学校だより
3・4年生 ため池探検
中通地区は、実にたくさんのため池があります。大きな川が流れていない中通地区にとって、このため池こそ、なくてはならない存在です。ため池は、中通地区に豊かな自然の恵みをもたらしてくれます。
3・4年生は、中通地区のことをより深く知ろうと、このため池について学習を進めています。どこにどんなため池があるのか、ため池の特徴や役割は何なのか、ため池の水はどこからきているのか等、様々な角度から調べています。
今回、矢田の本村大池に探検に行きました。そして、矢田にお住まいの前地域コーディネーターの黒金様より、本村大池のことについて教えていただきました。
子どもたちは、本村大池の大きさに驚いていました。そして、その水は、上流に位置する森の池からトンネル(隧道:ずいどう)を掘って引っ張ってきていることを知りました。水を得るために、昔の人々がとてもたいへんな作業をしていたことを知りました。そして、そのトンネルを実際に見に行きました。
トンネル(隧道)に向かう途中、5月に自分たちが植えたマコモタケの田んぼを見学しました。わずか1か月で大きく育っているマコモタケを見ることができました。また、マコモタケの田んぼに大切な水をもたらしてくれているのも、トンネル(隧道)のおかげであることに気付くことができました。
トンネル(隧道)のある場所に到着すると、130年以上前に掘られたトンネル(隧道)と、昨年完成した新たなトンネル(隧道)を見学することができました。多くの方々の努力によって、中通地区に水資源が届けられていることを学ぶ機会となりました。
花壇整備作業(花植え作業)
天候不良のため延期になっていた花壇整備作業(花植え作業)を全校児童で行いました。マリーゴールドとサルビアを植えました。
マリーゴールドは、黄色とオレンジが交互になるように1列に並べて植えました。サルビアは、マリーゴールドと並ぶように1列に並べて植えました。どの学年も手際が良く、あっと言う間に作業が完了しました。1年生は、初めての花植え作業でしたが、たいへんスムーズでした。6年生は、全校児童のために片付け作業を最後まで一生懸命に務めてくれました。児童玄関に向かうまでのアプローチ。10月まで、美しい花々が児童や来校者の目を楽しませてくれます。
1年生 初めての絵の具に挑戦
1年生が初めて絵の具を使いました。絵具をパレットに出して、それを筆に付けて色付けをすること、色を変えたいときはバケツの水で筆を洗うことなどを学びながら、奇麗な模様を描くことができました。終わったら、パレットを奇麗に洗うこともきちんとできました。次回が楽しみになりました。
5・6年生 調理実習
5・6年生合同で調理実習を実施しました。6年生は調理実習の経験がありますが、5年生にとっては初めての調理実習でした。今回のメニューはスクランブルエッグでした。卵は大きめが良いか、小さめが良いかを選び、それに合わせてかき混ぜ方を変えます。子どもたちは自分の思いに合ったスクランブルエッグを作ることができました。経験のある6年生はもちろんのこと、初めての5年生も、友達と協力しながら実習を進めることができました。
プール清掃
全校児童でプール清掃を行いました。各学年ごとに作業内容を分担して、それぞれ作業に取り組みました。1年生も、一生懸命にプールサイドの草取りをしました。5・6年生は、水に濡れながらも、プールの中をピカピカにしてくれました。子どもたちからは、6月20日のプール開きを心待ちにする声が聞かれました。
1・2年生 町探検
6月1日(水)、1・2年生が吉井方面に町探検に出掛けました。
長橋の池で、渡り鳥なのに未だにずっと長橋の池に住み続けている2羽の白鳥を見たり、大きな魚を見付けたり、弥生の館に上ったりしました。
その後、下谷地遺跡に行きました。古墳に登ろうとチャレンジしましたが、途中で道がなくなり、断念しました。機会があったら、また挑戦してみたいと思います。
体力テストに挑戦中です。
運動会が無事終了し、学校では「体力テスト」に取り組んでいます。全ての学年が「50m走」「立ち幅跳び」「ソフトボール投げ」「握力」「上体起こし」「長座体前屈」「反復横とび」「20mシャトルラン」の8種目を計測します。
それぞれの学級が体育の時間を活用して、1種目ずつ計測しています。全ての計測が済みましたら、記録を業者に提出し、結果を分析してもらいます。後日、個々人ごとに分析結果が配付されます。
持てる力を精一杯出し切って、自己の記録を伸ばしてほしいものと応援しています。
花壇整備作業(花抜き作業)
昨年度10月に全校で校舎脇の花壇に植えたチューリップとパンジー。春に花を咲かせ、これまで児童や来校者の目を楽しませてくれていました。残念ながら、チューリップはすっかり枯れてしまいましたので、本日は全校で花抜き作業を行いました。チューリップは球根を掘り起こし、パンジーは花を抜き取りました。花壇はすっかり寂しいものとなってしまいましたが、6月8日にサルビアとマリーゴールドを植える予定です。また、きれいな花々が児童や来校者を迎えてくれることでしょう。
今日は暑さが厳しい中での作業でしたので、作業時間は早めに切り上げたところ、具合が悪くなる子はおりませんでした。6年生を中心に、どの学年も一生懸命に作業を進めていてたいへん立派でした。
学校だより5月号
学校だより5月号(カラー版)を掲載いたしました。今回は、大日山登山と運動会の様子を中心に紹介させていただきました。
中通地区生徒指導連絡協議会
本日、タイトルにお示しした会議を行いました。会議では、中通小学校の職員とPTA役員様、中通保育園様、瑞穂中学校様、地区関係機関の皆様の中から、担当の方々にお集まりいただき、中通地区の児童・生徒の健全育成を図ることを目的に、情報交換を行いました。
情報交換では、中通の児童・生徒の良さとして、「素直であること」「学年関係なく1~6年生まで仲が良いこと」「高学年が下学年の面倒をよく見てくれること」「今年は特に挨拶が元気であること」など、たくさんのお褒めのお言葉をいただきました。
また、曽地駐在所長の金内様からは、「登校の際に見守り隊が各班に付いてくださり、防犯意識が高い。今まで赴任してきた中でも、これほどの学校はなかった。」とのお言葉をいただきました。改めて、中通小の保護者・地域の皆様のありがたさを痛感いたしました。
一方で、少人数の中で生活してきていることから、瑞穂中学校に進学すると、人間関係づくりがなかなか広がりにくいという課題も挙げられました。
会の最後には、学区の統合について話題が挙がりました。篠田行政振興会長様からは、「柏崎市教育委員会の担当者が、統合についての説明会を行うことが可能なので、日程が決まったら案内する。」とのお話をいただきました。
今回話し合われたことを基に、中通の児童・生徒の良いところは一層伸ばし、課題については克服できるよう努めてまいります。皆様からも、一層のご理解とご協力のほどお願い申し上げます。