2024年7月の記事一覧
休業前集会 ~いよいよ夏休み~
本日をもって授業日は一時中断、明日からいよいよ夏休みに入ります。
休業前集会では、4か月の成果を振り返る内省を全員で行った後、命を大切に、という当たり前の事 と、胸を震わせる感動体験をしてきて欲しい、と話しました。
人は、見たこともないことに出会うと「感動する」と簡単に説明しました。海のない県に生まれた人が、初めて柏崎の海を見たときに、言葉にならないくらいの感動が起こるんだと。つまり、みんなも小説でも映画でも、見たことのない世界と出会うことで感動が生まれる。今年はパリ五輪もある。全中大会は北陸ブロックで行われ、新潟県でやる種目もある。行こうと思えば行ける距離。いろいろな感動を得る夏にして欲しい、と話しました。
その後、北信越・全中大会に向けての激励会、そして、体育祭に向けての初の軍団集会を行いました。各軍共に、リーダーたちがそれぞれの思いを語ってくれました。みんなで勝利を目指す体育祭ロードが始まります。
大感動の9月となるよう、良い夏を過ごして欲しいものです。
さて、生徒たちの生活の基盤はご家庭となります。学校からの当たり前のような生活の決まりは示させていただきました。ご家庭のルールも確認していただき、それを守れるよう、ご支援をお願いいたします。
8月後半、笑顔での再会を楽しみにしています。
激闘!県大会全日程終了
7/13,14にソフトテニスと水泳が競技を行い、その後7/20,21に新発田市五十公野公園陸上競技場で行われた陸上競技をもって、令和6年度の県大会がすべて終了しました。
前半の13,14日は、梅雨の晴れ間ともいうべき本当にラッキーな天気で、雨に合うことなく競技が行われました。ソフトテニスも水泳も全力を出し切りながらも惜敗。
20,21日の陸上は、レースの順位ではなく、全国大会出場の標準記録を突破すると、全中に出場が決まります。何度か挑戦する機会があるとはいえ、記録との戦いはまさに、自分との戦い。陸上部のメンバーは、蒸し暑い新発田で、必死の戦いを繰り広げました。
女子200mで何度かチャレンジしてきたSさん。通信陸上は、会場はビッグスワンと素晴らしい場所なのに、あいにくの豪雨の中のレース。新発田五十公野でも、風は向かい風と、有利な条件は巡っては来ませんでした。しかし、そんなことにもあきらめることなく、予選、準決勝と、全中出場記録突破をねらい挑戦し続けました。しかし、その扉を突破することはできませんでした。応援する私も、「やっぱりだめなのか。やはり、全中出場というのは簡単なことではないんだな…」と、あきらめそうな気持ちにもなりました。
しかし、Sさんはラストチャンスといえる決勝で、25.66というすごいタイムをたたき出し、全中出場を勝ち取りました。「今回は、速いぞ!」と、見ている方にも伝わるほどの、気迫あふれる素晴らしい走りでした。ゴールで泣き崩れるSさんでしたが、すぐにそれを囲んで肩を抱き、一緒に涙する三中生・陸上部員の姿がありました。全中出場に感動した。しかし、その仲間の姿に、さらに熱いものがこみ上げました。仲間たちが、自分事のようにSさんの全中出場を喜んでいたのです。本当に素晴らしい、チームです。
三中から、3名の選手が北信越大会に出場、1名が全中に出場することになりました。北信越、全中(全国大会)に進む選手以外のすべての3年生が引退をしたわけです。その人たちの思いも一緒に連れて、次の戦いに向かってほしいものです。
租税教室 ~3年生・社会科~
今日は、市・税務課の方々から来ていただき、租税教室の授業を行っていただきました。
社会科では、律令制度の確立と共に租・庸・調などの税を広く民衆から取り、国家運営を行っていたこと、明治維新で中央集権国家として新しい税の仕組みが制度化されたことを学習してきています。そして、今は納税者として中学生も消費税を負担しています。税の学習で一番大切なのは「当事者」意識をしっかりと持つことだと思います。税を支払うことは義務ですが、それがどのように使われているかについて無関心な国民は少なくありません。税の使われ方について納得していることこそ、健全な納税者です。とかく、積みあがる国債が将来世代の負担と聞かされ続けると、若者たちは未来に希望を持ちづらくなります。正しい納税者に育ってもらいたいですが、だからこそ、政治について無関心ではない、社会は自分たちが変えられるんだ、ということこそしっかりと学習し、参政権を全うする国民に育ってほしいと、私は思うのです。
後半にクイズがありました。ぜひ、ご家庭で生徒に答えを聞いてみてください!
SOSの出し方教育 ~3年生~
市の福祉保健部の方々を講師としてお招きし、「SOSの出し方教育」の授業をしていただきました。
人生には辛いことや困っていることはつきものですが、それを自分一人で抱えてしまい、自分がつぶされてしまうことがあってはいけません。必ず誰かが話を聞いてくれる、助けてくれる、ということを知っておき、思い詰めてしまうところに行ってしまう前に、誰かに助けを求めることがとても大切です。
学校でも定期的に教育相談を行っていますが、「自分の限界」が来る前に、いろんな人たちに頼ることができるということを教えていただきました。とても大切な授業でした。
県大会参加選手応援、激励会!
7/13から始まる新潟県総合体育大会=県大会に向けて出場選手に勇気を与える激励会が行われました。
さすが、各学年ともに練習した成果があり、全校がそろうと素晴らしい力のこもった、心のこもった激励会になりました。いざ、選手たちが戦っているときには、応援している人たちの姿や声はなかなか見えるものではありません。しかし、試合に向かうとき、弱気になった時、ピンチの時、閉じた瞼の裏に三中生の必死にエールを送る姿が浮かび、すました耳に、三中生の応援の声が響きます。
本当に素晴らしい応援をしてくれました。応援団も立派でした!
7/13,14と女子ソフトテニス部は新潟市庭球場で、水泳は長岡市のダイエープロビスフェニックスプールで競技が行われます。
陸上競技は翌週、7/20,21新発田市の五十公野公園陸上競技場で行われます。選手たちの健闘を祈ります。
がんばれ!最後まで、あきらめない!
県大会、迫るⅡ ~激励会の練習・2,3年生~
今日は2,3年生がWで学年朝会でした。
それぞれ武道場と体育館に分かれて、県大会選手のために、応援練習をしていました。昨日の1年生もよかったですが、やはり2,3年生たちの迫力はすごいです。
三学年合わさった激励会は、きっと選手たちの心に火をつけることでしょう!良い会になりそうです。
県大会、迫る ~激励会の練習・1年生~
県大会が、この週末に迫ります。
本校からは、陸上競技と女子ソフトテニス、そして水泳の選手たちが出場します。先輩たちに気持ちを届けようと、1年生たちが必死に応援練習をしていました。
学年のリーダーが前に立ち、その声にみんなが続いていました。「この5倍出せる」「次は今の3倍だそう」と、励まされると、どんどん良い声が出てきました。直接応援に行ける人は少ないのですが、激励会で選手たちに熱い声援を届けて、県大会の会場に持っていってもらいたいものです。
素晴らしい練習風景でした。
着付け教室 ~1年生・家庭科~
今日は外部から講師をお招きし、和装の着付け教室を行っていただきました。
夏は、花火大会があったり、夏祭りがあったり、かつてであれば盆踊り大会があったりして、浴衣を着る機会がありました。最近は着る機会がとても少ないのが現実でしょうが、やはり、日本の伝統的な文化を肌で感じておいて欲しいものです。講師は、和装教育国民推進会議の皆様です。3クラス共に1時間ずつ大切な授業をしてくださいました。
浴衣の着方はもちろん、和装をした時の立ち居振る舞い、たたみ方まで教えてくださいました。みんなとってもりりしくなって、「馬子にも衣裳」という諺が自然と頭に浮かんできました。とても素敵でした。
きっと、保護者の方々も見れば、見ほれたことだろうと、数枚の写真ではありますが、アップさせていただきます。残念ながら、画素を上げることができませんので、ご了承ください。
お子さんから、今日の授業の感想をぜひ聞いてみてください。
七夕に願いをかけて・・・
1年生が季節感のある素晴らしい取り組みをしてくれました。
間もなく7月7日の七夕を迎えます。梅雨空もその日の夜は晴れてほしいものです。1年生たちが思い思いに短冊に願いを書き、笹の葉に結いました。玄関前のらせん階段に設置し、学校全体で参加できるようにしてくれました。
季節感を学年、学校の取組に取り入れるというのは、本当に素晴らしい。生徒たちの思いに彩が加わ絵るように思うからです。
さて、短冊の思いよ、叶えてください。
地域で育てていただきました!~2年生・職場体験学習~
7月の2,3,4日の3日間、2年生たちが職場体験学習に出かけました。
市内の35事業所の皆様に受け入れていただき、実際のお仕事を体験させていただきました。学校で事前学習した成果、マナー講座の成果はいかほどだったでしょう。事前学習が役に立たないくらい、現実社会はタフなものです。途中で体調を崩したり、勝手がわからなかったりと、ご迷惑をかけてしまった事業所もあったことと思います。働いている2年生たちを見ると、真剣な表情でした。そして、話しかけてみると、「楽しいです!」と元気で答えてくれました。
事業所の方々にご挨拶とお礼に可能な限り回らせていただきました。全てを回ることができずに、顔を出せなかった事業所様、申し訳ありません。職員が代わりに行ったことで、お許しください。様子を聞くと、「一生懸命に働いてくれました」「お客様からも誉めてもらっていましたよ」という声掛けをいただき、私もうれしくなりました。学校では学ぶことができない、本物体験をさせていただきました。やがて、社会に出る時の大切な準備になったと思っています。お金を稼ぐことの大変さ、しかし、誰かのために頑張ること、人に感謝されること、それらから得られる喜び、充実感。そんなことを地域の皆様から教わったことと思います。
今後とも、厳しく、優しく、三中生を育ててください。この経験は、今日にでも学校生活でいかされることと、とっても期待しています。
地域の皆様、事業所の皆様、本当にありがとうございました。