お知らせ
2025年、初登校日 ~巳年に期待を込めて~
長期休業が終わり、2025年になって最初の登校日を迎えました。
生徒を笑顔にして迎えたいと、この日に向けて職員がお迎えのボードを作ってくれました。ちょっとでも学校に来て元気になってくれたら、と。我が職員ながら、こんな気遣いをしてくれることに、心が温まりました。
玄関で生徒を迎えましたが、久しぶりに見る顔ながら笑顔に満ちていて、元気をもらいました。
学校に、笑顔と元気な声があふれ、まさに学校が生き返ったことを感じます。これからも学校は、生徒たちが自立し夢を描いて生活をしていく力を蓄える「希望の場」となるよう、教職員一同力を合わせてまいります。
保護者の皆様、地域の皆様の温かいご支援を尚一層賜りますよう、お願い申し上げます。
柏崎市刈羽郡中学校 生徒会交歓会
冬休みに入りました。
年末年始に当たるこの休みは、2024年を振り返るとともに、元旦には新年の決意をもって「新たなる挑戦をする自分」になって、休み明けに再会しようと、休業前集会で話しました。
毎年この時期に、来年度のリーダーたちが集って自分たちの考える生徒会を語り合う、「生徒会交歓会」が開かれます。今年度は第五中学校が会場です。選挙で選ばれた新会長・副会長たちの初仕事といえます。一人一人が別々のグループに分かれ、それこそ三中の代表として堂々と意見を述べていました。グループ発表に当たった三中・副会長は、グループ協議の内容をわかりやすく発表していて、とても頼もしく見えました。
どの学校のリーダーも、経験は浅いわけですが、「こんな学校に、生徒会にしたい!」という強い夢や目標を持っている人たちばかりだったことでしょう。大いに刺激を受けたことと思います。三中生は人数も多い分多様な集団。一人一人の多様性を尊重しながらも、みんなの思いを一つにしていけるよう、素晴らしい取り組みを積み重ねていってくれることを期待しています。
とても、良いきっかけをいただいた交歓会でした。
マイナスをプラスに! ~中庭のひと時~
学級閉鎖が解除され、久々に全校がそろった今日。
朝は、放射冷却で雪が凍ってがりがりでした。でもその代わり、久々に晴れる日なのかな、と思わせたのもつかの間、お昼には深々と雪が降り積もりました。私など、「あぁ、車に雪が積もって、落すの嫌だなぁ…」と、少し憂鬱に。
ふと、中庭を見ると元気に遊ぶ三中生の姿がありました。雪があったら、雪だるまを作ろう!雪合戦をしよう!
子供らしい、素晴らしい、頼もしい、そしてほほえましい三中生の姿がありました。この発想がとても生き方の違いを生むことだ、と感じます。雪かきは嫌だ! → いい筋トレ!ダイエット!と考えるだけで本当に変わってくるものです。汗をかいた後の〇〇はおいしい!ご飯だっておいしい!
生徒の姿に元気と勇気をもらいました。
作品展示会、大盛況!
保護者面談に合わせて開催している作品展示会ですが、昼休みにはたくさんの生徒たちが鑑賞に来ています。
他学年の作品についてもしっかりと鑑賞し、緻密な絵や迫力ある作品に見入っていました。特に、3年生たちの描いただまし絵や3D技法の絵、iPadを使って工夫した作品がとても好評のようです。生徒たちの視野を広げるいい機会となりました。
保護者面談が金曜日で終わりとなります。足元の悪い中でしたが、ご来校ありがとうございました。
保護者の皆様と生徒たちを真ん中に置いた良い話し合いができたと、教職員一同大変喜んでいます。今後も、生徒たちとお互いのかかわる場所で、役割を分け持ちながら、しかし、子供たちのよりよい成長を目指すという方向性は一つにして、連携・協働していきたいと考えます。
年末年始をご家族で幸せに過ごされますよう、ご祈念いたします。何より、安全安心な冬休みとなりますよう、ご支援ご指導ください。
ご来校いただき、ありがとうございます! ~保護者面談~
例年より冬らしいこの12月。冬めいているのかどうなのか、梅雨のように雨が降り続き、土砂崩れ等の警戒が必要な日が続いています。
そんな悪天候の中、保護者面談が始まっています。足元が悪いところ、ご来校いただき本当にありがとうございます。これから冬休み、そして新年を迎える頃。子どもたちとの会話が増える時と思います。良さをほめて伸ばし、改善すべきところについては「こうしていくと、こんな風に良いことがある」と、ご助言ください(〇〇〇したら、×××を買ってあげる、というのは禁物。学習動機の劇薬です。一回は劇的に効きますが、買ってあげなくなると、尚のことやらなくなる、という実験結果があります)。
面談に合わせて、多目的室で技能教科の作品展を開催しています。日頃の頑張りや、素晴らしい表現力が見れて、私も驚きました。テストをやる教科だけで人は測れない、とつくづく思い知らされます。社会に出て大切なことは「表現力だ」とよく言われることです。作品展には頼もしい三中生の姿がありました。
3年生の「飛び出してくるような!」すごい表現力に驚きました。紙の世界は2次元ですが、工夫により立体である3次元に見えるのが、素晴らしいです。絵なのに、どう見つめても目が追いかけてくる絵など、とっても不思議でした。
ぜひ、見に来てください。
まさに生徒が主役の学校 ~生徒朝会・鳴海会~
生徒朝会がとっても充実しています。
給食委員会と、学習委員会と体育委員会と3つの委員会が生徒朝会を活用して、全校生徒に呼びかけました。
給食委員会は、普段あまり気にすることなく、当たり前のように食べている給食の裏側を紹介。朝八時には野菜などの食材が届き、調理員さんたちはそこから仕事が始まっていること。多くはないスタッフで約800人分の給食を作ってくださっていることなどが紹介されました。日頃の感謝をメッセージにして届けよう、という呼びかけは大変心温まるものでした。
学習委員会からは、新刊の紹介や図書質の利用の呼びかけについて。これをしたのは2年生の学習委員会で、3年生たちはなんと!「3年生だから言える、学習の意味」といったもの。私たちはなぜ、学ぶ必要があるのかについて、具体的に以下の3点を挙げて説明してくれました。
➀ 将来性の多様化 学ぶことで自分たちの可能性が広がっていく。
② 社会性の向上 知識が増えることや世界観が広がることで、魅力ある人間に成長できる。
③ 知識欲の増加 学ぶことで知りたいことが分かる。そうするとさらに、いろんなことを知りたくなり、自分が高められてい行く。
なんと素晴らしい。まさに「学習とはやらされるものではないんだ!」ということを、自らの経験に基づき述べてくれました。最後に、学習委員長から、総括。
「あきらめずに何事も一生懸命に取り組むという、人として大切なことを、学習するということによって、身に付けていっているんだ。だからこそ、みんなで頑張ろう!」
すばらしい。本当に素晴らしい言葉でした。
体育委員会からは、冬季間になって体育館等で遊ぶ機会がより増えていますが、バドミントンなどの用具の正しい使い方について話がありました。破損は起こりうることですが、誠実に報告をすること、とても大切な連絡でした。
いいぞ!鳴海会‼
デビュー戦!やり切りました! ~吹奏楽部~
土曜日に、上越地区の吹奏楽アンサンブルコンテストがありました。
昨年は夏以降、部員が一人という状況を乗り越え、今年度は8人の吹奏楽部。
1年生は正式に入部したものの、数か月しか活動期間がないため、夏のコンクールには残念ながら出場ができません施した。この度、アンサンブルコンテストに、満を持して出場。上越文化会館で大緊張のコンクールデビューを飾りました。私もドキドキして鑑賞していました。8人の呼吸はしっかりと整い、立派な演奏でした。本当に素晴らしかった!
終わってから声を掛けましたが、演奏前とは違ったいい笑顔でした。緊張が、小さな自信に変わった瞬間です。
2年生部長が待ちに待ったこの時。頼もしい部長、そして素敵な部員たちでした。
世界の果てから、日本を見つめて ~2年生・生き方講演会~
2年生の生き方講演会が開かれました。
講師は、長岡市国際交流センターのセンター長を務めていらっしゃる羽賀友信さんです。
羽賀さんは、獣医師で、世界66か国を訪問。特に、貧困地域や戦争下で大変な生活を強いられている方々への支援活動を行ってきた方です。アフリカや中東諸国など、今でも政情は大変不安定で、その支援の方法等について、日本政府からも羽賀さんに相談が、今でも、きているそうです。
まさに、世界を知る羽賀さん。しかし、その口調はとても優しく易しい言葉を使いながら、中学生に話しかけてくださいました。
ブータンの人々の慎ましくも高い精神性をもった生き方について。
「3000mの高山に都市があるブータン。とても寒いです。しかし、国王や大臣はストーブに火を入れません。どうしてだと思いますか?」と、問います。ぽかんとする、中学生。「人々が燃料が足りず寒い思いをしている。自分だけが、温かい思いはできません」、と理由を話してくれました。「ブータンでは、偉いというのは権力や財力があることではなく、人々の模範となる人たちのことをいうのです」というお話は、私にも響きました。
羽賀さんはいろいろなスライドを見せて、様々な国について話してくれました。
「楽しそうに泳いでいる子供たち。プールですか?違いますね。池でしょうか?これは、ソビエト今のロシアが撃ち込んだミサイルで陥没した穴に、水がたまったものですよ」とアフガニスタンについて話してくれました。
「これは何かわかりますか。外ですね。屋根がないですね。黒板もないですね。学校です」と、アフガニスタンの学校の様子。「でもね。彼女たちは言うんです。学校に行きたい。学びたい。学べる私たちは幸せだと」。
「この赤・白の石は何かわかりますか。赤い石の方に入ってはいけないという印です。そちら側は、地雷が撤去されていないんです。」2年生たちからは、声も出ません。寝ている生徒など一人もいません。真剣に、スライドに、羽賀さんのお言葉に向き合っています。
これだけでも、羽賀さんが三中生徒に出合わせた事実は、とてつもない力があったと思います。当たり前のような日本人の生活は、全く当たり前ではないんだ、ということ。そのことを実感しそのことを大切にしながら、そうではない人たちのことを考えられるようになることは、とてもすごいことです。単純に年齢を重ねてもなかなか感じられないこと。そんな大切なことを74歳の羽賀さんは、生徒たちに伝えてくれたのです。
「なぜと考えること、論理的な思考はとても大切です。自分が何かを話すとき、『なぜなら、〇〇〇~』という癖をつけると良いですよ。そして、同情ではなく、その人たちの思いに共感する心を持ってほしい。同情は他者をかわいそうと思うこと。何ら行動にはつながりません。共感とは、その人の立場が自分だったらどんな気持ちだろうと想像する力。そうすると、何とか力になってやらなくては、と行動が生まれます。そんな行動力を身につけてほしいです。」冗談めいて、自分の遺言だよ、とおっしゃる羽賀さんの優しい笑顔が忘れられません。
アフガニスタンの女子生徒が言ったように、「学ぶことは、自分が一人で生きていけるようになること。学校は、自分に力をつけてくれるとても大切な場所」。この言葉は、私の心にも突き刺さっています。生徒たちとともに、大事にしていきます。
羽賀さん、本当にありがとうございます。生徒たちは、羽賀さんの言葉を心に灯していってくれるでしょう。
令和7年度 鳴海会役員選挙
いよいよ令和7年度という名の付くものが出てきました。
3年生から鳴海会を引き継ぐ「令和7年度の鳴海会役員」を選ぶ、選挙の時となりました。候補者たちは、朝のあいさつに立ったり、昼の放送で自分の考えを述べたりと選挙活動を行ってきました。最後となる活動が、この立会演説会です。今年の良さを引き継ぎつつ、自分たちはどんな三中を作っていくか、真剣に自分の公約を述べました。候補者を支えてきた責任者の応援演説も、立派なものでした。当落という結果は出ますが、「自分たちの学校生活をしっかりと見つめなおし、より良くしようと考え、それを堂々と発表できたこと」に価値があります。大人でもなかなかしていない貴重な経験をしたのだと思います。ステージに立った人たちが全員が成長できた、そして、その人たちがリーダーとなり、良きフォロワーとなり、新たなる三中の時代を創っていってほしいと期待しています。緊張したことでしょう。大変お疲れさまでした。また、選挙を取り仕切ってきた、選挙管理委員会の活動も素晴らしかったです。ありがとうございました。
魂、焦がせ! ~北信越駅伝競走大会~
先般の上越地区駅伝を優勝し、新潟県駅伝では3位に入賞を果たした第三中・男子駅伝チーム。
これは、三中の長い歴史でも初の快挙です。その偉業をたたえるとともに、当日の激走を祈念し、生徒玄関右に懸垂幕を掲げました。地域の皆様、温かい応援、ご支援、本当にありがとうございます!
夏の全中出場とともに、二本の懸垂幕が並んだことは、令和6年度の素晴らしい成果であると言えます。
その北信越駅伝が週末の11/30に迫ってきました。会場は、長野運動公園総合運動場 長野市営陸上競技場周回コースです。北信越五県の代表が集まるレベルの高いレースになるのでしょうが、新潟県の代表として、堂々と信濃路を駆け抜けてきて欲しいものです。願うは、選手全員の自己ベスト。あきらめない!という強い気持ちで走り切ってくれることに期待します。
がんばれ、三中!
伸ばせ、力!夢実現は自らの手で!
11月も後半。3年生にとって卒業とともに、高校入試も近づいてきます。
入試は「中学時代にどのくらいの学力を身につけてきたのか」を見定めるものです。なぜなら、高等学校での学習は義務ではなく自ら望んで受けに行くもの。義務教育で身につけた学力をもとにそれをさらに磨いていく、その上にさらなる知識・能力を積み上げていくもの。土台がしっかりしていない地盤には、物は積みあがっていかないわけです。
入試までに、3年生たちは学習の確認テストを受け、自分の力試しをします。志望校に入学するための力がどれだけついているか、その平均値や伸び具合が重要な参考資料となります。3年生にとってその力試しはあと2回。
来週の11月26日がその第3回目。部活動引退後、3年生たちは部活動に費やしてきた時間を3年間の総まとめの学習に励んできたことでしょう。伸びを感じつつも、同時に苦手がはっきりとわかってきたのだともいえます。そんな弱点を克服したい!という思いに、協力するぞ!と、立ち上がった先生方が希望者を対象に学習会を開いてくれました。熱心なやり取りに、真剣さ必死さが伝わってきました。このがんばる気持ちが、きっと最後の粘り強さになっていくと思います。学校は学びの場。授業を大切に、先生方に大いに頼って自分の力を伸ばしていってほしいです。
三中校区絆スクール集会 ~いじめ見逃しゼロスクール集会~
三中校区の絆スクール集会が行われました。
人権を考える月間の恒例の取組として、毎年開催しています。参加者は三中校区の小学校6年生と、第三中の中1生徒たちです。親睦を深めて中学校入学への期待を高めていくこと、やがては先輩・後輩となる関係の中、同じ集団の構成員として、人と人とが思いやり認め合って共生していくことの大切さを考えていくことを目的として、そして、いじめのような重大な人権侵害があってはならないという思いを共有すること、を目的とした会です。
各小学校のリーダーたちも、心を打ち溶けるアイスブレーキングや話し合いの進行指示等、堂々とした態度で行っていました。輪になって話し合いを深めている様子は、とても心が温まるとともに、頼もしい感じがしました。
その話し合いは、全員で動画を見て考えるというもので、「いじりといじめ」についてを考える内容でした。いじり、というものは仲の良いもの同士、認め合う者同士のクローズな関係(広まりに限度がある)の中で行われるものです。公共の場で行うことはすでに「いじり」ではないでしょう。しかし、それは子供たちの中でなかなか区別がつきません。人によってどこまでがクローズな関係なのか、どこまでが「嫌だと思うことか」が異なるため、それを逸脱すると人の心を深く傷つけることとなります。人の心を深く傷つける行為は、言うまでもなくいじめ行為となります。それぞれが話し合う中で、多様な考えに触れ、自分の視野が広がっていきます。わからなかった他者の気持ちに気づかされます。深まる話し合いがそのような実を結んだことを期待しています。
各々が一つ年を重ねて、三中で学ぶ日が来ることが、今から大変楽しみになりました。
熱い、選挙戦! ~次代のリーダーを目指して~
この秋は、何かと選挙が多かった年でしたが、第三中でも熱い選挙戦が繰り広げられています。
3年生たちが部活動から引退し、大行事の体育祭、合唱祭を強いリーダーシップで大成功へと導いてきた令和6年。その3年生たちの卒業が近づいてきました。3年生たちから第三中学校のかじ取りを任されるべく、今、次年度の第三中を牽引するリーダーたちを選ぶ時となりました。
まず、その役割を引き継ごうと1,2年生の候補者たちがしっかりと選挙に立ってくれたことが素晴らしいです。彼らの中に、「みんなのために、がんばりたい!」という志があるからです。選挙ですから、当・落が出るわけですが、そんなこと関係なしに、立候補してくれた人たち、またそれを支える応援者の仲間たち全員が、素晴らしいと私は思っています。
これから、選挙公報が整い、立会演説会でその思いを語ってくれることとなります。どんな形にせよ、次年度の第三中を「より良く!」という視点で、精一杯頑張ってほしいと思います。今の3年生たちも「進化」することを掲げたからこそ、素晴らしい学校文化を磨き上げました。そんな素晴らしい先輩たちがいるうちに、いろんなものを吸収し引き継ぎ、新たな文化の創造を目指してくれることに、期待しています。
鯖をサバく! ~2年生・家庭科~
2年生が調理について学びます。
今日は学んできた知識をもとに、いよいよ実習です。包丁を使って、生魚の鯖をさばきます。いわゆる三枚おろしにして切り身を作るのです。今回、地域の先生をお招きし、プロの技を直々に教えていただけることになりました。大変ありがたいことです。
多くの生徒たちにとって、刺身以外の生の魚に触れる機会はほとんどなく、包丁を入れるのにもびくびくしていました。しかし、丁寧に教えていただいたおかげで包丁が背骨の間にすっと入るようになり、コツをつかんでいきました。小骨を取ったり、中には生魚の内臓等に寄生するアニサキスを探している様子も。このような体験こそ、自立して生きていく時に役立つのだと、つくづく思いました。
最後には、だしの入った小ベースのたれで煮ていただき、各自自宅に持ち帰ることとなりました。きっと、誇らしげに今日の食卓並ぶのではないでしょうか。ぜひ、ご家庭で苦労話を聞いてやってください!
質問教室、自主学習 ~教え合い、学び合い~
間もなく定期テストを迎えるため、部活動が停止されました。
その期間を「わからないところを教えてほしい」「一人だと心細いから、仲間と勉強したい」という声を受け、学習委員会が質問教室・自主学習の呼びかけをし、教職員も協力して、学び合いの場所をつくりました。
授業で聞けなかったところや、わからなくなってしまったところをもう一度教えてほしい、と教師の下に集うものあり。学習室で、黙々と自分の計画に沿った学習を進めるものあり。私語や笑い声なんか聞こえない、しかし、温かい学び合いが生まれている、とっても良い空気が流れていました。
テストは、やがて結果となるものですが、このような「過程」=がんばる姿をしっかりと受け止めてやらなくては、と思います。「過程」を認めてやることで、次への意欲が生まれるからです。逆に、「結果」を叱ることは意欲をそぐこと。どうしてうまくいかなかったのか、共感的に話を聞いてやって欲しいものです。
がんばる「過程」をほめ、意欲を高め、挑戦する心を育てていきたいです。
全校道徳 ~人権月間に向けて~
12月10日が世界人権宣言の日ということで、11月から12月にかけて人権について考える月間となっています。
人権の大切さは常に意識していなくてはなりませんが、特にこの機にしっかりと考えたいものです。日本国憲法のみならず、世界的にも、大切な自分の人権を意識し、だからこそ、他者の人権をしっかりと守ることの大切さに気付き、誰もがお互いを尊重し、助け合い共生していく社会の一員である、そんな意識を生徒の中に育てたいです。
全校で、気持ちをつくっていくには、全校で同じ時間に物事を共有することが一番大切と思い、校長による「全校道徳」を行いました。どの学年にも伝わるように工夫をしたつもりです。生徒たちはみんな静かに聞き、考えてくれていたようです。
私たちは人間として、異なることはたくさんあります。人種、文化、国、性別、社会的な立場。しかし、どこに住んでいようとも、どんな身なりをしていようとも、馬鹿にされたり、心や体を傷つけられたりするようなことは、絶対にあってはならない。
今日選んだ題材は、「やさしさ」です。
大きなことは、誰しもができないとあきらめてしまう。しかし、誰かに対して与えたやさしさは、さざ波のように広がっていく。小さなさざ波でも、誰かが誰かにと伝えあっていくうちに、世界中がやさしさに包まれることになる、そんな、地球的視野にも広がるお話をしました。
生徒たちの感想に、「やさしさがさざ波のように広がるなら、悪口や偏見も広がってしまうということだろうか。それはとっても恐ろしいと感じた」とあり、私の胸に刺さりました。
その通りです。
すなわち、悪口や差別や偏見が絶対にしてはいけないことだ、という共通認識を私たちは持たなくてはならないということ。した人は絶対に許されないし、反省し悔い改めなければならないんだ、ということ。
そのことが分かることで、やっと0です。
「やさしさ」のさざ波を起こすことは、小さな勇気、小さな思いやり。プラスへと向かう温かい心の行為。
そんな行動が起こせる三中生であってほしい、世界中の人のことを考えられるようになってほしいと、私は願います。
魂焦がした、県駅伝 ~祝 北信越出場~
11月に入り、さわやかな秋晴れが続きます。
11月8日もまさにそんな一日。新潟市のビッグスワンを会場に新潟県中学校駅伝競走大会が開催されました。
上越地区の覇者となった三中男子チーム。しかし、県のレベルは未知数。アップダウンで鍛えている中越山間部のチームとの戦いとなります。第1走者がビッグスワンの競技場トラックを周回し、公道へと出ていきました。ハラハラする展開。二走、三走とタスキを渡し、粘りに粘って上位陣に食らいついていきます。四走にタスキが回り、デッドヒートの戦い。せればせるほど相手がそばにいて苦しい戦いとなります。苦しみぬいてタスキが五走に、その時4位。入賞は見えたと思われました。しかし、熱い心はそんなものでは満足しません。
仲間の所に、1秒でも早く!
タスキをつなぐまで、全身全霊を傾けて走った、そのタスキが3位でアンカー第六走者へ!
走り終わって倒れこむその姿に、涙が出そうでした。(5区の走りは、なんと!区間賞でした。)
アンカーも追ってくる走者と熾烈な争い。トラックに戻ってきたアンカーにアナウンスが叫びます。
「第三中学校が3位で戻ってきました!」
順位を守りきり、県3位。入賞を目指してきた選手たちが、なんと北信越駅伝大会の切符をつかみました。地区大会の時以上に力を発揮したのです。本当に、生徒たちの持つ力は、計り知れないものだ、と感じます。自分に負けない、仲間とともに、という強い心の力が、限界を伸ばし可能性を広げていくことを目の当たりにしています。
ここまで、全校生徒、教職員、地域、保護者の皆様にいろんな場面で激励・支援をしていただいたおかげです。ありがとうございました。
北信越大会は、11月30日ともう少し時間があります。さらなる向上に向けて、今後とも支えていただけたらと思います。
生徒朝会 ~生徒が生徒に働きかける~
生徒朝会が大いに生かされています!
生徒たち全員で思いを一つにする、同じ場面で同じことを聞き合うということは、集団の向上には欠かせないことだと思います。「そのことにはどんな目的があるのか」、を一人一人が分かっているのといないのとでは、同じようにやった活動でも全く価値が異なってくるからです。
ねらいが分からないままやる活動は、生徒自身は「受け身」、そして一番良くないのは「やらされ感」です。その意義をとらえてやることで、振り返る価値、つまり「成長を認識する価値」が生まれるからです。
今日は鳴海会本部が、大行事であった合唱祭の振り返りを生徒全員の質問回答をもとに総括してくれました。
「集団や自己の向上のため、と責任を持ち、役割に進んで取り組めたか?」
「苦手なことにも一生懸命に取り組み、技術の向上を図ることができたか?」
と項目は続くのですが、肯定的な回答が100%に限りなく近いもので、みんなが意義を理解しひたむきに取り組み、自分たちの成長を感じることができた行事であったことがよく分かりました。一人一人の内省が、しっかりと生徒会全体の振り返りとなっていたことに、今年度鳴海会のすごさを感じました。
次は、次期リーダをえらぶ「生徒会役員選挙」です。衆議院の解散という、国の未来を決める大きな場面に出くわした生徒たち。大いに選挙への意識が高まったことでしょう。選挙管理委員会が各学年を回って選挙についてしっかりと説明したのち、今日は選挙日程について示されました。
最後は、福祉委員会から「赤い羽根共同募金について」の説明。これも、生徒たちがしっかりと説明するプレゼンを作成し、委員たちが全校に向けて発信をしました。
このように、生徒が自ら集団に働きかける。生徒朝会が素晴らしいということが、生徒会が素晴らしく、生徒主役の学校創りができているあかしだと、私はうれしくなりました。
感動の渦 ~合唱祭~
午後になり、会場アルフォーレへと移動。
いよいよ本番の時です。まず最初に声出しを兼ねて全校生徒で校歌を歌いました。第三中学校の校歌が会場に響き渡り、たとえようのない一体感が生まれました。すでに、成功!といった気持ちがさざ波たちました。
1年生は1年生らしい,はつらつとした態度で。
2年生は、本格的な大人の声への移行期で一番音程がとりづらい時期。それを乗り越え、心ひとつに。
そして、3年生。どちらのクラスも素晴らしい合唱でした。
そして、学年合唱。
これには、肝を抜かれたというか、心をわしづかみにされたとか、揺さぶられたとか、どんな表現がいいのかわかりませんでした。よくぞここまで素晴らしい合唱を。まさに「正解」のない人生という航海に船出する3年生たちの思いを思い切りほとばしらせたかのようでした。半年後の卒業式の姿がダブってしまい、目頭が熱くなりました。
すごいなぁ、子供たちって、本当に、すごいなぁ…感動が渦をなす私の心から、声にもならない言葉のかけらが、泡のように浮かんでは消え、シャボン玉のようにふわふわとアルフォーレの天井に消えていくのでした。
令和6年度 合唱祭!
いよいよ当日を迎えました!
休み明けで体調不良者がたくさん出たら・・・と不安に思っていましたが、太陽さんさん降り注ぐとても良い秋葉晴れになりました。
生徒たちは、各学年ごとに最終の練習を終え、仕上がったようです。あとは本番を待つばかり。とっても緊張してしまうとは思いますが、心を込めて歌うと思いますので、地域・保護者の皆様。温かい応援をお願いいたします。
会場込み合うと思いますが大変申し訳ありません。生徒が混乱しないで歌えることを第一にしております。
何卒、ご理解ご協力お願いいたします。
薬物乱用防止教室 ~2学年~
今日は柏崎市ライオンズクラブのみなさんを講師として、薬物の危険性について学びました。
危険薬物は、今や小中学生の身の回りにもある、と言われています。ネットで購入できたり、SNSで出会った見知らぬ人からの提供があったりするなど、危険がいっぱいです。正しい知識を持ち自分や友達を守れるよう、グループで話し合いをしながら、考えを深めていきました。
何を学んだか、ぜひご家庭で話題にしてみてください。
響け、歌声、空高く ~1年生リハーサル~
来週月曜日に合唱祭が近づいてきました。
昼休み、放課後と三中校舎が素晴らしい歌声に包まれます。「なんと、素敵なんだ!」と、歩き見つつ、感動しきりです。学級活動の時間を利用して、1学年がリハーサルをしていました。各々の学級の仕上がり具合を見合い、他から学び合い、更に練習のポイントを絞っていきます。
最後に、今年から初めて行う「学年合唱」のリハでした。本番さながらにアナウンスに従って壇上に並びました。3クラスが一つになった姿は、1年生と言えど見るものにせまる迫力がありました。そして、その歌声は…
素晴らしい響き!
声変わりもまだまだというところで、声が出しづらい男子ですが、とっても頑張っています。そして、女子の歌声の響きは先輩たちにも引けを取りません。
本番がとっても楽しみになりました。
後期・始業式
後期始業式では、各学年代表と生徒会の代表4人の決意・抱負発表がありました。4人とも、とても力強いメッセージを全校生徒に向けて発表してくれました。
その後、後期の学級学年のかじ取り役である、新級長・副級長の任命式を行いました。どのリーダーも、目が輝き希望に燃えている様子をうれしく思いました。
「2学期は、共生について、より考えるようにして欲しい。ある日自分の国の領土を奪われた人、空からミサイルが落ちてくることにおびえた毎日を過ごす人、無実なのに47年間以上牢獄につながれた人、がいる。皆さんの周りで起こる小さなトラブルやいさかい、涙を流す人の存在も、先ほどの多くの人権侵害と根っこは差がない。悲しい思いをしている人たちの苦しみを他人事と考えるのではなく、自分事として考えてほしい。それが、共感するということ。みんなが歌う合唱にも、祈りを込めて歌ってほしい」と、話しました。
前期・終業式
前期終業式では、長かった半年間を振り返りました。
4月、1年生の入学から、先日の校内駅伝大会、男子が優勝を飾った「上越地区駅伝競走大会」まで、ほんとうに長い道のりでした。各々の成長が見えるよう、また地域と結ぶ活動~遠足~や校内駅伝大会は学年ごとの取組であったため、他学年の様子もみんなで共有し振り返りたいと思い、前期の活動をまとめる動画を作成して、みんなで見ました。
3年生の部活動引退や躍動した雄姿が映る体育祭の映像など、感動がよみがえりました。「この感動を汚さない」を合言葉に、更に更に感動が深まる後期にしていきたいものです。
心に火が着く時・・・ ~合唱練習~
10月は合唱祭一色!
昼休みにも生徒たちの歌声が校舎に響きます。今日の体育館練習は3年生でしたが、体育館後方にたくさんの人群れが…
1年生たちにとって初めての中学校での合唱祭。どう進めていくのか、具体が見えなく、困っていたようです。中学校の合唱は先生たちが前に立つのではなく、生徒たちがリーダー中心に練習を積み上げます。もちろん、音楽の時間には曲想について、歌い方について、各パート別の表現の仕方等、学習をします。それに基づいて、指揮者、伴奏者や各パートリーダーたちが、クラスをまとめていきます。
1年生たちは、そこがまだまだ分からない。そのため、3年生の練習風景を学びに来たのでした。3年生の歌声に「すごい…」という声やため息。さすがの3年生たちの取り組みに、1年生たちの心にも、灯がともったようです。
あと2週間でどれくらい学級の心をまとめ上げて、素晴らしいハーモニーを創っていくのか?
本番がとても楽しみです。
世の中に働きかける ~ボランティア活動~
10月に入っても、鳴海会は確かな歩みを進めます。
全校生徒に呼びかけ、国道8号線を渡る地下道の清掃ボランティアに取り組みました。通学路でもあり、交通量の多い国道を渡るための市民の重要な通路でもあります。風に飛ばされてはいってくる枯葉や砂で汚れている地下道を生徒ボランティアたちがきれいにしてくれました。デッキブラシが足りずに、外の草取りをしてくれる生徒もいました。
地域と結び、地域に働きかけるという尊い活動と思います。汗をかきながら熱心に活動する、三中生はやはり宝です!
次の目標に向かって! ~鳴海会・生徒朝会~
先回は体育祭の振り返りをして、三中生の成長を示してくれた鳴海会・本部たち。
今回は、その成果をいかしながら、次の目標を示してくれました。次は、後期の目玉である大行事「合唱祭」に向けてです。知恵を振り絞って考えてくれた、スローガンが発表されました。そのスローガンは
天歌夢奏 (てんかむそう)
当て字の造語ではありますが、みんなの力を合わせて、今までにないすごい合唱祭にしようという決意が会長から述べられました。今後の日程を全校に示すところが、今年の本部役員のすごいところ。学習もそうですが、今後の先行きが分かることで、計画的に練習に取り組むことができます。
一日一日をみんなで力を合わせ、各学級学年の美しいハーモニーがアルフォーレのホールいっぱいに響き渡ることを想像すると、とってもワクワクしてきました。
生徒朝会 ~ 大行事の振り返り ~
体育祭という大行事が終わりました。大きな感動とやり遂げたという爽やかさに満たされた体育祭でした。しかし、行事の成果はそこで終わってはもったいないことです。何ができたか、この取組を生活にどう生かしていくか、を振り返らないことには意味がありません。
鳴海会・生徒朝会で、その振り返りを生徒会本部が行ってくれました。
全校生徒にしっかりと振り返りをしてもらった結果をタブレットでまとめ、わかりやすいグラフにしながら、三中生の大いなる成長を示してくれました。その中の項目に
「生まれた地域に愛着を持ち、より良い三中校区づくりに貢献しようとしたか」
というものがあり、できたという手ごたえを感じた生徒は58%、少しは貢献できたと思う、という生徒を合わせると全校の90%という結果でした。大変重みのある質問項目に、これだけの生徒が貢献できた実感を持っていることは、大変すばらしいことだと思います。
このことが、大人になった時に、地域や社会の中で、小さな社会貢献を積み上げていく人となっていくことにつながることを私は想像しています。
地域探訪Ⅱ
1年生たちは、意気揚々と出かけていきました。
どのグループも事前学習をいかし、たくさんの質問をして疑問を解決していました。実際に自分の目で見る、体験することで、学習がさらに深まっていく様子が伝わってきました。そして、学ぶ姿のすばらしさ。真剣なまなざしと、学ぶことが楽しい、という笑顔。なんと、素敵な瞬間でしょう!
そして、中1ながら、大人に頼らず、立派な態度・行動・言葉で地域社会の方々に、対応ができました。
地域の方々に大変お世話になりました。ぜひ、ご家庭で生徒を質問攻めにしてあげてください。
地域探訪 地域と結ぶ活動は続く! ~1年生・総合的な学習~
体育祭の熱気は過ぎ去りましたが、豊かな学びは続いています。
1年生が、職業観に根差して自分の将来を模索する、キャリア教育として地域の力をお借りするため、「地域探訪」の旅に出発です。6つの班に分かれ、自分たちの興味関心に合わせたコースを選び、3~5か所の事業所・大学等を訪問し、学んできます。
「体育祭の感動を汚さないよう、あの時と同じように班員で助け合い、多くの学びを持ち帰ってきて欲しい。目標は他の班員に自分たちが学んできたことを教えられることを目指してください」と、出発に際し、はなむけの言葉を送りました。
どんな旅になるか、とっても楽しみです!各事業所の皆様、地域の皆様、お世話になります。
感動をありがとう! ~令和6年度 体育祭~
日頃の行いのおかげか、最高の秋晴れ。神様に感謝です。
澄んだ青空と爽やかな風の中、とっても素敵な体育祭を行うことができました。限られた時間の中、みんなが先を見て行動し、全力で競技や応援に取り組みました。負けても悔しさを引きずらす、勝ってもおごらず、本当に爽やかな戦いでした。団体戦の迫力は素晴らしく、まさに汗が飛び散る熱戦。本当に、みんなが主役の素晴らしい体育祭でした。
応援合戦では、振り付け、ダンス、そしてアイデアあふれる構成と、去年のすばらしさをしのぐほど。見ている人他たちを感動の渦に巻き込みました。
すべて終わった後の解団式は、涙と、そしてとびっきりの笑顔が、グラウンド中に、そしてそのあとの教室にあふれていました。
私が一番誉めたいのは、「一隅を照らすように」しっかりと役割を果たした一人一人。
そして、話を聞くとき、全員が顔を上げて話す人の方を向いている、素晴らしい姿。
三中生は、国の宝、地域の宝です。誇らしいです。
あと2日・・・ ~令和6年度 体育祭~
体育祭が近づきます。
毎日のように、種目練習や軍団ごとのチーム練習が積み重ねられて行っています。様子を紹介したいところですが、生徒たちにとって「ネタバレ」になってしまうと思い、ぜひ当日にその雄姿を見ていただこうと、控えています。
美術部が、立て看板を作ってくれました。青・紅両軍の熱い戦いをイメージした勇壮なデザインに仕上げてくれました。14日の生徒たちの活躍に、期待していてください!
団体種目練習も開始! ~綱引き~
午後は団体種目の練習、引き続き軍団のチーム練習です。
太陽が雲に隠れ、海から爽やかな風も入り、良い天候で幸いです。団体種目の「綱引き」は久々の復活種目です。生徒たちにはとっても新鮮なようです。
熱い戦いの始まりです!
テスト終了! 体育祭に向けて・・・! ~3年生~
テストが終了しました。
質問教室や自習教室の熱気、廊下に整然と並ぶカバン、静まり返る教室に響くシャープペンの音。集中力に満ちた力を出し切り姿はとても素晴らしい三中生でした。
テスト後一転し、今度は体育祭の成功に向けて走り出した生徒たち。朝の雨でグラウンドコンディションは整い、3年生たちが学年種目の練習に取り組みました。種目は伝統の「タイヤ引き」。力と駆け引き、軍の戦略が勝利を握ります。今日は動きの確認だったのですが、みんなは次第に熱を帯び、思い切りタイヤを奪い合う姿がありました。来週は、チーム練習種目練習が加速します。怪我をしないよう、十分に水分を取りながら、練習を積み上げていきましょう。
みんなで励まし合って学ぼう! ~質問教室&自主勉強会~
定期テストが9/4,5に迫ります。
学習委員会が立ち上がりました!「一人だと、自分を甘やかしてしまいそうになるけど、みんなで励ましあって勉強しよう!」と全校に声をかけ、大会議室を会場に勉強会を設けました。
そして、「わからない!ここをもう一度教えてほしい!」という生徒の声にこたえようと、教師陣も立ち上がりました!教科に分かれて、質問教室を開いています。「戦後の国際関係について、もう一度第二次世界大戦のあたりから教えてほしい」という声にこたえていました。
なんと素晴らしい様子でしょう。大変手前味噌ですが、誇らしい姿です。これが、三中の底力です!
新時代を創るぞ! ~水泳・駅伝激励会~
夏休みが明け、生徒たちは定期テストに向けて、また、体育祭に向けて頑張っているところです。
そして、新人戦の最初の大会が9/30上越合同水泳大会から始まります。その選手たちを応援すべく駅伝の選手たちと合同で激励会が行われました(駅伝大会は9/19)。暑い夏休みにトレーニングをし、練習してきた成果を発揮すべく、選手たちは挑んでいきます。選手宣誓をする選手たちの目はとても凛々しく、今まで主役だった3年生たちの目と同じまなざしになっていました。これこそが、伝統を積み重ねていくことなんだ、とうれしく思いました。
「オリンピックで水泳の池江選手は涙した。これまでの努力は何だったのか、」と。私たちからすれば、大病を克服し競技者に復帰したことだけでもすごいこと、まして、オリンピック出場権を得て日本の代表として戦ったこと自体、まねできないこと。なのに、彼女の涙は止まりません。涙を拭いて次のように語りました。
「悔しさがないと人は成長しない。4年後のロサンジェルス五輪で、結果を出したい」と、力強く決意しました。それこそ、病気からのリハビリからここまでの努力は、並大抵なことではなかっただろう。その辛い辛い時をまた4年間やる。もっともっとつらい時間となるのかもしれません。
本当に、尊敬できる人だと思いました。
つまり、目標は自分が決めるものだし、その評価をするのも自分だということ。あきらめたり甘えたりした取り組みをまあ頑張った、と評価するのも自分。しかし、届くか届かないか、というところに目標を決め、ひたむきな努力をすることがないと、きっと達成感や自分をほめようとする気持ちは得られないでしょう。
結果ではなく、あきらめない姿勢を貫く。そんな三中生であってほしいと期待しています。
夏休み終了! ~休業後集会~
夏休みが終わり、生徒たちの明るい笑顔と元気な声が戻ってきました。
早速体育祭に向けての軍団集会が持たれ、夏休みにリーダーたちが一生懸命考えてきた各軍の応援の企画について団員たちに説明がありました。暑い夏休み中も学校に通い応援を考えたり、パネル作成に当たってくれたリーダーたちに感謝です。
そして、開けた翌日、朝から鳴海会が生徒朝会を運営。体育祭に向けてのスケジュールを可視化し、全員が迷いなくいつ何をどうやってやっていくのかを確認しました。授業でも、先を見通して示していくことが大切、と我々教師は単元を構成していくわけですが、それを体育祭に向けて示すとは、さすがの鳴海会だと感心しました。
体育祭本番まで、どんなドラマが巻き起こるのか、今からとっても楽しみになりました。
全中に向けて!
全国大会出場という偉業をたたえ、そして、さらなる活躍を祈念し、激励の懸垂幕を作成しました。
今年の全国中学校体育大会(全中)は、北信熱ブロックでの開催で、陸上競技は8月17、18日、福井県で開かれます。きっとその日も暑いのでしょうが、暑さに負けず、新潟県の代表として堂々と戦ってきて欲しいと思います。
三中生徒の応援、三中生校区の皆様の応援をたくさんいただきました。その思いを胸に、自分の持つすべてを出し切ってくれることを祈り、応援したいと思います。
尚、北信越大会は8/6.7と新潟市デンカビッグスワンにて行われます。こちらも、期待です!!!
休業前集会 ~いよいよ夏休み~
本日をもって授業日は一時中断、明日からいよいよ夏休みに入ります。
休業前集会では、4か月の成果を振り返る内省を全員で行った後、命を大切に、という当たり前の事 と、胸を震わせる感動体験をしてきて欲しい、と話しました。
人は、見たこともないことに出会うと「感動する」と簡単に説明しました。海のない県に生まれた人が、初めて柏崎の海を見たときに、言葉にならないくらいの感動が起こるんだと。つまり、みんなも小説でも映画でも、見たことのない世界と出会うことで感動が生まれる。今年はパリ五輪もある。全中大会は北陸ブロックで行われ、新潟県でやる種目もある。行こうと思えば行ける距離。いろいろな感動を得る夏にして欲しい、と話しました。
その後、北信越・全中大会に向けての激励会、そして、体育祭に向けての初の軍団集会を行いました。各軍共に、リーダーたちがそれぞれの思いを語ってくれました。みんなで勝利を目指す体育祭ロードが始まります。
大感動の9月となるよう、良い夏を過ごして欲しいものです。
さて、生徒たちの生活の基盤はご家庭となります。学校からの当たり前のような生活の決まりは示させていただきました。ご家庭のルールも確認していただき、それを守れるよう、ご支援をお願いいたします。
8月後半、笑顔での再会を楽しみにしています。
激闘!県大会全日程終了
7/13,14にソフトテニスと水泳が競技を行い、その後7/20,21に新発田市五十公野公園陸上競技場で行われた陸上競技をもって、令和6年度の県大会がすべて終了しました。
前半の13,14日は、梅雨の晴れ間ともいうべき本当にラッキーな天気で、雨に合うことなく競技が行われました。ソフトテニスも水泳も全力を出し切りながらも惜敗。
20,21日の陸上は、レースの順位ではなく、全国大会出場の標準記録を突破すると、全中に出場が決まります。何度か挑戦する機会があるとはいえ、記録との戦いはまさに、自分との戦い。陸上部のメンバーは、蒸し暑い新発田で、必死の戦いを繰り広げました。
女子200mで何度かチャレンジしてきたSさん。通信陸上は、会場はビッグスワンと素晴らしい場所なのに、あいにくの豪雨の中のレース。新発田五十公野でも、風は向かい風と、有利な条件は巡っては来ませんでした。しかし、そんなことにもあきらめることなく、予選、準決勝と、全中出場記録突破をねらい挑戦し続けました。しかし、その扉を突破することはできませんでした。応援する私も、「やっぱりだめなのか。やはり、全中出場というのは簡単なことではないんだな…」と、あきらめそうな気持ちにもなりました。
しかし、Sさんはラストチャンスといえる決勝で、25.66というすごいタイムをたたき出し、全中出場を勝ち取りました。「今回は、速いぞ!」と、見ている方にも伝わるほどの、気迫あふれる素晴らしい走りでした。ゴールで泣き崩れるSさんでしたが、すぐにそれを囲んで肩を抱き、一緒に涙する三中生・陸上部員の姿がありました。全中出場に感動した。しかし、その仲間の姿に、さらに熱いものがこみ上げました。仲間たちが、自分事のようにSさんの全中出場を喜んでいたのです。本当に素晴らしい、チームです。
三中から、3名の選手が北信越大会に出場、1名が全中に出場することになりました。北信越、全中(全国大会)に進む選手以外のすべての3年生が引退をしたわけです。その人たちの思いも一緒に連れて、次の戦いに向かってほしいものです。
租税教室 ~3年生・社会科~
今日は、市・税務課の方々から来ていただき、租税教室の授業を行っていただきました。
社会科では、律令制度の確立と共に租・庸・調などの税を広く民衆から取り、国家運営を行っていたこと、明治維新で中央集権国家として新しい税の仕組みが制度化されたことを学習してきています。そして、今は納税者として中学生も消費税を負担しています。税の学習で一番大切なのは「当事者」意識をしっかりと持つことだと思います。税を支払うことは義務ですが、それがどのように使われているかについて無関心な国民は少なくありません。税の使われ方について納得していることこそ、健全な納税者です。とかく、積みあがる国債が将来世代の負担と聞かされ続けると、若者たちは未来に希望を持ちづらくなります。正しい納税者に育ってもらいたいですが、だからこそ、政治について無関心ではない、社会は自分たちが変えられるんだ、ということこそしっかりと学習し、参政権を全うする国民に育ってほしいと、私は思うのです。
後半にクイズがありました。ぜひ、ご家庭で生徒に答えを聞いてみてください!
SOSの出し方教育 ~3年生~
市の福祉保健部の方々を講師としてお招きし、「SOSの出し方教育」の授業をしていただきました。
人生には辛いことや困っていることはつきものですが、それを自分一人で抱えてしまい、自分がつぶされてしまうことがあってはいけません。必ず誰かが話を聞いてくれる、助けてくれる、ということを知っておき、思い詰めてしまうところに行ってしまう前に、誰かに助けを求めることがとても大切です。
学校でも定期的に教育相談を行っていますが、「自分の限界」が来る前に、いろんな人たちに頼ることができるということを教えていただきました。とても大切な授業でした。
県大会参加選手応援、激励会!
7/13から始まる新潟県総合体育大会=県大会に向けて出場選手に勇気を与える激励会が行われました。
さすが、各学年ともに練習した成果があり、全校がそろうと素晴らしい力のこもった、心のこもった激励会になりました。いざ、選手たちが戦っているときには、応援している人たちの姿や声はなかなか見えるものではありません。しかし、試合に向かうとき、弱気になった時、ピンチの時、閉じた瞼の裏に三中生の必死にエールを送る姿が浮かび、すました耳に、三中生の応援の声が響きます。
本当に素晴らしい応援をしてくれました。応援団も立派でした!
7/13,14と女子ソフトテニス部は新潟市庭球場で、水泳は長岡市のダイエープロビスフェニックスプールで競技が行われます。
陸上競技は翌週、7/20,21新発田市の五十公野公園陸上競技場で行われます。選手たちの健闘を祈ります。
がんばれ!最後まで、あきらめない!
県大会、迫るⅡ ~激励会の練習・2,3年生~
今日は2,3年生がWで学年朝会でした。
それぞれ武道場と体育館に分かれて、県大会選手のために、応援練習をしていました。昨日の1年生もよかったですが、やはり2,3年生たちの迫力はすごいです。
三学年合わさった激励会は、きっと選手たちの心に火をつけることでしょう!良い会になりそうです。
県大会、迫る ~激励会の練習・1年生~
県大会が、この週末に迫ります。
本校からは、陸上競技と女子ソフトテニス、そして水泳の選手たちが出場します。先輩たちに気持ちを届けようと、1年生たちが必死に応援練習をしていました。
学年のリーダーが前に立ち、その声にみんなが続いていました。「この5倍出せる」「次は今の3倍だそう」と、励まされると、どんどん良い声が出てきました。直接応援に行ける人は少ないのですが、激励会で選手たちに熱い声援を届けて、県大会の会場に持っていってもらいたいものです。
素晴らしい練習風景でした。
着付け教室 ~1年生・家庭科~
今日は外部から講師をお招きし、和装の着付け教室を行っていただきました。
夏は、花火大会があったり、夏祭りがあったり、かつてであれば盆踊り大会があったりして、浴衣を着る機会がありました。最近は着る機会がとても少ないのが現実でしょうが、やはり、日本の伝統的な文化を肌で感じておいて欲しいものです。講師は、和装教育国民推進会議の皆様です。3クラス共に1時間ずつ大切な授業をしてくださいました。
浴衣の着方はもちろん、和装をした時の立ち居振る舞い、たたみ方まで教えてくださいました。みんなとってもりりしくなって、「馬子にも衣裳」という諺が自然と頭に浮かんできました。とても素敵でした。
きっと、保護者の方々も見れば、見ほれたことだろうと、数枚の写真ではありますが、アップさせていただきます。残念ながら、画素を上げることができませんので、ご了承ください。
お子さんから、今日の授業の感想をぜひ聞いてみてください。
七夕に願いをかけて・・・
1年生が季節感のある素晴らしい取り組みをしてくれました。
間もなく7月7日の七夕を迎えます。梅雨空もその日の夜は晴れてほしいものです。1年生たちが思い思いに短冊に願いを書き、笹の葉に結いました。玄関前のらせん階段に設置し、学校全体で参加できるようにしてくれました。
季節感を学年、学校の取組に取り入れるというのは、本当に素晴らしい。生徒たちの思いに彩が加わ絵るように思うからです。
さて、短冊の思いよ、叶えてください。
地域で育てていただきました!~2年生・職場体験学習~
7月の2,3,4日の3日間、2年生たちが職場体験学習に出かけました。
市内の35事業所の皆様に受け入れていただき、実際のお仕事を体験させていただきました。学校で事前学習した成果、マナー講座の成果はいかほどだったでしょう。事前学習が役に立たないくらい、現実社会はタフなものです。途中で体調を崩したり、勝手がわからなかったりと、ご迷惑をかけてしまった事業所もあったことと思います。働いている2年生たちを見ると、真剣な表情でした。そして、話しかけてみると、「楽しいです!」と元気で答えてくれました。
事業所の方々にご挨拶とお礼に可能な限り回らせていただきました。全てを回ることができずに、顔を出せなかった事業所様、申し訳ありません。職員が代わりに行ったことで、お許しください。様子を聞くと、「一生懸命に働いてくれました」「お客様からも誉めてもらっていましたよ」という声掛けをいただき、私もうれしくなりました。学校では学ぶことができない、本物体験をさせていただきました。やがて、社会に出る時の大切な準備になったと思っています。お金を稼ぐことの大変さ、しかし、誰かのために頑張ること、人に感謝されること、それらから得られる喜び、充実感。そんなことを地域の皆様から教わったことと思います。
今後とも、厳しく、優しく、三中生を育ててください。この経験は、今日にでも学校生活でいかされることと、とっても期待しています。
地域の皆様、事業所の皆様、本当にありがとうございました。
ボランティア当日・・・
鳴海会の呼びかけに、たくさんの有志が集まってくれました。
なんと、頼もしくも心温かな生徒たちでしょう。全ての学年から集まってくれています。日頃の清掃では中々行き届かない手洗い場の清掃をしてくれました。人数が多かった分は、さらに玄関の泥揚げ作業を進んでやってくれました。
コロナ禍、手洗いの頻度が増えたのはとてもいいことですが、もちろんその分手洗い場は汚れます。有志のみんなが手分けして、3か所の手洗い場をきれいにしてくれました。
玄関の泥は、やってもやってもたまるのはやむを得ないこと。一生懸命に泥や枯葉をかき出してくれました。排水溝の泥を上げようとしたら、とっても大きなカエルが跳びだすサプライズ!Splash Frogにみんなの笑顔もこぼれました。
心温まるとても素敵な時間が過ぎていきました。
想像・創造に間違いなし!~1年生・美術~
1年生の美術の時間をのぞいてみました。
美術室ではなく多目的室で何やら文字を見て頭をひねっていました。
この文字は、JRの駅の表示のようです。面白い書体で駅名が示されています。これを題材に、「なんて書いてあるのか「どんな印象を受けるか」「何が分かるか」「なぜ、この書体で書いたのか」など、みんなで話し合っています。
ユニークな表示なので、自然と対話が生まれていました。仲間の言葉にうなづいていたり、アイパッドを使ってさらに調べたり、どんどん考えが深まっている様子がうかがえました。
教科担任に聞いてみると、ゴシック体を選択することにも深い意味があるとのことでした。
「想像・創造することに間違いなんてないんだ。どんどん考えてみなさい」
という教科担任の言葉に、感動しました。教室は間違えるところだ、を越え、想像・創造することには一つも間違いはないんだ、という言葉にとても勇気づけられます。学びとはこうあるべきもの。自由に自分の考えを述べ合うもの。授業に関係ない話で盛り上がるのは考え物ですが、題材に引き込まれ、夢中で話し合っている様子は、とてもすばらしい!とても良い瞬間に出会えました。