学校だより

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1月9日 校内書き初め大会

2.3時間目に全校で書き初め大会を行いました。低学年は硬筆、3年生以上は毛筆の課題に取り組みました。これまで12月から冬休みにかけて練習を重ねてきました。張り詰めた緊張感と静寂の中、お手本を見ながら集中して文字を書く子どもたち。真剣に課題に向かう姿によい作品に仕上げるぞという気持ちがみなぎっていました。

書き上げた力作は1月16日(木)~23日(木)まで各教室廊下に展示します。ぜひ、鑑賞にお越しください。

 

1月9日 新年の挨拶

令和7年がスタートしました。昨年末より冬型の気圧配置が続き、寒い中での年明けとなりましたがそれほどの降雪はなく、安心して新年を迎えることができたかと思います。

学校では今年度のまとめの3か月となります。新年を迎える集会では巳年にちなみ、蛇が脱皮を繰り返して成長することから新しい自分になるチャンスであることを伝えるとともに、残り3か月の目標を明確にして一日一日を大事に過ごすよう話しました。

今年も子どもたちと一緒に思いやりのある明るい大洲小学校を作っていきます。保護者の皆様、地域の皆様の変わらぬご協力をお願いします。         大洲小学校長 古川康成

12月19日 5年生 育てた土垂芋で「おいな汁」を作りました

5年生が6月に苗を植えて育てた土垂芋(どだれいも)を先月収穫しました。本日、その土垂芋を使って「おいな汁」を作りました。土垂芋は独特な粘りを持つ南鯖石産の里芋、「おいな汁」は同じく南鯖石地域の郷土料理です。人参、ごぼう、長ねぎ、油揚げ、こんにゃくと一緒に入れて煮込み、しょうゆで味付けをします。調理では大洲コミュニティセンターの6人のベテラン料理ボランティアの皆さんが応援にかけつけ、子どもたちと一緒においな汁を作りました。芋や人参、ごぼうの皮をむいたり、長ねぎや油揚げを切ったりとみんなで協力して調理しました。班ごとに特徴のあるおいな汁が出来上がり、みんなでおいしくいただきました。土垂芋は普通の里芋より少し大ぶりで、ぬめり感よりもホクホク感のある里芋です。1本の苗からでもかなりの量の芋が採れます。市内の地場産野菜を販売しているお店にあるそうなのでぜひ食べてみてください。

12月12日 1,2年生 手作りおもちゃで遊ぼう「スマイルランドへようこそ」

2年生が国語や図工、生活の学びを生かし、手作りの楽しいおもちゃを作りました。昨年は自分たちが2年生から遊びに招待されたので、今年は1年生を招待することにしました。おもちゃ遊びの場を「スマイルランド」と名付け、計画から運営までじっくり時間をかけて準備しました。

1年生にうまく説明するには分かりやすい文章を考えなければなりません。2年生は遊び方や注意点など、1年生にも分かるように説明を考えました。当日は、1年生がいろいろなおもちゃで遊び、2年生がやさしくサポートしました。1年生もとっても楽しかったようで全員が感想を2年生に伝えることができました。やさしさのバトンが今年も受け継がれていきました。

12月10日 お話サークル「ありす」冬の公演会

第2回目のお話サークル「ありす」さんによる公演会が昼休みに行われました。ありすさんは元大洲小学校PTAによる読書ボランティアグループです7月の第1回目の公演は冷房の効いた広い教室が会場でしたが、冬は暖房の効いた多目的室で会場です。全校児童が一同に集まり、お話を聞きました。

会場に入ると真っ暗な部屋の中に人形劇と影絵のステージ。夏とは雰囲気が違います。最初の公演はたくさんの不思議な生き物「いんぐりもんぐり」が音楽に合わせて歌い、踊る人形劇?でした。「いんぐりもんぐり」が所狭しと動き回り、子どもたちからも大歓声です。次はペープサート人形劇。二匹の子豚がたくさんのおいしそうなケーキを前にあれも食べたい、これも食べたいと楽しそうに悩むお話です。最後は斎藤隆介さん作の「花さき山」の影絵です。影絵が本当に素晴らしく、暗闇に色鮮やかな花が浮かび上がり幻想的な世界を作り出していました。これらの作品はすべて、以前、大洲小学校のPTAルームに集まりみんなで手作りしたそうです。ぜひ写真からその素晴らしさを想像してください。

12月2日 1年生 「昔遊び体験」

1年生が大洲コミセンや地域の方々と昔遊びを楽しみました。紙でっぽう、竹うま、おまめとり、お手玉、おはじき、めんこ、あやとり、どんぐりごまなど、全部で9つの遊びを準備してくださり、やったことのない遊びを体験しました。「こうやるんだよ」「上手、上手」地域の方の優しさに包まれて、あっという間に時間がたちました。身近な物や用具を器用に遊び道具に作り変えて遊びを楽しむ祖父母世代の知恵の豊かさに感嘆するばかりです。

11月27日 6年生 室町文化体験「生け花教室」

 6年生が社会の学習の一環として室町時代に大成した文化の一つ「生け花」を体験しました。講師は市内の生け花教室の先生をされている、池坊新潟上越支部引立教授の佐藤幸枝様と助手の田中美緒様です。現代に引き継がれている室町文化はかなり多く、6年生はこれまで木村茶道美術館での「お茶席」、習字の時間の「水墨画」の体験をしてきました。今回は第三弾となります。

 活動では初めに生け花の歴史や技法について学びました。生け花は仏前花として仏教が伝来した飛鳥時代からあることに子どもたちは驚いていました。その後、佐藤先生のお手本を見て、やり方を学びいよいよ生け花を生けます。指導のポイントを意識して思い思いに生けました。一通りできたら佐藤先生や田中先生から見てもらい少し手直しをして完成です。同じ花ですが、一人一人の思いがこもった個性のある作品となりました。

 こうした過去の文化を体験することは、様々な文化が現代まで連綿と受け継がれ、今の生活にも深くかかわっていることを知る機会になるとともに、身の回りの伝統文化にも興味・関心を高めるきっかけになると思います。子どもたちにはこのような伝統文化を大切にする気持ちを持ち続けてほしいと願っています。

 

11月25日 5年生 柏崎地場特産品の里芋「土垂(どだれ)」収穫

5年生が総合的な学習の時間で植えた、柏崎の里芋「土垂(どだれ)」を収穫しました。春に植えた時はとても小さかった苗ですが、夏ごろには子どもたちと同じくらいの背丈まで伸び、どれくらい収穫できるのか楽しみにしていました。収穫当日は天候にも恵まれ、コミセンの方々にも手伝っていただきながら、たくさんの土垂を収穫することができました。この土垂を12月に調理し、「おいな汁」としていただく予定です。たくさん収穫できたので子どもたちはお土産として持ち帰りました。食された皆さん、土垂料理の味はいかがだったでしょうか。

11月20日 6年生参加「深めよう 絆」スクール集会

柏崎第三中学校区の小学校4校の6年生72名と第三中学1年生81名が一堂に会し、「深めよう 絆」スクール集会を行いました。会では中学生が全体進行とグループリーダー、小学校が各活動の担当となり、協力して運営しました。

内容は、①小中交流会、②いじめ見逃しゼロ話合い活動、③中学生へ質問タイムの3つです。大洲小児童はメイン活動となる「②いじめ見逃しゼロ話合い活動」を担当しました。事前に視聴した短い動画をもとにグループで感想を話し合います。動画は「いじりといじめ、どう違う?」という題名で、普段仲の良い友達が面白いと思って芸人のギャグのマネをさせるという内容です。普段、仲が良いだけにはっきりとやめてと言えない状況で、どのように行動するのが適切かみんなで考えました。

この「いじめ見逃しゼロスクール集会」は県内各地で実施されており、いじめはあってはならないこと、起きた場合は全体見逃さないことをねらいとしています。6年生も中学生の先輩や他校の6年生と接し、絆を深めるとともに、いじりやいじめといった人権を侵害する行為を許さないという気持ちを高めました。

11月14日 2年生生活「秋のまちたんけん」で松雲山荘園の紅葉とお茶席を体験!

2年生が赤坂山公園内にある松雲山荘園に行き、紅葉狩りと木村茶道美術館でのお茶席を体験しました。ようやく色づいてきた松雲山荘の紅葉を見て「すご~いきれいな赤!」「お客さんがいっぱいいる。」と歓声を上げていました。木村茶道美術館でのお茶席の前の団体はドイツ・ロシア・ウクライナ・ベラルーシ・ポーランドから来た若者でした。物怖じしない子供だちです。積極的に話しかけ、思わぬ国際交流が始まりました。英語圏の若者ではありません。それでもなぜ会話が成立したかというと、若者が持っていたスマホの翻訳アプリのおかげでした。お互いに質問し合い、言語の壁を飛び越えてコミュニケーションが図られていました。すごい時代になったものです。