2025年11月の記事一覧
思い切りかき集めました! ~ボランティア活動~
秋が深まり、落葉していく木々に、冬の訪れを感じる頃です。
緑に恵まれた第三中。夏の暑い登下校時には日陰を作ってくれていた木々の葉っぱは、今やその道を覆うほど。11月は毎週木曜日の昼休みに、鳴海会が声をかけ通学路の落ち葉を拾うボランティアに取り組んでいます。落ち葉は雨にぬれると大変すべりやすく、人はもちろん車でもスリップを起こします。事故があっては一大事。たくさんの生徒ボランティアたちが、竹ぼうきなどを持ちせっせとかき集めてくれました。ほおの木の葉っぱは、その名の通り(昔おにぎりや食べ物を包んだ)大きくて、ものすごくかさばりました。すぐ一杯になる袋を押し込み押し込み、詰め込みました。
やってもやってもきりがないほどの量がありますが、しかし、路肩は見違えるようにすっきりしてきました。満タンになった袋が十数個出来上がり、ボランティア生徒たちの貢献度が目に見えるようでした。今後も続けられるまでやる予定ですが、神様、毎週木曜日のお昼は晴れにしてください。
ボラんティア生徒たちは清々しい表情で、また教室へと向かいました。
ほおの木の花言葉は「誠意ある友情」。まさに、君たちのようだよ。
中学校北信越駅伝競走大会 入賞!
彼らの活動の軌跡をご紹介してきましたが、いよいよ最終章です。
長野県に前日入りしてのぞんだ北信越大会。長野県の澄み渡った空が彼らを迎えてくれました。緊張はあったと思いますが、県大会冬至をしのぐ勢いが第三中チームにはありました。強豪チームがそろうこの大会。挑戦、チャレンジ以外ありません。各々の区
のランナーたちが、自分たちの精一杯を出し切りました。結果は…
なんと!8位入賞です!県大会で優勝した小千谷中とともに、新潟県勢2校が入賞を果たしました。
あきらめなかった君たちだ。ついにここまで来た。本当に素晴らしい!おめでとう!
大変貴重な経験をした彼らです。言葉では言い表せないほどのものを得たのだと思います。今後も胸を張ってさらに人生を切り拓いていってほしいものです。
勇者たち!!!
第三中・駅伝チームが長野に向けて出発しました。
各々が目標を語り、固い決意を結びつつも、爽やかな表情でバスに乗り込みました。
全力を出し切って。
それができれば、二重丸!がんばってこいよ!
駆け抜けろ!信濃路 ~ 北信越駅伝 ~
中学校駅伝競走大会・北信越大会が11/22に迫ってきました。
選手たちを鼓舞すべく、ささやかですが、学校で懸垂幕を発注したものが届きました。激励会で全校にお披露目をし大会へのエネルギーにしてもらえたらと思います。全校生徒の思いを乗せて、颯爽と信濃路を駆け抜けて欲しいものです。
がんばれ、第三中・駅伝部!!!
新たな時代を生み出す、胎動 ~令和8年度 鳴海会役員選挙~
11月も中旬を過ぎ、いよいよ次の時代への胎動が起きています。
令和8年度のリーダーたちを決める、鳴海会役員選挙がやってきます。今年度も意欲に燃える候補者が立って、選挙運動を始めています。時代の最高学年の2年生はもちろん、1年生からも3名が立候補していることは本当に素晴らしいことです。立候補するということは、「自分たちの生活についてしっかりと関心を持っている」ことを意味すると思うからです。それぞれが公約を掲げ、来週の立会演説会に向かいます。それを支える責任者や応援者たちも精一杯立候補sy葉を支えていると聞きます。立候補者だけではなく、「来年どんな学校にしたいか」を考えていることをうれしく思います。
選挙に関係のない人は一人もいません。学校や生徒会、日々の生活を見つめる、そして、「来年度どんな自分になりたいか」自分を見つめる機会にもして欲しいものです。
寒波が収まり、秋晴れの下、熱心に挨拶をしていました。みんな、頑張れ!
鯖をさばいたよ! ~2年生・家庭科~
2年生が調理を行いました。
子供たちだけではなく、我々も丸々一匹の魚をさばくという経験が少なくなってきています。生き物の命としっかり対峙し、また生き物の構造を理解し、そしておいしく命をいただくためにも、一度はこのような経験をしておくことはとても大切だと感じます。
今回は、料亭を営むプロの先生をお呼びし、本格的なさばき方を勉強しました。サバも、丸々としたとても良いサバです。三枚におろすところ、おどおどしながらでしたが、慣れるとスムーズになって上手なものでした。しっかりと煮付けて、今回は家庭にお土産として持ち帰りです。
調理できるようになると、切り身を買うより一本で買った方が安い場合も多く、お得ですし、楽しみとしてやれれば一石二鳥!ぜひ、ご家庭でも学習の成果を披露させてみて欲しいです。
保護者の皆様、スーパーへGo!ですね。
後期、学習充実期を実感する時! ~定期テスト~
駅伝の興奮もつかの間、定期テストが始まります。
後期は「学習充実期」と位置付けています。進級進学に向けて、力を蓄える時です。そのことを意気に感じてか、各学年の廊下には学習の意欲を高めようとした素晴らしい工夫の掲示があふれていました。このように、「今何に集中しなくてはならないのか」生徒の手で空気感を作っていくということは、とっても大事なことだと思います。みんなで頑張ろう、というその気持ちがあふれている。いい集団として成長していることをうれしく思います。 がんばれ、三中生!
リベンジ、そして2年連続の北信越へ!
秋深まる中、新潟県駅伝大会が新発田市の五十公野公園で開催されました。秋晴れではありますが、風は冷たくランナーにとっては絶好のコンディションとなった11月7日、県チャンピオンを決める決戦の火ぶたは落されたのでした。
第三中チームは、昨年創立以来の北信越大会出場を果たしました。2年連続の出場を大きな目標としてきましたが、柏刈、そして上越地区と第一中学校に2連敗を喫し、涙を呑んできました。その悔しさで涙が止まらなかった彼ら。雪辱を果たすため、更に更に練習を積み重ねてきたのでした。
一斉にスタートした選手たち。1区はチームの中でも花形と呼ばれる選手が集まります。激しいデッドヒートが繰り広げられた中、5位でトラックに帰ってきました。入賞を狙う上位で来たのは素晴らしいことです。そして、2区へとタスキリレー。優勝候補の小千谷中、そして、糸魚川中を必死に追いかけていきます。3、4区と3位でタスキをつなぎます。北信越出場への期待がぐっと高まるところ、なんと、5区が2位でトラックへ。ラストランナーへとタスキが渡されました。すると、しばらく後5位、そしてさらに猛追する第一中。柏刈チームが県の上位でまさにしのぎを削る展開となりました。私の心の中を「柏刈は一つ!」という合言葉がぐるぐる回ります。三中と一中がそろって北信越出場をして欲しい、柏刈にとって歴史的な快挙を成し遂げて欲しい、という熱いものが吹きあがってきました。展開としては、今まで三中が追い上げるというパターンできましたが、今回は逆。6区アンカーは小千谷を必死に追う。その三中を一中が必死に追いかける、激しいレースです。優勝候補の小千谷が最初にトラックへ。そして・・・
第三中アンカーが2位でトラックへ!最後まで全てを出し切ろうと必死の表情。そのあと、第一中がトラックに入る!しかし、もう差は縮まらない、アンカーは今まで上げたことのないその右手を秋空に向かって突き刺しました。
第2位!2年連続の北信越出場を決め、ライバルに雪辱を果たした瞬間でした。
しかし、思えばライバル校が身近にいなければ、ここまでの快挙を成し遂げられたかは分かりません。第三中チームを引き上げてくれたのは一中チームの頑張りにほかないと私は思います。高め合う仲間は大事ですが、高め合うライバルもものすごく大事なのです。
さて、北信越大会は長野県。11月22日に開催です。長野県や石川県は大変レベルが高いチームがいます。そこで思い切り自分たちを試し、得難い貴重な経験をして自分たちの視野を大いに大いに広げて、新たなる志を立てて帰ってきて欲しいものです。
がんばりました。本当に、本法に、感動をありがとう!