大洲小ニュース

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7月15日 「みんなちがってみんないい」集会

「みんなちがって、みんないい」は、童謡詩人 金子みすゞの詩「私と小鳥と鈴と」の一節で、それぞれの個性や違いを認め合い、尊重し合うことの大切さを示しています。

大洲小学校ではこの言葉が学校の教育目標のひとつになっており、校門から見える教室棟の窓にもこの言葉がデザインされている子供たちにとってもとても身近で大切な言葉です。

毎年7月にせいかつ委員会が中心となり、全校で一人ひとりのよさを考える集会を行っています。今年の集会では、せいかつ委員のみなさんが劇やクイズを交えながら、互いを認め、関わり合うことの大切さを分かりやすく伝えてくれました。それぞれの違いを認め合うことで、新しい発見や気付きが生まれ、さらに仲良くなるきっかけにもなると思います。

これからも、この集会を通して学んだことを日々の生活に活かし、お互いの良いところをたくさん見つけられる大洲小学校であってほしいと願っています。

7月15日 お話サークル「ありす」公演会

大洲地区のお話サークル「ありす」さんによる公演会が行われました。全校児童が一同に集まり、楽しいひと時を過ごしました。ありすさんはもともと大洲小学校PTAによる読書ボランティアグループでした。読書の楽しさを子どもたちに伝えていくうちに、読み聞かせから紙芝居、そしてペープサート、人形劇と発表の幅を広げ、お子さんが卒業してもこうして大洲小の子どもたちのために駆けつけてくれています。結成して20年以上が経ち、今では親となった卒業生からも声をかけられるそうです。

今回は、紙芝居「さるかに合戦」、ペープサート人形劇「かえるのうた」を演じてくれました。紙芝居は以前に大洲小学校で活動していたクラブ活動で作成したものです。人形劇の脚本は今年もオリジナルだそうです。どちらもとっても面白く、子どもたちも最後まで釘付けでした。

総務委員の子供たちが中心となって会を進行しました。楽しいお話を聞かせていただきありがとうございました。

7月10日 学習参観「人権教育、同和教育」授業

7月の授業参観は例年、大洲小学校で取り組んでいる「人権教育、同和教育」の授業を保護者の方に公開しています。

今回もすべての学年で人権について考える授業を行いました。どの子どもたちも資料を読んだり、これまでの体験を想起したりしながら集中して考える姿が見られました。その内容をお知らせします。

 1年生は資料「おおかみさんがひっこしてきた」をみんなで読みました。おおかみは、見た目は怖いですが優しい心を知って、外見だけで判断したり、決めつけたりしてはいけないことについて考えました。

 2年生は資料「たかしさんの黄色いズボン」を読みました。あだなやからかいなどに対して、勇気をもって正しく行動することの大切さを考えました。

 3年生は資料「もやもやがき」を読みました。登場人物の気持ちを考えることを通して、相手の立場に立った行動とはどのようなことかを考えました。

 4年生は資料「清掃の仕事」を読みました。清掃作業に携わる人々の思いや気持ちを考えることを通して、差別をしないために自分ができる行動を考えました。

 5、6年生は同和教育資料「愛・いのち」の「と場で働く人への差別をなくすために行動しよう」を読みました。と場で働く人が受けた差別やその仕事内容について考え、誤った理解や無知が差別や偏見を生むことを知り、差別をなくすために自分ができることについて考えました。

大洲小学校では人権を自分自身にかかわる身近な問題として気付き、考え、行動する意識を育てたいと考えています。一人ひとりの思いを大切にし、他者を尊重してお互いを認め合える心を育てられるよう、道徳教育を進めていきます。

6月25日 全校体力テスト

縦割り班で体力テストを行いました。体力テストは文部科学省が国民の体力・運動能力の現状を明らかにするとともに今後のスポーツ指導の基礎資料を得ることを目的として全国で行われているものです。小学校は8種目を行いますが、今回は5種目(上体起こし、反復横跳び、立ち幅跳び、長座体前屈、ソフトボール投げ)を行いました。1,2年生がお兄さんお姉さんの超人的な体力に目を丸く、そしてキラキラさせながら見ている姿が印象的でした。あこがれは目標となります。この子どもたちも数年後は下級生の瞳を輝かせてくれることでしょう。

データ資料によると、小学生の総合的な体力は年々低下傾向にあり、特に、上位と下位の差が開く二極化が広がっているといわれています。大洲小学校では今回の体力テストの結果を基に、落ち込んでいる種目を把握し、体育授業で取り入れるなどして体力の向上に努めます。

人生百年時代です。子どもたちが大人になっても体を動かすことが好きでいられるように、環境を整えていきます。

6月24日 3,4年生「笹団子づくり」

2~4時間目に、大洲コミュニティセンターの伊藤さんをはじめ計8名の講師の先生をお招きして、「笹団子づくり」を行いました。始めに大きな団子状になっている米粉を30gずつ計りながら切り分け丸めます。講師の先生方に教えていただきながらあんこを詰めたり、笹をかぶせたり、スゲで巻いたりしながら丁寧に笹団子を作っていきます。途中、あんこがはみ出したり、思うように結ぶことができなかったりしてへこたれそうになる場面もありましたが、最後まで愛情たっぷりに作り上げることができました。

笹団子を蒸していただいている間に、伊藤さんから「なぜ笹団子が作られるようになったのか」「新潟銘菓としてどのように全国に知られていったのか」「米山薬師・えんま市と笹団子の繋がり」など、詳しく教えていただきました。

笹団子は笹の持つ防腐と殺菌作用を利用した新潟を代表する名産品です。今回使用したよもぎ、笹の葉、すげはすべて大洲地区に自生しているものだそうです。昔ながらの知恵と地域の豊かな自然に感心しながら、出来立ての笹団子をほおばりました。家庭へのおみやげにもすることができ、思い出に残る一日となりました。