お知らせ
バリアフリー講座 ~1年生・家庭科~
1年生たちが、家庭科でバリアフリーについて学んでいます。
この日は社会福祉協議会の方々から来ていただいて、ご講義をいただきました。世の中には様々な人たちがいる。それぞれを尊重して助け合って生活をしていくことが大事だ。しかし、その人でなければ分からない困難がある。それが、「バリア」なのだ。道にある段差、高いところにボタンがある自動販売機、右利き用に作られがちなハサミ、同じようなボトルでシャンプーかコンディショナーがわからないボトルの容器など。多くの人たちが「多数(マジョリティ)」の事だけを考えがちであり、その様な考え方がともすると差別や偏見を生むこと。盲導犬を連れた目の不自由な方に、「犬の入店を拒む」お店の人がいたならば、それは法律を知らない人のすること。つまり、無知であることが困っている方々のさらなる障害になってしまうことなど、たくさんのことを教えていただきました。
バリアをなくすことに加えて、「どの人にとっても使いやすい、優しい」というユニバーサルデザインということについても教えていただきました。7つの原則を教わった1年生たちは、習う前と違った存在になったかのように感じた次第です。教育の成果は個々にある、と私は感心して見ていました。
その後は、校舎内にあるバリアを探したり、ユニバーサルな表示あがあるかどうかなど見て回っていました。このような学習を通して、心にもバリアのない大人へと成長してくれるはずです。
三中杯 Part.2
2月に入りました。
2月は月の日数も少なく、祝日もあるため早く過ぎていく感があり、「逃げる、二月」といわれています。2月が逃げてしまったとき、もう卒業式はすぐそこ…3年生たちと過ごす日々が残り少ないことを感ぜずにはいられません。
さた、今日の三中杯はパート2、学級対抗「大縄跳び」です。寒いのもなんのその、三中生の心にはめらめらと炎が燃え上がっていて、体育館は熱気に包まれました。
学年ごとに大縄飛びが開催され、各学級ごとにみんなで飛んだ合計が集計されました。さて、結果は…
第1位はなんと、1年1組!一年生が上位を席捲する結果となりました。クラスの人数が少なく小回りが利いたせいでしょうか?しかし、みんな笑顔。お互いの学年学級の良さを再確認できた、素晴らしい企画でした。
本部役員の皆さん、本当にありがとうございました。
三中杯、開催! ~鳴海会~
定期テストが終わりました。
テストにはそれ相当な知力体力を使った生徒たち。そのストレスを吹き飛ばそう!と、鳴海会が計画してくれた三中杯の第一回が開催されました。今回は、鳴海会本部が作成した、三中の先生方にまつわるクイズ。学級が班ごとになっての全校対抗戦でした。「最近洗濯機が壊れた人は?」など、なかなかレアな質問が多く、みんなで首をひねっていましtた。
全校で楽しいひと時を過ごすことができました。
こんな瞬間が、ほんとうにすばらしい!
令和6年度 最後の定期テストに向けて!
令和6年度最後の定期テストが近づいてきました。
各々、テスト計画表にのっとり学習計画を立てた生徒たち。新旧進学への熱い気持ちをかけて、最終定期テストに向かいます。その熱意にこたえたい、と質問教室に足を運ぶ先生たち。仲間と励まし合い刺激を受けながら、テスト勉強に打ち込む生徒たち。とても良い姿があります。
今よりもう一歩先の自分になるために。今よりなにがしかの変化が自分の中に生まれる。それが「学ぶ」ということ。全校朝会でも話しましたが、テストも入試も本番で大切なのは、「あきらめない」という強い意志。
がんばれ!三中生
新入生体験入学&入学説明会
いよいよ令和7年度への準備が始まりました!
毎年のことですが、小学校6年生に三中に来てもらい、授業を体験したり、生徒会から学校生活について知ってもらえるように説明を受けたりする、体験入学を行いました。この日は、保護者の皆様にもご来校いただき、別メニューとして、入学説明会も同時に開催しました。
児童たちは、どきどきわくわくして三中に来てくれたようです。
音楽・保健体育・理科と希望した授業に分かれて、それぞれの授業を体験しました。音楽では合唱をするときに良い声を出すための3原則を教わり、実際に体験してもらいました。最後に、ピアノの周りで仲間たちと関わりながら元気に歌を歌っている姿がとっても初々しく良かったです。
理科室では、顕微鏡を覗きながら微生物の世界に浸っていました。肉眼では見えない微生物が拡大されるとしっかりと心臓の鼓動が見えてたくましく生きていることに、驚いていました。
保健体育では、楽しみながら体を動かしていました。腹筋をしたり、馬飛びをしたりしながら、中学生になった時に必要な体力や俊敏性等を確認していました。小学校ではあまりやってきていない動きに、やや戸惑いつつ、入学前にもっと体力を上げよう、そんな気持ちが高まっていました。
保護者の皆様には、入学後の事務手続き等をご説明しました。「4つの異なる小学校、異なる文化が三中では、それぞれが尊重されながら、融合されていく。それが第三中学校の文化となっていきます。今年度素晴らしい活躍がありましたが、そのもとは『普段の授業』にあったと感じています。何でも言い合える、間違いを尊重しみんなで考えを積みあげていく、温かい学級風土があってこそ、一人一人が自分自身を高めようと少しずつの挑戦をした。その結果なのです。」と私は、三中教育について話をしました。
このことは、当然次年度へと引き継がれます。当たり前の事をだれにも負けないくらいにやる。そんな三中生を今後とも育んでいきます。
食べて学ぼう、日本の万博!
今日の給食には、なんとたこ焼き(丸ではなくタコの形。たい焼きのよう!)が!
そうです。今週は「万博」をテーマにした給食がメニューとなっています。今年度大阪で開かれる大阪万博。万博とは何か、少しでも生徒たちに関心を持ってもらいたいという企画です。こんなにすごいメニューは今まであったでしょうか?デザートもついて、大満足!
万博開催地をめぐる、給食の旅。その土地土地を勉強することにもなってとっても楽しい企画です。
感謝して、いただきます!
もし、災害が起きて地域に避難所ができたとしたら・・・ ~3年・防災学習~
3年生が総合的な学習の時間で「防災学習」に取り組んでいます。
地域防災について学習してきた3年生たち。もし災害が起きて地域に避難所ができたときに、地域の一員として自分たちに何ができるか、をテーマに学習を深めてきました。各班ごとにテーマを設定し、自分たちにできることについて考え、発表しました。避難所の実際について学習した成果を踏まえ、孤立したご老人、思うように遊んだりできずストレスが溜まる幼児、着替えや授乳等に困る方々等々をイメージして、自分たちに何ができるかを提案しました。
発表会では、柏崎市のNPO「まちから」から4名をお招きし、発表についての評価や助言をいただきました。また、実際に能登半島地震の避難所ボランティアに参加された経験談を話していただきました。生々しい災害の様子や避難所の厳しさを伝えていただきました。輪島市では住民の半数が避難所生活になったことを教えていただきました。
「柏崎市だとしたら3万人を超える人たち全てが避難所での生活となると考えると、いかに被害が甚大であり、生活が困難であるかが想像できるでしょう」という話は、とても説得力がありました。
ちょうど今日は阪神淡路大震災が起きた日。あの日から30年がたったと言います。地震災害は、いつどこで起きても不思議ではない日本に住んでいる私たち。今後、どこで生活することになっても、この防災学習を忘れずに、役立てていきたい、そう振り返っている3年生たちでした。
希望を胸に・・・ ~リーダー研修スタート!~
令和7年度を牽引する鳴海会のリーダーたちが先日決定したことを受け、いよいよリーダーとしての心構えを固めていくリーダー研修が始まりました。
一番最初に講話をとお願いされ、私が話をしました。久々に黒板を使いミニ授業のように一人一人に問いかけたり考えを聞いたりしながら、今後直面する不安や心配事についての心構えを話しました。各々の部署の中で先頭に立つ、部員の気持ちをまとめる、役割を明確にしてより良い日常を創っていくことは、簡単なことではありません。仕事に穴があいたり、思いが伝わらなかったりすることは十分起こりうること。
私が伝えたことは「正しいこと」だからといっても、伝え方を誤ると人は動いてはくれないこと。反対意見や無関心から動いてくれない人がいたときに、どうまとめていくことが大切なのか、具体的な場面を提示して考えてもらいました。集団をまとめ集団の営みを成立させていくことは一つの「政治」です。一人一人の意見を聞くことは大切ですが、全ての人が納得する社会を作り上げるのは非常に厳しいこと。多様性の尊重とともに、「よりよく生きる」という崇高な目標に向けて大勢を束ねていかなければなりません。現実社会、世界の様子を見ても異なる価値観同志がぶつかり合い、争いや戦争が起こっている状況や、意見対立から、どちらにも勧めない膠着による停滞が起こり、社会がうまく回らない様子が伝わってきます。
リーダーたちがその立場で経験していく学びは、そんな実社会で様々な人たちと共生し協力し協働して生きていくために、何が必要かが分かっていく、とても貴重な学びとなります。授業を通して学ぶこと以上に大切なことを学ぶことでしょう。そんなリーダーたちに期待し、話を終えました。
現会長からも、リーダーとしての意識の持ち方や振る舞い方について話があり、1,2年生たちの背筋が伸びている様子が伝わりました。本番となる前に、こうやって一つ一つ学んでいけることは幸せなことです。一歩一歩の歩み、その挑戦がみんなの力となる。失敗して当たり前。そこからたくさん学び成長してほしいものです。
三中杯に向けて! ~学年朝会~
鳴海会が企画する「三中杯」が今年も行われます。
これは、全校で楽しい種目を通して競い合い、学級の和を深め学年を越えて縦横の絆を深めていくことがねらいです。第1回目は学級ごとの「大縄跳び」です。1,2年生がそれに向けての練習に取り組みました。朝から元気に縄を飛んでいました。2年生はテンポをそろえるために、自然と声掛けが始まり、とっても良い雰囲気で飛んでいました。本番に期待が持てそうです。1年生は、練習後はしっかりと元の隊形に戻って振り返りをしていたのは立派でした。すでに、先輩となる準備がもうできています。
さて、本番の三中杯の盛り上がりが楽しみです!
寒さを吹っ飛ばせ‼ ~柔道~
1年生たちが武道場に集合していました。
寒い中でしたが、畳をしいて武道の単元の学習が始まりました。第三中では柔道を行います。男女ともに柔道着を着て帯を締めている姿が何とも凛々しい。中学校では、柔道の技を身に付けるというよりも、しっかりとした受け身を覚えます。受け身を身に付けることで、怪我をしない、頭を守る身のこなしができるようになることには、大きな意義があると感じます。自転車やスキースノボなどで、生きていくうえで怪我は付き物ですが、大怪我にしないようにするために、受け身はとても大事な技術といえます。
体からほのかに湯気が上がるような、そんな楽しい授業風景でした。
新生徒会・委嘱式
連休が明けて、1月もあっという間に半ばに差し掛かりました。もはや、正月気分ではいられませんね。
生徒朝会は、そんな気持ちを吹き飛ばすような新リーダーたちの熱い思いに満ちた、委嘱式が行われました。令和7年度の第三中を引っ張っていくリーダーたちです。役員選挙後、来年度の鳴海会をしっかりと想像しながら、自分はどんな役割を担うべきかを、1,2年生たちは考えて来ました。そして、鳴海会の本部役員や、各委員会の委員長をだれに託すべきかを考え、多くの立候補や推薦が出てきました。そして、最後には面接をして意気込みを語ってもらったうえで選ばれたリーダーたちです。選挙で選ばれた、新生徒会長から委嘱状が手渡されました。
ステージ下に並んだリーダーたちは、緊張感があり、引き締まったいい表情をしていました。代表者が、抱負を述べてくれましたが、来年度を素晴らしい年にしていく、という強い決意を感じました。リーダーたちが方向を示す、みんなが協力し盛り上げていく。3年生たちが安心して巣立てるよう、在校生たちの頑張りに期待です。
2025年、初登校日 ~巳年に期待を込めて~
長期休業が終わり、2025年になって最初の登校日を迎えました。
生徒を笑顔にして迎えたいと、この日に向けて職員がお迎えのボードを作ってくれました。ちょっとでも学校に来て元気になってくれたら、と。我が職員ながら、こんな気遣いをしてくれることに、心が温まりました。
玄関で生徒を迎えましたが、久しぶりに見る顔ながら笑顔に満ちていて、元気をもらいました。
学校に、笑顔と元気な声があふれ、まさに学校が生き返ったことを感じます。これからも学校は、生徒たちが自立し夢を描いて生活をしていく力を蓄える「希望の場」となるよう、教職員一同力を合わせてまいります。
保護者の皆様、地域の皆様の温かいご支援を尚一層賜りますよう、お願い申し上げます。
柏崎市刈羽郡中学校 生徒会交歓会
冬休みに入りました。
年末年始に当たるこの休みは、2024年を振り返るとともに、元旦には新年の決意をもって「新たなる挑戦をする自分」になって、休み明けに再会しようと、休業前集会で話しました。
毎年この時期に、来年度のリーダーたちが集って自分たちの考える生徒会を語り合う、「生徒会交歓会」が開かれます。今年度は第五中学校が会場です。選挙で選ばれた新会長・副会長たちの初仕事といえます。一人一人が別々のグループに分かれ、それこそ三中の代表として堂々と意見を述べていました。グループ発表に当たった三中・副会長は、グループ協議の内容をわかりやすく発表していて、とても頼もしく見えました。
どの学校のリーダーも、経験は浅いわけですが、「こんな学校に、生徒会にしたい!」という強い夢や目標を持っている人たちばかりだったことでしょう。大いに刺激を受けたことと思います。三中生は人数も多い分多様な集団。一人一人の多様性を尊重しながらも、みんなの思いを一つにしていけるよう、素晴らしい取り組みを積み重ねていってくれることを期待しています。
とても、良いきっかけをいただいた交歓会でした。
マイナスをプラスに! ~中庭のひと時~
学級閉鎖が解除され、久々に全校がそろった今日。
朝は、放射冷却で雪が凍ってがりがりでした。でもその代わり、久々に晴れる日なのかな、と思わせたのもつかの間、お昼には深々と雪が降り積もりました。私など、「あぁ、車に雪が積もって、落すの嫌だなぁ…」と、少し憂鬱に。
ふと、中庭を見ると元気に遊ぶ三中生の姿がありました。雪があったら、雪だるまを作ろう!雪合戦をしよう!
子供らしい、素晴らしい、頼もしい、そしてほほえましい三中生の姿がありました。この発想がとても生き方の違いを生むことだ、と感じます。雪かきは嫌だ! → いい筋トレ!ダイエット!と考えるだけで本当に変わってくるものです。汗をかいた後の〇〇はおいしい!ご飯だっておいしい!
生徒の姿に元気と勇気をもらいました。
作品展示会、大盛況!
保護者面談に合わせて開催している作品展示会ですが、昼休みにはたくさんの生徒たちが鑑賞に来ています。
他学年の作品についてもしっかりと鑑賞し、緻密な絵や迫力ある作品に見入っていました。特に、3年生たちの描いただまし絵や3D技法の絵、iPadを使って工夫した作品がとても好評のようです。生徒たちの視野を広げるいい機会となりました。
保護者面談が金曜日で終わりとなります。足元の悪い中でしたが、ご来校ありがとうございました。
保護者の皆様と生徒たちを真ん中に置いた良い話し合いができたと、教職員一同大変喜んでいます。今後も、生徒たちとお互いのかかわる場所で、役割を分け持ちながら、しかし、子供たちのよりよい成長を目指すという方向性は一つにして、連携・協働していきたいと考えます。
年末年始をご家族で幸せに過ごされますよう、ご祈念いたします。何より、安全安心な冬休みとなりますよう、ご支援ご指導ください。
ご来校いただき、ありがとうございます! ~保護者面談~
例年より冬らしいこの12月。冬めいているのかどうなのか、梅雨のように雨が降り続き、土砂崩れ等の警戒が必要な日が続いています。
そんな悪天候の中、保護者面談が始まっています。足元が悪いところ、ご来校いただき本当にありがとうございます。これから冬休み、そして新年を迎える頃。子どもたちとの会話が増える時と思います。良さをほめて伸ばし、改善すべきところについては「こうしていくと、こんな風に良いことがある」と、ご助言ください(〇〇〇したら、×××を買ってあげる、というのは禁物。学習動機の劇薬です。一回は劇的に効きますが、買ってあげなくなると、尚のことやらなくなる、という実験結果があります)。
面談に合わせて、多目的室で技能教科の作品展を開催しています。日頃の頑張りや、素晴らしい表現力が見れて、私も驚きました。テストをやる教科だけで人は測れない、とつくづく思い知らされます。社会に出て大切なことは「表現力だ」とよく言われることです。作品展には頼もしい三中生の姿がありました。
3年生の「飛び出してくるような!」すごい表現力に驚きました。紙の世界は2次元ですが、工夫により立体である3次元に見えるのが、素晴らしいです。絵なのに、どう見つめても目が追いかけてくる絵など、とっても不思議でした。
ぜひ、見に来てください。
まさに生徒が主役の学校 ~生徒朝会・鳴海会~
生徒朝会がとっても充実しています。
給食委員会と、学習委員会と体育委員会と3つの委員会が生徒朝会を活用して、全校生徒に呼びかけました。
給食委員会は、普段あまり気にすることなく、当たり前のように食べている給食の裏側を紹介。朝八時には野菜などの食材が届き、調理員さんたちはそこから仕事が始まっていること。多くはないスタッフで約800人分の給食を作ってくださっていることなどが紹介されました。日頃の感謝をメッセージにして届けよう、という呼びかけは大変心温まるものでした。
学習委員会からは、新刊の紹介や図書質の利用の呼びかけについて。これをしたのは2年生の学習委員会で、3年生たちはなんと!「3年生だから言える、学習の意味」といったもの。私たちはなぜ、学ぶ必要があるのかについて、具体的に以下の3点を挙げて説明してくれました。
➀ 将来性の多様化 学ぶことで自分たちの可能性が広がっていく。
② 社会性の向上 知識が増えることや世界観が広がることで、魅力ある人間に成長できる。
③ 知識欲の増加 学ぶことで知りたいことが分かる。そうするとさらに、いろんなことを知りたくなり、自分が高められてい行く。
なんと素晴らしい。まさに「学習とはやらされるものではないんだ!」ということを、自らの経験に基づき述べてくれました。最後に、学習委員長から、総括。
「あきらめずに何事も一生懸命に取り組むという、人として大切なことを、学習するということによって、身に付けていっているんだ。だからこそ、みんなで頑張ろう!」
すばらしい。本当に素晴らしい言葉でした。
体育委員会からは、冬季間になって体育館等で遊ぶ機会がより増えていますが、バドミントンなどの用具の正しい使い方について話がありました。破損は起こりうることですが、誠実に報告をすること、とても大切な連絡でした。
いいぞ!鳴海会‼
デビュー戦!やり切りました! ~吹奏楽部~
土曜日に、上越地区の吹奏楽アンサンブルコンテストがありました。
昨年は夏以降、部員が一人という状況を乗り越え、今年度は8人の吹奏楽部。
1年生は正式に入部したものの、数か月しか活動期間がないため、夏のコンクールには残念ながら出場ができません施した。この度、アンサンブルコンテストに、満を持して出場。上越文化会館で大緊張のコンクールデビューを飾りました。私もドキドキして鑑賞していました。8人の呼吸はしっかりと整い、立派な演奏でした。本当に素晴らしかった!
終わってから声を掛けましたが、演奏前とは違ったいい笑顔でした。緊張が、小さな自信に変わった瞬間です。
2年生部長が待ちに待ったこの時。頼もしい部長、そして素敵な部員たちでした。
世界の果てから、日本を見つめて ~2年生・生き方講演会~
2年生の生き方講演会が開かれました。
講師は、長岡市国際交流センターのセンター長を務めていらっしゃる羽賀友信さんです。
羽賀さんは、獣医師で、世界66か国を訪問。特に、貧困地域や戦争下で大変な生活を強いられている方々への支援活動を行ってきた方です。アフリカや中東諸国など、今でも政情は大変不安定で、その支援の方法等について、日本政府からも羽賀さんに相談が、今でも、きているそうです。
まさに、世界を知る羽賀さん。しかし、その口調はとても優しく易しい言葉を使いながら、中学生に話しかけてくださいました。
ブータンの人々の慎ましくも高い精神性をもった生き方について。
「3000mの高山に都市があるブータン。とても寒いです。しかし、国王や大臣はストーブに火を入れません。どうしてだと思いますか?」と、問います。ぽかんとする、中学生。「人々が燃料が足りず寒い思いをしている。自分だけが、温かい思いはできません」、と理由を話してくれました。「ブータンでは、偉いというのは権力や財力があることではなく、人々の模範となる人たちのことをいうのです」というお話は、私にも響きました。
羽賀さんはいろいろなスライドを見せて、様々な国について話してくれました。
「楽しそうに泳いでいる子供たち。プールですか?違いますね。池でしょうか?これは、ソビエト今のロシアが撃ち込んだミサイルで陥没した穴に、水がたまったものですよ」とアフガニスタンについて話してくれました。
「これは何かわかりますか。外ですね。屋根がないですね。黒板もないですね。学校です」と、アフガニスタンの学校の様子。「でもね。彼女たちは言うんです。学校に行きたい。学びたい。学べる私たちは幸せだと」。
「この赤・白の石は何かわかりますか。赤い石の方に入ってはいけないという印です。そちら側は、地雷が撤去されていないんです。」2年生たちからは、声も出ません。寝ている生徒など一人もいません。真剣に、スライドに、羽賀さんのお言葉に向き合っています。
これだけでも、羽賀さんが三中生徒に出合わせた事実は、とてつもない力があったと思います。当たり前のような日本人の生活は、全く当たり前ではないんだ、ということ。そのことを実感しそのことを大切にしながら、そうではない人たちのことを考えられるようになることは、とてもすごいことです。単純に年齢を重ねてもなかなか感じられないこと。そんな大切なことを74歳の羽賀さんは、生徒たちに伝えてくれたのです。
「なぜと考えること、論理的な思考はとても大切です。自分が何かを話すとき、『なぜなら、〇〇〇~』という癖をつけると良いですよ。そして、同情ではなく、その人たちの思いに共感する心を持ってほしい。同情は他者をかわいそうと思うこと。何ら行動にはつながりません。共感とは、その人の立場が自分だったらどんな気持ちだろうと想像する力。そうすると、何とか力になってやらなくては、と行動が生まれます。そんな行動力を身につけてほしいです。」冗談めいて、自分の遺言だよ、とおっしゃる羽賀さんの優しい笑顔が忘れられません。
アフガニスタンの女子生徒が言ったように、「学ぶことは、自分が一人で生きていけるようになること。学校は、自分に力をつけてくれるとても大切な場所」。この言葉は、私の心にも突き刺さっています。生徒たちとともに、大事にしていきます。
羽賀さん、本当にありがとうございます。生徒たちは、羽賀さんの言葉を心に灯していってくれるでしょう。
令和7年度 鳴海会役員選挙
いよいよ令和7年度という名の付くものが出てきました。
3年生から鳴海会を引き継ぐ「令和7年度の鳴海会役員」を選ぶ、選挙の時となりました。候補者たちは、朝のあいさつに立ったり、昼の放送で自分の考えを述べたりと選挙活動を行ってきました。最後となる活動が、この立会演説会です。今年の良さを引き継ぎつつ、自分たちはどんな三中を作っていくか、真剣に自分の公約を述べました。候補者を支えてきた責任者の応援演説も、立派なものでした。当落という結果は出ますが、「自分たちの学校生活をしっかりと見つめなおし、より良くしようと考え、それを堂々と発表できたこと」に価値があります。大人でもなかなかしていない貴重な経験をしたのだと思います。ステージに立った人たちが全員が成長できた、そして、その人たちがリーダーとなり、良きフォロワーとなり、新たなる三中の時代を創っていってほしいと期待しています。緊張したことでしょう。大変お疲れさまでした。また、選挙を取り仕切ってきた、選挙管理委員会の活動も素晴らしかったです。ありがとうございました。