各たより

各たより

高校説明会Ⅱ

 2回目の進路・高校説明会を開催しました。

 今回は、柏崎地区の高校から説明をしていただきました。昔からある高校でも、カリキュラムに変更があるなど、最新の情報に基づいて、各校の特色を説明していただきました。高度情報化社会が進み、未来の職業も変化しています。自分自身が「どんな大人になりたいか」をイメージして学習し成長していくことをキャリア教育と言います。

 今日のたくさんのお話を、「進路」だけでなく今後の生き方を考えることにしっかりと生かしてほしいと思います。

食育、やってます!②

 そして、今日は食堂の右側にこんなものが置いてありました。

 清涼飲料水に含まれる、「砂糖」の量についてです。

 これから暑い時期を迎え、飲料は必需品です。時に、コンビニのジュースに手が伸びることも増えます。私も、年に何回か無性にコカ・コーラが飲みたくなります。しかし、その中に「砂糖」がこんなに含まれている、と知ると驚きます。スポーツ飲料にもです。砂糖はもちろん、生活に欠かせないのですが、取り過ぎれば、「虫歯」「歯周病」「肥満」「糖尿病」の原因となると言われます。また、砂糖を摂りすぎると「疲れやす」かったり、「酸化しやすい身体」(老化しやすい)になるとも聞きます。

 緑茶、ほうじ茶、麦茶は砂糖藤0。今後の生活改善としての食育・提案でした。ありがとうございました。

食育、やってます!①

 西山中学校には調理場が併設されていて、子供たちはいつも熱々の給食を美味しくいただいています。併設校には栄養教諭が配置されています。本校の米山栄養教諭は、伸び盛りの中学生に必要な栄養を考え、献立を作ってくれています。栄養だけではなく、美味しさとの兼ね合いを考えた献立の工夫には毎回頭が下がります。生徒に変割って、お礼を言います。いつも、ありがとうございます。

 

 献立だけでなく、食品や栄養について正しい知識を教えてくれもします。それを「食育」と言って、食を考えることで、健康的な心身の成長、大人になってから自分自身で健康寿命を延ばしていく資質を養うことに資するわけです。

 毎回、食堂にはミニ知識が張られています。今日はこれ。

 皆さんも一緒にお考え下さい。

英作文を作るぞ! ~英語・1年生~

 1年生が英作文に取り組んでいました。

 自分の思うことを題材に、自由に表現していいようです。こんな英作文一つとっても、タブレットは実に役立つ道具です。何を伝えるか、イメージを広げるため、ネット検索を行っている子。また、自分の言いたいことをグーグル翻訳などを使って、英訳して文章を作っている子もいます。便利な道具として使って、覚えたことは頭に入れる。1年生段階で、習った単語だけ使って英作文を作れと言っても、自分の興味関心を伝えることはできないことが多いでしょう。「伝えたいこと」を心に見つけることが大事。「ことば」というのは、そのことを伝える道具なのです。英語がまさにそうだということがわかると、苦手意識がなくなる気がします。

自分の考えの伝え方 ~オクリンク~

 理科の授業をのぞいてみました。

 今日は教室で、個々に実験の結果について考察したことをまとめて発表するというところでした。

 ミライシードというアプリを使って、自分の意見をまとめていきます。①実験を行った時の写真は、タブレットで撮影し、②その写真を張り付けてカードに理由や結論をまとめます。③出来上がったら、オクリンクで提出。この時、作成したカードが数珠つなぎの列車のようにつながってシュッ!と、送られていきます。教師側は、生徒が送ってきた考察がすべて閲覧できます。

 「なんと便利な事か」と、簡単、感嘆。私も研修で「夏休みの思い出」を紙芝居のように作ったことがあります。本当に簡単に、そしてすぐに作ることが出来て、しかも楽しかった思いがあります。

 その後、生徒たちは自分の考察を発表し合っていき、最後にゆるぎない解答を得ていました。子どもたちは、こんなに簡単に自分の考えを発表できるし、教師側も全員の考えを素早く把握できます。タブレットは本当に便利なツールです。

 しかしあくまでも大切なのは、実験に基づき、得られた事実に基づき「考える力」です。それは、子供たちの頭の中の格闘。ここに意味があります。

学校だよりのバナー完成

 遅ればせながら、学校だよりのバナーを設置しました。

 このバナーをクリックすると、学校だよりを見ることが出来ます。家庭・地域配付には予算の関係上カラー印刷で配付はできませんが、ホームページ上ではカラーで見ることが出来ます。また、御要望の多かった「印刷物の活字が小さくて見えない」という方にも、画面を拡大してみることが出来ます(やり方がわからない方は、お近くの若者に聴いてみてください)。

 学校だよりは、学校の、生徒たちの先生方の取組をお伝えする大切な情報ツールです。これからも紙面の充実を図ってまいります。どうぞ、応援してください。

雑草に負けるな!私たちのトマト ~技術・2年生~

 2年生の技術の時間をのぞいてみました。

 春から栽培してきたトマトが赤く色づいてきました。夏本番です。トマトに襲い掛かる雑草たち。2年生は一生懸命手分けをして水やりや雑草取りを暑い中一生懸命に行っていました。

 そうやって苦労して収穫するから、とっても美味しい!

 そうやって苦労するから、生命の大切さ、有難さが分かる

 

 私は、子供たちに生命を大切にする、思いやる心を持ってほしいと願っています。それには、生命に触れることです。成長する勢い、瑞々しさ、或いは、ぬくもりや鼓動を感じること。たくさんの生命があり、時にその生命をいただいて、私たちは生きている。たくさんの生命をいただいて今生きている自分の生命も大切にしなくては。

 トマトもスイカも良く世話して、感謝していただいてほしいものです。

 

 

 

重要 夏本番の熱中症対策

 太陽の日差しが真夏を思わせるほどの強さになってきました。

 毎朝の玄関での挨拶ですが、西山中学校の玄関は日当たりがとてもよく、日焼け止めが必要なくらいです。

 さて、コロナ対策と熱中症対策ですが、夏本番となり、国の方針を受け市教委からも、熱中症についての注意喚起が出ています。本校の生徒は自転車通学が多く、坂もありかなり呼吸が苦しいことが予想されます。下記のとおり対応をしていきますので、保護者・地域の皆様もご理解いただき御協力をお願いいたします。

 

 ・ 登下校について、「マスク」を着用しないようにすること。

 ・ 体育授業、部活動時は「マスク」を外す。

 ・ 「マスク」未着用時は、お互いに距離を保ち、無駄な話はしない。

上越地区大会 2日目3日目

 6/24(金)、25(土)に上越地区大会の2日目3日目が行われました。

 本校からは、卓球部(男女)と特設水泳部が参加となりました。卓球は糸魚川市で、水泳は上越市で開催されました。

 大変な暑さにより、大会の中止・延期となった競技もでる異常な事態でしたが、卓球、水泳共に日程通りの開催となりました。3年生にとって負けたらあとはななくなります。「この大会を最後にするものか!」という、気迫みなぎる姿が、躍動していました。私も観戦していたのですが、卓球の男子団体戦、直江津東中との戦いは、手に汗握る戦い。2勝2敗となり試合の決着は5本目の戦いに委ねられたのですが、白熱するシーソーゲーム。一本ごとに、掛け声が響き、失点にため息がもれます。ともすれば、動揺したリあきらめそうになったりする選手にとって厳しい展開でした。しかし、強い気持ちで平常心を維持し、熱い気持ちを心にともしながらも頭は冷静に試合を進め、勝利!感動的な場面でした。結果は、上位3チームが2勝1敗で並ぶ大混戦となりましたが、試合の対戦ごとの勝った本数の結果、3位となりました。

 卓球部は男子が団体戦で県大会に出場(地区第3位)の快挙。個人戦では、男女1名ずつが県大会に出場となりました。特設水泳部も、県大会へ出場。今後は、引退となってしまった仲間たちの気持ちも連れて、県大会で精一杯の戦いをしてほしいと思います。

見えないいじめに「気づく」 ~道徳・1年生~

 ある教室の様子を見ながら、1年生がいじめについて考えていました。

 どこからがいじめなのか。また、その行為を「する方」と「される方」で全く違う感覚を伴っているのですが、それが「する方」にはわかりません。明らかに「嫌がらせをしよう」としていることは、「する方」にも悪意はあります。しかし、している方には「いたずら」であって悪意がない。こちらの方がたちが悪いです。なぜなら「悪意がないから、悪いことをしているという実感がない」からです。

 資料から、1年生はいくつも悪ふざけやからかいの行動を拾い上げました。そして、「どこからがいじめだろう」との問いに以下のような意見が、各班から出されました。

・ される方が嫌と思っていなくても、見ている周りが不愉快でいじめと思える行動はいじめ。

・ 見て見ぬ振りもいじめ

 悪意がない「いたずら」をしている側には一種のワクワク感があります。実は、嫌がらせにも同じワクワク感があると言います。「こんなことしたらどんな顔するだろうな」というものですね。しかし、される側は「いじわる」も「いたずら」もされて「いやだ」「辛い」「悲しい」「二度としてほしくない」という気持ちしかないのです。

 このことに気付く鋭い感性・鋭い人権感覚を持ってほしいものです。大切な授業でした。