学校生活の様子

学校生活の様子

国語のディベート紹介

今月も今日が最後となります。

日が経ちましたが、今月10日に行った公開授業の国語の学習を紹介します。

3年生でディベートを行っています。

論題は、生徒と共に話し合ったもので、「75歳以上は自動車免許を返納すべきである」について、是か非か。

ポイントは三つです。

①一人一役。

肯定派と否定派がそれぞれ4名ずつ、司会と記録、タイムキーバーをそれぞれ聴衆が担い、15名全員に役割があります。

②iPadと電子黒板を使った根拠の提示。

目で見ての資料論題に対し、肯定派も否定派もインターネット等から資料を用意して立論等を行い、質疑へと移りました。その際、資料をiPadから電子黒板に移して説明をしていたので、質問や反駁の際もその資料を提示してもらいながら行うことができていました。これまでのディベートが互いの意見をメモにとるのみで行っていたのに対し、メモに加えて目で見ての資料があることが互いの理解を促し、意見交換を活発にさせていました。

③対立で終えずに、それを止揚する考えへ。

当日は、ディベートでしたが、次時には、「この問題の本質は何だろう。そこから問いを考えてみよう」と投げかけ、「どうしたら事故を防げるか」という問いについて話し合い、「技術開発をさらに進めるべき」「高齢者講習の内容を改善すべき」などの意見が出て、話合いを終えたそうです。ディベートを通して問題を浮き彫りにし、それを止揚するより良い考えを探る授業です。

 

生徒会役員選挙の選挙運動開始

先週の金曜日に、生徒会役員選挙の立候補が締め切られ、本日より選挙運動が始まっています。

朝、登校する全校生徒に向けて、自分への投票を呼び掛けています。

昼休みは、ランチルームで立候補者が公約を順に説明していきます。

(3年生は現在会議室で食事をしていますので、Zoomで配信した映像を視聴しました。)

先日の衆議院選挙の若者の投票率が低かった対策として、中学校や高校の生徒会の在り方が鍵を握るという意見があります。

もっともな意見で、学校で生徒会があるのは、民主主義を学ぶためです。

そして、どの学校も生徒会活動を教育活動としてしっかりと行い、生徒会選挙も適切に運営されているはずです。

もちろん、投票率はほぼ100%ですし、無効票も少ないはずです。

しかし、上記のような課題が改善されずにあることを、多分全ての中高の教員は残念に思っているはずです。

その中で、ではどんな工夫が考えられるか。

一つには、生徒が学校の教育活動に関わる部分を増やしていくことだろうと思います。

簡単に言えば、生徒の意見を大切にするということです。

生徒の全ての考えにイエスということはできないかもしれませんが、まず耳を傾けて話し合うことは少なくとも必要だろうと思います。

これも、これまでずっと行ってきたことなのかもしれません。

ただ、何か変えなければという思いがあります。

その中で、自分たちの学校を自分たちがつくる、つくった、という思いを少しでももつことができたなら、少しずつ変わるのではないかと思い、今回の生徒会役員選挙に期待しているところです。

薬物濫用防止教室

本日の6限に薬物濫用防止教室を行いました。

柏崎ライオンズクラブのお二人を講師にお招きしての学習です。

2,3年生はランチルームにて、1年生は教室でオンラインにてお話をお聞きしました。

お話の中で柏崎でも薬物の検挙が意外に多いことに生徒は驚いていました。

動画では、SNSで知り合った男性から体調が良くなるアプリをもらい、その後、覚醒剤をもらうようになり依存していく女子高校生が描かれていました。

生徒は怖いなという気持ちを感じたことと思います。

最後に、「ダメ 絶対」をみんなで声を合わせて誓って、学習を終了しました。

柏崎ライオンズクラブの皆様、ありがとうございました。

 

水球全日本代表 志水祐介選手の講演会

本日の5,6限は、1学年PTAで、リオオリンピックの水球日本男子チームのキャプテンで、7月の東京オリンピックにも主力として出場した志水祐介選手をお招きして講演会を行いました。

全校生徒が参加し、志水選手の明るく前向きなお人柄の、力あるお話に触れさせていただきました。

中学校を卒業する際に、全日本代表になってオリンピックに出ると書いたことを実現するため、精一杯進んできたとのこと。

「努力すれば夢は実現する」のでなく、「叶うまで努力するから夢が叶う」とのお話など、夢を実現させるための具体的な方法を教えて下さいました。

実際に、ウォーターポロクラブ柏崎で教員やラーメン屋さんでのお仕事をしながら朝と晩に練習を行っていたことや、けがで諦めかけたときのお話など、順風満帆でない水球人生の中で、まさに決してあきらめずに夢を求めてきたお話でした。

どの生徒も憧れのような気持ちで志水選手を見ていたのではないかと思います。

お話のあと、一人一人にサインを書きながら写真を渡してくださる中で、生徒はどんどん志水選手に近づいていきました。

さらに各学級にも訪れて写真撮影に応じてくださったり、肩車をして下さったりするとても気さくなお人柄にどの生徒も心をつかまれていました。

本日ご講演をいただいた志水選手に心から感謝申し上げます。また、これからの更なるご活躍を北条中の生徒職員一同お祈りいたします。

 

 

6年生部活動体験

本日の放課後に、北条小の6年生が当校の部活動を体験しました。

初めに、部活動の紹介(北条中は、音楽部、文化部、女子バスケットボール部、野球部)を各部の部長が行いました。

緊張している様子でしたが、それぞれが自分たちの部活に入ってほしいという気持ちで精一杯話をしていました。

その後、グループに分かれての体験。

野球部では、当校の2年生が6年生にキャッチボールでのグラブの使い方を教えると、「なるほど。分かりやすい!」との声。

終わってからの感想を聞くと、「音楽部」がおもしろそう、との声も。

部活動の位置付けには、最近様々な意見がありますが、熱中したり充実感を得たりできる場としての力はやはりあります。

今日の部活動体験をとおして、中学校の部活をやってみたいな、楽しそうだなと思ってもらえるとうれしいと思います。