学校だより
歯科保健教室
歯科衛生士の田村様から講師としてご来校いただき、歯科保健教室を行いました。
1・2年生は、RDテストを使って口腔内の状況を確認しました。その後、上手な歯磨きの仕方についてお話しいただき、実際に練習しました。
3・4年生は、プラークチェッカー(染め出し)を使って歯磨きがきちんとされているかを確かめました。鏡を見ながら、磨き残しがある個所を丁寧に磨き、正しい歯磨きを練習しました。また、歯肉炎についても教えていただきました。
5・6年生も、プラークチェッカー(染め出し)を使って歯磨きがきちんとされているか確かめました。さらに、デンタルフロスを使って、汚れの溜まりやすい部分があることを学びました。
今回学んだことを、日頃の歯磨き習慣に生かしてほしいと願っています。
初プール
今シーズン、初めてプールに入りました。子どもたちが名付けている「地獄のシャワー」では、叫び声も聞こえてきましたが、プールの中は気持ちよさそうでした。
経験のある2年生以上の子どもたちからは、「うまく泳げた」「上手になった」など、頼もしい声が聞かれました。
初めて小学校のプールに入った1年生に授業後に感想を聞いたところ、みんな「楽しかった!」と答えてくれました。
これから、夏休みまでの期間、月・水・金と週に3回水泳の授業を行います。授業をとおして、泳力が向上できるよう、指導を進めます。水着やプールカードのご用意など、保護者の皆様には何かとお手数をお掛けいたしますが、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
3・4年生 小田ノ入ため池探検
3・4年生は、小田ノ入ため池探検に出掛けました。
曽地在住の遠藤様と猪俣様から、特別に池の堤防部分に立ち入らせていただき、小田ノ入ため池のことを教えていただきました。小田ノ入ため池は、中通地区の田畑に水の恵みを与えているだけではなく、下流の地域を洪水から守る働きも担っていることを知ることができました。そのために、大きな池になっており、子どもたちはその大きさに驚いていました。また、秋には水を抜く作業を行うとのことで、大きな池の水がなくなっている様子も見てみたいものです。
「えんま市」献立
「えんま市」献立ということで、今日の給食は「切り干し大根の焼きそば風」と「笹団子」が出ました。
「切り干し大根の焼きそば風」は、味付けはまさに屋台の焼きそばの味付けでした。それを麺ではなく切り干し大根を使っているので、ヘルシーな一品でした。
「笹団子」は、新潟県民にとっては当たり前のように口にする名物品ですが、他県ではなかなかお目にかかれないようです。「お家でも食べたよ」や「粒餡とこし餡どっちがいい?」など、笹団子ならではの会話も聞かれました。中には「初めて食べる」というお子さんもおりましたが、最近は、ご家庭で手作りすることが少なくなっているということでしょう。みんな、笹を上手にむいて美味しくいただいていました。
楽しい献立を立案してくださった栄養士さんや、いつも給食を作ってくださっている調理場のみなさんに、改めて感謝したいと思います。
3・4年生 ため池探検
中通地区は、実にたくさんのため池があります。大きな川が流れていない中通地区にとって、このため池こそ、なくてはならない存在です。ため池は、中通地区に豊かな自然の恵みをもたらしてくれます。
3・4年生は、中通地区のことをより深く知ろうと、このため池について学習を進めています。どこにどんなため池があるのか、ため池の特徴や役割は何なのか、ため池の水はどこからきているのか等、様々な角度から調べています。
今回、矢田の本村大池に探検に行きました。そして、矢田にお住まいの前地域コーディネーターの黒金様より、本村大池のことについて教えていただきました。
子どもたちは、本村大池の大きさに驚いていました。そして、その水は、上流に位置する森の池からトンネル(隧道:ずいどう)を掘って引っ張ってきていることを知りました。水を得るために、昔の人々がとてもたいへんな作業をしていたことを知りました。そして、そのトンネルを実際に見に行きました。
トンネル(隧道)に向かう途中、5月に自分たちが植えたマコモタケの田んぼを見学しました。わずか1か月で大きく育っているマコモタケを見ることができました。また、マコモタケの田んぼに大切な水をもたらしてくれているのも、トンネル(隧道)のおかげであることに気付くことができました。
トンネル(隧道)のある場所に到着すると、130年以上前に掘られたトンネル(隧道)と、昨年完成した新たなトンネル(隧道)を見学することができました。多くの方々の努力によって、中通地区に水資源が届けられていることを学ぶ機会となりました。