お知らせ
新しい「はじまり」にむけて・・・
1年生教室の廊下に、掲示されていました。
4つの小学校から入学してきた新入生たち。それぞれが第三中学校で「新しい自分」に変わろう、成長しようという希望を持っていることを言い当てている有正省三さんの詩です。とても、勇気がもらえる詩です。出身小学校のことを忘れる必要はありませんが、みな同じ三中生生徒である、という自覚の元、小学校の人間関係のみにとらわれず、この出会いを大切にして、どのことも仲良く、新たなる仲間との生活を新鮮に始めていってほしいものです。
新しい自分を発見する、旅の始まりです!
令和6年度 スタート!
いよいよ、令和6年度が始まりました。
まずは、新任式から。6名の先生方をお迎えしました。音楽は3月まで大学生でいらした新採用の先生です。初日から校歌の指揮を振ってくださり、すっかり三中の教職員姿が板についています。とても頼もしい!
その後、始業式。始業式では、2,3年生の代表と生徒会長が新たな年の抱負を堂々と語ってくれました。
私は、始業式に当たり第三中学校の生き方教育について、話をしました。
〇 見つめる力
〇 かかわる力
〇 やりぬく力
「かかわる、やりぬくはどのような姿かはわかる。しかし、簡単ではない。見つめる力があって、初めて何のためにかかわるのか、何のためにやり抜くのかが分かってくる。見つめる力をつけるのは何かを始めようとする時に、自分がどうありたいかを考えること。そのことが終わった時に、自分に何ができたか、どう変わったかを振り返ること。この内省することで、次に自分はどうあるべきかがしっかりと見えてくる。次は、こうしよう!という目標が見えてくる。これが、成長のサイクル。内省することを今年はしっかりと取り入れて、物事に当たってほしい。」
話す人の方に体を向けて聞く、素晴らしい聞き方は今年度も健在でした。
午後からは、81名の後輩たちが入学してきます。
230名で始まる令和6年度がとっても楽しみです。
令和5年度 後期終業式 ~令和5年度最終授業日~
本日、後期の終業式でした。
令和5年度の最後の授業日です。巣立った3年生はいないので、1,2年生だけの終業式でした。学年代表と生徒会代表が、後期の活動を振り返ってくれました。2年生は代表者が体調不良で欠席だったのですが、いきなり代読を頼まれたにもかかわらず、代わりの生徒が素晴らしい代読をしてくれました。1年生は先輩となる抱負を、生徒会からは来年度どんな学校にしていくべきか、原稿ではなく、話す人たちを見て堂々と発表してくれました。
私は、「この一年間の今がゴール。登山なら山頂です。皆さんは楽しさばかりではなく、辛いこともあった長き道のりを歩きとおしたのです。4月とは比べ物にならないようにたくましい姿に変わっています。歩き切った今、自信を持った顔に感じています。仲間と共に支え合い、励ましてきたからこその山頂。春からは1年生たちは1年生たちの先輩として、2年生たちは、最高学年として、後輩を導く見本として、模範として、存分に自分たちの時代を創っていってほしい」と、話しました。
「一期一会。春は、出会いと別れの時期でもあります。今、別れをまじかに控えている今だからこそ、一期一会という言葉の意味をかみしめてほしい。いつか来る別れを前に、あんなこと言わなければよかった、もっと感謝を伝えておけばよかった、と後悔しないように生きる。今いるその時は永遠ではないし、当たり前ではない。自分の中の精一杯の気持ちでその人と向き合う。すると、こんな言葉が出てくるのです。」
ありがとう
次年度は、ありがとうとたくさん言える人に、そして、ありがとうと言ってもらえる人になることを期待しています。素晴らしい成長を遂げた三中生。共に生活できたことに、
ありがとう
保護者の皆様、地域の皆様、本当にお世話になりました。今後とも更なるご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
職業講話 ~1年生・キャリア教育~
1年生が進級間近な今、キャリア教育に取り組んでいます。
将来自分が自立してどう生きる起きるか?それを考えて今学ぶべきものを真剣に考えて学んで力をつけていく、それがたくましく生き抜く力を育成していきます。
今回は、柏崎地元の2業種と旅行業の3種類のお話を、自分たちの興味関心に合わせて選択し聞きます。1-1は感染症の流行で学級閉鎖となってしまいましたが、Zoomでつないで学習です。
ご自分がなぜその職業を選んだのか、働くうえで大変だったこと、また働くうえで大切にしていることなど、具体的にお話しくださいました。美容では、実演をしていただき、生徒たちは大喜びでした。どのお話もとても身近な話題が多く、1年生たちはお話に引き込まれていきました。たくさんの質問も出て、とても良い機会となりました。講師の皆様、本当にありがとうございました。
ひっそりする学校で・・・~がんばれ3年生!~
3年生たちがいなくなってしまった学校は、ずいぶんひっそりとしてしまった感じがしています。
今日3月6日は、公立高等学校の一般入試の日です。今までがんばってきた全力を発揮してほしいものです。全校でそれを祈るばかりです。
美術室前の廊下に、1年生の作品が並んでいました。どれも個性的で、躍動感に満ちているもの、つい触りたくて手が伸びてしまうものなどが、並んでいました。これは紙粘土ではなく、新しい素材の粘土だそうです。つややかな質感になったり、マシュマロのような質感になったりと驚きです。
第76回 卒業証書授与式
本日、無事卒業証書授与式を終えることができました。
名残雪が降り、卒業生との別れを惜しむ感動的な一日となりました。在校生たちの温かい拍手に送られ、卒業生たちは第三中学校を巣立ちました。最後に卒業生たちが見せてくれた卒業合唱は、本当に素晴らしい歌声でした。5年ぶりに完全復活の卒業式をみんなで創り上げることができて、本当に良かったです。
誰もいなくなった3年生の教室。卒業を数えてきたカウントダウンカレンダーがついに0を指していました。
さみしさは募りますが、卒業生の素晴らしい未来を祝いたいと思います。
おめでとう!78名の卒業生たち。
同窓会入会式 ~3年生~
3年生たちの登校日も5日となりました。
今日は、同窓会の入会式です。76年の第三中学校の歴史の中で、1万4千人もの卒業生が輩出されました。3年生たちは第三中を卒業しますが、同時に第三中の同窓生となります。今後は、たくさんの先輩方が困った時に力になってくれます。同窓会から春川会長をはじめ5名の役員の方々が参加してくださいました。
春川会長は、ご自分の中学校時代を振り返りながら、校舎が今の場所と違ったところにあったことや、仲間を大切にしていってほしいということなど、お話してくださいました。そして、みんなが誇りに思っている三中魂を大切にしていけば、素晴らしい社会人になれる、という激励をくださいました。
「今後どこにいようと、柏崎で育った郷土愛と第三中を誇りに思う愛校心があれば、きっと先輩たちが助けてくれる。先輩たちには大いに甘えなさい。きっと、先輩たちはそのことを喜んでくれる。そして、いただいた恩を自分たちがしてもらったように、君たちの後輩たちにしてあげなさい。いただいた恩を後輩に送っていきなさい。」と私は話し、はなむけとしました。
多目的室に響く3年生たちの校歌を聞いて、役員の皆様は大変感動して帰られました。
金沢、到着
金沢に到着しました。予定通り、16:07発17:11上越妙高駅着。
その後バスに荷物を積み込み、柏崎へと向かいます。順調なら,18:30には学校に到着できそうです。
お迎えが可能でしたら,この時間に合わせてお願いできたら,幸いです。
最後の見学地 〜清水寺〜
いよいよ,ラストの見学地です。
清水寺で、クラス写真を撮り,お釈迦さまの足形で頭を撫で,錫杖を持ち上げ(?!)、音羽の滝の水を飲み、たーっぷりお土産を買い…もう,思い残すことは,ないでしょう。あとは,家に帰ってたくさんのお土産話をして欲しいものです。
いい顔つきになってきました。
来年度の三中を頼んだよ!
美しい! 〜鹿苑寺〜
言葉もないほど,美しいです。
「教科書より綺麗だー」と、感動の声。
本物からは、無言の説得力を感じる三中生でした。
京都,最終日
朝も美味しい朝食をいただきました。
出発の集合も素早く、松井本館様に感謝のお礼をして,ホテルを出発しました。
足利義満の鹿苑寺金閣へと,向かいます。寒いですが,幸い雨は落ちていません。
京都を満喫②
各々班ごとに帰ってきました!いい表情です。夕飯は豪華なすき焼き!九条ネギや淡路島の玉ねぎなど,素晴らしい食材を使ってくださり,本当に美味しい夕飯です。
松井本館様,本当に素敵なお宿です。心配りおもてなしが,一流でした。
さて、その後は思い出のお土産にもなる,体験学習。湯呑み,マグカップの絵付け,念誦作り,お面作りの4班に分かれて制作。
みんな,真剣に取り組みました!
うまく行くと,1枚目の写真のように仕上がります。
京都を満喫①
京都駅到着後、お世話になるMKタクシーさんから,朝礼の一部を見せていただきました。社会人として,お客様に誠意ある姿勢、感謝の思いを伝える礼儀作法を大きな声と迫力ある姿で教えていただきました。生徒たちは本物の凄さに大変驚いていました。各班ごとにお世話になる運転手さんと挨拶をして出発!班ごとに自主研修の始まりです。少し雨混じりの天気ですが,タクシーで効率よく回れるため,こんな時はとても心強いです。
さて、どんな見学をしどんな体験をし,何を感じてくるか?!
楽しみです。
いざ、京都へ!〜宮島口〜
世界遺産でもある,宮島,厳島神社の見学を終え、宮島でお土産を買いました。宮島口から、一般車両の電車に乗ります。貸切とは違う乗り換えで、道中一番の困難。下車には1分しかありません。
混雑する広島駅でうまく乗り換えができるか?三中生なら、きっと大丈夫。
うまく乗り換えたのち,新幹線に乗車。
京都へ、参る!
朝食 〜みんな元気にいただきます!〜
おはようございます。
夜は何事もなく,爽やかな朝を迎えています。朝食には,8分前に全員がそろっていました。なんと,素晴らしい!
怪しい天気の予報ですが,この行いの良さで、晴れにしてくれるかも?!
今日は,厳島神社を見学し,京都へ!
一番の楽しみである,班別タクシー研修の予定です。
PCV講和 〜平和学習〜
夜も学び続ける三中生!
入浴を済ませて、PCV(Peace Culture Village )という団体の方々からお話をしていただきました。PCVは、平和について考え、平和文化を一人一人の力で創造していこう,と考え活動しているそうです。
講話というより,ワークショップのような形で、三中生たちは引き込まれていきました。物事の多面的な見方をすることで、人々の多様性に気付かされていきました。
「未来をつくるのは,君たちだ!」
この言葉に,身震いした三中生でした。
宮島到着!
広島平和公園、原爆ドームを後にして,遊覧船でクルージング。宮島に到着しました。昼食から,だいぶ時間が経ったので,みんなお腹がぺこぺこの様子。
しかし、具合が悪い生徒も出ず,また素晴らしい態度で行動してきました。立派な三中生でした!
お待ちかねの夕食をいただきます!
修学旅行③ 広島での学び
いよいよ広島に到着し、まず路面電車に乗車しました。約110年前から広島市民の足として活躍し、戦争からもいち早く復興して運行した電車の歴史的な重さを感じていました。
その後原爆ドーム・広島平和記念資料館を見学し、一人一人が原子力爆弾や戦争そのものの悲惨さを実感し、平和への思いを強めました。
修学旅行② 無事に大阪を出発しました
2年生一行は、北陸新幹線、サンダーバードと乗り継ぎ、東海道新幹線「さくら」に乗り、いよいよ広島到着目前です。ここまでは体調不良者もなく、とても順調に進んでいます。広島では、原爆ドーム・平和記念資料館を見学し、その後宮島へ向かう予定です。写真は新大阪駅での様子です。
修学旅行① 無事に出発しました
スムーズに集合し出発式が行われ、出発予定時刻よりも5分早くバスで出発しました。
出発式では代表生徒が、見送りの保護者の皆様に「成長して帰ってきます!」と決意を述べていました。有意義な3日間になることを願っています。
卒業カウントダウン ~3年生・残り少ない中学校生活~
3年生の卒業を目前に、後輩たちが3年生たちへのお世話になったことへの感謝を表す取り組みが、各員会ごとに行われています。3年生の教室に、卒業までの「カウントダウンカレンダー」がありました。
今日の数字は「9」。今日を含めて、卒業までの登校日は9日でした。ついに、二けたを切り、一桁の数字になってしまったのです。卒業式の準備も学年練習が始まっています。そして、2年生は明日から修学旅行。あっという間に今週も終わっていきそうです。
残り少ない日々を3年生たちにはしっかりとかみしめてほしいものです。
修学旅行目前 ~ハツラツ2年生~
修学旅行を来週に控え、2年生の準備が加速しています。
学年朝会で、集合時の隊形づくりや新幹線の乗車練習をしていました。パイプ椅子を座席にに見立て、本番さながらの練習です。もたもたしていては、一般のお客様、JRの方々に迷惑をかけてしまいますので、練習は真剣でした。
その後、3,4限連続でダンスの練習。4限後半はグループごとに発表会があります。各々、グループの持ち味を出すべく、振り付けを考え練習をしていました。本番の発表会は大盛り上がり。どのグループも個性的で、素晴らしい発表会でした。このチームワークの良さを修学旅行でも発揮し、最高の体験を持ち帰ってくる修学旅行にして欲しいものです。
第2回 生徒総会(鳴海会総会) ~R5総決算~
年度末が迫り、鳴海会の総会、生徒総会が開かれました。
3年生が中心となって進めてきた今年度の鳴海会。「自立と共生」を掲げ、自分たちの学校生活を自分たちの手で作り上げてきました。執行部である生徒会本部、各委員会、部活動、そして各学級の成果を自分たちの目標に照らして振り返るとともに、次年度に向けての改善など、話し合いました。
3年生たちを中心とする、リーダーたちの話しぶりや態度には、素晴らしいものがありました。また、生徒たちからは学級討議で話し合われた質問や意見がたくさん発表され、リーダーたちに負けず劣らずの素晴らしい答弁でした。後輩たちの態度も立派で、巣立ちゆく3年生たちはきっと安心したと思いました。
講評というか、感想を最後に述べさせていただきました。3つにまとめたのですが、ここで紹介するよりも、ご家庭で「生徒総会で校長先生が最後に話した3つの話って何?」とご家庭で話題にしてもらうために、ここでは紹介を控えます。私が話し始めようとすると、椅子に座っている全校生徒が体を私の方向に向け、しっかり聞く姿勢を取りました。このことが何より素晴らしい、三中生。三中の誇るべき文化だと思います。
コロナ禍、モデルのない中、手探りで三中文化を新たに創造した3年生たち。この上に、またどんな素晴らしい文化を積み上げていくか、令和6年度も期待がいっぱいとなった鳴海会総会でした。
市内唯一のコミュニティ・スクールとしての第三中学校 ~第3回学校運営協議会~
コミュニティ・スクールとしての取組、その成果と課題を保護者代表と小学校の関係者や地域の皆様からなる協議員と深く深く話し合う「熟議」の場である、学校運営協議会の第3回目を開催しました。
昨年度、市内唯一のコミュニティ・スクールとして市教育委員会から指定された第三中学校。地域の方々と共に、より良い学校を創っていくことを目的として立ち上がりました。地域の方々の力を学校に取り入れ、生徒たちが心豊かに成長していくこと、また学校を核として学校も地域も元気になっていくことを目的としています。
市内で最大の学区ともいえる4つの小学校区からなる第三中学校区は、面積も広く地域文化も少しずつ異なり、地域の方々のお力をお借りするということがなかなか難しく、組織運営にずいぶん苦労していたのが令和4年度の初年度です。
中山会長のご経験、専門的な知識、社会教育者としての知見をいただいたことやたくさんのお骨折のおかげで、昨年からぐっと骨組みがしっかりとしてきました。今年は、「とにかく地域の方々・協議員と学校が熟議(ひざを突き合わせ、議論を重ね合うこと)することが第一」と私は考え、話し合うことを主眼に置き、学校運営協議会を開催してきました。もちろん、話し合いの中心にあるのは「生徒たち」です。第3回目は、気心も知れてきた関係性の中で、忌憚なく生徒たちの成長と学校の教育活動の良かった点について、話し合いました。
「生徒たちは、とにかく分け隔てなく仲が良い様子が伝わってくる」
「地域では中学生が良く挨拶をしてくれる」
「3年生の防災学習は地域としても本当に心強く頼もしい。1月1日の大地震の際にも生徒たちの学んだことは生かされたのではないか」
と、たくさん褒めていただきました。中学生になるとなかなか地域行事に参加がなくなりさみしい、といった今後の課題もいただきました。次年度に生かすべく、良い話し合いにしていただいたことに、感謝いたします。
Let's dance! ~2年生・保健体育~
保健体育の授業で、ダンス授業が始まりました!
外部講師の先生から、2年生がレッスンを受けています。最初は戸惑いもあり、ぎこちなく動いていた2年生たちですが…
先生の元気な声と、要所をとらえたアドバイスで、次第に体が動いていきます。まるで魔法にかかったようです。BGMの曲に合わせて、2年生たちがリズムよく体を動かしだしました。わずか1時間で、形になってきました!先生の教え方はもちろんですが、今の子たちは、曲に乗ること、体をリズミカルに動かすことが得意のようです。小学校から踊りに親しんでいる成果ですね。
あと何回かで、仕上がるとのこと。最後に発表会はあるのでしょうか?楽しみです!
日本文化に親しむ! ~1年生・音楽~
多目的室から、何やら雅な音が聞こえてきました。
1年生たちが、音楽の授業で「箏」の演奏に取り組んでいました。ほとんどの生徒たちは初めて触る、箏。今や、箏の音はお正月のテレビ番組やスーパーのBGMでしか聞かないかもしれません。
日本文化を知ることが、今では「国際理解教育」ともいわれています。なぜなら、世界の方々は、他国の人と会うとき、自らの国の文化を自信を持って語ることができる、それが、国際人としての証と言われています。私が以前勤めた学校で、「日本人は英語が話せても、語る内容を持っていない。自分の夢を堂々と語るとか、せめて、自分の国の文化、住んでいるところの良さの紹介ができるくらいでないと、相手に関心を持ってもらえない。大切なのは英語力だけではなく、自らの夢や体験を持っているかいないかだ」と、海外留学のコーディネーターに言われたことがあります。全くその通りだ、とうなづきました。そのため、その学校では「茶道」と「華道」を学ぶ授業を設けていました。
三中生性も負けていません。1年生たちはみるみる上手になっていきました。何より、箏に触ることをとても楽しんでいる様子が伝わってきました。発表会を楽しみにしています!
しおり完成! ~2学年朝会~
2年生の修学旅行がだんだんと近づいてきます。
実行委員会を中心に準備をしてきた修学旅行。いよいよ、旅行のしおりが完成しました。学年朝会で、一人一人が自分でしっかりと行動ができるように、しおりを見ながら確認をしました。
旅行中に電車やバス、新潟から広島、広島から京都と、いくつも乗り換えをします。どの号車に乗るのか、だれが隣なのか、それが分かっているとわかっていないとでは、座席につく時間の長短が変わってきます。誰一人迷わずに、スムーズに行動できるよう、本番さながらに練習をしていく必要があります。
練習でいっぱい失敗をして、当日は楽しさいっぱい大成功!の修学旅行にして欲しいものです。
寒さも吹っ飛ばせ! ~1学年朝会~
毎週水曜日は1年生の学年朝会です。
にぎやかな声が体育館から聞こえてきたので、覗いてみました。今日は、班対抗のバスケットボールの「フリースロー合戦」のようです。誰もが、楽しそうに取り組んでいました。
1年生は、ちょうど保健体育の授業の単元もバスケットボールです。その練習の成果が発揮されていたのでしょう。また授業でさらに練習を深めたいという意欲も喚起できたことでしょう。寒さを吹き飛ばすのに一番いいのは、自らの筋肉を動かし、熱量を得ること。とてもいい活動でした!
生徒朝会 ~給食に感謝を~
今日の生徒朝会は、給食委員会の主催でした。
毎日の給食を安全に、おいしく、しかも栄養バランスをしっかりと考えて作ってくださる、西部地区調理場の紹介です。
調理場の皆さんは、児童生徒が授業を受けるより早く、お仕事をスタートされているそうです。770人の児童生徒教職員の給食を10人のスタッフで作っているのだそうです。キャベツなどの葉物にはどうしても葉の間に土や虫などがつくものですが、調理場の皆さんは葉を一枚一枚ばらして、3回も水洗いをしているのだそうです。みんなに喜んでもらいたいと、新メニューに挑戦してくださっていることも紹介されました。
食べることに関心を高めてほしいと、いろんな企画を考えてくださったり、児童生徒のリクエストにこたえるメニュー作りをしてくださったりするなど、本当に感謝するばかりです。なんといっても、給食は児童生徒たちの大きな大きな楽しみです。
カレーライスや、鶏唐揚げ、海苔酢和えなど、大人気メニューは、ほっぺたが落ちるほどおいしいです。しかし、私が感心するのは、シシャモ料理。ただ、焼くだけだと、身が細く水分が多いため、時間がたつと食べる頃にはベシャッとしてしまうものです。時に、生臭く感じるのですが、西部地区調理場さんのシシャモ料理は、時にサクサクのフライ、時にからりとした衣をまとった磯部揚げと、なんとシシャモを上手に調理されることか!素晴らしいの一言です。
給食委員会の言葉にもあったとおり、毎日の給食を一生懸命作ってくださる調理場の方々の姿を思い浮かべ、感謝していただきます。いつもいつも、ありがとうございます!
令和5年度 最後の定期テスト!
1月最終日。令和5年度最後の定期テストが始まりました。
今回のテストは、それこそどの学年も進学・進級に向けて意義深いものです。
「自分は義務教育を終えられる人物となれたか?」
「自分はその学年の学習内容を修得し、進級できる人物となれたか?」
一人一人の心の中にそんな思いがあったらいいな、と感じます。結果がどうだから、ではなく、自分がどうあるべきかをわかっているならば、進学・進級したその先でも、その人はきっと成長できると思うからです。
さて、1日目の手ごたえはどうでしょう?家に帰ったら、少し余裕があります。2日目のテスト勉強をやるだけやり切り、明日「出し切ったぞ~~~!」とすっきりした思いになれるよう、頑張ってほしいものです。
人が最後に残したい爪痕は、「簡単にはあきらめない!」という強い意志。その姿勢はテストにもしっかり表れるものです。
がんばれ、三中生!今こそ、三中魂!!!
入学説明会
令和6年度の新入学生徒・保護者を対象に入学説明会を行いました。
保護者、児童と別れた二部構成で計画をしました。保護者の皆様には、校長から学校の目指す方向性などを教頭からは具体的な教育活動について説明をさせていただきました。
児童の皆さんは、数学・英語・国語の体験授業。中学校の学習に関心をもって臨んでくれました。授業後の感想を見ると、「楽しかった!」や「思ったより先生方が優しかった!」等のコメントがたくさんあり、大変うれしく思いました。
中学校入学への不安が軽減し、期待を高めてもらうことがねらいでした。
どうぞ、安心して第三中学校の門をくぐってきてください。桜咲く春、新入生たちの入学を在校生・教職員一同、心待ちにしています。
バリアフリー学習会 ~1年家庭科~
1年生が家庭科の授業で「バリアフリー学習会」をしていました。
講師に、柏崎市社会福祉協議会のお二人の先生をお招きしました。多種多様な人が暮らす私たちの社会。障がいを持つ方々の人権に触れ、「誰もが生活しやすい社会づくり」をしていくために、バリアフリーやユニバーサルデザインというものがあることを学びました。
目が見えない方でも、どちらから開ければよいかが分かるように、牛乳パックに切れ目がついていることを例に、身近にあるユニバーサルデザインについて考えました。また、障がいのない人から見たら普通に見えることも、目や耳、手足が不自由な方々にしてみれば、たくさんの生きづらさがある(バリア)ことを発見していきました。
誰もが、どの人のことも考え、少しの配慮をし、手助けをしていく。共生社会ということがとっても大切だ、ということに1年生たちは気づいていきました。他者の立場になって、自分事として考えていく。後期の三中生の目標は「共感する心をもつこと」でした。さらにその思いが深まったとしたら、うれしいです。
食べて巡ろう 新紙幣ゆかりの地 ~調理場からのうれしい企画~
生徒玄関前に、掲示されているのがこの写真です。
調理場の神林栄養教諭のアイデアだそうです。令和6年は変革の年。7月に紙幣のデザインがいよいよ変わります。それにちなんで、新紙幣に描かれる偉人の故郷やゆかりの地を思い浮かべられるように、給食のメニューを考えてくださる、というのです。
神林先生は、栄養バランスが整っていることはもちろん、おいしいに加え、「学びのある」まさに食育を考えて児童生徒のためにメニューを作成してくださっています。本当にありがたいことです。私としては、北里柴三郎博士にちなんだ熊本県の郷土料理のメニューがとっても楽しみです!
掲示してくれた、三中・給食委員会も、ありがとう!
自分たちの生活を振り返って ~1学年朝会~
水曜日の朝は、1年生の学年朝会です。
今日は、日頃の自分たちを振り返って、授業のあいさつや返事の声を明るく大きなものにして快活な生活をしていこう、と生徒たちで考える機会でした。
昨日のリーダー研修会もそうですが、3年生が卒業をまじかに控え、自分たちがどんな先輩になるべきか、どんな姿で第三中学校の文化を築いていくかという、次世代のリーダーたちにとって、とても大切な取り組みだと思います。社会に出たとき、いろんな人とかかわり合い協力し合う必要がある。そんな時に、初対面から誠実な印象を与えるのにさわやかなあいさつをすることは欠かせません。できるできない、も大切ですが、あいさつや返事は大きな声で明るくするものだ、ということが分かって大人になるということが大切だと思います。
全員で練習をしてみると、たちまち良い挨拶になってきました。そのことを楽しみながら、明るく楽しくさわやかな毎日を創っていってほしいものです。
生徒朝会 ~令和6年度鳴海会役員委嘱式~
今日は生徒朝会です。
新生徒会長のあいさつで、厳かに会が始まりました。礼をする態度も立派です。
今日は、選挙で選ばれた会長をはじめとする役員たちが、来年度の鳴海会の生徒会本部の執行委員、そして専門委員会の役員を選出し、その委嘱を行う委嘱式です。勢ぞろいした顔ぶれは、緊張しているもののやる気がみなぎっていました。新議長が代表として登壇し、決意を語りました。先輩たちの創り上げてきた今年度の鳴海会をしっかりと引き継ぎ、さらに良いものを目指して活動いしていく、その決意を述べました。放課後から、リーダー研修が始まり、リーダーの役割、リーダーとしてのあるべき姿を学んでいきます。他の見本となる、ということはもちろんなのですが、学校全体を考えていくことをあるべき姿勢としてもらいたいものです。その上で、「三中が良くなる、楽しくなる、生き生きとした学校になる」ことであるならば、考えで終わらずどんどん実行していってほしいと期待します。そう考えたうえでの失敗なら、それは失敗ではないのですから。
三中を三中生をピカピカに光らせよう!
今やれることを…~震災への義援金募金~
福祉委員会と鳴海会本部の呼びかけで、元旦に起きた能登地震への義援金募金が始まりました。
休業明け集会で、「わたしたちにできることは少ないけれど、無関心であってはならない。何にもできないとしても、自分に何ができるかを考え続けてほしい」と話しました。豊かな感受性、美しい感性をもつ三中生は、本当に素晴らしいと思います。
もしよろしければ、生徒を通じて学校に善意をお寄せください。合わせて、公的機関を通じて募金を被災された方々の元にお届けしたいと思います。
修学旅行・保護者説明会 ~2年生~
修学旅行が近づいてきました。
修学旅行は、学校を離れて本物の歴史的な史跡や他の地域の文化に触れ学んでくる、大変貴重な機会です。保護者の方々に積み立てていただいた貴重なお金で、生徒たちは勉強をしてくるのです。どんな体験や学習になるのか、安全面等のケアも含めて、担当や旅行者から説明をさせていただきました。
第三中学校の修学旅行は、「平和学習」を一つのテーマとしています。広島の原爆ドームや平和祈念資料館を訪問し、原子爆弾のもたらした大変な被害の現状を垣間見て、戦争という者のむごたらしさ平和の尊さを身をもって学んできます。そして、京都は日本の千年にわたる都。世界的に見ても貴重な史跡・歴史的資料があり、日本人としての大切な文化のルーツがあります。社会科の時間、事前学習で深めたことを現地で検証してきます。
たくさんの保護者の皆様にご参加いただきました。大変ありがとうございました。
実り多き修学旅行になるようにしてまいります。
子供は遊びの天才!
昼休みのことです。
校散策をしていると、中庭の3人の生徒たちの姿が目に留まりました。この日は、放射冷却でかなり気温が低くなった朝。関東の冬を思わせるようなピカピカのお天気でした。
中庭の瓢箪池の氷が昼になっても溶けずに残っていました。氷をすくい上げてカーリングのストーンのように氷上を滑らせて楽しんでいたのです。なんでも遊びに変えてしまう力は、想像力・創造性のたまもの。こういった気持ちが、前向きな姿勢へとつながっていきます。
「日々の暮らしをもっと楽しく!」
このような姿勢が、新商品の発明やイノベーションの革新、ニュービジネスの起業へとつながっていきます。この3人の将来が、とっても楽しみですね!
学びは、楽しい! ~百人一首大会?!~
3年生の教室を通りかかると、何やら雅な声が聞こえてきました。
朗々と和歌が詠まれていました。中をのぞいてみると班ごとに分かれて百人一首をしていました。上の句を読み上げてもらい、その和歌の下の句が取り札となっていて、それを取り合い、数を競います。普通のカルタでも難しいのですが、自然と和歌を覚えていくことにつながります。何よりも、和歌の響きの良さ、そして、千年前の人々も今と変わらぬ気持ち=特には恋心などをうたっていることに、日本人としての感性、そして日本文化のすばらしさに気付かされる思いです。歌に込められた気持ちは、2024年を生きる生徒たちにもしっかりと伝わるのです。いい授業を参観できて、私もうれしかったです。
休業明け ~後期後半の始まり~
令和6年は元旦早々、とんでもない始まり方をしてしまいました。
柏崎も相当に揺れ、津波警報も出され、海岸沿岸部のみならず大変心配な時を過ごされたことと存じます。
第三中も避難所となり、たくさんの方々が非難、また夜を過ごしていかれた方もおられました。今日の休業明け集会では、生徒たちとの再会を心より喜んだところです。ご親戚等に被災された方もいるかもしれません。いずれにせよ、石川県を中心に大変な状況が続いています。
生徒には、辛い思いが心にあるならば、その思いを誰かが必ず聞いてくれるので、安心して話していいんだ、と呼びかけました。保護者の皆様につきましても学校スクールカウンセラーもおりますので、ご相談ください。
さて、休業後集会では、3年生代表生徒と生徒会代表が今後の抱負を語ってくれました。3年生は進学に向けて最後の頑張りの時、1,2年生については進級に向けて先輩となる自覚を高めさらに力をつける時、という激励がありました。生徒の言葉ながら時をわきまえた的確な助言でした。3年生にとって残り38日の登校日。そして、3年生にとって「日本一」と感じられる卒業証書授与式にしていこう、と話をしました。
何はともあれ、新年の決意を胸に、自分にできることをこつこつと積み重ねていく一年にしてほしいものです。
令和5年、さようなら!最後の登校日
大雪の予報が発せられ、市内の小中学校が一斉に2時間遅れの登校となった冬休み前の最終日。
混乱もなく、さすが三中生たち。いつもの時間を2時間遅らせていたって平常心で登校してきました。休業前集会で「昨日今日の大雪ですが、家で雪かきを手伝った人はいますか?」と問いかけると、何人もの手が上がりました。家庭の一員としてしっかりと役割を担っていることをとても頼もしく思いました。
3年生たちは、最終日に学年朝会でした。中身は、学年でトランプのババ抜き大会でした。男女混ざった4~5人のグループで仲良くトランプに興じていました。「おまえのとこに、ババがいった~ざまみろ~」というような、人をさげすむ言葉は一つも聞こえてきませんでした。ルールを守る集団、他者の気持ちを思いやれる集団だな~と立派に思いました。楽しいことも、心無いことをいう者がいれば、やらなかった方がまし、ということになります。3年生たちは本当に成長した、美しい集団だと、うれしくなりました。
宴の後、しっかり整列をし直し、学年委員長から重要な発表がありました。「卒業合唱」の曲が決まった、というものです。3年生最後の共同作業となる卒業合唱。年明けから練習が始まるそうです。感動の卒業式になりそうです。
良い年を迎えよう! ~清掃強調週間~
今週は、12月の登校日最終週となります。
日頃お世話になっており校舎への感謝を込めて、そして新しい年を気持ちよく迎えられるよう、大清掃です。冬本番を迎え寒い中ではありますが、塩や汚れで曇ってしまった窓を熱心に拭いてくれている生徒がいたり、教室入り口のドアの溝を細やかに磨いてくれている人がいたり、天井のクモの巣取りをしてくれている生徒がいたり、学校中がとってもいい雰囲気に包まれていました。やはり、三中生はすばらしい、と誇らしく思いました。
清掃をすると、気持ちがいい!
そんな尊い気持ちで働いている、それこそ三中生のあるべき姿です。
人権月間の最後を飾る・・・
先週は期末個別面談で学校に足を運んでいただき、ありがとうございました。
生徒たちについて、家庭と学校がともに連携し合い各々の立ち位置で生徒を支え導いていく、ということを再確認させていただく貴重な機会となりました。学校からは生徒の頑張りや良さを伝えさせていただきました。どの子も成長の途中。今後の課題を受け止めながらも、良さを認めほめつつ、上手にさらなる成長へと向かわせられるよう、ご家庭と共に支援をしていきます。
さて、人権月間を締めくくるかのように、今日は柏崎人権擁護委員協議会から竹島会長ら3名が生徒たちの表彰に駆けつけてくださいました。毎年3年生は、社会科や道徳の時間等で学んできた人権の大切さについて、自分たちの生活を振り返り、人権作文にまとめています。自分が受けた人権侵害、誰かが受けた差別や偏見、身近なところに潜む差別意識について中学生なりの考えをもって人権の大切さを訴えます。
今年度は5名が入賞し、竹島会長から表彰していただきました(どんな賞であるか詳しい内容については学校だよりでお伝えします)。「5人も賞に選ばれるなんて、あまりないことです。三中生は素晴らしいですね!」とほめていただきました。ありがとうございました。
生徒が褒められるということは、教師にとって本当にうれしいことです。
美しい・・・ステンドグラス
三中には名物ともいえる、生徒玄関エントランスに螺旋階段があります。
その脇に、新たなる名所ができました。美術部が一生懸命作ってくれた、ステンドグラスです。制作段階から見守ってきたのですが、チームに分かれて一人一人がとっても細かな作業を黙々とやり続け、ついに完成したものです。絵柄は山あり海ありの三中生校区をイメージくれたようで、構図がとっても素晴らしい!
保護者面談の際に、ぜひご覧ください。そして、美術部の生徒たちえを褒めてやっていただけたら、幸いです。
三中校区公開授業 ~人権教育、同和教育~
11月に引き続き、人権教育に取り組んでいます。
三中校区全体で研修を深めています。三中生の授業を小学校の先生方にも参観いただきました。人権教育、同和教育の学習で、全クラスで「生きる」という教材を使って授業をしました。
1年生は、「世間は外見で人を判断し、その内面を見ようとしない」ということを題材に学習しました。2年生は、被差別部落出身の同級生に対して、刷り込まれた偏見に葛藤する同級生の姿、友達として接するからわかる差別や偏見の無意味さと戦い、親をも乗り越えその友達に会いに行く同級生の姿、二者を取り上げそれぞれの思いについて深く考えさせていきました。そして、差別や偏見をなくしていくために自分たちは何をすべきか、考えました。3年生は、就職差別について、履歴書に潜む差別意識、面接によるあからさまな侮辱・偏見、差別の実態を学習しました。
人が作った差別ならば、人がなくしていかなくてはならない。
12月10日は世界人権宣言の日です。人権DAYと言われています。1948年の制定ですが、世界から差別や偏見はなくなっていません。差別や偏見は無知(真実を知らないこと)から起こります。今後も学び続けることで、あらゆる差別や偏見を憎み、なくしていく努力ができる心を育んでいきます。
師走!生き生き学ぶ2年生
師走に入りました。
早いもので令和5年も残りひと月となりました。年の瀬はいろんなことがあり気ぜわしいものですが、クリスマス、年末と子供たちにとっては楽しみな時かもしれません。3年生は、今年の12月は今までとはずいぶん違う心境でしょう。
さて、2年生の授業をのぞいてみました。1組は保健体育、2組は家庭科の調理実習。体育で、野球を学習する時代です。私たちの時は、3人集まれば神社の境内で野球をしていたものです。2年生たちは最初はバットの握りも、打って走る方向もわからなかったようですが、今やバッティングを楽しみ、歓声が響きます。
調理実習は、もちろんみんなノリノリ!「食」というものは楽しいものです。野菜を洗ったり、鮭を下ごしらえしたり、調味料を計ったり。
野球も調理も共通していたのは、どちらも「自然と仲間と協力する姿」がありました。協力してやらないと結果が良くならない。同じ目的をもって役割を担う。体験的な学習は、とっても大切です。きっと、社会に出たときに、一番力となるのではないでしょうか。
楽しそうに授業をすすめている、とても良い表情の2年生たちでした。
鳴海会役員選挙 ~立会演説会・投票~
いよいよ今日は選挙戦の最終日。立会演説会と投票です。
毎朝、候補者・責任者たちが一生懸命有権者に訴えてきた選挙運動も今日の立会演説で最終となります。候補者は自分の次年度の公約を責任者は候補者の人となりを堂々と話しました。候補者たちは、来年度どんな生徒会に、学校にしていきたいかを夢をもって具合策をもって話しました。後半では、質問者がたくさん立ち、さらに具体的に聞いてみたいことを質問として候補者にぶつけていました。3年生の質問者が多く、巣立ちゆく前に後輩たちに安心して引き継げるよう、願いを込めて質問しているようでした。
「みんなで生活をしている学校だから」意見を積み重ねる授業ができる。その一方、たくさんの人がいるから事故・怪我、人権侵害がないようルールが必要で、よりよくまとめていくためにリーダーが必要。たくさんの人がいる社会は、無言で通り過ぎていく冷たい関係にならないよう明るい挨拶が必要である。そして、みんなの力が合わさると、大きな力になる。より良い生き方を目指し、一人一人の力を合わせて大きな力を生み出し、良い学校生活を想像してほしい、と講評を与えました。
人権講演会
今日は、人権講演会として、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による拉致被害にあわれた蓮池 薫さんをお招きしました。
1977年新潟市で横田めぐみさんが拉致され、蓮池さんはのちに奥様となる奥土さんとともに、柏崎の中央海岸で1978年に拉致されたそうです。蓮池さんは拉致の目的について、当時の社会情勢に触れながら教えてくださいました。故郷を奪われ、家族と引き裂かれ、自分が夢を追って勉学する道も絶たれ、とんでもない境遇に立った時の辛さを話してくださいました。3年生たちは真剣に聞き入っていました。
3年生の質問に「改めて、平和であること自由があることの素晴らしさを思う」という言葉には大変な重さがありました。北朝鮮では、とにかくいつ戦争が起きてもおかしくないこと(1950年に起きた朝鮮戦争は終戦ではなく今なお停戦です)、この国が将来どうなってしまうんだろうか、という2つのとてつもない不安にいつも押しつぶされそうだったといいます。
そして、拉致問題の解決に向けて、その重要なポイントを2つ話してくださいました。
「拉致は今言ったとおり、あってはならないし、どうしたって解決していかなければならない。皆さんも含めて、日本の国民が忘れてしまってはならないことです。そして、重要なことは<時間がない>ということ。家族が生きているうちに日本に帰し、家族に会わせてあげなければ、だめなんです。横田さんのお母さんはご高齢です。あと2年のうちに、解決をしていかなくては。」「もう一つは、拉致について北朝鮮の国民を恨んだり非難してはならないということ。拉致の目的は先ほど話した通り、北朝鮮政府が拉致被害者をスパイにしたりして、自国のために利用しようやったことです。北朝鮮の一般の国民たちは、みな助け合って生きているいい人たちなんですから。」
蓮池さんの言葉はとても重いものでした。3年生たちは、拉致されて今なお苦しんでいる方々の気持ちに思いをはせているようでした。
「忘れないこと」「言い続けていくこと」
自分たちにできることをやっていくことを決意し、蓮池さんへのお礼とします。
蓮池さん、本当にありがとうございました。
修学旅行、事前学習 ~2年生~
2年生の教室横の廊下に、修学旅行の事前学習で作成した成果が掲示されています。
社会科の授業で取り組んだと聞きましたが、京都と広島の史跡や観光名所について調べたレポート、またクイズ形式で楽しく学習できるようなもの、そしてご当地のお土産について調べたことなどがたくさん張られていました。
そして、国語科からは図書室にある戦争や平和についての「おすすめ書籍コーナー」が、設置されました。この機会に、ぜひ読んでほしいものです。
歴史学習は、過去を知り、より良い未来を築こうと、今できることを考えること。修学旅行は、その大きなきっかけであり、現地に行って自らの学びを検証する大きなチャンスです。だから、事前学習が充実しないと、検証の成果は薄れ、ただの見学になってしまいます。2月の出発の日まで、存分に事前学習を深めてほしいものです。
令和5年度 三中校区「絆スクール集会」
4つの小学校から6年生たちをお招きし、三中校区「絆スクール集会」を開催しました。
企画運営は、6年生たちの一番近い先輩となる、1学年委員が行いました。この日のために、心通わすアイスブレーキングやクイズ、みんなでいじめについて考えるための動画づくりなど、本当によく頑張って準備をしてきました。
6年生たちと中1生徒全員で小グループを作りました。「実は・・・」で始まる自己紹介から始まりました。小さな自己紹介ですが「あぁ、この人今こんなこと考えているんだ」「こんなことにはまっているんだ」と知り合うことで、心の距離がぐっと縮まっていきました。心通わす工夫がたくさんあったことで、最後のいじめについての議論も深まっていきました。「加害者側には、被害者がなぜつらいかがわからないため、いじめの意識がない」という、日常に起こりうることを題材に、みんなで話し合いました。お互いが違うということをわかり合うことが、いかに大切なことかに、みんなが気付いていきました。
中学校入学に向けて、中1生徒に聞いてみる時間もあり、「そんなの大丈夫だよ」「気にしない気にしない。すぐ慣れるよ!」といった、温かい声掛けを中1生徒たちがしている姿は、大変ほほえましいとともに、とても頼もしく感じました。小6児童の一番の不安は「学習」。そして、一番楽しみにしていることは「部活動」でした。私たち教職員も、しっかりとこの気持ちを受け止めていきます。
4月が楽しみになった人時でした。