各たより

2020年10月の記事一覧

メディアが与える心と体の影響

中学校区学校保健委員会より

 10月30日(金)、西山中学校区三校合同の学校保健委員会を実施しました。この行事のねらいは「望ましい生活習慣形成のための知識を得るとともに、自分の生活にどう生かすかを考えること」と「学校、家庭、地域が一体となって児童生徒の健康について考え、今後の保健活動を推進すること」です。
 講師は昨年度に引き続き、上越教育大学の清水雅之教授にお願いをしました。演題は「メディアが与える心と体の影響」でした。今年はコロナ禍ということで、一同に会さず、Web会議ツールのZoomを活用し、講師は上越市から、生徒・保護者は西山中学校・二田小学校・内郷小学校のそれぞれの会場で参加の形式で実施しました。



 前半の講演では、事前アンケートの結果から見た三校児童生徒のメディア利用の現状やゲームなどのメディア依存からくる危険性についてのお話がありました。
 後半は、三校の児童生徒が小グループでメディアとのかかわりにおいてのK(キープ)P(プロブレム)T(トライ)について話し合いました。どのグループも真剣な表情で意見交換していました。



 話し合い後に、清水教授から「現在ゲームなどのメディアに費やしている膨大な時間を、自分を高める時間に変えていこう」とお話がありました。ぜひ、心がけてもらいたいものです。
 また、保護者の方々からも御参加いただき、話し合いをしていただきました。御参加いただきました保護者の皆様、誠にありがとうございました。

「面接」で大事なことは?

3年生キャリア教育講演会より

 10月27日(火)、3年生が「キャリア教育講演会」を実施しました。講師に(有)プロス代表取締役社長の土田衛様をお迎えし、演題「一生のタカラになる!面接必勝&ラクラクPR法」をテーマに講演を聞きました。
 講演では、ユーモアを交えながら、「企業が求める人材はコミュニケーション能力の高い人であること」や「面接では、礼儀正しく、頑張ったこと・得意なことを自分の言葉でしっかりと言えることが大切であること」などの話を聴くことができました。
 生徒は真剣な表情で話に聴き入っていました。お忙しい中、御講演いただきました土田様、素晴らしいお話をありがとうございました。

令和2年度合唱祭が行われました

届け!私たちの想い

 10月24日(土)、「令和2年度西山中学校合唱祭」が行われました。今年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、例年実施していたPTA合唱や外部の方々による芸能の鑑賞等は行わず、生徒の合唱発表と吹奏楽部の発表のみの縮小版で実施しました。会場も今年度から学校の体育館での開催となりました。

全校合唱「いのちの歌」

 

 各学年、全校曲「いのちの歌」とクラス曲(1年生「マイバラード」、2年生「涙をこえて」、3年生「この地球のどこかで」)の2曲ずつを、心を込めて熱唱しました。全校合唱では「いのちの歌」を心を一つにして合唱しました。

3年生の合唱

 第2部では吹奏楽部が「創聖のアクエリオン」と「宿命」の演奏を披露してくれました。練習時間の少ない中でしたが、迫力あるメロディーが体育館に響き、感動の余韻と共に幕を閉じました。
 コロナ禍の中で、無事に合唱祭を実施できたことをまずもって喜びたいと思います。お忙しい中、そして足もとの悪い中、会場に足をお運びいただきました約180名の来賓・地域・保護者の皆様、誠にありがとうございました。

 

上越地区駅伝大会で西山中男子が12位

 10月14日(水)、上越地区駅伝競走大会がさわやかな秋晴れの下、妙高市の新井総合公園陸上競技場周辺コースにて行われました。西山中からは男子チームが参加し、結果は12位でした(29チーム中)。


 県駅伝大会への切符は11位まででしたので、大変惜しい結果でした(11位までは5秒差)。しかし、強豪校に交じり、一人一人が自分の持てる力を十分に発揮することができた大変素晴らしい駅伝でした。


 約1か月半に渡り取り組んできた「西山中特設駅伝部」はこの日をもって一旦解散となりますが、今大会の悔しさを来年のチームにぜひ引き継いでほしいと思います。駅伝部の選手の皆さん、これまでの活動大変お疲れ様でした。そして、現地妙高市まで応援にかけつけていただきました保護者の皆様、誠にありがとうございました。

第2回避難訓練・防災教室が行われました

 10月15日(木)、第2回避難訓練・防災教室が行われました。今回は12名の防災士の皆様をお迎えし、実施しました。
 前半の避難訓練は、「5限に震度5強の地震発生、校内放送機器が故障している状況」での訓練でしたが、生徒は落ち着いて避難することができました。


 後半は防災学習として、防災士の皆様による「クロスロードゲーム」を行いました。この活動は災害の時のとっさの判断をYesかNoで選択し、その理由をグループの仲間と語り合うゲームです。
 (クロスロードゲームの例題)
地震による津波が最短10分でやってくる。今、地震が発生した。早速避難を始めるが、近所の一人暮らしのおばあさんが気になる。まず、おばあさんを見に行く? Yes:見に行く No:見に行かない



 どのグループも防災士の方々に協力していただきながら、3年生のリーダーが中心となって楽しそうにゲームを進めていました。また、最後の感想発表では、どの生徒も「この活動で学んだことを家庭で話題にして備えたい」と話していました。災害はいつ起こるか分かりません。いつどこで災害に遭遇しても、安全な行動がとれるように、防災について折に触れて家庭で話題にしてほしいと思います。
 お忙しい中、御来校いただきました防災士の皆様、誠にありがとうございました。