お知らせ

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NEW バリアフリー学習会 ~1年家庭科~

 1年生が家庭科の授業で「バリアフリー学習会」をしていました。

 講師に、柏崎市社会福祉協議会のお二人の先生をお招きしました。多種多様な人が暮らす私たちの社会。障がいを持つ方々の人権に触れ、「誰もが生活しやすい社会づくり」をしていくために、バリアフリーやユニバーサルデザインというものがあることを学びました。

 目が見えない方でも、どちらから開ければよいかが分かるように、牛乳パックに切れ目がついていることを例に、身近にあるユニバーサルデザインについて考えました。また、障がいのない人から見たら普通に見えることも、目や耳、手足が不自由な方々にしてみれば、たくさんの生きづらさがある(バリア)ことを発見していきました。

 誰もが、どの人のことも考え、少しの配慮をし、手助けをしていく。共生社会ということがとっても大切だ、ということに1年生たちは気づいていきました。他者の立場になって、自分事として考えていく。後期の三中生の目標は「共感する心をもつこと」でした。さらにその思いが深まったとしたら、うれしいです。

 

NEW 食べて巡ろう 新紙幣ゆかりの地 ~調理場からのうれしい企画~

 生徒玄関前に、掲示されているのがこの写真です。

 調理場の神林栄養教諭のアイデアだそうです。令和6年は変革の年。7月に紙幣のデザインがいよいよ変わります。それにちなんで、新紙幣に描かれる偉人の故郷やゆかりの地を思い浮かべられるように、給食のメニューを考えてくださる、というのです。

 神林先生は、栄養バランスが整っていることはもちろん、おいしいに加え、「学びのある」まさに食育を考えて児童生徒のためにメニューを作成してくださっています。本当にありがたいことです。私としては、北里柴三郎博士にちなんだ熊本県の郷土料理のメニューがとっても楽しみです!

 掲示してくれた、三中・給食委員会も、ありがとう!

NEW 自分たちの生活を振り返って ~1学年朝会~

 水曜日の朝は、1年生の学年朝会です。

 今日は、日頃の自分たちを振り返って、授業のあいさつや返事の声を明るく大きなものにして快活な生活をしていこう、と生徒たちで考える機会でした。

 昨日のリーダー研修会もそうですが、3年生が卒業をまじかに控え、自分たちがどんな先輩になるべきか、どんな姿で第三中学校の文化を築いていくかという、次世代のリーダーたちにとって、とても大切な取り組みだと思います。社会に出たとき、いろんな人とかかわり合い協力し合う必要がある。そんな時に、初対面から誠実な印象を与えるのにさわやかなあいさつをすることは欠かせません。できるできない、も大切ですが、あいさつや返事は大きな声で明るくするものだ、ということが分かって大人になるということが大切だと思います。

 全員で練習をしてみると、たちまち良い挨拶になってきました。そのことを楽しみながら、明るく楽しくさわやかな毎日を創っていってほしいものです。

 

NEW 生徒朝会 ~令和6年度鳴海会役員委嘱式~

 今日は生徒朝会です。

 新生徒会長のあいさつで、厳かに会が始まりました。礼をする態度も立派です。

 今日は、選挙で選ばれた会長をはじめとする役員たちが、来年度の鳴海会の生徒会本部の執行委員、そして専門委員会の役員を選出し、その委嘱を行う委嘱式です。勢ぞろいした顔ぶれは、緊張しているもののやる気がみなぎっていました。新議長が代表として登壇し、決意を語りました。先輩たちの創り上げてきた今年度の鳴海会をしっかりと引き継ぎ、さらに良いものを目指して活動いしていく、その決意を述べました。放課後から、リーダー研修が始まり、リーダーの役割、リーダーとしてのあるべき姿を学んでいきます。他の見本となる、ということはもちろんなのですが、学校全体を考えていくことをあるべき姿勢としてもらいたいものです。その上で、「三中が良くなる、楽しくなる、生き生きとした学校になる」ことであるならば、考えで終わらずどんどん実行していってほしいと期待します。そう考えたうえでの失敗なら、それは失敗ではないのですから。

 三中を三中生をピカピカに光らせよう!

NEW 今やれることを…~震災への義援金募金~

 福祉委員会と鳴海会本部の呼びかけで、元旦に起きた能登地震への義援金募金が始まりました。

 休業明け集会で、「わたしたちにできることは少ないけれど、無関心であってはならない。何にもできないとしても、自分に何ができるかを考え続けてほしい」と話しました。豊かな感受性、美しい感性をもつ三中生は、本当に素晴らしいと思います。

 もしよろしければ、生徒を通じて学校に善意をお寄せください。合わせて、公的機関を通じて募金を被災された方々の元にお届けしたいと思います。

NEW 修学旅行・保護者説明会 ~2年生~

 修学旅行が近づいてきました。

 修学旅行は、学校を離れて本物の歴史的な史跡や他の地域の文化に触れ学んでくる、大変貴重な機会です。保護者の方々に積み立てていただいた貴重なお金で、生徒たちは勉強をしてくるのです。どんな体験や学習になるのか、安全面等のケアも含めて、担当や旅行者から説明をさせていただきました。

 第三中学校の修学旅行は、「平和学習」を一つのテーマとしています。広島の原爆ドームや平和祈念資料館を訪問し、原子爆弾のもたらした大変な被害の現状を垣間見て、戦争という者のむごたらしさ平和の尊さを身をもって学んできます。そして、京都は日本の千年にわたる都。世界的に見ても貴重な史跡・歴史的資料があり、日本人としての大切な文化のルーツがあります。社会科の時間、事前学習で深めたことを現地で検証してきます。

 たくさんの保護者の皆様にご参加いただきました。大変ありがとうございました。

 実り多き修学旅行になるようにしてまいります。

NEW 子供は遊びの天才! 

 昼休みのことです。

 校散策をしていると、中庭の3人の生徒たちの姿が目に留まりました。この日は、放射冷却でかなり気温が低くなった朝。関東の冬を思わせるようなピカピカのお天気でした。

 中庭の瓢箪池の氷が昼になっても溶けずに残っていました。氷をすくい上げてカーリングのストーンのように氷上を滑らせて楽しんでいたのです。なんでも遊びに変えてしまう力は、想像力・創造性のたまもの。こういった気持ちが、前向きな姿勢へとつながっていきます。

 「日々の暮らしをもっと楽しく!」

 このような姿勢が、新商品の発明やイノベーションの革新、ニュービジネスの起業へとつながっていきます。この3人の将来が、とっても楽しみですね!

 

NEW 学びは、楽しい! ~百人一首大会?!~

 3年生の教室を通りかかると、何やら雅な声が聞こえてきました。

 朗々と和歌が詠まれていました。中をのぞいてみると班ごとに分かれて百人一首をしていました。上の句を読み上げてもらい、その和歌の下の句が取り札となっていて、それを取り合い、数を競います。普通のカルタでも難しいのですが、自然と和歌を覚えていくことにつながります。何よりも、和歌の響きの良さ、そして、千年前の人々も今と変わらぬ気持ち=特には恋心などをうたっていることに、日本人としての感性、そして日本文化のすばらしさに気付かされる思いです。歌に込められた気持ちは、2024年を生きる生徒たちにもしっかりと伝わるのです。いい授業を参観できて、私もうれしかったです。

NEW 休業明け ~後期後半の始まり~

 令和6年は元旦早々、とんでもない始まり方をしてしまいました。

 柏崎も相当に揺れ、津波警報も出され、海岸沿岸部のみならず大変心配な時を過ごされたことと存じます。

 第三中も避難所となり、たくさんの方々が非難、また夜を過ごしていかれた方もおられました。今日の休業明け集会では、生徒たちとの再会を心より喜んだところです。ご親戚等に被災された方もいるかもしれません。いずれにせよ、石川県を中心に大変な状況が続いています。

 生徒には、辛い思いが心にあるならば、その思いを誰かが必ず聞いてくれるので、安心して話していいんだ、と呼びかけました。保護者の皆様につきましても学校スクールカウンセラーもおりますので、ご相談ください。

 さて、休業後集会では、3年生代表生徒と生徒会代表が今後の抱負を語ってくれました。3年生は進学に向けて最後の頑張りの時、1,2年生については進級に向けて先輩となる自覚を高めさらに力をつける時、という激励がありました。生徒の言葉ながら時をわきまえた的確な助言でした。3年生にとって残り38日の登校日。そして、3年生にとって「日本一」と感じられる卒業証書授与式にしていこう、と話をしました。

 何はともあれ、新年の決意を胸に、自分にできることをこつこつと積み重ねていく一年にしてほしいものです。

 

NEW 令和5年、さようなら!最後の登校日

 大雪の予報が発せられ、市内の小中学校が一斉に2時間遅れの登校となった冬休み前の最終日。

 混乱もなく、さすが三中生たち。いつもの時間を2時間遅らせていたって平常心で登校してきました。休業前集会で「昨日今日の大雪ですが、家で雪かきを手伝った人はいますか?」と問いかけると、何人もの手が上がりました。家庭の一員としてしっかりと役割を担っていることをとても頼もしく思いました。

 3年生たちは、最終日に学年朝会でした。中身は、学年でトランプのババ抜き大会でした。男女混ざった4~5人のグループで仲良くトランプに興じていました。「おまえのとこに、ババがいった~ざまみろ~」というような、人をさげすむ言葉は一つも聞こえてきませんでした。ルールを守る集団、他者の気持ちを思いやれる集団だな~と立派に思いました。楽しいことも、心無いことをいう者がいれば、やらなかった方がまし、ということになります。3年生たちは本当に成長した、美しい集団だと、うれしくなりました。

 宴の後、しっかり整列をし直し、学年委員長から重要な発表がありました。「卒業合唱」の曲が決まった、というものです。3年生最後の共同作業となる卒業合唱。年明けから練習が始まるそうです。感動の卒業式になりそうです。

NEW 良い年を迎えよう! ~清掃強調週間~

 今週は、12月の登校日最終週となります。

 日頃お世話になっており校舎への感謝を込めて、そして新しい年を気持ちよく迎えられるよう、大清掃です。冬本番を迎え寒い中ではありますが、塩や汚れで曇ってしまった窓を熱心に拭いてくれている生徒がいたり、教室入り口のドアの溝を細やかに磨いてくれている人がいたり、天井のクモの巣取りをしてくれている生徒がいたり、学校中がとってもいい雰囲気に包まれていました。やはり、三中生はすばらしい、と誇らしく思いました。

 清掃をすると、気持ちがいい!

 そんな尊い気持ちで働いている、それこそ三中生のあるべき姿です。

NEW 人権月間の最後を飾る・・・

 先週は期末個別面談で学校に足を運んでいただき、ありがとうございました。

 生徒たちについて、家庭と学校がともに連携し合い各々の立ち位置で生徒を支え導いていく、ということを再確認させていただく貴重な機会となりました。学校からは生徒の頑張りや良さを伝えさせていただきました。どの子も成長の途中。今後の課題を受け止めながらも、良さを認めほめつつ、上手にさらなる成長へと向かわせられるよう、ご家庭と共に支援をしていきます。

 さて、人権月間を締めくくるかのように、今日は柏崎人権擁護委員協議会から竹島会長ら3名が生徒たちの表彰に駆けつけてくださいました。毎年3年生は、社会科や道徳の時間等で学んできた人権の大切さについて、自分たちの生活を振り返り、人権作文にまとめています。自分が受けた人権侵害、誰かが受けた差別や偏見、身近なところに潜む差別意識について中学生なりの考えをもって人権の大切さを訴えます。

 今年度は5名が入賞し、竹島会長から表彰していただきました(どんな賞であるか詳しい内容については学校だよりでお伝えします)。「5人も賞に選ばれるなんて、あまりないことです。三中生は素晴らしいですね!」とほめていただきました。ありがとうございました。

 生徒が褒められるということは、教師にとって本当にうれしいことです。


NEW 美しい・・・ステンドグラス

 三中には名物ともいえる、生徒玄関エントランスに螺旋階段があります。

 その脇に、新たなる名所ができました。美術部が一生懸命作ってくれた、ステンドグラスです。制作段階から見守ってきたのですが、チームに分かれて一人一人がとっても細かな作業を黙々とやり続け、ついに完成したものです。絵柄は山あり海ありの三中生校区をイメージくれたようで、構図がとっても素晴らしい!

 保護者面談の際に、ぜひご覧ください。そして、美術部の生徒たちえを褒めてやっていただけたら、幸いです。

NEW 三中校区公開授業 ~人権教育、同和教育~

 11月に引き続き、人権教育に取り組んでいます。

 三中校区全体で研修を深めています。三中生の授業を小学校の先生方にも参観いただきました。人権教育、同和教育の学習で、全クラスで「生きる」という教材を使って授業をしました。

 1年生は、「世間は外見で人を判断し、その内面を見ようとしない」ということを題材に学習しました。2年生は、被差別部落出身の同級生に対して、刷り込まれた偏見に葛藤する同級生の姿、友達として接するからわかる差別や偏見の無意味さと戦い、親をも乗り越えその友達に会いに行く同級生の姿、二者を取り上げそれぞれの思いについて深く考えさせていきました。そして、差別や偏見をなくしていくために自分たちは何をすべきか、考えました。3年生は、就職差別について、履歴書に潜む差別意識、面接によるあからさまな侮辱・偏見、差別の実態を学習しました。

 人が作った差別ならば、人がなくしていかなくてはならない。

 12月10日は世界人権宣言の日です。人権DAYと言われています。1948年の制定ですが、世界から差別や偏見はなくなっていません。差別や偏見は無知(真実を知らないこと)から起こります。今後も学び続けることで、あらゆる差別や偏見を憎み、なくしていく努力ができる心を育んでいきます。

 

NEW 師走!生き生き学ぶ2年生

 師走に入りました。

 早いもので令和5年も残りひと月となりました。年の瀬はいろんなことがあり気ぜわしいものですが、クリスマス、年末と子供たちにとっては楽しみな時かもしれません。3年生は、今年の12月は今までとはずいぶん違う心境でしょう。

 さて、2年生の授業をのぞいてみました。1組は保健体育、2組は家庭科の調理実習。体育で、野球を学習する時代です。私たちの時は、3人集まれば神社の境内で野球をしていたものです。2年生たちは最初はバットの握りも、打って走る方向もわからなかったようですが、今やバッティングを楽しみ、歓声が響きます。

 調理実習は、もちろんみんなノリノリ!「食」というものは楽しいものです。野菜を洗ったり、鮭を下ごしらえしたり、調味料を計ったり。

 野球も調理も共通していたのは、どちらも「自然と仲間と協力する姿」がありました。協力してやらないと結果が良くならない。同じ目的をもって役割を担う。体験的な学習は、とっても大切です。きっと、社会に出たときに、一番力となるのではないでしょうか。

 楽しそうに授業をすすめている、とても良い表情の2年生たちでした。

 

 

 

NEW 鳴海会役員選挙 ~立会演説会・投票~

 いよいよ今日は選挙戦の最終日。立会演説会と投票です。

 毎朝、候補者・責任者たちが一生懸命有権者に訴えてきた選挙運動も今日の立会演説で最終となります。候補者は自分の次年度の公約を責任者は候補者の人となりを堂々と話しました。候補者たちは、来年度どんな生徒会に、学校にしていきたいかを夢をもって具合策をもって話しました。後半では、質問者がたくさん立ち、さらに具体的に聞いてみたいことを質問として候補者にぶつけていました。3年生の質問者が多く、巣立ちゆく前に後輩たちに安心して引き継げるよう、願いを込めて質問しているようでした。

 「みんなで生活をしている学校だから」意見を積み重ねる授業ができる。その一方、たくさんの人がいるから事故・怪我、人権侵害がないようルールが必要で、よりよくまとめていくためにリーダーが必要。たくさんの人がいる社会は、無言で通り過ぎていく冷たい関係にならないよう明るい挨拶が必要である。そして、みんなの力が合わさると、大きな力になる。より良い生き方を目指し、一人一人の力を合わせて大きな力を生み出し、良い学校生活を想像してほしい、と講評を与えました。

NEW 人権講演会  

 今日は、人権講演会として、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による拉致被害にあわれた蓮池 薫さんをお招きしました。

 1977年新潟市で横田めぐみさんが拉致され、蓮池さんはのちに奥様となる奥土さんとともに、柏崎の中央海岸で1978年に拉致されたそうです。蓮池さんは拉致の目的について、当時の社会情勢に触れながら教えてくださいました。故郷を奪われ、家族と引き裂かれ、自分が夢を追って勉学する道も絶たれ、とんでもない境遇に立った時の辛さを話してくださいました。3年生たちは真剣に聞き入っていました。

 3年生の質問に「改めて、平和であること自由があることの素晴らしさを思う」という言葉には大変な重さがありました。北朝鮮では、とにかくいつ戦争が起きてもおかしくないこと(1950年に起きた朝鮮戦争は終戦ではなく今なお停戦です)、この国が将来どうなってしまうんだろうか、という2つのとてつもない不安にいつも押しつぶされそうだったといいます。

 そして、拉致問題の解決に向けて、その重要なポイントを2つ話してくださいました。

 「拉致は今言ったとおり、あってはならないし、どうしたって解決していかなければならない。皆さんも含めて、日本の国民が忘れてしまってはならないことです。そして、重要なことは<時間がない>ということ。家族が生きているうちに日本に帰し、家族に会わせてあげなければ、だめなんです。横田さんのお母さんはご高齢です。あと2年のうちに、解決をしていかなくては。」「もう一つは、拉致について北朝鮮の国民を恨んだり非難してはならないということ。拉致の目的は先ほど話した通り、北朝鮮政府が拉致被害者をスパイにしたりして、自国のために利用しようやったことです。北朝鮮の一般の国民たちは、みな助け合って生きているいい人たちなんですから。」

 蓮池さんの言葉はとても重いものでした。3年生たちは、拉致されて今なお苦しんでいる方々の気持ちに思いをはせているようでした。

 「忘れないこと」「言い続けていくこと」

 自分たちにできることをやっていくことを決意し、蓮池さんへのお礼とします。

 蓮池さん、本当にありがとうございました。

NEW 修学旅行、事前学習 ~2年生~

 2年生の教室横の廊下に、修学旅行の事前学習で作成した成果が掲示されています。

 社会科の授業で取り組んだと聞きましたが、京都と広島の史跡や観光名所について調べたレポート、またクイズ形式で楽しく学習できるようなもの、そしてご当地のお土産について調べたことなどがたくさん張られていました。

 そして、国語科からは図書室にある戦争や平和についての「おすすめ書籍コーナー」が、設置されました。この機会に、ぜひ読んでほしいものです。

 歴史学習は、過去を知り、より良い未来を築こうと、今できることを考えること。修学旅行は、その大きなきっかけであり、現地に行って自らの学びを検証する大きなチャンスです。だから、事前学習が充実しないと、検証の成果は薄れ、ただの見学になってしまいます。2月の出発の日まで、存分に事前学習を深めてほしいものです。

 

NEW 令和5年度 三中校区「絆スクール集会」

 4つの小学校から6年生たちをお招きし、三中校区「絆スクール集会」を開催しました。

 企画運営は、6年生たちの一番近い先輩となる、1学年委員が行いました。この日のために、心通わすアイスブレーキングやクイズ、みんなでいじめについて考えるための動画づくりなど、本当によく頑張って準備をしてきました。

 6年生たちと中1生徒全員で小グループを作りました。「実は・・・」で始まる自己紹介から始まりました。小さな自己紹介ですが「あぁ、この人今こんなこと考えているんだ」「こんなことにはまっているんだ」と知り合うことで、心の距離がぐっと縮まっていきました。心通わす工夫がたくさんあったことで、最後のいじめについての議論も深まっていきました。「加害者側には、被害者がなぜつらいかがわからないため、いじめの意識がない」という、日常に起こりうることを題材に、みんなで話し合いました。お互いが違うということをわかり合うことが、いかに大切なことかに、みんなが気付いていきました。

 中学校入学に向けて、中1生徒に聞いてみる時間もあり、「そんなの大丈夫だよ」「気にしない気にしない。すぐ慣れるよ!」といった、温かい声掛けを中1生徒たちがしている姿は、大変ほほえましいとともに、とても頼もしく感じました。小6児童の一番の不安は「学習」。そして、一番楽しみにしていることは「部活動」でした。私たち教職員も、しっかりとこの気持ちを受け止めていきます。

 4月が楽しみになった人時でした。

NEW 地域防災 ~いざ、というとき中学生に何ができるか~

 3年生は総合的な学習の時間に「防災学習」を進めています。

 今日は、地域の4つのコミュニティセンターを訪問し、地域防災に対する学習をしてきました。学校には市の原子力防災の担当の方が2名来られ、合計5か所に分散して学習を進めました。

 3年生たちはみな真剣にお話を伺っていました。コミセンは地域防災の要。学校と共に避難所となり、地域の方々を支えていく大切な拠点となります。そして、災害はいつ起こるかわかりません。それが平日の日中であれば、働いている保護者の方々は、自宅付近にはいない可能性が大きいです。つまり、平日に自宅の一番そばにいるのは、中学生たちである可能性が高い。その時に地域防災の担い手として避難所で何ができるか、そんなことも学習してきました。

 避難所の食料や防災のアイテムについて実際に見せてもらい、いかに水が貴重なものであるかお話をいただきました。柏崎で起きた中越沖地震の爪痕も見せていただきました。非常時であっても、知識をもって冷静に行動することが大切です。どこに今後住むことになっても、今日の学習を生かして正しい行動を取り、弱い方々の味方となって助け合う行動をとってほしいと願っています。

NEW 美しい心、美しい姿・・・ ~朝・昼・夕~

 生徒会役員選挙が近づきます。

 朝から登校する生徒たちに元気よく挨拶をしている立候補者たちの姿がありました。相手に先んじて、元気よく明るく挨拶をする。それは、学校の明るい雰囲気を作り、人として信頼される大切な資質です。生徒同士が明るく挨拶を交わす姿は、いつもの校門なのに、とってもあったかい空気が流れていました。

 お昼は、鳴海会が声をかけた、校門付近の通学路の落ち葉拾い。たくさんのボランティアが集まりました。今回は2年生が中心でしたが、1年生の顔も見えました。私は一年生に竹ぼうきの使い方を見せながら「ボランティアに参加するなんて、とても素晴らしいね。もう、半分2年生になっているようなものだね。先輩になる資格が備わっているよ。」とほめました。集まった落ち葉を回収していたのは2年生。集め方のわからない1年生たちに、落ち葉のすくい方を教えていました。これもまた、褒めました。

 夕方。学級優先日で今日は部活動がなかったのですが、中庭出入り口が体育の時間後、グラウンドの土でたいそう汚れていました。すると、下校前の時間に泥をほうきではき、タイルをデッキブラシで磨いてくれる人たちがいました。

 学校のこと、みんなのことを考えて、進んで行動できる。美しい心が、美しい行動となっています。何気ない日常なのですが、なんと、気持ちのいい日か。

 私は、令和5年の11月16日をずっと覚えていたいと思います。

 

NEW プロジェクトアドベンチャー ~1学年~

 1年生たちが、だれとでもかかわりあうことができる力を身につけるために、仲間と協力して一つのことを成し遂げる力が付くように、社会に出て誰とでも協力し合って豊かな人生を過ごせるようにと、進めてきたプロジェクトの3回目です。

 第2回目の10/27に行ったときに、できなかったメニューを講師の先生が下さったので、1学年部スタッフが講師役となって、生徒たちにいろんな活動を仕組みました。

 異なる価値観を持つ他社同士でも、お互いの考えを尊重し合うためのコミュニケーションの取り方を学ぶ。「過去と未来、どっちへ行きたい?」

 小集団の仲間で謎を解き明かし、最終問題を突破する問題。みんなで意見交換をしアイデアを出し合い一生懸命に、そして楽しそうにやっていました。いろんな人の考え方の違いを知ることで、それを尊重しようとする態度が生まれます。他者の喜び悲しみを知ることで、共感する心が育ちます。

 「学校は楽しいところだ。自分たちで楽しくできるところなんだ」という思いをもって、学校生活をより良いものに創造していってほしいですj。間もなく、後輩ができる1年生たち。立派なリーダーとなって後輩たちを導いていってくれるものと期待しています。

NEW 読書の晩秋・・・

 定期テストが終わり、教室を回ると、多くの教室でテスト返却が行われていました。

そこには、いろんな表情の生徒たちの姿がありました。頑張った成果が出て達成感に浸る人。テストが終わって安堵する一方、テストが返ってきてがっかりする悲喜こもごもの心中の人・・・。結果が良い悪いではなく「どうすれば正解を導く考え方ができたのか」そのことを振り返り、「今ならできる」という実感を持てるよう復習を進めてほしいものです。

 秋が深まり日暮れが早くなり、夜が長くなります。そんな時に「読書」をして、リラックスしたり心を豊かにしたりしてほしいです。図書室をのぞくと、新刊が飾られていました。読書はそこにいながらも、あるときは夢の国に、ある時は冒険の国に、ある時は謎が深まる未知の空間へと、連れて行ってくれます。活字を通して、頭の中に情景が広がる癖がつくことから、創造・想像する力が付くといわれています。

 ぜひ、深まる秋、近づく冬を感じながらも、読書という心の旅に出かけてみてほしいものです。

NEW 明日から、定期テスト!

 定期テストが明日に迫まります。

 一人ではくじけそうになる思いをみんなで励まし合い、良い高め合いにつなげようと、学習委員会がテスト期間の学習量調査を集計し、らせん階段横に掲示してくれています。やはり、3年生の学習量が多そうですが、下学年も負けていません。

 また、昼休みにも「わからないところを質問したい」「集中して学習したい」という生徒のために、大会議室を開放しています。教頭先生が、意欲ある生徒に合うのをとても喜んで見てくれています。20名を超える生徒が集まり、会場を増やした、と言っていました。

 困難にも、励まし合い助け合う仲間がいると頑張れる!社会にでても、大切なのはチームワーク。

 がんばれ、三中生!!!

 

NEW 11月の全校朝会  ~全校道徳~

 11/7は全校朝会でした。

 月半ばに絆スクール集会が開かれたり、人権教育、同和教育の授業公開が予定されるなど、11月12月は自分の心と向き合い、心を豊かにしていく時です。

 それらに先立ち、全校生徒に願いを伝えようと、全校道徳を実施しました。

 絵本の語り掛けのように、絵本をスライドに落とし込んで拡大して示しながら、行いました。全校生徒、水を打ったように静かに静かに、しっかりと顔を上げ聞いてくれました。

 この壮絶ないじめにあった少女のお話が、実話に基づくこと。お姉さんやお母さんの気持ち。

最後に問いかけました。「みなさんが、この少女と同じクラスメートだったとしたら、あなたはどうしますか。できることはありますか。何をしますか。何を話しますか。そのことを考えてみてください」と。

 ぜひ、ご家庭でも話題にしていただきたいです。

 

NEW 激走!新潟県中学校駅伝競走大会 in 小千谷

 11/2あいにくの雨。

 冷たい雨が白山運動公園を打ち付けました。落雷の音も近く、大会が実施できるのか大変不安な悪天候でした。スタートを遅らせて、女子の競技が始まりました。冷たい雨の中、聞けばテントの中まで水が入ってきたという状況。アップもままならなかったことと思います。

 女子選手たちは、ずぶぬれになりながらも必死にタスキをつなぎました。

 男子の競技が始まるころには雨が小降りになり、やがて、雨はがりました。連覇がささやかれる十日町南中と上越地区駅伝を制した中郷中が壮絶なトップ争いを繰り広げました。最終ランナー先頭は十日町南。中継地点でタスキをもらって駆け抜けていきました。だいぶ遅れて中郷がタスキリレー。もう逆転は難しいのか、と思ってみていました。コース半分を終えてのぼりの山道で、やっと選手たちの姿が見えるようになります。なんと、その差を縮めた中郷が追いつき、さらには追い抜いていきました。驚きの走りで中郷中が12月全国への切符を手にしたのでした。

 本校チームは、女子が31位。男子が28位。しかし、これは立派なものです。寒さの中、雨に濡れながらも選手を必死に応援していた仲間・後輩の姿にも胸打たれました。やはり、スポーツのすばらしさ、応援し合うことのすばらしさを感じた次第です。辛さ、大変さ、困難はあるのですが、仲間と一緒に乗り越えたその経験こそが、たくましい人間性を培っていく、それはいつの時代も変わらないことだと確信しました。

NEW 秋は心も豊かに実るとき ~道徳~

 共感する力を豊かな心を涵養すべく、教育活動に取り組んでいます。

 心の教育の中核ともいえる道徳授業に、第三中学校は真剣に取り組んでいます。学年道徳という形で、学級担任だけでなく、主任副任も含めた学年スタッフ全員で授業に取り組みます。主任副任は学級担任時代を思い出したり、自分が伝えたいことをテーマに選んだりしながら、教科授業以上に準備し、熱を込めて授業をしてくださっていました。

 3年生の一クラスは、カップヌードル生みの親の日清食品創業者・安藤百福さんのお話。

今では当たり前にあるカップヌードルなどの即席麺。しかし、それを生み出すためには途方もない苦労がありました。

「何か人の役に立つことはないか」
「世の中を明るくする仕事はないか」これが、安藤百福さんの信念。
1958年に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明した安藤百福は、22歳の若さで独立して以来「何か人の役に立つことはないか」「世の中を明るくする仕事はないか」という確固たる信念のもとに、さまざまな事業を行いました。
また、終戦後に飢えで苦しむ人々が街にあふれる光景を目にして、「やっぱり食が大事。食がなければ、衣も住も、芸術も文化もあったものではない」と、「食」の大切さを痛感したのでした。

 

 彼の研究、長年の努力のおかげで、安価で、保存が効き、災害時にも役に立ち、栄養があるカップヌードルが誕生したのでした。今では、宇宙食にもなっている、と聞き3年生たちは驚いていました。

 自分の信念に基づき、一生涯をかけて努力をする、そのすばらしさ尊さが3年生の心にしみわたっていくようでした。

 1年生は、「靴隠し」。いじめ題材です。

 靴を隠された生徒の苦しさ辛さだけではなく、「親に心配押させたくない」と、親に隠した生徒の気持ち、それを察した両親の気持ちにも思いをはせる内容で、とても深みがありました。こうして、共感する力は育っていくのでしょう。

NEW 小千谷路を駆け抜けろ! 地区駅伝表彰&県駅伝激励会 ~生徒朝会~

 月末、10月最後の生徒朝会。地区駅伝の表彰と県駅伝の激励会を行いました。

 屋外スポーツの最後を飾るように、各地で駅伝競走大会が開かれています。先日行われた日本大学女子駅伝では、選手が意識朦朧となりながらも次走者にタスキを渡そうと、必死の走りをした姿が話題になっていました。倒れ転びと、意識がない状況は生命の危機もあると危ぶまれました。私ごときは何とも言えないのですが、意識を失っても走ることをやめない、まさに執念ともいうべきタスキリレーが、駅伝競走なのだと思い知らされました。原因は脱水症状らしいとのことですが、体調・管理コンディション作りの大切さ難しさを知りました。

 県大会に進んだ三中の男女チーム。地区の代表となったことは大変な名誉です。しっかりと体調管理をして、悔いのない走りをしてきてほしいものです。

NEW フィナーレ 全校合唱

 全校合唱がとても迫力があったので、こちらに別掲します。

 写真からアルフォーレのすばらしさ、三中生の勇壮さが伝わると嬉しいです。

NEW 午後、いよいよ開幕です! ~第三中学校・合唱祭~

 アルフォーレへ移動して、いよいよ本番です。

 出迎えてくれたのは、美術部が作ってくれた案内看板。こんなところにも生徒一人一人で創り上げている行事だということを実感し、とてもうれしく感じました。

 1年生から始まった合唱は、ホールの響きを味方にして、とても美しいハーモニーでした。2年生、そして最高学年3年生と進むにつれ、男性パートの迫力が増し、そこにつややかな女子パートが会場隅々まで広がっていきました。最後の3-2「インテラパックス」の「地球に愛を 僕らに夢を」という力強い歌詞は、現在起こっているウクライナとロシア、イスラエルとパレスチナ(ハマス)という終わらない戦争に向けての若者たちの熱いメッセージに聞こえ、私は胸が熱くなりました。

 「一人一人同じ人はいない。お互いの良さを尊重し、違いを認め合う。それが私が皆さんに後期強調してお願いした『共生』です。その素晴らしさを皆さんの合唱で表現してほしいと思います。残念ながら欠席した仲間の気持ちも乗せて、皆さん精一杯学級学年の力を一つにして、歌ってほしいです。今日は三中生のすばらしさをたくさんの人たちに見てもらえることが、本当にうれしいです。地域、保護者の皆様、ご来場いただきありがとうございました」

と、ご挨拶しましたが、その通りの素晴らしい合唱祭となりました。

この経験を活かし、もっともっと明るく楽しく思いやりにあふれ、お互いが高め合っていける学級学年学校を創っていってくれるものと期待しています。

NEW 令和5年度 合唱祭 in アルフォーレ

 いよいよ、合唱祭当日となりました。

 先週は学級閉鎖もあり、今日を迎えるまで幾多の困難がありました。しかし、生徒一人一人が自分のできることを精一杯やりきり、感動ある合唱づくりに必死に取り組んできました。今日の午前中もリハーサルをし、最後の最後まで自分たちの合唱をより良いものにしようと頑張っています。

 とにかく本番は悔いなく、やり切ってほしいと願うばかりです。

 保護者、地域の皆様、あとは感動を味わっていただくのみ!

 アルフォーレでお待ちしています。鑑賞後はぜひ、生徒たちを褒めてやってください。

NEW 学年朝会 ~1年生~

 今日は体育館で1学年朝会を行っていました。

 1年生たちに向かって、現・鳴海会副会長の二人が、生徒会の役員としてどんな思いで活動していたかを1年生たちに話してくれました。先の、鳴海会役員選挙の公示を請け、選挙への考えを深めるために計画されたことが分かります。1年生たちは真剣な表情で聞き入っていました。「執行部の活動は大変だったが、とてもやりがいがあり楽しかった」「少ないメンバーだけど、仲間のきずながとても深まった」等の話がありました。1年生の中からも、副会長候補を選ぶことができます。ぜひ、挑戦してほしいものです。

 

 その後、合唱祭に向けてのリハーサルです。アルフォーレではなかなか練習ができないので、学校でh権番さながらに入退場から練習をしました。1組、2組ともに、素晴らしい歌声でした。きっと、「ライバル学級には負けたくない!」という思いに火が付いたことでしょう。音楽科から「まだまだ、やれることがあります。このリハーサルを通してさらに練習に取り組んでください」という励ましをしっかりと受け止めた、1年生たちでした。

NEW 令和6年度 鳴海会役員選挙 ~生徒朝会~

 今日の生徒会はm次年度のリーダーを決める鳴海会役員選挙についてです。

 先に選出され立ち上がった選挙管理委員会が、告示について説明をしました。告示に先立ち、一人一人自己紹介を述べたのですが、立派な態度でした。公正公平を司るため、信頼感のある態度でした。次なる時代のリーダーを決める大事な選挙。立候補する人たちの責任は重大ですが、リーダーを選びその人たちを支えていくフォロワーの役割も重要です。脈々と先人たちから連なっている第三中学校の歴史と文化。それをしっかりと受け継いでいってほしいものです。

 「こんな学校にしたい!」という熱い思いを語ってほしい。期待しています!

NEW 令和6年度新入生 学校説明会 

 来春の新入生である、小学校6年生を対象に学校説明会&部活動体験を行いました。

 三中生校区4校の小学校から6年生たちと参観希望の保護者の方々に向けて、第三中学校の教育活動の説明をしました。校長からは「目まぐるしく変化する時代を生きる皆さん。いろんなことが変化し、自動車の自動運転も実用化一歩手前。2025年には、大阪万博で「空飛ぶ自動車」もお披露目されるといいます。宇宙開発はNASAという政府関係機関だけではなく、スペースX社など民間企業が進めていっています。月までエレベーターで行こうという研究を進めている会社もあります。皆さんは、『何になりたい?』と考えたときに今ないような職業に就くのかもしれません。AIの進化は目覚ましく、宿題や学習はChatGPTがやってくれる?と期待している人もいるかもしれませんね。(AIという言葉をChatGPTで調べた内容を声に出し)『模倣』という言葉『タスク』という言葉を使って説明してありますが、その意味が分かる人いますか?(挙手を募る)そう、ChatGPTが説明する文章が読めたりその意味が分かったりしないと、意味がない。そのために、しっかりと学ぶ必要がありますね」

と、学校で学ぶ意義について触れました。

 その後、教頭から学校生活の説明、そのあとは楽しみにしてくれていた人が多い、部活動体験でした。中学校2年生、1年生たちが「どう教えようか、楽しんでもらおうか?」頭を悩ませて考えました。どの部活動も楽しそうでした。6年生たちはうれしそうでしたが、教える中学生たちも、とっても良い表情をしていました。

 生き生きとした小学生たちのおかげで、第三中学校に活気がみなぎりました。本当に、お互いに良い機会であったと振り返ります。小学生たちには、残りの生活をしっかりと充実させ、小学校における最高学年の役割をしっかりと果たして来てほしいと感じました。

 来春がとっても楽しみです。

NEW 後期、はじまる! ~始業式~

 3日間の連休後、後期が始まりました。

 2学期制は、長い休みを挟むことがないため、また同じような日々が連続していきそうです。そこで、しっかりと新たなる目標を掲げて、それに近づいていくことが、とても大切です。4人の代表生徒が、各々の目標を堂々と発表してくれました。「よし!がんばれ!見ているよ!応援するよ!」という雰囲気に包まれました。だから、私は、始まりが好きなのです。生徒会代表は全校生徒に目を閉じさせて、「後期の諸活動に取り組んでいる自分や仲間の姿」をイメージさせるように語りかけたのは、しっかりと考えてこの日この場に臨んで居るな、と感心しました。

 私は、「物事の終わりより、始まりが好きだ。それは、終わりはどうしても結果にフォーカスした話になる。始まりには、新たなる目標があり新たなる挑戦がある。結果を恐れず、失敗を繰り返しながら、顔を上げて目標に向かっていってほしい」と話しました。鳴海会が今年の目標に掲げている「自立と共生」「挑み、笑い,歩む。友と共に」は、赴任した私の思いと同じです。自分のできることを増やしていく。将来親からの支援を受けず、自立する力をはぐくんでいくとともに、人と人との違い=多様性を尊重していく「共生」について、後期は考えていってほしいことを伝えました。

 そのために、大切なのは「共感する力」です。そして、共感するためには「想像する力」がなくてはなりません。誰かが、今どんな思いでいるのかを想像する。その言葉を口に出した時、言われた人が周りの聞いていた人がどんな気持ちになるのかを想像する。日々、授業や学校生活は想像力を磨く機会にあふれています。想像力を鍛え、他者の痛みが分かり、自分事のように感じ、励ますなどの「言葉」や「行動」に代わっていく「共感する力」。後期は、そんな力を身に着けていってほしい、と話しました。合唱祭に向けての仲間との活動は、とてもいい機会です。人の痛みや苦しみに共感するだけでなく、人の喜びも自分のことのように喜ぶこと、それも共感です。

 期待しています。

  

NEW 令和5年度 前期終業式

 本日、前期終業式を行いました。

 柏刈駅伝大会、新人大会のたくさんの表彰、そして、地区駅伝大会に出場する駅伝部の激励会、生徒代表・生徒会代表の前期振り返りの言葉と終業式らしい風景でした。代表4人の言葉がとても立派で、最後の校長の話など、必要ないくらいでした。

 私は、まず日々の生活で当たり前にできていることのすばらしさを話しました。「昨日、3年生の防災の授業で講師となった事業所の方や、三中生の学習の様子を見に来た県・教育庁の方が、真剣に授業に臨んでいる姿が素晴らしい、とほめてくれました。今、終業式で顔を上げ、話す人の方を見てしっかり聞いていること。皆さんにとって、日々当たり前にやっていることが、いかに素晴らしいことであるかを褒めていただいたことで、証明されたようです。」と。後期も当たり前を継続していくことをお願いしました。

 終業式は、半期の「結果」が出る日でもあります。しかし、結果にばかり照準を合わせては、努力したのに結果がよくなかった人たちは報われません。結果を盾に話をすることを私はしたくなかったので、HPで紹介した写真を中心に生徒たちの姿を動画にまとめて流し、半期を振り返ってもらいました。

 そこには、生徒たちの躍動する姿が満ちていました。本当に、その時その時を真剣に頑張った、その輝く姿がありました。応援団長と生徒会長に感想を聞きました。

「みんないい表情をしていた。がんばってよかった。」

「1年生も入学時に比べ、目に見えて顔つきが変わっている。どの学年も春より大きく成長していた。」

素晴らしい前期を創り上げた、三中生。それこそが、私の誇りです。

NEW 感謝を込めて ~地下道清掃・ボランティア~

 学区を横切る国道。大変交通量が多く危険なため、学校と赤坂山方面は、地下道で結ばれています。毎日を安全に過ごすために、三中生にとってとても大切な存在です。

 日頃の感謝の気持ちを込めて、地下道清掃を実施しました。10/2,3の二日間、校内にボランティアを呼びかけました。1日目は、掃き掃除中心に。たくさんのクモの巣を払い、ほこりを落としました。2日目は、デッキブラシでタイルを磨き、泥をかき出しました。タイル側面には緑色の苔が生えて入れ、それも可能な範囲でこすり落としました。2日間で40名を超す生徒たちが、熱心に働いてくれました。2日目はデッキブラシの数を超えるボランティアが集まり、周辺のごみ拾いに出かけごみを拾いました。

 おかげで、地下道はピカピカになり、地域も少しきれいになりました。きれいになった地下道を見ると「ボランティアというものは、そこに参加する人々の心が美しくなっていく活動だ」と、しみじみと思いました。誰かのために行っているのですが、実はその活動を通して、自分が磨かれていく。充実した気持ちが起こるのは、その人の成長のあかし。

 今後も、いろんな場面で続けていきたいものです。

NEW 柏刈新人各種球技大会

 新人戦の最後は、いよいよ球技部です。

 28日はあいにくの雨のため、ソフトテニスはインドア会場、野球は延期となりました。各会場で2年生をリーダーとする新人チームの熱い戦いが繰り広げられました。参加した選手たちにはそれぞれの思いがあったことと思います。本大会は、練習試合や冠大会と違った緊張があったようです。それでも、団体戦では、仲間のためにと必死で戦う選手たちの真剣な表情、それを支え励ますチームの応援と感動的な姿がありました。

 私が、激励会で話した3つの「C」。Concentration(集中力),Combination(組織力),Communication(意思疎通)

選手たちはそれを忘れず、平常心で戦えていたでしょうか。雰囲気に飲み込まれない、あがらないための「集中力」。一人ではない戦いなら、だれが何をする、の役割分担が明確な組織力、そしてどんな時も気持ちを通じさせ、自分たちの力を倍に変えるコミュニケーション。今後も、そのことを胸に、今大会で得た課題を改善すべく、また努力を積み上げてほしいと期待します。

 29日は、青空の下、野球大会も開催することができました。野球はすでに学校を複数またいだブロック制をとっていて、他校の生徒と力を合わせて戦いました。「部活動ガイドラインを遵守している」クラブチームは、今大会にも出場が認められて参加しています。決勝戦は、両チームに三中生が参加しているという、どちらの三中生も心で応援するという苦しい気持ちでしたが、お互い精一杯自分たちの力を出している、良い試合でした。

 

 来春の勝者はまだ決まっていません。ここからまた始まるのです。

ごみ問題

 1年生の総合的な学習の時間で,グループに分かれて「柏崎の課題解決」という活動をしています。

 

 その中の一つのグループが,ごみ問題に着目し,ポスターを作成しました。

 ポイ捨てのその先も考えてのポスターです。よろしくお願いします。

 さらに,今週1年生が番神・東の輪海岸の清掃に行き,ごみ拾いをする予定です。

 

NEW 9月の生徒朝会 ~ 気持ちの切り替え ~

 生徒朝会が行われました。

 体育祭の振り返りについてタブレットを活用して全校生徒で行った結果を示し、総括をしてくれました。みんなの意識がグラフ化されると、大変説得力があるものです。

 それぞれが目標に向かった自分の頑張り、行事から得たもの等を大変肯定的に評価している様子が伝わりました。一人一人が自分の役割を精一杯果たしたことで、大きな達成感・満足感が得られたことは、とても喜ばしいです。あんな大きな感動を創り上げたその一員であることに、一人一人が「自分はできる!」といった。大きな自信を持ってほしいものです。

 そして、次なる行事の「合唱祭」に向けて、説明がありました。体育祭のように、勢いや大きな声ではなく、歌声で創り上げる美しいハーモニーを目指して。

 生徒自身が、次なる目標を示し、しっかりと気持ちの切り替えを促していることが素晴らしいと感じた、生徒朝会でした。

NEW 第66回 柏崎刈羽中学校駅伝競走大会

 多少小雨がぱらつく中、刈羽第二体育館で開会式が行われました。

 その後は、大粒の雨が落ちることなく、秋らしい風がそよぐ中、選手たちは一生懸命に刈羽路を駆け抜けました。

 激励会で以下のように話しました。「チーム一人一人の持ちタイムを合計したら、どのチームが優勝するかわかりそうだが、結果は必ずしもその通りにはならない。実際のロードはトラックとは違う。そして、何より「チームのため、仲間のため」と思って必死に走る強い思いが、当日の結果を変えていく。全力をかけ、必死に自分のところにタスキを渡そうと走ってくる仲間の思い。それに応えようとまた、走る。最後までタスキをつなごうという強い気持ちで、まだだれが勝つか決まっていないレースで奇跡を起こしてきてほしい」と。

 結果は、女子が優勝。男子Aチームが3位。Bチームが13位(出場19チーム)でした。素晴らしい成果もうれしいのですが、三中チームのすばらしさは、「メンバーが足りない学校」に手助けをし、本来三中チームの補員であった選手たちのほとんどが、レースに参加したことです。他校の選手たちとも協力し、自分の力を進んで貸してあげる、その心根には、大変感心します。

 次は、いよいよ上位大会につながる上越地区大会です。今回の大会の成果・反省をもとに、もう一度チームの力を高め、妙高路に三中旋風を巻き起こしてくれることを期待しています。

 

NEW 大洲小を参観! ~スポーツフェスティバル~

 大洲小学校のスポーツフェスティバルを参観してきました。

 150周年を迎えた大洲小。今まで行ってきたマラソン大会を、児童の創意を生かして種目を考え、楽しみながら体を鍛えるものにリニュアルしたのだそうです。運動会は、校区の4小学校が同時開催のため、例年あいさつも参観もしていないのですが、今回はちょうど都合がついたたため、150周年のお祝いも込めて、参観に行きました。

 すべて縦割り班で、いくつかの競技を体験していくものでした。私が見たのは、しっぽ取り、お尻歩きリレー、そしてその場で目をつむって足踏みをして位置を動かずにいられるかを競うものです。高学年が低学年をリードし、上手に運営していました。どの子も楽しそうな笑顔で、心がとても温かくなりました。

 小中のつながりをしっから意図することで、学びの連続性が図れるよう、今後とも小学校と連携を深め、中学校に期待を持って入学してくれるようにしていきます。

 

NEW 感動をありがとう! ~体育祭~

 途中に雨が心配された体育祭でしたが、生徒たちの思いが通じたのか朝以外は降らず、無事に終えることができました。

 両軍ともに、全力を出し切った素晴らしい競技・応援でした。外に初めて掲げれれた両軍のパネルは、本当にどちらも素晴らしい出来栄え。応援とともに、審査員が採点評価に大変悩んだそうです。

 結果は出てしまいましたが、とってもさわやかな表情をしていました。なんと、素晴らしい生徒たちかと、感動しました。最後は、お互いの応援歌を紅も青も一緒になって踊っていました。その表情が、両軍ともに本当に楽しそうでした。応援合戦にも感動があったのですが、戦い終わった両軍がこんなにも仲良く、しかも敵であった軍のダンスをこんなにも嬉しそうに楽しそうに躍っているその姿に、私は一番感動をしてしまいました。

 片付けも進んで行ってくれて、本当に気持ちよく体育祭が終わりました。生徒の皆さん、よく頑張りました。

 本当に、ありがとう!

 きっと、来週からの学校生活は、もっともっと充実したものになっていくことでしょう!声援を送ってくださった、地域の皆様、保護者の皆様に心より感謝申し上げます。

NEW 令和5年度 体育祭!

 おはようございます!

 朝、多少の雨が降りましたが、予定通り体育祭を開催します。グラウンドコンディションは現在良い状態です。

 地域の皆様、保護者の皆様、生徒たちの活躍に声援をお願いいたします。

NEW いよいよ、明日! ~令和5年度体育祭・前日~

 昨晩降った雨のせいで、体育祭の予行は体育館での実施になってしまいました。

 しかし、生徒たちは本番通り、真剣にやり遂げました。本校のグラウンドは、水はけがよく、準備の時間になったところ、あらかた乾いていました。生徒たちは協力し、明日の夢舞台をみんなで創り上げました。

 雨のおかげで、気温が下がり、とても心地よい風が吹く中の準備でした。きっと明日は秋晴れ!ベストのコンディションで体育祭を行うことができそうです。

 大成功・大感動のために、保護者様にお願いです。

 ご承知の通り、県内の中学校で体育祭で新型コロナウィルス感染症が拡大し、学校閉鎖になってしまったところがありました(理由は体育祭だけではないのかもしれませんが)。今日と明日の朝、健康観察をしっかりとしていただき、以下の通りお願いします。

 ・ 生徒が発熱、風邪症状(のどの痛みや激しい咳)がある場合は登校せず、通院する。

 ・ ご家族に発熱、風邪症状の方がいた場合には、必ずマスク着用で登校をする。

 何卒、よろしくお願いします。

NEW 職場体験報告発表会 ~2年生~

 2年生が、今まで学習してきたことをもとに、実際の事業所に出かける「職場体験」を、ついに4年ぶりに行うことができ、この度そのまとめの発表位階を開催することができました!

 職場体験学習は、様々な仕事を体験することで、自分自身の将来像またそこに向かってどんな学びが必要となってくるのかを学習するキャリア教育の中核です。三中では、なるべく校区の事業者様にご協力を呼びかけ、多くの事業所様にお願いすることができました。まさに地域で学習を進めました。

「実際に働くことはとても大変だった」

「お客様を第一に考え、お客様に見えない部分でもしっかりとお仕事をしていた」

「働くことはとっても楽しかった」

「何より、あいさつや笑顔が大切だということが分かった」

 接客業を体験した生徒からは「上から目線にならないように、姿勢を低くして目線を下げて話をしている、と聞いてすごいと思った」という感想もあり、やはり社会に出て学ぶことはとても重要なことであり、大変貴重な体験をさせtていただいたと、感謝するばかりです。

 今回、保護者や地域の皆様にも参観していただき、質問や感想を述べていただきました。事業所様もそうなんですが、地域ぐるみで生徒たちの確かな成長にお力をいただいていること、本当にうれしく思います。改めて、人と人とのつながりを大切にして、継続していくべき学習だと確信しました。

 事業所様、地域の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

NEW いろいろな場面、立場、状況の中で「あなたはどうしますか?」 ~道徳~

 体育祭が近づく中、気持ちや頭をしっかり切り替えて授業に真剣に臨む、三中生のすばらしさです。

 本校の道徳授業は、学級担任がそのクラスだけを教えるのではなく、学年スタッフがその学年のどのクラスも教える「学年道徳」のスタイルで実施しています。固定された価値観ではなく、社会は多種多様な人々がいて、異なる価値観を持っている、そんなことに触れるには、良い方法です。

 道徳の授業は「今すぐ役に立つ」という学習ではないかもしれません。しかし、成長しいろんな場面に自分が立った時、「自分はこんな行動・言動をとる」と自立した人として、正しいことができるような思いやりのある心、豊かな心、たくましい心となるよう、心を涵養するものです。

 今回は、白血病でこのままでは死を待つばかりの患者に対して、骨髄バンク・ドナー登録をして自らも痛い思いをしながらも、他者の命を救った勇気ある方のお話。スマートフォン使用については、様々なルールがある。それを多くの人たちが知っているのに、守らない人がいるのはなぜ?悪いと知っていることをなぜやってしまうのか。ごみについて、果たして街角にごみ箱があるほうがいいのか悪いのかその是非。

 いろんな場面に出会わせること。それが、道徳の授業の価値であると思います。そして、自分だったらと考え、仲間と意見を交わし合い、さらにもっと深い考えへと自分の思考を広げ深めていく。ご家庭では、道徳の授業こそ、話題にしてほしいと私は願っています。

 

NEW 白熱する練習風景 ~体育祭に向けて~

 いよいよ週末に体育祭が迫っています。

 各軍の応援も熱を帯びてきました。先頭に立ちがんばるリーダーたちに、みんなが必死に応えようとしています。気持ちをそろえて、行動をそろえて、勇壮に元気よく!これから、ますます良い応援になっていくことでしょう。

 本番まで、青軍・紅軍本気出しあって、高め合おう!

NEW 柏刈新人陸上競技大会 ~競技場100周年・記念の年のチャレンジャーたち~

 秋晴れの下、柏刈新人陸上競技大会が開催されました。

 今年は市の陸上競技場ができてからちょうど100年という記念の年です。開会の言葉に「先輩たちが引退し、新人と呼ばれる皆さんの時代が来た。しかし、時代は順番待ちして訪れるものではない。訪れた時代の主役となろうと必死に頑張ることで自分たちの時代を創るのだ。そうでなければ、あっという間に次の世代に時代は持っていかれてしまう。競技場100周年の年に、自分たちの時代を刻むチャレンジャーとなれ!」という話がありました。

 三中選手は、大いに頑張りました。入賞者の一部を紹介します(詳細はアスリートランキングや後程の学校だより等をご確認ください)。

【男子】3000m 第1位  走幅跳 第1位  共通4×100リレー 第3位

【女子】1500m 第1位  100mH 第1位  共通4×100リレー 第1位

    2年100m 第1位 2年200m 第1位  800m 第1位

 閉会式では「出た記録がすべてではない。自分自身を出し切れたかどうか。そこにこそ、価値がある。きっと、それは自分自身にしかわからないこと。振り返りをし、絶え間ない努力に期待する」とお言葉がありました。入賞した・しないではなく、惜しみなく自分の全力を出せたならば、大いに自分を仲間を褒めてやってほしいと思います。

 とにかく、私は必死に走り、投げ、跳ぶ、皆さんの姿から感動をもらいました。

 本当に、素晴らしかったです。