学校の様子

2022年3月の記事一覧

全校 6年生ありがとうの会

3月10日(木)に「6年生ありがとうの会」が行われました。

例年「6年生を送る会」として行っていましたが、今年度はコロナ禍ということで、やむなく中止を決断した行事でした。しかし、計画を進めていた5年生が「中止ではなく、できることだけでも、6年生のためにやりたい」という思いで、密かに準備を進めてくれていた行事でした。

前日、5年生は6年生教室に赴き「明日、体育館で『ありがとうの会』をするので、6年生のみなさん来てください!」と伝えに行きました。その話を聞き、驚いた6年生でしたが、とっても嬉しそうな表情を見せていました。

会のスタートは、久々に全校が集まった体育館から、拍手で迎えられての入場でした。その後、小学校の体操着が描かれた素敵なキーホルダーのプレゼントをもらったり、くす玉から飛び出した一人一人へのメッセージカードを受け取ったりしました。

下級生からのサプライズに、6年生はできる限り応えようと、替え歌で感謝の気持ちを伝えました。また、各学級へのプレゼントとして手作りマグネットを渡しました。

 

まん延防止等重点措置の影響で行動が制限され、1月以降、異学年が関わることがほとんどありませんでした。しかし、6年生は、全校から「ありがとう」と言葉をかけてもらったり、メッセージを受け取ったりしたことで、今年度、下級生と一緒にがんばった素敵な思い出を、心にしっかりと刻むことができました。

 

第4学年 いのちの授業 助産師さんのお話

ゆいく助産院の石黒直美様をゲストティーチャーとして、「いのちの教室」を行いました。年明けから福王寺養護教諭といっしょに「思春期に向けた心と体の発達」についての学習を進め てきましたが、そのまとめとなるような活動内容でした。

 石黒様からは、『大事なこと』として「成長はひとりひとり違う。自分のリズムを大切にしよう」、「お互いの違いを認め合おう」、「スマホやゲームなどのメディアについて、家族とルールを決めよう」、「毎日の生活を大切にしよう(食事、運動、睡眠)」、「困ったこと、不安なことは相談しよう」、「(水着で隠している体の)『プライベートゾーン』を守ろう」の6点について、分かりやすく教えていただきました。 自分や家族、仲間を尊重する大切さ、そして「将来、我が子を愛しみ育てる素地につながれば」と思っています。

ドキドキしながら、でも楽しく仲間とかかわりながら人形を抱っこする穏やかな表情は、「小さいお母さん、お父さん」のようでした。

第1・2学年 校外学習「そり遊び」

3月4日(金)、最高の天気の中、1・2年生がいっしょに待ちに待ったそり遊びに行ってきました。ガルルのスキー場は、まだ雪がたくさんあり、「そり遊び」だけでなく「雪上おにごっこ」や「的当て」、「雪積み」もグループに分かれて楽しむことができて、笑顔いっぱいの校外学習になりました。

そりはスリル満点で、夢中になって滑っていました。

第3学年 校外学習 綾子舞会館

3月1日(火)に、校外学習で「綾子舞会館」に行ってきました。綾子舞に関する展示物や映像を見せていただいたあと、実際に舞を教えていただき、たくさんの楽器にも触らせていただきました。

 まず、遠藤さんから綾子舞について詳しく教えていただきました。子ども達の振り返りを見ると、「500年前から今でも綾子舞が受け継がれてきており、今では下野と高原田の2つの座元で伝承している」「綾子舞は、小歌踊・囃子舞・狂言の3種類で構成されており、演目は全部で約66演目ある」などについての感想が多く、驚きが大きかったようです。

次に、大野さんから舞と楽器の体験をさせていただきました。舞では、「腰を落として摺り足」を意識し、実際に扇を持ちながら踊りました。大野さんの動きを真似て、みんな上手に踊っていました。楽器の体験では、普段触れることのできないたくさんの楽器を体験させていただきました。音楽の授業では、「お祭りの音楽」について学習していたので、楽器の名前や音の特徴をスラスラとメモしていて素晴らしかったです。

踊りの動画はこちら⇒ ayakomai.mp4

第4~6学年 委員会引継ぎ式

3月1日(火)に遠隔方式(Zoom)で、委員会引き継ぎ式を行いました。

 一年間、6年生は委員会として学校のために働いたことや次年度への要望などを、カメラを通じて、下級生に伝えました。新しく委員長になる5年生は、6年生の言葉を聞いて、最高学年として学校のためにはたらく決意を述べていました。4年生は、高学年になるという気持ちを高めていました。

3月は引き継ぐことがあったり、6年生は中学校への準備があったりと、大きな環境の変化を準備する月です。新年度を迎え、全校がよりよいスタートを切るために、大切な期間です。