学校の様子

学校の様子

NEW 俳句、発表会 ~国語・3年生~

 3年生が国語の時間に、創作した俳句の発表会をやっていました。

 タブレットを活用し、俳句と共に俳句の内容を浮かび上がらせるようなアイテムを映し出し、情感を高めていました。一つは、梅雨時の日常にふと目をやる非日常の様子に心が動いたことを読んでいました。雨が降り続く梅雨の日、ふと気が付くと雨宿りに野良猫が縁側で群れていた様子だそうです(3枚目目)。「夏休み」をテーマにした作品が多かったです。こんな発表の中にも、授業者は「この終わり方ってなんていうの?」「この俳句の季語はどれ?」など問いかけて、「体言止め」や「切れ字」など、俳句の学習として学ばせたいことを上手に差し込んで、知識の習得を図っていました。

 部活動がないという「初めての夏」について、どの子の俳句にも言いようのない感傷や哀愁を感じました(1枚目)。一つ上のステージで自分をさらに飛躍させるため、あと半年はその下地となる基本的な学力・生きる力を培う時です。

 御家庭でも、どんな俳句を作ったのか、話題にしてみてください。

今日は、基礎テスト(英語)

 今日は基礎テスト(英語)です。

 年間で計画的に行っているものですが、2,3年生にとっては連日のテストとなってしまいました。しかし、みんな集中して臨んでいました。 

 今日紹介するのは一年生の様子です。

 一年生にとっては、夏休み明け最初のテスト。準備期間はひと夏十分にあったはずです。その成果の一端を見せつける時。そう思って、ポジティブに受けられた人は何人いたでしょうか。テストは「練習試合」。自分の力を図る、試す実践の場です。できたことを喜び、間違えたところを「弱点」と意識し、その克服に努めてほしいです。単語の問題が多いのですが、これから授業を受けていくほどに、その単語は増えていきます。今のうちに弱点を克服し、意味を理解し自分で読み書きできる英単語を増やしていってほしいと思います。英語は、ツール(道具)。英語文化圏の人たちのことを知る、日本人である自分の生活を伝える、そのためのツールです。

 そんな視点で、頑張って欲しいです。

学校だより HPからだとカラーでご覧いただけます!

本日、前期の後半がスタートし、夏の生徒の活躍を伝える、8月の学校だよりを配付しました。

配付の学校だよりはモノクロですが、このHP(ホームページ)にも学校だよりを載せています。カラーでご覧いただけますし、自由に拡大も可能と思いますので、「文字が小さくて読めない」とご不満だった方も、しっかりとご覧いただけます。「学校だより」のタブをクリックしていただき、確認をしてみてください。

 今後ともよろしくお願いいたします。

 

さっそく、挑戦! ~学習の確認テスト2,3年生~

 夏休み明け初日は、「夏の努力の成果を試す!」学習の確認テストです。定期テストと異なり、今まで習ってきたことを総合的に出題され、「今ある力」がどれくらいかを確認します。特に3年生については、高校入試に向けて、自分の成長の一里塚として、あと数回挑戦していくわけです。一歩ずつ、一歩ずつでも自分の成長を確認していってほしい、強味や弱点を発見し、さらに向上していってほしいと思います。

 真剣な表情でテストに挑んでいました。

休業後集会 前期後半の始まり

8月25日、前期後半が始まり、学校に生徒たちの元気な笑顔や明るい声が、戻ってきました。

夏休み、がらんとして静まり返っていた学校が、「どくん!」と鼓動を再び始めて、息を吹き返したかのように、感じられました。

3年生から渡されたバトンを引く継いだ2年生たちを中心に、猛暑の夏休みに精いっぱい努力を重ね、いくつかの大会にチャレンジし、栄誉を受けた者たちの表彰をしました。

その後、「自分の良さを自覚できない日本の若者たち」の話をしました。

他国の若者たちと比べて、「自分には良いところがある」と感じている若者の割合が、ずいぶんと低いのです。能力的な違いはないのですから、自信がないと感じていることは不思議です。

自分の良さというものの捉え方が、何かで優勝したとか賞をもらったとか「何かすごいことをやった!」という価値基準になってしまっていることが考えられます。夏の甲子園・高校野球の大会で優勝した、学校だけが偉いのでしょうか?レギュラー選手だけが偉いのでしょうか?優勝した仙台育英高校、ベンチ入り選手は18人。そこに入れず一般客と一緒にスタンドから応援したたくさんの部員がいます。チームのため、仲間のため、全力で応援していた姿がありました。優勝後、コメントを求められた主将は「自分たちを支えてくれた仲間たちのおかげです。そのことに一番感謝している」という言葉をかけていました。

 必死に誰かを応援する素晴らしさ。誰かのためにと思って行うちょっとした行為、それこそが、「あなたの良さ」なのです。大きな声で爽やかに挨拶をする、花に水を与え世話する、図書当番給食当番を真剣にやり遂げる、清掃を手を抜かずにしっかりと行う。辛い思いをしている仲間がいたら、そっと声をかける。学校外でもあります。おじいさんやおばあさんがいたら手助けを進んでする。弟や妹を心から可愛がる。

 そんなことを、自然とできているなら、「あなたには良いところがある」のです。なぜこんな話をしたかというと、自分に良さを認めていない人には、「自信」は生まれません。自信のない人からは「挑戦」は始まりません。春から「失敗を恐れず、何事にも挑んでほしい」と言ってきました。これから実りの秋を迎えますが、人としても実りの秋です。いろんな挑戦が9,10月には待ち構えています。自分の良さを再確認し、自信をもって挑戦し、人として大きく実る秋にしてほしいと願いをかけ、自分の良さ、仲間の良さを大切に、思い切りいろんなことにチャレンジしてください。

以上が、校長講話の内容です。

わたしの主張大会 プレ発表会

 明日8月19日は柏崎市刈羽郡のわたしの主張大会が開催されます。

 柏崎日報紙上の紹介の通り、本校の代表は3年生の新井さんです。前日に、プレ発表会を行いました。彼の主張は「本当の善」です。新井さんは、原稿を見ることなく全文を記憶し、力強く熱弁をふるいました。

 会場に集まった生徒たちも真剣に聞いています。新井さんの言葉が終わったその後、万雷の拍手が食堂に響き渡りました。「堂々と自分の考えを訴える新井さんはとっても誇らしい。ここにいる生徒たち、いえ全校生徒たちもこのことを誇りに思っています。自信をもって明日堂々として発表してきてください。」と、激励を送りました。

 

 コロナ禍、会場の人数制限があり、引率と保護者以外は見れないのが残念ではありますが、心から新井さんを応援しています。

休業前集会2 ~生活委員会~

 集会では、生活委員会から夏休みの過ごし方について話がありました。

 夏休みは自分自身でしっかりと計画して、行動することが大切。メディア等に触れても自分を律してしっかりと責任ある行動をする。スマートフォンやゲーム機器は自分のものではない。(まだ、自分で働いて収入を得ていない自分たちにとってそれらのものは)「親から借りているものなんだ」という意識をしっかりもとう、という生徒自らの言葉に、素晴らしいものだと感心しました。

 部活動引退した3年生たちは、体力を落とさないよう、適度な運動もしよう、といろんな配慮がありました。

 自立をテーマに生活しよう、と投げかけてくれた生活委員会。本当に立派です。計画的に過ごせば、勉強だけではなく、何でもできる夏休み。思い出に残る、二度とは来ない「今年の夏休み」にしてほしいです。

 水難事故、交通事故には十分気を付けてほしいです。夏休み、全員が笑顔©で再開するために。保護者の皆様、子供が出かける際にはしっかりと注意を促してください。よろしくお願いします。

休業前集会1 ~前期前半を振り返って~

 前期前半を終え、休業前集会を行いました。

 始業式で何を話したか、何人かの生徒に聞いてみました。「失敗を恐れずやる。成功はたくさんの失敗の集合体」と、はっきり答えてくれたのにはびっくりするとともに、大変うれしく思いました。

 そして、入学・進級とみんなが新たな気持ちで「伸びよう」としている。お互いのその気持ちを尊重し、「いやなところ、悪いところに目をやるのではなく、人の良さを見つけ、その良さをお互いに伸ばし合っていこう」と話しました。そして、みんなが頑張っている、その気持ちは言葉で体で表現してほしい。「躍動する姿」を見せてほしいと、始業式では話したのでした。

 今年は、コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、大会に登録選手や役員以外は連れていけない部活動が多かったです。そのため、下級生たちは3年生の活躍や感動するシーンを見ることが出来ませんでした。これは、とてもとても残念なことです。教育上、かけがえのない場面を失っています。努力を積み上げてきた先輩たちの姿、その汗と涙と心血ふり絞る姿を見て、下級生たちの心が格段に成長をするからです。

 その思いが私にはあったので、動画スライドを何とかこしらえて、集会で流しました。大会に比べれば、ほんのワンシーンです。毎回、一切の私語のない、西山中の集会。体育館の静けさの中、生徒たちの心には大きな波紋が起きていたとするならば、私の努力も無駄ではなないな、と思うのです。

体育祭結団式!

 今日は体育祭の結団式が行われました。

 今まで、A軍・B軍と仮の名前だったわけですが、今日の抽選で各軍のカラーが決まります。青か紅か?!軍の色によって、いろんなテーマも変わっていきます。両軍の団長たちがステージ緞帳の裏でカラーTシャツに着替えて、軍が決まります。

 緞帳が上がると、各々の軍から歓声が上がりました。今日からは、いよいよ青軍と紅軍の熱い戦いが始まります。

 「本番まで、いかに準備ができるか。準備の戦いだ。そして、どの軍も本気となり、その本気を『全力』という姿で表現できるか。どちらかの軍を引き下げるのではなく、自分たちの軍を精一杯持ち上げて、最高の本番を迎えてほしい」と話しました。

 どちらの軍も、とても気持ちのこもった素晴らしい結団式でした。

県総体が終わりました

 7月16,17日に新潟県中学校総合体育大会各種競技大会が行われました。

 本校からは、陸上競技で女子リレー・男子砲丸投げ、男子卓球団体・個人、女子卓球個人、水泳が出場しました。どの種目も、各地区で選ばれた精鋭ぞろい。会場には張り詰めた緊張感が漂っていました。各々、持てる力をすべて出し切った戦いでした。その種目にかけてきた情熱とここにたどり着いた努力は生半可なものではありません。惜しくも、ここでで中学校の競技生活は引退となってしまったのですが、正に輝く姿を見せてくれた選手たちに、私は感謝しかありませんでした。陸上・女子リレーは、地区大会の時のタイムを大幅に更新する「チームベスト」をたたき出しました。地区大会が終わってからも、ひたむきに努力を重ねてきたことが分かります。

 どの種目も、これだけ頑張れた自分をほめ、今後何事にあたっても自信をもって進んでほしいです。

 さて、このバトンは7/24にコンクールが控える吹奏楽部に引き継がれました。吹奏楽部が広い体育館で音を合わせています。本番まで、あともう少しと考えるか、まだまだやれることはある、と考えるか。ベストを尽くすことに期待しています。

山に登る資格がない ~道徳・1年生~

 1年生の道徳の時間をのぞいてみました。

 今日の題材は「山に登る資格がない」です。妙高山に登山をする学校行事を取り上げています。

 登山開始は午前4時。起床は午前3時過ぎです。そのため就寝時間が早いのですが、主人公たちの2班は「とても寝付けないようです。「せっかくの夜だから、トランプでもしよう」と、ルールを破って勝手な行動をします。徹夜で臨んだ登山は案の定、体力ギリギリの辛いものとなりました。「そんな体調で、最後までやり切ってすごい」という仲間もいましたが、ある仲間にはきっぱりとこう言われます。

「君たちには、山に登る資格がない」と。

 1年生たちは、「今までにルールを破ってしまったことがあるか?」という問いかけから、このお話を自分事として考え出しました。なぜ、ルールがあるのか。そんなことを深く考えながら、自分たちが先日行った「学級討議」と照らし合わせているようでした。

 誰もが、安全安心で、居心地の良いクラスを目指して。一人一人が何をすればいいか、をもう一度考え直していたようです。さて、「君たちには、山に登る資格がない」と言うことが出来るか、私は1年生たちに問うてみたい気持ちになりました。

初収穫!

 玄関に植えたトマト。「夏を楽しむ」一つのきっかけにと始めたものですが、1年生の鉢のトマトが先行。赤く熟したトマトが4~5個できました。学級で希望者を募り、収穫することになりました。食べた感想を聞いてみたところ、「嚙んだとたんにジュワ―っと甘さが広がった!」と、答えてくれました。それこそ、口の中に広がった「夏」そのもの。

 海水浴など、安全に十分な注意を払わなければならないこともありますが、夏を存分に堪能してほしいものです。

メディア講演会 ~2学年PTA~

 2学年PTA主催の、メディア講演会が開催されました。

 講師に長岡市教育委員会・教育委員の大久保様から来ていただき、「新しい社会を生きるみなさんに知っていてほしいネットのこと」についてご講演いただきました。既にインターネットは社会的インフラともいえる当たり前のものになってきていること。そして、それは生活を便利にし、みんなが幸せになるために使うものであること、とお話されました。しかし、インターネットで行うSNS,動画配信、ネットショッピング等、ネットを利用する時には「光の部分」と「影の部分」があると話されました。子供たちが自分事として考えられる話題として、ライン等のコミュニケーションツールを取り上げ、「活字だけでは伝えたいことは伝わらず、大変な暴力事件が起きた」ことや、「ネット上に乗せられた悪口、誹謗中傷は二度と消せず一生その空間をさまようこと」等のお話に、子供たちは大いに頷いていました。

大切なこととして、

・その文章は「相手を傷つけないか」送る前にもう一度考える

・メディアをしてはいけないのではなく、「今はやらない」「これ以上はやらない」という自制心を持つこと

というお話をされ、生徒・保護者共に納得のいくお話をいただきました。その自制心を育てていくためには、家庭のルール作りの見直し、また、御家庭での管理や声掛けが必要でもあります。思春期の脳は、「自分を止める力が弱い」というお話が、私には特に深く響きました。

 やはり、そばにいる大人が「成長する」まで、しっかりと教えて育てていくことが大切だと、再確認しました。

大久保様、本当にありがとうございました。

 

 

 

今より、次!より高く! ~保健体育・1年生~

 暑い中ですが、1年生たちが元気に高跳びに取り組んでいました。

 跳び箱や、ハードルと同じように、子供たちにはクリアする力があっても、障害物に対して恐怖心が起きると、なかなか課題をクリアすることが出来ません。体育館には、2種類の高跳びセットが用意されていました。一方は高跳びのバーが備え付けられていますが、もう一方はゴムになっています。恐怖心を無くし、意欲的に挑戦できるようになっています。そっちで自信を付けて、本来のバーのある方に挑戦です。子どもたちを見ると、タブレットを使って、自分のフォームの確認をしています。動画を撮って、みんなで模範演技の良さを確認もしています。本当に便利な「ツール(道具)」です。

 さて、「やりたいけど、出来るようになりたいけど、出来ない」物事には、「できる」人にはわからない障害があるものです。できる人にとって見れば「簡単だよ。どうしてできないの」といった気持ち。できない人は、「失敗したら、笑われる、恥ずかしい、悔しい。だから、やらない」といった気持ちが心にあるのです。

 これは学習も同じです。

学習についての不安は、バーに対する恐怖心と同じようなものです。失敗を歓迎し、失敗に感謝する雰囲気こそが、集団を向上させていく、心豊かにさせていくポイントです。

モウショ二マケズ ~理科・3年生~

 3年生が理科室で、実験のまとめをしていました。

 「炭素の循環」という単元で、まさに今人類全体の課題となっている、地球温暖化の問題や、SDGs「持続可能な発展」についても考えていく基礎的な知識になるところです。

 映し出されたスライドを見ると、太陽光があり、動植物の関係、そして微生物の役割が一覧され、正に循環している様子が分かります。どれかが極端に増えたり減ったりすると、このバランスは簡単に崩れてしまう危うさにも気づかされます。そして、各々の命は必ず他の命を支えている、その大切な役割についても考えさせられました。

 

 さて、この様子。実はエアコンがない中の学習風景です。だれた様子もなく、身支度を乱している様子もありません。さすが、西山中の最高学年、3年生たちの姿です。窓を開けるというよりも、むしろ暗幕で日光を遮り、温度上昇を抑えています。理科室にも(図書室にも)エアコンが付くと大変ありがたいのですが。資源を輸入に頼る日本は、外国為替相場の影響をもろに受ける。これはわかり切っていることです。自前のエネルギーはそうそうないので、公的施設には今後ソラーパネルと大規模蓄電池によってエネルギー不足を補う、そんな整備がされると、子供たちの「エネルギー学習」に役に立つのではないか、と授業を見てそんな考えが浮かびました。

体育祭、軍団打合せ始まる!

 秋に予定している体育祭の打合せが始まりました。

 まずは、リーダー学年の3年生が、青軍紅軍に分かれて話し合いを始めました。どんな軍にしたいかを自分たちが真剣に考えて、1,2年生に下していこうと、リーダーの気概にあふれた話し合いでした。どんな軍にしていきたいかのコンセプトをしっかりと決めなくては、それを表現するパネルも応援もイメージが膨らみません。

 大変だけれども、まさにリーダーの醍醐味。話し合っている3年生たちの目は輝いていました。秋とは言え、夏休みを挟んであっという間にその日は来ます。しっかりと準備の計画を定め、軍を統率していってくれることを期待しています。

 最高の体育祭を創ろう!

NEW 中学校区授業交流 

 西山中学校区では、小中の学校がお互いの授業公開をし日々研修を深めています。

 中学校の授業、小学校の授業をお互いに見合い、各々の発達段階における児童生徒の学びを見ることで、自分たちの対峙する児童生徒の学びを創る授業改善のヒントをいただいています。

 今日は、内郷小学校の授業を見学してきました。明るく素直で元気な子供たちが、真剣に学習に取り組んでいる姿を見て、胸がいっぱいになりました。やがて、中学校にやってきてくれる日を夢見て、小学校を後にしました。この日のためにしっかりと作成された指導案は、学校に持ち帰り西山中教職員に回覧し、研修の資料とします。

 授業者の大変な御努力に感謝いたします。

自分たちの生活を振り返って ~学級討議・1年生~

 朝の話題に触れたところですが、1年生の6限をのぞくと「学級討議」を行っていました。

 入学して3カ月が過ぎ、自分たちの生活はどうか。みんなが達成したい重点目標について、現状を振り返り、改善について話し合っていました。だんだんと生活がルーズになったり、決められた約束事を守らない生徒が出てきたりするのは、どんな学校・学年・学級でもあることです。大人の組織であってもそうです。しかし、それを「そのまま」にしておくのと、「ちょっと待て!」と立ち止まり考えるのとでは雲泥の差があります。

 1年生たちは、望ましい生活を求めて、より良い自分たちの姿を再設定すべく、何度も話し合いをしていました。西山中の生徒会の姿が素晴らしいのですが、一夜にしてならず。こんな1年生の時からの振り返りや話し合い活動が実を結んでいるのだと、頷きながら教室を後にしました。

朝学活が活きている! ~1年生~

 前にも触れた朝学活。

 西山中では朝学活は生徒の日直による司会進行で、生徒の自主運営で行われています。

 1年生の朝学活を見ていると、その日の教科連絡係から授業の準備についての連絡はもちろん、今日の授業に臨む心構えまで説明がありました。思わず「すごい!」と感心しました。前日の終学活(終わりの会)で、明日の教科についての連絡というのはどこでもやっているものですが、今日これから行われる授業について、生徒から生徒へ連絡がある、というのはすごいものだな、と思ったのです。

 これで、今日のその教科の本時はすでに成功間違いなし。今日の授業に対しての「メタ認知」を創る。素晴らしい取り組みだと思いました。

高校説明会Ⅱ

 2回目の進路・高校説明会を開催しました。

 今回は、柏崎地区の高校から説明をしていただきました。昔からある高校でも、カリキュラムに変更があるなど、最新の情報に基づいて、各校の特色を説明していただきました。高度情報化社会が進み、未来の職業も変化しています。自分自身が「どんな大人になりたいか」をイメージして学習し成長していくことをキャリア教育と言います。

 今日のたくさんのお話を、「進路」だけでなく今後の生き方を考えることにしっかりと生かしてほしいと思います。