お知らせ

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NEW 社会に働きかける ~ボランティア 鳴海会~

 鳴海会(三中・生徒会)の呼びかけで、国道8号を渡る地下道の清掃ボランティアが行われました。

 R6年度の鳴海会会長が「今年度は、昨年以上にボランティア活動に取り組みたい」と言っていたことが具現化されました。本部役員の呼びかけで、たくさんの有志が集まりました。水曜日にごみ拾いをやり、木曜日は水を流しブラシで汚れをかき出したり、雑巾で手すりを拭いたり壁を磨いたりしました。たくさん集まってくれたおかげで、校舎玄関前の側溝の泥や落ち葉を拾ったり、地下道周辺の草取りをやってくれる生徒もいました。

 爽やかな五月とはいえ、熱心に活動すると汗が出る陽気でした。通学路や校舎周りがとってもきれいになりました。一人では中々できないことですが、みんなの力を合わせると、結果が目に見えて変わってくることに驚きます。多くの善意と行動が、世の中を変える。そんな実感をもったならばとてもうれしいです。

 人の役に立つということが、こんなにも気持ちが良いということ。

 そんな自分が少し誇らしく思える。それが、人としての成長なんだと、感じます。

NEW リフレイミング ~良さを見つける~

 1年生の廊下の掲示に、ふと立ち止まりました。

 人の「短所」は、見方によって「長所」にもなる。ということを教えてくれていました。全校朝会で、「人には良いところも悪いところもある。でも、悪いところにばかり目をやっていては、大切なその人の良さを見失う。悪いところではなく、仲間の良さを見つけ、こんな良いところがあるよと、伝えあってほしい」と話しました。この掲示物は、悪さも見方によっては「良さになる」と、物の味方の角度を変えること「リフレイム」することの大切さを伝えてくれます。

 つまり、良さと感じるのも、悪さと感じるのも、受け止めて次第なんだと。人に迷惑をかけるような、具体的な行動は良いとは言えませんが、物事の良さを見つけようとする人の心の優しさには、打ちのめされます。

 そんな人でありたいものです。

NEW 主体性をもった生徒・高め合える生徒を目指して~鳴海会総会~

 三中の生徒たちの生徒会組織を鳴海会といいます。

 令和6年度の生徒たちの活動の設計図となる鳴海会総会が行われました。鳴海会本部は、今年のスローガンを「協力・絆・未来 ~Unity  and  progress~」とし、三中生が、「主体性をもった生徒」「高め合える生徒」となれるよう、仲間とともに団結し、協力して絆を育み自信の技能や能力を伸ばし合っていこう、と宣言しました。

 生徒総会は、一年間の設計図といいましたが、生徒会が作った要項ができたら完成、ではありません。生徒会本部、各委員会、部活動、学級・学年等の各機関が立てた原案について、学級討議で話し合い、たくさんの質問で理解を深め、たくさんの意見をもらい、それを鳴海会総会でさらに練り上げて、みんなが納得する活動にしていきます。総会では、たくさんの質疑があり、各種の計画がより良いものへと磨かれていきました。入学したばかりの一年生からも堂々とした質問や意見が出ていました。素晴らしいことです。

 

  総会以降、みんなが力を合わせて、一歩一歩前へ前へと進んでいく姿が浮かんできました。頼もしい生徒たちです。

 

NEW いじめがない、ではなくみんなが尊重される集団に!

 今週の道徳はどの学年も「いじめ」について考える題材でした。

 新学期に入り、新たなる仲間たちと創る学級学年の集団。みんなが安心して生活できるよう、学級や学年のルールを確認しました。そして、学級目標や学年目標ができ、どんな自分たちになりたいかの具体像を描き、みんなでそれに向かって歩き出したところです。

 一人一人の良さを見つけ、それぞれが違うところがある、多様性を尊重する姿勢を育んでいます。そして、だれもが絶対にしてはいけないこと、「いじめ」と呼ばれる人権侵害について、それを許さない心を育むのはもちろん、それを見逃さない鋭敏な感覚を培っていきます。

 1年生は、ある学級の日常の生活を題材に、そこに潜むたくさんの人権侵害を探っていきました。3年生は、ちょっとした行き違い、そして、それを拡大拡散させるSNSによる発信が、重大で深刻な問題にしていく恐ろしさについて、考えていきました。人の心には「1つ」だけの感情があるわけではなく、時に「二律背反」すること、すべきかせざるべきかと悩む「葛藤」など、複雑です。それを可視化するツールとして「心情円版」がありますが、3年生はそれを活用しながら、揺れる思いを表現しながらも、「どうあるべきか「そうするべきか」を考えていきました。

 それぞれ、発達段階に応じた、良い授業だった、と私は振り返っています。

 道徳の授業こそ、ご家庭で親子一緒になって話し合ってみてほしいと思っています。話題にしてくださるとうれしいです。生徒に、「今週の道徳はどうだっだ?」と、話しかけてみてください。

NEW 連休明けの自分たちに「檄」!

 GWの後半も終わりました。

 生徒たちの事故や大きなけがの報告もなく、安心しています。日頃できなかった事をしたり、心身の休息を図れたでしょうか?いよいよ、中学校生活の『躍動期』に入ります。

 誰しも、休み明けのけだるさを引きづる中、三中生は素晴らしいスタートを切ります。

 生徒朝会です。全校生徒が一人では中々目が覚めない、エンジンがかからないところ、みんなで気持ちを一つにします。今日は、学習委員会が来る令和6年度初の定期テストに向けて「みんなで頑張っていこう!」とキャンペーンを張ってくれました。くじけそうになる気持ちをみんなで支え合いながら、授業に集中し、家庭でも学校とつながった学習をしようという、試みです。

 自分たちの先の予定をしっかりと見据えて、生徒たちが生徒たちに向けて働きかける。とっても素晴らしいことだと思います。ご家庭でも、励ましと見取りをお願いします。

 「やらされる」学習ではなく、「自らが目的をもって、自らのために学ぶ」。その姿をほめたいものです。