2025年6月の記事一覧
学年のルール 社会のルール
2年生が学年委員を中心に「あたりまえキャンペーン」に取り組んでいます。
これは、中学2年生の取る行動として「人に迷惑をかけない、人として当たり前の事がしっかりできる」ことを目標にみんなで声を掛け合ってその姿を作っていこうという取り組みのようです。
学年では、廊下にたまって3年生たちがトイレに入りづらいことなど、まわりへの迷惑を知らず知らずにかけてしまっていることへの反省があるようです。〇〇をしない、というキャンペーンもいいですが、「笑顔を絶やさない」「相手の心に届くような明るい爽やかな挨拶をし続ける」など、ポジティブな行動こそ、奨励してほしいものです。
学年主任から、間もなくに迫る「職場体験」に向けても、集団で過ごすために社会にはルールがあることについて訓話がありました。一冊の本を紹介し、具体例を2年生に伝えてくれました。職場体験をする前とした後では、人が変わったようになるくらいの変化をして欲しい。それくらい、貴重な経験をしてきて欲しいと思います。
上越地区大会終了! ~県大会へ思いをのせて~
6/21(土)をもって、上越地区大会の全日程が終了しました。
雨交じりの日があり、うだるような日差しの日があり、中学生の汗と情熱がはじけるすごい大会でした。どの選手も引退を賭けた必死な戦いでした。上位の成績で県大会出場を勝ち取ったのは一握りの選手たちです。多くの選手が中学校での競技を終えました。各々の胸の中に後悔がない、清々しい思いが残っていることを願っています。ここまでがんばってきた自分をほめ、仲間をほめ、敵すらもほめ、後輩に思いをつないでいってほしいです。
県大会出場選手は、引退した人たちの思いも引き受けて、さらなる挑戦をしてください。
日本文化を着て学ぶ ~着付け教室~
1年生の家庭科で外部講師をお招きした授業が行われました。
和服の着方、所作を学ぶ「着付け教室」です。毎年1学年で実施してきています。いつも元気ハツラツな1年生たちですが、男女ともに、とってもしおらしく落ち着いて見えます。和服の良さに触れ、そして日本の伝統文化に触れて1年生たちはどんな気持ちになったでしょうか。
学習は、予想も大事ですが、やはり経験する学びにかなうものはありません。にこやかながら落ち着きある身のこなしに自然となる和服。外国人にも和服の良さを伝えられる、そんな日本人になりたいものです。
熱戦開始!上越地区大会
10日を皮切りに、上越地区大会が始まりました。
陸上、ソフトテニス、水泳、そして11日には卓球が加わりました。3年生たちの引退をかけた必死な頑張りがそこにありました。11日はあいにくの雨でしたが、その雨を跳ね返すように、走り、跳び、ボールを追う姿がありました。結果は様々ですが、この日に至るまでの努力をたたえたいものです。戦いは、閻魔市の最終日、16日に続きます。
がんばる三中生に、応援をお願いいたします。
堂々たる中堅 ~2学年朝会~
多目的室から、勇敢な大声が響いていました。
今日は放課後に激励会があります。それに向けて学年練習が行われていました。先日1年生もがんばっていたのですが、さすがさすがの2年生。1年間の成長分を見せつける、素晴らしい姿がありました。今日は、奨学会の地域の皆様、保護者の皆様も激励会を見に来てくださいます。三中生の力強い勢いをお見せできそうです。
2年生に向けて学年の先生からお話がありました。
「みなさんは、学校で先生方や先輩たちから学んでいきます。学習だけでなくいろんなことを。1年生の時には先生方から5割。先輩たちから5割。学年が進むにつれ、その割合は減っていくでしょう。例えば先生方から学ぶ割合が4割、先輩たちからは3割。3割分余りますね。これは、皆さんが後輩に教えることで自分が学び直して、自分で成長していく分です。『教えるものは、二度学ぶ』という言葉があります。そうやって、成長してほしいと思います」
とても良いお話でした。学年主任からは、職場体験に出かけるための大切な態度について。
「みなさんは挨拶をしているつもりかもしれない。学校でも聞こえないあいさつをしている人がいます。それでは、社会の方々に伝わらないし、失礼なことです。しっかりと感謝を伝えられますか。あなたたちを受け入れて良かったと思ってもらえますか。やはり第一印象はとても大切です。相手の心に届くしっかりとした挨拶をして欲しい。」
後ろから呼びかけた先生に、気付けばしっかりと体を向けて顔を上げて聞いている2年生。経験が、できないことをできるようにしていく。できなかった自分から、できるのが当たり前な姿になっていく。7月職場体験に出かけていきますが、2年生たちの成長がとっても楽しみです。
6月も充実させます! ~鳴海会朝会~
今年も鳴海会朝会がしっかりと運営されています。
全校生徒が一堂に集い、学校生活を自分たちの力でより良いものにしていくための営みが鳴海会の各委員会の手によって着実に進められています。活動を全校に示すために、鳴海会朝会が機能的に働いています。今日は、3つの委員会が活用していました。
給食委員会は、食器の片付け方が乱雑になっていることを課題と捉え、「正しい片付け方」について啓発してくれました。ご飯粒を残さないことも、米価高騰する世相もあり、心に響きました。給食委員会は、ベルマーク収集もしてくれています。ベルマークを集めると集めた分だけ生徒が有効に使うことができる資金が集まります。冬季間は外が使えず生徒が遊ぶ場所が減ってしまうところ、「冬の遊び道具」を購入し冬でも楽しい昼休みが過ごせるようにしてくれています。ぜひ、自分たちの生活を自分たちが楽しくすることができる、具体的な取り組みとして、みんなで盛り上げて欲しいものです。ご家庭でもご協力をお願いいたします。
放送委員会は、リクエスト放送の呼びかけです。給食時の放送を楽しいものにしたい、と呼びかけました。
学習委員会は、今年度図書室を生徒たちの学習の場、文化の拠点と提案してくれました。見違えて生徒が集まるようになった反面、大きな声で話をすることでうるさくなっていた弊害を指摘してくれました。学級掲示してある「声のものさし」を活用し、声の大きさを可視化して注意啓発しました。
どの委員会も素晴らしい!学校を素敵にする、楽しくするのは生徒たちの力です!