お知らせ

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NEW 道徳授業から

 5クラスが一斉に道徳の授業をしていた(教育実習生も!)ので、参観に行きました。

 各クラス題材は違いましたが、一人一人が真剣に考えていました。今回は2年生に注目してみました。お話は「ごめんね、おばあちゃん」。核家族が増えている現代ですが、祖母と共に暮らす大家族の出来事です。身体が若いときのように動かなくなってきた祖母に、「ご飯をよそってほしくない」など、文句を言う孫たち。「老い」というものは誰もが「いつか行く道」と言います。その道に一番近い私にとって、孫たちに冷たくされた祖母の切なさが、他人事ではないように伝わってきました。授業者は、文句を言った子どもたち、それを叱る父、母、祖母、それぞれの気持ちを考えさせます。

 その後、祖母は骨折をして入院をしてしまいます。学校から帰れば、家に鍵がかかっていることもなくいつも祖母がいて、自分たちを温かく迎えてくれていた。祖母が入院して気付く「家に鍵がかかっていないこと、誰かがいてくれることは、当たり前ではない」という事実。主人公の心に、変化が起きます。じっとしていられずに、自分のお小遣いを手に家を出る主人公。そして、祖母の大好物を手に病院へと向かうのでした。喜ぶ祖母、ほほを伝う一筋の涙。病院からの帰り道、主人公の心には爽やかな気持ちがこみ上げたのでした。

 優しい心。思いやりや親切。それは人のためである。された人は「うれしい気持ちになる」から。しかし、主人公の心に爽やかな気持ちが溢れた。これは、何なのだろう?

 優しさや思いやりや親切。それは、だれのためであったのかに、2年生たちは気づけたでしょうか?ぜひ、ご家庭で話題にしてほしいものです。

NEW 自分で着れたぞ! ~和装をとおして日本の文化に触れる・家庭科~

 今日の家庭科は「和装教室」です。

 専門的なご指導をいただくため、NPO法人である和装教育国民推進会議・新潟支部から小池支部長様をはじめ総勢5名の先生方が第三中学校・1年生たちのために来てくださいました。

 浴衣を知っていたり着たことがあったりしても、自分で着たことがある生徒は少数です。どうやって身に付けるのか、そして着てみるとどんな感じがするのか、体験しながら日本文化の良さを味わう、そんな授業です。浴衣を着ると、華やかであったり、きりっとした印象だったり、和装に現れる日本人としての心の豊かさを感じます。

 さて、頭をひねりながら、そして先生方に教わりながら、楽しそうに学習していました。

 これで、夏の柏崎祇園祭りは、自分で浴衣を着て出かけられるぞ!?

NEW 梅雨前の爽やかさ! ~普段の授業の中から~

 6月に入りました。

 入梅した地域が話題になっていますが、新潟県はまだのようです。梅雨前の爽やかな時期。何をするにも良い時です。今日は、気温の上昇が予報されていましたが、湿度が低く、赤坂山を過ぎる風が届く第三中はとても過ごしやすい陽気でした。

 2年生が育てている「ミニトマト」がどんどんたくましくなっています。毎朝の水やりの成果です!

 1年生が熱心に短距離走の練習に取り組んでいました。6月は教育実習の時期でもあり、保健体育には実習生がサポートに入ってくれていて、充実した授業になっていました。

 土日には、地区大会前の冠大会等も多くありました。この爽やかなよい季節に、精一杯自分の力を高めようと、充実した生活をしてほしいものです。

NEW 創造力は無限! ~3年生・美術~

 3年生の美術の時間を参観しました。

 紙粘土で作った作品を鑑賞し合い、どんな印象を持ったか述べ合い評価し合うというものでした。色々な作品があり、とても興味深く見ていました。その感想を述べあうときも「どんな造形に対してどんな感想を持ったのか、しっかり理由を話してあげて」という教師の助言一つで、ただ感想を言い合うのではなく、今後の作品作りに向けた深い話し合いになる、と感心しました。

 三枚目の作品は、生徒に許可をもらって上げました。

 この作品に注目したのは、造形の作品も想像力にあふれているのですが、Ipadで撮影した映像も、作品と一緒に示してあったことです。工夫して写真に収めたことで、より作品のイメージが広がって伝わってきました。これからの時代、自らをプロデュースして表現を工夫していく力は、とっても大切だと思います。

 3年生の素晴らしい活動でした。

NEW 地産地消 ~2年生・技術~

 2年生が技術で栽培の授業をしていました。

 一人一人がトマトの栽培に取り組んでいます。登校するとすぐに水やりに取り組んでいて、2年生たちは立派だ!とその姿を毎朝見ています。

 昨日は風の陣で盛り上がった柏崎ですが、今日はあいにくの雨。しかし、2年生たちは、この雨が作物にとっては恵みであることを感じている事でしょう。

 さて、授業は教室内でいろんな作物について学習していました。「柏崎の特産の作物は?」という問いかけに、生徒たちは、節成キュウリや越後バナーナなどと、答えていました。インターネットで何でも手に入る時代ですが、すぐおなかを満たすことはできません。地域作物は新鮮でとてもおいしい。地産地消の大切さについて、その素晴らしさを今後も深めてほしいものです。