お知らせ
入学説明会
令和6年度の新入学生徒・保護者を対象に入学説明会を行いました。
保護者、児童と別れた二部構成で計画をしました。保護者の皆様には、校長から学校の目指す方向性などを教頭からは具体的な教育活動について説明をさせていただきました。
児童の皆さんは、数学・英語・国語の体験授業。中学校の学習に関心をもって臨んでくれました。授業後の感想を見ると、「楽しかった!」や「思ったより先生方が優しかった!」等のコメントがたくさんあり、大変うれしく思いました。
中学校入学への不安が軽減し、期待を高めてもらうことがねらいでした。
どうぞ、安心して第三中学校の門をくぐってきてください。桜咲く春、新入生たちの入学を在校生・教職員一同、心待ちにしています。
バリアフリー学習会 ~1年家庭科~
1年生が家庭科の授業で「バリアフリー学習会」をしていました。
講師に、柏崎市社会福祉協議会のお二人の先生をお招きしました。多種多様な人が暮らす私たちの社会。障がいを持つ方々の人権に触れ、「誰もが生活しやすい社会づくり」をしていくために、バリアフリーやユニバーサルデザインというものがあることを学びました。
目が見えない方でも、どちらから開ければよいかが分かるように、牛乳パックに切れ目がついていることを例に、身近にあるユニバーサルデザインについて考えました。また、障がいのない人から見たら普通に見えることも、目や耳、手足が不自由な方々にしてみれば、たくさんの生きづらさがある(バリア)ことを発見していきました。
誰もが、どの人のことも考え、少しの配慮をし、手助けをしていく。共生社会ということがとっても大切だ、ということに1年生たちは気づいていきました。他者の立場になって、自分事として考えていく。後期の三中生の目標は「共感する心をもつこと」でした。さらにその思いが深まったとしたら、うれしいです。
食べて巡ろう 新紙幣ゆかりの地 ~調理場からのうれしい企画~
生徒玄関前に、掲示されているのがこの写真です。
調理場の神林栄養教諭のアイデアだそうです。令和6年は変革の年。7月に紙幣のデザインがいよいよ変わります。それにちなんで、新紙幣に描かれる偉人の故郷やゆかりの地を思い浮かべられるように、給食のメニューを考えてくださる、というのです。
神林先生は、栄養バランスが整っていることはもちろん、おいしいに加え、「学びのある」まさに食育を考えて児童生徒のためにメニューを作成してくださっています。本当にありがたいことです。私としては、北里柴三郎博士にちなんだ熊本県の郷土料理のメニューがとっても楽しみです!
掲示してくれた、三中・給食委員会も、ありがとう!
自分たちの生活を振り返って ~1学年朝会~
水曜日の朝は、1年生の学年朝会です。
今日は、日頃の自分たちを振り返って、授業のあいさつや返事の声を明るく大きなものにして快活な生活をしていこう、と生徒たちで考える機会でした。
昨日のリーダー研修会もそうですが、3年生が卒業をまじかに控え、自分たちがどんな先輩になるべきか、どんな姿で第三中学校の文化を築いていくかという、次世代のリーダーたちにとって、とても大切な取り組みだと思います。社会に出たとき、いろんな人とかかわり合い協力し合う必要がある。そんな時に、初対面から誠実な印象を与えるのにさわやかなあいさつをすることは欠かせません。できるできない、も大切ですが、あいさつや返事は大きな声で明るくするものだ、ということが分かって大人になるということが大切だと思います。
全員で練習をしてみると、たちまち良い挨拶になってきました。そのことを楽しみながら、明るく楽しくさわやかな毎日を創っていってほしいものです。
生徒朝会 ~令和6年度鳴海会役員委嘱式~
今日は生徒朝会です。
新生徒会長のあいさつで、厳かに会が始まりました。礼をする態度も立派です。
今日は、選挙で選ばれた会長をはじめとする役員たちが、来年度の鳴海会の生徒会本部の執行委員、そして専門委員会の役員を選出し、その委嘱を行う委嘱式です。勢ぞろいした顔ぶれは、緊張しているもののやる気がみなぎっていました。新議長が代表として登壇し、決意を語りました。先輩たちの創り上げてきた今年度の鳴海会をしっかりと引き継ぎ、さらに良いものを目指して活動いしていく、その決意を述べました。放課後から、リーダー研修が始まり、リーダーの役割、リーダーとしてのあるべき姿を学んでいきます。他の見本となる、ということはもちろんなのですが、学校全体を考えていくことをあるべき姿勢としてもらいたいものです。その上で、「三中が良くなる、楽しくなる、生き生きとした学校になる」ことであるならば、考えで終わらずどんどん実行していってほしいと期待します。そう考えたうえでの失敗なら、それは失敗ではないのですから。
三中を三中生をピカピカに光らせよう!
今やれることを…~震災への義援金募金~
福祉委員会と鳴海会本部の呼びかけで、元旦に起きた能登地震への義援金募金が始まりました。
休業明け集会で、「わたしたちにできることは少ないけれど、無関心であってはならない。何にもできないとしても、自分に何ができるかを考え続けてほしい」と話しました。豊かな感受性、美しい感性をもつ三中生は、本当に素晴らしいと思います。
もしよろしければ、生徒を通じて学校に善意をお寄せください。合わせて、公的機関を通じて募金を被災された方々の元にお届けしたいと思います。
修学旅行・保護者説明会 ~2年生~
修学旅行が近づいてきました。
修学旅行は、学校を離れて本物の歴史的な史跡や他の地域の文化に触れ学んでくる、大変貴重な機会です。保護者の方々に積み立てていただいた貴重なお金で、生徒たちは勉強をしてくるのです。どんな体験や学習になるのか、安全面等のケアも含めて、担当や旅行者から説明をさせていただきました。
第三中学校の修学旅行は、「平和学習」を一つのテーマとしています。広島の原爆ドームや平和祈念資料館を訪問し、原子爆弾のもたらした大変な被害の現状を垣間見て、戦争という者のむごたらしさ平和の尊さを身をもって学んできます。そして、京都は日本の千年にわたる都。世界的に見ても貴重な史跡・歴史的資料があり、日本人としての大切な文化のルーツがあります。社会科の時間、事前学習で深めたことを現地で検証してきます。
たくさんの保護者の皆様にご参加いただきました。大変ありがとうございました。
実り多き修学旅行になるようにしてまいります。
子供は遊びの天才!
昼休みのことです。
校散策をしていると、中庭の3人の生徒たちの姿が目に留まりました。この日は、放射冷却でかなり気温が低くなった朝。関東の冬を思わせるようなピカピカのお天気でした。
中庭の瓢箪池の氷が昼になっても溶けずに残っていました。氷をすくい上げてカーリングのストーンのように氷上を滑らせて楽しんでいたのです。なんでも遊びに変えてしまう力は、想像力・創造性のたまもの。こういった気持ちが、前向きな姿勢へとつながっていきます。
「日々の暮らしをもっと楽しく!」
このような姿勢が、新商品の発明やイノベーションの革新、ニュービジネスの起業へとつながっていきます。この3人の将来が、とっても楽しみですね!
学びは、楽しい! ~百人一首大会?!~
3年生の教室を通りかかると、何やら雅な声が聞こえてきました。
朗々と和歌が詠まれていました。中をのぞいてみると班ごとに分かれて百人一首をしていました。上の句を読み上げてもらい、その和歌の下の句が取り札となっていて、それを取り合い、数を競います。普通のカルタでも難しいのですが、自然と和歌を覚えていくことにつながります。何よりも、和歌の響きの良さ、そして、千年前の人々も今と変わらぬ気持ち=特には恋心などをうたっていることに、日本人としての感性、そして日本文化のすばらしさに気付かされる思いです。歌に込められた気持ちは、2024年を生きる生徒たちにもしっかりと伝わるのです。いい授業を参観できて、私もうれしかったです。
休業明け ~後期後半の始まり~
令和6年は元旦早々、とんでもない始まり方をしてしまいました。
柏崎も相当に揺れ、津波警報も出され、海岸沿岸部のみならず大変心配な時を過ごされたことと存じます。
第三中も避難所となり、たくさんの方々が非難、また夜を過ごしていかれた方もおられました。今日の休業明け集会では、生徒たちとの再会を心より喜んだところです。ご親戚等に被災された方もいるかもしれません。いずれにせよ、石川県を中心に大変な状況が続いています。
生徒には、辛い思いが心にあるならば、その思いを誰かが必ず聞いてくれるので、安心して話していいんだ、と呼びかけました。保護者の皆様につきましても学校スクールカウンセラーもおりますので、ご相談ください。
さて、休業後集会では、3年生代表生徒と生徒会代表が今後の抱負を語ってくれました。3年生は進学に向けて最後の頑張りの時、1,2年生については進級に向けて先輩となる自覚を高めさらに力をつける時、という激励がありました。生徒の言葉ながら時をわきまえた的確な助言でした。3年生にとって残り38日の登校日。そして、3年生にとって「日本一」と感じられる卒業証書授与式にしていこう、と話をしました。
何はともあれ、新年の決意を胸に、自分にできることをこつこつと積み重ねていく一年にしてほしいものです。
令和5年、さようなら!最後の登校日
大雪の予報が発せられ、市内の小中学校が一斉に2時間遅れの登校となった冬休み前の最終日。
混乱もなく、さすが三中生たち。いつもの時間を2時間遅らせていたって平常心で登校してきました。休業前集会で「昨日今日の大雪ですが、家で雪かきを手伝った人はいますか?」と問いかけると、何人もの手が上がりました。家庭の一員としてしっかりと役割を担っていることをとても頼もしく思いました。
3年生たちは、最終日に学年朝会でした。中身は、学年でトランプのババ抜き大会でした。男女混ざった4~5人のグループで仲良くトランプに興じていました。「おまえのとこに、ババがいった~ざまみろ~」というような、人をさげすむ言葉は一つも聞こえてきませんでした。ルールを守る集団、他者の気持ちを思いやれる集団だな~と立派に思いました。楽しいことも、心無いことをいう者がいれば、やらなかった方がまし、ということになります。3年生たちは本当に成長した、美しい集団だと、うれしくなりました。
宴の後、しっかり整列をし直し、学年委員長から重要な発表がありました。「卒業合唱」の曲が決まった、というものです。3年生最後の共同作業となる卒業合唱。年明けから練習が始まるそうです。感動の卒業式になりそうです。
良い年を迎えよう! ~清掃強調週間~
今週は、12月の登校日最終週となります。
日頃お世話になっており校舎への感謝を込めて、そして新しい年を気持ちよく迎えられるよう、大清掃です。冬本番を迎え寒い中ではありますが、塩や汚れで曇ってしまった窓を熱心に拭いてくれている生徒がいたり、教室入り口のドアの溝を細やかに磨いてくれている人がいたり、天井のクモの巣取りをしてくれている生徒がいたり、学校中がとってもいい雰囲気に包まれていました。やはり、三中生はすばらしい、と誇らしく思いました。
清掃をすると、気持ちがいい!
そんな尊い気持ちで働いている、それこそ三中生のあるべき姿です。
人権月間の最後を飾る・・・
先週は期末個別面談で学校に足を運んでいただき、ありがとうございました。
生徒たちについて、家庭と学校がともに連携し合い各々の立ち位置で生徒を支え導いていく、ということを再確認させていただく貴重な機会となりました。学校からは生徒の頑張りや良さを伝えさせていただきました。どの子も成長の途中。今後の課題を受け止めながらも、良さを認めほめつつ、上手にさらなる成長へと向かわせられるよう、ご家庭と共に支援をしていきます。
さて、人権月間を締めくくるかのように、今日は柏崎人権擁護委員協議会から竹島会長ら3名が生徒たちの表彰に駆けつけてくださいました。毎年3年生は、社会科や道徳の時間等で学んできた人権の大切さについて、自分たちの生活を振り返り、人権作文にまとめています。自分が受けた人権侵害、誰かが受けた差別や偏見、身近なところに潜む差別意識について中学生なりの考えをもって人権の大切さを訴えます。
今年度は5名が入賞し、竹島会長から表彰していただきました(どんな賞であるか詳しい内容については学校だよりでお伝えします)。「5人も賞に選ばれるなんて、あまりないことです。三中生は素晴らしいですね!」とほめていただきました。ありがとうございました。
生徒が褒められるということは、教師にとって本当にうれしいことです。
美しい・・・ステンドグラス
三中には名物ともいえる、生徒玄関エントランスに螺旋階段があります。
その脇に、新たなる名所ができました。美術部が一生懸命作ってくれた、ステンドグラスです。制作段階から見守ってきたのですが、チームに分かれて一人一人がとっても細かな作業を黙々とやり続け、ついに完成したものです。絵柄は山あり海ありの三中生校区をイメージくれたようで、構図がとっても素晴らしい!
保護者面談の際に、ぜひご覧ください。そして、美術部の生徒たちえを褒めてやっていただけたら、幸いです。
三中校区公開授業 ~人権教育、同和教育~
11月に引き続き、人権教育に取り組んでいます。
三中校区全体で研修を深めています。三中生の授業を小学校の先生方にも参観いただきました。人権教育、同和教育の学習で、全クラスで「生きる」という教材を使って授業をしました。
1年生は、「世間は外見で人を判断し、その内面を見ようとしない」ということを題材に学習しました。2年生は、被差別部落出身の同級生に対して、刷り込まれた偏見に葛藤する同級生の姿、友達として接するからわかる差別や偏見の無意味さと戦い、親をも乗り越えその友達に会いに行く同級生の姿、二者を取り上げそれぞれの思いについて深く考えさせていきました。そして、差別や偏見をなくしていくために自分たちは何をすべきか、考えました。3年生は、就職差別について、履歴書に潜む差別意識、面接によるあからさまな侮辱・偏見、差別の実態を学習しました。
人が作った差別ならば、人がなくしていかなくてはならない。
12月10日は世界人権宣言の日です。人権DAYと言われています。1948年の制定ですが、世界から差別や偏見はなくなっていません。差別や偏見は無知(真実を知らないこと)から起こります。今後も学び続けることで、あらゆる差別や偏見を憎み、なくしていく努力ができる心を育んでいきます。
師走!生き生き学ぶ2年生
師走に入りました。
早いもので令和5年も残りひと月となりました。年の瀬はいろんなことがあり気ぜわしいものですが、クリスマス、年末と子供たちにとっては楽しみな時かもしれません。3年生は、今年の12月は今までとはずいぶん違う心境でしょう。
さて、2年生の授業をのぞいてみました。1組は保健体育、2組は家庭科の調理実習。体育で、野球を学習する時代です。私たちの時は、3人集まれば神社の境内で野球をしていたものです。2年生たちは最初はバットの握りも、打って走る方向もわからなかったようですが、今やバッティングを楽しみ、歓声が響きます。
調理実習は、もちろんみんなノリノリ!「食」というものは楽しいものです。野菜を洗ったり、鮭を下ごしらえしたり、調味料を計ったり。
野球も調理も共通していたのは、どちらも「自然と仲間と協力する姿」がありました。協力してやらないと結果が良くならない。同じ目的をもって役割を担う。体験的な学習は、とっても大切です。きっと、社会に出たときに、一番力となるのではないでしょうか。
楽しそうに授業をすすめている、とても良い表情の2年生たちでした。
鳴海会役員選挙 ~立会演説会・投票~
いよいよ今日は選挙戦の最終日。立会演説会と投票です。
毎朝、候補者・責任者たちが一生懸命有権者に訴えてきた選挙運動も今日の立会演説で最終となります。候補者は自分の次年度の公約を責任者は候補者の人となりを堂々と話しました。候補者たちは、来年度どんな生徒会に、学校にしていきたいかを夢をもって具合策をもって話しました。後半では、質問者がたくさん立ち、さらに具体的に聞いてみたいことを質問として候補者にぶつけていました。3年生の質問者が多く、巣立ちゆく前に後輩たちに安心して引き継げるよう、願いを込めて質問しているようでした。
「みんなで生活をしている学校だから」意見を積み重ねる授業ができる。その一方、たくさんの人がいるから事故・怪我、人権侵害がないようルールが必要で、よりよくまとめていくためにリーダーが必要。たくさんの人がいる社会は、無言で通り過ぎていく冷たい関係にならないよう明るい挨拶が必要である。そして、みんなの力が合わさると、大きな力になる。より良い生き方を目指し、一人一人の力を合わせて大きな力を生み出し、良い学校生活を想像してほしい、と講評を与えました。
人権講演会
今日は、人権講演会として、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による拉致被害にあわれた蓮池 薫さんをお招きしました。
1977年新潟市で横田めぐみさんが拉致され、蓮池さんはのちに奥様となる奥土さんとともに、柏崎の中央海岸で1978年に拉致されたそうです。蓮池さんは拉致の目的について、当時の社会情勢に触れながら教えてくださいました。故郷を奪われ、家族と引き裂かれ、自分が夢を追って勉学する道も絶たれ、とんでもない境遇に立った時の辛さを話してくださいました。3年生たちは真剣に聞き入っていました。
3年生の質問に「改めて、平和であること自由があることの素晴らしさを思う」という言葉には大変な重さがありました。北朝鮮では、とにかくいつ戦争が起きてもおかしくないこと(1950年に起きた朝鮮戦争は終戦ではなく今なお停戦です)、この国が将来どうなってしまうんだろうか、という2つのとてつもない不安にいつも押しつぶされそうだったといいます。
そして、拉致問題の解決に向けて、その重要なポイントを2つ話してくださいました。
「拉致は今言ったとおり、あってはならないし、どうしたって解決していかなければならない。皆さんも含めて、日本の国民が忘れてしまってはならないことです。そして、重要なことは<時間がない>ということ。家族が生きているうちに日本に帰し、家族に会わせてあげなければ、だめなんです。横田さんのお母さんはご高齢です。あと2年のうちに、解決をしていかなくては。」「もう一つは、拉致について北朝鮮の国民を恨んだり非難してはならないということ。拉致の目的は先ほど話した通り、北朝鮮政府が拉致被害者をスパイにしたりして、自国のために利用しようやったことです。北朝鮮の一般の国民たちは、みな助け合って生きているいい人たちなんですから。」
蓮池さんの言葉はとても重いものでした。3年生たちは、拉致されて今なお苦しんでいる方々の気持ちに思いをはせているようでした。
「忘れないこと」「言い続けていくこと」
自分たちにできることをやっていくことを決意し、蓮池さんへのお礼とします。
蓮池さん、本当にありがとうございました。
修学旅行、事前学習 ~2年生~
2年生の教室横の廊下に、修学旅行の事前学習で作成した成果が掲示されています。
社会科の授業で取り組んだと聞きましたが、京都と広島の史跡や観光名所について調べたレポート、またクイズ形式で楽しく学習できるようなもの、そしてご当地のお土産について調べたことなどがたくさん張られていました。
そして、国語科からは図書室にある戦争や平和についての「おすすめ書籍コーナー」が、設置されました。この機会に、ぜひ読んでほしいものです。
歴史学習は、過去を知り、より良い未来を築こうと、今できることを考えること。修学旅行は、その大きなきっかけであり、現地に行って自らの学びを検証する大きなチャンスです。だから、事前学習が充実しないと、検証の成果は薄れ、ただの見学になってしまいます。2月の出発の日まで、存分に事前学習を深めてほしいものです。
令和5年度 三中校区「絆スクール集会」
4つの小学校から6年生たちをお招きし、三中校区「絆スクール集会」を開催しました。
企画運営は、6年生たちの一番近い先輩となる、1学年委員が行いました。この日のために、心通わすアイスブレーキングやクイズ、みんなでいじめについて考えるための動画づくりなど、本当によく頑張って準備をしてきました。
6年生たちと中1生徒全員で小グループを作りました。「実は・・・」で始まる自己紹介から始まりました。小さな自己紹介ですが「あぁ、この人今こんなこと考えているんだ」「こんなことにはまっているんだ」と知り合うことで、心の距離がぐっと縮まっていきました。心通わす工夫がたくさんあったことで、最後のいじめについての議論も深まっていきました。「加害者側には、被害者がなぜつらいかがわからないため、いじめの意識がない」という、日常に起こりうることを題材に、みんなで話し合いました。お互いが違うということをわかり合うことが、いかに大切なことかに、みんなが気付いていきました。
中学校入学に向けて、中1生徒に聞いてみる時間もあり、「そんなの大丈夫だよ」「気にしない気にしない。すぐ慣れるよ!」といった、温かい声掛けを中1生徒たちがしている姿は、大変ほほえましいとともに、とても頼もしく感じました。小6児童の一番の不安は「学習」。そして、一番楽しみにしていることは「部活動」でした。私たち教職員も、しっかりとこの気持ちを受け止めていきます。
4月が楽しみになった人時でした。