お知らせ
令和5年度 前期終業式
本日、前期終業式を行いました。
柏刈駅伝大会、新人大会のたくさんの表彰、そして、地区駅伝大会に出場する駅伝部の激励会、生徒代表・生徒会代表の前期振り返りの言葉と終業式らしい風景でした。代表4人の言葉がとても立派で、最後の校長の話など、必要ないくらいでした。
私は、まず日々の生活で当たり前にできていることのすばらしさを話しました。「昨日、3年生の防災の授業で講師となった事業所の方や、三中生の学習の様子を見に来た県・教育庁の方が、真剣に授業に臨んでいる姿が素晴らしい、とほめてくれました。今、終業式で顔を上げ、話す人の方を見てしっかり聞いていること。皆さんにとって、日々当たり前にやっていることが、いかに素晴らしいことであるかを褒めていただいたことで、証明されたようです。」と。後期も当たり前を継続していくことをお願いしました。
終業式は、半期の「結果」が出る日でもあります。しかし、結果にばかり照準を合わせては、努力したのに結果がよくなかった人たちは報われません。結果を盾に話をすることを私はしたくなかったので、HPで紹介した写真を中心に生徒たちの姿を動画にまとめて流し、半期を振り返ってもらいました。
そこには、生徒たちの躍動する姿が満ちていました。本当に、その時その時を真剣に頑張った、その輝く姿がありました。応援団長と生徒会長に感想を聞きました。
「みんないい表情をしていた。がんばってよかった。」
「1年生も入学時に比べ、目に見えて顔つきが変わっている。どの学年も春より大きく成長していた。」
素晴らしい前期を創り上げた、三中生。それこそが、私の誇りです。
After
ピカピカです!
感謝を込めて ~地下道清掃・ボランティア~
学区を横切る国道。大変交通量が多く危険なため、学校と赤坂山方面は、地下道で結ばれています。毎日を安全に過ごすために、三中生にとってとても大切な存在です。
日頃の感謝の気持ちを込めて、地下道清掃を実施しました。10/2,3の二日間、校内にボランティアを呼びかけました。1日目は、掃き掃除中心に。たくさんのクモの巣を払い、ほこりを落としました。2日目は、デッキブラシでタイルを磨き、泥をかき出しました。タイル側面には緑色の苔が生えて入れ、それも可能な範囲でこすり落としました。2日間で40名を超す生徒たちが、熱心に働いてくれました。2日目はデッキブラシの数を超えるボランティアが集まり、周辺のごみ拾いに出かけごみを拾いました。
おかげで、地下道はピカピカになり、地域も少しきれいになりました。きれいになった地下道を見ると「ボランティアというものは、そこに参加する人々の心が美しくなっていく活動だ」と、しみじみと思いました。誰かのために行っているのですが、実はその活動を通して、自分が磨かれていく。充実した気持ちが起こるのは、その人の成長のあかし。
今後も、いろんな場面で続けていきたいものです。
柏刈新人各種球技大会
新人戦の最後は、いよいよ球技部です。
28日はあいにくの雨のため、ソフトテニスはインドア会場、野球は延期となりました。各会場で2年生をリーダーとする新人チームの熱い戦いが繰り広げられました。参加した選手たちにはそれぞれの思いがあったことと思います。本大会は、練習試合や冠大会と違った緊張があったようです。それでも、団体戦では、仲間のためにと必死で戦う選手たちの真剣な表情、それを支え励ますチームの応援と感動的な姿がありました。
私が、激励会で話した3つの「C」。Concentration(集中力),Combination(組織力),Communication(意思疎通)
選手たちはそれを忘れず、平常心で戦えていたでしょうか。雰囲気に飲み込まれない、あがらないための「集中力」。一人ではない戦いなら、だれが何をする、の役割分担が明確な組織力、そしてどんな時も気持ちを通じさせ、自分たちの力を倍に変えるコミュニケーション。今後も、そのことを胸に、今大会で得た課題を改善すべく、また努力を積み上げてほしいと期待します。
29日は、青空の下、野球大会も開催することができました。野球はすでに学校を複数またいだブロック制をとっていて、他校の生徒と力を合わせて戦いました。「部活動ガイドラインを遵守している」クラブチームは、今大会にも出場が認められて参加しています。決勝戦は、両チームに三中生が参加しているという、どちらの三中生も心で応援するという苦しい気持ちでしたが、お互い精一杯自分たちの力を出している、良い試合でした。
来春の勝者はまだ決まっていません。ここからまた始まるのです。
ごみ問題
1年生の総合的な学習の時間で,グループに分かれて「柏崎の課題解決」という活動をしています。
その中の一つのグループが,ごみ問題に着目し,ポスターを作成しました。
ポイ捨てのその先も考えてのポスターです。よろしくお願いします。
さらに,今週1年生が番神・東の輪海岸の清掃に行き,ごみ拾いをする予定です。
9月の生徒朝会 ~ 気持ちの切り替え ~
生徒朝会が行われました。
体育祭の振り返りについてタブレットを活用して全校生徒で行った結果を示し、総括をしてくれました。みんなの意識がグラフ化されると、大変説得力があるものです。
それぞれが目標に向かった自分の頑張り、行事から得たもの等を大変肯定的に評価している様子が伝わりました。一人一人が自分の役割を精一杯果たしたことで、大きな達成感・満足感が得られたことは、とても喜ばしいです。あんな大きな感動を創り上げたその一員であることに、一人一人が「自分はできる!」といった。大きな自信を持ってほしいものです。
そして、次なる行事の「合唱祭」に向けて、説明がありました。体育祭のように、勢いや大きな声ではなく、歌声で創り上げる美しいハーモニーを目指して。
生徒自身が、次なる目標を示し、しっかりと気持ちの切り替えを促していることが素晴らしいと感じた、生徒朝会でした。
第66回 柏崎刈羽中学校駅伝競走大会
多少小雨がぱらつく中、刈羽第二体育館で開会式が行われました。
その後は、大粒の雨が落ちることなく、秋らしい風がそよぐ中、選手たちは一生懸命に刈羽路を駆け抜けました。
激励会で以下のように話しました。「チーム一人一人の持ちタイムを合計したら、どのチームが優勝するかわかりそうだが、結果は必ずしもその通りにはならない。実際のロードはトラックとは違う。そして、何より「チームのため、仲間のため」と思って必死に走る強い思いが、当日の結果を変えていく。全力をかけ、必死に自分のところにタスキを渡そうと走ってくる仲間の思い。それに応えようとまた、走る。最後までタスキをつなごうという強い気持ちで、まだだれが勝つか決まっていないレースで奇跡を起こしてきてほしい」と。
結果は、女子が優勝。男子Aチームが3位。Bチームが13位(出場19チーム)でした。素晴らしい成果もうれしいのですが、三中チームのすばらしさは、「メンバーが足りない学校」に手助けをし、本来三中チームの補員であった選手たちのほとんどが、レースに参加したことです。他校の選手たちとも協力し、自分の力を進んで貸してあげる、その心根には、大変感心します。
次は、いよいよ上位大会につながる上越地区大会です。今回の大会の成果・反省をもとに、もう一度チームの力を高め、妙高路に三中旋風を巻き起こしてくれることを期待しています。
大洲小を参観! ~スポーツフェスティバル~
大洲小学校のスポーツフェスティバルを参観してきました。
150周年を迎えた大洲小。今まで行ってきたマラソン大会を、児童の創意を生かして種目を考え、楽しみながら体を鍛えるものにリニュアルしたのだそうです。運動会は、校区の4小学校が同時開催のため、例年あいさつも参観もしていないのですが、今回はちょうど都合がついたたため、150周年のお祝いも込めて、参観に行きました。
すべて縦割り班で、いくつかの競技を体験していくものでした。私が見たのは、しっぽ取り、お尻歩きリレー、そしてその場で目をつむって足踏みをして位置を動かずにいられるかを競うものです。高学年が低学年をリードし、上手に運営していました。どの子も楽しそうな笑顔で、心がとても温かくなりました。
小中のつながりをしっから意図することで、学びの連続性が図れるよう、今後とも小学校と連携を深め、中学校に期待を持って入学してくれるようにしていきます。
感動をありがとう! ~体育祭~
途中に雨が心配された体育祭でしたが、生徒たちの思いが通じたのか朝以外は降らず、無事に終えることができました。
両軍ともに、全力を出し切った素晴らしい競技・応援でした。外に初めて掲げれれた両軍のパネルは、本当にどちらも素晴らしい出来栄え。応援とともに、審査員が採点評価に大変悩んだそうです。
結果は出てしまいましたが、とってもさわやかな表情をしていました。なんと、素晴らしい生徒たちかと、感動しました。最後は、お互いの応援歌を紅も青も一緒になって踊っていました。その表情が、両軍ともに本当に楽しそうでした。応援合戦にも感動があったのですが、戦い終わった両軍がこんなにも仲良く、しかも敵であった軍のダンスをこんなにも嬉しそうに楽しそうに躍っているその姿に、私は一番感動をしてしまいました。
片付けも進んで行ってくれて、本当に気持ちよく体育祭が終わりました。生徒の皆さん、よく頑張りました。
本当に、ありがとう!
きっと、来週からの学校生活は、もっともっと充実したものになっていくことでしょう!声援を送ってくださった、地域の皆様、保護者の皆様に心より感謝申し上げます。
令和5年度 体育祭!
おはようございます!
朝、多少の雨が降りましたが、予定通り体育祭を開催します。グラウンドコンディションは現在良い状態です。
地域の皆様、保護者の皆様、生徒たちの活躍に声援をお願いいたします。
いよいよ、明日! ~令和5年度体育祭・前日~
昨晩降った雨のせいで、体育祭の予行は体育館での実施になってしまいました。
しかし、生徒たちは本番通り、真剣にやり遂げました。本校のグラウンドは、水はけがよく、準備の時間になったところ、あらかた乾いていました。生徒たちは協力し、明日の夢舞台をみんなで創り上げました。
雨のおかげで、気温が下がり、とても心地よい風が吹く中の準備でした。きっと明日は秋晴れ!ベストのコンディションで体育祭を行うことができそうです。
大成功・大感動のために、保護者様にお願いです。
ご承知の通り、県内の中学校で体育祭で新型コロナウィルス感染症が拡大し、学校閉鎖になってしまったところがありました(理由は体育祭だけではないのかもしれませんが)。今日と明日の朝、健康観察をしっかりとしていただき、以下の通りお願いします。
・ 生徒が発熱、風邪症状(のどの痛みや激しい咳)がある場合は登校せず、通院する。
・ ご家族に発熱、風邪症状の方がいた場合には、必ずマスク着用で登校をする。
何卒、よろしくお願いします。
職場体験報告発表会 ~2年生~
2年生が、今まで学習してきたことをもとに、実際の事業所に出かける「職場体験」を、ついに4年ぶりに行うことができ、この度そのまとめの発表位階を開催することができました!
職場体験学習は、様々な仕事を体験することで、自分自身の将来像またそこに向かってどんな学びが必要となってくるのかを学習するキャリア教育の中核です。三中では、なるべく校区の事業者様にご協力を呼びかけ、多くの事業所様にお願いすることができました。まさに地域で学習を進めました。
「実際に働くことはとても大変だった」
「お客様を第一に考え、お客様に見えない部分でもしっかりとお仕事をしていた」
「働くことはとっても楽しかった」
「何より、あいさつや笑顔が大切だということが分かった」
接客業を体験した生徒からは「上から目線にならないように、姿勢を低くして目線を下げて話をしている、と聞いてすごいと思った」という感想もあり、やはり社会に出て学ぶことはとても重要なことであり、大変貴重な体験をさせtていただいたと、感謝するばかりです。
今回、保護者や地域の皆様にも参観していただき、質問や感想を述べていただきました。事業所様もそうなんですが、地域ぐるみで生徒たちの確かな成長にお力をいただいていること、本当にうれしく思います。改めて、人と人とのつながりを大切にして、継続していくべき学習だと確信しました。
事業所様、地域の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。
いろいろな場面、立場、状況の中で「あなたはどうしますか?」 ~道徳~
体育祭が近づく中、気持ちや頭をしっかり切り替えて授業に真剣に臨む、三中生のすばらしさです。
本校の道徳授業は、学級担任がそのクラスだけを教えるのではなく、学年スタッフがその学年のどのクラスも教える「学年道徳」のスタイルで実施しています。固定された価値観ではなく、社会は多種多様な人々がいて、異なる価値観を持っている、そんなことに触れるには、良い方法です。
道徳の授業は「今すぐ役に立つ」という学習ではないかもしれません。しかし、成長しいろんな場面に自分が立った時、「自分はこんな行動・言動をとる」と自立した人として、正しいことができるような思いやりのある心、豊かな心、たくましい心となるよう、心を涵養するものです。
今回は、白血病でこのままでは死を待つばかりの患者に対して、骨髄バンク・ドナー登録をして自らも痛い思いをしながらも、他者の命を救った勇気ある方のお話。スマートフォン使用については、様々なルールがある。それを多くの人たちが知っているのに、守らない人がいるのはなぜ?悪いと知っていることをなぜやってしまうのか。ごみについて、果たして街角にごみ箱があるほうがいいのか悪いのかその是非。
いろんな場面に出会わせること。それが、道徳の授業の価値であると思います。そして、自分だったらと考え、仲間と意見を交わし合い、さらにもっと深い考えへと自分の思考を広げ深めていく。ご家庭では、道徳の授業こそ、話題にしてほしいと私は願っています。
白熱する練習風景 ~体育祭に向けて~
いよいよ週末に体育祭が迫っています。
各軍の応援も熱を帯びてきました。先頭に立ちがんばるリーダーたちに、みんなが必死に応えようとしています。気持ちをそろえて、行動をそろえて、勇壮に元気よく!これから、ますます良い応援になっていくことでしょう。
本番まで、青軍・紅軍本気出しあって、高め合おう!
柏刈新人陸上競技大会 ~競技場100周年・記念の年のチャレンジャーたち~
秋晴れの下、柏刈新人陸上競技大会が開催されました。
今年は市の陸上競技場ができてからちょうど100年という記念の年です。開会の言葉に「先輩たちが引退し、新人と呼ばれる皆さんの時代が来た。しかし、時代は順番待ちして訪れるものではない。訪れた時代の主役となろうと必死に頑張ることで自分たちの時代を創るのだ。そうでなければ、あっという間に次の世代に時代は持っていかれてしまう。競技場100周年の年に、自分たちの時代を刻むチャレンジャーとなれ!」という話がありました。
三中選手は、大いに頑張りました。入賞者の一部を紹介します(詳細はアスリートランキングや後程の学校だより等をご確認ください)。
【男子】3000m 第1位 走幅跳 第1位 共通4×100リレー 第3位
【女子】1500m 第1位 100mH 第1位 共通4×100リレー 第1位
2年100m 第1位 2年200m 第1位 800m 第1位
閉会式では「出た記録がすべてではない。自分自身を出し切れたかどうか。そこにこそ、価値がある。きっと、それは自分自身にしかわからないこと。振り返りをし、絶え間ない努力に期待する」とお言葉がありました。入賞した・しないではなく、惜しみなく自分の全力を出せたならば、大いに自分を仲間を褒めてやってほしいと思います。
とにかく、私は必死に走り、投げ、跳ぶ、皆さんの姿から感動をもらいました。
本当に、素晴らしかったです。
9月!体育祭一色に!!
9月に入りました。
定期テストも終わり、いよいよ学校は体育祭一色となります。今日は生徒朝会が開かれ、保健委員会からは「熱中症の予防」について、生徒会本部から「体育祭に向けた環境整備ボランティア」の呼びかけがありました。
熱中症について、国・県・市町村からいろいろな注意喚起が出ます。学校はそれを踏まえ生徒の活動場所にWBGT指数を図る計器を設置し、指数に基づいて科学的客観的に危険度を把握し、生徒に注意喚起をしています。熱中症は、その場所の環境もそうですが、暑さの感じ方、熱に対する耐性が個々に異なるもの。一斉の指示を与える時は、指数に基づいて危険を予想した時です。つまり、感じる状況は個々に違ってくるため、一人一人の危機感知と早めの対応が何よりも大切です。三中生は体育祭の成功に向けて、準備段階から注意していくポイントを生徒自ら、保健委員会が率先して自分ができる熱中症対策について説明してくれました。一斉の指示があるなしにかかわらず、自分の感じ方体調に応じて対策をとるよう、話がありました。
また、生徒会からは体育祭に向けてグラウンドコンディションを整えようと、草取りのボランティアを呼び掛けていました。PTAの皆さんに除草等の環境整備をお願いしている学校が多い中、環境整備についても、生徒自らが取り組もうとしていることに、私は感動しました。本当に素晴らしいことです。
「みんなの力で感動の体育祭を創ろう!」
この言葉がお題目ではなく、行動に変わる本物の力となっていることが本当にうれしいです。
写真は、1学年種目練習の様子です。みんな乗りに乗っています。今週から、可能な限り生徒たちの準備風景をお伝えします。
本気の三中生に、ご期待ください。そして、応援してください!
夏の成果を絞り出せ! ~明日から定期テスト~
いよいよ明日から、前期後半の定期テストです。
定期テストの出題範囲は夏休みの前に示され、夏休み期間をかけて計画的に学習ができるように予定を組んであります。定期テストの中でも、もっとも準備ができるのが今回のテストです。夏休みに頑張った成果を存分に発揮してほしいものです。
とはいうものの、テストが近づくにつれ弱点が見えてくるものです。各教科の授業でも、テストに向けての対策をしていますが、昼休みに質問教室を開催しました。参加はもちろん任意です。授業中では質問しづらいという生徒たちに向けて、また、昼休みもテスト勉強に集中したい、という有志が集まっていました。
背中越しにも、やる気が伝わってきました。明日明後日、自分の全力を出し切れるよう、頑張ってほしいものです。
これが終わればいよいよ、体育祭!
時代を築け! 新人激励会
学校再始動2日目にして、新人大会の激励会を実施しました。
合同新人水泳大会が8/30、柏刈新人陸上大会が9/7と迫ります。この2競技について、激励会を行いました。3年生が引退し、リーダーとなった2年生を中心とする新人チーム。元気に入場してきました。しかし、代表の言葉には隠せない緊張がありました。
応援には、今回はすべての3年生も加わっての初応援。練習機会がほぼなかったにもかかわらず、団長福田さんの呼びかけに、熱く応えてくれました。気持ちのこもったいい応援でした。激励として以下の言葉を送りました。
「3年生が引退し、新人チームの時代がやってきた。2競技については世界水泳や世界陸上が開かれた2023年。とても、関心を持って練習に取り組んできたことと察している。皆さんの時代は来た。しかし、時代は順番待ちで訪れるものではない。皆さんが、自分たちの時代を創るぞ、という強い思いがなければ、あっという間に次の世代にとってかわられてしまう。努力を積み上げてきたことに自信を持つとともに、『自分たちの時代を創るんだ!』という気概を持って、競技してきてほしい」と。
また、応援した生徒たちにも次のように話しました。
「久々に、みんなの応援を聞いた。暑さでぼーっとしていた頭が、みんなの声で正気となった。夏の甲子園決勝、仙台育英と慶応高校の試合。スタンドのものすごい応援が慶応高校の力になったという。応援は確かに、人に力を与えるということを、皆さんの応援を聞いて再確認した。今後体育祭もあるし次の激励会もある。応援は、人に力を与える、ということを忘れずに常に人を応援できる人であれ。」と、全校の大応援に感謝しました。
明日、第三中 「再始動!」~感動の体育祭に向けて~
こんなにも夏を暑く感じた夏休みはなかったように感じます。大地にしみこむシャワーのような雨を待ち焦がれています。
暑い夏休みでしたが、一生懸命に体育祭に向けて準備をするリーダーたちの姿がありました。真っ白い紙だったパネルの用紙も、いまや各軍のイメージが沸き立つように紙面に躍っています。3年生リーダーたちが部員を引っ張り、また各メンバーが必死に努力を積み上げてきた証ですね。夏休みが終わるのはさみしいのですが、感動の体育祭に向け、みんなで力を合わせていく明日からの学校は、きっと活気に満ち溢れるのでしょう!
大感動の体育祭を目指し、各軍のこれからの頑張りに期待しています。
わたしの主張 柏崎刈羽地区大会
北信越大会の様子をお伝えしましたが、他にも生徒たちの活躍がありました。
思春期の多感な思い、繊細な心の気づきを、自らの体験に基づき発表する「わたしの主張 ~柏崎刈羽地区大会~」に、第三中の代表として3年生の品田さんが出場しました。「自分も相手も」という題名で、誰にでもある個性について、切々と語り立派な態度で発表しました。身振り手振りも交えて、聞く人の心に迫ってくるものでした。
結果は、見事優秀賞!最優勝賞には翔洋中等教育学校の生徒が輝きましたが、それに次ぐ賞であり大変すばらしいことです。校内では、夏休み休業後集会で全校生徒にも聞いてもらう予定です。みんなで、品田さんの考えをしっかり聞きたいですし、人に自分の考えを伝えることというのは、こんなにも素晴らしいことなんだと、実感してもらいたいと思っています。
熱戦!北信越 in 石川県 2023
35℃を超えた、石川県。選手たちの熱い戦いが始まりました。
日頃の競技の練習と同じかそれ以上に、この暑さと戦いベストなコンディションを作ることができるかが、勝負を決することになりそうです。ひとたび競技が始まると、太陽を遮るものは一つもない、それが競技場です。選手を支えるスタッフも応援する人たちも夏の日差しを浴びつつも、真剣な面持ちで競技を見つめていました。
第三中学校選手三名は、堂々とした態度でした。各県の戦いを突破してきた猛者たちと、堂々の勝負でした。表彰台に上がった選手も残念ながら上がれなかった選手も、いい表情をしていました。この大会で得たものの大きさは、彼らの心の中にあります。今後の目標設定、新たなる努力の始まりに向け、大きなエネルギーとなったことでしょう。
本当によく頑張りました。感動をありがとう!
北信越大会に出発!
夏休みも、「あっ!」という間に10日が過ぎました。いよいよ8月です。
今日、北信越陸上競技大会が開かれる石川県に、新潟県選手団が旅立ちました。暑い熱い大会になると思いますが、頑張ってきてほしいものです。本校からは、3名が参加です。競技は、明日2日に石川県西部緑地公園陸上競技場で行われます。全校生徒の「気」をもって、新潟県の代表として存分に戦ってくれること、自己記録の更新を目指して、願わくば、入賞を目指して、頑張ってくれることを期待します。
学び続ける教師!
夏休みに入りました。
午前中は生徒たちの元気な部活動の様子がありました。新チームが大きく成長する夏。燃えるような太陽が照り付けていましたが、2年生を中心に、意欲的な練習風景でした。
さて、午後は、教職員研修です。
三中教育をさらにより良いものにしていくため、様々なテーマで勉強会です。日頃なかなか研修時間が取れないので、夏休みに学び合う機会を設けています。ベテランの先生方は教育の新しい流れについて知識を更新したり、若手の先生方は、日頃の取組について悩みを出し合い、ベテランの先生方に改善の仕方に意見をいただいたりして、お互いを高め合うことができました。「どの子もその子にあった成長の仕方がある。支援の仕方もその子に会った方法で」と、全ての生徒たちに特別な支援を必要とする生徒たちの学びの視点を全教職員が共有し、教育活動に取り組んでいきます。
2023 ぎおん柏崎まつり マーチングパレード
24日夏休み初日。ついにぎおん柏崎まつりが始まりました。
そのスタートは、小中学生たちによる「マーチングパレード」です。炎天下の熱中症対策で、アルフォーレ大ホールでの開催となっています。最初に、市内中学校吹奏楽部員合同の演奏です。曲は「風になりたい」。百人を超える中学生たちの演奏は圧巻でした。一人一人がとても楽しそうに演奏をしていました。
本校の3年生吹奏楽部員にとって、最後の演奏となりました。大舞台での演奏は、きっと一生の思い出になったことでしょう。とても感動的でした。
体育祭結団式
9月の体育祭に向けて、ついに軍団の結団式が行われました。
今年は。紅・青の2軍編成。体育館と武道場の2か所に分かれ、団長そして応援リーダーから決意が表明されました。各軍団のまとまりを示す声出しが始まりましたが、今までの激励会応援をしのぐような、素晴らしい声が両軍ともに出ていました。「意欲」こそが、物事の原動力だと、再確認した思いです。
どちらの軍にも頑張ってほしいです。他の軍に負けた時に、どんな気持ちでいてほしいかを私は話しました。
「負けた時、きっと悔しい。でも、ちくしょー憎々しい、と考えるのはぜっていにしないでほしい。自分たちの軍も全力で頑張っている。その自分たちをまかすなんて、あいつら、凄いな~!よし、次は負けるもんかだ!!」こういう考え方をしてほしい。頑張っている自分たちを認める。そして、同じように頑張っている相手も認める。それでこそ、素晴らしい戦いができるのです。
戦いが始まりました。その行く末、軍の成長ぶりを見守っていきます!
今日は、県大会の報告会と北信越大会に出場する選手たちの決意表明も行いました。県大会、そして吹奏楽コンクールでは、三中生は本当によく頑張りました。石川県で行われる北信越大会に進む選手たちは、三中のそして新潟県の代表として、存分に力を発揮してきてほしいものです。何より、素晴らしい選手たちとの出会いからたくさんの学びを持ち帰ってほしいです。
夏休み前、最後の授業日に!
7月21日金曜日をもって授業日が終わり、夏休みに入ります。
33日間の夏休み、事故怪我等なく安全で楽しく充実した夏休みを過ごしてほしいものです。
勉強に真剣に取り組みながら、趣味に夢中になったり、自然と戯れたりしながら、思い出深いものにしてくれることを願います。24時間もある一日ですから、3つくらいのことができる、そんな気持ちで過ごしてほしいです。
何より、地域・保護者の皆様の温かい見守りが欠かせません。どうぞよろしくお願いいたします。
↓
三中生の登校を見守ってきた生徒玄関の「むくぎ」が、きれいに咲きました。夏真っ盛りです。
租税教室 ~3年生~
3年生を対象に、租税教室を実施していただきました。
税務署のご担当から、税についてその役割など、教えていただきました。特に、動画は「税がない社会」というもので、内容としては町はゴミだらけ、中学生は学費を払えず町にたむろし、ご老人は税金がなく職を求めて何社も求人を求めるが落ちてばかり採用されないという、ブラックな、とても厳しい社会を見せていただきました。
中学校にいる「今」も、義務教育として」多くの税金を掛けてもらっています。教科書代は勿論無償な訳です。そんなことを改めて学習し、国民の三大義務を果たせるよう、自立した大人になろうと、3年生たちは大人になると言うことの自覚を高めたようです。
体育祭、軍抽選! ~生徒朝会~
今日の生徒朝会は、体育祭の軍団抽選です。
各学年が、青軍になるのか、紅軍になるのか、そしてどの学級とどの学級が一つの軍になるのかを決める、運命の日です。
鳴海会本部役員の皆さんは、今日の日のために軍団の決め方をみんなが見て盛り上がるよう、ゲーム形式に企画運営をしてくれました。
1年生は、金・銀のクラッカーを選択し、中から飛び出す糸玉の色で。
2年生は、風船を突き刺し、中から出てくる紙吹雪の色で。
3年生は、旗揚げ、ピンポン玉レース、ぐるぐるバット、輪投げ、最後はコーンの色で。
なんと、全ての1組が、「青」。全ての2組が「紅」という結果に!応援合戦の順番も決まり各軍いよいよこれから力を合わせた熱い戦いが始まります。
軍決めではありますが、これだけのイベントとして盛り上げてくれた、本部役員のアイデアと努力に頭が下がります。「みんなのためにと、たくさんの汗を流してくれた」本部役員に心から感謝します。
ありがとう!
思春期の心とからだ ~3年生~
先日、石黒助産師さんから来校いただき、3年生に思春期講話をしていただきました。
自分たちの命が、奇跡的な出会いで生まれたこと。
今生きていることは当たり前のことではないこと。
人を好きになるということ、性についての考え方が人それぞれに違うこと。新しい生命の誕生につながること。
性感染症など、様々なリスクを考えなくてはならないこと
好きになった相手の心や体を大切に尊重しなくてはならないこと
多くのことを教えていただきました。3年生たちの感想には、「新潟県内でも10代の母は100人を超えている」ということに驚いたというものや、「女性だけでなく男性の性被害もあること」を初めて知った、また「正しい選択をしていかなくてはならない」といった決意がありました。
少なくとも、何事も知識を持たなくてはならない。無知であることは不幸であり、時には犯罪につながってしまうことが分かったと思います。人は、一生涯学び続けっていかなくてはなりませんね。
星に願いを! ~七夕~
生徒玄関入ってすぐのらせん階段のところに、大きな竹が飾られました。
今日は七夕。季節にちなんで、生徒たちが願いを書いて竹に結わえました。友達の県大会での活躍を祈ったり、世界平和を祈っていたりと様々ですが、願いを込めるというのは、人の美しい営みだと思います。
叶うかどうか、それは分からない、でも私はあなたを応援しているよ。
そんな気持ちがとても尊いです。今日の夜、雨が降る前に夜空を見上げてお祈りをしたいものです。
「第三中学校が、たくさんの良さでいっぱいになりますように…」
職場体験学習に出かけてきました! ~2年生~ 地域の皆様ありがとうございました!
2年生たちが、7月4~6日の3日間、地域の事業所等に即場体験学習に出かけてきました。
将来自分は何者になるのか、そのためにはどんな力を身に付けなくてはならないのか、を学習していく「キャリア教育」の一環です。
いろんな職種にチャレンジした生徒たち。最初は戸惑いもあったことでしょう。感想を尋ねてみると「楽しい!」と笑顔で答えてくれました。事業所の皆様も「明るくて元気をもらっています」「良く働いてくれて助かります」など、お褒めの言葉をいただき、私は大変うれしかったです。
教えてもらい、やり方を見せてもらい、自分でやってみる。したことを褒めてもらい認めてもらいい、小さな自信が形作られていきます。学校の学びだけでは完成しない「生き方教育」。多くの教えを、地域の方々からいただきました。本当にありがとうございました。
今後とも、温かくも厳しく、生徒たちをご支援ください。
通信陸上新潟県大会!(1日目)
第69回を数える通信陸上新潟県大会が開かれました。
この大会は、NHKの放送網を活用した大会として始まった歴史があります。かつては、ラジオ放送の合図を通じて全国で一斉に同じ日に、同じ時間、同じ競技をする大会だったそうです。会場は違っても、全国の選手たちと戦っている、選手たちはそんな気持ちになったものでしょう。新潟県大会では、標準記録を突破すると、北信越大会への出場が決まります。
芝生がとても美しいビッグスワン会場に、県内いたるところからたくさんの選手が集まっていました。そして、スタジアムには「三中魂」が宿っていました。
1日目から、熱戦が繰り広げられ、第三中学校からは2名の北信越出場選手が決まりました。
おめでとう!
今日2日目は、学校から激励を念じています。
いよいよ7月 ~鳴海会の黒板~
玄関から教室へ行く階段までの廊下に、月の予定を書いてある「黒板」があります。
毎月、学校の予定、鳴海会の予定等がびっしりと記入されています。鳴海会の本部役員が細やかに記入をしてくれています。右下に、その月をイメージしたイラストを毎月書いてくれているのですが、見る人に元気を与えてくれる配慮に心が温かくなります。
「こんな優しい心配りができる生徒は、本当に素晴らしい」
と、毎月ながら感動します。こんな風に、自分ができることを自分が得意なことを学校の中に生かしてほしいものです。
学校だよりにも書きましたが、自分への頑張りにプラス1をする取組。「誰かのためにと」なにか1つできることを続けてほしいものです。
日々磨かれる、三中魂
今日は鳴海会のミーティングがありました。
月末なので、生徒会の各専門委員会の6月の活動について振り返っていました。朝の放送や、給食の準備や片づけ、健康観察(今日はフッ化物洗口の準備もしてくれていました!)等、日々の様々な仕事を生徒たちは自主的に「誰かのために」と頑張って仕事をしてくれています。
見て回ったのですが、委員長を中心にしっかりと話し合いが行われていました。1年生たちももうしっかりと役目を果たす一員でした。そんな姿を見ると、とっても嬉しくなります。
「誰かのために」と働くこと。それこそ、三中魂が育っていく時です。
公民分野の学習
3年生の社会科の授業を参観しました。
大会直後の授業、しかも5限ん授業でしたが、3年生たちはとても授業に集中していました。歴史分野が終わり、公民分野に入っています。いよいよ、社会の担い手となるべく、日本国憲法や政治や経済を学んでいきいます。
今日は、町のゴミ捨て場を題材に「効率と公正」両者のバランスをとるルール作りについて考えていました。社会にルールがあるのは、誰かだけが得をするような世の中では困るわけで、またどの人もしてはならないことはしてはならない、それをルールとすることで、多くの人々が安心して暮らしていける社会を作るためです。ルール、そしてそれは規則や法律となります。
市の用地売却に伴い、あたらいいゴミ捨て場を決めなくてはならない。そこには、住民それぞれの複雑な思いがあります。
「高齢者だから、遠くに決められると困る」
「飲食店を経営しているので、店の近くでは困る」
様々な意見が語られます。さて、三中生が出しtが答えは…
このような学習をして、大人へと近づいていくのです。
地区大会を終えて…
長きにわたった上越地区各種大会が土曜日に終了しました。
好天に恵まれ、全ての種目が雨による延期等がなく、無事終了しました。今後は県大会につながった選手たちに、引退となった3年生たちの思いをもっていってもらいましょう。
引退となった3年生の皆さん、大変お疲れさまでした。今後も仲間を応援する気持ちを持っていてほしいですし、その競技種目が好きであるならば、今後もその競技種目を愛し、可能なら続けてほしいです。中学3年生の夏に引退が来ます。しかし、その頃は高校生と比べても勝るとも劣らない技術力を持つにいたる子が少なくありません。「この調子でひと夏練習をつめたら、相当な力が付く」と、思ったものです。
ただ、自分の進路に向けて現実的に目標を見定めていく時期でもあります。0か100かではなく、上手に切り替えをしていってほしいものです。
普段の姿。立派な姿。
2年生の社会科を参観しました。
この日は、本校の社会科授業をさらに良い授業にしようと、どちらかというと先生方の研修のための参観で、県庁や各方面から社会科の先生方が参観に来ました。
九州地方についての初めての学習でした。自分たちの知っていることは?の問いかけに
「明太子。カステラ。熊本城。自信。火山。桜島。ちゃんぽん。原爆・・・」
と様々な物事が出てきました。その後配付された九州についての5つの資料から何がわかるか、班ごとに考察をしていきました。
授業の後に、参観した先生方から感想をいただきました。
「5限の社会科は眠そうな生徒がいるものなのに、そんな生徒が一人もいませんでしたね」
「本当に集中して授業に取り組んでいましたね」「Ipadの使い方も非常に手馴れていますね」
「授業後に校舎を歩いた時、どの子もこんにちわ!とあいさつをしてくれる。これ、当たり前だけど、当たり前じゃないですよね」「だから、授業も素晴らしいのがよくわかりました。」
こんなお言葉をいただき、私も授業者もとっても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。授業態度を褒められるのもうれしいですが、なにげない普段の様子を褒められたことが、とっても嬉しかったのです。
三中生は、素晴らしい!とっても、君たちが誇らしい!これからも、当たり前を当たり前のように…
6月の生徒朝会
今日は生徒朝会が開かれました。
上越地区大会のさなかではありますが、生徒会本部役員たちはもう先を見た行動をしています。
いよいよ体育祭についての説明がありました。リーダーの選出や競技の決め方について等です。生徒の意見を取り入れる方法はアイパッドでQRコードを読み取って回答をする。何とも、便利な時代になったものです。一昔前の生徒会の仕事と言えば、文字をきれいに書いてアンケート用紙を作成し、印刷機で印刷して学級の集配棚に入れ、朝や終学活で記入してもらい、その用紙を回収して役員たちが手作業で集計し、みんなの声を集約したものです。
何とも、素晴らしいことです。便利さが生み出す省力化、それによってもたらされる「時間」。時間は命です。生み出された時間を自分をより高めることに費やしたいものです。
さて、次なる目標に向けて、がんばろう!
上越地区大会②
上越地区大会の第2幕が切って落とされました!
ソフトテニスにバスケットボールと野球などが加わりました。昔のように市内大会がないため、3年生にとって敗退イコール引退となってしまう、とってもシビアな戦いです。どの競技・種目の、どの試合にもチリチリするような緊張感が漂っていました。
県大会への出場権を勝ち取った選手の健闘をたたえるとともに、今回の大会が最後となってしまった選手たちに、心より拍手を送ります。君たちの最後まであきらめず戦った姿こそ、何よりも尊い。勝者たちは、次なる戦いに負けていった人たちの思いも乗せて、さらに厳しくも激しい戦いをしてくれることでしょう。
唯一の勝者の前に、誰しもが負ける。
その時に、悔いがない思いを持てるような日々の努力があったかです。今それを語れるのは、3年生たちだけ。後輩たちに、その思いをぜひ語って聞かせてやってほしいものです。
上越地区各種大会はじまる!
6月13日に各種大会の先陣を切って、陸上競技とソフトテニスの大会が始まりました。
昨年は熱中症が心配された地区大会でしたが、今年は朝方の雨のおかげか暑さがやわらいだ上々のコンディションでした。各々最後の大会にするものか、という気迫みなぎる必死の姿がありました。結果はさておき、自分の持つべき力をすべて出し切ろうとする、その姿には感動があります。生徒たちの全力の姿に、私も胸をつかまれたような気持になりました。
市内大会がなくなり、地区大会となると大会会場が分散し、見に行けなかった種目もあり、とても残念でした(高田から柏崎に戻ったにもかかわらず、もう終わっていた種目もあり・・・)。しかし、三中生徒の気持ちは一つ。
どんなつらい時、ピンチの時もそこから逃げず、「三中魂」を燃やして必死に戦っていたのだと思います。
魂は、心の中のそのずっと奥にある。そこで「負けるもんか」と青白く燃えている。私はそれを応援したい。
地区大会の後半戦は、19日から。前半戦の選手たちの気持ちに乗っかって、さらに三中魂を燃やして頑張ってほしいです。
高校説明会 ~3年生・進路~
今日は高校説明会がありました。
市内を中心として、各高等学校から校長先生や教頭先生に来ていただき、3年生に学校の特色等をお話ししてもらました。3年生保護者の参加も多く、大変ありがたいことです。
高等学校も時代の変化に合わせて、学ぶカリキュラムにも変化があります。また、入学後にさらに専門的な学科を自分で選ばなくてはならない学校もあり、それを理解していないといざ入学した後に困ってしまいます。3年生たちの目はとても真剣で、「自分は来年の4月に、どこに立っているのか」を考えているようでした。
夏休みには、オープンキャンパスが開かれます。今日の説明だけでは足りない、実際の学校の雰囲気を感じるために、どんどん参加してほしいものです。
自分がどんな生き方をしたいか。そのために、選択する道はどうなるのか。そこを考えていってほしいと思います。
教育実習も山場! ~学級活動・道徳~
二人の教育実習生を迎えて、早2週間目に入っています。
今日は2-1で学級活動、3-1で道徳の授業に挑戦です。
学活では、「組織・集団をより良いものにしていくためには」ということを考えさせる授業でした。道徳は、奄美大島の島唄を題材に、歴史や伝統を大切にしてきた人々の郷土を愛する思いに触れ、自分の郷土に対する思いを考えてみる授業でした。
実習生とはいえ、「生徒たちに、本気で伝えたいこと」を真剣に考えて指導案を書いて臨んだ授業です。そのことを知ってか知らずか、三中生の態度は真剣そのものでした。
先輩たちの熱い思いは、きっと後輩に伝わったことでしょう!
道徳授業から
5クラスが一斉に道徳の授業をしていた(教育実習生も!)ので、参観に行きました。
各クラス題材は違いましたが、一人一人が真剣に考えていました。今回は2年生に注目してみました。お話は「ごめんね、おばあちゃん」。核家族が増えている現代ですが、祖母と共に暮らす大家族の出来事です。身体が若いときのように動かなくなってきた祖母に、「ご飯をよそってほしくない」など、文句を言う孫たち。「老い」というものは誰もが「いつか行く道」と言います。その道に一番近い私にとって、孫たちに冷たくされた祖母の切なさが、他人事ではないように伝わってきました。授業者は、文句を言った子どもたち、それを叱る父、母、祖母、それぞれの気持ちを考えさせます。
その後、祖母は骨折をして入院をしてしまいます。学校から帰れば、家に鍵がかかっていることもなくいつも祖母がいて、自分たちを温かく迎えてくれていた。祖母が入院して気付く「家に鍵がかかっていないこと、誰かがいてくれることは、当たり前ではない」という事実。主人公の心に、変化が起きます。じっとしていられずに、自分のお小遣いを手に家を出る主人公。そして、祖母の大好物を手に病院へと向かうのでした。喜ぶ祖母、ほほを伝う一筋の涙。病院からの帰り道、主人公の心には爽やかな気持ちがこみ上げたのでした。
優しい心。思いやりや親切。それは人のためである。された人は「うれしい気持ちになる」から。しかし、主人公の心に爽やかな気持ちが溢れた。これは、何なのだろう?
優しさや思いやりや親切。それは、だれのためであったのかに、2年生たちは気づけたでしょうか?ぜひ、ご家庭で話題にしてほしいものです。
自分で着れたぞ! ~和装をとおして日本の文化に触れる・家庭科~
今日の家庭科は「和装教室」です。
専門的なご指導をいただくため、NPO法人である和装教育国民推進会議・新潟支部から小池支部長様をはじめ総勢5名の先生方が第三中学校・1年生たちのために来てくださいました。
浴衣を知っていたり着たことがあったりしても、自分で着たことがある生徒は少数です。どうやって身に付けるのか、そして着てみるとどんな感じがするのか、体験しながら日本文化の良さを味わう、そんな授業です。浴衣を着ると、華やかであったり、きりっとした印象だったり、和装に現れる日本人としての心の豊かさを感じます。
さて、頭をひねりながら、そして先生方に教わりながら、楽しそうに学習していました。
これで、夏の柏崎祇園祭りは、自分で浴衣を着て出かけられるぞ!?
梅雨前の爽やかさ! ~普段の授業の中から~
6月に入りました。
入梅した地域が話題になっていますが、新潟県はまだのようです。梅雨前の爽やかな時期。何をするにも良い時です。今日は、気温の上昇が予報されていましたが、湿度が低く、赤坂山を過ぎる風が届く第三中はとても過ごしやすい陽気でした。
2年生が育てている「ミニトマト」がどんどんたくましくなっています。毎朝の水やりの成果です!
1年生が熱心に短距離走の練習に取り組んでいました。6月は教育実習の時期でもあり、保健体育には実習生がサポートに入ってくれていて、充実した授業になっていました。
土日には、地区大会前の冠大会等も多くありました。この爽やかなよい季節に、精一杯自分の力を高めようと、充実した生活をしてほしいものです。
創造力は無限! ~3年生・美術~
3年生の美術の時間を参観しました。
紙粘土で作った作品を鑑賞し合い、どんな印象を持ったか述べ合い評価し合うというものでした。色々な作品があり、とても興味深く見ていました。その感想を述べあうときも「どんな造形に対してどんな感想を持ったのか、しっかり理由を話してあげて」という教師の助言一つで、ただ感想を言い合うのではなく、今後の作品作りに向けた深い話し合いになる、と感心しました。
三枚目の作品は、生徒に許可をもらって上げました。
この作品に注目したのは、造形の作品も想像力にあふれているのですが、Ipadで撮影した映像も、作品と一緒に示してあったことです。工夫して写真に収めたことで、より作品のイメージが広がって伝わってきました。これからの時代、自らをプロデュースして表現を工夫していく力は、とっても大切だと思います。
3年生の素晴らしい活動でした。
地産地消 ~2年生・技術~
2年生が技術で栽培の授業をしていました。
一人一人がトマトの栽培に取り組んでいます。登校するとすぐに水やりに取り組んでいて、2年生たちは立派だ!とその姿を毎朝見ています。
昨日は風の陣で盛り上がった柏崎ですが、今日はあいにくの雨。しかし、2年生たちは、この雨が作物にとっては恵みであることを感じている事でしょう。
さて、授業は教室内でいろんな作物について学習していました。「柏崎の特産の作物は?」という問いかけに、生徒たちは、節成キュウリや越後バナーナなどと、答えていました。インターネットで何でも手に入る時代ですが、すぐおなかを満たすことはできません。地域作物は新鮮でとてもおいしい。地産地消の大切さについて、その素晴らしさを今後も深めてほしいものです。
行事、その後…
昨日は今年度最初の行事である、「創立記念校内駅伝大会」が終わりました。
みんなで作り上げた感動、一体感、達成感…これが行事のもたらすものです。しかし、行事の良さはその後の生活に生かされてこそ!昨日は良かったけど、今日はダラダラしてしまったり、周りの人たちのことを考えない言動をしたり、あいさつができなかったり、では行事など、ない方が良いくらいです。
さて、三中生は…!
なんと、昨日あんなに走っていたので、もう走りたくない、なんてと思いきや、1年生、3年生体育の授業をのぞいてみると、体力測定の「シャトルラン」を必死に走っている1年生たち。グラウンドで、短距離走の練習を繰り返している3年生たち。
ダラダラ感など、まったく感じませんでした。さすが、これぞ三中生!誇らしいです。
創立記念校内駅伝大会!
五月の爽やかな風が吹き抜ける赤坂山公園で、本校の創立記念校内駅伝大会を開催しました。
会場は木漏れ日が多いコースのため、熱中症を心配する必要がない陽気でした。各学級、各チームがこの日のために練習を積み重ねてきました。開会式で「今までの練習はどうだった?」と聞くと、「つらかった」という声が返って来ました。「そのつらさがあっての本番。最後だから頑張れる。最後だから、全力を出す。仲間のためにと思って必死な頑張りが生まれる。その躍動する姿を見せtげほしい」と、話し健闘を祈りました。
1年生から順番に走ります。各クラス3チームなので、6チームごと、合計18チームの激走です。各学年ともに、抜きつ抜かれつの激しい展開!沿道にはたくさんの地域保護者の皆さんが応援してくれていました。自分の学年が走っていないときは、先輩も後輩も一生懸命応援する姿があり、その姿がとっても嬉しかったです。
勝敗は決しましたが、終わった時、みんないい表情をしていました。今年度最初の大きな行事。みんなで頑張った、何とも言いようのない爽やかな気持ちが心を満たしていたのではないでしょうか。仲間と励まし合って頑張った、三中生の素晴らしい姿が赤坂山で弾けた、素晴らしい日になりました。
進路講演会 ~3年生~
進路講演会を行いました。
柏崎高等学校長の北岸校長先生を講師にお招きし、3年生に貴重なお話をいただきました。「入試とは壁ではなく、新しいステージに登るための階段である。プラスに考えて自分が成長する機会ととらえてほしい。」との最初のお話に、3年生たちは引き込まれていきました。
「高校のその先にあるものをしっかりと考えてほしい。将来像を描くと、人はそのためには頑張れるようになる。試練や忍耐が、自分を鍛えていってくれるし、目標があれば、努力が生まれる。人生はうまくいくことの方が少ないのだから。失敗した時に、前向きに物事を考えられる人となることが、とても大切」と、単に高校入試のお話ではありませんでした。最後には、ご自身の職業選択について、内定をもらったこと、でもそれを辞退し教師の道を選んだとたんに採用試験に落ちたことなど、具体的なご自身の体験談はとても参考になるものでした。「しかし、その失敗があり『自分の自分のやりたいこと』がはっきりと形になってきた」と、話されました。
「入試の日、自分に入試というチャンスをくれた保護者の方に、『ありがとう、行ってきます』と言ってほしい。なぜなら、世界では高校入試を受けたくても受けられない生徒たちがいる。高校に進むことは当たり前のことではないのです。」との言葉に、うなずく生徒たちの姿がありました。
北岸校長先生、本当にありがとうございました。