お知らせ

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NEW 良い年を迎えよう! ~清掃強調週間~

 今週は、12月の登校日最終週となります。

 日頃お世話になっており校舎への感謝を込めて、そして新しい年を気持ちよく迎えられるよう、大清掃です。冬本番を迎え寒い中ではありますが、塩や汚れで曇ってしまった窓を熱心に拭いてくれている生徒がいたり、教室入り口のドアの溝を細やかに磨いてくれている人がいたり、天井のクモの巣取りをしてくれている生徒がいたり、学校中がとってもいい雰囲気に包まれていました。やはり、三中生はすばらしい、と誇らしく思いました。

 清掃をすると、気持ちがいい!

 そんな尊い気持ちで働いている、それこそ三中生のあるべき姿です。

NEW 人権月間の最後を飾る・・・

 先週は期末個別面談で学校に足を運んでいただき、ありがとうございました。

 生徒たちについて、家庭と学校がともに連携し合い各々の立ち位置で生徒を支え導いていく、ということを再確認させていただく貴重な機会となりました。学校からは生徒の頑張りや良さを伝えさせていただきました。どの子も成長の途中。今後の課題を受け止めながらも、良さを認めほめつつ、上手にさらなる成長へと向かわせられるよう、ご家庭と共に支援をしていきます。

 さて、人権月間を締めくくるかのように、今日は柏崎人権擁護委員協議会から竹島会長ら3名が生徒たちの表彰に駆けつけてくださいました。毎年3年生は、社会科や道徳の時間等で学んできた人権の大切さについて、自分たちの生活を振り返り、人権作文にまとめています。自分が受けた人権侵害、誰かが受けた差別や偏見、身近なところに潜む差別意識について中学生なりの考えをもって人権の大切さを訴えます。

 今年度は5名が入賞し、竹島会長から表彰していただきました(どんな賞であるか詳しい内容については学校だよりでお伝えします)。「5人も賞に選ばれるなんて、あまりないことです。三中生は素晴らしいですね!」とほめていただきました。ありがとうございました。

 生徒が褒められるということは、教師にとって本当にうれしいことです。


NEW 美しい・・・ステンドグラス

 三中には名物ともいえる、生徒玄関エントランスに螺旋階段があります。

 その脇に、新たなる名所ができました。美術部が一生懸命作ってくれた、ステンドグラスです。制作段階から見守ってきたのですが、チームに分かれて一人一人がとっても細かな作業を黙々とやり続け、ついに完成したものです。絵柄は山あり海ありの三中生校区をイメージくれたようで、構図がとっても素晴らしい!

 保護者面談の際に、ぜひご覧ください。そして、美術部の生徒たちえを褒めてやっていただけたら、幸いです。

NEW 三中校区公開授業 ~人権教育、同和教育~

 11月に引き続き、人権教育に取り組んでいます。

 三中校区全体で研修を深めています。三中生の授業を小学校の先生方にも参観いただきました。人権教育、同和教育の学習で、全クラスで「生きる」という教材を使って授業をしました。

 1年生は、「世間は外見で人を判断し、その内面を見ようとしない」ということを題材に学習しました。2年生は、被差別部落出身の同級生に対して、刷り込まれた偏見に葛藤する同級生の姿、友達として接するからわかる差別や偏見の無意味さと戦い、親をも乗り越えその友達に会いに行く同級生の姿、二者を取り上げそれぞれの思いについて深く考えさせていきました。そして、差別や偏見をなくしていくために自分たちは何をすべきか、考えました。3年生は、就職差別について、履歴書に潜む差別意識、面接によるあからさまな侮辱・偏見、差別の実態を学習しました。

 人が作った差別ならば、人がなくしていかなくてはならない。

 12月10日は世界人権宣言の日です。人権DAYと言われています。1948年の制定ですが、世界から差別や偏見はなくなっていません。差別や偏見は無知(真実を知らないこと)から起こります。今後も学び続けることで、あらゆる差別や偏見を憎み、なくしていく努力ができる心を育んでいきます。

 

NEW 師走!生き生き学ぶ2年生

 師走に入りました。

 早いもので令和5年も残りひと月となりました。年の瀬はいろんなことがあり気ぜわしいものですが、クリスマス、年末と子供たちにとっては楽しみな時かもしれません。3年生は、今年の12月は今までとはずいぶん違う心境でしょう。

 さて、2年生の授業をのぞいてみました。1組は保健体育、2組は家庭科の調理実習。体育で、野球を学習する時代です。私たちの時は、3人集まれば神社の境内で野球をしていたものです。2年生たちは最初はバットの握りも、打って走る方向もわからなかったようですが、今やバッティングを楽しみ、歓声が響きます。

 調理実習は、もちろんみんなノリノリ!「食」というものは楽しいものです。野菜を洗ったり、鮭を下ごしらえしたり、調味料を計ったり。

 野球も調理も共通していたのは、どちらも「自然と仲間と協力する姿」がありました。協力してやらないと結果が良くならない。同じ目的をもって役割を担う。体験的な学習は、とっても大切です。きっと、社会に出たときに、一番力となるのではないでしょうか。

 楽しそうに授業をすすめている、とても良い表情の2年生たちでした。

 

 

 

NEW 鳴海会役員選挙 ~立会演説会・投票~

 いよいよ今日は選挙戦の最終日。立会演説会と投票です。

 毎朝、候補者・責任者たちが一生懸命有権者に訴えてきた選挙運動も今日の立会演説で最終となります。候補者は自分の次年度の公約を責任者は候補者の人となりを堂々と話しました。候補者たちは、来年度どんな生徒会に、学校にしていきたいかを夢をもって具合策をもって話しました。後半では、質問者がたくさん立ち、さらに具体的に聞いてみたいことを質問として候補者にぶつけていました。3年生の質問者が多く、巣立ちゆく前に後輩たちに安心して引き継げるよう、願いを込めて質問しているようでした。

 「みんなで生活をしている学校だから」意見を積み重ねる授業ができる。その一方、たくさんの人がいるから事故・怪我、人権侵害がないようルールが必要で、よりよくまとめていくためにリーダーが必要。たくさんの人がいる社会は、無言で通り過ぎていく冷たい関係にならないよう明るい挨拶が必要である。そして、みんなの力が合わさると、大きな力になる。より良い生き方を目指し、一人一人の力を合わせて大きな力を生み出し、良い学校生活を想像してほしい、と講評を与えました。

NEW 人権講演会  

 今日は、人権講演会として、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による拉致被害にあわれた蓮池 薫さんをお招きしました。

 1977年新潟市で横田めぐみさんが拉致され、蓮池さんはのちに奥様となる奥土さんとともに、柏崎の中央海岸で1978年に拉致されたそうです。蓮池さんは拉致の目的について、当時の社会情勢に触れながら教えてくださいました。故郷を奪われ、家族と引き裂かれ、自分が夢を追って勉学する道も絶たれ、とんでもない境遇に立った時の辛さを話してくださいました。3年生たちは真剣に聞き入っていました。

 3年生の質問に「改めて、平和であること自由があることの素晴らしさを思う」という言葉には大変な重さがありました。北朝鮮では、とにかくいつ戦争が起きてもおかしくないこと(1950年に起きた朝鮮戦争は終戦ではなく今なお停戦です)、この国が将来どうなってしまうんだろうか、という2つのとてつもない不安にいつも押しつぶされそうだったといいます。

 そして、拉致問題の解決に向けて、その重要なポイントを2つ話してくださいました。

 「拉致は今言ったとおり、あってはならないし、どうしたって解決していかなければならない。皆さんも含めて、日本の国民が忘れてしまってはならないことです。そして、重要なことは<時間がない>ということ。家族が生きているうちに日本に帰し、家族に会わせてあげなければ、だめなんです。横田さんのお母さんはご高齢です。あと2年のうちに、解決をしていかなくては。」「もう一つは、拉致について北朝鮮の国民を恨んだり非難してはならないということ。拉致の目的は先ほど話した通り、北朝鮮政府が拉致被害者をスパイにしたりして、自国のために利用しようやったことです。北朝鮮の一般の国民たちは、みな助け合って生きているいい人たちなんですから。」

 蓮池さんの言葉はとても重いものでした。3年生たちは、拉致されて今なお苦しんでいる方々の気持ちに思いをはせているようでした。

 「忘れないこと」「言い続けていくこと」

 自分たちにできることをやっていくことを決意し、蓮池さんへのお礼とします。

 蓮池さん、本当にありがとうございました。

NEW 修学旅行、事前学習 ~2年生~

 2年生の教室横の廊下に、修学旅行の事前学習で作成した成果が掲示されています。

 社会科の授業で取り組んだと聞きましたが、京都と広島の史跡や観光名所について調べたレポート、またクイズ形式で楽しく学習できるようなもの、そしてご当地のお土産について調べたことなどがたくさん張られていました。

 そして、国語科からは図書室にある戦争や平和についての「おすすめ書籍コーナー」が、設置されました。この機会に、ぜひ読んでほしいものです。

 歴史学習は、過去を知り、より良い未来を築こうと、今できることを考えること。修学旅行は、その大きなきっかけであり、現地に行って自らの学びを検証する大きなチャンスです。だから、事前学習が充実しないと、検証の成果は薄れ、ただの見学になってしまいます。2月の出発の日まで、存分に事前学習を深めてほしいものです。

 

NEW 令和5年度 三中校区「絆スクール集会」

 4つの小学校から6年生たちをお招きし、三中校区「絆スクール集会」を開催しました。

 企画運営は、6年生たちの一番近い先輩となる、1学年委員が行いました。この日のために、心通わすアイスブレーキングやクイズ、みんなでいじめについて考えるための動画づくりなど、本当によく頑張って準備をしてきました。

 6年生たちと中1生徒全員で小グループを作りました。「実は・・・」で始まる自己紹介から始まりました。小さな自己紹介ですが「あぁ、この人今こんなこと考えているんだ」「こんなことにはまっているんだ」と知り合うことで、心の距離がぐっと縮まっていきました。心通わす工夫がたくさんあったことで、最後のいじめについての議論も深まっていきました。「加害者側には、被害者がなぜつらいかがわからないため、いじめの意識がない」という、日常に起こりうることを題材に、みんなで話し合いました。お互いが違うということをわかり合うことが、いかに大切なことかに、みんなが気付いていきました。

 中学校入学に向けて、中1生徒に聞いてみる時間もあり、「そんなの大丈夫だよ」「気にしない気にしない。すぐ慣れるよ!」といった、温かい声掛けを中1生徒たちがしている姿は、大変ほほえましいとともに、とても頼もしく感じました。小6児童の一番の不安は「学習」。そして、一番楽しみにしていることは「部活動」でした。私たち教職員も、しっかりとこの気持ちを受け止めていきます。

 4月が楽しみになった人時でした。

NEW 地域防災 ~いざ、というとき中学生に何ができるか~

 3年生は総合的な学習の時間に「防災学習」を進めています。

 今日は、地域の4つのコミュニティセンターを訪問し、地域防災に対する学習をしてきました。学校には市の原子力防災の担当の方が2名来られ、合計5か所に分散して学習を進めました。

 3年生たちはみな真剣にお話を伺っていました。コミセンは地域防災の要。学校と共に避難所となり、地域の方々を支えていく大切な拠点となります。そして、災害はいつ起こるかわかりません。それが平日の日中であれば、働いている保護者の方々は、自宅付近にはいない可能性が大きいです。つまり、平日に自宅の一番そばにいるのは、中学生たちである可能性が高い。その時に地域防災の担い手として避難所で何ができるか、そんなことも学習してきました。

 避難所の食料や防災のアイテムについて実際に見せてもらい、いかに水が貴重なものであるかお話をいただきました。柏崎で起きた中越沖地震の爪痕も見せていただきました。非常時であっても、知識をもって冷静に行動することが大切です。どこに今後住むことになっても、今日の学習を生かして正しい行動を取り、弱い方々の味方となって助け合う行動をとってほしいと願っています。