お知らせ
上越地区大会②
上越地区大会の第2幕が切って落とされました!
ソフトテニスにバスケットボールと野球などが加わりました。昔のように市内大会がないため、3年生にとって敗退イコール引退となってしまう、とってもシビアな戦いです。どの競技・種目の、どの試合にもチリチリするような緊張感が漂っていました。
県大会への出場権を勝ち取った選手の健闘をたたえるとともに、今回の大会が最後となってしまった選手たちに、心より拍手を送ります。君たちの最後まであきらめず戦った姿こそ、何よりも尊い。勝者たちは、次なる戦いに負けていった人たちの思いも乗せて、さらに厳しくも激しい戦いをしてくれることでしょう。
唯一の勝者の前に、誰しもが負ける。
その時に、悔いがない思いを持てるような日々の努力があったかです。今それを語れるのは、3年生たちだけ。後輩たちに、その思いをぜひ語って聞かせてやってほしいものです。
上越地区各種大会はじまる!
6月13日に各種大会の先陣を切って、陸上競技とソフトテニスの大会が始まりました。
昨年は熱中症が心配された地区大会でしたが、今年は朝方の雨のおかげか暑さがやわらいだ上々のコンディションでした。各々最後の大会にするものか、という気迫みなぎる必死の姿がありました。結果はさておき、自分の持つべき力をすべて出し切ろうとする、その姿には感動があります。生徒たちの全力の姿に、私も胸をつかまれたような気持になりました。
市内大会がなくなり、地区大会となると大会会場が分散し、見に行けなかった種目もあり、とても残念でした(高田から柏崎に戻ったにもかかわらず、もう終わっていた種目もあり・・・)。しかし、三中生徒の気持ちは一つ。
どんなつらい時、ピンチの時もそこから逃げず、「三中魂」を燃やして必死に戦っていたのだと思います。
魂は、心の中のそのずっと奥にある。そこで「負けるもんか」と青白く燃えている。私はそれを応援したい。
地区大会の後半戦は、19日から。前半戦の選手たちの気持ちに乗っかって、さらに三中魂を燃やして頑張ってほしいです。
高校説明会 ~3年生・進路~
今日は高校説明会がありました。
市内を中心として、各高等学校から校長先生や教頭先生に来ていただき、3年生に学校の特色等をお話ししてもらました。3年生保護者の参加も多く、大変ありがたいことです。
高等学校も時代の変化に合わせて、学ぶカリキュラムにも変化があります。また、入学後にさらに専門的な学科を自分で選ばなくてはならない学校もあり、それを理解していないといざ入学した後に困ってしまいます。3年生たちの目はとても真剣で、「自分は来年の4月に、どこに立っているのか」を考えているようでした。
夏休みには、オープンキャンパスが開かれます。今日の説明だけでは足りない、実際の学校の雰囲気を感じるために、どんどん参加してほしいものです。
自分がどんな生き方をしたいか。そのために、選択する道はどうなるのか。そこを考えていってほしいと思います。
教育実習も山場! ~学級活動・道徳~
二人の教育実習生を迎えて、早2週間目に入っています。
今日は2-1で学級活動、3-1で道徳の授業に挑戦です。
学活では、「組織・集団をより良いものにしていくためには」ということを考えさせる授業でした。道徳は、奄美大島の島唄を題材に、歴史や伝統を大切にしてきた人々の郷土を愛する思いに触れ、自分の郷土に対する思いを考えてみる授業でした。
実習生とはいえ、「生徒たちに、本気で伝えたいこと」を真剣に考えて指導案を書いて臨んだ授業です。そのことを知ってか知らずか、三中生の態度は真剣そのものでした。
先輩たちの熱い思いは、きっと後輩に伝わったことでしょう!
道徳授業から
5クラスが一斉に道徳の授業をしていた(教育実習生も!)ので、参観に行きました。
各クラス題材は違いましたが、一人一人が真剣に考えていました。今回は2年生に注目してみました。お話は「ごめんね、おばあちゃん」。核家族が増えている現代ですが、祖母と共に暮らす大家族の出来事です。身体が若いときのように動かなくなってきた祖母に、「ご飯をよそってほしくない」など、文句を言う孫たち。「老い」というものは誰もが「いつか行く道」と言います。その道に一番近い私にとって、孫たちに冷たくされた祖母の切なさが、他人事ではないように伝わってきました。授業者は、文句を言った子どもたち、それを叱る父、母、祖母、それぞれの気持ちを考えさせます。
その後、祖母は骨折をして入院をしてしまいます。学校から帰れば、家に鍵がかかっていることもなくいつも祖母がいて、自分たちを温かく迎えてくれていた。祖母が入院して気付く「家に鍵がかかっていないこと、誰かがいてくれることは、当たり前ではない」という事実。主人公の心に、変化が起きます。じっとしていられずに、自分のお小遣いを手に家を出る主人公。そして、祖母の大好物を手に病院へと向かうのでした。喜ぶ祖母、ほほを伝う一筋の涙。病院からの帰り道、主人公の心には爽やかな気持ちがこみ上げたのでした。
優しい心。思いやりや親切。それは人のためである。された人は「うれしい気持ちになる」から。しかし、主人公の心に爽やかな気持ちが溢れた。これは、何なのだろう?
優しさや思いやりや親切。それは、だれのためであったのかに、2年生たちは気づけたでしょうか?ぜひ、ご家庭で話題にしてほしいものです。
自分で着れたぞ! ~和装をとおして日本の文化に触れる・家庭科~
今日の家庭科は「和装教室」です。
専門的なご指導をいただくため、NPO法人である和装教育国民推進会議・新潟支部から小池支部長様をはじめ総勢5名の先生方が第三中学校・1年生たちのために来てくださいました。
浴衣を知っていたり着たことがあったりしても、自分で着たことがある生徒は少数です。どうやって身に付けるのか、そして着てみるとどんな感じがするのか、体験しながら日本文化の良さを味わう、そんな授業です。浴衣を着ると、華やかであったり、きりっとした印象だったり、和装に現れる日本人としての心の豊かさを感じます。
さて、頭をひねりながら、そして先生方に教わりながら、楽しそうに学習していました。
これで、夏の柏崎祇園祭りは、自分で浴衣を着て出かけられるぞ!?
梅雨前の爽やかさ! ~普段の授業の中から~
6月に入りました。
入梅した地域が話題になっていますが、新潟県はまだのようです。梅雨前の爽やかな時期。何をするにも良い時です。今日は、気温の上昇が予報されていましたが、湿度が低く、赤坂山を過ぎる風が届く第三中はとても過ごしやすい陽気でした。
2年生が育てている「ミニトマト」がどんどんたくましくなっています。毎朝の水やりの成果です!
1年生が熱心に短距離走の練習に取り組んでいました。6月は教育実習の時期でもあり、保健体育には実習生がサポートに入ってくれていて、充実した授業になっていました。
土日には、地区大会前の冠大会等も多くありました。この爽やかなよい季節に、精一杯自分の力を高めようと、充実した生活をしてほしいものです。
創造力は無限! ~3年生・美術~
3年生の美術の時間を参観しました。
紙粘土で作った作品を鑑賞し合い、どんな印象を持ったか述べ合い評価し合うというものでした。色々な作品があり、とても興味深く見ていました。その感想を述べあうときも「どんな造形に対してどんな感想を持ったのか、しっかり理由を話してあげて」という教師の助言一つで、ただ感想を言い合うのではなく、今後の作品作りに向けた深い話し合いになる、と感心しました。
三枚目の作品は、生徒に許可をもらって上げました。
この作品に注目したのは、造形の作品も想像力にあふれているのですが、Ipadで撮影した映像も、作品と一緒に示してあったことです。工夫して写真に収めたことで、より作品のイメージが広がって伝わってきました。これからの時代、自らをプロデュースして表現を工夫していく力は、とっても大切だと思います。
3年生の素晴らしい活動でした。
地産地消 ~2年生・技術~
2年生が技術で栽培の授業をしていました。
一人一人がトマトの栽培に取り組んでいます。登校するとすぐに水やりに取り組んでいて、2年生たちは立派だ!とその姿を毎朝見ています。
昨日は風の陣で盛り上がった柏崎ですが、今日はあいにくの雨。しかし、2年生たちは、この雨が作物にとっては恵みであることを感じている事でしょう。
さて、授業は教室内でいろんな作物について学習していました。「柏崎の特産の作物は?」という問いかけに、生徒たちは、節成キュウリや越後バナーナなどと、答えていました。インターネットで何でも手に入る時代ですが、すぐおなかを満たすことはできません。地域作物は新鮮でとてもおいしい。地産地消の大切さについて、その素晴らしさを今後も深めてほしいものです。
行事、その後…
昨日は今年度最初の行事である、「創立記念校内駅伝大会」が終わりました。
みんなで作り上げた感動、一体感、達成感…これが行事のもたらすものです。しかし、行事の良さはその後の生活に生かされてこそ!昨日は良かったけど、今日はダラダラしてしまったり、周りの人たちのことを考えない言動をしたり、あいさつができなかったり、では行事など、ない方が良いくらいです。
さて、三中生は…!
なんと、昨日あんなに走っていたので、もう走りたくない、なんてと思いきや、1年生、3年生体育の授業をのぞいてみると、体力測定の「シャトルラン」を必死に走っている1年生たち。グラウンドで、短距離走の練習を繰り返している3年生たち。
ダラダラ感など、まったく感じませんでした。さすが、これぞ三中生!誇らしいです。