お知らせ

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NEW 夏休み前に、環境整備!~魂 ボランティア~

 間もなく夏休みに入ります。

 その前に教室環境を整えようと、鳴海会が動きました。日頃の清掃ではなかなかできない、教室入り口の敷居の溝をきれいにすべく、ボランティア活動を行ってくれました。人の出入りが激しく、くぼんでいるためごみ汚れが溜まり真っ黒。そのレール部分を雑巾でしっかりと拭いていてくれました。雑巾はたちまち墨汁を垂らしたように真っ黒に。熱心に働いてくれる生徒たちの姿に、美しい心を見る思いでした。

 おかげでレールはきれいになりました。みんなで気持ち用夏休みを迎えることができます。

 登校時に、新赤坂方面の坂野散乱するごみを拾ってくれたりと、美しい心が輝いた一日で、私はすごく心が温まりました。社会や地域をより良くしたいという気持ちが、三中生の中に確実に育っています。

NEW 県大会、上越吹奏楽コンクール!

 夏休み直前の3連休は、新潟県総合体育大会(県大会)の最後を飾る陸上競技と上越吹奏楽コンクールが行われました。

 道路に陽炎が立つほどの暑さの中、大会運営も十分に熱中症対策を講じながら、地元柏崎市陸上競技場で行われました。2日間の熱戦では、柏崎の潮風が各選手たちの背中を押してくれて、好記録が連発。たくさんの全中出場選手が出ました。全中出場を決めた選手たちは、更に南の沖縄へと向かいます。熱中症対策は当たり前のように必要ですが、冷房の部屋ばかりにいては、本当の勝負の時に自分の体調をベストにもっていけないもどかしさがあります。時間を決めて、しっかりと暑さを体感して体を慣れさせたり、鍛えたりすることをしながら、十分に休憩し水分を取る、という工夫が必要となっている「日本の新たなる夏」を感じます。また、大会を早朝や夜に行うといったことも考えなくてはならないのでしょう。

 吹奏楽部は、今のメンバーとしては初めてのコンクール出場となりました。部長は部員が一人の頃を乗り越え、ようやく部員が10人を越えての出場。感慨もひとしおであったと思います。苦労は人を強くする。終わった後の部長の笑顔から、私は彼の寂しかった思いや大変な苦労を推察し、涙が出る思いでした。素晴らしいコンクールとなって本当に良かったです。

 令和7年度の「躍動期」の第1幕が終わりました。今後は体育祭、そして新人戦に向けて頑張ってほしいです。

NEW 原子力防災訓練

 東京電力柏崎刈羽原子力発電所の重大事故に備えて、新潟県防災原子力局安全対策課と柏崎市防災・原子力課の指示を受け、生徒引き渡し・避難訓練を行いました。

 原子力の被害は、放射線という目に見えない危険から身を守らなくてはならないこと、そのためにヨウ素剤を摂取したり、屋内退避をしたりする重要性についてご講義をいただきました。その後、「まさか!」の事態になった時のマニュアルに沿って、本番さながらの訓練でした。

 事前に学校に来て引き渡しに応じることができるご家庭に連絡してあったわけですが、初めてのことでいろいろと大変でした。特に重要なことは、第三中の前が一本道であること。一方通行の流れを作りましたが、本番それが機能しないと自動車の正面衝突も心配です。また、学校の入り口出口が校門1つしかないこと。たくさんの来校にはグラウンドに自動車を入れて引き渡しをしますが、グラウンドまでの道も細く、入ってくる自動車と出ていく自動車がすれ違わなくてはならず、ここも事故が心配されます。校門から入ったらそのまま国道8号線に抜けられるような、非常用ゲートが設置されるといいのに、と強く感じた次第です。

 避難の最後に、国の専門官の方から「訓練でやっておかないことは、当日には絶対にできない」というお話をいただきました。重大事故がないことを祈りつつも、大変勉強になったと感じた訓練でした。

 保護者の皆様のご協力に、感謝します。

NEW 体育祭に向けて、始動! ~鳴海会朝会・軍団抽選会~

 今日は鳴海会朝会でした。

 9月に行われる大行事の体育祭の軍団抽選会です。いよいよ、学校を二分する戦いの火ぶたが切って落とされます。各学年を二つに分け、縦割りの集団が出来上がります。3年生を中心にその軍団のまとまりを鍛え上げ、競技の勝利そして応援賞を目指しての戦いがいよいよ始まります。

 鳴海会・会長から、本年度の趣旨について説明があり、各学年、楽しい企画で軍団が決まっていきました。3年生は1組が、「青」、2組が「紅」と希望通り決定しました。自分の軍を高めてくれるのは、他軍の頑張りがあるから。さて、正々堂々と競い合って高め合って、最高の体育祭にしてくれることを期待しています。

 

 

 

 

 

 

NEW 星に願いを! ~ 七夕 ~

今年も螺旋階段の所に大きな竹が飾られました。

七夕です。2学年の先生方と生徒たちが飾りつけをしてくれました。自分の願いを書いた短冊がすでにたくさん飾られています。星を見て夢がかなうようにお願いするのは、日本だけではなく世界の人々に共通しています。しかし、竹(笹)に短冊を掛けるこの風景はとても日本らしい美しさがあります。七夕の起源は中国のようですが、日本に伝わり貴族たちに広まり、江戸時代には人々に広く広まり、寺子屋で学ぶ子供たちが、読み書きが得意になるようにと短冊を書いてつるしたそうです。

 願い事を星に頼むのは、他力な感じがしますが、夢や願い事を文字に起こし短冊にする、見えるようにする「可視化」することはとても大切だと思います。心で思うこと頭で考えることは、文字にすることでとても現実味を持つ。そして、それに近づこうと人は次第に行動をするのではないでしょうか。7月7日だけで終わらず、自分の目標を達成したいときに、短冊に書いて自分の部屋に張ってみるのもよいと思います。

 この美しい風景、日本人でよかった、と思う瞬間でした。

NEW 職場体験学習・出発式 ~2年生~

 明日から7月。

 2年生の職場体験学習の始まりです!本日、終学活終了後の学年集会で出発式が行われました。

 何をするにも「ねらい」「目的」が分かってやることが成長のカギです。ねらいや目的が自覚されていなければ、どんな素敵な体験でも「学び」が生まれないからです。

 2年生たちに職場体験学習のねらいを訪ねると、最初戸惑いもじもじしていた2年生たちでしたが、いくつかの勇気ある立派な発言者がしっかりと目的を話してくれて、みんなに「ねらい」が落ちていきました。

 ・ 社会の仕組みを知る

 ・ お金を稼ぐ大変さを知る

 ・ 働く、とはどんなことかを身をもって確かめる

 ・ 職業に必要な資格等を知り、今後自分が学んでいく時や進路決定に役だてる

 その通り。体験を通して、普段の授業に向かう気持ちが変わっていくことが大切です。自立し、一人前となって自分の生活を自分で作っていける人になるために。

 私からは「この体験が一人よがりであってはならない。受け入れてくれた方々への感謝、会社の一員として接したお客様から、あなたが体験しに来てくれて、働いてくれて、手伝ってくれてよかったよ、助かったよ、『ありがとう!』と言ってもらって、ねらいが達成できた、と思ってほしい」と話しました。

 ねらいが達成されれば、きっとこれからの行動が変わる。

 行動が変わることを成長というのですね。がんばって、2年生たち!

NEW 学年のルール 社会のルール 

 2年生が学年委員を中心に「あたりまえキャンペーン」に取り組んでいます。

 これは、中学2年生の取る行動として「人に迷惑をかけない、人として当たり前の事がしっかりできる」ことを目標にみんなで声を掛け合ってその姿を作っていこうという取り組みのようです。

 学年では、廊下にたまって3年生たちがトイレに入りづらいことなど、まわりへの迷惑を知らず知らずにかけてしまっていることへの反省があるようです。〇〇をしない、というキャンペーンもいいですが、「笑顔を絶やさない」「相手の心に届くような明るい爽やかな挨拶をし続ける」など、ポジティブな行動こそ、奨励してほしいものです。

 

 学年主任から、間もなくに迫る「職場体験」に向けても、集団で過ごすために社会にはルールがあることについて訓話がありました。一冊の本を紹介し、具体例を2年生に伝えてくれました。職場体験をする前とした後では、人が変わったようになるくらいの変化をして欲しい。それくらい、貴重な経験をしてきて欲しいと思います。

NEW 上越地区大会終了! ~県大会へ思いをのせて~

 6/21(土)をもって、上越地区大会の全日程が終了しました。

 雨交じりの日があり、うだるような日差しの日があり、中学生の汗と情熱がはじけるすごい大会でした。どの選手も引退を賭けた必死な戦いでした。上位の成績で県大会出場を勝ち取ったのは一握りの選手たちです。多くの選手が中学校での競技を終えました。各々の胸の中に後悔がない、清々しい思いが残っていることを願っています。ここまでがんばってきた自分をほめ、仲間をほめ、敵すらもほめ、後輩に思いをつないでいってほしいです。

 県大会出場選手は、引退した人たちの思いも引き受けて、さらなる挑戦をしてください。

 

NEW 日本文化を着て学ぶ ~着付け教室~

 1年生の家庭科で外部講師をお招きした授業が行われました。

 和服の着方、所作を学ぶ「着付け教室」です。毎年1学年で実施してきています。いつも元気ハツラツな1年生たちですが、男女ともに、とってもしおらしく落ち着いて見えます。和服の良さに触れ、そして日本の伝統文化に触れて1年生たちはどんな気持ちになったでしょうか。

 学習は、予想も大事ですが、やはり経験する学びにかなうものはありません。にこやかながら落ち着きある身のこなしに自然となる和服。外国人にも和服の良さを伝えられる、そんな日本人になりたいものです。

NEW 熱戦開始!上越地区大会

 10日を皮切りに、上越地区大会が始まりました。

 陸上、ソフトテニス、水泳、そして11日には卓球が加わりました。3年生たちの引退をかけた必死な頑張りがそこにありました。11日はあいにくの雨でしたが、その雨を跳ね返すように、走り、跳び、ボールを追う姿がありました。結果は様々ですが、この日に至るまでの努力をたたえたいものです。戦いは、閻魔市の最終日、16日に続きます。

 がんばる三中生に、応援をお願いいたします。

NEW 堂々たる中堅 ~2学年朝会~

 多目的室から、勇敢な大声が響いていました。

 今日は放課後に激励会があります。それに向けて学年練習が行われていました。先日1年生もがんばっていたのですが、さすがさすがの2年生。1年間の成長分を見せつける、素晴らしい姿がありました。今日は、奨学会の地域の皆様、保護者の皆様も激励会を見に来てくださいます。三中生の力強い勢いをお見せできそうです。

 2年生に向けて学年の先生からお話がありました。

 「みなさんは、学校で先生方や先輩たちから学んでいきます。学習だけでなくいろんなことを。1年生の時には先生方から5割。先輩たちから5割。学年が進むにつれ、その割合は減っていくでしょう。例えば先生方から学ぶ割合が4割、先輩たちからは3割。3割分余りますね。これは、皆さんが後輩に教えることで自分が学び直して、自分で成長していく分です。『教えるものは、二度学ぶ』という言葉があります。そうやって、成長してほしいと思います」

 とても良いお話でした。学年主任からは、職場体験に出かけるための大切な態度について。

「みなさんは挨拶をしているつもりかもしれない。学校でも聞こえないあいさつをしている人がいます。それでは、社会の方々に伝わらないし、失礼なことです。しっかりと感謝を伝えられますか。あなたたちを受け入れて良かったと思ってもらえますか。やはり第一印象はとても大切です。相手の心に届くしっかりとした挨拶をして欲しい。」

 後ろから呼びかけた先生に、気付けばしっかりと体を向けて顔を上げて聞いている2年生。経験が、できないことをできるようにしていく。できなかった自分から、できるのが当たり前な姿になっていく。7月職場体験に出かけていきますが、2年生たちの成長がとっても楽しみです。

 

NEW 6月も充実させます! ~鳴海会朝会~ 

 今年も鳴海会朝会がしっかりと運営されています。

 全校生徒が一堂に集い、学校生活を自分たちの力でより良いものにしていくための営みが鳴海会の各委員会の手によって着実に進められています。活動を全校に示すために、鳴海会朝会が機能的に働いています。今日は、3つの委員会が活用していました。

 給食委員会は、食器の片付け方が乱雑になっていることを課題と捉え、「正しい片付け方」について啓発してくれました。ご飯粒を残さないことも、米価高騰する世相もあり、心に響きました。給食委員会は、ベルマーク収集もしてくれています。ベルマークを集めると集めた分だけ生徒が有効に使うことができる資金が集まります。冬季間は外が使えず生徒が遊ぶ場所が減ってしまうところ、「冬の遊び道具」を購入し冬でも楽しい昼休みが過ごせるようにしてくれています。ぜひ、自分たちの生活を自分たちが楽しくすることができる、具体的な取り組みとして、みんなで盛り上げて欲しいものです。ご家庭でもご協力をお願いいたします。

 

 放送委員会は、リクエスト放送の呼びかけです。給食時の放送を楽しいものにしたい、と呼びかけました。

 

 学習委員会は、今年度図書室を生徒たちの学習の場、文化の拠点と提案してくれました。見違えて生徒が集まるようになった反面、大きな声で話をすることでうるさくなっていた弊害を指摘してくれました。学級掲示してある「声のものさし」を活用し、声の大きさを可視化して注意啓発しました。

 

 どの委員会も素晴らしい!学校を素敵にする、楽しくするのは生徒たちの力です!

NEW 親子で考えました!~学校保健委員会~

 テストが終わった午後、2年生と全校保護者の希望者対象に、令和7年度学校保健委員会を開催しました。

 今回は私たちの情報ツール、コミュニケーションツールでもあるスマートフォンやタブレット端末などの使い方利用の仕方について、法律の専門家の立場からお話を頂こうと、近藤 千鶴 弁護士様を講師にお招きしました。先生は鏡が沖中学校ご出身ということで、生徒たちにとってもとても身近に感じる自己紹介をしてくださいました。そして、SNSを通じて犯罪に巻き込まれてしまった事例や、うっかりインターネット上に挙げてしまったTicTocなどの動画が、法に触れてしまう場合があることなど、中学生にもわかりやすくお話いただきました。誰かを誹謗中傷する、傷つけることがいけない、ということは繰り返し学校でも話をしていることです。近藤先生は、「みなさんもSNSを利用したり、TicTocで動画を上げたりしている人もいるかもしれませんね。でも、著作権にかかわっては法律に触れてしまうこともあるんです」と、専門家の立場から話してくださいました。質疑応答で、「カラオケで歌っている動画を上げることは違法ですか?」と質問した生徒に「自分で演奏して歌うのは法に触れないが、カラオケにも著作権がかかわってくるので法に触れる」と教えてくださいました。

 近藤先生から頂いた知識も活用し、生徒同士のグループワークを行いました。

一度も会ったことのない人とSNSで友達になった。会いたいと誘われたけど…あなたならどうする?

 生徒たちはかなり盛り上がって意見交換をしていました。「会わない」という回答が多かったです。やはり、あったことがない人は「本当に中学生なのか」わからない、「性別も」わからない、つまりいくらでも成りすまして近づいてくることができる、そのことを考えることが大切だ、ということを勉強した大切な時間となりました。

 専門家のお話は、生徒たちはもちろん、大人たちにこそ、大切であったと感じました。

 近藤先生、ありがとうございました。

 

NEW 元気に歩きました! ~遠足~

 予報は、小雨ということでしたが、意を決して出発。それぞれの学年が三中校区をめぐる旅に出ました。

1年生は、歴史ある大久保など大洲地区を、2年生は柏崎随一の景勝地・米山国定公園を、3年生は柏崎の水がめ谷根ダムをめぐって恋人岬へ、それぞれの思いを胸に歩きました。

 3年生に帯同したため、3年生の様子をお伝えします。午前は暑い日差しがなく、ミスト状の霧が森林浴のような爽やかさを感じさせてくれました。昼に近づき雨となってしまいましたが、昼食会場のホテルシーポートに到着。ホテル様のご厚意で屋内で昼食をとらせていただきました。その後、なんと雨が上がり、恋人岬での時間を仲間たちと楽しむ3年生たちの姿がありました。みんなでご飯を食べ、みんなで語らい、遊んでる姿に、やっぱり遠足っていいものだなぁ、と感じました。こういうことがあってこそ、また彼らは学習にも頑張れるんだ、と思っています。クラス写真を撮っている3年生たちの思い出がまた一つ増えた。そのどれもが、中学校生活最後の行事となっていきます。存分に中学校生活を楽しんで、やり切って、燃え尽きて、いってほしいものです。地域の皆様、ボランティアでご参加くださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。

 

NEW 地域と結ぶ活動 ~遠足~

 明日、みんなが楽しみにしている遠足が迫ります。

 この遠足は、コミュニティ・スクールとして指定された第三中の3年目の取組の一つ。車社会で、学区を歩いたことがない生徒たちに、柏崎市内で唯一国定公園がある三中校区の美しさを味わってもらいたい、また、中学生の元気な姿を地域の方々にも見ていただき、地域を元気にしたい、という思いから始まった「地域と結ぶ活動」としての「遠足」です。

 今日は快晴ですが、体が熱さに慣れていないこの時期に熱中症が心配されるような陽気でした。明日は、朝方夕方に少し雨が降る模様…各学年とも、講師をお願いしていたり、他校のスクールバスをお願いしていたりする事情から、延期なしの小雨決行です。なんとか、大雨にならないことを長ウばかりです。遠方の米山、谷根方面は途中で切り上げてバスで戻ってくることも備えて準備しています。2年生の廊下にこんなポスターがありました。願いよ、届け!

NEW 進化の時代(とき) ~鳴海会総会~

 鳴海会総会が行われました。

 令和7年度の設計図であり、一人一人が主人公であることを意識する鳴海会総会。リーダーたちが示す方針に、各学級代表が質問や建設的な意見を述べていました。その態度はみな立派で、質疑の終わりには「よくわかりました。これからも応援しています」といった理解と協力の姿勢を示して話を終えているところに、三中生のすばらしさを改めて感じました。1年生にとっては初めての経験でしたが、1年生代表者の発表も立派で、静粛な会場を創る雰囲気をしっかりと出せていて、とても良かったです。

 講評を求められて、「三中体育館にある、英語の文字はどんな意味か分かりますか?」と質問をしてみました。

 「No pains No gains と掲げられており、新校舎建築時から大切にされてきた言葉と聞いています。」授業では習っていない生徒たちは意味を知らなかったので「努力(痛み)なくして 果(得るもの)はない」というような意味だ、と説明すると1年生も、うんうんとうなづいてくれました。

「人生は困難に満ちていて、そのことから逃げずに、励まし合って挑戦したものには、成長や成果や成功といったものが得られる、ということですが、

 進化の時代(とき)」をスローガンに掲げる鳴海会リーダーに私は言いました。

 「学習やいろんなことの練習を「辛い・嫌だ pain」と思ってやることから、進化してみて欲しい。自分が「やりたくて、わかりたくて、上手になりたくて」やってみたら?と。楽しみながらやることっで時間を忘れてしまうよね。そんな時間を忘れて自らやりたいって思ってやることをNo pain からの君たちの進化としてくれたら、令和7年度はきっとすごいことになると思う」、と期待をかけ話を締めくくりました。

NEW 激励会に向けて

 3年生たちにとっての最初の大会、上越地区大会が迫ります。

 勝ち進めば、県大会、北信越、全国へとすすむことになります。そして、負けてしまえば引退となるわけです。せっかく始めた、そして夢中になって取り組んできたその種目は、可能なら一生涯楽しんでもらいたいわけですが、やはり、中学校の部活動の引退は、生徒にとって大きなものです。

 だからこそ、悔いなく戦ってきて欲しい!そんな先輩たちに心からの激励を送るべく、1,2年生たち応援練習に取り組んでいます。誰かを応援する、というのは本当に素晴らしいことです。

 激励会は6月5日です。ぜひ見たい、応援したい、という保護者様は体育館に来てください(詳細は後日の学年だより等でお知らせいたします)。

NEW 受け継がれる魂! ~ボランティア第1回~

 今年も、ボランティアの呼びかけに進んで取り組んでくれる生徒たちの姿があります。

 秋冬に落葉した落ち葉が、生徒玄関前の側溝に堆積してしまいました。水の流れの阻害要因となるため、今回は気が付いた教職員がボランティア募集の声掛けをしました。昼休みでしたが、進んで働いてくれる生徒たちが何人も集まってくれました。かなり長い側溝ですが、アッという間に綺麗になりました。ここ数年ずっと続いている生徒たちのボランティアですが、今年も健在です。

 「一人一人の力は小さくとも、集まるとすごい力になるね!」と、そばにいた女子生徒たちに話すと笑顔でうなづいてくれました。天気が爽やかなことに輪をかけて、三中生の爽やかさが心に広がった、素晴らしい昼のひと時でした。

NEW 連休終了、学校再開! ~鳴海会朝会~

 GWの連休が終了しました。

 今年は飛び石ではあったものの、休日は家族で過ごしたり部活動やクラブチームの大会があったりと、忙しく過ごした生徒も多いと思います。また、机に向かうリズムを取り戻していくのに、億劫な気持ちで登校した生徒もいるのでしょう。

 その連休明けが、鳴海会朝会から始まりました。しっかりとリーダーたちがこの日の準備をしてくれていたのです。

 学校生活をより良くしていく鳴海会の一員である気持ちを確認し合う、鳴海会歌の歌声から始まりました。明るく弾むような歌で、私も大好きです。快活な気持ちがみんなに沸き起こってきました。今日のメニューは学習委員会と応援団です。

 5月は今年初の定期テストがある月。学習委員会が、みんなで高め合う素晴らしい提案をしてくれました。定期テストに向けて、学習委員会が予想問題を作成することや希望者による昼休みの自主学習会について、また、より一層素晴らしい本と出合ってもらうための工夫について、画像を作成し、わかりやすく説明してくれました。

 応援団は、社会人の基本ともなる「爽やかな挨拶」をすることのキャンペーンについて呼び掛けてくれました。

 このように、自分たちの生活をより良くしていこう、とするリーダーたちの素晴らしい提案がある三中生徒たちはやはり素晴らしい。連休明けこそ、躍動期の本番。三中生たちの挑戦が始まります!

 

NEW 3年間のまとめ、開始! ~3学年朝会~

 3学年朝会をのぞいてみました。

 学校のリーダーとして三中を率いる、3年生たち。表に立つ場面を乗り越えつつ、内面では自分の中学校生活を総括する取り組みを積み上げていく時です。あと11か月で卒業を迎えるわけですが、その先に進むときに試されるのが、中学校時代に何を吸収したか、です。

 今から見ても、学習においては2年間分の知識や技能が身に付いているかどうか。それを確認しつつ、前に進んでいかなくてはなりません。そこで、今まで学習した内容を振り返り、さらに力を付けていくために、「スタディプロジェクト」という教材を保護者の皆様から購入していただきました。3学年の進路担当からガイダンスがありました。自分のペースでしっかりと毎日の生活に位置付け、進めて欲しい。この一年間で数回繰り返してやることで、確かな力となる。弱点の単元を繰り返すことで、弱点の強化をしよう。」

 長い道のりですが、考えようによっては、一日に果たすページはそんなに多くはないはずです。ため込むとなんでもきつくなります。実行する力は大切ですが、「計画を立てる力」こそ、その指針。大人になってとても大切な力となります。自己プランニング力を鍛える一助にもして欲しいものです。

 3年生が真剣に取り組む、生徒会活動や課外活動は、活字や数字としてはなかなか現れないものかもしれません。しかし、努力を積み上げること、生まれた自信がその人の「顔」をつくります。さわやかさと笑顔と自信にあふれる「顔」作りも、これからが本番です。

がんばれ、三年生!

 

NEW 令和7年度 PTA総会

 本年度のPTA総会を開催しました。

 この日に合わせて毎年授業公開をしています。たくさんの保護者の皆様から参観いただき、本当にありがとうございました。総会で、教育方針等を説明するのですが、百聞は一見に如かず。子供たちの頑張りはもちろん、三中教職員の熱い思い、温かな思い、に触れていただくことが、私としてはとっても嬉しいことです。

 総会では、社会における多様性の尊重、人により感じ方は様々で、得意なこと不得意なことがある。それを知ったうえで、得意に合わせて学習していくことで、効果が上がるという話をみのり通級教室担当からしてもらいました。みのり教室が三中には開設してありますので、生徒のつまづきや支援に戸惑いを感じていらっしゃる保護者の皆様は、ぜひ相談から初めて見てください。

 では、三中教職員一丸となって頑張ります。

 今後とも、さらなるご支援をよろしくお願いいたします。

NEW 1年生 部活動正式入部!

 生徒会入会式での説明、体験入部、仮入部を経て自分の気持ちが固まった1年生たちが、いよいよ部活動に正式入部となりました。

 各部では先輩たちが歓迎の気持ちを込めるとともに、活動方針や目標等を1年生たちに示していました。その後、一緒に活動。人数が増えて活気が出てきました。

 これから、3年生たちは最後の大会に向かいます。1年生たちは、その姿をしっかりと心に焼き付け、今後の活動に生かして欲しいものです。

 前期・躍動期。がんばれ、三中生‼

NEW 任命式 ~全校朝会~

 各学年学級のリーダである、学級長・副級長が決定し、任命式を行いました。

 それぞれが「良い学級・学年をつくるぞ!」という気持ちで一杯で、目が輝いていました。ぜひこのリーダーたちを中心に、学級で助け合い素晴らしい集団を創ってくれることを期待します。

 「今年掲げたみんなに挑戦してみて欲しい生き方を学級に掲示してあります。皆さんは他者と比べることなく、ありのままの自分を大切にして欲しい、そして失敗を恐れず何とかなるさ、と気楽に構えて欲しい、そして、ちょっとずつつかんだ自信から、これもできるかもしれない。やってみよう!と挑戦してほしい。きっと、級長・副級長の皆さんは『やってみよう』という気持ちで、リーダーに挑戦してくれたのですね。その気持ちがうれしいです。」

 と、話しました。

 リーダーを盛り上げるのは周りの仲間たちの仕事。フォロワーシップを大いに発揮して、みんなでよい学級、良い三中を築いてほしいものです。

NEW 学習もがんばる、三中生! ~学習委員会~

 学力を伸ばしたい!

 これは、中学生の当然の願いです。授業中にはなかなか質問ができなくて…仲間と一緒に教え合って勉強がしたい…先生にわからなかったところを質問したい…授業の復習をすぐにしておきたい…

 そんな生徒たちの潜在的な要望に応えるべく、今年は学習委員会が図書室の一角を開放し、「学習コーナー」を設置してくれました。今日からスタートしたのですが、なんとすばらしい!2年生たちが集まっていました。

 周りの人に迷惑をかけない程度の会話量で、楽しそうに教え合いをしていました。

 これが、三中生です!

NEW 部活動体験入部

 入学してから、はや一週間。

 1年生たちが、だんだんと中学生らしくなってきました。部活動入部を希望する生徒たちの体験入部が始まりました。部活動の「休日・地域移行(展開)」が国の方針で進められています。平日の学校においても、勉強だけではなく「自分自身ががんばりたい!」と強い希望や意思をもってできる活動がある、というのはやはり大切なことです。やる内容や時間は時代の要請で変わっていくのもやむを得ないところがありますが、学校は「学習だけではない場所」という、大切な意義こそ、今見つめてみる価値があると私は考えます。仲間との協働、多様な価値を尊重し共生していくこと、自分の得意なことを見つける、一生懸命に頑張る、その中から、授業だけではない、たくましく生き抜く力が補完されるものと思っています。

 生き生きと活動に取り組む1年生たちの背中がまぶしかったです。

 

NEW 他を思いやる心を持つ  ~1学年朝会~

 1年生たちが元気に登校しています。

 朝の挨拶は、一番の1年生たち。大きな声で気持ちよく進んであいさつをしている様子が、本当に頼もしいです。おかげで、学校が元気になっている感じがしています。

 今年度初めての学年朝会があり、1年生にかける期待、そして大事にして欲しいことを1学年主任が熱く語っていました。

 「他を思いやる心を持つ」

 このことが、集団生活の時にしていいこと・悪いことの基準となる。自分の発言や行動が周りの人に迷惑をかけるならば、それはしてはいけないこと。反対に、周りが元気になること、温かい気持ちになることはどんどんして欲しい。このことは、大人になってからも全く同じこと。だから、常にそのことを意識させられるように、教職員も声掛けをしていく。

 という内容でした。明るい挨拶ができている。周りを元気にすることができる、1年生たち。

 これからのさらなる成長を期待しています。

NEW 学校生活オリエンテーション

 今日は、三中生として学校で生活をするための共通理解をする、オリエンテーションを行いました。

 中学校生活が初めての1年生たち。「こんな時どうしたらいいの?」と、不安でいっぱいの事でしょう。そんな1年生たちに三中生活を教えるべく、いろいろなメニューが工夫されていました。

 応援団からは、全校朝会での表彰の受け方や、三中生としての身だしなみについて。先生方からは、「学習」「給食」「清掃」「登下校」について。そして社会はいろんな人たちの集合体であり、その違いを多様性といい、お互いにそのことを尊重して生活をすることが大切なんだ、と通級教室担当から具体的に話をしてもらいました。

 1年生たちはもちろんですが、2、3年生たちにとっても再確認する良い機会となりました。これから、みんながお互いの違いを尊重し、良さを認め合いながら、しかし、きちんとルールを守ってみんなが気持ちよく生活できるよう、毎日を積み重ねていってほしいと思いました。

NEW 最上級生として ~3学年朝会~

 学校のリーダーである3年生たちが、早々に学年朝会で最高学年としての意識を高めていました。

 「3年生は、いよいよ自らの進路を決めていく時」という話で、進路だよりCOMPASSに込められた思いの説明がありました。コンパスは羅針盤の意味。今後の自分の進むべき道をたくさんの情報を手に入れながら自ら選び取っていってほしい、という意味があること。また、コンパスが描くのは「円」。三中を巣立つときのみんなの進路が〇になりますように。

 学年主任からは、2つのコンパスを持ってほしいという話がありました。長期的には、自分の将来のこと。高校だけではなく自分がどんな人になりたいのか。そして、短期的には、日々の生活。しっかりと目標をもって自分の生活の方向を決め、目標をもって生活をして欲しい。

 

 それらを聞く3年生たちの目は真剣でした。いよいよ鳴海会オリエンテーションで下級生たちに令和7年度の設計図を説明する時が来ます。皆さんに期待しています!

 

NEW 令和7年度、始まる! ~入学式~

 4月7日、ついにこの日を迎えました。

 新しく着任された先生方の新任式、2,3年生の始業式、そして午後からは新入生の入学式と、大変慌ただしい一日でした。しかし、この始まりの日にこそ、大切なことがあります。新しい仲間との出会い、先輩として、後輩として、そして今年の第三中が進むべき道を全員で確認する、大きな大きな一歩を踏み出しました。

 入学式では、1年生は素晴らしい態度で、胸を張って式に臨みました。代表生徒の誓いの言葉もとっにても立派でした。これまで、保護者の皆様にそして小学校の先生方に、大切に育てていただいてきたことに大変感謝いたします。

 始業式では、4つのことをお願いしました。

 1つ 人の悪さではなく「良さ」を見つめ、良さを見つけ合っていこう

 2つ 「教室は間違えるところだ」 みんなが何でも言い合える安心安全の基

   地である教室。間違いを大切にし、更  

   に意見を広げていく。考えを深めるためにとっても大切なこと。だから「その間違いを絶対にからかわない」こ 

   とを約束しました。

 3つ 「内省する」 これから何のためにそのことをするのか。してみて自分はどう感じ何ができるようになったの

   か。そして、家に帰ってからの時間はどう使っていくのか。内省することから自分の新たなる課題を見つけるこ

   と、自分の生活を自分で設計する「自己プランニング力」を付けていく。

 4つ 今より「より良い自分」makw it better 自分も仲間も学校も地域も、より良くなることを考え、お互いに成長 

   しよう!

 

 どうぞ、保護者の皆様も地域の皆様も、ご理解をいただき今後ともご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

NEW 愛校活動 ~1年の終わりに・・・~

 令和6年度の登校日も残すところわずか。

 1,2年生たちが進級し、間もなく後輩たちを迎えます。今年度1年間お世話になった校舎への感謝をこめ、自分たちが使ってきた場所の汚れをきれいに落とし、各々の教室をきれいにして後輩に引き継ごうと、愛校活動が行われました。何事も引っ越しは面倒なものですが、一からきれいにするには良いことです。何より、環境が変わるということは「新たなるスタート」となります。各々が「先輩になるんだ」「最上級生として学校を引っ張るんだ」という気概を持つ良いきっかけにして欲しいものです。

 登下校時の靴箱の掃除から、床のワックスがけ、エアコンやストーブのフィルターの清掃まで、一人一人が良く気が付き、精一杯働いていました。この姿は、三中の宝です。

NEW 職業講話 ~1年生~

 今日は1年生のキャリア教育の学習として、自衛隊、労働金庫2つの事業所様からご来校いただきました。

 キャリア教育とは、説明の必要がないかもしれませんが、「自分が将来自立してどのように生きていくのか」を考えていく広く深い学習です。国民の義務には「勤労」「納税」「教育(を受けさせる)」があります。納税を個々に果たすためにも、私たちは「勤労」をするわけですが、勤労は「自己実現」のためでもあります。人の役に立ちたい、自分の得意を生かして収入を得たい、自立した生活をしたい、等々働く意義について、具体的な仕事の内容を含めて教えていただきました。

 自衛官の見えない仕事や大変だけどやりがいをもって働いていることを教えてもらったり、金融機関の実務、様々な経験等をお聞きし、1年生たちは働くことへの理解を深めていました。どんな仕事にせよ、人と人の繋がりやかかわりがとても大切だ、ということが共通していました。

 普段の学校生活、仲間との関係においてもその大切さを学ぶことができそうです。より良く、みんなが楽しく安心して、そして協力して生きていく。社会で生きていく力は、学校でその基盤が育てられていくようです。何より、今日大切だと感じてほしいのは、「こんな人になりたいから、こんな仕事がしたいから、今できる勉強を頑張る!」という気持ちです。

NEW 新たなる胎動 ~生徒朝会~

 3年生たちが無事、巣立っていきました。

 最後の卒業合唱は素晴らしく、最後の歌声を3年生みんなの共同作業として、体育館中に響かせてくれました。その余韻の中、退場していく姿には、やり切った思いが一杯でした。教室で最後の学活を終え、後輩たちに別れを告げ、生徒玄関では仲間たちといつ終わるかと名残惜しむ姿が続いていました。

 さて、悲しんでばかりはいられません。

 これから最高学年、中堅学年となる1,2年生たちにその自覚を促すべく、生徒朝会が開かれました。3学年主任からはすばらしい卒業式を創り上げた在校生への感謝を、2学年主任からは最高学年として来年度を創造する役割とその期待を話していただきました。

 R7年度 鳴海会 会長から、「自分たちがこれから新たなる三中を作っていくんだ」という言葉があり、1,2年生たちは真剣に聞き入っていました。

 生徒玄関のらせん階段ホールには美術部の作ってくれた新しいステンドグラスがあります。

「いつでも応援してるから」と

卒業生たちが見守ってくれているかのように、春の日差しを受けてキラキラ輝いていました。

卒業式は卒業生のためであり、しかし、そこを目指すんだという決意を示している学年もあります。これこそが、三中魂の伝播です!

 

NEW 第77回 卒業証書授与式

 いよいよ卒業式当日を迎えました。

 前日の予行は、真剣そのものに全校生徒で行いました。3年生からの最後の贈り物である

卒業合唱。合唱祭当日に勝るとも劣らない素晴らしさでした。今日本番は涙でのどが詰まってしまうかも、ということで、全力の合唱でした。

 本日、天候も上向きです。皆さんで75名の卒業生の門出を祝ってあげてください。

NEW 返礼 ~卒業生から愛をこめて~

 今日の全校朝会は、体育館に集まったのは1,2年生たちだけでした。

 3年生たちから、在校生たちへの「感謝メッセージ動画」の視聴のためです。部活動ごとや自分たちの思いを語り合いながらの後輩たちへの感謝の気持ちが込められた動画でした。映像の編集も素晴らしく、さすが、デジタル世代の申し子であることを思い知らされます。表現の方法は益々多様化高度化していますね。

 最後のテロップ映像は一年間を振り返るように、エンドロールが流れていきました。胸が熱くなる、とても感動的でした。ありがとう!3年生たち。

 明日はいよいよ公立高校の入学選考検査。

 がんばれ!最後の最後まで、あきらめない。今こそ、三中魂!!!

NEW 三年生・感謝旬間 ~ありがとう3年生!~

 3年生たちの卒業が間近になってきました。

 3年生たちに今までお世話になった感謝を示すべく、在校生たちが各委員会ごとにイベントを行う感謝旬間が始まっています。各委員会が、その委員会の特色を出しながら心を込めて企画運営をしています。体育委員会は「フリースロー大会」。優勝は見事3-2!保健委員会は「受験期の健康について」。応援団は「卒業お祝いエール」。学校中に暖かい空気が流れているようで、とても喜ばしいことです。

 3年生たちには、後輩に伝統を引き継いだ安心感と、今後の未来への希望を胸に巣立っていってほしいものです。

 

NEW 同窓会入会式 ~3年生~

 2月25日。ついに、3年生たちが同窓会に入会する時が来ました。

 約1万5千人の先輩たちの仲間入りをすることになりました。以下のように、話をしました。

 「今日から、3年生というよりも「卒業生」ですね。第三中学校を卒業した後は、慣れ親しんだ仲間やいつも身近で支えてくれた先生方はから離れ、社会に出ていくことになります。今まで経験しなかった辛いことや困難に、悩むときが必ず来るでしょう。そんな時助けてくれるのが、たくさんの先輩たちです。みんなのことを知らなかったとしても、いざ後輩だと知った時、先輩たちは惜しみなく君たちを助けてくれます。それこそ、同じ学び舎で育った同窓生、『三中魂』という言葉が心に刻まれた深い深い絆があるのです。君たちが、三中魂という言葉を強く意識するのは、今よりむしろこれからです。どんな時もたくましく挑戦する心をもって立ち向かっていってください。きっと、先輩たちが力を貸してくれますから。」

 飯塚同総会長からも、温かい励ましの言葉をいただきました。そして、生徒会化の成り立ちにも触れてくださいました。鳴海会歌は効果に先立って、しかも生徒たちの手で作詞がされたのだそうです。戦後の復興期、生徒主体の新しい学校を創りたい、平和な未来を築きたい、という強い意志が、一番の出だしに込められていると聞き、感動しました。

 ~ 平和の光たたえつつ 鵜川の清きせせらぎに

   理想も高き米山の 高嶺目指して歩みゆく

   心は高し三中の 我らの集い鳴海会   ~

 ヨチヨチ歩きの若き同窓生たちが、船出となります。荒波にもまれ遭難しそうになるかもしれません。

 どうぞ、先輩たちお力添えを、よろしくお願いいたします。

NEW English Day!

 今日はEnglish Dayです。

本校の熱意ある英語教諭と市内のALTの先生方で、全校生徒を対象に英語に親しむ日を企画してくれました。いつもより英語の授業が多く、また、ALTの先生が5人もいらっしゃるため、ネイティブな英語が飛び交いました。楽しいゲームをしながら、体を動かしながら、どんどん英語が口を突いて出る、そんな楽しい授業でした。

 修学旅行から帰って初日の授業の2年生たちでしたが、疲れも見せず、楽しんで授業を受けていました。学ぶことは、本来楽しいんだ、ということに立ち返る、素晴らしい日となりました。

NEW 糸魚川着

 ついに新潟に足を踏み入れました!空気がしっとりとやさしく感じます。

上越妙高駅には17:11到着し,それからバスで1時間弱。

学校到着はおそらく18:20頃と思われます。

お迎えが予定の保護者の皆様はよろしくお願いします。

NEW いざ!新潟

 最後の乗り換えです。新幹線つるぎからはくたかへ。無事金沢で乗り換えをして、乗車しました。

宿題となるしおりの完成に向けて黙々とまとめる人あり,友との時間を完全燃焼すべく,トランプに打ち込むものあり…

NEW 京都駅に到着

 清水寺の自由散策をしっかりと時間を守って行動した、さすがの二年生たち。バスガイドさんにも,誉められてのバス出発。さて,いざ京都駅,いざ,新潟へと帰る時となりました。

たくさんのお土産を抱えるみんなの顔には,うっすらと自信を感じさせる良い表情が見れました。

NEW 最後の見学地

 いよいよ,最後です!

清水寺に到着しました。坂上田村麻呂建立のお話を聞き、その絶景に驚いていました。残念ながら錫杖は持ち上がりませんでしたが…

音羽の滝を飲んで願掛け。

遠くに京都タワーが見え,市内を一望できる,最高の天気です。

NEW ホテルへの感謝

 短い間でしたが,最高のおもてなしをしてくださったホテルの皆様に感謝です。

皆さんが,「また京都に来たい!」と感じさせる心配りをしてくださったことに,心より感謝いたします。

ありがとうございました。

NEW 朝食!

 最終日の朝。

みんなしっかり目が覚めました。お部屋で朝食です。最後の一日を成功させるぞ,と決意!

NEW 物づくり体験!

 夕食後,お風呂にも入ってさっぱりした二年生たちの最後のプログラムは、『物づくり体験』です。

マグカップや湯呑み,お面に数珠を一人一人が創意をこらして作ります。

この活動の良いところは、旅の思い出がだいぶ薄れてしまった頃に京都から届く懐かしのお土産となるところです。

あーでもない,こーでもないと悪戦苦闘しながら,しかし、楽しんでつくっています!(数珠は、持ち帰ることができます)

 

NEW 夕ご飯

 夕ご飯の時間になりました。

今日は和室で、部屋の人数も増えて,より一層元気な声が響いています。夕ご飯は部屋にお膳が運ばれてきました。

とっても美味しそうです!

さて、部屋ごとにいただきまーす!

NEW ホテル到着!

時間通り、みんなホテルに、無事到着しました!班ごとに確認をしましたが,どの班もみんないい表情をしていました。

たくさんのお土産を抱えていました。

きっと、沢山の土産話もあることでしょう。

NEW 車窓から

広島駅を出発し,早くも福山に。

新幹線から間近にお城が見える,素晴らしいロケーション。

家康のいとこがつくった福山城です。

NEW 広島駅到着

駅にて、新幹線乗車まで待機です。

今日の天気はとっても良さそうです。

NEW ホテルを後に、いざ,京都へ

 お世話になったホテルの方々へお礼を言って、次は京都へ出発です。

今日は,待ちに待った班別の自主研修です。

広島の皆様、大変お世話になりました。

ありがとうございました。

NEW おはようございます!

 疲れていたようで、夜はみんなぐっすり眠ったようです。寝覚めもよく,みんな元気です。

朝食もバイキングです。またまた、もりもり食べることでしょう!

NEW バイキング!

腹ペコな中学生もこれなら,バッチリ!

みんなで楽しく,バイキングをお腹いっぱい食べます。

NEW 千羽鶴奉納 Never again

資料館を見て学んで、生徒たちの心も泣いているかのようでした。祈りを込めて、セレモニーを行いました。全員で声を出し,誓った平和宣言を生涯忘れないでいてほしいものです。

NEW 広島に到着!

新幹線がついに広島駅に到着しました。

いよいよ平和公園にバスで向かいます!

NEW 新大阪到着

最後の乗り換えとなります。

これから、一路広島へ!だんだん気候が穏やかになってきました!

NEW 車窓学習

車窓から日本一の湖、琵琶湖が見えています。その大きさに,生徒たちは驚いているようです。

天候は小雨。風が強いようです。

NEW 車中でようやく、昼食!

大阪に向かう車中で,ようやく昼食です。

保護者の皆様,ご準備いただきありがとうございましたー

みんな、美味しそうに食べています!

NEW 敦賀 到着

すこし、サンダーバードが強風のため遅れているようです。

みんな、無事に、敦賀につきました!

NEW 福井!

福井到着!

敦賀からは、サンダーバードに乗り換えです。

NEW 金沢 到着

 早いもので,もう金沢につきました。北陸新幹線が延伸され、福井県の敦賀まで一気に行けるようになり、時間も短縮。喜ばしいことです。

NEW 上越妙高駅

 かなり風が強かったですが,高速道路に米山ICから乗り,上越妙高駅に到着です。

NEW 第2回 鳴海会総会 ~令和6年度の総決算~

 令和6年度第2回目の鳴海会総会が行われました。

 3年生をはじめとする今年度のリーダーたちがけん引してきた鳴海会の一年間を振り返る総会です。学級討議を経て、たくさんの質問や意見が交わされました。当日の時間は限られているため、いくつかの質問意見については事前に紙面回答もしてあり、鳴海会本部役員たちの計画性としたたかなる準備に頭が下がります。

 今年度の鳴海会は昨年度からさらに大きく前進したものとなりました。生徒朝会がたくさんの委員会に活用され、いろんな物事のねらいが全校生徒で共有され、一つの目標にみんなで向かって行けたことに、その成功の理由があると思います。

 後輩たちは、いよいよ4月から自分たちの時代を創っていくことになります。きっと不安でいっぱいでしょう。今日の日を思い出して、先輩たちのしてきたことを思い出して、そして、「さらにより良くしたい」という気持ちさえ持てば、きっとできると思います。成し遂げられたものの上に、新たなものが積みあがっていく。進化、とはそういうものだと思います。今年の経験があれば、来年だって悪くなりようがない!

 私は、三中生を信じているのです。

 

NEW バリアフリー講座 ~1年生・家庭科~

 1年生たちが、家庭科でバリアフリーについて学んでいます。

 この日は社会福祉協議会の方々から来ていただいて、ご講義をいただきました。世の中には様々な人たちがいる。それぞれを尊重して助け合って生活をしていくことが大事だ。しかし、その人でなければ分からない困難がある。それが、「バリア」なのだ。道にある段差、高いところにボタンがある自動販売機、右利き用に作られがちなハサミ、同じようなボトルでシャンプーかコンディショナーがわからないボトルの容器など。多くの人たちが「多数(マジョリティ)」の事だけを考えがちであり、その様な考え方がともすると差別や偏見を生むこと。盲導犬を連れた目の不自由な方に、「犬の入店を拒む」お店の人がいたならば、それは法律を知らない人のすること。つまり、無知であることが困っている方々のさらなる障害になってしまうことなど、たくさんのことを教えていただきました。

 バリアをなくすことに加えて、「どの人にとっても使いやすい、優しい」というユニバーサルデザインということについても教えていただきました。7つの原則を教わった1年生たちは、習う前と違った存在になったかのように感じた次第です。教育の成果は個々にある、と私は感心して見ていました。

 その後は、校舎内にあるバリアを探したり、ユニバーサルな表示あがあるかどうかなど見て回っていました。このような学習を通して、心にもバリアのない大人へと成長してくれるはずです。

NEW 三中杯 Part.2

 2月に入りました。

 2月は月の日数も少なく、祝日もあるため早く過ぎていく感があり、「逃げる、二月」といわれています。2月が逃げてしまったとき、もう卒業式はすぐそこ…3年生たちと過ごす日々が残り少ないことを感ぜずにはいられません。

 さた、今日の三中杯はパート2、学級対抗「大縄跳び」です。寒いのもなんのその、三中生の心にはめらめらと炎が燃え上がっていて、体育館は熱気に包まれました。

 学年ごとに大縄飛びが開催され、各学級ごとにみんなで飛んだ合計が集計されました。さて、結果は…

 第1位はなんと、1年1組!一年生が上位を席捲する結果となりました。クラスの人数が少なく小回りが利いたせいでしょうか?しかし、みんな笑顔。お互いの学年学級の良さを再確認できた、素晴らしい企画でした。

 本部役員の皆さん、本当にありがとうございました。

NEW 三中杯、開催! ~鳴海会~

 定期テストが終わりました。

 テストにはそれ相当な知力体力を使った生徒たち。そのストレスを吹き飛ばそう!と、鳴海会が計画してくれた三中杯の第一回が開催されました。今回は、鳴海会本部が作成した、三中の先生方にまつわるクイズ。学級が班ごとになっての全校対抗戦でした。「最近洗濯機が壊れた人は?」など、なかなかレアな質問が多く、みんなで首をひねっていましtた。

 全校で楽しいひと時を過ごすことができました。

 こんな瞬間が、ほんとうにすばらしい!

NEW 令和6年度 最後の定期テストに向けて!

 令和6年度最後の定期テストが近づいてきました。

 各々、テスト計画表にのっとり学習計画を立てた生徒たち。新旧進学への熱い気持ちをかけて、最終定期テストに向かいます。その熱意にこたえたい、と質問教室に足を運ぶ先生たち。仲間と励まし合い刺激を受けながら、テスト勉強に打ち込む生徒たち。とても良い姿があります。

 今よりもう一歩先の自分になるために。今よりなにがしかの変化が自分の中に生まれる。それが「学ぶ」ということ。全校朝会でも話しましたが、テストも入試も本番で大切なのは、「あきらめない」という強い意志。

 がんばれ!三中生

NEW 新入生体験入学&入学説明会

 いよいよ令和7年度への準備が始まりました!

 毎年のことですが、小学校6年生に三中に来てもらい、授業を体験したり、生徒会から学校生活について知ってもらえるように説明を受けたりする、体験入学を行いました。この日は、保護者の皆様にもご来校いただき、別メニューとして、入学説明会も同時に開催しました。

 児童たちは、どきどきわくわくして三中に来てくれたようです。

 音楽・保健体育・理科と希望した授業に分かれて、それぞれの授業を体験しました。音楽では合唱をするときに良い声を出すための3原則を教わり、実際に体験してもらいました。最後に、ピアノの周りで仲間たちと関わりながら元気に歌を歌っている姿がとっても初々しく良かったです。

 理科室では、顕微鏡を覗きながら微生物の世界に浸っていました。肉眼では見えない微生物が拡大されるとしっかりと心臓の鼓動が見えてたくましく生きていることに、驚いていました。

 保健体育では、楽しみながら体を動かしていました。腹筋をしたり、馬飛びをしたりしながら、中学生になった時に必要な体力や俊敏性等を確認していました。小学校ではあまりやってきていない動きに、やや戸惑いつつ、入学前にもっと体力を上げよう、そんな気持ちが高まっていました。

 保護者の皆様には、入学後の事務手続き等をご説明しました。「4つの異なる小学校、異なる文化が三中では、それぞれが尊重されながら、融合されていく。それが第三中学校の文化となっていきます。今年度素晴らしい活躍がありましたが、そのもとは『普段の授業』にあったと感じています。何でも言い合える、間違いを尊重しみんなで考えを積みあげていく、温かい学級風土があってこそ、一人一人が自分自身を高めようと少しずつの挑戦をした。その結果なのです。」と私は、三中教育について話をしました。

 このことは、当然次年度へと引き継がれます。当たり前の事をだれにも負けないくらいにやる。そんな三中生を今後とも育んでいきます。

 

NEW 食べて学ぼう、日本の万博!

 今日の給食には、なんとたこ焼き(丸ではなくタコの形。たい焼きのよう!)が!

 そうです。今週は「万博」をテーマにした給食がメニューとなっています。今年度大阪で開かれる大阪万博。万博とは何か、少しでも生徒たちに関心を持ってもらいたいという企画です。こんなにすごいメニューは今まであったでしょうか?デザートもついて、大満足!

 万博開催地をめぐる、給食の旅。その土地土地を勉強することにもなってとっても楽しい企画です。

 感謝して、いただきます!

NEW もし、災害が起きて地域に避難所ができたとしたら・・・ ~3年・防災学習~

 3年生が総合的な学習の時間で「防災学習」に取り組んでいます。

 地域防災について学習してきた3年生たち。もし災害が起きて地域に避難所ができたときに、地域の一員として自分たちに何ができるか、をテーマに学習を深めてきました。各班ごとにテーマを設定し、自分たちにできることについて考え、発表しました。避難所の実際について学習した成果を踏まえ、孤立したご老人、思うように遊んだりできずストレスが溜まる幼児、着替えや授乳等に困る方々等々をイメージして、自分たちに何ができるかを提案しました。

 発表会では、柏崎市のNPO「まちから」から4名をお招きし、発表についての評価や助言をいただきました。また、実際に能登半島地震の避難所ボランティアに参加された経験談を話していただきました。生々しい災害の様子や避難所の厳しさを伝えていただきました。輪島市では住民の半数が避難所生活になったことを教えていただきました。

「柏崎市だとしたら3万人を超える人たち全てが避難所での生活となると考えると、いかに被害が甚大であり、生活が困難であるかが想像できるでしょう」という話は、とても説得力がありました。

 ちょうど今日は阪神淡路大震災が起きた日。あの日から30年がたったと言います。地震災害は、いつどこで起きても不思議ではない日本に住んでいる私たち。今後、どこで生活することになっても、この防災学習を忘れずに、役立てていきたい、そう振り返っている3年生たちでした。

NEW 希望を胸に・・・ ~リーダー研修スタート!~

 令和7年度を牽引する鳴海会のリーダーたちが先日決定したことを受け、いよいよリーダーとしての心構えを固めていくリーダー研修が始まりました。

 一番最初に講話をとお願いされ、私が話をしました。久々に黒板を使いミニ授業のように一人一人に問いかけたり考えを聞いたりしながら、今後直面する不安や心配事についての心構えを話しました。各々の部署の中で先頭に立つ、部員の気持ちをまとめる、役割を明確にしてより良い日常を創っていくことは、簡単なことではありません。仕事に穴があいたり、思いが伝わらなかったりすることは十分起こりうること。

 私が伝えたことは「正しいこと」だからといっても、伝え方を誤ると人は動いてはくれないこと。反対意見や無関心から動いてくれない人がいたときに、どうまとめていくことが大切なのか、具体的な場面を提示して考えてもらいました。集団をまとめ集団の営みを成立させていくことは一つの「政治」です。一人一人の意見を聞くことは大切ですが、全ての人が納得する社会を作り上げるのは非常に厳しいこと。多様性の尊重とともに、「よりよく生きる」という崇高な目標に向けて大勢を束ねていかなければなりません。現実社会、世界の様子を見ても異なる価値観同志がぶつかり合い、争いや戦争が起こっている状況や、意見対立から、どちらにも勧めない膠着による停滞が起こり、社会がうまく回らない様子が伝わってきます。

 リーダーたちがその立場で経験していく学びは、そんな実社会で様々な人たちと共生し協力し協働して生きていくために、何が必要かが分かっていく、とても貴重な学びとなります。授業を通して学ぶこと以上に大切なことを学ぶことでしょう。そんなリーダーたちに期待し、話を終えました。

 現会長からも、リーダーとしての意識の持ち方や振る舞い方について話があり、1,2年生たちの背筋が伸びている様子が伝わりました。本番となる前に、こうやって一つ一つ学んでいけることは幸せなことです。一歩一歩の歩み、その挑戦がみんなの力となる。失敗して当たり前。そこからたくさん学び成長してほしいものです。

 

NEW 三中杯に向けて! ~学年朝会~

 鳴海会が企画する「三中杯」が今年も行われます。

 これは、全校で楽しい種目を通して競い合い、学級の和を深め学年を越えて縦横の絆を深めていくことがねらいです。第1回目は学級ごとの「大縄跳び」です。1,2年生がそれに向けての練習に取り組みました。朝から元気に縄を飛んでいました。2年生はテンポをそろえるために、自然と声掛けが始まり、とっても良い雰囲気で飛んでいました。本番に期待が持てそうです。1年生は、練習後はしっかりと元の隊形に戻って振り返りをしていたのは立派でした。すでに、先輩となる準備がもうできています。

 さて、本番の三中杯の盛り上がりが楽しみです!

NEW 寒さを吹っ飛ばせ‼ ~柔道~

 1年生たちが武道場に集合していました。

 寒い中でしたが、畳をしいて武道の単元の学習が始まりました。第三中では柔道を行います。男女ともに柔道着を着て帯を締めている姿が何とも凛々しい。中学校では、柔道の技を身に付けるというよりも、しっかりとした受け身を覚えます。受け身を身に付けることで、怪我をしない、頭を守る身のこなしができるようになることには、大きな意義があると感じます。自転車やスキースノボなどで、生きていくうえで怪我は付き物ですが、大怪我にしないようにするために、受け身はとても大事な技術といえます。

 体からほのかに湯気が上がるような、そんな楽しい授業風景でした。

NEW 新生徒会・委嘱式

 連休が明けて、1月もあっという間に半ばに差し掛かりました。もはや、正月気分ではいられませんね。

 生徒朝会は、そんな気持ちを吹き飛ばすような新リーダーたちの熱い思いに満ちた、委嘱式が行われました。令和7年度の第三中を引っ張っていくリーダーたちです。役員選挙後、来年度の鳴海会をしっかりと想像しながら、自分はどんな役割を担うべきかを、1,2年生たちは考えて来ました。そして、鳴海会の本部役員や、各委員会の委員長をだれに託すべきかを考え、多くの立候補や推薦が出てきました。そして、最後には面接をして意気込みを語ってもらったうえで選ばれたリーダーたちです。選挙で選ばれた、新生徒会長から委嘱状が手渡されました。

 ステージ下に並んだリーダーたちは、緊張感があり、引き締まったいい表情をしていました。代表者が、抱負を述べてくれましたが、来年度を素晴らしい年にしていく、という強い決意を感じました。リーダーたちが方向を示す、みんなが協力し盛り上げていく。3年生たちが安心して巣立てるよう、在校生たちの頑張りに期待です。

NEW 2025年、初登校日 ~巳年に期待を込めて~

 長期休業が終わり、2025年になって最初の登校日を迎えました。

 生徒を笑顔にして迎えたいと、この日に向けて職員がお迎えのボードを作ってくれました。ちょっとでも学校に来て元気になってくれたら、と。我が職員ながら、こんな気遣いをしてくれることに、心が温まりました。

 玄関で生徒を迎えましたが、久しぶりに見る顔ながら笑顔に満ちていて、元気をもらいました。

 学校に、笑顔と元気な声があふれ、まさに学校が生き返ったことを感じます。これからも学校は、生徒たちが自立し夢を描いて生活をしていく力を蓄える「希望の場」となるよう、教職員一同力を合わせてまいります。

 保護者の皆様、地域の皆様の温かいご支援を尚一層賜りますよう、お願い申し上げます。

NEW 柏崎市刈羽郡中学校 生徒会交歓会

 冬休みに入りました。

 年末年始に当たるこの休みは、2024年を振り返るとともに、元旦には新年の決意をもって「新たなる挑戦をする自分」になって、休み明けに再会しようと、休業前集会で話しました。

 毎年この時期に、来年度のリーダーたちが集って自分たちの考える生徒会を語り合う、「生徒会交歓会」が開かれます。今年度は第五中学校が会場です。選挙で選ばれた新会長・副会長たちの初仕事といえます。一人一人が別々のグループに分かれ、それこそ三中の代表として堂々と意見を述べていました。グループ発表に当たった三中・副会長は、グループ協議の内容をわかりやすく発表していて、とても頼もしく見えました。

 どの学校のリーダーも、経験は浅いわけですが、「こんな学校に、生徒会にしたい!」という強い夢や目標を持っている人たちばかりだったことでしょう。大いに刺激を受けたことと思います。三中生は人数も多い分多様な集団。一人一人の多様性を尊重しながらも、みんなの思いを一つにしていけるよう、素晴らしい取り組みを積み重ねていってくれることを期待しています。

 とても、良いきっかけをいただいた交歓会でした。

NEW マイナスをプラスに! ~中庭のひと時~

 学級閉鎖が解除され、久々に全校がそろった今日。

 朝は、放射冷却で雪が凍ってがりがりでした。でもその代わり、久々に晴れる日なのかな、と思わせたのもつかの間、お昼には深々と雪が降り積もりました。私など、「あぁ、車に雪が積もって、落すの嫌だなぁ…」と、少し憂鬱に。

 ふと、中庭を見ると元気に遊ぶ三中生の姿がありました。雪があったら、雪だるまを作ろう!雪合戦をしよう!

 子供らしい、素晴らしい、頼もしい、そしてほほえましい三中生の姿がありました。この発想がとても生き方の違いを生むことだ、と感じます。雪かきは嫌だ! → いい筋トレ!ダイエット!と考えるだけで本当に変わってくるものです。汗をかいた後の〇〇はおいしい!ご飯だっておいしい!

 生徒の姿に元気と勇気をもらいました。

NEW 作品展示会、大盛況!

 保護者面談に合わせて開催している作品展示会ですが、昼休みにはたくさんの生徒たちが鑑賞に来ています。

 他学年の作品についてもしっかりと鑑賞し、緻密な絵や迫力ある作品に見入っていました。特に、3年生たちの描いただまし絵や3D技法の絵、iPadを使って工夫した作品がとても好評のようです。生徒たちの視野を広げるいい機会となりました。

 保護者面談が金曜日で終わりとなります。足元の悪い中でしたが、ご来校ありがとうございました。

 保護者の皆様と生徒たちを真ん中に置いた良い話し合いができたと、教職員一同大変喜んでいます。今後も、生徒たちとお互いのかかわる場所で、役割を分け持ちながら、しかし、子供たちのよりよい成長を目指すという方向性は一つにして、連携・協働していきたいと考えます。

 年末年始をご家族で幸せに過ごされますよう、ご祈念いたします。何より、安全安心な冬休みとなりますよう、ご支援ご指導ください。

NEW ご来校いただき、ありがとうございます! ~保護者面談~

 例年より冬らしいこの12月。冬めいているのかどうなのか、梅雨のように雨が降り続き、土砂崩れ等の警戒が必要な日が続いています。

 そんな悪天候の中、保護者面談が始まっています。足元が悪いところ、ご来校いただき本当にありがとうございます。これから冬休み、そして新年を迎える頃。子どもたちとの会話が増える時と思います。良さをほめて伸ばし、改善すべきところについては「こうしていくと、こんな風に良いことがある」と、ご助言ください(〇〇〇したら、×××を買ってあげる、というのは禁物。学習動機の劇薬です。一回は劇的に効きますが、買ってあげなくなると、尚のことやらなくなる、という実験結果があります)。

 面談に合わせて、多目的室で技能教科の作品展を開催しています。日頃の頑張りや、素晴らしい表現力が見れて、私も驚きました。テストをやる教科だけで人は測れない、とつくづく思い知らされます。社会に出て大切なことは「表現力だ」とよく言われることです。作品展には頼もしい三中生の姿がありました。

 3年生の「飛び出してくるような!」すごい表現力に驚きました。紙の世界は2次元ですが、工夫により立体である3次元に見えるのが、素晴らしいです。絵なのに、どう見つめても目が追いかけてくる絵など、とっても不思議でした。

 ぜひ、見に来てください。

NEW まさに生徒が主役の学校 ~生徒朝会・鳴海会~

 生徒朝会がとっても充実しています。

 給食委員会と、学習委員会と体育委員会と3つの委員会が生徒朝会を活用して、全校生徒に呼びかけました。

 給食委員会は、普段あまり気にすることなく、当たり前のように食べている給食の裏側を紹介。朝八時には野菜などの食材が届き、調理員さんたちはそこから仕事が始まっていること。多くはないスタッフで約800人分の給食を作ってくださっていることなどが紹介されました。日頃の感謝をメッセージにして届けよう、という呼びかけは大変心温まるものでした。

 学習委員会からは、新刊の紹介や図書質の利用の呼びかけについて。これをしたのは2年生の学習委員会で、3年生たちはなんと!「3年生だから言える、学習の意味」といったもの。私たちはなぜ、学ぶ必要があるのかについて、具体的に以下の3点を挙げて説明してくれました。

➀ 将来性の多様化  学ぶことで自分たちの可能性が広がっていく。

② 社会性の向上   知識が増えることや世界観が広がることで、魅力ある人間に成長できる。

③ 知識欲の増加   学ぶことで知りたいことが分かる。そうするとさらに、いろんなことを知りたくなり、自分が高められてい行く。

 なんと素晴らしい。まさに「学習とはやらされるものではないんだ!」ということを、自らの経験に基づき述べてくれました。最後に、学習委員長から、総括。

「あきらめずに何事も一生懸命に取り組むという、人として大切なことを、学習するということによって、身に付けていっているんだ。だからこそ、みんなで頑張ろう!」

 すばらしい。本当に素晴らしい言葉でした。

 体育委員会からは、冬季間になって体育館等で遊ぶ機会がより増えていますが、バドミントンなどの用具の正しい使い方について話がありました。破損は起こりうることですが、誠実に報告をすること、とても大切な連絡でした。

 いいぞ!鳴海会‼

NEW デビュー戦!やり切りました! ~吹奏楽部~

 土曜日に、上越地区の吹奏楽アンサンブルコンテストがありました。

 昨年は夏以降、部員が一人という状況を乗り越え、今年度は8人の吹奏楽部。

 1年生は正式に入部したものの、数か月しか活動期間がないため、夏のコンクールには残念ながら出場ができません施した。この度、アンサンブルコンテストに、満を持して出場。上越文化会館で大緊張のコンクールデビューを飾りました。私もドキドキして鑑賞していました。8人の呼吸はしっかりと整い、立派な演奏でした。本当に素晴らしかった!

 終わってから声を掛けましたが、演奏前とは違ったいい笑顔でした。緊張が、小さな自信に変わった瞬間です。

 2年生部長が待ちに待ったこの時。頼もしい部長、そして素敵な部員たちでした。

NEW 世界の果てから、日本を見つめて ~2年生・生き方講演会~

2年生の生き方講演会が開かれました。

 講師は、長岡市国際交流センターのセンター長を務めていらっしゃる羽賀友信さんです。

 羽賀さんは、獣医師で、世界66か国を訪問。特に、貧困地域や戦争下で大変な生活を強いられている方々への支援活動を行ってきた方です。アフリカや中東諸国など、今でも政情は大変不安定で、その支援の方法等について、日本政府からも羽賀さんに相談が、今でも、きているそうです。

 まさに、世界を知る羽賀さん。しかし、その口調はとても優しく易しい言葉を使いながら、中学生に話しかけてくださいました。

 ブータンの人々の慎ましくも高い精神性をもった生き方について。

「3000mの高山に都市があるブータン。とても寒いです。しかし、国王や大臣はストーブに火を入れません。どうしてだと思いますか?」と、問います。ぽかんとする、中学生。「人々が燃料が足りず寒い思いをしている。自分だけが、温かい思いはできません」、と理由を話してくれました。「ブータンでは、偉いというのは権力や財力があることではなく、人々の模範となる人たちのことをいうのです」というお話は、私にも響きました。

 羽賀さんはいろいろなスライドを見せて、様々な国について話してくれました。

「楽しそうに泳いでいる子供たち。プールですか?違いますね。池でしょうか?これは、ソビエト今のロシアが撃ち込んだミサイルで陥没した穴に、水がたまったものですよ」とアフガニスタンについて話してくれました。

「これは何かわかりますか。外ですね。屋根がないですね。黒板もないですね。学校です」と、アフガニスタンの学校の様子。「でもね。彼女たちは言うんです。学校に行きたい。学びたい。学べる私たちは幸せだと」。

「この赤・白の石は何かわかりますか。赤い石の方に入ってはいけないという印です。そちら側は、地雷が撤去されていないんです。」2年生たちからは、声も出ません。寝ている生徒など一人もいません。真剣に、スライドに、羽賀さんのお言葉に向き合っています。

 これだけでも、羽賀さんが三中生徒に出合わせた事実は、とてつもない力があったと思います。当たり前のような日本人の生活は、全く当たり前ではないんだ、ということ。そのことを実感しそのことを大切にしながら、そうではない人たちのことを考えられるようになることは、とてもすごいことです。単純に年齢を重ねてもなかなか感じられないこと。そんな大切なことを74歳の羽賀さんは、生徒たちに伝えてくれたのです。 

「なぜと考えること、論理的な思考はとても大切です。自分が何かを話すとき、『なぜなら、〇〇〇~』という癖をつけると良いですよ。そして、同情ではなく、その人たちの思いに共感する心を持ってほしい。同情は他者をかわいそうと思うこと。何ら行動にはつながりません。共感とは、その人の立場が自分だったらどんな気持ちだろうと想像する力。そうすると、何とか力になってやらなくては、と行動が生まれます。そんな行動力を身につけてほしいです。」冗談めいて、自分の遺言だよ、とおっしゃる羽賀さんの優しい笑顔が忘れられません。

 アフガニスタンの女子生徒が言ったように、「学ぶことは、自分が一人で生きていけるようになること。学校は、自分に力をつけてくれるとても大切な場所」。この言葉は、私の心にも突き刺さっています。生徒たちとともに、大事にしていきます。

 羽賀さん、本当にありがとうございます。生徒たちは、羽賀さんの言葉を心に灯していってくれるでしょう。

 

NEW 令和7年度 鳴海会役員選挙

 いよいよ令和7年度という名の付くものが出てきました。

 3年生から鳴海会を引き継ぐ「令和7年度の鳴海会役員」を選ぶ、選挙の時となりました。候補者たちは、朝のあいさつに立ったり、昼の放送で自分の考えを述べたりと選挙活動を行ってきました。最後となる活動が、この立会演説会です。今年の良さを引き継ぎつつ、自分たちはどんな三中を作っていくか、真剣に自分の公約を述べました。候補者を支えてきた責任者の応援演説も、立派なものでした。当落という結果は出ますが、「自分たちの学校生活をしっかりと見つめなおし、より良くしようと考え、それを堂々と発表できたこと」に価値があります。大人でもなかなかしていない貴重な経験をしたのだと思います。ステージに立った人たちが全員が成長できた、そして、その人たちがリーダーとなり、良きフォロワーとなり、新たなる三中の時代を創っていってほしいと期待しています。緊張したことでしょう。大変お疲れさまでした。また、選挙を取り仕切ってきた、選挙管理委員会の活動も素晴らしかったです。ありがとうございました。

NEW 魂、焦がせ!  ~北信越駅伝競走大会~

 先般の上越地区駅伝を優勝し、新潟県駅伝では3位に入賞を果たした第三中・男子駅伝チーム。

 これは、三中の長い歴史でも初の快挙です。その偉業をたたえるとともに、当日の激走を祈念し、生徒玄関右に懸垂幕を掲げました。地域の皆様、温かい応援、ご支援、本当にありがとうございます!

 夏の全中出場とともに、二本の懸垂幕が並んだことは、令和6年度の素晴らしい成果であると言えます。

 その北信越駅伝が週末の11/30に迫ってきました。会場は、長野運動公園総合運動場 長野市営陸上競技場周回コースです。北信越五県の代表が集まるレベルの高いレースになるのでしょうが、新潟県の代表として、堂々と信濃路を駆け抜けてきて欲しいものです。願うは、選手全員の自己ベスト。あきらめない!という強い気持ちで走り切ってくれることに期待します。

 がんばれ、三中!

 

NEW 伸ばせ、力!夢実現は自らの手で!

 11月も後半。3年生にとって卒業とともに、高校入試も近づいてきます。

 入試は「中学時代にどのくらいの学力を身につけてきたのか」を見定めるものです。なぜなら、高等学校での学習は義務ではなく自ら望んで受けに行くもの。義務教育で身につけた学力をもとにそれをさらに磨いていく、その上にさらなる知識・能力を積み上げていくもの。土台がしっかりしていない地盤には、物は積みあがっていかないわけです。

 入試までに、3年生たちは学習の確認テストを受け、自分の力試しをします。志望校に入学するための力がどれだけついているか、その平均値や伸び具合が重要な参考資料となります。3年生にとってその力試しはあと2回。

 来週の11月26日がその第3回目。部活動引退後、3年生たちは部活動に費やしてきた時間を3年間の総まとめの学習に励んできたことでしょう。伸びを感じつつも、同時に苦手がはっきりとわかってきたのだともいえます。そんな弱点を克服したい!という思いに、協力するぞ!と、立ち上がった先生方が希望者を対象に学習会を開いてくれました。熱心なやり取りに、真剣さ必死さが伝わってきました。このがんばる気持ちが、きっと最後の粘り強さになっていくと思います。学校は学びの場。授業を大切に、先生方に大いに頼って自分の力を伸ばしていってほしいです。

NEW 三中校区絆スクール集会 ~いじめ見逃しゼロスクール集会~

 三中校区の絆スクール集会が行われました。

 人権を考える月間の恒例の取組として、毎年開催しています。参加者は三中校区の小学校6年生と、第三中の中1生徒たちです。親睦を深めて中学校入学への期待を高めていくこと、やがては先輩・後輩となる関係の中、同じ集団の構成員として、人と人とが思いやり認め合って共生していくことの大切さを考えていくことを目的として、そして、いじめのような重大な人権侵害があってはならないという思いを共有すること、を目的とした会です。

 各小学校のリーダーたちも、心を打ち溶けるアイスブレーキングや話し合いの進行指示等、堂々とした態度で行っていました。輪になって話し合いを深めている様子は、とても心が温まるとともに、頼もしい感じがしました。

 その話し合いは、全員で動画を見て考えるというもので、「いじりといじめ」についてを考える内容でした。いじり、というものは仲の良いもの同士、認め合う者同士のクローズな関係(広まりに限度がある)の中で行われるものです。公共の場で行うことはすでに「いじり」ではないでしょう。しかし、それは子供たちの中でなかなか区別がつきません。人によってどこまでがクローズな関係なのか、どこまでが「嫌だと思うことか」が異なるため、それを逸脱すると人の心を深く傷つけることとなります。人の心を深く傷つける行為は、言うまでもなくいじめ行為となります。それぞれが話し合う中で、多様な考えに触れ、自分の視野が広がっていきます。わからなかった他者の気持ちに気づかされます。深まる話し合いがそのような実を結んだことを期待しています。

 各々が一つ年を重ねて、三中で学ぶ日が来ることが、今から大変楽しみになりました。

NEW 熱い、選挙戦! ~次代のリーダーを目指して~

 この秋は、何かと選挙が多かった年でしたが、第三中でも熱い選挙戦が繰り広げられています。

 3年生たちが部活動から引退し、大行事の体育祭、合唱祭を強いリーダーシップで大成功へと導いてきた令和6年。その3年生たちの卒業が近づいてきました。3年生たちから第三中学校のかじ取りを任されるべく、今、次年度の第三中を牽引するリーダーたちを選ぶ時となりました。

 まず、その役割を引き継ごうと1,2年生の候補者たちがしっかりと選挙に立ってくれたことが素晴らしいです。彼らの中に、「みんなのために、がんばりたい!」という志があるからです。選挙ですから、当・落が出るわけですが、そんなこと関係なしに、立候補してくれた人たち、またそれを支える応援者の仲間たち全員が、素晴らしいと私は思っています。

 これから、選挙公報が整い、立会演説会でその思いを語ってくれることとなります。どんな形にせよ、次年度の第三中を「より良く!」という視点で、精一杯頑張ってほしいと思います。今の3年生たちも「進化」することを掲げたからこそ、素晴らしい学校文化を磨き上げました。そんな素晴らしい先輩たちがいるうちに、いろんなものを吸収し引き継ぎ、新たな文化の創造を目指してくれることに、期待しています。

NEW 鯖をサバく! ~2年生・家庭科~

 2年生が調理について学びます。

 今日は学んできた知識をもとに、いよいよ実習です。包丁を使って、生魚の鯖をさばきます。いわゆる三枚おろしにして切り身を作るのです。今回、地域の先生をお招きし、プロの技を直々に教えていただけることになりました。大変ありがたいことです。

 多くの生徒たちにとって、刺身以外の生の魚に触れる機会はほとんどなく、包丁を入れるのにもびくびくしていました。しかし、丁寧に教えていただいたおかげで包丁が背骨の間にすっと入るようになり、コツをつかんでいきました。小骨を取ったり、中には生魚の内臓等に寄生するアニサキスを探している様子も。このような体験こそ、自立して生きていく時に役立つのだと、つくづく思いました。

 最後には、だしの入った小ベースのたれで煮ていただき、各自自宅に持ち帰ることとなりました。きっと、誇らしげに今日の食卓並ぶのではないでしょうか。ぜひ、ご家庭で苦労話を聞いてやってください!

NEW 質問教室、自主学習 ~教え合い、学び合い~

 間もなく定期テストを迎えるため、部活動が停止されました。

 その期間を「わからないところを教えてほしい」「一人だと心細いから、仲間と勉強したい」という声を受け、学習委員会が質問教室・自主学習の呼びかけをし、教職員も協力して、学び合いの場所をつくりました。

 授業で聞けなかったところや、わからなくなってしまったところをもう一度教えてほしい、と教師の下に集うものあり。学習室で、黙々と自分の計画に沿った学習を進めるものあり。私語や笑い声なんか聞こえない、しかし、温かい学び合いが生まれている、とっても良い空気が流れていました。

 テストは、やがて結果となるものですが、このような「過程」=がんばる姿をしっかりと受け止めてやらなくては、と思います。「過程」を認めてやることで、次への意欲が生まれるからです。逆に、「結果」を叱ることは意欲をそぐこと。どうしてうまくいかなかったのか、共感的に話を聞いてやって欲しいものです。

 がんばる「過程」をほめ、意欲を高め、挑戦する心を育てていきたいです。

NEW 全校道徳 ~人権月間に向けて~

 12月10日が世界人権宣言の日ということで、11月から12月にかけて人権について考える月間となっています。

 人権の大切さは常に意識していなくてはなりませんが、特にこの機にしっかりと考えたいものです。日本国憲法のみならず、世界的にも、大切な自分の人権を意識し、だからこそ、他者の人権をしっかりと守ることの大切さに気付き、誰もがお互いを尊重し、助け合い共生していく社会の一員である、そんな意識を生徒の中に育てたいです。

 全校で、気持ちをつくっていくには、全校で同じ時間に物事を共有することが一番大切と思い、校長による「全校道徳」を行いました。どの学年にも伝わるように工夫をしたつもりです。生徒たちはみんな静かに聞き、考えてくれていたようです。

 私たちは人間として、異なることはたくさんあります。人種、文化、国、性別、社会的な立場。しかし、どこに住んでいようとも、どんな身なりをしていようとも、馬鹿にされたり、心や体を傷つけられたりするようなことは、絶対にあってはならない。

 今日選んだ題材は、「やさしさ」です。

 大きなことは、誰しもができないとあきらめてしまう。しかし、誰かに対して与えたやさしさは、さざ波のように広がっていく。小さなさざ波でも、誰かが誰かにと伝えあっていくうちに、世界中がやさしさに包まれることになる、そんな、地球的視野にも広がるお話をしました。

 生徒たちの感想に、「やさしさがさざ波のように広がるなら、悪口や偏見も広がってしまうということだろうか。それはとっても恐ろしいと感じた」とあり、私の胸に刺さりました。

 その通りです。

 すなわち、悪口や差別や偏見が絶対にしてはいけないことだ、という共通認識を私たちは持たなくてはならないということ。した人は絶対に許されないし、反省し悔い改めなければならないんだ、ということ。

 そのことが分かることで、やっと0です。

 「やさしさ」のさざ波を起こすことは、小さな勇気、小さな思いやり。プラスへと向かう温かい心の行為。

 そんな行動が起こせる三中生であってほしい、世界中の人のことを考えられるようになってほしいと、私は願います。