お知らせ
星に願いを! ~ 七夕 ~
今年も螺旋階段の所に大きな竹が飾られました。
七夕です。2学年の先生方と生徒たちが飾りつけをしてくれました。自分の願いを書いた短冊がすでにたくさん飾られています。星を見て夢がかなうようにお願いするのは、日本だけではなく世界の人々に共通しています。しかし、竹(笹)に短冊を掛けるこの風景はとても日本らしい美しさがあります。七夕の起源は中国のようですが、日本に伝わり貴族たちに広まり、江戸時代には人々に広く広まり、寺子屋で学ぶ子供たちが、読み書きが得意になるようにと短冊を書いてつるしたそうです。
願い事を星に頼むのは、他力な感じがしますが、夢や願い事を文字に起こし短冊にする、見えるようにする「可視化」することはとても大切だと思います。心で思うこと頭で考えることは、文字にすることでとても現実味を持つ。そして、それに近づこうと人は次第に行動をするのではないでしょうか。7月7日だけで終わらず、自分の目標を達成したいときに、短冊に書いて自分の部屋に張ってみるのもよいと思います。
この美しい風景、日本人でよかった、と思う瞬間でした。
職場体験学習・出発式 ~2年生~
明日から7月。
2年生の職場体験学習の始まりです!本日、終学活終了後の学年集会で出発式が行われました。
何をするにも「ねらい」「目的」が分かってやることが成長のカギです。ねらいや目的が自覚されていなければ、どんな素敵な体験でも「学び」が生まれないからです。
2年生たちに職場体験学習のねらいを訪ねると、最初戸惑いもじもじしていた2年生たちでしたが、いくつかの勇気ある立派な発言者がしっかりと目的を話してくれて、みんなに「ねらい」が落ちていきました。
・ 社会の仕組みを知る
・ お金を稼ぐ大変さを知る
・ 働く、とはどんなことかを身をもって確かめる
・ 職業に必要な資格等を知り、今後自分が学んでいく時や進路決定に役だてる
その通り。体験を通して、普段の授業に向かう気持ちが変わっていくことが大切です。自立し、一人前となって自分の生活を自分で作っていける人になるために。
私からは「この体験が一人よがりであってはならない。受け入れてくれた方々への感謝、会社の一員として接したお客様から、あなたが体験しに来てくれて、働いてくれて、手伝ってくれてよかったよ、助かったよ、『ありがとう!』と言ってもらって、ねらいが達成できた、と思ってほしい」と話しました。
ねらいが達成されれば、きっとこれからの行動が変わる。
行動が変わることを成長というのですね。がんばって、2年生たち!
学年のルール 社会のルール
2年生が学年委員を中心に「あたりまえキャンペーン」に取り組んでいます。
これは、中学2年生の取る行動として「人に迷惑をかけない、人として当たり前の事がしっかりできる」ことを目標にみんなで声を掛け合ってその姿を作っていこうという取り組みのようです。
学年では、廊下にたまって3年生たちがトイレに入りづらいことなど、まわりへの迷惑を知らず知らずにかけてしまっていることへの反省があるようです。〇〇をしない、というキャンペーンもいいですが、「笑顔を絶やさない」「相手の心に届くような明るい爽やかな挨拶をし続ける」など、ポジティブな行動こそ、奨励してほしいものです。
学年主任から、間もなくに迫る「職場体験」に向けても、集団で過ごすために社会にはルールがあることについて訓話がありました。一冊の本を紹介し、具体例を2年生に伝えてくれました。職場体験をする前とした後では、人が変わったようになるくらいの変化をして欲しい。それくらい、貴重な経験をしてきて欲しいと思います。
上越地区大会終了! ~県大会へ思いをのせて~
6/21(土)をもって、上越地区大会の全日程が終了しました。
雨交じりの日があり、うだるような日差しの日があり、中学生の汗と情熱がはじけるすごい大会でした。どの選手も引退を賭けた必死な戦いでした。上位の成績で県大会出場を勝ち取ったのは一握りの選手たちです。多くの選手が中学校での競技を終えました。各々の胸の中に後悔がない、清々しい思いが残っていることを願っています。ここまでがんばってきた自分をほめ、仲間をほめ、敵すらもほめ、後輩に思いをつないでいってほしいです。
県大会出場選手は、引退した人たちの思いも引き受けて、さらなる挑戦をしてください。
日本文化を着て学ぶ ~着付け教室~
1年生の家庭科で外部講師をお招きした授業が行われました。
和服の着方、所作を学ぶ「着付け教室」です。毎年1学年で実施してきています。いつも元気ハツラツな1年生たちですが、男女ともに、とってもしおらしく落ち着いて見えます。和服の良さに触れ、そして日本の伝統文化に触れて1年生たちはどんな気持ちになったでしょうか。
学習は、予想も大事ですが、やはり経験する学びにかなうものはありません。にこやかながら落ち着きある身のこなしに自然となる和服。外国人にも和服の良さを伝えられる、そんな日本人になりたいものです。