学校だより
1月28日(火) 低学年「そり遊び」
1,2年生が高柳ガルルスキー場でそり遊びを楽しみました。大洲小学校のある海沿いは雨が降っていましたが、スキー場のある高柳は曇り空で雨もあまり落ちてきませんでした。そり遊び場は誰もおらず貸し切り状態。子どもたちは一人一台のそりを手に持ち、颯爽と坂の上から勢いよく何度も何度も滑り降りました。そりの滑りがとてもよく、50m以上も滑り続ける子どももいました。みんないい表情で冬の雪遊びを楽しんでいました。
学習指導要領でもそり遊びは「自然とのかかわりが深い雪遊び」として推奨されています。雪国の特色を活かした学校活動としてこれからも続けていきます。
1月20日~24日 全国学校給食週間
学校給食は明治22年に山形県鶴岡市の忠愛小学校でお弁当を持ってくることができない児童に弁当が支給されたのが始まりとされています。その後、太平洋戦争後に栄養失調の子供を救おうとユニセフが中心となり昭和22年1月に全国300万人の子供に給食が開始されました。
例年、この期間の給食はいろいろな趣向を凝らした献立が提供されるのですが、今年は市内の栄養教諭の皆さんのアイデアで、「食べて学ぼう!日本の万博」をテーマに、これまでの日本の万国博覧会(万博)の開催地の郷土料理や食文化にちなんだ献立が提供されました。
「大阪EXPO70(大阪)」「沖縄海洋博(沖縄)」「つくば科学万博(茨城)」「愛・地球博(愛知)」「大阪・関西万博(大阪)」にちなんだ献立が毎日、出されました。どの給食も地域の特色や食材が随所に見られ、とても工夫されていました。子どもたちにも分かるように、児童玄関前に献立やその解説が掲示され、毎朝、子どもたちの熱い視線を集めています。肉すい、サーターアンダギー、そぼろ納豆、田楽みそなど各地の名物料理をいただきました。どれもこれもとてもおいしかったです。
1月14日~17日 Go To さくらホーム
大洲小学校内に地域の高齢者の方が利用するコミュニティデイホーム「さくらホーム大洲」があります。今週は「Go To さくらホーム」と銘打ち、15分休みに縦割り班の子供たちが通所されている皆さんと交流を深めました。さくらホームではあやとりや坊主めくり、ジェンガなど一緒に楽しめる遊びをみんなで楽しみました。大洲小学校の卒業生の方もおり、昔の学校の様子を聞いた子どもたちは不思議な表情を浮かべながらも興味津々な様子でした。
少子化が進む中、大洲小学校も児童数が年々減少し空き教室も増えています。その教室を有効活用しようと、校内にさくらホームや児童クラブが設置されました。このような特殊な環境を生かし、普通の学校では味わえないような活動ができるところが大洲小学校の強みです。
1月10日 高学年「柏崎陣屋を学ぶ」
伊藤学 大洲コミュニティセンター長を講師に5,6年生が地区の史跡「柏崎陣屋(旧柏崎県庁跡)」いついて学びました。陣屋の造りや当時の役割、陣屋があることによって得られた利点などを、当時の記録である「柏崎日記」から紐解き、分かりやすく説明をしていただきました。
陣屋とは江戸時代、一国一城令の中で城の代わりを果たしていた諸藩の役所兼住居で、戦いの仕様はなく、役所に特化した建物です。柏崎陣屋は高田藩の松平氏が白河(福島)、桑名(三重)と移封される中で飛び地として治めていた柏崎、刈羽、三島、魚沼、蒲原、岩船地域の越後領を支配する総支配所として1742年に大久保の高台に築造されました。陣屋がこの地域にあったおかげで柏崎の地に知識や文化が根付いたと言われています。柏崎日記には当時の暮らしや食生活の様子が生き生きと書かれています。大洲コミュニティセンターでは日記に書かれていた献立を「陣屋弁当」として再現する活動もしているそうで、10年前にも伊藤様の協力を得て当時の大洲小5年生が再現したという記録も残っています。150年以上も前に食べられていた弁当をぜひ味わってみたいものですね。
1月9日 校内書き初め大会
2.3時間目に全校で書き初め大会を行いました。低学年は硬筆、3年生以上は毛筆の課題に取り組みました。これまで12月から冬休みにかけて練習を重ねてきました。張り詰めた緊張感と静寂の中、お手本を見ながら集中して文字を書く子どもたち。真剣に課題に向かう姿によい作品に仕上げるぞという気持ちがみなぎっていました。
書き上げた力作は1月16日(木)~23日(木)まで各教室廊下に展示します。ぜひ、鑑賞にお越しください。
1月9日 新年の挨拶
令和7年がスタートしました。昨年末より冬型の気圧配置が続き、寒い中での年明けとなりましたがそれほどの降雪はなく、安心して新年を迎えることができたかと思います。
学校では今年度のまとめの3か月となります。新年を迎える集会では巳年にちなみ、蛇が脱皮を繰り返して成長することから新しい自分になるチャンスであることを伝えるとともに、残り3か月の目標を明確にして一日一日を大事に過ごすよう話しました。
今年も子どもたちと一緒に思いやりのある明るい大洲小学校を作っていきます。保護者の皆様、地域の皆様の変わらぬご協力をお願いします。 大洲小学校長 古川康成
12月19日 5年生 育てた土垂芋で「おいな汁」を作りました
5年生が6月に苗を植えて育てた土垂芋(どだれいも)を先月収穫しました。本日、その土垂芋を使って「おいな汁」を作りました。土垂芋は独特な粘りを持つ南鯖石産の里芋、「おいな汁」は同じく南鯖石地域の郷土料理です。人参、ごぼう、長ねぎ、油揚げ、こんにゃくと一緒に入れて煮込み、しょうゆで味付けをします。調理では大洲コミュニティセンターの6人のベテラン料理ボランティアの皆さんが応援にかけつけ、子どもたちと一緒においな汁を作りました。芋や人参、ごぼうの皮をむいたり、長ねぎや油揚げを切ったりとみんなで協力して調理しました。班ごとに特徴のあるおいな汁が出来上がり、みんなでおいしくいただきました。土垂芋は普通の里芋より少し大ぶりで、ぬめり感よりもホクホク感のある里芋です。1本の苗からでもかなりの量の芋が採れます。市内の地場産野菜を販売しているお店にあるそうなのでぜひ食べてみてください。
12月12日 1,2年生 手作りおもちゃで遊ぼう「スマイルランドへようこそ」
2年生が国語や図工、生活の学びを生かし、手作りの楽しいおもちゃを作りました。昨年は自分たちが2年生から遊びに招待されたので、今年は1年生を招待することにしました。おもちゃ遊びの場を「スマイルランド」と名付け、計画から運営までじっくり時間をかけて準備しました。
1年生にうまく説明するには分かりやすい文章を考えなければなりません。2年生は遊び方や注意点など、1年生にも分かるように説明を考えました。当日は、1年生がいろいろなおもちゃで遊び、2年生がやさしくサポートしました。1年生もとっても楽しかったようで全員が感想を2年生に伝えることができました。やさしさのバトンが今年も受け継がれていきました。
12月10日 お話サークル「ありす」冬の公演会
第2回目のお話サークル「ありす」さんによる公演会が昼休みに行われました。ありすさんは元大洲小学校PTAによる読書ボランティアグループです7月の第1回目の公演は冷房の効いた広い教室が会場でしたが、冬は暖房の効いた多目的室で会場です。全校児童が一同に集まり、お話を聞きました。
会場に入ると真っ暗な部屋の中に人形劇と影絵のステージ。夏とは雰囲気が違います。最初の公演はたくさんの不思議な生き物「いんぐりもんぐり」が音楽に合わせて歌い、踊る人形劇?でした。「いんぐりもんぐり」が所狭しと動き回り、子どもたちからも大歓声です。次はペープサート人形劇。二匹の子豚がたくさんのおいしそうなケーキを前にあれも食べたい、これも食べたいと楽しそうに悩むお話です。最後は斎藤隆介さん作の「花さき山」の影絵です。影絵が本当に素晴らしく、暗闇に色鮮やかな花が浮かび上がり幻想的な世界を作り出していました。これらの作品はすべて、以前、大洲小学校のPTAルームに集まりみんなで手作りしたそうです。ぜひ写真からその素晴らしさを想像してください。
12月2日 1年生 「昔遊び体験」
1年生が大洲コミセンや地域の方々と昔遊びを楽しみました。紙でっぽう、竹うま、おまめとり、お手玉、おはじき、めんこ、あやとり、どんぐりごまなど、全部で9つの遊びを準備してくださり、やったことのない遊びを体験しました。「こうやるんだよ」「上手、上手」地域の方の優しさに包まれて、あっという間に時間がたちました。身近な物や用具を器用に遊び道具に作り変えて遊びを楽しむ祖父母世代の知恵の豊かさに感嘆するばかりです。