学校の様子

学校の様子

NEW 卒業式、迫る!

 全校の卒業式練習が行われました。

 厳かな雰囲気の中、証書授与や卒業合唱の体形づくり、卒業生の入退場と本番さながらです。

 卒業生が主人公として全力をかける呼名の返事と証書授与の作法。在校生は、入退場の拍手と校歌の声で感謝の気持ちを伝えるしかありません。寒い体育館(暖房はすれど)ですが、拍手の動きで体が温かくなるよう、精一杯卒業生の門出を盛り上げてほしいものです。

 歌声も、1回目より2回目、2回目より3回目とぐんぐん良くなってきました。ついに、練習は予行の一回だけとなりました。2月が終わります。いよいよ、3月!みんなの本気を束ねて、日本一の卒業式を行いたいと思います。

 

3年生 ありがとうWeek フィナーレ!

 給食の時に、給食委員会が制作してくれた、3年生たちの「思いで動画」が上映されました。

 3年生たちの西山中学校生活、3年間の軌跡です。給食を静かに食べながらでしたが、懐かしい過去の姿に時折笑いが込み上げていました。3年生たちの表情はとても良く、心より思い出動画を楽しんでいたようです。10分を超える大作で、見ごたえも十分でした。終わった瞬間、3年生たちから、万雷の拍手!新委員長も、やりがいを感じてくれていたようです。

 プレゼント贈呈をもって、ありがとうweekのフィナーレとなりました。新副会長からメッセージがあり、場内はしっとりとした雰囲気。先輩と後輩の温かい心の交流が生まれていました。3年生に対する今までの感謝の気持ちを伝ええた後輩たち。そして、それをしっかりと受け止めた卒業生たち。本当に、素晴らしい西山中の生徒たち。

 大感動の卒業式になること、間違いありません。3年生と過ごす最後の一週間。一分一秒も無駄にせず、過ごしていきましょう。お互いに、卒業式の練習に真剣に取り組んで、感動を創り上げよう!

マイキャリア講演会Ⅳ ~キャリア教育・1年生~

 1年生のキャリア教育、「マイキャリア講演会」最後の講師は、柏崎ユニバーサルツーリズムセンターの押見さんです。

 押見さんは、なんと西山中学校の二期生で、生徒たちの大先輩です。押見さんは、高校卒業後柏崎を離れますが、企業で働いたり、旅行の添乗員をやったり、専門学校の講師をしたり福祉事業所で働いたりしたそうです。一見バラバラに見えるお仕事が結びつき、今は「障害がある人たちにも、自由にいろんなことができる旅のお手伝いをしたい」と、ユニバーサルツーリズムというお仕事にたどり着いたそうです。

 御自分のお兄さんが御病気をされ、車椅子の生活になりました。生まれ育った柏崎を思い出に焼き付けさせたいと、名所を巡ったそうです。しかし、砂利や急な坂が車椅子の走行を不能にしてしまったそうです。「生涯がある人には、観光の権利もないのか」という憤りや深い悲しみから、障害がある方を支え、旅を楽しむお手伝いがしたい、ということが、今のお仕事をするきっかけにもなったそうです。

 生徒たちは、まず雪の上を普通の車椅子に乗り、いかに不自由かを体験しました。5cm程度の雪でも車椅子を押すことができなくなってしまうのです。押見さんはアクロという車椅子を北海道から取り寄せ、障害を持つ方々の観光に活用しているそうです。アクロなら雪はもちろん、砂浜でも走行が可能なのだそうです。

 押見さんは、「人生にとって、何が役に立つのか、わからない。自分もまさか、柏崎に帰ってきてこのような仕事をするとは思っていなかった。でも、今人の役に立つ、誰かの力になれるということが、自分にとって大きな喜びです。」と、語ってくださいました。

 一生懸命生きていること、頑張って働いていることが、何一つの無駄もなく確かな自分をつくっていく、ということを押見さんから学ばせていただきました。押見さんをはじめ、講師の皆様は「働くことはもちろん収入を得て、家族を支えること。しかし、自分の仕事が誰かの役にっつという実感が何よりも嬉しいし、働く意欲になっている」と同じことを教えて下さっていると感じました。

 一年生たちは、マイキャリア講演会を経て、とっても成長したように感じます。講師の皆様、本当にありがとうございました。

 そして、押見先輩に負けないよう、後輩たちはがんばります!今後とも見守っていてください。

3年生 ありがとうウィーク ~感謝のメッセージ~

 3年生の廊下に、3年生一人一人に向けた「感謝のメッセージ」が掲示してありました。

 1,2年生たちが、一生懸命書いた様子が文章から伝わってきます。部活で委員会活動で交流しお世話になったことへの感謝が多かったです。

 心は「ことば」や「文字」にしないと伝わらないもの。

 この取り組みは、3年生のためであり、一生懸命書いた1,2年生にとっても素晴らしい取り組みだと思います。

「ありがとう」という言葉で、教室が、学校が満ちていたら…

 とっても素敵なことだと、私は思うのです。後輩たち、立派です。

NEW 第2回 学校評議員会

 今年度2回目の学校評議員会を開催しました。

 西山中学校の教育活動について評価や改善についてのご意見を賜る会議です。今回は、授業風景も見ていただき、生徒たちの学習に取り組む様子をお伝えしました。1年生は、卒業式に向けて熱心に合唱に取り組んでいる様子。2年生は、修学旅行に向けての事前楽手の様子。3年生は、英語です。その課題は、中学校生活で一番印象深い思い出を英語で紹介せよ、というもので、さすがは3年生たちです。

 評議員の皆様からは「久々に中学生の学習している様子が見れて、とてもうれしかった」「タブレットをみんな使いこなしていて素晴らしい」というお褒めの言葉をいただきました。コロナ禍、なかなか子供たちと地域の方々との交流がもてないでいたわけですが、生徒たちは地域の人たちに見てもらい、そして褒められて、大人になっていくものだということ再認識する良い機会でした。少子化により、生徒たちも地域活動にかかわることがままならない現状はあるのですが、せめて、地域の方々に学校の扉を開けて置けるようにしていきたいものだ、と強く思いました。

 地域の皆様、今後とも生徒たちのことを見守り励まし時に叱り、大いに褒め、学校と共に育んでください。