学校ニュース

2021年7月の記事一覧

七夕かざり

 今週の7月6日、玄関ホールに大きな笹を管理員さんが飾ってくれました。それに、1,2年生が七夕かざりを付け、全校の子どもたちと先生方が短冊に願い事を書きました。子どもたちの短冊には、「勉強や運動ができるようになりたい」や「習い事で上達したい」というものも多くありましたが、「家族が健康でありますように」や「〇〇学年が笑顔でいられますように」「内郷小が幸せでありますように」など家族や学校の仲間を思う短冊が多く、驚きました。そして、とてもうれしく思いました。写真は、養護教諭の短冊です。心から、そう願います。

 

 

にじいろきずなフェスティバル

 7月6日、7日と2日間にわたり、3,4年生が「にじいろきずなフェスティバル」を開催しました。場所は体育館、時間は昼休みです。1日目は低学年が、2日目は高学年が招待されました。クイズや射的、イントロクイズやお笑いステージなど様々なコーナーがあり、それぞれお客さんが楽しめるように工夫されていました。私は2日目に、高学年のみんなと一緒に参加しました。5.6年生は、これまでいろいろな行事をリードしてくれていて、常に自分たちより下学年のことを優先して行動してきました。けれども、今回は3,4年生がホスト役です。気ままに好きなコーナーを回る、いつもとは違うリラックスした表情が見られました。

 ところで、どのコーナーもシンプルなのにクオリティーが高く、大人の私も十分に楽しめました。来年は地域の方もお招きできるといいなと思いました。

7月6日 歯と口の健康旬間

 6月21日~7月9日は歯と口の健康旬間です。自分の歯や口の健康状態を理解し、歯の磨き方や食生活について考える保健指導を全学年で行っています。授業には養護教諭が入り、担任とのTT指導をしますが、毎年5年生は、歯科衛生士を講師に招き、歯肉について学習します。歯肉の炎症「歯肉炎」は放っておくと歯周病に進行してしまいます。8020推進財団の抜歯原因調査報告によると、歯を失う原因の1位は歯周病の37.1%で、むし歯の29.2%より多いのだそうです。一生使う大事な歯を守るには、歯肉の健康もとても大事ということです。

 学校の春の歯科検診でも、歯肉炎が目立ちました。歯と歯茎の健康のため、歯と口の健康旬間で学んだ正しいブラッシングを毎食後続けてほしいです。

 5年生は、フロスを使った歯磨きにも挑戦しました。

 

7月1日 学習参観日

  

 昨日は、今年度2回目の学習参観日でした。国語、算数、音楽、学活など、どの教室でも子どもたちは張り切って学習に向かっていました。

 6年生は柏崎市教育センターの田村先生を講師にお招きして、メディアについての授業をしていただきました。学年が上がるとスマートフォンやタブレットなどICT機器を自由に使える環境の子どもたちも増えていきます。でも、その前に、子どもたちと保護者のみなさんにぜひメディアとの上手な使い方を考えてほしいと設定した授業です。 正直、全てが「なるほど」と思う内容だったのですが、中でも特に大切にしたいと思ったことを紹介します。

1 非認知力を鍛える!

 「自制心」「忍耐力」「コミュニケーション力」「やり抜く力」などテストで計測できない力を「非認知力」といい、社会に出た時に必要な力です。これは、実際の生活の中での人間関係でしか身に付けられない。

2 睡眠の重要性

 十分な睡眠をとらないと、学習したことが記憶しにくい。良い睡眠のために、寝る2時間にはメディアに触れないようにする。

3 ネットコミュニケーションでは人間関係づくりの力は育たない

 SNSは気持ちのあう相手限定のコミュニケーション。現実社会ではいろいろな人と付き合っていく。将来人間関係が築けなくて、せっかく就いた仕事ができなくなるなんてことも・・・。小・中学校段階は、選ぶことのできない集団の中で、様々な個性をもつ相手と上手につきあう力を磨く大切な機会。SNSに夢中になっている場合ではない。

 これは、田村先生の話を聞いた私なりの解釈ですが、たくさんの資料に裏打ちされたお話は、大変説得力がありました。子どもたちも、真剣に聞いていました。もちろん、生活する上でとても便利なものです。だからこそ、上手に使わなければいけません。そのためには、大人のコントロールが必要です。