2025年5月の記事一覧
親子で考えました!~学校保健委員会~
テストが終わった午後、2年生と全校保護者の希望者対象に、令和7年度学校保健委員会を開催しました。
今回は私たちの情報ツール、コミュニケーションツールでもあるスマートフォンやタブレット端末などの使い方利用の仕方について、法律の専門家の立場からお話を頂こうと、近藤 千鶴 弁護士様を講師にお招きしました。先生は鏡が沖中学校ご出身ということで、生徒たちにとってもとても身近に感じる自己紹介をしてくださいました。そして、SNSを通じて犯罪に巻き込まれてしまった事例や、うっかりインターネット上に挙げてしまったTicTocなどの動画が、法に触れてしまう場合があることなど、中学生にもわかりやすくお話いただきました。誰かを誹謗中傷する、傷つけることがいけない、ということは繰り返し学校でも話をしていることです。近藤先生は、「みなさんもSNSを利用したり、TicTocで動画を上げたりしている人もいるかもしれませんね。でも、著作権にかかわっては法律に触れてしまうこともあるんです」と、専門家の立場から話してくださいました。質疑応答で、「カラオケで歌っている動画を上げることは違法ですか?」と質問した生徒に「自分で演奏して歌うのは法に触れないが、カラオケにも著作権がかかわってくるので法に触れる」と教えてくださいました。
近藤先生から頂いた知識も活用し、生徒同士のグループワークを行いました。
一度も会ったことのない人とSNSで友達になった。会いたいと誘われたけど…あなたならどうする?
生徒たちはかなり盛り上がって意見交換をしていました。「会わない」という回答が多かったです。やはり、あったことがない人は「本当に中学生なのか」わからない、「性別も」わからない、つまりいくらでも成りすまして近づいてくることができる、そのことを考えることが大切だ、ということを勉強した大切な時間となりました。
専門家のお話は、生徒たちはもちろん、大人たちにこそ、大切であったと感じました。
近藤先生、ありがとうございました。
元気に歩きました! ~遠足~
予報は、小雨ということでしたが、意を決して出発。それぞれの学年が三中校区をめぐる旅に出ました。
1年生は、歴史ある大久保など大洲地区を、2年生は柏崎随一の景勝地・米山国定公園を、3年生は柏崎の水がめ谷根ダムをめぐって恋人岬へ、それぞれの思いを胸に歩きました。
3年生に帯同したため、3年生の様子をお伝えします。午前は暑い日差しがなく、ミスト状の霧が森林浴のような爽やかさを感じさせてくれました。昼に近づき雨となってしまいましたが、昼食会場のホテルシーポートに到着。ホテル様のご厚意で屋内で昼食をとらせていただきました。その後、なんと雨が上がり、恋人岬での時間を仲間たちと楽しむ3年生たちの姿がありました。みんなでご飯を食べ、みんなで語らい、遊んでる姿に、やっぱり遠足っていいものだなぁ、と感じました。こういうことがあってこそ、また彼らは学習にも頑張れるんだ、と思っています。クラス写真を撮っている3年生たちの思い出がまた一つ増えた。そのどれもが、中学校生活最後の行事となっていきます。存分に中学校生活を楽しんで、やり切って、燃え尽きて、いってほしいものです。地域の皆様、ボランティアでご参加くださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
地域と結ぶ活動 ~遠足~
明日、みんなが楽しみにしている遠足が迫ります。
この遠足は、コミュニティ・スクールとして指定された第三中の3年目の取組の一つ。車社会で、学区を歩いたことがない生徒たちに、柏崎市内で唯一国定公園がある三中校区の美しさを味わってもらいたい、また、中学生の元気な姿を地域の方々にも見ていただき、地域を元気にしたい、という思いから始まった「地域と結ぶ活動」としての「遠足」です。
今日は快晴ですが、体が熱さに慣れていないこの時期に熱中症が心配されるような陽気でした。明日は、朝方夕方に少し雨が降る模様…各学年とも、講師をお願いしていたり、他校のスクールバスをお願いしていたりする事情から、延期なしの小雨決行です。なんとか、大雨にならないことを長ウばかりです。遠方の米山、谷根方面は途中で切り上げてバスで戻ってくることも備えて準備しています。2年生の廊下にこんなポスターがありました。願いよ、届け!
進化の時代(とき) ~鳴海会総会~
鳴海会総会が行われました。
令和7年度の設計図であり、一人一人が主人公であることを意識する鳴海会総会。リーダーたちが示す方針に、各学級代表が質問や建設的な意見を述べていました。その態度はみな立派で、質疑の終わりには「よくわかりました。これからも応援しています」といった理解と協力の姿勢を示して話を終えているところに、三中生のすばらしさを改めて感じました。1年生にとっては初めての経験でしたが、1年生代表者の発表も立派で、静粛な会場を創る雰囲気をしっかりと出せていて、とても良かったです。
講評を求められて、「三中体育館にある、英語の文字はどんな意味か分かりますか?」と質問をしてみました。
「No pains No gains と掲げられており、新校舎建築時から大切にされてきた言葉と聞いています。」授業では習っていない生徒たちは意味を知らなかったので「努力(痛み)なくして 果(得るもの)はない」というような意味だ、と説明すると1年生も、うんうんとうなづいてくれました。
「人生は困難に満ちていて、そのことから逃げずに、励まし合って挑戦したものには、成長や成果や成功といったものが得られる、ということですが、
進化の時代(とき)」をスローガンに掲げる鳴海会リーダーに私は言いました。
「学習やいろんなことの練習を「辛い・嫌だ pain」と思ってやることから、進化してみて欲しい。自分が「やりたくて、わかりたくて、上手になりたくて」やってみたら?と。楽しみながらやることっで時間を忘れてしまうよね。そんな時間を忘れて自らやりたいって思ってやることをNo pain からの君たちの進化としてくれたら、令和7年度はきっとすごいことになると思う」、と期待をかけ話を締めくくりました。
激励会に向けて
3年生たちにとっての最初の大会、上越地区大会が迫ります。
勝ち進めば、県大会、北信越、全国へとすすむことになります。そして、負けてしまえば引退となるわけです。せっかく始めた、そして夢中になって取り組んできたその種目は、可能なら一生涯楽しんでもらいたいわけですが、やはり、中学校の部活動の引退は、生徒にとって大きなものです。
だからこそ、悔いなく戦ってきて欲しい!そんな先輩たちに心からの激励を送るべく、1,2年生たち応援練習に取り組んでいます。誰かを応援する、というのは本当に素晴らしいことです。
激励会は6月5日です。ぜひ見たい、応援したい、という保護者様は体育館に来てください(詳細は後日の学年だより等でお知らせいたします)。
受け継がれる魂! ~ボランティア第1回~
今年も、ボランティアの呼びかけに進んで取り組んでくれる生徒たちの姿があります。
秋冬に落葉した落ち葉が、生徒玄関前の側溝に堆積してしまいました。水の流れの阻害要因となるため、今回は気が付いた教職員がボランティア募集の声掛けをしました。昼休みでしたが、進んで働いてくれる生徒たちが何人も集まってくれました。かなり長い側溝ですが、アッという間に綺麗になりました。ここ数年ずっと続いている生徒たちのボランティアですが、今年も健在です。
「一人一人の力は小さくとも、集まるとすごい力になるね!」と、そばにいた女子生徒たちに話すと笑顔でうなづいてくれました。天気が爽やかなことに輪をかけて、三中生の爽やかさが心に広がった、素晴らしい昼のひと時でした。
連休終了、学校再開! ~鳴海会朝会~
GWの連休が終了しました。
今年は飛び石ではあったものの、休日は家族で過ごしたり部活動やクラブチームの大会があったりと、忙しく過ごした生徒も多いと思います。また、机に向かうリズムを取り戻していくのに、億劫な気持ちで登校した生徒もいるのでしょう。
その連休明けが、鳴海会朝会から始まりました。しっかりとリーダーたちがこの日の準備をしてくれていたのです。
学校生活をより良くしていく鳴海会の一員である気持ちを確認し合う、鳴海会歌の歌声から始まりました。明るく弾むような歌で、私も大好きです。快活な気持ちがみんなに沸き起こってきました。今日のメニューは学習委員会と応援団です。
5月は今年初の定期テストがある月。学習委員会が、みんなで高め合う素晴らしい提案をしてくれました。定期テストに向けて、学習委員会が予想問題を作成することや希望者による昼休みの自主学習会について、また、より一層素晴らしい本と出合ってもらうための工夫について、画像を作成し、わかりやすく説明してくれました。
応援団は、社会人の基本ともなる「爽やかな挨拶」をすることのキャンペーンについて呼び掛けてくれました。
このように、自分たちの生活をより良くしていこう、とするリーダーたちの素晴らしい提案がある三中生徒たちはやはり素晴らしい。連休明けこそ、躍動期の本番。三中生たちの挑戦が始まります!
3年間のまとめ、開始! ~3学年朝会~
3学年朝会をのぞいてみました。
学校のリーダーとして三中を率いる、3年生たち。表に立つ場面を乗り越えつつ、内面では自分の中学校生活を総括する取り組みを積み上げていく時です。あと11か月で卒業を迎えるわけですが、その先に進むときに試されるのが、中学校時代に何を吸収したか、です。
今から見ても、学習においては2年間分の知識や技能が身に付いているかどうか。それを確認しつつ、前に進んでいかなくてはなりません。そこで、今まで学習した内容を振り返り、さらに力を付けていくために、「スタディプロジェクト」という教材を保護者の皆様から購入していただきました。3学年の進路担当からガイダンスがありました。自分のペースでしっかりと毎日の生活に位置付け、進めて欲しい。この一年間で数回繰り返してやることで、確かな力となる。弱点の単元を繰り返すことで、弱点の強化をしよう。」
長い道のりですが、考えようによっては、一日に果たすページはそんなに多くはないはずです。ため込むとなんでもきつくなります。実行する力は大切ですが、「計画を立てる力」こそ、その指針。大人になってとても大切な力となります。自己プランニング力を鍛える一助にもして欲しいものです。
3年生が真剣に取り組む、生徒会活動や課外活動は、活字や数字としてはなかなか現れないものかもしれません。しかし、努力を積み上げること、生まれた自信がその人の「顔」をつくります。さわやかさと笑顔と自信にあふれる「顔」作りも、これからが本番です。
がんばれ、三年生!