学校生活の様子

2020年6月の記事一覧

秋津タイムス No.252

6月30日(火)

 2年生の国語で「枕草子」の一段を学習しました。あの有名な「春はあけぼの…」です。春はあけぼの…。夏は夜…。秋は夕暮れ…。冬はつとめて…。と四季折々の風情を「をかし」という言葉を多用して綴ったものです。
 学習のまとめに、私の「枕草子」という課題で一人一人が作品を作りました。

 一部を紹介します。
 「春はタケノコ…不思議だが癖になってしまう。夏はかき氷…頭が痛くなってしまうこともあるが、…。秋は栗…口いっぱいに甘みが広がり…。冬はココア…こたつに入りながら飲むのもいい。」こんな感じです。
 他には、「春は毛虫…。夏はセミ…。秋はトンボ…。冬は冬眠…。」といった具合です。
 中学生の感性というか、発想のかわいらしさに心が和みます。

秋津タイムス No.251

6月29日(月)

 体育祭の軍色決めを行いました。予め学級を2軍に分け、学年ごとの組み合わせはしてありました。今日は紅軍か青軍かを抽選で決めるための集会です。抽選権獲得のため、全員ジャンケンを実施。勝ち残り方式で行った結果、最終者同士の決戦となり盛り上がりました。軍色決めにも全員が関わることができました。
 次は7月6日に体育祭の結団式を行い、体育祭本番に向けて士気を高めます。

秋津タイムス No.250

6月26日(金)

 今日は「仲間づくりプログラム」と名付けた行事を行いました。年度当初は、統合を記念し、仲間づくりと体力向上を目的とした遠足を5月下旬に計画していました。五中から高柳の「子ども自然王国」まで歩き、バスで帰ってくる内容でした。
 しかし、新型コロナウイルスの影響で休校となり、6月下旬に延期にしました。6月に入ると気温が高くなり、熱中症の心配が出てきました。実際にマスクを付け、下見を兼ねて歩いてみ結果、遠足は断念し「こども自然王国」での仲間づくりプログラムを中心にした計画に変更して実施しました。(雨天だったので結果的に遠足でなくて良かったです。)
 自然王国ではスタッフの皆さんが温かく迎えてくださいました。頭や身体を使った様々な活動を用意してくださいました。

 「こども自然王国」初のプログラムも用意していただき、そのミッションをクリアするために広場を何度も往復したり、ぐるぐる回ったりと結構歩いたのではないかと思います。
 どのプログラムも仲間との協力なしでは出来ないものばかりで、仲間同士でコミュニケーションを図りながら活動を楽しむ様子がたくさん見られました。生徒たちの笑顔、笑い声、エアグータッチ、ガッツポーズなど、見守っている私たちも心温まり、元気になる活動でした。

 「こども自然王国」で楽しんだ後、高柳にある国指定名勝庭園の「貞観園」を見学することができました。庭園や建物の歴史と鑑賞の仕方などについて代表の方から丁寧に御説明いただきました。庭には降りることは出来ませんでしたが、建物の縁側から手入れされた見事な庭園を鑑賞することができました。雨が降っていいたため、「貞観園」の特徴でもある苔の色がとてもきれいでした。
 こうした素晴らしい場所が学区にあるという事を知り、見学できたことはとても有意義であったと思います。

 

秋津タイムス No.249

6月25日(木)

 全校応援練習を行いました。中止となった大会に替わる練習試合(「青春・熱血!プロジェクト」)が行われることになったこと、選挙で選出された応援団長及び団長から委嘱された団員の活躍の場の確保、応援歌等の継承などの必要性を考え実施しました。今後ミニ激励会も行う予定です。

秋津タイムス No.248

6月24日(水)

 3年生は総合学習で上級学校について学習をしています。進学する高等学校だけでなく、専門学校や大学についても調べて、進路選択に生かす学習を行ってきました。本来なら市内外の大学や専門学校等を直接訪問する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいました。
 今日はインターネット等で調べた上級学校について発表し合い、、情報共有を行いました。「課題⇒調べる⇒発表する⇒共有する⇒自己の学習を深める、生かす」といった学習方法を総合学習の時間を通して身に付け、教科学習を含め、様々な学習活動に生かしています。

秋津タイムス No.247

6月23日(火) 

 本日、学校評議員会を行いました。新型コロナウイルス感染症の影響で一月遅れの開催となりました。
 今年度は統合により学区が広域となったため、小中合同の評議員会とはせず、それぞれ単独の開催としました。第五中学校は中鯖石地域、南鯖石地域、高柳地域から10名の方々に評議員になっていただきました。
 「新しい生活様式」が定着しつつある中、年度当初に計画していたことが中止や延期、縮小を余儀なくされています。しかし、そのような中でも子どもたちの教育活動の歩みを止めることはできません。評議員の皆様との連携を図りながら、学校を閉じることなく、地域との協働も進めていきます。

秋津タイムス No.246

6月22日(月)

 今日は中間テスト1日目でした。新型コロナウイルスの影響で休校となり、授業ができなかったため、6月初旬の予定を延期しました。今は授業も順調に進み、定期テストも実施できるようになりました。
 1年生にとっては中学生となって初めてのテストだったので、緊張したかもしれません。これまで学習した内容の定着具合はどうだったでしょうか。
 こうした経験を重ねて、中学生として成長していくのだと思います。

 

秋津タイムス No.245

6月19日(金)

 今日の2限は全学年道徳の授業でした。

 1年生は教科書の「ご挨拶の勧め」を読んで「挨拶する心」について考えました。挨拶や礼儀の習慣は日本の文化として行われてきたことであるが、なぜ挨拶が必要なのか、挨拶にはどんな効果があるのかなどについて、自分なりに考えたことを発表し、意見を全員で共有していました。
 「めんどくさいと思うところもあるけれど…だから必要だと思う。」などと挨拶の大切さについて意見を発表していました。

 2年生はシドニーオリンピックで男子400mハードルに出場した陸上競技の為末大選手の実話をもとに、向上心について考えました。為末選手は出場したシドニーオリンピックの予選で転倒して予選敗退となったことが、その後の陸上競技人生の成功につながったと語っています。「何が失敗で、何が成功なのか」「勝ち続けられる人生はあり得ない、失敗を肯定し、そこから学んで次につなげることが大切」という為末さんのメッセージをもとに、自分自身を振り返っていました。そして「失敗」の定義について自分なりの捉え方を発表していました。

 3年生は相互理解をテーマに、教科書の「丸ごと好きです」を読んで考えを深めました。人にはそれぞれ個性があって、魅力的なところも苦手だなぁと思うところもあるけれども、「先ず、相手を丸ごと好きになる」方法を選ぶ主人公の考え方について考えました。
 授業の導入では、クラスの仲間の素敵なところを見つけ合ってホワイトボードに書き、クラスで共有しました。とても温かい雰囲気の中で授業が行われていました。

 1年生、2年生、3年生ともにクラスの中で自分の考えを堂々と発表できる雰囲気があることを嬉しく思います。また、他人の意見を聴き自分の考えに反映させている姿も見られ、道徳の授業が生徒の心を育む時間となっていると感じます。
 
 また、今年度は道徳の時間に学年部職員を全員割り当て、授業を見合ったり、担任以外の学年部職員が替わって授業を行ったりするなど、教師の個性を生かした道徳の授業を実践しています。

 

秋津タイムス No.244

6月18日(木)

 5月20日にプール脇に植えた2年生のミニトマトの苗が大きく育っています。あっという間に大きく成長しました。これから花が咲き、実がなるのが楽しみです。

 さて、成長と言えば1年生です。入学当初は幼さが見られた1年生ですが、顔つきも体つきもすっかり中学生です。体育の授業でグラウンドを走る姿を見て、「たくましくなったなぁ~。」と頼もしく思いました。

秋津タイムス No.243

6月17日(水)

 思春期である中学生や高校生時代は自分自身に自信が持てず、自己肯定感が低くなりがちな時期であるといえます。自我が芽生え、他人と自分を比べるようになることでその傾向が強くなるように思います。生徒の中には自分に劣等感を抱き、意欲的になれなくなったり、心身の不調につながるケースさえあります。自分の良さを認められない人は、きっと他人の良いところなどは認められないと思います。自分を肯定することがとても大切だと感じます。
 今日は全校朝会で中学生の日常に垣間見られる、そのような事例をもとに話をしました。そして最後に次のメッセージを伝えました。


人と比べる必要はない
人と比べて得た優越感は、その人の成長を止める
人と比べて感じた劣等感は、その人の可能性を摘む
昨日の自分より、今日の自分
今日の自分より、明日の自分が少しでも成長したのなら
それでいい
自分自身の成長でついた自信は、その人を伸ばし、その人の財産となる