お知らせ

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NEW リベンジ、そして2年連続の北信越へ!

 秋深まる中、新潟県駅伝大会が新発田市の五十公野公園で開催されました。秋晴れではありますが、風は冷たくランナーにとっては絶好のコンディションとなった11月7日、県チャンピオンを決める決戦の火ぶたは落されたのでした。

 第三中チームは、昨年創立以来の北信越大会出場を果たしました。2年連続の出場を大きな目標としてきましたが、柏刈、そして上越地区と第一中学校に2連敗を喫し、涙を呑んできました。その悔しさで涙が止まらなかった彼ら。雪辱を果たすため、更に更に練習を積み重ねてきたのでした。

 一斉にスタートした選手たち。1区はチームの中でも花形と呼ばれる選手が集まります。激しいデッドヒートが繰り広げられた中、5位でトラックに帰ってきました。入賞を狙う上位で来たのは素晴らしいことです。そして、2区へとタスキリレー。優勝候補の小千谷中、そして、糸魚川中を必死に追いかけていきます。3、4区と3位でタスキをつなぎます。北信越出場への期待がぐっと高まるところ、なんと、5区が2位でトラックへ。ラストランナーへとタスキが渡されました。すると、しばらく後5位、そしてさらに猛追する第一中。柏刈チームが県の上位でまさにしのぎを削る展開となりました。私の心の中を「柏刈は一つ!」という合言葉がぐるぐる回ります。三中と一中がそろって北信越出場をして欲しい、柏刈にとって歴史的な快挙を成し遂げて欲しい、という熱いものが吹きあがってきました。展開としては、今まで三中が追い上げるというパターンできましたが、今回は逆。6区アンカーは小千谷を必死に追う。その三中を一中が必死に追いかける、激しいレースです。優勝候補の小千谷が最初にトラックへ。そして・・・

 第三中アンカーが2位でトラックへ!最後まで全てを出し切ろうと必死の表情。そのあと、第一中がトラックに入る!しかし、もう差は縮まらない、アンカーは今まで上げたことのないその右手を秋空に向かって突き刺しました。

 第2位!2年連続の北信越出場を決め、ライバルに雪辱を果たした瞬間でした。

 しかし、思えばライバル校が身近にいなければ、ここまでの快挙を成し遂げられたかは分かりません。第三中チームを引き上げてくれたのは一中チームの頑張りにほかないと私は思います。高め合う仲間は大事ですが、高め合うライバルもものすごく大事なのです。

 さて、北信越大会は長野県。11月22日に開催です。長野県や石川県は大変レベルが高いチームがいます。そこで思い切り自分たちを試し、得難い貴重な経験をして自分たちの視野を大いに大いに広げて、新たなる志を立てて帰ってきて欲しいものです。

 がんばりました。本当に、本法に、感動をありがとう!