お知らせ
乗車
新幹線はくたかに乗車しました!
上越妙高駅
かなり風が強かったですが,高速道路に米山ICから乗り,上越妙高駅に到着です。
いよいよ、出発!〜2年生修学旅行〜
待ちに待ったこの日が来ました!
いつもより早い集合と喜んでいます。
たくさんのことを吸収して帰ってきます!
第2回 鳴海会総会 ~令和6年度の総決算~
令和6年度第2回目の鳴海会総会が行われました。
3年生をはじめとする今年度のリーダーたちがけん引してきた鳴海会の一年間を振り返る総会です。学級討議を経て、たくさんの質問や意見が交わされました。当日の時間は限られているため、いくつかの質問意見については事前に紙面回答もしてあり、鳴海会本部役員たちの計画性としたたかなる準備に頭が下がります。
今年度の鳴海会は昨年度からさらに大きく前進したものとなりました。生徒朝会がたくさんの委員会に活用され、いろんな物事のねらいが全校生徒で共有され、一つの目標にみんなで向かって行けたことに、その成功の理由があると思います。
後輩たちは、いよいよ4月から自分たちの時代を創っていくことになります。きっと不安でいっぱいでしょう。今日の日を思い出して、先輩たちのしてきたことを思い出して、そして、「さらにより良くしたい」という気持ちさえ持てば、きっとできると思います。成し遂げられたものの上に、新たなものが積みあがっていく。進化、とはそういうものだと思います。今年の経験があれば、来年だって悪くなりようがない!
私は、三中生を信じているのです。
バリアフリー講座 ~1年生・家庭科~
1年生たちが、家庭科でバリアフリーについて学んでいます。
この日は社会福祉協議会の方々から来ていただいて、ご講義をいただきました。世の中には様々な人たちがいる。それぞれを尊重して助け合って生活をしていくことが大事だ。しかし、その人でなければ分からない困難がある。それが、「バリア」なのだ。道にある段差、高いところにボタンがある自動販売機、右利き用に作られがちなハサミ、同じようなボトルでシャンプーかコンディショナーがわからないボトルの容器など。多くの人たちが「多数(マジョリティ)」の事だけを考えがちであり、その様な考え方がともすると差別や偏見を生むこと。盲導犬を連れた目の不自由な方に、「犬の入店を拒む」お店の人がいたならば、それは法律を知らない人のすること。つまり、無知であることが困っている方々のさらなる障害になってしまうことなど、たくさんのことを教えていただきました。
バリアをなくすことに加えて、「どの人にとっても使いやすい、優しい」というユニバーサルデザインということについても教えていただきました。7つの原則を教わった1年生たちは、習う前と違った存在になったかのように感じた次第です。教育の成果は個々にある、と私は感心して見ていました。
その後は、校舎内にあるバリアを探したり、ユニバーサルな表示あがあるかどうかなど見て回っていました。このような学習を通して、心にもバリアのない大人へと成長してくれるはずです。
三中杯 Part.2
2月に入りました。
2月は月の日数も少なく、祝日もあるため早く過ぎていく感があり、「逃げる、二月」といわれています。2月が逃げてしまったとき、もう卒業式はすぐそこ…3年生たちと過ごす日々が残り少ないことを感ぜずにはいられません。
さた、今日の三中杯はパート2、学級対抗「大縄跳び」です。寒いのもなんのその、三中生の心にはめらめらと炎が燃え上がっていて、体育館は熱気に包まれました。
学年ごとに大縄飛びが開催され、各学級ごとにみんなで飛んだ合計が集計されました。さて、結果は…
第1位はなんと、1年1組!一年生が上位を席捲する結果となりました。クラスの人数が少なく小回りが利いたせいでしょうか?しかし、みんな笑顔。お互いの学年学級の良さを再確認できた、素晴らしい企画でした。
本部役員の皆さん、本当にありがとうございました。
三中杯、開催! ~鳴海会~
定期テストが終わりました。
テストにはそれ相当な知力体力を使った生徒たち。そのストレスを吹き飛ばそう!と、鳴海会が計画してくれた三中杯の第一回が開催されました。今回は、鳴海会本部が作成した、三中の先生方にまつわるクイズ。学級が班ごとになっての全校対抗戦でした。「最近洗濯機が壊れた人は?」など、なかなかレアな質問が多く、みんなで首をひねっていましtた。
全校で楽しいひと時を過ごすことができました。
こんな瞬間が、ほんとうにすばらしい!
令和6年度 最後の定期テストに向けて!
令和6年度最後の定期テストが近づいてきました。
各々、テスト計画表にのっとり学習計画を立てた生徒たち。新旧進学への熱い気持ちをかけて、最終定期テストに向かいます。その熱意にこたえたい、と質問教室に足を運ぶ先生たち。仲間と励まし合い刺激を受けながら、テスト勉強に打ち込む生徒たち。とても良い姿があります。
今よりもう一歩先の自分になるために。今よりなにがしかの変化が自分の中に生まれる。それが「学ぶ」ということ。全校朝会でも話しましたが、テストも入試も本番で大切なのは、「あきらめない」という強い意志。
がんばれ!三中生
新入生体験入学&入学説明会
いよいよ令和7年度への準備が始まりました!
毎年のことですが、小学校6年生に三中に来てもらい、授業を体験したり、生徒会から学校生活について知ってもらえるように説明を受けたりする、体験入学を行いました。この日は、保護者の皆様にもご来校いただき、別メニューとして、入学説明会も同時に開催しました。
児童たちは、どきどきわくわくして三中に来てくれたようです。
音楽・保健体育・理科と希望した授業に分かれて、それぞれの授業を体験しました。音楽では合唱をするときに良い声を出すための3原則を教わり、実際に体験してもらいました。最後に、ピアノの周りで仲間たちと関わりながら元気に歌を歌っている姿がとっても初々しく良かったです。
理科室では、顕微鏡を覗きながら微生物の世界に浸っていました。肉眼では見えない微生物が拡大されるとしっかりと心臓の鼓動が見えてたくましく生きていることに、驚いていました。
保健体育では、楽しみながら体を動かしていました。腹筋をしたり、馬飛びをしたりしながら、中学生になった時に必要な体力や俊敏性等を確認していました。小学校ではあまりやってきていない動きに、やや戸惑いつつ、入学前にもっと体力を上げよう、そんな気持ちが高まっていました。
保護者の皆様には、入学後の事務手続き等をご説明しました。「4つの異なる小学校、異なる文化が三中では、それぞれが尊重されながら、融合されていく。それが第三中学校の文化となっていきます。今年度素晴らしい活躍がありましたが、そのもとは『普段の授業』にあったと感じています。何でも言い合える、間違いを尊重しみんなで考えを積みあげていく、温かい学級風土があってこそ、一人一人が自分自身を高めようと少しずつの挑戦をした。その結果なのです。」と私は、三中教育について話をしました。
このことは、当然次年度へと引き継がれます。当たり前の事をだれにも負けないくらいにやる。そんな三中生を今後とも育んでいきます。
食べて学ぼう、日本の万博!
今日の給食には、なんとたこ焼き(丸ではなくタコの形。たい焼きのよう!)が!
そうです。今週は「万博」をテーマにした給食がメニューとなっています。今年度大阪で開かれる大阪万博。万博とは何か、少しでも生徒たちに関心を持ってもらいたいという企画です。こんなにすごいメニューは今まであったでしょうか?デザートもついて、大満足!
万博開催地をめぐる、給食の旅。その土地土地を勉強することにもなってとっても楽しい企画です。
感謝して、いただきます!
もし、災害が起きて地域に避難所ができたとしたら・・・ ~3年・防災学習~
3年生が総合的な学習の時間で「防災学習」に取り組んでいます。
地域防災について学習してきた3年生たち。もし災害が起きて地域に避難所ができたときに、地域の一員として自分たちに何ができるか、をテーマに学習を深めてきました。各班ごとにテーマを設定し、自分たちにできることについて考え、発表しました。避難所の実際について学習した成果を踏まえ、孤立したご老人、思うように遊んだりできずストレスが溜まる幼児、着替えや授乳等に困る方々等々をイメージして、自分たちに何ができるかを提案しました。
発表会では、柏崎市のNPO「まちから」から4名をお招きし、発表についての評価や助言をいただきました。また、実際に能登半島地震の避難所ボランティアに参加された経験談を話していただきました。生々しい災害の様子や避難所の厳しさを伝えていただきました。輪島市では住民の半数が避難所生活になったことを教えていただきました。
「柏崎市だとしたら3万人を超える人たち全てが避難所での生活となると考えると、いかに被害が甚大であり、生活が困難であるかが想像できるでしょう」という話は、とても説得力がありました。
ちょうど今日は阪神淡路大震災が起きた日。あの日から30年がたったと言います。地震災害は、いつどこで起きても不思議ではない日本に住んでいる私たち。今後、どこで生活することになっても、この防災学習を忘れずに、役立てていきたい、そう振り返っている3年生たちでした。
希望を胸に・・・ ~リーダー研修スタート!~
令和7年度を牽引する鳴海会のリーダーたちが先日決定したことを受け、いよいよリーダーとしての心構えを固めていくリーダー研修が始まりました。
一番最初に講話をとお願いされ、私が話をしました。久々に黒板を使いミニ授業のように一人一人に問いかけたり考えを聞いたりしながら、今後直面する不安や心配事についての心構えを話しました。各々の部署の中で先頭に立つ、部員の気持ちをまとめる、役割を明確にしてより良い日常を創っていくことは、簡単なことではありません。仕事に穴があいたり、思いが伝わらなかったりすることは十分起こりうること。
私が伝えたことは「正しいこと」だからといっても、伝え方を誤ると人は動いてはくれないこと。反対意見や無関心から動いてくれない人がいたときに、どうまとめていくことが大切なのか、具体的な場面を提示して考えてもらいました。集団をまとめ集団の営みを成立させていくことは一つの「政治」です。一人一人の意見を聞くことは大切ですが、全ての人が納得する社会を作り上げるのは非常に厳しいこと。多様性の尊重とともに、「よりよく生きる」という崇高な目標に向けて大勢を束ねていかなければなりません。現実社会、世界の様子を見ても異なる価値観同志がぶつかり合い、争いや戦争が起こっている状況や、意見対立から、どちらにも勧めない膠着による停滞が起こり、社会がうまく回らない様子が伝わってきます。
リーダーたちがその立場で経験していく学びは、そんな実社会で様々な人たちと共生し協力し協働して生きていくために、何が必要かが分かっていく、とても貴重な学びとなります。授業を通して学ぶこと以上に大切なことを学ぶことでしょう。そんなリーダーたちに期待し、話を終えました。
現会長からも、リーダーとしての意識の持ち方や振る舞い方について話があり、1,2年生たちの背筋が伸びている様子が伝わりました。本番となる前に、こうやって一つ一つ学んでいけることは幸せなことです。一歩一歩の歩み、その挑戦がみんなの力となる。失敗して当たり前。そこからたくさん学び成長してほしいものです。
三中杯に向けて! ~学年朝会~
鳴海会が企画する「三中杯」が今年も行われます。
これは、全校で楽しい種目を通して競い合い、学級の和を深め学年を越えて縦横の絆を深めていくことがねらいです。第1回目は学級ごとの「大縄跳び」です。1,2年生がそれに向けての練習に取り組みました。朝から元気に縄を飛んでいました。2年生はテンポをそろえるために、自然と声掛けが始まり、とっても良い雰囲気で飛んでいました。本番に期待が持てそうです。1年生は、練習後はしっかりと元の隊形に戻って振り返りをしていたのは立派でした。すでに、先輩となる準備がもうできています。
さて、本番の三中杯の盛り上がりが楽しみです!
寒さを吹っ飛ばせ‼ ~柔道~
1年生たちが武道場に集合していました。
寒い中でしたが、畳をしいて武道の単元の学習が始まりました。第三中では柔道を行います。男女ともに柔道着を着て帯を締めている姿が何とも凛々しい。中学校では、柔道の技を身に付けるというよりも、しっかりとした受け身を覚えます。受け身を身に付けることで、怪我をしない、頭を守る身のこなしができるようになることには、大きな意義があると感じます。自転車やスキースノボなどで、生きていくうえで怪我は付き物ですが、大怪我にしないようにするために、受け身はとても大事な技術といえます。
体からほのかに湯気が上がるような、そんな楽しい授業風景でした。
新生徒会・委嘱式
連休が明けて、1月もあっという間に半ばに差し掛かりました。もはや、正月気分ではいられませんね。
生徒朝会は、そんな気持ちを吹き飛ばすような新リーダーたちの熱い思いに満ちた、委嘱式が行われました。令和7年度の第三中を引っ張っていくリーダーたちです。役員選挙後、来年度の鳴海会をしっかりと想像しながら、自分はどんな役割を担うべきかを、1,2年生たちは考えて来ました。そして、鳴海会の本部役員や、各委員会の委員長をだれに託すべきかを考え、多くの立候補や推薦が出てきました。そして、最後には面接をして意気込みを語ってもらったうえで選ばれたリーダーたちです。選挙で選ばれた、新生徒会長から委嘱状が手渡されました。
ステージ下に並んだリーダーたちは、緊張感があり、引き締まったいい表情をしていました。代表者が、抱負を述べてくれましたが、来年度を素晴らしい年にしていく、という強い決意を感じました。リーダーたちが方向を示す、みんなが協力し盛り上げていく。3年生たちが安心して巣立てるよう、在校生たちの頑張りに期待です。
2025年、初登校日 ~巳年に期待を込めて~
長期休業が終わり、2025年になって最初の登校日を迎えました。
生徒を笑顔にして迎えたいと、この日に向けて職員がお迎えのボードを作ってくれました。ちょっとでも学校に来て元気になってくれたら、と。我が職員ながら、こんな気遣いをしてくれることに、心が温まりました。
玄関で生徒を迎えましたが、久しぶりに見る顔ながら笑顔に満ちていて、元気をもらいました。
学校に、笑顔と元気な声があふれ、まさに学校が生き返ったことを感じます。これからも学校は、生徒たちが自立し夢を描いて生活をしていく力を蓄える「希望の場」となるよう、教職員一同力を合わせてまいります。
保護者の皆様、地域の皆様の温かいご支援を尚一層賜りますよう、お願い申し上げます。
柏崎市刈羽郡中学校 生徒会交歓会
冬休みに入りました。
年末年始に当たるこの休みは、2024年を振り返るとともに、元旦には新年の決意をもって「新たなる挑戦をする自分」になって、休み明けに再会しようと、休業前集会で話しました。
毎年この時期に、来年度のリーダーたちが集って自分たちの考える生徒会を語り合う、「生徒会交歓会」が開かれます。今年度は第五中学校が会場です。選挙で選ばれた新会長・副会長たちの初仕事といえます。一人一人が別々のグループに分かれ、それこそ三中の代表として堂々と意見を述べていました。グループ発表に当たった三中・副会長は、グループ協議の内容をわかりやすく発表していて、とても頼もしく見えました。
どの学校のリーダーも、経験は浅いわけですが、「こんな学校に、生徒会にしたい!」という強い夢や目標を持っている人たちばかりだったことでしょう。大いに刺激を受けたことと思います。三中生は人数も多い分多様な集団。一人一人の多様性を尊重しながらも、みんなの思いを一つにしていけるよう、素晴らしい取り組みを積み重ねていってくれることを期待しています。
とても、良いきっかけをいただいた交歓会でした。
マイナスをプラスに! ~中庭のひと時~
学級閉鎖が解除され、久々に全校がそろった今日。
朝は、放射冷却で雪が凍ってがりがりでした。でもその代わり、久々に晴れる日なのかな、と思わせたのもつかの間、お昼には深々と雪が降り積もりました。私など、「あぁ、車に雪が積もって、落すの嫌だなぁ…」と、少し憂鬱に。
ふと、中庭を見ると元気に遊ぶ三中生の姿がありました。雪があったら、雪だるまを作ろう!雪合戦をしよう!
子供らしい、素晴らしい、頼もしい、そしてほほえましい三中生の姿がありました。この発想がとても生き方の違いを生むことだ、と感じます。雪かきは嫌だ! → いい筋トレ!ダイエット!と考えるだけで本当に変わってくるものです。汗をかいた後の〇〇はおいしい!ご飯だっておいしい!
生徒の姿に元気と勇気をもらいました。
作品展示会、大盛況!
保護者面談に合わせて開催している作品展示会ですが、昼休みにはたくさんの生徒たちが鑑賞に来ています。
他学年の作品についてもしっかりと鑑賞し、緻密な絵や迫力ある作品に見入っていました。特に、3年生たちの描いただまし絵や3D技法の絵、iPadを使って工夫した作品がとても好評のようです。生徒たちの視野を広げるいい機会となりました。
保護者面談が金曜日で終わりとなります。足元の悪い中でしたが、ご来校ありがとうございました。
保護者の皆様と生徒たちを真ん中に置いた良い話し合いができたと、教職員一同大変喜んでいます。今後も、生徒たちとお互いのかかわる場所で、役割を分け持ちながら、しかし、子供たちのよりよい成長を目指すという方向性は一つにして、連携・協働していきたいと考えます。
年末年始をご家族で幸せに過ごされますよう、ご祈念いたします。何より、安全安心な冬休みとなりますよう、ご支援ご指導ください。
ご来校いただき、ありがとうございます! ~保護者面談~
例年より冬らしいこの12月。冬めいているのかどうなのか、梅雨のように雨が降り続き、土砂崩れ等の警戒が必要な日が続いています。
そんな悪天候の中、保護者面談が始まっています。足元が悪いところ、ご来校いただき本当にありがとうございます。これから冬休み、そして新年を迎える頃。子どもたちとの会話が増える時と思います。良さをほめて伸ばし、改善すべきところについては「こうしていくと、こんな風に良いことがある」と、ご助言ください(〇〇〇したら、×××を買ってあげる、というのは禁物。学習動機の劇薬です。一回は劇的に効きますが、買ってあげなくなると、尚のことやらなくなる、という実験結果があります)。
面談に合わせて、多目的室で技能教科の作品展を開催しています。日頃の頑張りや、素晴らしい表現力が見れて、私も驚きました。テストをやる教科だけで人は測れない、とつくづく思い知らされます。社会に出て大切なことは「表現力だ」とよく言われることです。作品展には頼もしい三中生の姿がありました。
3年生の「飛び出してくるような!」すごい表現力に驚きました。紙の世界は2次元ですが、工夫により立体である3次元に見えるのが、素晴らしいです。絵なのに、どう見つめても目が追いかけてくる絵など、とっても不思議でした。
ぜひ、見に来てください。
まさに生徒が主役の学校 ~生徒朝会・鳴海会~
生徒朝会がとっても充実しています。
給食委員会と、学習委員会と体育委員会と3つの委員会が生徒朝会を活用して、全校生徒に呼びかけました。
給食委員会は、普段あまり気にすることなく、当たり前のように食べている給食の裏側を紹介。朝八時には野菜などの食材が届き、調理員さんたちはそこから仕事が始まっていること。多くはないスタッフで約800人分の給食を作ってくださっていることなどが紹介されました。日頃の感謝をメッセージにして届けよう、という呼びかけは大変心温まるものでした。
学習委員会からは、新刊の紹介や図書質の利用の呼びかけについて。これをしたのは2年生の学習委員会で、3年生たちはなんと!「3年生だから言える、学習の意味」といったもの。私たちはなぜ、学ぶ必要があるのかについて、具体的に以下の3点を挙げて説明してくれました。
➀ 将来性の多様化 学ぶことで自分たちの可能性が広がっていく。
② 社会性の向上 知識が増えることや世界観が広がることで、魅力ある人間に成長できる。
③ 知識欲の増加 学ぶことで知りたいことが分かる。そうするとさらに、いろんなことを知りたくなり、自分が高められてい行く。
なんと素晴らしい。まさに「学習とはやらされるものではないんだ!」ということを、自らの経験に基づき述べてくれました。最後に、学習委員長から、総括。
「あきらめずに何事も一生懸命に取り組むという、人として大切なことを、学習するということによって、身に付けていっているんだ。だからこそ、みんなで頑張ろう!」
すばらしい。本当に素晴らしい言葉でした。
体育委員会からは、冬季間になって体育館等で遊ぶ機会がより増えていますが、バドミントンなどの用具の正しい使い方について話がありました。破損は起こりうることですが、誠実に報告をすること、とても大切な連絡でした。
いいぞ!鳴海会‼
デビュー戦!やり切りました! ~吹奏楽部~
土曜日に、上越地区の吹奏楽アンサンブルコンテストがありました。
昨年は夏以降、部員が一人という状況を乗り越え、今年度は8人の吹奏楽部。
1年生は正式に入部したものの、数か月しか活動期間がないため、夏のコンクールには残念ながら出場ができません施した。この度、アンサンブルコンテストに、満を持して出場。上越文化会館で大緊張のコンクールデビューを飾りました。私もドキドキして鑑賞していました。8人の呼吸はしっかりと整い、立派な演奏でした。本当に素晴らしかった!
終わってから声を掛けましたが、演奏前とは違ったいい笑顔でした。緊張が、小さな自信に変わった瞬間です。
2年生部長が待ちに待ったこの時。頼もしい部長、そして素敵な部員たちでした。
世界の果てから、日本を見つめて ~2年生・生き方講演会~
2年生の生き方講演会が開かれました。
講師は、長岡市国際交流センターのセンター長を務めていらっしゃる羽賀友信さんです。
羽賀さんは、獣医師で、世界66か国を訪問。特に、貧困地域や戦争下で大変な生活を強いられている方々への支援活動を行ってきた方です。アフリカや中東諸国など、今でも政情は大変不安定で、その支援の方法等について、日本政府からも羽賀さんに相談が、今でも、きているそうです。
まさに、世界を知る羽賀さん。しかし、その口調はとても優しく易しい言葉を使いながら、中学生に話しかけてくださいました。
ブータンの人々の慎ましくも高い精神性をもった生き方について。
「3000mの高山に都市があるブータン。とても寒いです。しかし、国王や大臣はストーブに火を入れません。どうしてだと思いますか?」と、問います。ぽかんとする、中学生。「人々が燃料が足りず寒い思いをしている。自分だけが、温かい思いはできません」、と理由を話してくれました。「ブータンでは、偉いというのは権力や財力があることではなく、人々の模範となる人たちのことをいうのです」というお話は、私にも響きました。
羽賀さんはいろいろなスライドを見せて、様々な国について話してくれました。
「楽しそうに泳いでいる子供たち。プールですか?違いますね。池でしょうか?これは、ソビエト今のロシアが撃ち込んだミサイルで陥没した穴に、水がたまったものですよ」とアフガニスタンについて話してくれました。
「これは何かわかりますか。外ですね。屋根がないですね。黒板もないですね。学校です」と、アフガニスタンの学校の様子。「でもね。彼女たちは言うんです。学校に行きたい。学びたい。学べる私たちは幸せだと」。
「この赤・白の石は何かわかりますか。赤い石の方に入ってはいけないという印です。そちら側は、地雷が撤去されていないんです。」2年生たちからは、声も出ません。寝ている生徒など一人もいません。真剣に、スライドに、羽賀さんのお言葉に向き合っています。
これだけでも、羽賀さんが三中生徒に出合わせた事実は、とてつもない力があったと思います。当たり前のような日本人の生活は、全く当たり前ではないんだ、ということ。そのことを実感しそのことを大切にしながら、そうではない人たちのことを考えられるようになることは、とてもすごいことです。単純に年齢を重ねてもなかなか感じられないこと。そんな大切なことを74歳の羽賀さんは、生徒たちに伝えてくれたのです。
「なぜと考えること、論理的な思考はとても大切です。自分が何かを話すとき、『なぜなら、〇〇〇~』という癖をつけると良いですよ。そして、同情ではなく、その人たちの思いに共感する心を持ってほしい。同情は他者をかわいそうと思うこと。何ら行動にはつながりません。共感とは、その人の立場が自分だったらどんな気持ちだろうと想像する力。そうすると、何とか力になってやらなくては、と行動が生まれます。そんな行動力を身につけてほしいです。」冗談めいて、自分の遺言だよ、とおっしゃる羽賀さんの優しい笑顔が忘れられません。
アフガニスタンの女子生徒が言ったように、「学ぶことは、自分が一人で生きていけるようになること。学校は、自分に力をつけてくれるとても大切な場所」。この言葉は、私の心にも突き刺さっています。生徒たちとともに、大事にしていきます。
羽賀さん、本当にありがとうございます。生徒たちは、羽賀さんの言葉を心に灯していってくれるでしょう。
令和7年度 鳴海会役員選挙
いよいよ令和7年度という名の付くものが出てきました。
3年生から鳴海会を引き継ぐ「令和7年度の鳴海会役員」を選ぶ、選挙の時となりました。候補者たちは、朝のあいさつに立ったり、昼の放送で自分の考えを述べたりと選挙活動を行ってきました。最後となる活動が、この立会演説会です。今年の良さを引き継ぎつつ、自分たちはどんな三中を作っていくか、真剣に自分の公約を述べました。候補者を支えてきた責任者の応援演説も、立派なものでした。当落という結果は出ますが、「自分たちの学校生活をしっかりと見つめなおし、より良くしようと考え、それを堂々と発表できたこと」に価値があります。大人でもなかなかしていない貴重な経験をしたのだと思います。ステージに立った人たちが全員が成長できた、そして、その人たちがリーダーとなり、良きフォロワーとなり、新たなる三中の時代を創っていってほしいと期待しています。緊張したことでしょう。大変お疲れさまでした。また、選挙を取り仕切ってきた、選挙管理委員会の活動も素晴らしかったです。ありがとうございました。
魂、焦がせ! ~北信越駅伝競走大会~
先般の上越地区駅伝を優勝し、新潟県駅伝では3位に入賞を果たした第三中・男子駅伝チーム。
これは、三中の長い歴史でも初の快挙です。その偉業をたたえるとともに、当日の激走を祈念し、生徒玄関右に懸垂幕を掲げました。地域の皆様、温かい応援、ご支援、本当にありがとうございます!
夏の全中出場とともに、二本の懸垂幕が並んだことは、令和6年度の素晴らしい成果であると言えます。
その北信越駅伝が週末の11/30に迫ってきました。会場は、長野運動公園総合運動場 長野市営陸上競技場周回コースです。北信越五県の代表が集まるレベルの高いレースになるのでしょうが、新潟県の代表として、堂々と信濃路を駆け抜けてきて欲しいものです。願うは、選手全員の自己ベスト。あきらめない!という強い気持ちで走り切ってくれることに期待します。
がんばれ、三中!
伸ばせ、力!夢実現は自らの手で!
11月も後半。3年生にとって卒業とともに、高校入試も近づいてきます。
入試は「中学時代にどのくらいの学力を身につけてきたのか」を見定めるものです。なぜなら、高等学校での学習は義務ではなく自ら望んで受けに行くもの。義務教育で身につけた学力をもとにそれをさらに磨いていく、その上にさらなる知識・能力を積み上げていくもの。土台がしっかりしていない地盤には、物は積みあがっていかないわけです。
入試までに、3年生たちは学習の確認テストを受け、自分の力試しをします。志望校に入学するための力がどれだけついているか、その平均値や伸び具合が重要な参考資料となります。3年生にとってその力試しはあと2回。
来週の11月26日がその第3回目。部活動引退後、3年生たちは部活動に費やしてきた時間を3年間の総まとめの学習に励んできたことでしょう。伸びを感じつつも、同時に苦手がはっきりとわかってきたのだともいえます。そんな弱点を克服したい!という思いに、協力するぞ!と、立ち上がった先生方が希望者を対象に学習会を開いてくれました。熱心なやり取りに、真剣さ必死さが伝わってきました。このがんばる気持ちが、きっと最後の粘り強さになっていくと思います。学校は学びの場。授業を大切に、先生方に大いに頼って自分の力を伸ばしていってほしいです。
三中校区絆スクール集会 ~いじめ見逃しゼロスクール集会~
三中校区の絆スクール集会が行われました。
人権を考える月間の恒例の取組として、毎年開催しています。参加者は三中校区の小学校6年生と、第三中の中1生徒たちです。親睦を深めて中学校入学への期待を高めていくこと、やがては先輩・後輩となる関係の中、同じ集団の構成員として、人と人とが思いやり認め合って共生していくことの大切さを考えていくことを目的として、そして、いじめのような重大な人権侵害があってはならないという思いを共有すること、を目的とした会です。
各小学校のリーダーたちも、心を打ち溶けるアイスブレーキングや話し合いの進行指示等、堂々とした態度で行っていました。輪になって話し合いを深めている様子は、とても心が温まるとともに、頼もしい感じがしました。
その話し合いは、全員で動画を見て考えるというもので、「いじりといじめ」についてを考える内容でした。いじり、というものは仲の良いもの同士、認め合う者同士のクローズな関係(広まりに限度がある)の中で行われるものです。公共の場で行うことはすでに「いじり」ではないでしょう。しかし、それは子供たちの中でなかなか区別がつきません。人によってどこまでがクローズな関係なのか、どこまでが「嫌だと思うことか」が異なるため、それを逸脱すると人の心を深く傷つけることとなります。人の心を深く傷つける行為は、言うまでもなくいじめ行為となります。それぞれが話し合う中で、多様な考えに触れ、自分の視野が広がっていきます。わからなかった他者の気持ちに気づかされます。深まる話し合いがそのような実を結んだことを期待しています。
各々が一つ年を重ねて、三中で学ぶ日が来ることが、今から大変楽しみになりました。
熱い、選挙戦! ~次代のリーダーを目指して~
この秋は、何かと選挙が多かった年でしたが、第三中でも熱い選挙戦が繰り広げられています。
3年生たちが部活動から引退し、大行事の体育祭、合唱祭を強いリーダーシップで大成功へと導いてきた令和6年。その3年生たちの卒業が近づいてきました。3年生たちから第三中学校のかじ取りを任されるべく、今、次年度の第三中を牽引するリーダーたちを選ぶ時となりました。
まず、その役割を引き継ごうと1,2年生の候補者たちがしっかりと選挙に立ってくれたことが素晴らしいです。彼らの中に、「みんなのために、がんばりたい!」という志があるからです。選挙ですから、当・落が出るわけですが、そんなこと関係なしに、立候補してくれた人たち、またそれを支える応援者の仲間たち全員が、素晴らしいと私は思っています。
これから、選挙公報が整い、立会演説会でその思いを語ってくれることとなります。どんな形にせよ、次年度の第三中を「より良く!」という視点で、精一杯頑張ってほしいと思います。今の3年生たちも「進化」することを掲げたからこそ、素晴らしい学校文化を磨き上げました。そんな素晴らしい先輩たちがいるうちに、いろんなものを吸収し引き継ぎ、新たな文化の創造を目指してくれることに、期待しています。
鯖をサバく! ~2年生・家庭科~
2年生が調理について学びます。
今日は学んできた知識をもとに、いよいよ実習です。包丁を使って、生魚の鯖をさばきます。いわゆる三枚おろしにして切り身を作るのです。今回、地域の先生をお招きし、プロの技を直々に教えていただけることになりました。大変ありがたいことです。
多くの生徒たちにとって、刺身以外の生の魚に触れる機会はほとんどなく、包丁を入れるのにもびくびくしていました。しかし、丁寧に教えていただいたおかげで包丁が背骨の間にすっと入るようになり、コツをつかんでいきました。小骨を取ったり、中には生魚の内臓等に寄生するアニサキスを探している様子も。このような体験こそ、自立して生きていく時に役立つのだと、つくづく思いました。
最後には、だしの入った小ベースのたれで煮ていただき、各自自宅に持ち帰ることとなりました。きっと、誇らしげに今日の食卓並ぶのではないでしょうか。ぜひ、ご家庭で苦労話を聞いてやってください!
質問教室、自主学習 ~教え合い、学び合い~
間もなく定期テストを迎えるため、部活動が停止されました。
その期間を「わからないところを教えてほしい」「一人だと心細いから、仲間と勉強したい」という声を受け、学習委員会が質問教室・自主学習の呼びかけをし、教職員も協力して、学び合いの場所をつくりました。
授業で聞けなかったところや、わからなくなってしまったところをもう一度教えてほしい、と教師の下に集うものあり。学習室で、黙々と自分の計画に沿った学習を進めるものあり。私語や笑い声なんか聞こえない、しかし、温かい学び合いが生まれている、とっても良い空気が流れていました。
テストは、やがて結果となるものですが、このような「過程」=がんばる姿をしっかりと受け止めてやらなくては、と思います。「過程」を認めてやることで、次への意欲が生まれるからです。逆に、「結果」を叱ることは意欲をそぐこと。どうしてうまくいかなかったのか、共感的に話を聞いてやって欲しいものです。
がんばる「過程」をほめ、意欲を高め、挑戦する心を育てていきたいです。
全校道徳 ~人権月間に向けて~
12月10日が世界人権宣言の日ということで、11月から12月にかけて人権について考える月間となっています。
人権の大切さは常に意識していなくてはなりませんが、特にこの機にしっかりと考えたいものです。日本国憲法のみならず、世界的にも、大切な自分の人権を意識し、だからこそ、他者の人権をしっかりと守ることの大切さに気付き、誰もがお互いを尊重し、助け合い共生していく社会の一員である、そんな意識を生徒の中に育てたいです。
全校で、気持ちをつくっていくには、全校で同じ時間に物事を共有することが一番大切と思い、校長による「全校道徳」を行いました。どの学年にも伝わるように工夫をしたつもりです。生徒たちはみんな静かに聞き、考えてくれていたようです。
私たちは人間として、異なることはたくさんあります。人種、文化、国、性別、社会的な立場。しかし、どこに住んでいようとも、どんな身なりをしていようとも、馬鹿にされたり、心や体を傷つけられたりするようなことは、絶対にあってはならない。
今日選んだ題材は、「やさしさ」です。
大きなことは、誰しもができないとあきらめてしまう。しかし、誰かに対して与えたやさしさは、さざ波のように広がっていく。小さなさざ波でも、誰かが誰かにと伝えあっていくうちに、世界中がやさしさに包まれることになる、そんな、地球的視野にも広がるお話をしました。
生徒たちの感想に、「やさしさがさざ波のように広がるなら、悪口や偏見も広がってしまうということだろうか。それはとっても恐ろしいと感じた」とあり、私の胸に刺さりました。
その通りです。
すなわち、悪口や差別や偏見が絶対にしてはいけないことだ、という共通認識を私たちは持たなくてはならないということ。した人は絶対に許されないし、反省し悔い改めなければならないんだ、ということ。
そのことが分かることで、やっと0です。
「やさしさ」のさざ波を起こすことは、小さな勇気、小さな思いやり。プラスへと向かう温かい心の行為。
そんな行動が起こせる三中生であってほしい、世界中の人のことを考えられるようになってほしいと、私は願います。
魂焦がした、県駅伝 ~祝 北信越出場~
11月に入り、さわやかな秋晴れが続きます。
11月8日もまさにそんな一日。新潟市のビッグスワンを会場に新潟県中学校駅伝競走大会が開催されました。
上越地区の覇者となった三中男子チーム。しかし、県のレベルは未知数。アップダウンで鍛えている中越山間部のチームとの戦いとなります。第1走者がビッグスワンの競技場トラックを周回し、公道へと出ていきました。ハラハラする展開。二走、三走とタスキを渡し、粘りに粘って上位陣に食らいついていきます。四走にタスキが回り、デッドヒートの戦い。せればせるほど相手がそばにいて苦しい戦いとなります。苦しみぬいてタスキが五走に、その時4位。入賞は見えたと思われました。しかし、熱い心はそんなものでは満足しません。
仲間の所に、1秒でも早く!
タスキをつなぐまで、全身全霊を傾けて走った、そのタスキが3位でアンカー第六走者へ!
走り終わって倒れこむその姿に、涙が出そうでした。(5区の走りは、なんと!区間賞でした。)
アンカーも追ってくる走者と熾烈な争い。トラックに戻ってきたアンカーにアナウンスが叫びます。
「第三中学校が3位で戻ってきました!」
順位を守りきり、県3位。入賞を目指してきた選手たちが、なんと北信越駅伝大会の切符をつかみました。地区大会の時以上に力を発揮したのです。本当に、生徒たちの持つ力は、計り知れないものだ、と感じます。自分に負けない、仲間とともに、という強い心の力が、限界を伸ばし可能性を広げていくことを目の当たりにしています。
ここまで、全校生徒、教職員、地域、保護者の皆様にいろんな場面で激励・支援をしていただいたおかげです。ありがとうございました。
北信越大会は、11月30日ともう少し時間があります。さらなる向上に向けて、今後とも支えていただけたらと思います。
生徒朝会 ~生徒が生徒に働きかける~
生徒朝会が大いに生かされています!
生徒たち全員で思いを一つにする、同じ場面で同じことを聞き合うということは、集団の向上には欠かせないことだと思います。「そのことにはどんな目的があるのか」、を一人一人が分かっているのといないのとでは、同じようにやった活動でも全く価値が異なってくるからです。
ねらいが分からないままやる活動は、生徒自身は「受け身」、そして一番良くないのは「やらされ感」です。その意義をとらえてやることで、振り返る価値、つまり「成長を認識する価値」が生まれるからです。
今日は鳴海会本部が、大行事であった合唱祭の振り返りを生徒全員の質問回答をもとに総括してくれました。
「集団や自己の向上のため、と責任を持ち、役割に進んで取り組めたか?」
「苦手なことにも一生懸命に取り組み、技術の向上を図ることができたか?」
と項目は続くのですが、肯定的な回答が100%に限りなく近いもので、みんなが意義を理解しひたむきに取り組み、自分たちの成長を感じることができた行事であったことがよく分かりました。一人一人の内省が、しっかりと生徒会全体の振り返りとなっていたことに、今年度鳴海会のすごさを感じました。
次は、次期リーダをえらぶ「生徒会役員選挙」です。衆議院の解散という、国の未来を決める大きな場面に出くわした生徒たち。大いに選挙への意識が高まったことでしょう。選挙管理委員会が各学年を回って選挙についてしっかりと説明したのち、今日は選挙日程について示されました。
最後は、福祉委員会から「赤い羽根共同募金について」の説明。これも、生徒たちがしっかりと説明するプレゼンを作成し、委員たちが全校に向けて発信をしました。
このように、生徒が自ら集団に働きかける。生徒朝会が素晴らしいということが、生徒会が素晴らしく、生徒主役の学校創りができているあかしだと、私はうれしくなりました。
感動の渦 ~合唱祭~
午後になり、会場アルフォーレへと移動。
いよいよ本番の時です。まず最初に声出しを兼ねて全校生徒で校歌を歌いました。第三中学校の校歌が会場に響き渡り、たとえようのない一体感が生まれました。すでに、成功!といった気持ちがさざ波たちました。
1年生は1年生らしい,はつらつとした態度で。
2年生は、本格的な大人の声への移行期で一番音程がとりづらい時期。それを乗り越え、心ひとつに。
そして、3年生。どちらのクラスも素晴らしい合唱でした。
そして、学年合唱。
これには、肝を抜かれたというか、心をわしづかみにされたとか、揺さぶられたとか、どんな表現がいいのかわかりませんでした。よくぞここまで素晴らしい合唱を。まさに「正解」のない人生という航海に船出する3年生たちの思いを思い切りほとばしらせたかのようでした。半年後の卒業式の姿がダブってしまい、目頭が熱くなりました。
すごいなぁ、子供たちって、本当に、すごいなぁ…感動が渦をなす私の心から、声にもならない言葉のかけらが、泡のように浮かんでは消え、シャボン玉のようにふわふわとアルフォーレの天井に消えていくのでした。
令和6年度 合唱祭!
いよいよ当日を迎えました!
休み明けで体調不良者がたくさん出たら・・・と不安に思っていましたが、太陽さんさん降り注ぐとても良い秋葉晴れになりました。
生徒たちは、各学年ごとに最終の練習を終え、仕上がったようです。あとは本番を待つばかり。とっても緊張してしまうとは思いますが、心を込めて歌うと思いますので、地域・保護者の皆様。温かい応援をお願いいたします。
会場込み合うと思いますが大変申し訳ありません。生徒が混乱しないで歌えることを第一にしております。
何卒、ご理解ご協力お願いいたします。
薬物乱用防止教室 ~2学年~
今日は柏崎市ライオンズクラブのみなさんを講師として、薬物の危険性について学びました。
危険薬物は、今や小中学生の身の回りにもある、と言われています。ネットで購入できたり、SNSで出会った見知らぬ人からの提供があったりするなど、危険がいっぱいです。正しい知識を持ち自分や友達を守れるよう、グループで話し合いをしながら、考えを深めていきました。
何を学んだか、ぜひご家庭で話題にしてみてください。
響け、歌声、空高く ~1年生リハーサル~
来週月曜日に合唱祭が近づいてきました。
昼休み、放課後と三中校舎が素晴らしい歌声に包まれます。「なんと、素敵なんだ!」と、歩き見つつ、感動しきりです。学級活動の時間を利用して、1学年がリハーサルをしていました。各々の学級の仕上がり具合を見合い、他から学び合い、更に練習のポイントを絞っていきます。
最後に、今年から初めて行う「学年合唱」のリハでした。本番さながらにアナウンスに従って壇上に並びました。3クラスが一つになった姿は、1年生と言えど見るものにせまる迫力がありました。そして、その歌声は…
素晴らしい響き!
声変わりもまだまだというところで、声が出しづらい男子ですが、とっても頑張っています。そして、女子の歌声の響きは先輩たちにも引けを取りません。
本番がとっても楽しみになりました。
後期・始業式
後期始業式では、各学年代表と生徒会の代表4人の決意・抱負発表がありました。4人とも、とても力強いメッセージを全校生徒に向けて発表してくれました。
その後、後期の学級学年のかじ取り役である、新級長・副級長の任命式を行いました。どのリーダーも、目が輝き希望に燃えている様子をうれしく思いました。
「2学期は、共生について、より考えるようにして欲しい。ある日自分の国の領土を奪われた人、空からミサイルが落ちてくることにおびえた毎日を過ごす人、無実なのに47年間以上牢獄につながれた人、がいる。皆さんの周りで起こる小さなトラブルやいさかい、涙を流す人の存在も、先ほどの多くの人権侵害と根っこは差がない。悲しい思いをしている人たちの苦しみを他人事と考えるのではなく、自分事として考えてほしい。それが、共感するということ。みんなが歌う合唱にも、祈りを込めて歌ってほしい」と、話しました。
前期・終業式
前期終業式では、長かった半年間を振り返りました。
4月、1年生の入学から、先日の校内駅伝大会、男子が優勝を飾った「上越地区駅伝競走大会」まで、ほんとうに長い道のりでした。各々の成長が見えるよう、また地域と結ぶ活動~遠足~や校内駅伝大会は学年ごとの取組であったため、他学年の様子もみんなで共有し振り返りたいと思い、前期の活動をまとめる動画を作成して、みんなで見ました。
3年生の部活動引退や躍動した雄姿が映る体育祭の映像など、感動がよみがえりました。「この感動を汚さない」を合言葉に、更に更に感動が深まる後期にしていきたいものです。
心に火が着く時・・・ ~合唱練習~
10月は合唱祭一色!
昼休みにも生徒たちの歌声が校舎に響きます。今日の体育館練習は3年生でしたが、体育館後方にたくさんの人群れが…
1年生たちにとって初めての中学校での合唱祭。どう進めていくのか、具体が見えなく、困っていたようです。中学校の合唱は先生たちが前に立つのではなく、生徒たちがリーダー中心に練習を積み上げます。もちろん、音楽の時間には曲想について、歌い方について、各パート別の表現の仕方等、学習をします。それに基づいて、指揮者、伴奏者や各パートリーダーたちが、クラスをまとめていきます。
1年生たちは、そこがまだまだ分からない。そのため、3年生の練習風景を学びに来たのでした。3年生の歌声に「すごい…」という声やため息。さすがの3年生たちの取り組みに、1年生たちの心にも、灯がともったようです。
あと2週間でどれくらい学級の心をまとめ上げて、素晴らしいハーモニーを創っていくのか?
本番がとても楽しみです。
世の中に働きかける ~ボランティア活動~
10月に入っても、鳴海会は確かな歩みを進めます。
全校生徒に呼びかけ、国道8号線を渡る地下道の清掃ボランティアに取り組みました。通学路でもあり、交通量の多い国道を渡るための市民の重要な通路でもあります。風に飛ばされてはいってくる枯葉や砂で汚れている地下道を生徒ボランティアたちがきれいにしてくれました。デッキブラシが足りずに、外の草取りをしてくれる生徒もいました。
地域と結び、地域に働きかけるという尊い活動と思います。汗をかきながら熱心に活動する、三中生はやはり宝です!
次の目標に向かって! ~鳴海会・生徒朝会~
先回は体育祭の振り返りをして、三中生の成長を示してくれた鳴海会・本部たち。
今回は、その成果をいかしながら、次の目標を示してくれました。次は、後期の目玉である大行事「合唱祭」に向けてです。知恵を振り絞って考えてくれた、スローガンが発表されました。そのスローガンは
天歌夢奏 (てんかむそう)
当て字の造語ではありますが、みんなの力を合わせて、今までにないすごい合唱祭にしようという決意が会長から述べられました。今後の日程を全校に示すところが、今年の本部役員のすごいところ。学習もそうですが、今後の先行きが分かることで、計画的に練習に取り組むことができます。
一日一日をみんなで力を合わせ、各学級学年の美しいハーモニーがアルフォーレのホールいっぱいに響き渡ることを想像すると、とってもワクワクしてきました。
生徒朝会 ~ 大行事の振り返り ~
体育祭という大行事が終わりました。大きな感動とやり遂げたという爽やかさに満たされた体育祭でした。しかし、行事の成果はそこで終わってはもったいないことです。何ができたか、この取組を生活にどう生かしていくか、を振り返らないことには意味がありません。
鳴海会・生徒朝会で、その振り返りを生徒会本部が行ってくれました。
全校生徒にしっかりと振り返りをしてもらった結果をタブレットでまとめ、わかりやすいグラフにしながら、三中生の大いなる成長を示してくれました。その中の項目に
「生まれた地域に愛着を持ち、より良い三中校区づくりに貢献しようとしたか」
というものがあり、できたという手ごたえを感じた生徒は58%、少しは貢献できたと思う、という生徒を合わせると全校の90%という結果でした。大変重みのある質問項目に、これだけの生徒が貢献できた実感を持っていることは、大変すばらしいことだと思います。
このことが、大人になった時に、地域や社会の中で、小さな社会貢献を積み上げていく人となっていくことにつながることを私は想像しています。
地域探訪Ⅱ
1年生たちは、意気揚々と出かけていきました。
どのグループも事前学習をいかし、たくさんの質問をして疑問を解決していました。実際に自分の目で見る、体験することで、学習がさらに深まっていく様子が伝わってきました。そして、学ぶ姿のすばらしさ。真剣なまなざしと、学ぶことが楽しい、という笑顔。なんと、素敵な瞬間でしょう!
そして、中1ながら、大人に頼らず、立派な態度・行動・言葉で地域社会の方々に、対応ができました。
地域の方々に大変お世話になりました。ぜひ、ご家庭で生徒を質問攻めにしてあげてください。
地域探訪 地域と結ぶ活動は続く! ~1年生・総合的な学習~
体育祭の熱気は過ぎ去りましたが、豊かな学びは続いています。
1年生が、職業観に根差して自分の将来を模索する、キャリア教育として地域の力をお借りするため、「地域探訪」の旅に出発です。6つの班に分かれ、自分たちの興味関心に合わせたコースを選び、3~5か所の事業所・大学等を訪問し、学んできます。
「体育祭の感動を汚さないよう、あの時と同じように班員で助け合い、多くの学びを持ち帰ってきて欲しい。目標は他の班員に自分たちが学んできたことを教えられることを目指してください」と、出発に際し、はなむけの言葉を送りました。
どんな旅になるか、とっても楽しみです!各事業所の皆様、地域の皆様、お世話になります。
感動をありがとう! ~令和6年度 体育祭~
日頃の行いのおかげか、最高の秋晴れ。神様に感謝です。
澄んだ青空と爽やかな風の中、とっても素敵な体育祭を行うことができました。限られた時間の中、みんなが先を見て行動し、全力で競技や応援に取り組みました。負けても悔しさを引きずらす、勝ってもおごらず、本当に爽やかな戦いでした。団体戦の迫力は素晴らしく、まさに汗が飛び散る熱戦。本当に、みんなが主役の素晴らしい体育祭でした。
応援合戦では、振り付け、ダンス、そしてアイデアあふれる構成と、去年のすばらしさをしのぐほど。見ている人他たちを感動の渦に巻き込みました。
すべて終わった後の解団式は、涙と、そしてとびっきりの笑顔が、グラウンド中に、そしてそのあとの教室にあふれていました。
私が一番誉めたいのは、「一隅を照らすように」しっかりと役割を果たした一人一人。
そして、話を聞くとき、全員が顔を上げて話す人の方を向いている、素晴らしい姿。
三中生は、国の宝、地域の宝です。誇らしいです。
あと2日・・・ ~令和6年度 体育祭~
体育祭が近づきます。
毎日のように、種目練習や軍団ごとのチーム練習が積み重ねられて行っています。様子を紹介したいところですが、生徒たちにとって「ネタバレ」になってしまうと思い、ぜひ当日にその雄姿を見ていただこうと、控えています。
美術部が、立て看板を作ってくれました。青・紅両軍の熱い戦いをイメージした勇壮なデザインに仕上げてくれました。14日の生徒たちの活躍に、期待していてください!
団体種目練習も開始! ~綱引き~
午後は団体種目の練習、引き続き軍団のチーム練習です。
太陽が雲に隠れ、海から爽やかな風も入り、良い天候で幸いです。団体種目の「綱引き」は久々の復活種目です。生徒たちにはとっても新鮮なようです。
熱い戦いの始まりです!
テスト終了! 体育祭に向けて・・・! ~3年生~
テストが終了しました。
質問教室や自習教室の熱気、廊下に整然と並ぶカバン、静まり返る教室に響くシャープペンの音。集中力に満ちた力を出し切り姿はとても素晴らしい三中生でした。
テスト後一転し、今度は体育祭の成功に向けて走り出した生徒たち。朝の雨でグラウンドコンディションは整い、3年生たちが学年種目の練習に取り組みました。種目は伝統の「タイヤ引き」。力と駆け引き、軍の戦略が勝利を握ります。今日は動きの確認だったのですが、みんなは次第に熱を帯び、思い切りタイヤを奪い合う姿がありました。来週は、チーム練習種目練習が加速します。怪我をしないよう、十分に水分を取りながら、練習を積み上げていきましょう。
みんなで励まし合って学ぼう! ~質問教室&自主勉強会~
定期テストが9/4,5に迫ります。
学習委員会が立ち上がりました!「一人だと、自分を甘やかしてしまいそうになるけど、みんなで励ましあって勉強しよう!」と全校に声をかけ、大会議室を会場に勉強会を設けました。
そして、「わからない!ここをもう一度教えてほしい!」という生徒の声にこたえようと、教師陣も立ち上がりました!教科に分かれて、質問教室を開いています。「戦後の国際関係について、もう一度第二次世界大戦のあたりから教えてほしい」という声にこたえていました。
なんと素晴らしい様子でしょう。大変手前味噌ですが、誇らしい姿です。これが、三中の底力です!