学校の様子

学校の様子

全市一斉地場産給食DAY!

 11月18日、今日は全市一斉地場産給食デーということで、柏崎産の食材で作られた給食です。

・ 柏崎産大豆のマヨサラダ

・ 谷根鮭de焼メンチ

・ 秋の恵み汁

・ 味付け海苔

 そして、ご飯は柏崎産の「新之助」の新米で炊いたものです。

 海苔の袋のデザインがとってもGood!

 どれもとっても美味しい買ったです。新之助の説明には「暑さに強い品種」ということが書いてあり、粒が大きいということは知っていましたが、新たに勉強になりました。近年の酷暑で稲が焼けて粒に黒い色が入ってしまうことがあると聞いていたので、新之助はそんな夏に強いのだなぁと感心しました。品種改良という、人の努力は素晴らしいですね。今後も、新鮮で安心な、地場産を大切にしていきたいです。

NEW 第3回WEB診断問題 実施

 以前からご紹介している、WEB診断問題の第3回目が本日行われています。

 1年生はまず最初は国語。その様子をのぞいてみました。

 今回の問題は、「生徒会役員選挙」を題材にしています。中学生にとって今が旬の話題でもあり、テストでありながら自分事のように考えられる工夫がみられ、「出題者はさすがだ!」と、うなってしまいました。

 選挙について考えていくときに、今年度の公約や実績をグラフで示してあり、それを資料として生徒たちは考えていきます。図表やグラフが何を示しているのかを読み取る力を試すなど、とても工夫がされています。公約の難易度を4象限マトリックスで表したりと、「言語」の学府である国語が、物事を視覚的にとらえたり視覚的に表現されていることを頭の中で深く思考し、言語として表現させるという、とても現代的なアプローチに変わってきていることに気が付きます。  

 テスト後は、いつものように小グループで「自分はどう考えたか、そしてその理由」について話し合っています。答えを覚えるのではなく、答えの導き方が段々と分かっていきます。とても価値ある時間です。

 

 

より高みを目指して 西山の礼''2022 ~生活委員会~

 今年度の学校生活も折り返しです。

 春決意してきたことが、ともすると年度中盤は意識が薄れ、あるいは中だるみし、惰性になってしまうことはよくあることです。さて、そんなときの分かれ道…

 あきらめてしまうのか

 もう一度、新たに決意するのか

 生活委員会は、後者を選びました。「中だるみした今の姿」と春から目指してきた「あるべき姿」を生徒朝会で具体的に示し、西山中学校の誇りある姿をさらに磨き上げようとしてくれています。ここが素晴らしいことです。

 誰しも、決めたことが上手くいかなかったり、惰性に流れてしまったりということは学習や部活動や、大人では仕事についてなど、誰しもあるものです。ただ、そこであきらめてしまうのか、もう一度初心にかえるのか。気持ちをもう一度締め直すことが出来る、ということが社会に出ていくとき必要な資質・態度なんだと思います。辛いことや上手くいかないことは、今後もきっとある。でも、あきらめないで初心にかえってもう一度!

 生活委員会の気持ちを生徒・教職員一同、「初心にかえって」受け止めました!

 

春に向かって・・・ ~美化委員会~

 美化委員会がプランターに花苗と球根を植えてくれました。

 冬に向かう今ですが、春の準備です。3年生が巣立ちゆく卒業式の彩となるようパンジーやビオラを、新入生を温かく迎えられるようにチューリップを、美化委員のメンバーが植えてくれました。

 春咲く花々は、冬の寒さを知らないと春に花を咲かせないと言います(温かいところでは球根を冷蔵庫で保存すると言います)。これから、冷たいみぞれに打たれたり、雪に埋もれることもあるとは思いますが、静かに力を貯め春には満開に花を咲かせて欲しいものです。

 美化委員会の皆さん、ありがとう!

NEW 新米、はじめました! ~柏崎・地場産物について知ろう~

 食堂の入り口の掲示を見て、心がワクワクしました。

 「新米 はじめました」と貼ってあります。

 新米のつやつやとした輝きと香りの高さに胸がわくわくする時、「自分は日本人だ。そして日本人でよかった!」と感じる一瞬です。新米には、派手なおかずは要らない。梅干し一個、明太子の一かけらで、ご飯のうまみを存分に堪能したいものです。

 さて、11月は半ばに入りましたが、「地場産物について知ろう」ということで、たくさんの地場産物の掲示がありました。近くで取れたものを新鮮なうちに食べることこそ、おいしい食べ方はありません。

 今、テレビを見ていると「新潟県産米粉」を宣伝するCMが流れています。米粉で作るパンや麺の美味しさを紹介しています。給食にも米粉パンが出ますが、たしかにもちもちしていてとっても美味しいです。私が想像するに、このCMの放送はウクライナ危機と無縁ではありません。ウクライナは世界を代表する小麦の産地です。ウクライナで起きている悲惨な戦争のせいで世界の小麦価格が上昇し、小麦製品の値上げが起こっています。日本の食料自給率は40%を切り、6割を外国からの輸入に頼っているため、このような事態は今後も避けられません。

 地場物を知ろう、という取組は、「日本人の食べるものは日本で作ろう」といった考えにつながっていきます。一つの国を追い詰めるのは、ミサイルや銃などの武器だけではないのです。今ロシアが各国から経済制裁を受けていますが、日本に対して「食料を売らない」と言われるだけで、日本人は存亡の危機を迎えてしまうのです。国際社会で世界各国と協調していくという姿勢はもちろん正しいこと。しかし、「自分の国は自分で守る」ということについては、食の面からも考えていくことが必要です。産地が分かり、安全安心な食について考えていくきっかけとなると嬉しいです。