お知らせ
上越地区大会・前半終了
6月11,12日上越地区大会の前半が終わりました。前半に開催された競技は、陸上・水泳・男女テニス(個人戦一部と団体戦)・卓球(団体戦)です。県大会出場をかけた本番の大会。3年生にとっては、引退をかけての勝負の大会でした。
結果は、団体戦で優勝を勝ち取った女子ソフトテニス、リレーW優勝の女子+女子低学年、個人種目でも多くの県大会出場者がでました(詳細は後日の学校だよりでお知らせいたします)。上位大会の出場はうれしいのですが、3年生たちが、チームとして心を寄せ合い、まだまだまとまって練習ができるということが本当に喜ばしいと感じます。チームの3年生が一人でもいる間は、みんなで応援してほしいものです。残念ながら、個人種目として引退となった選手もいるのですが、残った選手に自分の思いを託し、精一杯激励してほしいものです。3年生たちの活躍を少しでも長く見ることが、1,2年生たちにとっても良き見本となると期待します。
後半戦は、17日(月)から。
後半戦も、「魂、焦がせ!三中生」
明日は!上越地区大会・激励会
いよいよ明日は、上越地区大会の激励会です。
県内各地区の郡市大会がなくなってからずいぶんと立ちます。選手たちにとって、中体連主催大会は、本当に一発勝負。この地区大会を突破した選手・チームしか上位大会に進むことはできません。情熱を傾けてきた日々の努力、熱き思いを全力でぶつけてきて欲しいものです。
大会当日戦う選手たちは孤独かもしれません。あきらめそうになる気持ちと、戦うのだと思います。そんな時に、この激励会の全校生徒の応援を思い出すと、力が沸き上がるものです。そんな応援から、三中魂が燃え上がるのでしょう!毎日意識しているわけではないでしょうが、勝負の時に、三中魂という言葉が三中生に力を与えてくれるのでしょう。卒業していった方々も、その気持ちを忘れない、といいます。
今日は、明日に向けて本番さながらのリハーサルを応援団が体育館で行っていました。みんなが選手を支えています。明日は、三中生を支えてくださるためにお金を援助してくださっている地域の方々の代表の奨学会の皆様が参観されます。日頃の感謝の気持ちを大きな声で表現してほしいものです。
保護者の方々の参観も可能です。皆様お誘いあわせて、選手たちを応援してください。
人権啓発運動 ~市長さま、ようこそ三中へ!~
人権啓発の運動ということで、法務局の方や人権擁護委員の方々が生徒たちに朝の挨拶を行いながら人権啓発運動をしてくださいました。今回は、桜井市長様が三中にお越しいただき、直接クリアファイルを生徒たちに手渡してくださいました。間近に見るリアル「市長」の姿に、驚いている様子でしたが、手渡されたクリアファイルをもらってうれしそうにしていました。
たくさんの方々が三中生を応援してくれていることに、気が付いたのではないでしょうか。
がんばれ、三中生!
市内唯一のコミュニティ・スクール
先日、本年度第1回目の学校運営協議会が開かれました。
これは、コミュニティ・スクールに設置されるもので、簡単に言うと、学校と地域が目指す生徒の姿を共有し、力を携えて生徒たちのためにより良い教育、より良い学習環境について考えていこう、というものです。
授業の様子を見ていただき、明るく素直で元気よく、のびのびと学ぶ姿を見ていただきました。その後、様々に話し合いを重ねました。子供たちは「地域の宝」。しかし、昔に比べて、子供たちには生身の人と人とのかかわりが不足している、デジタル環境によるバーチャルな体験では、自然の美しさや命の大切さ、他者を思いやる態度など、大切なことが身に付きづらいのではないか、という危惧が寄せられました。そのため、地域でも生徒たちに声をかけていきたい、見守っていきたい、という温かいお言葉をいただきました。
中学生の運動競技のやり過ぎによる「燃えつき」、疲労蓄積による「怪我や故障」を防ぐという目的でスポーツ庁が示した「部活動ガイドライン」が出されてから、「土日の休日どちらか一日は部活動を休む」ようになってきて、中学生の体があくようになってきました。生徒たちにも、地域行事へ参加したい、という声があり、お互いの情報交換も大切だと感じました。市内一斉のクリーンデーについても学校だより等でもお知らせをしましたが、ご家庭でも「行っておいで!」と背中を押していただけると助かります。
地域と結ぶ活動 ~遠足~
学校は生徒にとって楽しい場所であれ
という思いが私の中にはありました。市内で初のコミュニティ・スクールに指定されて3年目。「地域を中学生の姿で元気にしたい」という思いと重なり、地域を知り、地域の問題についても考え、持続可能な地域を考えていくとともに、とにかく、仲間と歩いて楽しもう、地域を元気にしよう!といろんな意図を盛り込んで遠足を行いました。そしてただの遠足ではなく、新行事「地域と結ぶ活動」と銘打ちました。
1年生は、大洲・大久保方面。2年生は、米山方面。3年生は、谷根方面。広い三中校区を方面を変えて探索しました。校区には大変歴史が深い場所があること、国定公園になっているほど、美しく豊かな自然があることなど、体感してきました。「ここ、初めて来たー」という感想も聞かれ、車社会の生徒たちは、なかなか歩いたことがない道を歩くのは良い体験になったようです。
何よりも、「とっても楽しかった!」様子が、たくさんの笑顔から感じ取れました。働き方改革や鍛錬行事の危険さから、行事が精選されていった経緯がありますが、生徒たちにとってやる意義があるものは、やり方を考えながら、やる必要がある、と強く感じました。楽しい行事があるから、また気持ちを新たにして頑張れる。そんなものだと思います。
テスト期間に入りました。生徒たちは、きっと、やってくれるでしょう!
社会に働きかける ~ボランティア 鳴海会~
鳴海会(三中・生徒会)の呼びかけで、国道8号を渡る地下道の清掃ボランティアが行われました。
R6年度の鳴海会会長が「今年度は、昨年以上にボランティア活動に取り組みたい」と言っていたことが具現化されました。本部役員の呼びかけで、たくさんの有志が集まりました。水曜日にごみ拾いをやり、木曜日は水を流しブラシで汚れをかき出したり、雑巾で手すりを拭いたり壁を磨いたりしました。たくさん集まってくれたおかげで、校舎玄関前の側溝の泥や落ち葉を拾ったり、地下道周辺の草取りをやってくれる生徒もいました。
爽やかな五月とはいえ、熱心に活動すると汗が出る陽気でした。通学路や校舎周りがとってもきれいになりました。一人では中々できないことですが、みんなの力を合わせると、結果が目に見えて変わってくることに驚きます。多くの善意と行動が、世の中を変える。そんな実感をもったならばとてもうれしいです。
人の役に立つということが、こんなにも気持ちが良いということ。
そんな自分が少し誇らしく思える。それが、人としての成長なんだと、感じます。
リフレイミング ~良さを見つける~
1年生の廊下の掲示に、ふと立ち止まりました。
人の「短所」は、見方によって「長所」にもなる。ということを教えてくれていました。全校朝会で、「人には良いところも悪いところもある。でも、悪いところにばかり目をやっていては、大切なその人の良さを見失う。悪いところではなく、仲間の良さを見つけ、こんな良いところがあるよと、伝えあってほしい」と話しました。この掲示物は、悪さも見方によっては「良さになる」と、物の味方の角度を変えること「リフレイム」することの大切さを伝えてくれます。
つまり、良さと感じるのも、悪さと感じるのも、受け止めて次第なんだと。人に迷惑をかけるような、具体的な行動は良いとは言えませんが、物事の良さを見つけようとする人の心の優しさには、打ちのめされます。
そんな人でありたいものです。
主体性をもった生徒・高め合える生徒を目指して~鳴海会総会~
三中の生徒たちの生徒会組織を鳴海会といいます。
令和6年度の生徒たちの活動の設計図となる鳴海会総会が行われました。鳴海会本部は、今年のスローガンを「協力・絆・未来 ~Unity and progress~」とし、三中生が、「主体性をもった生徒」「高め合える生徒」となれるよう、仲間とともに団結し、協力して絆を育み自信の技能や能力を伸ばし合っていこう、と宣言しました。
生徒総会は、一年間の設計図といいましたが、生徒会が作った要項ができたら完成、ではありません。生徒会本部、各委員会、部活動、学級・学年等の各機関が立てた原案について、学級討議で話し合い、たくさんの質問で理解を深め、たくさんの意見をもらい、それを鳴海会総会でさらに練り上げて、みんなが納得する活動にしていきます。総会では、たくさんの質疑があり、各種の計画がより良いものへと磨かれていきました。入学したばかりの一年生からも堂々とした質問や意見が出ていました。素晴らしいことです。
総会以降、みんなが力を合わせて、一歩一歩前へ前へと進んでいく姿が浮かんできました。頼もしい生徒たちです。
いじめがない、ではなくみんなが尊重される集団に!
今週の道徳はどの学年も「いじめ」について考える題材でした。
新学期に入り、新たなる仲間たちと創る学級学年の集団。みんなが安心して生活できるよう、学級や学年のルールを確認しました。そして、学級目標や学年目標ができ、どんな自分たちになりたいかの具体像を描き、みんなでそれに向かって歩き出したところです。
一人一人の良さを見つけ、それぞれが違うところがある、多様性を尊重する姿勢を育んでいます。そして、だれもが絶対にしてはいけないこと、「いじめ」と呼ばれる人権侵害について、それを許さない心を育むのはもちろん、それを見逃さない鋭敏な感覚を培っていきます。
1年生は、ある学級の日常の生活を題材に、そこに潜むたくさんの人権侵害を探っていきました。3年生は、ちょっとした行き違い、そして、それを拡大拡散させるSNSによる発信が、重大で深刻な問題にしていく恐ろしさについて、考えていきました。人の心には「1つ」だけの感情があるわけではなく、時に「二律背反」すること、すべきかせざるべきかと悩む「葛藤」など、複雑です。それを可視化するツールとして「心情円版」がありますが、3年生はそれを活用しながら、揺れる思いを表現しながらも、「どうあるべきか「そうするべきか」を考えていきました。
それぞれ、発達段階に応じた、良い授業だった、と私は振り返っています。
道徳の授業こそ、ご家庭で親子一緒になって話し合ってみてほしいと思っています。話題にしてくださるとうれしいです。生徒に、「今週の道徳はどうだっだ?」と、話しかけてみてください。
連休明けの自分たちに「檄」!
GWの後半も終わりました。
生徒たちの事故や大きなけがの報告もなく、安心しています。日頃できなかった事をしたり、心身の休息を図れたでしょうか?いよいよ、中学校生活の『躍動期』に入ります。
誰しも、休み明けのけだるさを引きづる中、三中生は素晴らしいスタートを切ります。
生徒朝会です。全校生徒が一人では中々目が覚めない、エンジンがかからないところ、みんなで気持ちを一つにします。今日は、学習委員会が来る令和6年度初の定期テストに向けて「みんなで頑張っていこう!」とキャンペーンを張ってくれました。くじけそうになる気持ちをみんなで支え合いながら、授業に集中し、家庭でも学校とつながった学習をしようという、試みです。
自分たちの先の予定をしっかりと見据えて、生徒たちが生徒たちに向けて働きかける。とっても素晴らしいことだと思います。ご家庭でも、励ましと見取りをお願いします。
「やらされる」学習ではなく、「自らが目的をもって、自らのために学ぶ」。その姿をほめたいものです。