学校の様子

学校の様子

「読書の楽しさ」を知っている子どもに~図書館ボランティアの皆様に感謝~

今年度の教育活動を振り返り、成果の一つと考えているのが「読書」です。子どもたちが読書の楽しさを知り、心豊かに育ってもらいたいという願いで、これまで読書活動に取り組んできました。その中心となってくださった方が地域コーディネータの月橋照子様を中心とした環境整備担当の方々と、尾崎厚子様を中心とした本の読み聞かせ担当の方々です。

この3月をもちまして、環境整備担当の方々はボランティアの活動を終わりにし、後を市より派遣されている図書館支援員の方に引き継ぎます。今回は、図書館ボランティアの方の活動を紹介するとともに、ボランティアの方に改めて感謝を申し上げます。
北鯖石小学校の図書室には、正面に新刊の本を集めたコーナーがあります。本は整然と並び、汚れにくくするためにブックコートがかけられています。一冊一冊丁寧に作業してくださったのは、図書館ボランティアの皆さんです。また、棚にカーテンをつけたり、椅子をカラフルな色にしたりして明るい図書室にしました。図書館ボランティアの皆さんからサポートしていただき、図書室を「子どもが行きたくなる図書室」にすることができました。

昨年度より、子どもの足を図書室に向けたいと、毎週金曜日を「全校貸し出しの日(全校で本を借りる日)」にしました。図書委員会の子どもたちも、給食の時間に全校児童に呼びかけています。朝読書の時間には、定期的に、読み聞かせボランティアの皆さんが学年に合わせて読み聞かせをしてくださいます。さらに、読書旬間には、45分間たっぷりといろいろな本を読み聞かせてくださいました。子どもたちは、本の世界に引き寄せられ、読書の幅を広げることができました。
児童・保護者アンケートでも、「読書」に関する評価は前期と比較して上がっています。十分とは言えないまでも、子どもの読書への意欲は徐々に育ってきています。長年にわたって、当校の図書館教育の発展にご尽力いただいた図書館ボランティアの皆様に感謝申し上げます。