お知らせ

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NEW もし、災害が起きて地域に避難所ができたとしたら・・・ ~3年・防災学習~

 3年生が総合的な学習の時間で「防災学習」に取り組んでいます。

 地域防災について学習してきた3年生たち。もし災害が起きて地域に避難所ができたときに、地域の一員として自分たちに何ができるか、をテーマに学習を深めてきました。各班ごとにテーマを設定し、自分たちにできることについて考え、発表しました。避難所の実際について学習した成果を踏まえ、孤立したご老人、思うように遊んだりできずストレスが溜まる幼児、着替えや授乳等に困る方々等々をイメージして、自分たちに何ができるかを提案しました。

 発表会では、柏崎市のNPO「まちから」から4名をお招きし、発表についての評価や助言をいただきました。また、実際に能登半島地震の避難所ボランティアに参加された経験談を話していただきました。生々しい災害の様子や避難所の厳しさを伝えていただきました。輪島市では住民の半数が避難所生活になったことを教えていただきました。

「柏崎市だとしたら3万人を超える人たち全てが避難所での生活となると考えると、いかに被害が甚大であり、生活が困難であるかが想像できるでしょう」という話は、とても説得力がありました。

 ちょうど今日は阪神淡路大震災が起きた日。あの日から30年がたったと言います。地震災害は、いつどこで起きても不思議ではない日本に住んでいる私たち。今後、どこで生活することになっても、この防災学習を忘れずに、役立てていきたい、そう振り返っている3年生たちでした。

NEW 希望を胸に・・・ ~リーダー研修スタート!~

 令和7年度を牽引する鳴海会のリーダーたちが先日決定したことを受け、いよいよリーダーとしての心構えを固めていくリーダー研修が始まりました。

 一番最初に講話をとお願いされ、私が話をしました。久々に黒板を使いミニ授業のように一人一人に問いかけたり考えを聞いたりしながら、今後直面する不安や心配事についての心構えを話しました。各々の部署の中で先頭に立つ、部員の気持ちをまとめる、役割を明確にしてより良い日常を創っていくことは、簡単なことではありません。仕事に穴があいたり、思いが伝わらなかったりすることは十分起こりうること。

 私が伝えたことは「正しいこと」だからといっても、伝え方を誤ると人は動いてはくれないこと。反対意見や無関心から動いてくれない人がいたときに、どうまとめていくことが大切なのか、具体的な場面を提示して考えてもらいました。集団をまとめ集団の営みを成立させていくことは一つの「政治」です。一人一人の意見を聞くことは大切ですが、全ての人が納得する社会を作り上げるのは非常に厳しいこと。多様性の尊重とともに、「よりよく生きる」という崇高な目標に向けて大勢を束ねていかなければなりません。現実社会、世界の様子を見ても異なる価値観同志がぶつかり合い、争いや戦争が起こっている状況や、意見対立から、どちらにも勧めない膠着による停滞が起こり、社会がうまく回らない様子が伝わってきます。

 リーダーたちがその立場で経験していく学びは、そんな実社会で様々な人たちと共生し協力し協働して生きていくために、何が必要かが分かっていく、とても貴重な学びとなります。授業を通して学ぶこと以上に大切なことを学ぶことでしょう。そんなリーダーたちに期待し、話を終えました。

 現会長からも、リーダーとしての意識の持ち方や振る舞い方について話があり、1,2年生たちの背筋が伸びている様子が伝わりました。本番となる前に、こうやって一つ一つ学んでいけることは幸せなことです。一歩一歩の歩み、その挑戦がみんなの力となる。失敗して当たり前。そこからたくさん学び成長してほしいものです。

 

NEW 三中杯に向けて! ~学年朝会~

 鳴海会が企画する「三中杯」が今年も行われます。

 これは、全校で楽しい種目を通して競い合い、学級の和を深め学年を越えて縦横の絆を深めていくことがねらいです。第1回目は学級ごとの「大縄跳び」です。1,2年生がそれに向けての練習に取り組みました。朝から元気に縄を飛んでいました。2年生はテンポをそろえるために、自然と声掛けが始まり、とっても良い雰囲気で飛んでいました。本番に期待が持てそうです。1年生は、練習後はしっかりと元の隊形に戻って振り返りをしていたのは立派でした。すでに、先輩となる準備がもうできています。

 さて、本番の三中杯の盛り上がりが楽しみです!

NEW 寒さを吹っ飛ばせ‼ ~柔道~

 1年生たちが武道場に集合していました。

 寒い中でしたが、畳をしいて武道の単元の学習が始まりました。第三中では柔道を行います。男女ともに柔道着を着て帯を締めている姿が何とも凛々しい。中学校では、柔道の技を身に付けるというよりも、しっかりとした受け身を覚えます。受け身を身に付けることで、怪我をしない、頭を守る身のこなしができるようになることには、大きな意義があると感じます。自転車やスキースノボなどで、生きていくうえで怪我は付き物ですが、大怪我にしないようにするために、受け身はとても大事な技術といえます。

 体からほのかに湯気が上がるような、そんな楽しい授業風景でした。

NEW 新生徒会・委嘱式

 連休が明けて、1月もあっという間に半ばに差し掛かりました。もはや、正月気分ではいられませんね。

 生徒朝会は、そんな気持ちを吹き飛ばすような新リーダーたちの熱い思いに満ちた、委嘱式が行われました。令和7年度の第三中を引っ張っていくリーダーたちです。役員選挙後、来年度の鳴海会をしっかりと想像しながら、自分はどんな役割を担うべきかを、1,2年生たちは考えて来ました。そして、鳴海会の本部役員や、各委員会の委員長をだれに託すべきかを考え、多くの立候補や推薦が出てきました。そして、最後には面接をして意気込みを語ってもらったうえで選ばれたリーダーたちです。選挙で選ばれた、新生徒会長から委嘱状が手渡されました。

 ステージ下に並んだリーダーたちは、緊張感があり、引き締まったいい表情をしていました。代表者が、抱負を述べてくれましたが、来年度を素晴らしい年にしていく、という強い決意を感じました。リーダーたちが方向を示す、みんなが協力し盛り上げていく。3年生たちが安心して巣立てるよう、在校生たちの頑張りに期待です。

NEW 2025年、初登校日 ~巳年に期待を込めて~

 長期休業が終わり、2025年になって最初の登校日を迎えました。

 生徒を笑顔にして迎えたいと、この日に向けて職員がお迎えのボードを作ってくれました。ちょっとでも学校に来て元気になってくれたら、と。我が職員ながら、こんな気遣いをしてくれることに、心が温まりました。

 玄関で生徒を迎えましたが、久しぶりに見る顔ながら笑顔に満ちていて、元気をもらいました。

 学校に、笑顔と元気な声があふれ、まさに学校が生き返ったことを感じます。これからも学校は、生徒たちが自立し夢を描いて生活をしていく力を蓄える「希望の場」となるよう、教職員一同力を合わせてまいります。

 保護者の皆様、地域の皆様の温かいご支援を尚一層賜りますよう、お願い申し上げます。

NEW 柏崎市刈羽郡中学校 生徒会交歓会

 冬休みに入りました。

 年末年始に当たるこの休みは、2024年を振り返るとともに、元旦には新年の決意をもって「新たなる挑戦をする自分」になって、休み明けに再会しようと、休業前集会で話しました。

 毎年この時期に、来年度のリーダーたちが集って自分たちの考える生徒会を語り合う、「生徒会交歓会」が開かれます。今年度は第五中学校が会場です。選挙で選ばれた新会長・副会長たちの初仕事といえます。一人一人が別々のグループに分かれ、それこそ三中の代表として堂々と意見を述べていました。グループ発表に当たった三中・副会長は、グループ協議の内容をわかりやすく発表していて、とても頼もしく見えました。

 どの学校のリーダーも、経験は浅いわけですが、「こんな学校に、生徒会にしたい!」という強い夢や目標を持っている人たちばかりだったことでしょう。大いに刺激を受けたことと思います。三中生は人数も多い分多様な集団。一人一人の多様性を尊重しながらも、みんなの思いを一つにしていけるよう、素晴らしい取り組みを積み重ねていってくれることを期待しています。

 とても、良いきっかけをいただいた交歓会でした。

NEW マイナスをプラスに! ~中庭のひと時~

 学級閉鎖が解除され、久々に全校がそろった今日。

 朝は、放射冷却で雪が凍ってがりがりでした。でもその代わり、久々に晴れる日なのかな、と思わせたのもつかの間、お昼には深々と雪が降り積もりました。私など、「あぁ、車に雪が積もって、落すの嫌だなぁ…」と、少し憂鬱に。

 ふと、中庭を見ると元気に遊ぶ三中生の姿がありました。雪があったら、雪だるまを作ろう!雪合戦をしよう!

 子供らしい、素晴らしい、頼もしい、そしてほほえましい三中生の姿がありました。この発想がとても生き方の違いを生むことだ、と感じます。雪かきは嫌だ! → いい筋トレ!ダイエット!と考えるだけで本当に変わってくるものです。汗をかいた後の〇〇はおいしい!ご飯だっておいしい!

 生徒の姿に元気と勇気をもらいました。

NEW 作品展示会、大盛況!

 保護者面談に合わせて開催している作品展示会ですが、昼休みにはたくさんの生徒たちが鑑賞に来ています。

 他学年の作品についてもしっかりと鑑賞し、緻密な絵や迫力ある作品に見入っていました。特に、3年生たちの描いただまし絵や3D技法の絵、iPadを使って工夫した作品がとても好評のようです。生徒たちの視野を広げるいい機会となりました。

 保護者面談が金曜日で終わりとなります。足元の悪い中でしたが、ご来校ありがとうございました。

 保護者の皆様と生徒たちを真ん中に置いた良い話し合いができたと、教職員一同大変喜んでいます。今後も、生徒たちとお互いのかかわる場所で、役割を分け持ちながら、しかし、子供たちのよりよい成長を目指すという方向性は一つにして、連携・協働していきたいと考えます。

 年末年始をご家族で幸せに過ごされますよう、ご祈念いたします。何より、安全安心な冬休みとなりますよう、ご支援ご指導ください。

NEW ご来校いただき、ありがとうございます! ~保護者面談~

 例年より冬らしいこの12月。冬めいているのかどうなのか、梅雨のように雨が降り続き、土砂崩れ等の警戒が必要な日が続いています。

 そんな悪天候の中、保護者面談が始まっています。足元が悪いところ、ご来校いただき本当にありがとうございます。これから冬休み、そして新年を迎える頃。子どもたちとの会話が増える時と思います。良さをほめて伸ばし、改善すべきところについては「こうしていくと、こんな風に良いことがある」と、ご助言ください(〇〇〇したら、×××を買ってあげる、というのは禁物。学習動機の劇薬です。一回は劇的に効きますが、買ってあげなくなると、尚のことやらなくなる、という実験結果があります)。

 面談に合わせて、多目的室で技能教科の作品展を開催しています。日頃の頑張りや、素晴らしい表現力が見れて、私も驚きました。テストをやる教科だけで人は測れない、とつくづく思い知らされます。社会に出て大切なことは「表現力だ」とよく言われることです。作品展には頼もしい三中生の姿がありました。

 3年生の「飛び出してくるような!」すごい表現力に驚きました。紙の世界は2次元ですが、工夫により立体である3次元に見えるのが、素晴らしいです。絵なのに、どう見つめても目が追いかけてくる絵など、とっても不思議でした。

 ぜひ、見に来てください。

NEW まさに生徒が主役の学校 ~生徒朝会・鳴海会~

 生徒朝会がとっても充実しています。

 給食委員会と、学習委員会と体育委員会と3つの委員会が生徒朝会を活用して、全校生徒に呼びかけました。

 給食委員会は、普段あまり気にすることなく、当たり前のように食べている給食の裏側を紹介。朝八時には野菜などの食材が届き、調理員さんたちはそこから仕事が始まっていること。多くはないスタッフで約800人分の給食を作ってくださっていることなどが紹介されました。日頃の感謝をメッセージにして届けよう、という呼びかけは大変心温まるものでした。

 学習委員会からは、新刊の紹介や図書質の利用の呼びかけについて。これをしたのは2年生の学習委員会で、3年生たちはなんと!「3年生だから言える、学習の意味」といったもの。私たちはなぜ、学ぶ必要があるのかについて、具体的に以下の3点を挙げて説明してくれました。

➀ 将来性の多様化  学ぶことで自分たちの可能性が広がっていく。

② 社会性の向上   知識が増えることや世界観が広がることで、魅力ある人間に成長できる。

③ 知識欲の増加   学ぶことで知りたいことが分かる。そうするとさらに、いろんなことを知りたくなり、自分が高められてい行く。

 なんと素晴らしい。まさに「学習とはやらされるものではないんだ!」ということを、自らの経験に基づき述べてくれました。最後に、学習委員長から、総括。

「あきらめずに何事も一生懸命に取り組むという、人として大切なことを、学習するということによって、身に付けていっているんだ。だからこそ、みんなで頑張ろう!」

 すばらしい。本当に素晴らしい言葉でした。

 体育委員会からは、冬季間になって体育館等で遊ぶ機会がより増えていますが、バドミントンなどの用具の正しい使い方について話がありました。破損は起こりうることですが、誠実に報告をすること、とても大切な連絡でした。

 いいぞ!鳴海会‼

NEW デビュー戦!やり切りました! ~吹奏楽部~

 土曜日に、上越地区の吹奏楽アンサンブルコンテストがありました。

 昨年は夏以降、部員が一人という状況を乗り越え、今年度は8人の吹奏楽部。

 1年生は正式に入部したものの、数か月しか活動期間がないため、夏のコンクールには残念ながら出場ができません施した。この度、アンサンブルコンテストに、満を持して出場。上越文化会館で大緊張のコンクールデビューを飾りました。私もドキドキして鑑賞していました。8人の呼吸はしっかりと整い、立派な演奏でした。本当に素晴らしかった!

 終わってから声を掛けましたが、演奏前とは違ったいい笑顔でした。緊張が、小さな自信に変わった瞬間です。

 2年生部長が待ちに待ったこの時。頼もしい部長、そして素敵な部員たちでした。

NEW 世界の果てから、日本を見つめて ~2年生・生き方講演会~

2年生の生き方講演会が開かれました。

 講師は、長岡市国際交流センターのセンター長を務めていらっしゃる羽賀友信さんです。

 羽賀さんは、獣医師で、世界66か国を訪問。特に、貧困地域や戦争下で大変な生活を強いられている方々への支援活動を行ってきた方です。アフリカや中東諸国など、今でも政情は大変不安定で、その支援の方法等について、日本政府からも羽賀さんに相談が、今でも、きているそうです。

 まさに、世界を知る羽賀さん。しかし、その口調はとても優しく易しい言葉を使いながら、中学生に話しかけてくださいました。

 ブータンの人々の慎ましくも高い精神性をもった生き方について。

「3000mの高山に都市があるブータン。とても寒いです。しかし、国王や大臣はストーブに火を入れません。どうしてだと思いますか?」と、問います。ぽかんとする、中学生。「人々が燃料が足りず寒い思いをしている。自分だけが、温かい思いはできません」、と理由を話してくれました。「ブータンでは、偉いというのは権力や財力があることではなく、人々の模範となる人たちのことをいうのです」というお話は、私にも響きました。

 羽賀さんはいろいろなスライドを見せて、様々な国について話してくれました。

「楽しそうに泳いでいる子供たち。プールですか?違いますね。池でしょうか?これは、ソビエト今のロシアが撃ち込んだミサイルで陥没した穴に、水がたまったものですよ」とアフガニスタンについて話してくれました。

「これは何かわかりますか。外ですね。屋根がないですね。黒板もないですね。学校です」と、アフガニスタンの学校の様子。「でもね。彼女たちは言うんです。学校に行きたい。学びたい。学べる私たちは幸せだと」。

「この赤・白の石は何かわかりますか。赤い石の方に入ってはいけないという印です。そちら側は、地雷が撤去されていないんです。」2年生たちからは、声も出ません。寝ている生徒など一人もいません。真剣に、スライドに、羽賀さんのお言葉に向き合っています。

 これだけでも、羽賀さんが三中生徒に出合わせた事実は、とてつもない力があったと思います。当たり前のような日本人の生活は、全く当たり前ではないんだ、ということ。そのことを実感しそのことを大切にしながら、そうではない人たちのことを考えられるようになることは、とてもすごいことです。単純に年齢を重ねてもなかなか感じられないこと。そんな大切なことを74歳の羽賀さんは、生徒たちに伝えてくれたのです。 

「なぜと考えること、論理的な思考はとても大切です。自分が何かを話すとき、『なぜなら、〇〇〇~』という癖をつけると良いですよ。そして、同情ではなく、その人たちの思いに共感する心を持ってほしい。同情は他者をかわいそうと思うこと。何ら行動にはつながりません。共感とは、その人の立場が自分だったらどんな気持ちだろうと想像する力。そうすると、何とか力になってやらなくては、と行動が生まれます。そんな行動力を身につけてほしいです。」冗談めいて、自分の遺言だよ、とおっしゃる羽賀さんの優しい笑顔が忘れられません。

 アフガニスタンの女子生徒が言ったように、「学ぶことは、自分が一人で生きていけるようになること。学校は、自分に力をつけてくれるとても大切な場所」。この言葉は、私の心にも突き刺さっています。生徒たちとともに、大事にしていきます。

 羽賀さん、本当にありがとうございます。生徒たちは、羽賀さんの言葉を心に灯していってくれるでしょう。

 

NEW 令和7年度 鳴海会役員選挙

 いよいよ令和7年度という名の付くものが出てきました。

 3年生から鳴海会を引き継ぐ「令和7年度の鳴海会役員」を選ぶ、選挙の時となりました。候補者たちは、朝のあいさつに立ったり、昼の放送で自分の考えを述べたりと選挙活動を行ってきました。最後となる活動が、この立会演説会です。今年の良さを引き継ぎつつ、自分たちはどんな三中を作っていくか、真剣に自分の公約を述べました。候補者を支えてきた責任者の応援演説も、立派なものでした。当落という結果は出ますが、「自分たちの学校生活をしっかりと見つめなおし、より良くしようと考え、それを堂々と発表できたこと」に価値があります。大人でもなかなかしていない貴重な経験をしたのだと思います。ステージに立った人たちが全員が成長できた、そして、その人たちがリーダーとなり、良きフォロワーとなり、新たなる三中の時代を創っていってほしいと期待しています。緊張したことでしょう。大変お疲れさまでした。また、選挙を取り仕切ってきた、選挙管理委員会の活動も素晴らしかったです。ありがとうございました。

NEW 魂、焦がせ!  ~北信越駅伝競走大会~

 先般の上越地区駅伝を優勝し、新潟県駅伝では3位に入賞を果たした第三中・男子駅伝チーム。

 これは、三中の長い歴史でも初の快挙です。その偉業をたたえるとともに、当日の激走を祈念し、生徒玄関右に懸垂幕を掲げました。地域の皆様、温かい応援、ご支援、本当にありがとうございます!

 夏の全中出場とともに、二本の懸垂幕が並んだことは、令和6年度の素晴らしい成果であると言えます。

 その北信越駅伝が週末の11/30に迫ってきました。会場は、長野運動公園総合運動場 長野市営陸上競技場周回コースです。北信越五県の代表が集まるレベルの高いレースになるのでしょうが、新潟県の代表として、堂々と信濃路を駆け抜けてきて欲しいものです。願うは、選手全員の自己ベスト。あきらめない!という強い気持ちで走り切ってくれることに期待します。

 がんばれ、三中!

 

NEW 伸ばせ、力!夢実現は自らの手で!

 11月も後半。3年生にとって卒業とともに、高校入試も近づいてきます。

 入試は「中学時代にどのくらいの学力を身につけてきたのか」を見定めるものです。なぜなら、高等学校での学習は義務ではなく自ら望んで受けに行くもの。義務教育で身につけた学力をもとにそれをさらに磨いていく、その上にさらなる知識・能力を積み上げていくもの。土台がしっかりしていない地盤には、物は積みあがっていかないわけです。

 入試までに、3年生たちは学習の確認テストを受け、自分の力試しをします。志望校に入学するための力がどれだけついているか、その平均値や伸び具合が重要な参考資料となります。3年生にとってその力試しはあと2回。

 来週の11月26日がその第3回目。部活動引退後、3年生たちは部活動に費やしてきた時間を3年間の総まとめの学習に励んできたことでしょう。伸びを感じつつも、同時に苦手がはっきりとわかってきたのだともいえます。そんな弱点を克服したい!という思いに、協力するぞ!と、立ち上がった先生方が希望者を対象に学習会を開いてくれました。熱心なやり取りに、真剣さ必死さが伝わってきました。このがんばる気持ちが、きっと最後の粘り強さになっていくと思います。学校は学びの場。授業を大切に、先生方に大いに頼って自分の力を伸ばしていってほしいです。

NEW 三中校区絆スクール集会 ~いじめ見逃しゼロスクール集会~

 三中校区の絆スクール集会が行われました。

 人権を考える月間の恒例の取組として、毎年開催しています。参加者は三中校区の小学校6年生と、第三中の中1生徒たちです。親睦を深めて中学校入学への期待を高めていくこと、やがては先輩・後輩となる関係の中、同じ集団の構成員として、人と人とが思いやり認め合って共生していくことの大切さを考えていくことを目的として、そして、いじめのような重大な人権侵害があってはならないという思いを共有すること、を目的とした会です。

 各小学校のリーダーたちも、心を打ち溶けるアイスブレーキングや話し合いの進行指示等、堂々とした態度で行っていました。輪になって話し合いを深めている様子は、とても心が温まるとともに、頼もしい感じがしました。

 その話し合いは、全員で動画を見て考えるというもので、「いじりといじめ」についてを考える内容でした。いじり、というものは仲の良いもの同士、認め合う者同士のクローズな関係(広まりに限度がある)の中で行われるものです。公共の場で行うことはすでに「いじり」ではないでしょう。しかし、それは子供たちの中でなかなか区別がつきません。人によってどこまでがクローズな関係なのか、どこまでが「嫌だと思うことか」が異なるため、それを逸脱すると人の心を深く傷つけることとなります。人の心を深く傷つける行為は、言うまでもなくいじめ行為となります。それぞれが話し合う中で、多様な考えに触れ、自分の視野が広がっていきます。わからなかった他者の気持ちに気づかされます。深まる話し合いがそのような実を結んだことを期待しています。

 各々が一つ年を重ねて、三中で学ぶ日が来ることが、今から大変楽しみになりました。

NEW 熱い、選挙戦! ~次代のリーダーを目指して~

 この秋は、何かと選挙が多かった年でしたが、第三中でも熱い選挙戦が繰り広げられています。

 3年生たちが部活動から引退し、大行事の体育祭、合唱祭を強いリーダーシップで大成功へと導いてきた令和6年。その3年生たちの卒業が近づいてきました。3年生たちから第三中学校のかじ取りを任されるべく、今、次年度の第三中を牽引するリーダーたちを選ぶ時となりました。

 まず、その役割を引き継ごうと1,2年生の候補者たちがしっかりと選挙に立ってくれたことが素晴らしいです。彼らの中に、「みんなのために、がんばりたい!」という志があるからです。選挙ですから、当・落が出るわけですが、そんなこと関係なしに、立候補してくれた人たち、またそれを支える応援者の仲間たち全員が、素晴らしいと私は思っています。

 これから、選挙公報が整い、立会演説会でその思いを語ってくれることとなります。どんな形にせよ、次年度の第三中を「より良く!」という視点で、精一杯頑張ってほしいと思います。今の3年生たちも「進化」することを掲げたからこそ、素晴らしい学校文化を磨き上げました。そんな素晴らしい先輩たちがいるうちに、いろんなものを吸収し引き継ぎ、新たな文化の創造を目指してくれることに、期待しています。

NEW 鯖をサバく! ~2年生・家庭科~

 2年生が調理について学びます。

 今日は学んできた知識をもとに、いよいよ実習です。包丁を使って、生魚の鯖をさばきます。いわゆる三枚おろしにして切り身を作るのです。今回、地域の先生をお招きし、プロの技を直々に教えていただけることになりました。大変ありがたいことです。

 多くの生徒たちにとって、刺身以外の生の魚に触れる機会はほとんどなく、包丁を入れるのにもびくびくしていました。しかし、丁寧に教えていただいたおかげで包丁が背骨の間にすっと入るようになり、コツをつかんでいきました。小骨を取ったり、中には生魚の内臓等に寄生するアニサキスを探している様子も。このような体験こそ、自立して生きていく時に役立つのだと、つくづく思いました。

 最後には、だしの入った小ベースのたれで煮ていただき、各自自宅に持ち帰ることとなりました。きっと、誇らしげに今日の食卓並ぶのではないでしょうか。ぜひ、ご家庭で苦労話を聞いてやってください!

NEW 質問教室、自主学習 ~教え合い、学び合い~

 間もなく定期テストを迎えるため、部活動が停止されました。

 その期間を「わからないところを教えてほしい」「一人だと心細いから、仲間と勉強したい」という声を受け、学習委員会が質問教室・自主学習の呼びかけをし、教職員も協力して、学び合いの場所をつくりました。

 授業で聞けなかったところや、わからなくなってしまったところをもう一度教えてほしい、と教師の下に集うものあり。学習室で、黙々と自分の計画に沿った学習を進めるものあり。私語や笑い声なんか聞こえない、しかし、温かい学び合いが生まれている、とっても良い空気が流れていました。

 テストは、やがて結果となるものですが、このような「過程」=がんばる姿をしっかりと受け止めてやらなくては、と思います。「過程」を認めてやることで、次への意欲が生まれるからです。逆に、「結果」を叱ることは意欲をそぐこと。どうしてうまくいかなかったのか、共感的に話を聞いてやって欲しいものです。

 がんばる「過程」をほめ、意欲を高め、挑戦する心を育てていきたいです。