各たより

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NEW いよいよ、修学旅行! ~2年生~

 3年生が卒業し、いよいよ2年生たちの出番。

 事前学習した物事を、実際に間近で見たり聞いたり、体験として学習を深めてきます。そして、修学旅行の大切なところは、中学校生活で今まで学んできたこと身に付けてきたことが、実社会の中で発揮できるかを試す場でもあるということです。

 ・ 時間を守った行動       「5分前行動」

 ・ 誰にでも率先してするあいさつ 「おはようございます」「こんにちは」

 ・ お世話になった方々への感謝  「ありがとうございます」「お世話になりました」

 ・ 個々の健康管理        「十分な睡眠」「早起き」「好き嫌いなく食べる食事」

 ・ 清潔な身の回り        「清掃」「ゴミの整理」「荷物の整理」

 これらのことをしっかりとできるかどうか、自分の力を大いに試してきてほしいものです。私はついていけませんし、保護者の方々も同じです。だからこそ、帰って来た時に成長ぶりが分かるというもの。いろんな物事を吸収してきてください。立派な姿で帰ってくることを楽しみにしています。

 「それでこそ、令和5年度のリーダーたちだ!」という言葉を用意して待っています!

運命の日・・・ ~公立高等学校一般入試~

 3月7日は、卒業生たちにとって運命の日。入試の日です。

 受検生徒が全員無事、試験会場に到着したと聞いて、一安心。全力を出し切ってくれることを祈るのみです。

 その日、在校生は一年間の学習内容の定着を見る、確認テストを受けていました。一年生の廊下には、すでに先輩になるための意欲的な取組が掲示されており、テストを受ける態度も真剣そのもの。すばらしい集中力を発揮していました。進級プロジェクトは飾りではないことを実感する嬉しい姿でした。

 これなら、4月から後輩たちを引っ張っていくことができるな、と頼もしく思いました。

NEW 精神を鍛え 仲よく進む ~卒業証書授与式~

 朝は雪もちらついた3月3日。午後に向けて青空広がる春めいた良き日に、卒業生たちがここ西山の丘を巣立っていきました。

 証書授与の時には、一人一人がしっかりと目を見て、証書を受け取りました。呼名の返事も立派な声でした。卒業合唱は卒業生最後の共同の取組。全員で合わせた返事の声は体育館中に響き渡るほど大きく、大変尊敬できる態度でした。

 無事歌い終えた彼らが退場をしていく。在校生の拍手も全力でした。とてもとても感動的な卒業式でした。来賓の方からも、「素晴らしかった。感動した。」とほめていただきました。一人一人が、自ら選んだ道へと歩み出しました。

 

 無限大の可能性を持つ若き挑戦者たち。

 おめでとう!

最後の給食・・・

 今日は、3年生たちにとって最後の給食。

 鳥からにわかめご飯、卵スープ、しょうゆフレンチ、牛乳。そして、「卒業おめでとう」と書かれたクレープです。

 教職員になる以外は、二度と食べられない給食です。学生時代の良き思い出です。今日は食堂の入り口掲示は、卒業生たちへの「賞状」です。栄養教諭が心を込めて作ってくれました。いわば、「給食からの卒業証書」。気付けばいろんな人のお世話になっていることを噛みしめてほしいものです。

 たくさんの人に教えられ、支えられ、励まされ、大きくたくましく育った卒業生たち。

 いよいよ、明日は卒業証書を手にするのです。立派に堂々と、受け取ってください。

NEW 同窓会入会式

 3年生たちがいよいよ西山中学校の同窓会に入会します。

 同窓会長の永井さんに御来校いただきました。永井さんは西山中学校の第1期生です。二田・石地・内郷の三つの中学校が統合し作られた西山中学校。永井さんは、中学3年生の一年間をこの校舎で過ごしたそうです。校舎はピカピカでしたが体育館はまだなく、部活動をする時には前の中学校の体育館を使っていたそうです。永井さんの学年は154名もいたそうです。校舎を見て「あのころと変わらない」と話しておられました。

 西山中を巣立つ卒業生たち。今後、就職や引っ越し等の人生の岐路に立つ時が来るでしょう。不安や心配事は必ずや訪れるはずです。そんな時に、3000名を越える同窓会の先輩たちが、きっと力になってくれるはずです。同窓生というものは、年齢こそ違えど、同じ学び舎で育った同じ想いを共有している方々です。「私も西山出身です」という一言で、心が通じる、固い絆がそこにはあるのです。

 永井さんは、「困った時はぜひ先輩たちを頼って欲しい。今後社会に出て辛いことがあるかもしれません。しかし、続けること、努力を忘れないこと、当たり前のことをしっかりとやる、凡事徹底、この3つを大切にしてほしい」と激励の言葉を卒業生にくださいました。

 3232名となった西山中学校 同窓会の一員です。どこへ行っても、西山の誇りを胸に、たくましく挑戦していって下さい。いよいよ、卒業式を残すのみです!

NEW 後輩たちへ ~贈る言葉~

 今朝学校に来ると、玄関にホワイトボードが出されていることに気が付きました。

 3年生たちから、1,2年生に向けてのメッセージでした。

 何と心温まる言葉にあふれていることか。人にやさしい、人を励ます、愛ある行動。学校が3年生たちのやさしさに包まれたかのようです。

 3年生たち、本当にありがとう。

 最後まで、自分たちに何ができるか、を考えて、そしてやり残しがないように考えて、自分たちのやれることをやってくれています。君たちと過ごす後2日を、とてもとても大切にしたい、と心から感じました。

NEW 感謝を込めて・・・ ~3年生・校内美化活動~

 今度は、3年生たちからのお返しです。

 3年間の感謝を込めて、校内のいろんなところの清掃・整理整頓をしてくれました。今はまだ当たり前のように接している教室や図書室やそれらをつなぐ廊下。しかし、卒業してしまうとなかなか見ることもなくなってしまうものです。自分たちの思い出がたくさん詰まった学び舎をきれいに。きっと、自分たちの思い出が色あせず光り続けてくれるように。そんな願いを込めて働いてくれていたのではないでしょうか。

 昼休みに、私のところにも二人の3年生がメッセージを届けてくれました。

 私とは、1年間の付き合いしかなかった3年生たちでしたが、朝の挨拶の何気ない言葉かけや激励会や朝会の話を覚えてくれていることに、私はとてもうれしくて、胸がいっぱいになりました。

 ありがとう。

 その一言が世の中を温かくします。どうぞ、メディアから流される暗いニュースに心を貸さず、たくさんの人の想いに気付き、たくさんの人の中で生かされている自分に気付き、誰かへの感謝をいつも伝えられる人であり続けてください。

 

NEW 卒業式、迫る!

 全校の卒業式練習が行われました。

 厳かな雰囲気の中、証書授与や卒業合唱の体形づくり、卒業生の入退場と本番さながらです。

 卒業生が主人公として全力をかける呼名の返事と証書授与の作法。在校生は、入退場の拍手と校歌の声で感謝の気持ちを伝えるしかありません。寒い体育館(暖房はすれど)ですが、拍手の動きで体が温かくなるよう、精一杯卒業生の門出を盛り上げてほしいものです。

 歌声も、1回目より2回目、2回目より3回目とぐんぐん良くなってきました。ついに、練習は予行の一回だけとなりました。2月が終わります。いよいよ、3月!みんなの本気を束ねて、日本一の卒業式を行いたいと思います。

 

3年生 ありがとうWeek フィナーレ!

 給食の時に、給食委員会が制作してくれた、3年生たちの「思いで動画」が上映されました。

 3年生たちの西山中学校生活、3年間の軌跡です。給食を静かに食べながらでしたが、懐かしい過去の姿に時折笑いが込み上げていました。3年生たちの表情はとても良く、心より思い出動画を楽しんでいたようです。10分を超える大作で、見ごたえも十分でした。終わった瞬間、3年生たちから、万雷の拍手!新委員長も、やりがいを感じてくれていたようです。

 プレゼント贈呈をもって、ありがとうweekのフィナーレとなりました。新副会長からメッセージがあり、場内はしっとりとした雰囲気。先輩と後輩の温かい心の交流が生まれていました。3年生に対する今までの感謝の気持ちを伝ええた後輩たち。そして、それをしっかりと受け止めた卒業生たち。本当に、素晴らしい西山中の生徒たち。

 大感動の卒業式になること、間違いありません。3年生と過ごす最後の一週間。一分一秒も無駄にせず、過ごしていきましょう。お互いに、卒業式の練習に真剣に取り組んで、感動を創り上げよう!

マイキャリア講演会Ⅳ ~キャリア教育・1年生~

 1年生のキャリア教育、「マイキャリア講演会」最後の講師は、柏崎ユニバーサルツーリズムセンターの押見さんです。

 押見さんは、なんと西山中学校の二期生で、生徒たちの大先輩です。押見さんは、高校卒業後柏崎を離れますが、企業で働いたり、旅行の添乗員をやったり、専門学校の講師をしたり福祉事業所で働いたりしたそうです。一見バラバラに見えるお仕事が結びつき、今は「障害がある人たちにも、自由にいろんなことができる旅のお手伝いをしたい」と、ユニバーサルツーリズムというお仕事にたどり着いたそうです。

 御自分のお兄さんが御病気をされ、車椅子の生活になりました。生まれ育った柏崎を思い出に焼き付けさせたいと、名所を巡ったそうです。しかし、砂利や急な坂が車椅子の走行を不能にしてしまったそうです。「生涯がある人には、観光の権利もないのか」という憤りや深い悲しみから、障害がある方を支え、旅を楽しむお手伝いがしたい、ということが、今のお仕事をするきっかけにもなったそうです。

 生徒たちは、まず雪の上を普通の車椅子に乗り、いかに不自由かを体験しました。5cm程度の雪でも車椅子を押すことができなくなってしまうのです。押見さんはアクロという車椅子を北海道から取り寄せ、障害を持つ方々の観光に活用しているそうです。アクロなら雪はもちろん、砂浜でも走行が可能なのだそうです。

 押見さんは、「人生にとって、何が役に立つのか、わからない。自分もまさか、柏崎に帰ってきてこのような仕事をするとは思っていなかった。でも、今人の役に立つ、誰かの力になれるということが、自分にとって大きな喜びです。」と、語ってくださいました。

 一生懸命生きていること、頑張って働いていることが、何一つの無駄もなく確かな自分をつくっていく、ということを押見さんから学ばせていただきました。押見さんをはじめ、講師の皆様は「働くことはもちろん収入を得て、家族を支えること。しかし、自分の仕事が誰かの役にっつという実感が何よりも嬉しいし、働く意欲になっている」と同じことを教えて下さっていると感じました。

 一年生たちは、マイキャリア講演会を経て、とっても成長したように感じます。講師の皆様、本当にありがとうございました。

 そして、押見先輩に負けないよう、後輩たちはがんばります!今後とも見守っていてください。