学校生活の様子
生徒会役員選挙の選挙運動開始
先週の金曜日に、生徒会役員選挙の立候補が締め切られ、本日より選挙運動が始まっています。
朝、登校する全校生徒に向けて、自分への投票を呼び掛けています。
昼休みは、ランチルームで立候補者が公約を順に説明していきます。
(3年生は現在会議室で食事をしていますので、Zoomで配信した映像を視聴しました。)
先日の衆議院選挙の若者の投票率が低かった対策として、中学校や高校の生徒会の在り方が鍵を握るという意見があります。
もっともな意見で、学校で生徒会があるのは、民主主義を学ぶためです。
そして、どの学校も生徒会活動を教育活動としてしっかりと行い、生徒会選挙も適切に運営されているはずです。
もちろん、投票率はほぼ100%ですし、無効票も少ないはずです。
しかし、上記のような課題が改善されずにあることを、多分全ての中高の教員は残念に思っているはずです。
その中で、ではどんな工夫が考えられるか。
一つには、生徒が学校の教育活動に関わる部分を増やしていくことだろうと思います。
簡単に言えば、生徒の意見を大切にするということです。
生徒の全ての考えにイエスということはできないかもしれませんが、まず耳を傾けて話し合うことは少なくとも必要だろうと思います。
これも、これまでずっと行ってきたことなのかもしれません。
ただ、何か変えなければという思いがあります。
その中で、自分たちの学校を自分たちがつくる、つくった、という思いを少しでももつことができたなら、少しずつ変わるのではないかと思い、今回の生徒会役員選挙に期待しているところです。
薬物濫用防止教室
本日の6限に薬物濫用防止教室を行いました。
柏崎ライオンズクラブのお二人を講師にお招きしての学習です。
2,3年生はランチルームにて、1年生は教室でオンラインにてお話をお聞きしました。
お話の中で柏崎でも薬物の検挙が意外に多いことに生徒は驚いていました。
動画では、SNSで知り合った男性から体調が良くなるアプリをもらい、その後、覚醒剤をもらうようになり依存していく女子高校生が描かれていました。
生徒は怖いなという気持ちを感じたことと思います。
最後に、「ダメ 絶対」をみんなで声を合わせて誓って、学習を終了しました。
柏崎ライオンズクラブの皆様、ありがとうございました。
水球全日本代表 志水祐介選手の講演会
本日の5,6限は、1学年PTAで、リオオリンピックの水球日本男子チームのキャプテンで、7月の東京オリンピックにも主力として出場した志水祐介選手をお招きして講演会を行いました。
全校生徒が参加し、志水選手の明るく前向きなお人柄の、力あるお話に触れさせていただきました。
中学校を卒業する際に、全日本代表になってオリンピックに出ると書いたことを実現するため、精一杯進んできたとのこと。
「努力すれば夢は実現する」のでなく、「叶うまで努力するから夢が叶う」とのお話など、夢を実現させるための具体的な方法を教えて下さいました。
実際に、ウォーターポロクラブ柏崎で教員やラーメン屋さんでのお仕事をしながら朝と晩に練習を行っていたことや、けがで諦めかけたときのお話など、順風満帆でない水球人生の中で、まさに決してあきらめずに夢を求めてきたお話でした。
どの生徒も憧れのような気持ちで志水選手を見ていたのではないかと思います。
お話のあと、一人一人にサインを書きながら写真を渡してくださる中で、生徒はどんどん志水選手に近づいていきました。
さらに各学級にも訪れて写真撮影に応じてくださったり、肩車をして下さったりするとても気さくなお人柄にどの生徒も心をつかまれていました。
本日ご講演をいただいた志水選手に心から感謝申し上げます。また、これからの更なるご活躍を北条中の生徒職員一同お祈りいたします。
6年生部活動体験
本日の放課後に、北条小の6年生が当校の部活動を体験しました。
初めに、部活動の紹介(北条中は、音楽部、文化部、女子バスケットボール部、野球部)を各部の部長が行いました。
緊張している様子でしたが、それぞれが自分たちの部活に入ってほしいという気持ちで精一杯話をしていました。
その後、グループに分かれての体験。
野球部では、当校の2年生が6年生にキャッチボールでのグラブの使い方を教えると、「なるほど。分かりやすい!」との声。
終わってからの感想を聞くと、「音楽部」がおもしろそう、との声も。
部活動の位置付けには、最近様々な意見がありますが、熱中したり充実感を得たりできる場としての力はやはりあります。
今日の部活動体験をとおして、中学校の部活をやってみたいな、楽しそうだなと思ってもらえるとうれしいと思います。
3年生確認テスト他
本日は、3年生が確認テスト(実力テスト)を行いました。
現在のそれぞれの入試に関わる学習の状況を確認するためのテストです。
素直で明るい北条中学校の生徒である3年生のみんなも、学習のことや進路のことを話すことが増えました。
11月の終わりになってずいぶんと入試を意識した雰囲気になっています。
入試で学習指導要領にある学力の全てを計ることは難しいかもしれません。
自分の中の違う面をみてほしい生徒もいるでしょう。
大切なのは、進路選択という場としっかりと向き合い、その中で自分の在り方を探り決定していくことと思います。
自分が思っていることを見つめ、回りの意見も聞きながら、自分の考えや思いを調整し、判断していくこと。
人生は課題の連続です。
進路選択という課題を通して、一歩ずつ成長していってほしいと思います。
写真は、本日の3年生の様子と、iPadを利用した生徒会誌作成の打合せ、そして北条の山々です。