活動の様子

活動の様子

外部講師を招いた武道(なぎなた)の授業より

1・2年生は保健体育の武道で「剣道」に取り組んでいます(12月実施)が、今日は別の武道種目である「なぎなた」に挑戦しました。県教育委員会から武道推進の指定を受け、県なぎなた連盟より5名の外部講師を派遣いただきました。

まずは、心技体、人格、道徳心、礼節、人間形成など、剣道と共通した事柄が重んじられることを学びました。

次に、実際に一人一本のなぎなたを持ち、講師の掛け声に合わせて、「めん」や「すね」などの大きな発声とともに、基本的な動きや技を学びました。

来週は、実際に相手に向かって打つ動きまで行うとの予告があり、生徒の期待の表情が印象的でした。

 

白波会本部 募金活動

白波会本部が発起人となり、能登半島地震の被災支援に向けた募金活動を行っています。

生徒会長からは放送で、「・・ニュースでは、今なお避難生活を余儀なくされた方々の様子が報道されています。私たちと同じ中学生が、自らの学校に通うことができない、受験を控えた学生が学習に取り組めない、という状況を聞き、少しでも力になることができないかと考えました。・・」と全校生徒に伝えられました。

松中校内には、中越沖地震からの復興を願い、福岡市の玄界中学校生徒会から贈られた折鶴の作品があります。つらい思いをしている人へ、今自分ができることを考え、実践しようとすること、とても立派なことと思います。

 

すこやか強調週間

1月15日(月)から19日(金)まで、「すこやか強調週間」です。この間、生徒は毎日学習用端末を使って、「睡眠」「朝食」「メディア利用」に関する自身の生活を記録します。

今年度3回目となる強調週間ですが、これまで2回の結果から“松中生の睡眠”について以下のような傾向が見られます。

・学年が上がるにつれて、就寝時刻が遅くなっています。

・学年が上がるにつれて、睡眠時間7時間以上を確保できている人が少ないです。

・遅起きすることで、睡眠時間を確保し、帳尻合わせをしている人が多いです。

就寝時刻のめやすは23:00まで。帰宅後の4~5時間をどのように過ごすかがとても重要です。夕食、お風呂、学習、自由時間・・・いかに時間を有効に使うことができるか、今こそ、自制心を育てる期間にしてほしいと思います。学習とメディアの優先順位を考えて生活するよう、ご家庭でもご支援をお願いいたします。

生徒総会要項学級審議

2月2日に行われる年度末の生徒総会に向け、各クラスで総会要項の審議を行いました。

学年委員が進行し、委員会や部活動や会計など「白波会」としての今年度活動のまとめを確認し合いました。年度末の生徒総会は、1年間のまとめであると同時に、次年度への展望を見出す会でもあります。中学校における自治活動のまとめとして、意義ある生徒総会になるよう努めてほしいと思います。

食育講話より

本日給食時の栄養教諭による食育講話を紹介します。

「今日は1月の給食目標“感謝して食べよう”に関わるお話をしたいと思います。

毎日の食事が皆さんのところへ届くまでには、“食べ物を作ったりとったりしてくれる人”“運ぶ人”“売る人”“献立を考える人”“安全性を検査する人”など、多くの人の手を経ています。家での食事でも飲食店での食事でも、それぞれに関わってくれる人がいます。

目の前の給食を作っているのは、13人の調理員さんです。毎日、約1300人分の給食を調理しています。毎日ミーティングを行い、調理の手順や衛生面での注意事項など、きちんと確認しています。例えば、家ではそのまま皮をむいて食べるみかんも、給食ではきれいな水で3回洗っています。揚げ物や焼き物、蒸し物、汁物などは、きちんと火が通っているか決められた箇所の温度を測り、それを記録しています。そして、調理員さんの給食を作るときの身支度は完璧と言っていいくらい徹底しています。まずマスクをし、次に髪を覆うネットをかぶります。その上から白い布の帽子をかぶります。専用のズボンをはき、白衣を着ます。最後にほこりを取るコロコロテープを全身にかけ、白衣に付いたほこりや髪の毛をとり、調理室に入ります。みなさんの学校生活を支えるために、調理場ではこの他にも多くの配慮をして、安全でおいしい給食をつくるように頑張っています。

それから、雪道でも安全に給食を運んでくれる運転手さん。届いた給食をみなさんがすぐに配膳に取り掛かれるように毎日準備をしてくれる配膳員さん。そして最後の仕上げは給食当番さんです。

来るたびに思うのですが、松浜中の皆さんは盛り付けがとても上手です。今日も手際よく、美しく盛り付けてくださりありがとうございます。

このようにたくさんの人たちの力があって、毎日、目の前の給食があるのです。

これからも、自分の命を支えるための自然の恵みや、その食事に携わっている人たちの細やかな心配りを思い出して、感謝の気持ちを忘れずにいてほしいと思います。」

 

今月22日から一週間、『給食週間』があります。今年のテーマは、「2024年のできごとを予習しよう」ということで、今年話題となる様々なことが給食に取り入れられるとのことです。生徒が毎日楽しみにしている給食、今日の話を忘れず、日々の食事に感謝の気持ちをもってくれることを願います。

2年生校外学習

校外学習で2年生がマリンピア日本海へ行ってきました。学習内容は、理科の「生物のからだのつくりとはたらき」の分野に関するものです。水族館の豊富な情報源を活用し、実感を伴った学習活動に励むことができました。

 

2年生は3月に修学旅行を控えています。今回の校外活動は、その予行練習にもなったことと思います。

冬休み明け全校朝会より

冬休み明け全校朝会を行いました。

校長講話では、元日の能登半島地震に関する話があり、被災地への悲しみやもどかしい気持ち、避難所となった学校のことなどが話され、また、防災学習での学びを生かせたか、生徒同士で情報交換する場面も設けました。

「地震を防ぐことはできません。そして、事前に何月何日の何時ころ、どこでどのくらいの揺れが起きるということを正確に予知することは、現時点ではできません。だから私たちは、地震は必ず起きるものだという前提で、過去の震災を教訓として、準備しておいたり対策を講じておいたりすることが必要になるわけです。知識を身に着けておくことが必要になるわけです。自分から行動できる人になってほしいという願いを込めて、防災学習をしているわけです。」

これからの生徒の人生において、避けては通れない地震という自然災害、このことにきちんと向き合うために、今回のことを自らの学びとし、今、起きていることから目をそらさず、心に刻んでほしいという思いが伝えられました。

40周年記念キャラクター

松浜中学校40周年に合わせた『オリジナルキャラクターづくり』でデザインされたアイデアが、3年生の美術授業で“立体化”されました。「松浜中学校といえば」、「校区(松波、荒浜、高浜)といえば」、といったアイデア設定から、デザイン化、立体造形、と進めた作品は素晴らしい出来栄えです。

そのうちのいくつかを紹介しますので、作品のモチーフ(題材)や設定などを想像していただければと思います。

冬休み学習会

冬休みの学習会に3年生希望者が参加しています。

来月には私立入試、3月には公立入試を控え、受験生として“勝負の冬”を頑張っている生徒がたくさんいます。3か月後に進路を実現して羽ばたけるよう、松浜中学校一同、精一杯サポートします。

冬季休業前全校集会

明日から始まる冬休みを前にした全校集会で、各種活動報告や表彰、生徒会三役任命式、冬休み前生徒指導、校長講話を行いました。

校長講話は『はがれ落ちない人間性』という内容で、今、世界で最も有名な日本人“大谷翔平選手”に関する話題が紹介されました。選手としての活躍だけでなく、マナーや態度の良さ、人間性を高く評価されている大谷選手。当たり前に行っている素晴らしい行動は、大谷選手自身が10年以上も前に決めたことを、一つ一つ着実に実行し続けることで身に付けた『揺らぐことのない力』、『はがれ落ちない人間性』が土台となっているということでした。

「時代が変化しようとも、社会の仕組みが変化しようとも、“人間性”として大切にすべきところについては、これから先も変わることはないんじゃないかなと、歴史を振り返ってみても、大谷選手を見ていても感じます。大谷選手は、間違いなく、歴史上の人物となるでしょう。誰もが大谷選手になれるわけではありませんが、自分の信念に従い、決めたことを実践し続けることなら、私たちにもできるはずです。今まさに実践していることがあるならば、自信をもって継続すべきですし、これからという人は具体的に決め、実践をスタートしてみてはどうでしょうか。きっと、大谷選手のような『はがれ落ちない人間性』を自分の中で育てていくことができると思います。」

 

集会後、令和5年最終登校日に「松浜中40周年」の記念撮影をしました。