お知らせ

2024年6月の記事一覧

NEW ボランティア当日・・・

 鳴海会の呼びかけに、たくさんの有志が集まってくれました。

 なんと、頼もしくも心温かな生徒たちでしょう。全ての学年から集まってくれています。日頃の清掃では中々行き届かない手洗い場の清掃をしてくれました。人数が多かった分は、さらに玄関の泥揚げ作業を進んでやってくれました。

 コロナ禍、手洗いの頻度が増えたのはとてもいいことですが、もちろんその分手洗い場は汚れます。有志のみんなが手分けして、3か所の手洗い場をきれいにしてくれました。

 玄関の泥は、やってもやってもたまるのはやむを得ないこと。一生懸命に泥や枯葉をかき出してくれました。排水溝の泥を上げようとしたら、とっても大きなカエルが跳びだすサプライズ!Splash Frogにみんなの笑顔もこぼれました。

 心温まるとても素敵な時間が過ぎていきました。

NEW 想像・創造に間違いなし!~1年生・美術~

 1年生の美術の時間をのぞいてみました。

 美術室ではなく多目的室で何やら文字を見て頭をひねっていました。

 この文字は、JRの駅の表示のようです。面白い書体で駅名が示されています。これを題材に、「なんて書いてあるのか「どんな印象を受けるか」「何が分かるか」「なぜ、この書体で書いたのか」など、みんなで話し合っています。

 ユニークな表示なので、自然と対話が生まれていました。仲間の言葉にうなづいていたり、アイパッドを使ってさらに調べたり、どんどん考えが深まっている様子がうかがえました。

 教科担任に聞いてみると、ゴシック体を選択することにも深い意味があるとのことでした。

 「想像・創造することに間違いなんてないんだ。どんどん考えてみなさい」

 という教科担任の言葉に、感動しました。教室は間違えるところだ、を越え、想像・創造することには一つも間違いはないんだ、という言葉にとても勇気づけられます。学びとはこうあるべきもの。自由に自分の考えを述べ合うもの。授業に関係ない話で盛り上がるのは考え物ですが、題材に引き込まれ、夢中で話し合っている様子は、とてもすばらしい!とても良い瞬間に出会えました。

 

NEW ボランティア募集!

 教室をのぞいてみると、小さなポスター(チラシ)を見つけました。

 今年度の鳴海会本部の取り組みの一つに「生徒たちが進んで自分たちの生活をよくするボランティア活動を増やしていきたい」というものがありました。大勢で取り組んだ国道8号線の地下道清掃だけではなく、こんなちょっとしたことにも、少しの善意を集めて、みんなの生活が少しでも良くなる取り組みをしようとしていることに、感動します。

 明日、何人の活動になるかわかりませんが、こうやって生徒たちが前に進もう、一つずつ成長しようという、その芽を見つけられる、教職員として大変うれしい瞬間です。教職に魅力がなくなった、などというのは、私からすると「そんなことはない」と自信を持って言えることです。

 美しい心に出会う、それだけでも教師という仕事には魅力があります。

 明日が、楽しみです!

NEW 大会報告&表彰

 全校朝会で上越地区大会の報告会と表彰がありました。

 いわゆる「本番の大会」である中学校体育連盟主催・上越地区大会が終了しました。激戦を勝ち抜いた選手たちはいよいよ県大会へと進みますがその一方、今回の大会で中学校の部活動から引退する選手もいました。

 私も応援をしながら、たくさんのゲームセットの瞬間を見ました。つまり、選手たちの引退の時です。それぞれが、今までの部活動の集大成とすべく本気で戦った試合です。僅差で敗れた試合、逆転された試合、点差を付けられた試合など、いろんなドラマがありました。

 ただ、本気で挑んだ試合だからこそ、自らが経験した引退の瞬間だったからこそ、心に期する自分だけの気持ちがあったことでしょう。その時の気持ちを大切にし、次へ向かう自分の生き方に生かしてほしい、と話をしました。春から話している、自分の心と向き合う「内省」をしっかりしてほしいと。

 本物の体験の中からつかんだ大切な気持ちです。これからに生きないわけがありません。頑張った自分をそして、自分を乗り越えて次の戦いに向かう相手のこともほめたたえてほしい。最後まで頑張った自分に誇りを持ってほしいと思います。

NEW 2年生、社会へ出る!ために学ぶ ~キャリアガイダンス~

 2年生が来月実社会に飛び込むための準備をしています!

 昨年から復活した「職場体験学習」。社会で働くことがいかに大変でいかに尊いことなのか、体験を通して学んできます。コロナ禍、できなかった大変貴重な体験学習ですが、昨年度復活し大きな学びを得ることができました。今年度は復活の2年目。さらに多くの事業所様からお世話いただき、将来の社会の担い手になるべく、2年生が学びに出かけます。

 まず、その前に「ある程度の常識」を身につけておきたい、ということで、講師をお招きし「マナー講座」を開きました。講師の白井様から「社会に出てお客様や仕事の相手とお付き合いするときに、大切なことは人柄や誠実さです。初対面から良い印象でお付き合いを始めることが、何事も成功の秘訣。でも、第一印象で人はあなたのことをどんな人物かを決定してしまうこともあるのです。初対面の人は、第一印象で良い感じを受けるかどうか、そのほとんどを見た目や表情で決めると言います。だからこそ、あいさつや笑顔というものはとっても大切なのです」とお話をいただきました。

 そして、椅子の座り方や規律の姿勢、お辞儀の仕方や挨拶の仕方をレッスンしていただきました。見る見るうちに、2年生の姿勢が良くなっていきました。

 学校の校門で朝の挨拶を交わしていますが、自分から大きな声であいさつができる生徒は少ないのが現実です。今回のレッスンは、社会に出ていく時の常識です。職場体験が終わった時に、その常識の意味がしっかりと分かること、お金を稼ぐことの大変さ、自分を支えてくれている保護者への感謝、そして、「誰かの役に立ちたい」と職業観をもって積極的に主体的に学習する姿勢が表れること、多くの収穫をしてきて欲しいと願っています。