各たより

各たより

食育、やってます!②

 そして、今日は食堂の右側にこんなものが置いてありました。

 清涼飲料水に含まれる、「砂糖」の量についてです。

 これから暑い時期を迎え、飲料は必需品です。時に、コンビニのジュースに手が伸びることも増えます。私も、年に何回か無性にコカ・コーラが飲みたくなります。しかし、その中に「砂糖」がこんなに含まれている、と知ると驚きます。スポーツ飲料にもです。砂糖はもちろん、生活に欠かせないのですが、取り過ぎれば、「虫歯」「歯周病」「肥満」「糖尿病」の原因となると言われます。また、砂糖を摂りすぎると「疲れやす」かったり、「酸化しやすい身体」(老化しやすい)になるとも聞きます。

 緑茶、ほうじ茶、麦茶は砂糖藤0。今後の生活改善としての食育・提案でした。ありがとうございました。

食育、やってます!①

 西山中学校には調理場が併設されていて、子供たちはいつも熱々の給食を美味しくいただいています。併設校には栄養教諭が配置されています。本校の米山栄養教諭は、伸び盛りの中学生に必要な栄養を考え、献立を作ってくれています。栄養だけではなく、美味しさとの兼ね合いを考えた献立の工夫には毎回頭が下がります。生徒に変割って、お礼を言います。いつも、ありがとうございます。

 

 献立だけでなく、食品や栄養について正しい知識を教えてくれもします。それを「食育」と言って、食を考えることで、健康的な心身の成長、大人になってから自分自身で健康寿命を延ばしていく資質を養うことに資するわけです。

 毎回、食堂にはミニ知識が張られています。今日はこれ。

 皆さんも一緒にお考え下さい。

英作文を作るぞ! ~英語・1年生~

 1年生が英作文に取り組んでいました。

 自分の思うことを題材に、自由に表現していいようです。こんな英作文一つとっても、タブレットは実に役立つ道具です。何を伝えるか、イメージを広げるため、ネット検索を行っている子。また、自分の言いたいことをグーグル翻訳などを使って、英訳して文章を作っている子もいます。便利な道具として使って、覚えたことは頭に入れる。1年生段階で、習った単語だけ使って英作文を作れと言っても、自分の興味関心を伝えることはできないことが多いでしょう。「伝えたいこと」を心に見つけることが大事。「ことば」というのは、そのことを伝える道具なのです。英語がまさにそうだということがわかると、苦手意識がなくなる気がします。

自分の考えの伝え方 ~オクリンク~

 理科の授業をのぞいてみました。

 今日は教室で、個々に実験の結果について考察したことをまとめて発表するというところでした。

 ミライシードというアプリを使って、自分の意見をまとめていきます。①実験を行った時の写真は、タブレットで撮影し、②その写真を張り付けてカードに理由や結論をまとめます。③出来上がったら、オクリンクで提出。この時、作成したカードが数珠つなぎの列車のようにつながってシュッ!と、送られていきます。教師側は、生徒が送ってきた考察がすべて閲覧できます。

 「なんと便利な事か」と、簡単、感嘆。私も研修で「夏休みの思い出」を紙芝居のように作ったことがあります。本当に簡単に、そしてすぐに作ることが出来て、しかも楽しかった思いがあります。

 その後、生徒たちは自分の考察を発表し合っていき、最後にゆるぎない解答を得ていました。子どもたちは、こんなに簡単に自分の考えを発表できるし、教師側も全員の考えを素早く把握できます。タブレットは本当に便利なツールです。

 しかしあくまでも大切なのは、実験に基づき、得られた事実に基づき「考える力」です。それは、子供たちの頭の中の格闘。ここに意味があります。

学校だよりのバナー完成

 遅ればせながら、学校だよりのバナーを設置しました。

 このバナーをクリックすると、学校だよりを見ることが出来ます。家庭・地域配付には予算の関係上カラー印刷で配付はできませんが、ホームページ上ではカラーで見ることが出来ます。また、御要望の多かった「印刷物の活字が小さくて見えない」という方にも、画面を拡大してみることが出来ます(やり方がわからない方は、お近くの若者に聴いてみてください)。

 学校だよりは、学校の、生徒たちの先生方の取組をお伝えする大切な情報ツールです。これからも紙面の充実を図ってまいります。どうぞ、応援してください。

雑草に負けるな!私たちのトマト ~技術・2年生~

 2年生の技術の時間をのぞいてみました。

 春から栽培してきたトマトが赤く色づいてきました。夏本番です。トマトに襲い掛かる雑草たち。2年生は一生懸命手分けをして水やりや雑草取りを暑い中一生懸命に行っていました。

 そうやって苦労して収穫するから、とっても美味しい!

 そうやって苦労するから、生命の大切さ、有難さが分かる

 

 私は、子供たちに生命を大切にする、思いやる心を持ってほしいと願っています。それには、生命に触れることです。成長する勢い、瑞々しさ、或いは、ぬくもりや鼓動を感じること。たくさんの生命があり、時にその生命をいただいて、私たちは生きている。たくさんの生命をいただいて今生きている自分の生命も大切にしなくては。

 トマトもスイカも良く世話して、感謝していただいてほしいものです。

 

 

 

重要 夏本番の熱中症対策

 太陽の日差しが真夏を思わせるほどの強さになってきました。

 毎朝の玄関での挨拶ですが、西山中学校の玄関は日当たりがとてもよく、日焼け止めが必要なくらいです。

 さて、コロナ対策と熱中症対策ですが、夏本番となり、国の方針を受け市教委からも、熱中症についての注意喚起が出ています。本校の生徒は自転車通学が多く、坂もありかなり呼吸が苦しいことが予想されます。下記のとおり対応をしていきますので、保護者・地域の皆様もご理解いただき御協力をお願いいたします。

 

 ・ 登下校について、「マスク」を着用しないようにすること。

 ・ 体育授業、部活動時は「マスク」を外す。

 ・ 「マスク」未着用時は、お互いに距離を保ち、無駄な話はしない。

上越地区大会 2日目3日目

 6/24(金)、25(土)に上越地区大会の2日目3日目が行われました。

 本校からは、卓球部(男女)と特設水泳部が参加となりました。卓球は糸魚川市で、水泳は上越市で開催されました。

 大変な暑さにより、大会の中止・延期となった競技もでる異常な事態でしたが、卓球、水泳共に日程通りの開催となりました。3年生にとって負けたらあとはななくなります。「この大会を最後にするものか!」という、気迫みなぎる姿が、躍動していました。私も観戦していたのですが、卓球の男子団体戦、直江津東中との戦いは、手に汗握る戦い。2勝2敗となり試合の決着は5本目の戦いに委ねられたのですが、白熱するシーソーゲーム。一本ごとに、掛け声が響き、失点にため息がもれます。ともすれば、動揺したリあきらめそうになったりする選手にとって厳しい展開でした。しかし、強い気持ちで平常心を維持し、熱い気持ちを心にともしながらも頭は冷静に試合を進め、勝利!感動的な場面でした。結果は、上位3チームが2勝1敗で並ぶ大混戦となりましたが、試合の対戦ごとの勝った本数の結果、3位となりました。

 卓球部は男子が団体戦で県大会に出場(地区第3位)の快挙。個人戦では、男女1名ずつが県大会に出場となりました。特設水泳部も、県大会へ出場。今後は、引退となってしまった仲間たちの気持ちも連れて、県大会で精一杯の戦いをしてほしいと思います。

見えないいじめに「気づく」 ~道徳・1年生~

 ある教室の様子を見ながら、1年生がいじめについて考えていました。

 どこからがいじめなのか。また、その行為を「する方」と「される方」で全く違う感覚を伴っているのですが、それが「する方」にはわかりません。明らかに「嫌がらせをしよう」としていることは、「する方」にも悪意はあります。しかし、している方には「いたずら」であって悪意がない。こちらの方がたちが悪いです。なぜなら「悪意がないから、悪いことをしているという実感がない」からです。

 資料から、1年生はいくつも悪ふざけやからかいの行動を拾い上げました。そして、「どこからがいじめだろう」との問いに以下のような意見が、各班から出されました。

・ される方が嫌と思っていなくても、見ている周りが不愉快でいじめと思える行動はいじめ。

・ 見て見ぬ振りもいじめ

 悪意がない「いたずら」をしている側には一種のワクワク感があります。実は、嫌がらせにも同じワクワク感があると言います。「こんなことしたらどんな顔するだろうな」というものですね。しかし、される側は「いじわる」も「いたずら」もされて「いやだ」「辛い」「悲しい」「二度としてほしくない」という気持ちしかないのです。

 このことに気付く鋭い感性・鋭い人権感覚を持ってほしいものです。大切な授業でした。

暑い夏を楽しもう! ~南魚沼が誇る宝果~

 昨年まで勤務していた「南魚沼市」。厳しい冬がイメージにあることでしょう。しかし、降り積もった雪が、豊かな大地を創り上げます。雪解けの豊かな水に育まれて育った南魚沼米の美味しさ。八色スイカの、とんでもない甘さとシャクシャクした絶妙な歯ごたえ。「これがスイカか!」と驚きました。とにかく、こんなスイカは初めてでした。私が今まで、スーパーで買って食べていたスイカとは何だったのか、数十年だまされていたように思いました。

 そのスイカの種を保存していたのですが、ダメ元でポッドに植えてみたのが5月。なかなか芽が出ず、失敗か、と思っていたのですが、気温の上昇とともに、芽が出てきました。そこで、希望者を募ったところ、早速4名の3年生が「ください!」と来てくれました。「絶対、おいしいスイカを育ててね」と言って、持たせました。

 夏を楽しむ。暑いばかりではない、夏の楽しさを味わってほしいと思います。育て方がわからなかったら、ネットで何でも調べられる時代。そう難しくはないでしょう。どんどん大きくなるスイカを見て、ワクワクしてほしいものです。

プチSDGs ~トマト挿し木~

 玄関に、4つの鉢を並べました。

 これは、私の家で育てているトマトのいわゆるクローンです。トマトは生育が旺盛で、主の枝の成長とともに、盛んに「脇芽」を出します。この脇芽の成長は早く、ほおっておくと樹勢が盛んでジャングルのようになってしまったり、枝が重くなって倒れてしまったりします。そのため、脇芽はどんどん摘んでいく必要があります。しかし、少しかわいそうに思いました。そこで、取った脇芽を捨ててしまうのではなく、「新たな苗」として生かそうと思いました。これも、「いのち・資源を無駄にしない、持続発展可能な社会づくり」を目標とするSDGsの小さな取組として、始めてみました。

 密かに育てていた脇芽がこんなに大きくなりました。各学年のラベルを張ってみたので、学年ごとに「心のこもったボランティア」が面倒見てくれることを祈っています。きっと、おいしいミニトマトができるはずです。暑い夏ですが、心掛け一つ。楽しい夏にしていこう!

上越地区大会 野球

 今日は、野球の上越地区大会でした。

 西山中、初戦の相手は「五中+東中」の合同チーム。先行の西山。初回から、満塁の大チャンスの場面を作り、先制点!シーソーゲームの展開でしたが、四球がらみの得点を許し継投で3人のピッチャーが全力投球。力投むなしく涙をのみました。

 しかし、全員が勝利を目指し必死に戦いました。いつか、部活動を引退する日が誰にも来ます。大切なのは、「終わり方」。どんな思いで、引退をするか。それを後輩たちにしっかりと語ってやって欲しい。願わくば、今後も野球を続け、さらに自分を磨いてほしい。せっかく始めた野球です。一生好きなままでいてほしいものです。

 本当によく頑張りました。最後まで、あきらめずに、必死で戦った。君たちを誇りに思います。

第1回 学校評議員会 開催

 今日は第1回の学校評議員会を開催しました。

 地域の有識者の皆様から委員になっていただき、令和4年度の学校の方針について説明をして、御意見をいただきました。委員の皆様は、日頃から西山中の生徒たちを支えて下さる、応援団です。何よりも、生徒たちがすこやかにそして心豊かに成長してくれることを願っていてくださいます。

 西山中生徒たちの、礼儀正しく挨拶が素晴らしい様子や、授業に集中して取り組む姿、部活動に向ける熱い情熱等、報告をしました。全国的に少子化核家族化が進むわけですが、家族だけではない子どもの育みがとても大切です。子供たちはまさに「地域の宝」です。たくさんの御支援をこれからも、とお願いしました。

 委員の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

上越地区大会、本番 ~魂、焦がせ~

 いよいよ本番を迎えた、上越地区大会。

 陸上の各種目も、卓球も精一杯頑張りました。頑張る選手はもちろん、選手を必死になって応援する仲間たちの姿に、私は大いに感動しました。卓球部は、この初日に引き続き、24,25日会場を糸魚川に替えて大会が行われます。

 全日程が終わった陸上。県大会出場の切符を手にした種目がいくつか出ました。おめでとう!上に続かなかった選手もいますが、今までの頑張りは本物です。堂々と戦った姿は本当に誇らしい。応援態度、練習、本番の態度、共に立派でした。胸を張って堂々と戦った、その姿は本当に素晴らしい。どこに行っても恥ずかしくない、人としての立派さを普段の行動で示していたことが何よりうれしく誇らしいです。

 頑張ったみなさん。私は本当に嬉しいです。

 支えて下さった、大会関係の皆様、保護者・地域の皆様、本当にありがとうございました。

 

NEW 上越地区大会 激励会 ~魂、焦がせ~

 6/14から上越地区大会がいよいよ始まります。

 陸上と卓球を皮切りに、月末まで各種目ごとに行われていきます。選手たちの健闘を祈り、全校で気持ち一つにした、激励会が行われました。どこにいても、心は一つ。みんなの挑戦、みんなのあきらめない心を応援しています。

 悔いなく、全力を出し切って欲しいと願いをかけました。

背番号15が歩んだ道 ~3年生・道徳~

 今週の道徳授業。3年生を取り上げます。

 題材は、「背番号15の歩んだ道」です。アメリカメジャーリーグ、ニューヨークヤンキースの投手として大活躍した黒田博樹さん。日本では広島カープのエース投手で、大活躍の後、アメリカで自分の力を試したい、という夢に向かって挑戦した人です。

 彼は、高校時代は3年間補欠だったそうです。しかし、どんなに苦しいことがあっても耐え抜いたそうです。東京の大学に進んでも、その努力を続け、エース投手となったのは大学4年生になってから。たくさんのプロ球団から誘いが来たのですが、活躍前から自分を見てくれていた広島カープを敢えて希望し、入団したのだそうです。アメリカでの活躍は前述の通りですが、彼は突然日本に帰り広島カープに戻ることを決めます。メジャーリーグの球団は20億円の契約金を用意し、黒田選手に提示したにもかかわらず、年俸4億円のカープに戻るのです。帰ろうと決心した一因に、広島で起きた豪雨による土石流大災害があったと言います。「広島の人たちを元気づけたい」という気持ちでカープに戻ろうと考えたのかもしれません。何より広島のファンのためにまた頑張りたい、と黒田投手は必死に投げ抜きついに、リーグ優勝に貢献したのでした。

 黒田選手の生きざまには、「お金がすべてではない」という、強い信念が伝わってきます。自分を応援してくれている人のために、その人たちに元気や勇気を、そして感動を届けるために、自分は投げるのだと。

 これから中学校を巣立ち、やがて社会で自立した時、どう生きるかを自分に問うていくことと思います。生きていくことは、自分との問答の繰り返し。そんな時、自分なりの答えをしっかり持って生きる。それが「信念」なのでしょう。生徒たちは、これからもいろんな人の人生を学び、心を磨いていくことでしょう。

NEW 第1回新潟県web配信問題を実施しました!

 新潟県では平成22年度から、小中学校に対してweb配信問題を実施しています。

 始まった頃と出題の仕方も変わり、また、テスト後の時間の使い方も変わりました。ここでは行を割けないので、また、学校だよりで取り上げようと思います。

 さて、その様子を紹介します。一生懸命問題を解いています。そのあとは、答え合わせ、かと思っていると、なんと、グループで問題についての議論を始めました。正解が配られたりしてはいないので、その問題について、自分がこの答えを書いた理由をとうとうと話し出すのです。ある教科や場面では、「その問題に対するベストアンサーをみんなで作りなさい」という問いかけをして話し合わせるのだそうです。

「自分はこうだ」「いや、私はこう考えた」という議論が始まりました。出来なかった生徒はそれらの議論にふむふむと頷頷いています。ここがポイント!

 「問題文をこう読み取り、こんな風に考えれば、自分も答えを導き出せたんだ」

 

 わからなかった子が、単に答えを覚えるというものではなく、その教科に対するその問題に対する『見方・考え方』という深い物事に気付くとともに、次は自分一人でも考えていく道しるべを自分の中に持つことが出来るようになるのです。中学校では昨年から「主体的・対話的で深い学び」のある授業改善に取り組んできていますが、web配信問題はそのスタイルを上手に作り出しています。こんな議論し合う場面が今後の授業の中で増えていくことを県は期待しています。これは、本当に学力向上の良い手段であると感じました。

 終わったばかりのテストだから、「何が答えか知りたい」と感じている彼ら。自然と議論が生まれていきました。仲間とともに正解を導こうとしている生徒たちを見て、とても嬉しくなりました。そして、とっても君たちが頼もしい。

 

食事を楽しむのも、健康な歯があってこそ!~1年生~

 元気館から歯科衛生士の相沢さんをお招きし、歯の健康について保健の授業をしていただきました。

 歯の健康には、まず正しい歯磨きの仕方と習慣づくり。適当にごしごしやっていてもダメ!汚れは特に歯と歯の隙間に付着し、丁寧に磨いてもなかなかとり切れないそうです。一番良いのはデンタルフロス(歯間ブラシ、糸ブラシ)を使うことだと言います。ただ、学校のお昼にはなかなかできないので、歯ブラシで歯と歯の間を意識して一本一本を磨くことが大事だそうです。歯ブラシの効果は、汚れを落とすのはもちろん、歯茎を健康にして歯周病を防ぐことにもあります。歯周病は、虫歯になっていない歯が、やがて自然と抜けてしまう、というような恐怖を引き起こします。

 これからも、食後にしっかりとした歯磨きをして、いつまでも食事が楽しいという、幸せな人生を送ってほしいものです。

 

いざ!という時のために。 ~避難訓練~

 避難訓練を行いました。

 今回は「火災」への対応です。一番身近な大規模災害の火災時に、どう行動をとるべきか、学校で、そして家庭地域で起こった際にも、この経験がしっかりと生かされるように、訓練を実施しました。

 静かに整然と避難を難を行うことが出来ました。今後に生かしていきたい視点を御家庭地域で共有してほしいと思いここにあげます。

 ① 覚えていますか?「お・は・し・も」

   小学校の頃から教えられているキーワード、「お・は・し・も」。これは、避難の時には「押さない」「走らな

  い」「しゃべらない」「戻らない」というもの。「覚えていますか~?」と問いかけると、ほとんどの生徒たちが

  知っていました。これこそ、訓練の成果だと頼もしく思いました。

 ② ハンカチ等で口・鼻を覆い、有毒ガスを吸って意識不明になることに準備する。

   現状コロナ対策で、生徒たちはマスクを着用しています。だから、安心して避難しているのですが、いつかマス

  クをしなくなります。その時のために「ハンカチを常時携帯する」という指導をしました。ない時は、服の袖で覆

  うということも話しましたが、布一枚が命を救うと思えば、やはり常時ハンカチを携帯する習慣づけをさせたいも

  のです。

 ③ 緊急時でも、「整然と」行動した方が、「われ先に」と行動するよりも早く避難ができる。

   ある実験でこのことが証明されたと言います。出口の広さは限られているものです。そこに、大勢が集中すれ

  ば、当然出られないし時間もロスです。また、締められた窓から勝手に逃げれば、大量の酸素が供給され、火の勢

  いが増して大惨事につながることもあります。そして、災害は、授業中にだけ起こるわけではありません。いつも

  廊下に整列をして避難するわけではありませんし、学校外で起きたらなおさらです。そんなときもパニックになら

  ず、冷静に規則正しく避難をしたほうがよい、ということです。

   この避難訓練を通して、まずは自分の命は自分で守る、ということをしっかりと身に付けてほしいと思います。


 

   

中間テスト、始まる!

 令和4年度、1学期前半の学習の成果をまとめるべく、今日は中間テストです。

 この日をめがけて、チャレンジウィーク期間を通じて、いえその以前から、学習した内容を振り返り学習の定着を目指して頑張ってきた生徒たち。廊下に並べられたカバンがすばらしい。教室に持っていけるのは、筆記用具のみ。もはや、教科書やノートを振り返ることなく、答案用紙と闘う。その決意が表れていて、潔く清々しく感じました。

 1年生は、数学。

 2年生は、社会。

 3年生は、国語。

 それぞれの1時間目がスタートしました。表情は真剣そのもの。一人一人の顔を見て、心からエールを送りました。

 がんばれ、みんな!