学校の様子
令和4年度 最終定期テスト ~1・2年生~
今日から、1・2年生の後期期末テストが始まりました!
3年生たちは、すでに1月月末に終えていますから、いよいよ1,2年生の番です。この日に向けて、どのくらい準備できたか?そこが勝負です。人間の価値は「点数」という結果だけで測れるものではありません。目標を達成しようと、どれくらいの努力を積み重ねてきたか。また、目標達成に向けて、どんな計画を立てたか。そのことを学ぶことが、定期テストから得る、貴重な学びです。大人になった時に、「知恵」を働かすことは大事ですが、計画を立てる力(プランニング力)、計画通りやり通す力こそ、社会人として一番必要な力だからです。
「でも、大人になっても結果がすべてという人がいる!」とおっしゃるかもしれません。社会では、結果は、一人で出すものと限りません。むしろ、それは少ないのではないでしょうか?企業としては、チームで結果を出せばいいのですから。みんなの得意を出し合って。
そんな視点で、お子さんの取組を評価し応援してあげてください。
これが終われば、きっと進級できる!がんばれ!かっこいい先輩となるために。
マイキャリア講演会Ⅲ ~キャリア教育・1年生~
今日は1年生の総合的な学習の時間で、3回目のマイキャリア講演会です。
㈱テック長沢・代表取締役の長澤さんと、㈱越後みそ西・専務取締役の栃堀さんに講師を務めていただきました。
長澤さんからは、石油から始まる柏崎の産業の歴史と、金属機械工業についてお話をいただきました。製造業は知名度が低いのは、一般消費者を相手にしているのではないから、CMをしないからだ、と自動車の心臓部を作る巨大企業の「アイシン」社や「日本精機」社を例に話されました。テック長沢社の作る部品は、トヨタ自動車やホンダ、日産自動車を支えているというお話をいただきました。
栃堀さんは、まずはみそ西のみそを味わってもらおうと、何と調理室で味噌汁を作って振る舞ってくださいました。地元産の原料を使いながら、昔ながらの木桶で作るみその香りの良さと美味しさに、1年生はとっても嬉しそうな表情を浮かべていました。
「なぜ働くのか?」ということに対して、長澤さんは「がんばることでやりがいを感じ、自分が幸せになること、そして、製品を通していろんな人が幸せになること」とお話されました。「自分たちが製品を作ること、それが売れるということは、お客様から「感謝」をいただいていることだ。だからこそ、常にさらに良い製品を作りたい」と話されたことに、生徒たちはもちろん、私たち教職員の心も動かされました。コロナ禍がもたらした負の面は、このような「本物体験」を学校から遠ざけたことです。本物と出会うこと。本物の体験をさせること。これこそが、人の心を動かし、成長させることなんだと、しみじみと感じました。
越後みそ西様からは、「ぜひ、おうちの方にも味わってほしい」とのことで、製品である「三階節みそ」を生徒全員に持たせてくださいました。きっと、今日のお話を話題にしてくれるのではないか、と思います。
長澤様、栃堀様、本当にありがとうございました。
義務教育 最後の作品製作?! ~家庭科~
3年生たちが一生懸命裁縫に取り組んでいました。
「あれ?裁縫の技術は1年生の課題のはずだが…」
と思って聞いてみると、「保育」の単元で小さな子たちが遊べる遊具を作るという単元のようです。手にはめて遊ぶことができるパペットを作っています。昔取った杵柄(古い?!)、1年生の時の技術を使いこなし、すでに形になっている人、まだ未開の荒野のような人とそれぞれでしたが、小さな子が喜んで遊ぶ様子を頭に思い浮かべながら、チクチクと針を動かしていました。自分がやがて親になる時に、大人になって誰かを祝う時、このことを生かしてくれたらいいな、と見ていました。
こうしてみると、やはり教育と人生は繋がっている。教育は、豊かな人生を送るためのものだと、つくづく思うのでした。卒業が近づいてきています。何とか、それまでに完成を!がんばれ、3年生たち‼
㋁の食育 「日本型食生活の良さを知ろう」
2月に入り、食育のねらいが変わりました。
2月は「豆月間」です。節分のある月という理由もあると思いますが、しょうゆ・味噌など、豆と切っても切れない日本人の食について考えるという、とても良いねらいです。栄養教諭の熱心さ、そして子供たちへの温かさを感じます。ありがたいことです。
しょうゆ・味噌の原料としての大豆はもちろん、もやしの原料である「緑豆」や最近ヘルシーで話題の「レンズ豆」の実物も掲示してくださっており、とても勉強になります。納豆が健康に良いのはよく知っている通りですが、「豆を食べると病気知らず」と、戦後の食糧不足で幼少期に栄養失調で生死の淵をさまよった私の義理の父が良く言っていました。
そんな2月の食育のねらいを生かして生活していきましょう。
御家庭でも、豆料理を意識してみませんか?
令和4年度 第2回 生徒総会
第2回の生徒総会が行われました。
令和4年度の様々な取組についての総括です。今回は、冬期間で長時間の協議となるため、防寒を考え、Zoomにより各教室を結びながらの実施となりました。画面上ではありますが、一人一人の顔がしっかりと見え、音声もしっかりと鮮明に届き、効果的な運営となりました。離れていても、発表生徒はもちろん、どの学年も聞く態度がしっかりとしており、立派な態度でした。
私は、あいさつを依頼され次のような話をしました。
「皆さんの意見を取り入れてとか、アンケートを実施しより良い学校を創る、という話が先の選挙で何人かの公約に盛り込まれていました。今年度の生徒会もそう考えてきたはずです。しかし、一人一人が『これはおかしい』とか『こうすればもっと良くなる』と、気付きをもって生活をしていないと、アンケートも意見箱も意味を成しません。」と、学校の一部分の写真を手に話しました。
「3年生の生徒会活動がこれで終わることはとても寂しく感じます。新しいリーダーたちがその仕事を立派に引き継いでいってほしい。『楽しい学校。温かい学校。居心地のいい学校』を作って欲しい。そしてその言葉の前には必ず『誰もが』『みんなが』という言葉を付けて、取り組んでいってほしい」と話しました。
ここまで西山中学校を引っ張ってきてくれた3年生の皆さん。本当にありがとうございました。
1,2年生への引き継ぎ式も厳かな雰囲気で行われました。頑張れ、後輩たち!
20歳の私・・・ ~キャリア教育・3年生~
卒業が迫る3年生。キャリア教育のまとめと発表をしていました。
どんな大人になりたいか。そのために、どんな努力が必要か。そして、取るべき進路は?と3年間をかけて深めてきたキャリア教育。3年生たちは、今進むべき道を決定し、間もなく巣立とうとしています。さて、その後どんな大人になるのか。今後も自分として大切にしたいこと、そして、二十歳になった時の自分はどうなっているか、をそれぞれにプレゼンを作成し、発表していました。
具体的な職業、なりたいものが決まっている生徒、また、まだ何になるべきかは今後高校で決めたいと語る者と様々でした。保護者へのインタビューもあり、「まずは全力でやってみなさい」という、お母さんからの愛情あふれるメッセージもありました。20歳の自分に向けてはそれぞれが「がんばれ!」と、自分にエールを送っていました。
まだ君たちの人生は、始まったばかり。失敗もある。辛く感じる日もある。でも、「なりたい自分」になることをあきらめず、一日の、あるいは一週間の数分でも、そのことに向けて頑張る人になって欲しいものだと感じました。
人生は、きっと捨てたものではない。
Life is beautiful !
第2回 生徒総会に向けて
令和4年度を締めくくる、生徒総会が目前に迫ります。
大雪で延期になっていた、専門委員会がようやく開かれ、各委員会ごとに令和4年度の活動の総括をしています。今年のせいか、そして改善点。改善については来年度の委員長や委員たちにすべて負わせるのではなく、「こうするとよい」「こうしていくべきだ」という提案があってしかるべき。各学級で討議された意見への回答を含め、様々に活発な議論をしていました。
3年生たちにとってみれば、生徒会活動における最後の締めくくり。話し合いを進める3年生たちからは、来年度の西山中を素晴らしいものにしてほしい、という先輩たちの願いを感じました。きっと、後輩たちはその思いをしっかりと受けとめることでしょう。2月2日は、すばらしい生徒総会にしてくれることを期待しています。
学校再開!そして義務教育最後のテスト
最大級の寒波に襲われた日本列島。雪に不慣れな関西方面では、また立ち往生から大渋滞が起こってしまいました。繰り返される大型トラックの立ち往生とトラックの群れを見ると、日本は大量の物流に支えられていることを思い知らされます。きっと、ECサイトをクリックする商品の受け渡しも、このトラックの方々が支えてくれているのでしょう。いつでも手に入ると思っているコンビニの商品たちもそうです。私たちは、期日に届かなくとも、1日くらいは商品が手元になくとも、我慢し買い置きをし困難に耐える心と準備をし、時には物流を止め一大事を回避するシステムを構築しなくてはならない、と感じました。
さて、学校再開です。雪国に住む我々は、大寒波におびえはしても、ひるみはしません。雪に対しての備え、警戒心を高め細心の運転や生活を心掛けます。朝から玄関を除雪し道を付け、生徒が安心して登校できるように準備しました。
生徒たちが登校し、元気に挨拶をしてくれました。除雪をしている用務員さんへの挨拶と感謝も忘れません。仲間とかわす笑顔。学校がとても暖かく感じる瞬間です。
3年生は、今日明日と義務教育最後のテストに立ち向かいます。玄関で「最後のテスト。自己ベスト目指して思いっきりやってくれ。」と激励を送りました。結果より、「中学校生活、出し切ったなぁ!」という、達成感を味わってほしいです。そして、本番の入試へ。どのテストにも、平常心。そして、共に戦う仲間がいることを忘れず、最後の団体戦へと、力を研ぎ澄まして欲しいものです。
現在進行形 ~英語・1年生~
今日は、ALTの福田コートニー先生の来校日でした。
1年生は、現在進行形の学習をしていました。be動詞+動詞ingをカッコに入れて、(今)〇〇をしている(ところ)状況の文章を作っていました。コートニー先生は気が付くと生徒につきっきりで教えてくれていました。やはり、二人の先生がいるというのは、生徒の躓きに気が付きやすいし、丁寧に教えやすいということを実感します。
さて、この英語の学習がなかったら、果たして「進行形」という言い方を意識したかなぁ、と考えてしまいました。結果や過去ではなく「今、そのことをしている、し続けている」という、行動の過程を表現をしているところが、私はとても好きです。夢を追って一途に努力をする「若者たち」を表現しているかのように感じるからです。
結果を気にせず、恐れずに進んでほしい。西山中生徒の諸君。君たちこそ「進行形」なんだ。がんばって!
おいで事業 ~小学生・中学校訪問体験~
秋に予定していた「おいで事業」(中学校授業体験)を本日開催しました。
新型コロナウィルス感染拡大が昨年の秋に起こったことでやむなく延期しましたが、ようやく開催となりました。二田・内郷、両小学校から6年生をお招きし、授業体験と部活動紹介をしました。授業は、理科と数学です。中学の数学の教師は予言者、理科の教師は白い粉を操る魔術師?のようでした。
数学では、小学生が任意に選んだ数字と教師が選んだ数字を2ケタの数字にして引き算をする。その答えを数学教師はすでに予想し、封筒に答えを隠した、というのです。「え~っ?!そんなことできるの?」と驚く6年生たち。教室の後ろの机の中に隠してあった封筒を見つけると、恐る恐る封筒を開封・・・「あ~、本当だ!!!」驚きの声が上がりました。
理科は、2つの白い粉。一つは食塩、一つは砂糖。なめたりしないで見分けることができるか?という難題。「触ってみる」「揺らしてみて、音の違い」などいろんな答えが出てきましたが…熱を加えてみよう、という課題から、中学校で初めて使うことになる「ガスバーナー」の使い方を説明し体験してもらう展開。最近、家庭でもガスをマッチで着火する経験がないので、「怖い怖い」とおびえる児童もいました。しかし、しっかりと手順を教えてやると、きちんと着火することができました。そして、白い粉の正体が判明したのでした。
部活動紹介の進行は、各部の新部長たちに任されています。それぞれ、自分たちが最高学年になった時の1年生となる児童たちに、丁寧に活動の様子を説明していました。児童たちからたくさんの質問が出て、部活動への理解が深まったようです。
この取り組みは、児童・生徒それぞれにメリットがあるから、だからこそ延期してでも実施しました。小学生たちに不安をやわらげるとともに、期待感をもって中学校に入学してほしい。そして、中学生には、一足早くリーダーとして堂々とした姿を見せてほしい、中1には先輩となる自分たちに、良き先輩となる自覚を高めてほしい。そんな良さがあるのです。人と人の理解は、やはりリモートでは深まらない。対面することで、心の熱を伝えたい。私はそう考えます。
さて、6年生の皆さん。素晴らしい卒業式をやり遂げ、西山中学校に来てください。楽しみに待ってます!!!
残るべきか、帰るべきか・・・ ~道徳・2年生~
2年生の道徳授業をのぞいてみました。
「われ、ここに生きる」という題材で、医師の道下俊一さんのお話です。道下さんは若き研修医。将来はさらに研究を深め学位を取り、やがては札幌で開業したいという夢を持っていました。ある時、道東の霧多布にある分院に1年間の勤務を命じられ赴任します。熱心な診療に村人の信頼が寄せられます。勤務の期限が来る。しかし、自分がいなくなると村には医師がいなくなってしまう…一年また一年と赴任は伸び、ついに7年がたってしまいました…
夢の実現のために、札幌へ帰るべきか、霧多布の人々のために残るべきか…
このような、複数の価値観の中で迷うことを「葛藤」と言いますが、生徒たちは葛藤場面になると、いろんな気づきが生まれるものです。自分にはこの選択がベスト、と思って考えをまとめるのですが、他の選択肢を選んだ仲間の意見に心動かされる。どちらが正解と簡単に言い切れない、そんな難しい判断が人生にはつきものです。だからこそ、思いをめぐらし、どちらの立場にも自分を置いてみて、深い熟考の中から決断をする。それが悔いなく生きる方法なのでしょう。
2年生たちは真剣に考えるとともに、反対意見の声にも耳を傾けていました。悩んで決める。そして、もしその判断が後から変わることがあってもいい。悩みながらも前へと進んでいってほしいものだ、と願いながら教室を後にしました。
令和4年度の総括 ~学級討議~
1月も中旬を過ぎ、令和4年度の総括をする時となってきました。
西友会を中心として生徒たちが創り上げてきた学校生活。令和4年度の取組を振り返り、成果や課題を令和5年度に繋いでいく時です。各専門委員長や各部活動の部長がそれぞれの集会を基に話し合った内容を、生徒疎開の要項として生徒会本部役員が冊子にまとめてくれました。今日はそれを基に、学級討議です。
「引き継いでいきたいこと」
「さらにより良くしたいこと」
その話し合いに会員全員が参加できる権利があること、それこそ「民主主義」です。学級討議で、その素晴らしさを体感してほしいと思います。それがやがては、柏崎市の、各々が住む町の、ひいてはこの国の発展の土台となります。
自分たちの生活を創造する自由と、その後の決議に従い守っていく責任をしっかりと学んでほしいものです。
1月は「食に感謝」する月間
学校が始まって、何といっても感謝するのは給食ではないでしょうか。
私たち教職員も子供たちと一緒に毎日給食を食べますが、長期休業になるとその有難さに、感謝の気持ちが強くなります。給食がないと、ついカップ麺など片寄った食事に・・・好き嫌いなく栄養のバランスをしっかりと考えて作られている給食は、本当に有難いものだと実感します。
1月は「食に感謝」する月間と位置付けられています。給食だけではなく、御家庭でも同じです。自分たちが食べる食事を作ってくださる方々。米を研ぎ、ジャガイモの皮をむき、野菜を刻み、調味料をさじ加減し味を調えおいしい食事を作ってくださる人がいる。朝起きて、学校や仕事から帰って、すぐに食事を摂ることができるのは「当たり前のこと」ではないんだ、ということを考えてみることはとても大切です。
他の生き物の命をいただくことへの感謝と共に、作ってくださる方への感謝を込めて「いただきます」と唱えたいものです。3年生たちが給食を食べることができるのも、あと1か月とちょっととなりました。人生最後の給食を味わって、そして感謝していただいてほしいものです。
ダンス授業、開始!
今年もダンスの授業が始まりました!
西山中学校ではここ数年、外部から講師をお呼びして、専門的にダンスのレッスンを受けています。対象は1,2年生ですが、今日は合同で1時間、1年生だけ2年生だけで1時間ずつ、みっちりと御指導をいただきました。今年度の講師は渡辺 結衣先生です。渡辺先生の溌溂とした雰囲気と元気な声に、すぐ生徒たちは引き付けられていきました。
教育課程にダンス授業が組み入れられて数年たちますが、体の身のこなしだけではなく、心にあるものを身体を使って表現する「表現力の向上」に、大変な効果があると感じています。近年のダンスブーム(パリ・オリンピックでは公式種目に!)も不思議ではなく、小学生のうちから自然とリズムを取ってダンスをするようになってきています。体を自分の意志によって巧みに、創造的に動かすこと、これが私たち世代では何とも悲惨なくらい苦手です。しかし、生徒たちは、本当にあっという間に上達していきました。
渡辺先生のアップ(準備体操)から、基本的な動き、そして曲を付けて、曲に乗ってと、あっという間のレッスン。表情もどんどん良くなり、笑顔が溢れていました。ダンスの良さはここにある。曲想に合わせて身体を動かし、次第に思いが乗って、心が解放されていく。とても、良いことばかりです。
さて、講師を招聘してこの授業ができるのは、西山地区の三校の子供たちをサポートしてくださる、「西山っ子を育てる会」のおかげです。保護者の皆様にもこの記事を通じてお知らせいたします。
「西山っ子を育てる会」の皆様、本当にありがとうございます。
生徒たちは、生き生きとダンスに取り組んでいます!
第4回 マイキャリア講演会に向けて ~1年生・総合~
キャリア教育として進めてきた、1年生のマイキャリア講演会。
第4回の講演会に向けて事前学習を進めていました。1~3回の学習を踏まえて第4回のテーマは「誰かの力になること」です。柏崎で、そのような活動を進めている「地域活動サポートセンター 柏崎」について調査を進めます。まず、動画で活動の概要を学習しました。車椅子の女性に、マリンスポーツの楽しさを伝えるお手伝いをしている内容でした。シーカヤック体験や、砂浜でも乗ることができる車椅子で海岸の心地ち良さを伝えるお手伝いをしている様子が流れました。
「ボランティアってなんだろう?」
という問いかけに、最初は「ゴミ拾いをすること」くらいしかイメージできなかった生徒たち。「誰かの力になること」それを目的として活動している方々がいることを知り、その活動を調査していきます。本番の講演が深まるよう、しっかり事前学習に取り組んでいます。
2023年も、宜しくお願いします!
あけましておめでとうございます。
2023年が始まりました。本年も西山中学校教育への深い御理解と温かい御支援を賜りますよう、よろしくお願い致します。
校舎内に生徒たちの笑顔と元気な声が溢れ、学校が息を吹き返したかのようです。今日は、休業前集会から始まりました。まず、12月末に決定した令和5年度生徒会役員の任命式を行いました。新会長、副会長、応援団長4名が真剣な面持ちで抱負を語ってくれました。
12月の休業前集会で「新年に決意を、志を立ててほしい」と話したのですが、新旧の団長に代表して自分の「立志」の思いを話してもらいました。自分をさらに高めたい、挑戦したい、成長したい、という意欲にあふれていました。その後、私からの話です。
冬の寒いこの時、進級進学に向けて一年間のまとめをする、辛く感じたり困難に思ったりする時でもある。しかし、こういった時をしっかりと乗り切ろうと力を付けること、それが大切である。12月のこの度の雪では、倒木があいついだ。しかし、竹は、重い雪にも折れない。硬い節を作り、上へ上へと成長する竹。一節一節が全体を支え、重さを受けしなるとも、折れない。皆さんもこの冬の一時を、自分自身の硬い節を作る時期と捉え、一年間のまとめに力を注いでほしい。
と、話しました。3年生にとっては、まさに進学に向けた勝負の時。3年生たちが深く頷いてくれていたことに、私は嬉しくなりました。残り38日間の西山中学校での生活を燃やし尽くして欲しいものです。
2022年、ありがとうございました!
23日、休業前集会を終え、2022年の授業日が終わりました。
集会では「4月に進学・進級をする時に、新たな決意をするものです。しかし、日本人的には、新年となり新しい年を迎える、これも大きな節目であり、そこで新たな決意をするものです。昨年までの自分の失敗や良くなかったことは、いい意味で忘れ、新たな決意をする。気持ちを新しくする。これが素晴らしいことです。」と新年の決意の意味を話しました。
一回、ここでリセットする。新鮮な気持ちになる。もう一度、挑戦するべきことについて考えてみる。年度としては途中なのですが、セカンドチャンスがもらえるような気にもなります。そして、こう付け加えました。
「皆さんは、そんな意味で新年の決意をしてきてください。そして、14歳以上の人は「立志」をしてみてほしいのです。かつて、14歳になると大人扱いされていたそんな時代の日本がありました。立志と新年の決意の違いを言うなれば、『今年は飲みすぎない、食べ過ぎない、やせるぞ!』といったものは決意ですね。立志とは『志を立てること』。志とは『自分は何者になるのか』ということをしっかりと考えそれを目指していく、ということです。どんな人物になろうとするのか、それを真剣に考えるのも、ゆったりとした冬休みですから、悪くないでしょう。新しい年に、是非皆さんに聞いてみたいと思います」と。
若者たちが元服を迎える時の志になぞらえて話をしてみました。是非、御家庭でも話題にしてほしいものです。
さて、これまでたくさんの御支援をいただいて何とか9か月を過ごしてまいりました。2023年も、深い御理解温かいご支援を賜り、学校運営にあたります。ありがとうございました。来年もどうぞ、よろしくお願い致します。
西山中学校 教職員一同
令和5年度のリーダー決まる!
豪雪からあけ、なんとか生活を取り戻し、延期していた令和5年度の生徒会役員選挙を終えることができました。
立候補者たちは、自分たちの描く未来の西山中学校について、堂々と語り立会演説会を終えました。代表質問が行われたのが下の写真です。「今」を引っ張ってきた現会長が、「未来」をリードする新会長候補に向けて、自分がやってきた生徒会運営、西山中学校生徒の姿を踏まえ、次年度の方針について真剣に問うている姿です。お互いを尊敬し合っている真摯な態度。リーダーの対峙する姿に、私には言いようのない感動がありました。集団を導く責任、理想を追い他のために身を尽くそうとする真剣な姿がそこにあったからです。政治とは、こうあって欲しいものだ、と大人こそ襟を正さなくては、と思い知らされた気がしたのです。
3年生が残してくれる素晴らしい姿も、残りわずかとなってきました。この子たちのために、日本一の卒業式をしなくては、と眉をあげ新年を迎えます。
大雪に見舞われて・・・
19日に降り続いた大雪。国道8号、116号共に立ち往生車両が出て、大変な渋滞が発生。災害救助法が適用されて、自衛隊の支援が行われる一大事となりました。
渋滞に巻き込まれて一夜を明かすことになってしまった保護者・地域の方もいらっしゃるのではないでしょうか。大変な御苦労をされたことと、お察しします。御家族の心配はそれこそ不安で辛い大変な思いだったでしょう。また、除雪に明け暮れ、疲労が重なっておられる方も多いと思います。大変お疲れ様です(私も腕が上がりません…)。
柏崎市は市内の小中学校を二日間、臨時休校としました。いよいよ、明日22日(木)は学校再開です。学校周辺はおかげさまで除雪車が入り、駐車場のスペースは取れています。生徒の通る道については、狭くて申し訳ないのですが、職員協力して道付けをしました。明日は気を付けて登校してください。
明日は、延期していた令和5年度の生徒会役員選挙もようやく開催できます。立候補者・関係者は、最後の訴えですね。心を込めて、「未来の西山中」について、自分の公約に夢や希望を込めて熱く語って欲しいものです。
にしやま心プロジェクト講演会 ~これからの時代を生きるみなさんへ~
今日は、にしやま心プロジェクト講演会を開催しました。
ここまで人権学習を進めてきましたが、差別や偏見を許さないということにとどまらず、世の中の様々な人たちの多様性を尊重し、豊かな共生社会の実現に向けて、ということも人権学習のねらいです。今回YuiToさんを講師に迎え、Xジェンダーや多様な性について、みんなで学習しました。思春期は特に、心と体のアンバランスが起きて悩むことが多い時です。そして、悩みから孤立して一層苦しい思いになりがちです。YuiToさんは、自分の御経験からもいろんな人がいるし、いていいんだということを生徒たちに語り掛けてくださいました。
給食を共に食べ、昼休みまで生徒たちと一緒に過ごして下さって、素のままの飾らないお人柄に触れ、生徒たちも心を通じ合わせることが出来ました。大変貴重な機会をいただきました。YuiToさん、有難うございました。
個別面談、御来校ありがとうございます! ~ 作品展示御覧いただけましたか? ~
慌ただしく過ぎていく師走、間もなく年の瀬を迎えます。
13~16日、足元の悪い中、保護者個別面談への御来校、誠にありがとうございます。生徒たちの後期前半までの頑張りをお伝えし、保護者の皆様と分かち合い、課題については共有しお互いの場面でよい支援ができますよう面談を進めています。
この御来校の期を生かし、生徒たちの技能教科の作品を展示しています。1年生は美術絵画と木工、2年生はロゴデザインと金属・精密機械の溶接組立、3年生はデッサンの作品を2F図書室から調理室までの廊下に展示しています。熱心に取り組んできた成果を御覧いただき、御家庭では褒めていただけたら嬉しいです。なかなかの力作ぞろいです!
人権について考えるⅡ ~差別に気付く力 差別をしない許さない心~
先週に引き続き、人権教育、同和教育の実践を継続しています。
1年生は、前回「世の中にある差別に気付く」というところから、今回は 江口いと さんの「人の値うち」という詩を題材に、学習しました。被差別部落に生まれた江口さんが、人間的な内面ではなく、外見や社会的経済的な肩書、生まれた場所で受ける不当な差別への怒りや悲しみが、短い文章ではありながら、生徒たちの心に突き刺さりました。
3年生は、就職差別の続きとして、就職時に提出する書類が、会社によっては個人の思想や親の財産を記入しなくてはならない物(社用紙)だったり、面接で聞かれる質問が親の職業や住所、信仰する宗教や支援する政党を聞かれたりするなど、本人の能力や仕事への適性とは全く関係がないことを知られそれが合否の判断となっていたことを知りました。就職という機会に不当な差別が見え隠れしていた事実について学習しました。
2年生は、結婚差別について、2回目の授業でした。繰り返すことで、人権についての考えはさらに深まり、見ようとしないと見えない世の中の差別や偏見について、気が付くことが出来るようになりました。誰もが人として尊重される社会づくりに向けて、まだまだ人権学習は続きます。
人権について考える ~差別に気付く力 差別をしない許さない心~
12月は、人権について考える月間です。
先日の2年生の取組に続き、1,3年生が道徳で人権について考える授業を行っていました。
1年生は、県のホームページを見ながら、世の中に差別を受けている人たちがどのくらいいるのかどんな差別があるのかについて学び、今も根強く残る同和問題(部落差別)を取り上げました。
様々な法律が出来ているのに、今なおなくならない。過去のことではなく、今の問題でもあること、どこか遠い場所の問題ではなく、新潟県にもある問題なんだということを踏まえて、「差別をなくす」ためにどうしていくのかを真剣に考えました。「自分ごと」をキーワードに、問題を傍観することなく差別を受けて辛い思いをしている人たちの心に寄り添う視点で考えていきました。
3年生は、義務教育終了を目前として、やがて自分たちも通る道である就職、その差別にについて考えました。世の中にそんなことがあることに驚きつつ、主人公の思いをくみ取った生徒たちからは、怒り」や「やるせなさ」が語られていました。
この時間だけで終わる学習ではありません。1年生については、まだ学習の入り口にすぎません。授業者は「この大変な問題を知らない人がこんなにもいることこそ、問題だ」と、県の統計グラフを見せながら話していました。まず、差別の現状をしっかりと知ること。そして、それをスタートに人権侵害について決して他人事ではなく自分事として考えていくこと。すべての差別がこの世の中から無くなるまで、人権教育に終わりはありません。
第2回 キャリア講演会 ~3年生~
夢や目標をもって、社会でたくましく生活している方々をお招きして自分の生き方を考える機会とする、3学年の第2回キャリア講演会が開かれました。
今回は、車椅子バスケットボールの選手である、新潟WBCの松川様から御講演いただきました。
松川さんは、かつてはサッカー少年だったこと、事故による骨折で脊椎損傷となり下半身が自由にならないこと、車いすバスケットボールとの出会いなど、お話しくださいました。車椅子の助けはいるが、自動車の運転もできるし、仕事を持ち健常者と変わらない生活をしていること、バスケットに向かう情熱あふれるお話に、生徒たちは真剣に聞き入っていました。逆境に立ったとしても、何事にもあきらめずに挑戦する姿勢、物事をプラスに考えていく大切さを学びました。
体育館で、車椅子バスケットの体験もさせていただき、その大変さを知るとともに、車椅子を自在に操り自分を鍛えて素晴らしいシュートができる松川さんのすごさに驚いていました。社会では多様な人々が生活をしていること、そして共生の視点でお互いを尊重し助け合って生活をしていく大切さを肌で感じる機会となりました。
松川様、本当にありがとうございました。
受け継ぐ・繋ぐこと ~第2回マイキャリア講演会 1年生~
1学年のマイキャリア講演会も第2回目となりました(1回目は残念ながらお聞きすることが出来ず、話題にできませんでした・・・)。
今回は、東柏崎駅近くの和菓子の老舗とらや(ToRaYa)さんの三代目の上野宏太郎様をお招きし御講演いただきました。上野様は和菓子屋に生まれながらも家業を継ぐ意思はなく、埼玉の大学に通っていたそうです。聞くところによると、教員免許取得を考えていたそうです。しかし、親の介護をしながらも必死に働く両親の背中を見て、「自分が力にならなくてはいけない」と考え、大学を中退し家業を手伝いだしたのだそうです。
2020年からは、新規事業としてカフェスペースを立ち上げたそうです。お店経営の実績も知識もない中、しかも会社員との二足の草鞋を履きながら必死に会社経営について学び、また新たなメニューの開発や事業構想を立てるという多忙な日々を送っているそうです。
生徒たちからもたくさんの質問が寄せられました。
働いていて一番うれしいことは?との問いに、「やはりお客さんに喜んでいただけた時」と、話されました。業績が良い時も嬉しいけれど、何よりお客さんが笑顔でお菓子を食べておいしい、と言ってくれた時、自分がその方にとって少しは役に立てたのかな、と感じる時が、何といっても嬉しいのだそうです。
働く、ということはまさにそういうことだ、と私も共感しました。一年生にとって大変勉強になったご講演でした。
上野様、大変ありがとうございました!
拉致で失ったもの 夢と絆 ~人権講演会~
1948年12月10日、第3回 国際連合総会で「世界人権宣言」が採択されて以降、12月は人権について考える月となっています。本校でも心プロジェクトに続き、蓮池薫さんをお招きした人権講演会を開催しました。
1978年大学3年生の時に、柏崎の中央海岸で北朝鮮に拉致されてしまった蓮池さん。その後24年間家族と引き離され、やりたいこともやれない、未来そのものを失ってしまった辛い日々を過ごされました。「家族を失い、夢を失い、希望のない日々を過ごした。死にたいと思ったこともあったが、ここで死んでたまるかという気持ちで必死に生きた」と語る蓮池さん。生徒たちは、想像もできない壮絶な人権侵害が、自分たちの住む柏崎で起きたことに、大変な衝撃を受けていまた。死にたいと思った蓮池さんでしたが、生きるためには情報を知らなくてはならないと一念発起し、ハングル語を必死で勉強した、ということです。数か月後には、向こうの人の会話がある程度理解できるようになったというから、さすがです。そして、身に付けたハングル語を活用し情報を集め、いつの日か日本に戻れる日を待ったのです。
3年生が蓮池さんに「一番辛かったことは何か?」と質問をしました。蓮池さんは「自由がないこと。夢を見ることが出来ないこと。家族との絆を奪われたこと。そう、私は野球ができないことがとってもつらかった。私は、野球が好きで野球がしたかった。しかし、向こうにはもちろんグローブもバットもないんです。」この言葉に、生徒たちは「夢や自由がないこと」「今ある自分たちの生活が当たり前ではないんだ」ということを悟りました。
「この問題は終わったことではない。まだ、帰って来れない人たちがいる。今も続いている問題なのだということを忘れないでほしい」「夢や家族との絆がある、ということは当たり前のことではないんだ」そして、最後に「拉致問題について、北朝鮮の国民を憎むようなこと、ヘイトのような思いは持ってはいけない。そのような犯罪行為をしたのは国家の上層部、一部の人たち。政治体制を非難することはあっても、普通に暮らす北朝鮮の方々や日本に暮らす朝鮮の方々やその子孫の方々を恨むようなことは絶対にしないでほしい」とお話しくださいました。正にその通りでした。
今も続く問題と意識し、このことを忘れないこと、相手に対して言い続けていくことが大切で、それなら我々にもできることだと感じました。蓮池さん、本当にありがとうございました。
令和5年度の西山中の創造 ~生徒会役員選挙に向けて~
12月は、次年度へ向けて新しいリーダーたちが誕生するお時です。
12月8日に生徒会役員選挙が行われますが、その日に向けて候補者たちは「自分たちがどんな西山中にしていくのか、伝統をさらに磨きどうやって新しい西中文化を創造するのか」を有権者である他の生徒たちに知ってもらえるよう活動をします。朝から元気なあいさつ爽やかな笑顔で、生徒たちに働きかけが始まりました。活気にあふれる、良い朝、12月の始まりです。一人では寂しい朝も、仲間と共にあいさつに立つことで、とても元気な朝になる。春先に生活委員会が朝のあいさつ運動に取り組んでくれていましたが、良いことは誰がやっても「良いこと」なのです。
このような、素晴らしい取組を愚直にずっと続けていく大切さ、一日の小さな積み重ねが振り返ると大きな価値となっていくことを学んでほしい。そして、選挙はきっかけであり、その時で終わりではないことこそ、候補者・応援者、何より有権者である生徒たちみんなに感じてほしいものです。
心プロジェクト ~いじめ見逃しゼロスクール集会~
心プロジェクトの全体集会が行われました。
これは、毎年開催するいじめ見逃しゼロスクール集会の位置づけですが、現状の生徒たちの実態に合わせて、より進化・深化した心育みプランとして、「心プロジェクト」という名称になりました。「いじめがない」ではなく「一人一人の生徒たちがしっかりとつながっているか」を確認し、それぞれが考えていくことに取り組みました。生徒会が企画に沿って進行し、学級や学年がただ同じ空間にいるだけで、お互いが無関心であっていいのだろうか?より良い関係、良さを見つけ合い高め合う集団となるために、安心・信頼・共感をキーワードに、2回のグループ討議を経て考えていきました。
建設的な話し合いを積み重ね、また、先輩の後輩の意見に耳をそばだて、自分の中にあるものを深化させていった西中生。今後の「勇気ある一歩」をどう踏み出すのかに、期待しています。
マザーテレサは言いました。「愛の反対は憎しみではない。無関心だ」と。人の喜びも痛みも、自分事のように感じられる豊かな心を育みたいものです。
大好きな仲間と会社を創った ~学校だより~
今月の学校だよりを発行しました。
毎号HPにもアップし、カラーでご覧いただけるようにしています。今回の巻頭言は、私が10月にお聞きした、フラー株式会社の渋谷会長のお話を載せました。渋谷会長のたぐいまれな判断力決断力。夢や目標を叶えようと、まっしぐらに行動する姿勢。「この友達とずっと一緒にいたい」という思いが起業につながっていくことなど、自由な発想を持ちつつ、失敗を恐れず行動することの素晴らしさを生徒たちに伝えたいと思いました。なにより、故郷・新潟への思いがすばらしい。私自身、とても感銘を受けました。
未来は、自分で切り開く、そしてそれは絶対に不可能なことではない。そんなメッセージが西山を愛する西山中生徒たちに伝わることを願っています。そして、一番大切なことは「夢を叶えるために、学生であるときにがむしゃらに自分を鍛えておくこと」、このことを伝えたいのです。今、夢や目標が見つからなくたっていいんだ。今は「いつかきっと役に立つ」と思って、何でもいいから夢中になって、必死になって、自分を鍛えてほしいと思います。
渋谷会長をはじめ、掲載に御協力いただいたフラー株式会社の皆様に感謝します。
キャリア講演会 ~3年生~
今日は、3年生のキャリア講演会でした。
外部から社会で活躍されている方、自ら起業して人生を切り開いて来た方などをお呼びして、自分自身の将来設計を考えたり、夢や目標の実現に向けてどんな努力が必要なのかなどのヒントをいただいたりする機会です。
今回は、オッドアイ イデア(Oddeye idea)の渡邉様を講師にお迎えしました。
渡辺様は、現在家屋の内装やリフォーム、リノベーションを請け負う会社を設立しています。内装等は「他ではやらない独自なもの」を目指し、奇抜で豊かな創意やアイデアを生かして設計施工に取り組んでいるとおっしゃっていました。中学生に話す内容もしっかり事前に7つのストーリーを作ってくださり、わかりやすくお話しいただきました。
自分が中学時代にテスト休みの部活休止期間中、7日間で部屋の模様替えばかりやっていたこと。しかしそのことが、仕事をする上で、意外と無駄になっていない、というお話。人生を冒険にたとえた時、やはり武器をいくつか持っていた方がいい。その武器は、きっと今しっかりと学ぶことだ、というお話をしてくださいました。社会に出ていろんな苦労をし、いろいろと間違ってしまったことがハプニングなんだけど、それが、今の人生をしっかりと作ってきたこと。そして独立までの苦労と、独立して十年の今だから言えることを赤裸々に語ってくださいました。
こんなお話こそ、子供たちにとって一番魅力的です。信念をもって生きることの大切さがひしひしと伝わってきました。その後の質問コーナーでは、ただの質問に終わらず、生徒たちにも一緒に考えさせるような語り掛けで、より主体的に生徒たちが問題意識を持つように働きかけてくださいました。本当に、ありがとうございました。
失敗は結果的に今に生きる。人生、思うようにいかないハプニングがある。しかし、それこそ人生なんだ。というお話を、それこそ、自分たちの人生に生かしてほしいと思いました。
全市一斉地場産給食DAY!
11月18日、今日は全市一斉地場産給食デーということで、柏崎産の食材で作られた給食です。
・ 柏崎産大豆のマヨサラダ
・ 谷根鮭de焼メンチ
・ 秋の恵み汁
・ 味付け海苔
そして、ご飯は柏崎産の「新之助」の新米で炊いたものです。
海苔の袋のデザインがとってもGood!
どれもとっても美味しい買ったです。新之助の説明には「暑さに強い品種」ということが書いてあり、粒が大きいということは知っていましたが、新たに勉強になりました。近年の酷暑で稲が焼けて粒に黒い色が入ってしまうことがあると聞いていたので、新之助はそんな夏に強いのだなぁと感心しました。品種改良という、人の努力は素晴らしいですね。今後も、新鮮で安心な、地場産を大切にしていきたいです。
第3回WEB診断問題 実施
以前からご紹介している、WEB診断問題の第3回目が本日行われています。
1年生はまず最初は国語。その様子をのぞいてみました。
今回の問題は、「生徒会役員選挙」を題材にしています。中学生にとって今が旬の話題でもあり、テストでありながら自分事のように考えられる工夫がみられ、「出題者はさすがだ!」と、うなってしまいました。
選挙について考えていくときに、今年度の公約や実績をグラフで示してあり、それを資料として生徒たちは考えていきます。図表やグラフが何を示しているのかを読み取る力を試すなど、とても工夫がされています。公約の難易度を4象限マトリックスで表したりと、「言語」の学府である国語が、物事を視覚的にとらえたり視覚的に表現されていることを頭の中で深く思考し、言語として表現させるという、とても現代的なアプローチに変わってきていることに気が付きます。
テスト後は、いつものように小グループで「自分はどう考えたか、そしてその理由」について話し合っています。答えを覚えるのではなく、答えの導き方が段々と分かっていきます。とても価値ある時間です。
より高みを目指して 西山の礼''2022 ~生活委員会~
今年度の学校生活も折り返しです。
春決意してきたことが、ともすると年度中盤は意識が薄れ、あるいは中だるみし、惰性になってしまうことはよくあることです。さて、そんなときの分かれ道…
あきらめてしまうのか
もう一度、新たに決意するのか
生活委員会は、後者を選びました。「中だるみした今の姿」と春から目指してきた「あるべき姿」を生徒朝会で具体的に示し、西山中学校の誇りある姿をさらに磨き上げようとしてくれています。ここが素晴らしいことです。
誰しも、決めたことが上手くいかなかったり、惰性に流れてしまったりということは学習や部活動や、大人では仕事についてなど、誰しもあるものです。ただ、そこであきらめてしまうのか、もう一度初心にかえるのか。気持ちをもう一度締め直すことが出来る、ということが社会に出ていくとき必要な資質・態度なんだと思います。辛いことや上手くいかないことは、今後もきっとある。でも、あきらめないで初心にかえってもう一度!
生活委員会の気持ちを生徒・教職員一同、「初心にかえって」受け止めました!
春に向かって・・・ ~美化委員会~
美化委員会がプランターに花苗と球根を植えてくれました。
冬に向かう今ですが、春の準備です。3年生が巣立ちゆく卒業式の彩となるようパンジーやビオラを、新入生を温かく迎えられるようにチューリップを、美化委員のメンバーが植えてくれました。
春咲く花々は、冬の寒さを知らないと春に花を咲かせないと言います(温かいところでは球根を冷蔵庫で保存すると言います)。これから、冷たいみぞれに打たれたり、雪に埋もれることもあるとは思いますが、静かに力を貯め春には満開に花を咲かせて欲しいものです。
美化委員会の皆さん、ありがとう!
新米、はじめました! ~柏崎・地場産物について知ろう~
食堂の入り口の掲示を見て、心がワクワクしました。
「新米 はじめました」と貼ってあります。
新米のつやつやとした輝きと香りの高さに胸がわくわくする時、「自分は日本人だ。そして日本人でよかった!」と感じる一瞬です。新米には、派手なおかずは要らない。梅干し一個、明太子の一かけらで、ご飯のうまみを存分に堪能したいものです。
さて、11月は半ばに入りましたが、「地場産物について知ろう」ということで、たくさんの地場産物の掲示がありました。近くで取れたものを新鮮なうちに食べることこそ、おいしい食べ方はありません。
今、テレビを見ていると「新潟県産米粉」を宣伝するCMが流れています。米粉で作るパンや麺の美味しさを紹介しています。給食にも米粉パンが出ますが、たしかにもちもちしていてとっても美味しいです。私が想像するに、このCMの放送はウクライナ危機と無縁ではありません。ウクライナは世界を代表する小麦の産地です。ウクライナで起きている悲惨な戦争のせいで世界の小麦価格が上昇し、小麦製品の値上げが起こっています。日本の食料自給率は40%を切り、6割を外国からの輸入に頼っているため、このような事態は今後も避けられません。
地場物を知ろう、という取組は、「日本人の食べるものは日本で作ろう」といった考えにつながっていきます。一つの国を追い詰めるのは、ミサイルや銃などの武器だけではないのです。今ロシアが各国から経済制裁を受けていますが、日本に対して「食料を売らない」と言われるだけで、日本人は存亡の危機を迎えてしまうのです。国際社会で世界各国と協調していくという姿勢はもちろん正しいこと。しかし、「自分の国は自分で守る」ということについては、食の面からも考えていくことが必要です。産地が分かり、安全安心な食について考えていくきっかけとなると嬉しいです。
薬物乱用防止教室
3年生対象に、薬物乱用防止教室が開かれました。
義務教育を修了しようとする今、社会に潜む犯罪に気付き、自分で自分を守る力を身に付けるべく、ライオンズクラブから2名の講師の先生が来てくださいました。
麻薬、コカイン、大麻、合成麻薬、危険ドラッグなど、都会だけの問題かと思うと、新潟県では135件もの犯罪が検挙されている(令和3年度)。そして、2020年には柏崎の高校生が大麻の使用で逮捕されているという事実を聞き、決して遠いところの話ではない、ということを実感しました。また、それらの誘惑はSNSを通じて知り合った「友達」や「恋人」と思っていた人を仲立ちとして、「麻薬や危険ドラッグ」等と認識しないまま使用し、中毒症状に陥ってしまった例を動画から学びました。
「これを飲むと、集中できるよ。眠くならないよ。サプリ(健康補助食品)だから大丈夫!」
こんな、甘い言葉で使ってしまうという、恐ろしいものでした。不安や恐怖からまぬかれる術は、「正しい知識」です。このことを卒業後の生活でしっかりと生かしてほしいものです。
ライオンズクラブの皆様、本当にありがとうございました。
自己ベストをたたき出せ! ~ 後期中間テスト ~
自己ベストをたたき出せ!
土日とテスト勉強に多くの時間を費やしたであろう、生徒たち。登校するあいさつと共に、標題のセリフをエールとして投げかけました。今日は、いよいよ後期の中間テスト。中間はテストが1日しかないため、きっとこの土日の追い上げは皆大変だったことでしょう。努力してきたことを、この日のこの時間に出し切る。自分の中の確かな力をぶつけてほしいものです。
しかし、テストは「自己理解度を図る物差し」にすぎません。テストが終わった後、「何が大切だったのか」をしっかりと見直し学習し直して、頭の中を100点満点にする。テストは、間違い発見器なのです。結果の点数だけで評価をするのではなく、そこに至る過程を褒め、しっかりと振り返りテストの復習をしている姿こそ、褒めてあげてほしいものです。
「自己ベストをたたき出せ!」ここには、他者との比較ではなく、過去の自分を乗り越えようとする尊さ、へのエールです。
3年生にとって、定期テストは残すところ1回となりました。今回の中間テストにかける思いは、人一倍だったことでしょう。いよいよ、進路に向かう大一番。これからの3カ月の学習で、太い太い力を育ててほしいものです。
社会的な問題をきっかけに・・・ ~道徳・1年生~
1年生の道徳授業をのぞいてみました。
ある大学生の投書を題材に授業が始まりました。「ごみのポイ捨ての無くならない日本社会。アメリカのようにいたるところにごみ箱を設置すべきではないか。」という内容です。これに対して、生徒たちは考え、自分の意見を答えていきます。次に、この投書に対するAさん、Bさん、Cさんの意見を読みます。自分が共感するものはどれか、またその理由を考えていきます。投書に初に共感する意見と、「日本人には、自分で出したごみは持ち帰るという道徳心がある」「ゴミ箱設置にはたくさんのお金がかかるだろう」という意見です。
タブレットを活用した道徳授業。深く考え心を豊かにする道徳にPCは必要か?と思われるかもしれません。
しかし・・・自分の考えを回答する時間は個々に違います。授業者は、個々の思考の時間を保証してやると、早く書き終わった生徒は間を持て余してしまうものです。タブレット学習は、書き終わると他の生徒の意見を自由に見ることが出来、待ち時間が無くなるとともに、生徒同士の意見交換がとてもスムーズにできます。
そして、今回のように「どの意見に賛成か?」といった意見集約も瞬時に行われ、どの意見が多数派なのか、すぐに可視化されます。
それらを基に、子供たち生身の意見交流や議論が行われます。ここが一番大切なポイントで、この議論が焦点化され、議論の時間が確保されるのです。
最後に、何を考えてほしかったのか。それは、「ゴミをポイ捨てするのは悪い。これはどの人もわかっている。しかし、取るべき行動に対してはいろんな意見がある。その誰もが納得して(あるいは妥協しながらも)生きていくためにはどうあるべきなのか?」という、私たちの生活全般でぶつかる、多様な人々が同じところで共生していくためにはどうあるべきか、という普遍的な問題について考えさせているところが、今日の授業の肝、授業者のねらいでした。1年生の心の発達を考えると、とても高次な思考段階を経ないと難しいことだと感じましたが、まず、身近な共感できる話題からスタートし、仲間の意見を知り、他者の考えに触れる経験を経ると、しっかりとした考え方を持つ生徒が出てきます。
すでに、「民主主義」という言葉を咀嚼したかのような意見が出て、私は驚きました。尊敬の念すら持ちました。
Super Student at Nishiyama JHS!
令和4年度 進路説明会 ~3年生~
今日は、3年生の進路説明会です。たくさんの保護者の皆様に御来校いただきました。ありがとうございました。
3年生たちの目指す高等学校等の手続きは、インターネットの普及もあり便利なようですが、初めて行う方々にとってみれば、より複雑になってきているといういい方もできます。特に、私立高校の入試は複数回の受験が出来たりと、より複雑です。そして、肝心なのは「手続きには〆切がある」ということ。手続き漏れで、進むべき進路が閉ざされた、なんていうことが絶対あってはなりません。そのために、今日の説明会を設けています。
冒頭あいさつでは「3年生との別れが近づくのは大変寂しいこと。しかし、自分自身の夢や目標に向かって進む3年生たちを精一杯送り出したい。夢や目標がまだ見つからない人がいていい。それを見つける3年間にしてほしい。18歳成人となり、より大人の扱いをされる。選んで自ら門をたたいたのが高等学校であり、時に自己責任を問われる。そんな厳しい一面がある一方、高度情報化でより複雑化する社会において、皆さんの置かれている状況も変わり、思い悩むことが多くなっていくのも事実。困った時は、困ったと言っていいところ。助けを求めていい場所だ。伝え合うことの大切さを十分に知っている皆さん。自分の気持ちを伝えること、困ったら助けを求めることを恐れずに。ここにも、仲間たちがいます。自信をもって、自らの道を進んでほしい。」と話しました。
師匠に学ぶ!包丁を使いこなせ ~2年生・総合~
2年生は総合的な学習の時間で、いろいろな職業について学習を深めています。
職業観をもって、将来のために目標を目指して学ぶ、キャリア教育の一環です。今回は、市内でお店を開いていらっしゃる、割烹・いなほの小池様と、呑食処・三五郎の品田さんに来校いただき、板前職人としての技、包丁の使い方を御指導いただきました。
野菜を包丁の技術で見た目も鮮やかに変えてしまう「飾り切り」を教わり、実践してみました。小池様の模範演技では、一本のキュウリが、蛇腹のように長くなったり、らせんが付いていったり、見た目がどんどん鮮やかになっていきました。見ていた2年生たちからは感嘆のため息が漏れていました。包丁で野菜を切るのも精一杯なのに、そのような様々な技法で食感もおいしく変わることを聞いて、その技術の確かさに感心していました。
いよいよ、2年生たちの実践です。日頃、使ったことがない包丁に悪戦苦闘。まるで、カッターで鉛筆を削るような格好の生徒もいて、見ていてひやひや。しかし、これこそ体験です。使うこと以外にモノの上達はないのですから。
切った野菜は、塩水につけると柔らかくなって食べやすい、ということも学習しました。今日のねらいのもう一つは「食育」にもあります。豊かな食生活に、包丁技術は欠かせないことも学びました。お客様をもてなすために、常に心遣いをしていること、また、お客さんの笑顔が働く活力となることも、教えていただきました。
今日練習した技術は、野菜の酢の物をつくるのに活用できるそうです。ぜひ、家庭できゅうりや大根の酢の物を作ってみてほしいものです。
3年生、ハンドボール真剣勝負! ~保健体育~
立冬を過ぎ、いよいよ暦は「冬」です。
テストも近づきますが、寒い寒いと縮こまっていては、健康体力の維持増進は望めません。受験期、運動不足により肥満傾向が見られたり、せっかく鍛えてきた筋肉が落ちてきて代謝が悪くなったりすることで、体調不良が気になる頃です。その分、体育授業では、運動量が多くしかもみんなで楽しみながら活動できる、ハンドボールに取り組んでいます。経験者が少ないスポーツでもあり、生徒たちは興味津々。バスケットボールより接触が少なく、ボールが小さいのでパス回しが速く、スピーディ―に展開しています。
男子も女子も、チームで協力しながら思い切りゴールめがけてボールを投げ込んでいました。いい汗をかき、血の巡りも良くなったことでしょう!学習の効率を上げるためにも、適度に筋肉を使い血流を良くした方がよいようです。家庭においても、ストレッチや多少の筋トレを取り入れることは、ストレスを軽減し学習に良い影響が出ます。3年生にとっての真剣勝負の後期中間テストが迫ります。
がんばれ!3年生。
合唱祭を振り返り、そして更なる「全進」(生徒会スローガン)を!
合唱祭が終わりました。御来場いただいた皆様、ありがとうございました。
各学年のフルパワーを存分に発揮し、全校合唱で3学年が統合された素晴らしい歌声と声の広がりで満たされた体育館。心に深く深く刻まれました。
さて、生徒朝会でその振り返りが行われました。感じた想いのシェアリングです。春から生徒会が進めてきた、自分たちが励まし合い高め合う集団として成長出来てきているかをマラソン記録会終了時、体育祭終了時と今を比較し、みんなで成長を確認し合いました。
会長の桜さんから、新たな提案がありました。それは「心プロジェクト」。
みんなが成長を遂げてきている。もう一度振り返り、みんなが本当につながっているか、人の思いに気が付き温かい関係を創ろうとしているか、まだまだ私たちの「心」は成長できる。温かく、豊かに、優しく、人を思いあって、そんなことを心に強く意識してみんなで取り組む、それが「心プロジェクト」です。
日々を振り返ってみることから、今の自分たちの「位置」を確認することから、一歩の前進(全進)がまた始まります。
令和4年度 合唱祭 ~心動 届けよう この思い~
昨日の豪雨も朝には上がり、朝日の差し込む秋空の中、合唱祭を行いました。
夏休み前から曲を決め、音楽の授業はもちろん、10月に入ってからは朝、昼休み、放課後と練習を繰り返してきました。声が出ていない、歌詞を覚えていない、曲のイメージが伝わってこないなど、それこそいろんな困難があったことと思います。特にみんなをひっぱるリーダーたちは、大変な苦労があったことでしょう。しかし、次第に歌声が大きくなりハーモニーが整ってくることに学級のみんなの成長を感じていたことと思います。
後期は、「共感すること」を成長のテーマとしました。合唱は、まさに曲に詩に込められた思いに共感し、頑張る仲間の思いに共感し、伝えたいみんなの気持ちに共感し、みんなで歌い上げます。1年生、2年生、3年生の合唱、そして、全校合唱。吹奏楽部からの演奏で幕を閉じました。講評に、松浜中学校の矢島先生をお迎えし、お言葉をいただきました。それぞれの学年ともに、良さを褒めていただきました。そして、西山中生徒の立ち居振る舞いの素晴らしさは、昨日今日できることではない。日々の生活の素晴らしさですね、とおっしゃられた時、生徒たちの内面を褒めていただけたと思い、私は本当に嬉しかったです。
たくさんの御家族、保護者の皆様に御来校いただき、温かい拍手、温かいメッセージをたくさんいただきました。当日防災訓練と重なり、緊急メールのテスト等があって携帯電話の音を鳴らさないよう御配慮いただくなど、不慮の対応もあったのですが、ホワイトボードに応援メッセージを書いていただくなど、たくさんの励ましをいただきました。
本当にありがとうございました。生徒たちは今日の思いを今後の生活にしっかりと生かして今後の成長につなげていきます。今後ともご支援ください。
本日、本番リハーサル!
本日5限に、合唱祭の全体リハーサルを行いました。
開閉会式に、入退場等の練習をしました。本番は歌もそうですが、凛とした姿を見せられるよう、確認です。その後、全校合唱の練習をして、それぞれの最終的な課題を持ち帰りました。全校がそろった歌声は、決して人数が少ないとは感じない迫力がありました。生徒たち一人一人の気持ちが、何倍にもこもっていたからだと思います。
放課後は、2年生が体育館練習でした。リハーサルの後だけに、気合十分といった雰囲気でした。
練習の開始からリーダーを中心とした、自分たちの自主運営です。大成長を遂げている姿にすでに感動です。2年生の歌声は、情感たっぷりで聴いていると心がさざめき立つようでした。本番は、大波が来そうです。
皆さん、覚悟しておいてください!
現在の仕上がり具合は…?~合唱自己評価~
生徒玄関に、現在の各学年の合唱の仕上がり具合を数字で「可視化」してあります。
3年生の仕上がりがいいようですね。これを見て、1,2年生は大いに刺激を受けているようです。ホワイトボードにはたくさんの言葉が!自分たちへの激励だったり、他学年からの応援メッセージだったり、大変にぎやかです。熱い意欲や温かい言葉に元気が出てきます。
いよいよ明日の5限はリハーサルです。本番同様の形でステージで歌います。どんな仕上がりか、とっても楽しみです。
合唱祭、迫る!
土曜日に合唱祭が迫ってきました。
音楽科から、各学年の曲のポイントが示され、掲示されています。昼休みには、廊下を歩いている生徒がいません。熱心に、学級学年の練習に取り組んでいるからです。この各学年のポイントを頭において、必死に練習を繰り返しています。
日に日に声が大きくなり、曲想を捉えて情感を込めて歌う様子が見て取れるようになってきています。何より、毎日、自分たちの成長を評価しながら、そしてみんなで協力し合ってより良いハーモニーづくりに取り組んでいます。
各学年の自己評価は次の記事にお示しします。
赤い羽根共同募金、御協力ありがとうございます! ~生徒会~
登校時に、赤い羽根共同募金への協力活動を生徒会、美化委員会が中心となって行っていました。
今日明日の二日間の取組ですが、生徒を通じて御家庭からも多くの御協力をいただいております。大変ありがとうございます。災害のみならず、広く困っている人たちへ思いをはせながら、少しでも力になりたい、という善意を集める活動です。「ハチドリの一滴」の話の通り、自分にできることをする、大切なのは「困っている他者へ思いを寄せること」にあると思います。後期の一つのテーマ、「共感する心」いろんな角度で感じてほしいと思います。
伝えることが、楽しい! ~1年生・英語~
1年生の英語の授業をのぞいてみました。
春から始めた中学校の英語の授業。今日は、どうやら所有格、所有代名詞の学習のようです。絵を見ながらボールやギターなど様々なものが、「誰のものなのか」と英語で話しています。今日は、ALTの福田コートニー先生がいらっしゃる日で、英語のネイティブな発音を聞きながら授業に取り組める日。生徒たちのテンションも何割か増しに上がっていたようです。
ゲーム形式で楽しみながら、とにかく話す機会を増やしてどんどんいろんな人に挑戦です。英語はツール。話すため、意思を伝えるための道具です。間違いを恐れず、どんどん伝えあって上手になって欲しいものです。
ステージ練習、始まる! ~合唱祭に向けて~
いよいよ、ステージ練習が始まりました!
1年生の様子です。狭い教室では、響いていたように感じていた声も、広い広い体育館では聞こえ方が違います。今の実力を確認し、自分たちの課題を確認しました。これから本番まで、どうなりたいかを心に年次、そして何より、各パートとのハーモニーをつくるため、心を一つに力を合わせてほしいものです。まだまだ、十分に時間はあります!
心動(こどう) ~合唱祭~
後期は合唱祭への取組からスタートしました。
準備はすでに夏前から始まっていましたが、いよいよ合唱祭実行委員会から今年度の合唱祭のテーマとなるスローガンが、生徒朝会で発表されました。
今年度のスローガンは「心動(こどう) ~届けよう この思い~」
学級全員で、西山中生徒全員で、歌に込めたそれぞれの思いを会場中に響かせて届けよう、というものです。そのために、朝会では一人一人がどんな思いで取り組んでいくのかをカードに書くことになりました。皆真剣そのもの。どんな思いが書かれているのか、とても楽しみです。きっと、仲間を思う気持ち、保護者への感謝など、温かい心が込められているのでしょう。
それを受けて、本格的に合唱練習も始まりました。昼休みの様子ですが、真剣そのもの。10/29がとっても楽しみになりました。