、そして「頑張っている」様子をお伝えすべく、ホームページで紹介していきます。ぜひ、周りにも声をかけていただき、多くの保護者様に御覧いただけたら幸いです。)

 

 授業は、音楽。「鑑賞する曲は、一体どんなイメージか、言葉にしてみよう!」という内容です。担任はちゃんと1年生が知っているであろう曲を選びました。「え~知らないよ~」と言っていた子も「おかしいな、入学式で流れていたんだけど」というと、「あ~~~~あの曲ね!」とすぐ思い出しました。その曲は「ヴィバルディ(Antonio Vivaldi)」の「四季」。まず、春が流れました。「さあ、どんな雰囲気?言葉に表してみましょう」と授業は進んでいきます。自分の考えをみんなで話し合って、いろんな捉え方に触れていました。

 私たちは、読書などをして活字を読み、書かれていることを色や雰囲気として頭に広げることが出来ます。最近は何でも可視化され、すぐに目で見ていろんなことを瞬時に捉えてしまいます。しかし、こうやって耳を澄ましじっくりと曲を聴き、頭にイメージを描くということは、ものすごく脳を鍛えることになると感じました。脳みそは、「苦労するほど逞しくなっていく」と言います。筋肉だけではなく、脳のトレーニングも大切ですね。

電気を通す液体と通さな液体の違いは? ~理科・2年生~

 2年生が、理科室で実験に取り組んでいました。

 用意された液体の中で、「電気を通すものを見つける」というものです。並べられていた液体は、リンゴジュース、食塩水、ワイン、数年前のスポーツ飲料、酢などなど、たくさんありました。

 生徒たちは、各々「きっとこの液体は電気を通すだろう」と予想をもって実験に臨んでいました。安全上の電圧の制限もあり、なかなか電気を通しやすい液体を見つけることが出来ません。しかし、子供たちは「よし、次!次!」となおのこと意欲を燃やして実験を続けていました。自分の予想を実験を通して結果を得る、ということは楽しいことです。バーチャルではない、本物の体験。これこそ、子供たちの学びを広げ深めていきます。

 小学生でも、電気が通る液体の実験はやるのですが、「なぜ、電気を通る液体と通さない液体があるのか」という発展した謎に迫るのが、中学生。そのうち、「電解質」という言葉を学ぶことになります。学問は繋がり、そしてより高次へと発展していくのでした。

 だから、面白い!

 一人一人が役割を分担し、楽しそうにやっていたことが何より素晴らしい姿でした。

より良い生き方を求めて ~道徳・3年生~

 3年生は「好きな仕事か、安定か」という、大人でも深く考える題材について、真剣に考えていました。

 話題は、自分の生き方に悩む大学生の投書と、それに答える異なった考えの4人の助言者の回答からなっています。

 3年生は、否が応でも将来のことを考える頃となります。高校を含め、進路選択は将来の職業選択に少なからず繋がっていきます。自立した大人として収入を得、親から独立し、また家庭を築いていくには、働くことが必要となります。そんな時、「自分はどうあるべきか」。その仕事が好きではない、あるいはほかにしたいことがあったけど、生活していくために今ある職業を全うすべきか。大好きで自分が夢見てきた職業だけど、休む暇がない、或いは収入がかなり低く生活が苦しい。

 この悩みに対して助言する、4人の回答はそれぞれ違っています。「心のままに」と勧める人、「まずは社会に出てみて」と現実路線を示す人、「何度でもやり直しがきく」と励ます人、「自分自身もそうだ」と投稿者の悩みに共感する人。人によって大切だ、と思うことが異なる、これを価値観と言います。自分なりの価値観をもつには、様々な経験を積み重ねることが大切です。3年生たちは様々な価値観に触れ、大いに悩んでいました。また、仲間の意見を聞くことで、共感したり自分の考えが変わっていったりもします。

 

 答えは一つではない、そして人として葛藤する、道徳授業の素晴らしさです。

より良い生き方を求めて ~道徳・2年生~

 2年生の道徳では、「監視カメラ」のある社会について、考えていました。

 監視カメラは、犯罪防止や犯人を特定するために役に立ちますが、いつも生活を誰かに監視されているという不安があったり、カメラで見張っていないと悪いことをする人たちと思われているようで不信感をもったりもします。

 2年生たちは、その賛否について自分たちの考えを基に議論を始めました。監視カメラをきっかけとして、自分たちの生活はどうあるべきかに次第に迫っていきます。これが、「考え、議論する」道徳授業です。

より良い生き方を求めて ~道徳・1年生~

 各学年の道徳授業をのぞいてみました。

 1年生は、学級目標を決めていくにあたり、まず自分がどうあるべきか、集団としてどうあるべきかについて、個々に真剣に考えることからスタートしています。自主自立、そして誰もが笑顔で生活し、皆で向上していくために、自分の願いをしっかりと結んでいるようです。

 道徳授業は、担任だけが行うものではありません。学年スタッフが総がかりで、個々の生徒たちの考えに耳を傾け、助言をしていました。みんなが「チーム1学年」の一員です。

デジタル教科書の活用 ~1年生~

 1年生の数学の時間をのぞいてみました。

 教科担任は、アイパッドを使い大画面のモニターに映しながら授業を進めていました。デジタル教科書を活用しているようです。紙の教科書が悪いわけではないのですが、教科書を見ると顔が下を向いてしまい、教師の指示が通りづらくなります。モニターに映していることで、皆が顔御あげて見て考えることが出来ます。その時、何がいいかというと、「子どもの表情から理解度をくみ取ることが出来る」ことです。

「なるほど!」「うんうん、わかった!」という表情

「いったい何のことだ?」といった疑問の表情

が見て取れます。わからない表情が多い時は、伝え方を変えたり、もう一度繰り返したり、ということが出来るわけです。人間は耳から受ける情報より、目で見る情報の方がより確実に情報を受け取ることが出来ると言います。学校でも、「可視化」を図り、子供たちにわかる授業を進めています。楽しみながら、そしてわかる、これが学力向上の正しき道です。

挑む!3年生 ~令和4年度全国学力・学習状況調査~

 今日は、令和4年度全国学力・学習状況調査が実施されています。

 本校の3年生も、今までの学習の成果を発揮すべく、問題に挑んでいます。この調査では、学力のみならず、どんな生活をしているかも調査され、学力との相関が図られています。

 得られた知見として

・ 読書量が多い

・ 挨拶をしっかりとする

・ 規則正しい生活をしている

・ 新聞を読んでいる

・ 仲間と協力する

・ 辛抱強い(忍耐力がある)

生徒ほど、テストの点数が高いという結果が得られています。なかなか数値化できない生活ですが、このようにテストとの相関を図ると、望ましい生活の仕方=生き方が見えてきます。とても差が出る項目の一つとして「あきらめないこと」があり、この項目が高いほど、結果が良いと言います。

 どんなことにも「あきらめない」という心の強さが大切だということが分かります。お判りでしょうか?学力は、学習だけで作られるものではないということが。この「あきらめない」という態度こそ、家庭・地域・学校のあらゆる場面で、培いたい力です。では、どうしたらその態度は身に付くのでしょう。

 

 私は、「励ますこと」だと思っています。もうダメだ、無理だ、自分には合わない、やめてしまおう、という時に「もう少しやってみたら?」「偉いね、凄いね」「大丈夫だよ」「一息ついて、もう一度やってごらん」という温かい声掛けが、「あきらめない」という強い心につながっていきます。

 みんなで、子供たちにプラスの声掛けをしていきましょう!がんばれ!3年生たち。

自主運営の朝学活 ~1年生~

 中学校生活3週間目に入った1年生の朝の様子をのぞいてみました。

 朝読書の後には朝学活があり、一日の予定を確認したり、皆に必要な連絡をしたりします。1年生たちはもうすでに中学生らしく、自分たちで自主的な運営をしていました。日直が司会・進行をするのですが、最後に今日一日のみんなの目標を離してくれました。もちろん、台本や紙を見たりすることなくです。

 これは、小学校時代にしっかりと見る・聞く・話す、考えるの基本的な力を培って下さったことが大きいと思います。小中が連携して、逞しい人間力を育んでいく、その確かなバトンリレーを感じ、嬉しく思いました。

 

6つの専門委員会、始動!

 1年生を交えた最初の専門委員会が行われました。

 今年の計画づくりや、1年生を入れての当番割振り等、たくさんの話し合いが行われました。これで、「より良い西山中学校」を目指しての、それぞれの役割が決まりました。

 草花も西山中生徒も生き生きと、誰もが快適に健康に、読書をすることで国境をも超えた新たな出会い素敵な生き方との出会いを求めて、集団としての規律を守り節度ある礼儀正しい集団を目指し、食についてもしっかりと考え様々な生き物への感謝や自然への畏敬の念を深め、皆にとって快適な情報伝達や広報活動に努め、そして様々な体験活動をみんなの手で成功させて、忘れえぬ眩しく輝く中学校時代を築いていってくれることを願っています。

学びの故郷、学級 ~3年生~

 花冷えの寒い一日でしたが、3年生は元気です。

 体育館から、3年生たちの声が聞こえてきました。保健体育も教科ガイダンスを兼ねたオリエンテーションでしょうか、2グループに分かれて大縄跳び競争をやっていました。大縄跳びは「回し手」と「飛び手」の域を合わせるのが大変です。数を多くするには、当然回し手がいかにたくさん速く回すかにかかってきますが、その分飛ぶことが難しくなります。回し手のリズムを信頼して、恐れることなく回転する縄に入っていく勇気が飛び手には必要です。

 3年生は、男女関係なく、列が途切れることなく飛んでいきます。運動量も相当に上がっていて、回し手も必死でした。途切れず飛んでいく様子を見て、そのコツは一人一人が声を掛け合っているからだろう、と予想します。仲間を思う優しさ、一つの目標にみんなで向かおうとする姿の表れに、見ていて元気をもらいました。みんなが安心して何でも言い合い協力できる学級は、きっと力が付くはずですね。

 

教科開き ~数学~

 1年生の数学をのぞいてみました。

 正負の数の学習に入るところのようです。「マイナス」の数字の概念について、説明をしているところでした。おやっと思って黒板を見ててみたら、ゴルフのコース図が描かれていました。なるほど!ゴルフはよく「トップは-11の松山英樹選手!」といった数字の使い方をします。バーディとかイーグルとか、子どもたちもゴルフは詳しくないながら、興味をもって話を聞いていました。

 子どもたちの興味関心を引き出す、上手なたとえ話。難しいことを誰もが分かるように落とし込んでいくことは、正に教師の技であると感じました。

 

教科開き ~英語~

 各学年、通常通りの日程となり、今年度最初の各教科の学習がスタートします。

 学びにとって一番大切なのは「その教科を学ぶことによってどんな力が付くのか、自分がどのように成長できるのか」を理解することです。最初にそのことがわかっていると、子どもたちの学ぶ意欲が変わってきます。

 こういった授業開きを各教科のガイダンスと言います。教科担任制の中学校ではとても大事なことです。

 授業者は、英語で身に付けてほしい力について、子供たちにに問いかけていました。答えの一つは「コミュニケーション力」。英語は、英語圏の人たちと意思を疎通するためのツール(道具)に過ぎない。読む・書く・話すはコミュニケーションの手段だということです。また、その力を育てていくために、誰とでも分け隔てなく会話し対話することの大切さについても話していました。

 さあ、道具として英語を使いこなせ、西山中生徒たち!

 

生徒会オリエンテーション2

 生徒会の委員会活動の紹介の後には、部活動紹介が行われました。

 1年生たちは、どの部活動に入ろうか、興味津々で聴いていました。最後に、団長が力のこもった熱いエールを一年生たちに向けて行ってくれました。先輩たちは、1年生の良き見本となるよう、1年生たちは先輩たちの良さを学び、早く先輩たちのような元気な挨拶やしっかりとして行動ができるように、それぞれ頑張ってほしいものです。

※ 少数の活動については、個人が特定されますので、個人情報保護の観点から写真の紹介は控えさせていただきます。ご了承ください。

生徒会オリエンテーション1

 昨日、1年生に向けて、生徒会オリエンテーションが開かれました。

 中学校生活が小学校と比べて大きく変わるのは、生徒会により、自分たちの生活がより良くなるように、一人一人が役割を担って学校生活を自主運営していくことがあげられます。生徒会本部役員がまず最初に西山中学校生徒の課題を挙げ、今年目指すべき姿を示してくれました。

 課題として、「個々の意識の差」があげられていました。一人一人の取組に差があるということでしょう。人それぞれ表現の仕方に差が出てしまうのかもしれませんが、「西山中をより良くしたい、皆が安心して楽しく過ごせる場所にしたい、思い出深い一年にしたい」という想いは、同じであってほしいものです。同じ想いを持ちながら、その人の良さを生かして、一人一人が役割を担い、自分の力を発揮してくれることを願います。

令和4年度 身体測定

 今日は、身体測定です。

 思春期の中学生は、3年間で体も大きく成長します。身長を測ってもらって、自分の身長の伸びを嬉しそうに確認している生徒がいました。

 視力測定もありました。視力が下がっている生徒が少なからずいたようです。昔は、「暗いところで本を読むな」と、言ったったものですが、今は、目にとって受難の時代。テレビ、PCモニター、スマートフォンなど、自ら発光するものを長時間凝視していては、目に良いことはありません。受け取る刺激が強すぎるからです。むしろ、教科書やノート、文庫本等の紙は目に優しいものと言えます。一日が終わる、家庭での学習については、目に優しいものを活用し、穏やかな眠りに入れるように、生活を創っていくことが大切です。発光するものを観るときには、しっかりとその時間を管理する必要がある、ということを、御家庭でも話題にしてくださるよう、お願いいたします。

自転車教室 ~1年生~

 自転車通学者のみならず、中学生の「足」として活躍する自転車。しかし、乗り方を間違えたり、ルールを守らなかったりすると、命を失うことにつながります。自分の身を守り、安全に自転車に乗れるよう、自転車教室を開きました。

 指導者として西山駐在所をはじめ、3名の警察官の方々に来ていただき、御指導いただきました。横断歩道や踏切、路肩の狭いところ等、1年生の運転の仕方、一時停止の仕方等見ていただきました。御家庭でも、御自宅周辺の危険な個所について、もう一度注意確認をお願いいたします。

 

各学年の様子 ~3年生~

 3年生も、学級目標の作成に取り掛かっていました。

 一人一人が知恵を絞り、各グループごとに話し合い、ホワイトボードを活用し、その意味や願いを発表していました。黒板には「卒業」、そして「悔いがない」といった文字が並び、三年生が中学校生活の総まとめに向けて、並々ならぬ決意を持って臨んでいることが伝わってきました。

 流石、最高学年、学校のリーダーたち!君たちが全校生徒を引っ張り、高く遠く躍動し、一生胸に残るような大きな感動を創り出してください。

各学年の様子 ~2年生~

 2年生たちは、学級目標づくりに取り掛かりました。

 昨年までの生活を振り返り、進級した自分たちの次なるステージを想像し展望し、さらに成長できるよう、目標設定について一人ひとりが考えていました。

 流石、と感心したのは、タブレットで検索して調べていたこと。自分の思いを表現するキーワードを探していたようです。完成が、楽しみですね。

各学年の様子 ~1年生~

 新しい学級学年での学級活動が行われています。

 1年生は、「学級」がリーダー中心にみんなの力でより良い生活のために運営されていく、という集団や個人の役割について話し合っていました。中学校生活では、先生方は全体的な枠組みを安定的にサポートしていきますが、学級の主人公は生徒たち一人一人。みんなの力でより良い生活を創り出せるよう支援していきます。みんなを引っ張る人、そして、そのリーダーを支えていく人の両者があって、協力的で親和的な学級が運営されてい行きます。自立・自律への第一歩が始まりました!

学校生活ガイダンス

 本日1限は、全校生徒で西山中学校の生活について確認をする、「学校生活ガイダンス」を開催しました。

 学習について、中学校生活について、給食について、保健室の利用の仕方について、それぞれ担当から説明がありました。学習は何のために行うのか、またどう行っていくのか、生活については、西山中学校生徒ととしてのあるべき姿について、具体的に話がありました。挨拶の仕方について2,3年生が見本となって模範し、1年生に教えてくれました。素晴らしい態度でした。

 生活についてでは、ハインリッヒの法則を活用し、「良さを増やしていく、基盤構造」の説明があり、一人一人のプラスの心がけで、皆の行動が変わり始め、全体として大きな成長がある、と生徒指導主事から説明があり、生徒たちは、皆で聞き入っていました。

 春先に、生活の仕方やルールをみんなで確認し、また全校生徒の思いを一つとする、とても良い会でした。

お祝い 令和4年度 入学式挙行しました!

 始業式で息を吹き返した学校に、午後は30名の新しい仲間たち、1年生が入学してきました。

 晴天に恵まれた暖かな日差しの下、緊張した面持ちで玄関をくぐった1年生たち。在校生に温かく迎えられ、素晴らしい入学式ができたことを喜んでいます。

 1年生代表生徒の言葉に「~中略~私はこれまで家族や学校の先生方の決めた道を進んできました。しかし、これからは自分の進む道は自分で決めなければいけません。道を間違えないためにも、中学校生活で正しい知識と思考力を身に付けられるように頑張ります。」という、決意がありました。

 なんと頼もしい1年生かと、大変驚きました。

 素晴らしい令和4年度になりそうです。教職員も子どもたちと一丸となって頑張ります。保護者、地域の皆様の学校教育への深い御理解と更なる御支援をよろしくお願いいたします。

令和4年度が始まりました!~新任式・始業式~

 本日4月7日、待ちに待った令和4年度が始まりました。静まり返っていた学校に、子どもたちの元気な姿が戻り、学校が息を吹き返したかのようです。やはり、学校は子どもたちの生き生きした姿あってこそです。

 始業式では、校長がパワーポイントで画面を示しながら、全校生徒が目指すべき姿を2,3年生に語り掛けました。

 1つ目は、成長のために、というお話です。「新年度、皆が新たな気持ちで成長しようと希望をもって学校に来ている。さて、成長するためにはどうすればいいのか?」「みんなの挑戦が始まる。できるようになるまで、失敗が続くだろう。この失敗こそが大切。成功という文字は多くの失敗の集まりである。どんどん失敗し、振り返り、また挑戦して欲しい。教室は、間違うところだ。間違った人を失笑することは絶対にしてはいけない。人の失敗からも自分が学び、応援できる人になろう。」

 2つ目は、成長を目指すときに必要なこと、というお話。「ただ頑張っても、ダメ。ただ失敗を繰り返してもダメ。そもそも、何のために努力するのか。それがないと、努力は始まらない。目標を設定することが大切だ。それをするのがこの春、新年度の始まりにすべきことだ。大谷選手を例にするまでもないが、彼が高校生になって、本気になった時にやったことが、目標設定とそのためにすべきことを図にした、大谷曼荼羅。皆さんもまず、目標を設定しよう。」

 3つ目は、人それぞれの良さを見つけよう、というお話。「学校は、人が集い、お互い学び合い高め合うところ。ネガティブ(消極的、マイナス)な考え方や発言をしていると、高まらないし楽しくない集団になる。マイナスに目を向けるのではなく、どの人にもある良さに目を向けよう。仲間の良さを見つけ、声に出して伝えあってほしい。その人はまず、笑顔になる。そして、元気が出る。自信が付く。そして、さらに高めようと挑戦していくことになる。みんなの笑顔を増やす、良さを見つけること。みんなで、良さを見つけ、良さを伸ばしていってほしい。これが、令和4年度の西山中学校の基本的なものの『見方・考え方』として、皆で実践して欲しい。」

 代表生徒から、今年度の抱負発表がありました。前を観てしっかりと大きな声で述べる素晴らしい姿がありました。

 西山中学校の素晴らしいスタートです!