お知らせ

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NEW 学びは、楽しい! ~百人一首大会?!~

 3年生の教室を通りかかると、何やら雅な声が聞こえてきました。

 朗々と和歌が詠まれていました。中をのぞいてみると班ごとに分かれて百人一首をしていました。上の句を読み上げてもらい、その和歌の下の句が取り札となっていて、それを取り合い、数を競います。普通のカルタでも難しいのですが、自然と和歌を覚えていくことにつながります。何よりも、和歌の響きの良さ、そして、千年前の人々も今と変わらぬ気持ち=特には恋心などをうたっていることに、日本人としての感性、そして日本文化のすばらしさに気付かされる思いです。歌に込められた気持ちは、2024年を生きる生徒たちにもしっかりと伝わるのです。いい授業を参観できて、私もうれしかったです。

NEW 休業明け ~後期後半の始まり~

 令和6年は元旦早々、とんでもない始まり方をしてしまいました。

 柏崎も相当に揺れ、津波警報も出され、海岸沿岸部のみならず大変心配な時を過ごされたことと存じます。

 第三中も避難所となり、たくさんの方々が非難、また夜を過ごしていかれた方もおられました。今日の休業明け集会では、生徒たちとの再会を心より喜んだところです。ご親戚等に被災された方もいるかもしれません。いずれにせよ、石川県を中心に大変な状況が続いています。

 生徒には、辛い思いが心にあるならば、その思いを誰かが必ず聞いてくれるので、安心して話していいんだ、と呼びかけました。保護者の皆様につきましても学校スクールカウンセラーもおりますので、ご相談ください。

 さて、休業後集会では、3年生代表生徒と生徒会代表が今後の抱負を語ってくれました。3年生は進学に向けて最後の頑張りの時、1,2年生については進級に向けて先輩となる自覚を高めさらに力をつける時、という激励がありました。生徒の言葉ながら時をわきまえた的確な助言でした。3年生にとって残り38日の登校日。そして、3年生にとって「日本一」と感じられる卒業証書授与式にしていこう、と話をしました。

 何はともあれ、新年の決意を胸に、自分にできることをこつこつと積み重ねていく一年にしてほしいものです。

 

NEW 令和5年、さようなら!最後の登校日

 大雪の予報が発せられ、市内の小中学校が一斉に2時間遅れの登校となった冬休み前の最終日。

 混乱もなく、さすが三中生たち。いつもの時間を2時間遅らせていたって平常心で登校してきました。休業前集会で「昨日今日の大雪ですが、家で雪かきを手伝った人はいますか?」と問いかけると、何人もの手が上がりました。家庭の一員としてしっかりと役割を担っていることをとても頼もしく思いました。

 3年生たちは、最終日に学年朝会でした。中身は、学年でトランプのババ抜き大会でした。男女混ざった4~5人のグループで仲良くトランプに興じていました。「おまえのとこに、ババがいった~ざまみろ~」というような、人をさげすむ言葉は一つも聞こえてきませんでした。ルールを守る集団、他者の気持ちを思いやれる集団だな~と立派に思いました。楽しいことも、心無いことをいう者がいれば、やらなかった方がまし、ということになります。3年生たちは本当に成長した、美しい集団だと、うれしくなりました。

 宴の後、しっかり整列をし直し、学年委員長から重要な発表がありました。「卒業合唱」の曲が決まった、というものです。3年生最後の共同作業となる卒業合唱。年明けから練習が始まるそうです。感動の卒業式になりそうです。

NEW 良い年を迎えよう! ~清掃強調週間~

 今週は、12月の登校日最終週となります。

 日頃お世話になっており校舎への感謝を込めて、そして新しい年を気持ちよく迎えられるよう、大清掃です。冬本番を迎え寒い中ではありますが、塩や汚れで曇ってしまった窓を熱心に拭いてくれている生徒がいたり、教室入り口のドアの溝を細やかに磨いてくれている人がいたり、天井のクモの巣取りをしてくれている生徒がいたり、学校中がとってもいい雰囲気に包まれていました。やはり、三中生はすばらしい、と誇らしく思いました。

 清掃をすると、気持ちがいい!

 そんな尊い気持ちで働いている、それこそ三中生のあるべき姿です。

NEW 人権月間の最後を飾る・・・

 先週は期末個別面談で学校に足を運んでいただき、ありがとうございました。

 生徒たちについて、家庭と学校がともに連携し合い各々の立ち位置で生徒を支え導いていく、ということを再確認させていただく貴重な機会となりました。学校からは生徒の頑張りや良さを伝えさせていただきました。どの子も成長の途中。今後の課題を受け止めながらも、良さを認めほめつつ、上手にさらなる成長へと向かわせられるよう、ご家庭と共に支援をしていきます。

 さて、人権月間を締めくくるかのように、今日は柏崎人権擁護委員協議会から竹島会長ら3名が生徒たちの表彰に駆けつけてくださいました。毎年3年生は、社会科や道徳の時間等で学んできた人権の大切さについて、自分たちの生活を振り返り、人権作文にまとめています。自分が受けた人権侵害、誰かが受けた差別や偏見、身近なところに潜む差別意識について中学生なりの考えをもって人権の大切さを訴えます。

 今年度は5名が入賞し、竹島会長から表彰していただきました(どんな賞であるか詳しい内容については学校だよりでお伝えします)。「5人も賞に選ばれるなんて、あまりないことです。三中生は素晴らしいですね!」とほめていただきました。ありがとうございました。

 生徒が褒められるということは、教師にとって本当にうれしいことです。