学校生活の様子
生徒会役員選挙の選挙運動開始
先週の金曜日に、生徒会役員選挙の立候補が締め切られ、本日より選挙運動が始まっています。
朝、登校する全校生徒に向けて、自分への投票を呼び掛けています。
昼休みは、ランチルームで立候補者が公約を順に説明していきます。
(3年生は現在会議室で食事をしていますので、Zoomで配信した映像を視聴しました。)
先日の衆議院選挙の若者の投票率が低かった対策として、中学校や高校の生徒会の在り方が鍵を握るという意見があります。
もっともな意見で、学校で生徒会があるのは、民主主義を学ぶためです。
そして、どの学校も生徒会活動を教育活動としてしっかりと行い、生徒会選挙も適切に運営されているはずです。
もちろん、投票率はほぼ100%ですし、無効票も少ないはずです。
しかし、上記のような課題が改善されずにあることを、多分全ての中高の教員は残念に思っているはずです。
その中で、ではどんな工夫が考えられるか。
一つには、生徒が学校の教育活動に関わる部分を増やしていくことだろうと思います。
簡単に言えば、生徒の意見を大切にするということです。
生徒の全ての考えにイエスということはできないかもしれませんが、まず耳を傾けて話し合うことは少なくとも必要だろうと思います。
これも、これまでずっと行ってきたことなのかもしれません。
ただ、何か変えなければという思いがあります。
その中で、自分たちの学校を自分たちがつくる、つくった、という思いを少しでももつことができたなら、少しずつ変わるのではないかと思い、今回の生徒会役員選挙に期待しているところです。