お知らせ

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NEW 新時代を創るぞ! ~水泳・駅伝激励会~

 夏休みが明け、生徒たちは定期テストに向けて、また、体育祭に向けて頑張っているところです。

 そして、新人戦の最初の大会が9/30上越合同水泳大会から始まります。その選手たちを応援すべく駅伝の選手たちと合同で激励会が行われました(駅伝大会は9/19)。暑い夏休みにトレーニングをし、練習してきた成果を発揮すべく、選手たちは挑んでいきます。選手宣誓をする選手たちの目はとても凛々しく、今まで主役だった3年生たちの目と同じまなざしになっていました。これこそが、伝統を積み重ねていくことなんだ、とうれしく思いました。

「オリンピックで水泳の池江選手は涙した。これまでの努力は何だったのか、」と。私たちからすれば、大病を克服し競技者に復帰したことだけでもすごいこと、まして、オリンピック出場権を得て日本の代表として戦ったこと自体、まねできないこと。なのに、彼女の涙は止まりません。涙を拭いて次のように語りました。

「悔しさがないと人は成長しない。4年後のロサンジェルス五輪で、結果を出したい」と、力強く決意しました。それこそ、病気からのリハビリからここまでの努力は、並大抵なことではなかっただろう。その辛い辛い時をまた4年間やる。もっともっとつらい時間となるのかもしれません。

 本当に、尊敬できる人だと思いました。

 つまり、目標は自分が決めるものだし、その評価をするのも自分だということ。あきらめたり甘えたりした取り組みをまあ頑張った、と評価するのも自分。しかし、届くか届かないか、というところに目標を決め、ひたむきな努力をすることがないと、きっと達成感や自分をほめようとする気持ちは得られないでしょう。

 結果ではなく、あきらめない姿勢を貫く。そんな三中生であってほしいと期待しています。

NEW 夏休み終了! ~休業後集会~

 夏休みが終わり、生徒たちの明るい笑顔と元気な声が戻ってきました。

 早速体育祭に向けての軍団集会が持たれ、夏休みにリーダーたちが一生懸命考えてきた各軍の応援の企画について団員たちに説明がありました。暑い夏休み中も学校に通い応援を考えたり、パネル作成に当たってくれたリーダーたちに感謝です。

 そして、開けた翌日、朝から鳴海会が生徒朝会を運営。体育祭に向けてのスケジュールを可視化し、全員が迷いなくいつ何をどうやってやっていくのかを確認しました。授業でも、先を見通して示していくことが大切、と我々教師は単元を構成していくわけですが、それを体育祭に向けて示すとは、さすがの鳴海会だと感心しました。

 体育祭本番まで、どんなドラマが巻き起こるのか、今からとっても楽しみになりました。

NEW 全中に向けて!

 全国大会出場という偉業をたたえ、そして、さらなる活躍を祈念し、激励の懸垂幕を作成しました。

 今年の全国中学校体育大会(全中)は、北信熱ブロックでの開催で、陸上競技は8月17、18日、福井県で開かれます。きっとその日も暑いのでしょうが、暑さに負けず、新潟県の代表として堂々と戦ってきて欲しいと思います。

 三中生徒の応援、三中生校区の皆様の応援をたくさんいただきました。その思いを胸に、自分の持つすべてを出し切ってくれることを祈り、応援したいと思います。

 尚、北信越大会は8/6.7と新潟市デンカビッグスワンにて行われます。こちらも、期待です!!!

NEW 休業前集会 ~いよいよ夏休み~

 本日をもって授業日は一時中断、明日からいよいよ夏休みに入ります。

 休業前集会では、4か月の成果を振り返る内省を全員で行った後、命を大切に、という当たり前の事 と、胸を震わせる感動体験をしてきて欲しい、と話しました。

 人は、見たこともないことに出会うと「感動する」と簡単に説明しました。海のない県に生まれた人が、初めて柏崎の海を見たときに、言葉にならないくらいの感動が起こるんだと。つまり、みんなも小説でも映画でも、見たことのない世界と出会うことで感動が生まれる。今年はパリ五輪もある。全中大会は北陸ブロックで行われ、新潟県でやる種目もある。行こうと思えば行ける距離。いろいろな感動を得る夏にして欲しい、と話しました。

 その後、北信越・全中大会に向けての激励会、そして、体育祭に向けての初の軍団集会を行いました。各軍共に、リーダーたちがそれぞれの思いを語ってくれました。みんなで勝利を目指す体育祭ロードが始まります。

 大感動の9月となるよう、良い夏を過ごして欲しいものです。

 さて、生徒たちの生活の基盤はご家庭となります。学校からの当たり前のような生活の決まりは示させていただきました。ご家庭のルールも確認していただき、それを守れるよう、ご支援をお願いいたします。

 8月後半、笑顔での再会を楽しみにしています。

NEW 激闘!県大会全日程終了

 7/13,14にソフトテニスと水泳が競技を行い、その後7/20,21に新発田市五十公野公園陸上競技場で行われた陸上競技をもって、令和6年度の県大会がすべて終了しました。

 前半の13,14日は、梅雨の晴れ間ともいうべき本当にラッキーな天気で、雨に合うことなく競技が行われました。ソフトテニスも水泳も全力を出し切りながらも惜敗。

 20,21日の陸上は、レースの順位ではなく、全国大会出場の標準記録を突破すると、全中に出場が決まります。何度か挑戦する機会があるとはいえ、記録との戦いはまさに、自分との戦い。陸上部のメンバーは、蒸し暑い新発田で、必死の戦いを繰り広げました。

 女子200mで何度かチャレンジしてきたSさん。通信陸上は、会場はビッグスワンと素晴らしい場所なのに、あいにくの豪雨の中のレース。新発田五十公野でも、風は向かい風と、有利な条件は巡っては来ませんでした。しかし、そんなことにもあきらめることなく、予選、準決勝と、全中出場記録突破をねらい挑戦し続けました。しかし、その扉を突破することはできませんでした。応援する私も、「やっぱりだめなのか。やはり、全中出場というのは簡単なことではないんだな…」と、あきらめそうな気持ちにもなりました。

 しかし、Sさんはラストチャンスといえる決勝で、25.66というすごいタイムをたたき出し、全中出場を勝ち取りました。「今回は、速いぞ!」と、見ている方にも伝わるほどの、気迫あふれる素晴らしい走りでした。ゴールで泣き崩れるSさんでしたが、すぐにそれを囲んで肩を抱き、一緒に涙する三中生・陸上部員の姿がありました。全中出場に感動した。しかし、その仲間の姿に、さらに熱いものがこみ上げました。仲間たちが、自分事のようにSさんの全中出場を喜んでいたのです。本当に素晴らしい、チームです。

 三中から、3名の選手が北信越大会に出場、1名が全中に出場することになりました。北信越、全中(全国大会)に進む選手以外のすべての3年生が引退をしたわけです。その人たちの思いも一緒に連れて、次の戦いに向かってほしいものです。

 

NEW 租税教室 ~3年生・社会科~

 今日は、市・税務課の方々から来ていただき、租税教室の授業を行っていただきました。

 社会科では、律令制度の確立と共に租・庸・調などの税を広く民衆から取り、国家運営を行っていたこと、明治維新で中央集権国家として新しい税の仕組みが制度化されたことを学習してきています。そして、今は納税者として中学生も消費税を負担しています。税の学習で一番大切なのは「当事者」意識をしっかりと持つことだと思います。税を支払うことは義務ですが、それがどのように使われているかについて無関心な国民は少なくありません。税の使われ方について納得していることこそ、健全な納税者です。とかく、積みあがる国債が将来世代の負担と聞かされ続けると、若者たちは未来に希望を持ちづらくなります。正しい納税者に育ってもらいたいですが、だからこそ、政治について無関心ではない、社会は自分たちが変えられるんだ、ということこそしっかりと学習し、参政権を全うする国民に育ってほしいと、私は思うのです。

 後半にクイズがありました。ぜひ、ご家庭で生徒に答えを聞いてみてください!

 

NEW SOSの出し方教育 ~3年生~

 市の福祉保健部の方々を講師としてお招きし、「SOSの出し方教育」の授業をしていただきました。

 人生には辛いことや困っていることはつきものですが、それを自分一人で抱えてしまい、自分がつぶされてしまうことがあってはいけません。必ず誰かが話を聞いてくれる、助けてくれる、ということを知っておき、思い詰めてしまうところに行ってしまう前に、誰かに助けを求めることがとても大切です。

 学校でも定期的に教育相談を行っていますが、「自分の限界」が来る前に、いろんな人たちに頼ることができるということを教えていただきました。とても大切な授業でした。

NEW 県大会参加選手応援、激励会!

 7/13から始まる新潟県総合体育大会=県大会に向けて出場選手に勇気を与える激励会が行われました。

 さすが、各学年ともに練習した成果があり、全校がそろうと素晴らしい力のこもった、心のこもった激励会になりました。いざ、選手たちが戦っているときには、応援している人たちの姿や声はなかなか見えるものではありません。しかし、試合に向かうとき、弱気になった時、ピンチの時、閉じた瞼の裏に三中生の必死にエールを送る姿が浮かび、すました耳に、三中生の応援の声が響きます。

 本当に素晴らしい応援をしてくれました。応援団も立派でした!

 7/13,14と女子ソフトテニス部は新潟市庭球場で、水泳は長岡市のダイエープロビスフェニックスプールで競技が行われます。

 陸上競技は翌週、7/20,21新発田市の五十公野公園陸上競技場で行われます。選手たちの健闘を祈ります。

 がんばれ!最後まで、あきらめない!

NEW 県大会、迫るⅡ ~激励会の練習・2,3年生~

 今日は2,3年生がWで学年朝会でした。

 それぞれ武道場と体育館に分かれて、県大会選手のために、応援練習をしていました。昨日の1年生もよかったですが、やはり2,3年生たちの迫力はすごいです。

 三学年合わさった激励会は、きっと選手たちの心に火をつけることでしょう!良い会になりそうです。

NEW 県大会、迫る ~激励会の練習・1年生~

 県大会が、この週末に迫ります。

 本校からは、陸上競技と女子ソフトテニス、そして水泳の選手たちが出場します。先輩たちに気持ちを届けようと、1年生たちが必死に応援練習をしていました。

 学年のリーダーが前に立ち、その声にみんなが続いていました。「この5倍出せる」「次は今の3倍だそう」と、励まされると、どんどん良い声が出てきました。直接応援に行ける人は少ないのですが、激励会で選手たちに熱い声援を届けて、県大会の会場に持っていってもらいたいものです。

 素晴らしい練習風景でした。

NEW 着付け教室 ~1年生・家庭科~

 今日は外部から講師をお招きし、和装の着付け教室を行っていただきました。

 夏は、花火大会があったり、夏祭りがあったり、かつてであれば盆踊り大会があったりして、浴衣を着る機会がありました。最近は着る機会がとても少ないのが現実でしょうが、やはり、日本の伝統的な文化を肌で感じておいて欲しいものです。講師は、和装教育国民推進会議の皆様です。3クラス共に1時間ずつ大切な授業をしてくださいました。

 浴衣の着方はもちろん、和装をした時の立ち居振る舞い、たたみ方まで教えてくださいました。みんなとってもりりしくなって、「馬子にも衣裳」という諺が自然と頭に浮かんできました。とても素敵でした。

 きっと、保護者の方々も見れば、見ほれたことだろうと、数枚の写真ではありますが、アップさせていただきます。残念ながら、画素を上げることができませんので、ご了承ください。

 お子さんから、今日の授業の感想をぜひ聞いてみてください。

NEW 七夕に願いをかけて・・・

 1年生が季節感のある素晴らしい取り組みをしてくれました。

 間もなく7月7日の七夕を迎えます。梅雨空もその日の夜は晴れてほしいものです。1年生たちが思い思いに短冊に願いを書き、笹の葉に結いました。玄関前のらせん階段に設置し、学校全体で参加できるようにしてくれました。

 季節感を学年、学校の取組に取り入れるというのは、本当に素晴らしい。生徒たちの思いに彩が加わ絵るように思うからです。

 さて、短冊の思いよ、叶えてください。

NEW 地域で育てていただきました!~2年生・職場体験学習~

 7月の2,3,4日の3日間、2年生たちが職場体験学習に出かけました。

 市内の35事業所の皆様に受け入れていただき、実際のお仕事を体験させていただきました。学校で事前学習した成果、マナー講座の成果はいかほどだったでしょう。事前学習が役に立たないくらい、現実社会はタフなものです。途中で体調を崩したり、勝手がわからなかったりと、ご迷惑をかけてしまった事業所もあったことと思います。働いている2年生たちを見ると、真剣な表情でした。そして、話しかけてみると、「楽しいです!」と元気で答えてくれました。

 事業所の方々にご挨拶とお礼に可能な限り回らせていただきました。全てを回ることができずに、顔を出せなかった事業所様、申し訳ありません。職員が代わりに行ったことで、お許しください。様子を聞くと、「一生懸命に働いてくれました」「お客様からも誉めてもらっていましたよ」という声掛けをいただき、私もうれしくなりました。学校では学ぶことができない、本物体験をさせていただきました。やがて、社会に出る時の大切な準備になったと思っています。お金を稼ぐことの大変さ、しかし、誰かのために頑張ること、人に感謝されること、それらから得られる喜び、充実感。そんなことを地域の皆様から教わったことと思います。

 今後とも、厳しく、優しく、三中生を育ててください。この経験は、今日にでも学校生活でいかされることと、とっても期待しています。

 地域の皆様、事業所の皆様、本当にありがとうございました。

NEW ボランティア当日・・・

 鳴海会の呼びかけに、たくさんの有志が集まってくれました。

 なんと、頼もしくも心温かな生徒たちでしょう。全ての学年から集まってくれています。日頃の清掃では中々行き届かない手洗い場の清掃をしてくれました。人数が多かった分は、さらに玄関の泥揚げ作業を進んでやってくれました。

 コロナ禍、手洗いの頻度が増えたのはとてもいいことですが、もちろんその分手洗い場は汚れます。有志のみんなが手分けして、3か所の手洗い場をきれいにしてくれました。

 玄関の泥は、やってもやってもたまるのはやむを得ないこと。一生懸命に泥や枯葉をかき出してくれました。排水溝の泥を上げようとしたら、とっても大きなカエルが跳びだすサプライズ!Splash Frogにみんなの笑顔もこぼれました。

 心温まるとても素敵な時間が過ぎていきました。

NEW 想像・創造に間違いなし!~1年生・美術~

 1年生の美術の時間をのぞいてみました。

 美術室ではなく多目的室で何やら文字を見て頭をひねっていました。

 この文字は、JRの駅の表示のようです。面白い書体で駅名が示されています。これを題材に、「なんて書いてあるのか「どんな印象を受けるか」「何が分かるか」「なぜ、この書体で書いたのか」など、みんなで話し合っています。

 ユニークな表示なので、自然と対話が生まれていました。仲間の言葉にうなづいていたり、アイパッドを使ってさらに調べたり、どんどん考えが深まっている様子がうかがえました。

 教科担任に聞いてみると、ゴシック体を選択することにも深い意味があるとのことでした。

 「想像・創造することに間違いなんてないんだ。どんどん考えてみなさい」

 という教科担任の言葉に、感動しました。教室は間違えるところだ、を越え、想像・創造することには一つも間違いはないんだ、という言葉にとても勇気づけられます。学びとはこうあるべきもの。自由に自分の考えを述べ合うもの。授業に関係ない話で盛り上がるのは考え物ですが、題材に引き込まれ、夢中で話し合っている様子は、とてもすばらしい!とても良い瞬間に出会えました。

 

NEW ボランティア募集!

 教室をのぞいてみると、小さなポスター(チラシ)を見つけました。

 今年度の鳴海会本部の取り組みの一つに「生徒たちが進んで自分たちの生活をよくするボランティア活動を増やしていきたい」というものがありました。大勢で取り組んだ国道8号線の地下道清掃だけではなく、こんなちょっとしたことにも、少しの善意を集めて、みんなの生活が少しでも良くなる取り組みをしようとしていることに、感動します。

 明日、何人の活動になるかわかりませんが、こうやって生徒たちが前に進もう、一つずつ成長しようという、その芽を見つけられる、教職員として大変うれしい瞬間です。教職に魅力がなくなった、などというのは、私からすると「そんなことはない」と自信を持って言えることです。

 美しい心に出会う、それだけでも教師という仕事には魅力があります。

 明日が、楽しみです!

NEW 大会報告&表彰

 全校朝会で上越地区大会の報告会と表彰がありました。

 いわゆる「本番の大会」である中学校体育連盟主催・上越地区大会が終了しました。激戦を勝ち抜いた選手たちはいよいよ県大会へと進みますがその一方、今回の大会で中学校の部活動から引退する選手もいました。

 私も応援をしながら、たくさんのゲームセットの瞬間を見ました。つまり、選手たちの引退の時です。それぞれが、今までの部活動の集大成とすべく本気で戦った試合です。僅差で敗れた試合、逆転された試合、点差を付けられた試合など、いろんなドラマがありました。

 ただ、本気で挑んだ試合だからこそ、自らが経験した引退の瞬間だったからこそ、心に期する自分だけの気持ちがあったことでしょう。その時の気持ちを大切にし、次へ向かう自分の生き方に生かしてほしい、と話をしました。春から話している、自分の心と向き合う「内省」をしっかりしてほしいと。

 本物の体験の中からつかんだ大切な気持ちです。これからに生きないわけがありません。頑張った自分をそして、自分を乗り越えて次の戦いに向かう相手のこともほめたたえてほしい。最後まで頑張った自分に誇りを持ってほしいと思います。

NEW 2年生、社会へ出る!ために学ぶ ~キャリアガイダンス~

 2年生が来月実社会に飛び込むための準備をしています!

 昨年から復活した「職場体験学習」。社会で働くことがいかに大変でいかに尊いことなのか、体験を通して学んできます。コロナ禍、できなかった大変貴重な体験学習ですが、昨年度復活し大きな学びを得ることができました。今年度は復活の2年目。さらに多くの事業所様からお世話いただき、将来の社会の担い手になるべく、2年生が学びに出かけます。

 まず、その前に「ある程度の常識」を身につけておきたい、ということで、講師をお招きし「マナー講座」を開きました。講師の白井様から「社会に出てお客様や仕事の相手とお付き合いするときに、大切なことは人柄や誠実さです。初対面から良い印象でお付き合いを始めることが、何事も成功の秘訣。でも、第一印象で人はあなたのことをどんな人物かを決定してしまうこともあるのです。初対面の人は、第一印象で良い感じを受けるかどうか、そのほとんどを見た目や表情で決めると言います。だからこそ、あいさつや笑顔というものはとっても大切なのです」とお話をいただきました。

 そして、椅子の座り方や規律の姿勢、お辞儀の仕方や挨拶の仕方をレッスンしていただきました。見る見るうちに、2年生の姿勢が良くなっていきました。

 学校の校門で朝の挨拶を交わしていますが、自分から大きな声であいさつができる生徒は少ないのが現実です。今回のレッスンは、社会に出ていく時の常識です。職場体験が終わった時に、その常識の意味がしっかりと分かること、お金を稼ぐことの大変さ、自分を支えてくれている保護者への感謝、そして、「誰かの役に立ちたい」と職業観をもって積極的に主体的に学習する姿勢が表れること、多くの収穫をしてきて欲しいと願っています。

 

NEW 体育祭に向けて始動!

 秋の大行事、体育祭に向けての準備が始まりました。

 秋の行事とはいえ、暑い夏に応援やパネルなど、いろいろなことを準備していかないとできない、体育祭は一大行事です。生徒朝会で鳴海会本部から、説明がありました。今年度の体育祭のイメージを決定する「スローガンのキーワード」の募集や1年生に向けては体育祭の説明がありました。タブレット時代ですので、QRコードを読み取ってアンケートに対応します。集計も迅速にできる、すごい時代です。今後は、応援リーダーの選出や軍団の構成等一つ一つ決めていくことになります。

 3年生のリーダーシップと、後輩たちが支えていくフォロワーシップがうまく調和してこそ、体育祭の成功があります。さて、今年の体育祭が楽しみになってきました!

NEW 上越地区大会後半戦

 三日間の閻魔市が終わりました。

 今年は金・土・日という、この上ない素晴らしい日程。完全復活という評判通り、大変な人出に賑わった柏崎市でした。その翌日に控えた上越地区大会の後半戦。野球、バスケットボール、バレーボールなどの競技が始まりました。団体戦のスポーツが多く、試合をたくさんすることができない種目が多いため、本当に一発勝負の本番です。男子バスケットボールは、一点を争う激戦となりました。女子バスケットボールは、他校と力を合わせる合同チーム。野球は城北中に負け、糸魚川東中には勝利の三つ巴戦。ほか、クラブチームとして出場した野球とバレーボールも熱戦でした。

 この大会で引退が決まる。

 それを覚悟して3年生たちは挑みました。全力を尽くしての健闘むなしく、引退が決まった選手たちがいます。しかし、ここで終わったわけではありません。中学校での部活動に区切りがついただけです。中学生の事故怪我を防ぎ、健全な心身の育成と生涯を通じてスポーツに親しむことを目的として「部活動ガイドライン」が策定されたわけです。願わくば、高校に進んでも、自分の愛した種目をさらに磨いていってほしいものです。そう思うと、これからの進路達成に向けての学習の力の入りようが変わってくるからです。負けから学び、立ち上がったものこそ、強くなるのだと、私は思います。

NEW 上越地区大会・前半終了

 6月11,12日上越地区大会の前半が終わりました。前半に開催された競技は、陸上・水泳・男女テニス(個人戦一部と団体戦)・卓球(団体戦)です。県大会出場をかけた本番の大会。3年生にとっては、引退をかけての勝負の大会でした。

 結果は、団体戦で優勝を勝ち取った女子ソフトテニス、リレーW優勝の女子+女子低学年、個人種目でも多くの県大会出場者がでました(詳細は後日の学校だよりでお知らせいたします)。上位大会の出場はうれしいのですが、3年生たちが、チームとして心を寄せ合い、まだまだまとまって練習ができるということが本当に喜ばしいと感じます。チームの3年生が一人でもいる間は、みんなで応援してほしいものです。残念ながら、個人種目として引退となった選手もいるのですが、残った選手に自分の思いを託し、精一杯激励してほしいものです。3年生たちの活躍を少しでも長く見ることが、1,2年生たちにとっても良き見本となると期待します。

 後半戦は、17日(月)から。

 後半戦も、「魂、焦がせ!三中生」

NEW 明日は!上越地区大会・激励会

 いよいよ明日は、上越地区大会の激励会です。

 県内各地区の郡市大会がなくなってからずいぶんと立ちます。選手たちにとって、中体連主催大会は、本当に一発勝負。この地区大会を突破した選手・チームしか上位大会に進むことはできません。情熱を傾けてきた日々の努力、熱き思いを全力でぶつけてきて欲しいものです。

 大会当日戦う選手たちは孤独かもしれません。あきらめそうになる気持ちと、戦うのだと思います。そんな時に、この激励会の全校生徒の応援を思い出すと、力が沸き上がるものです。そんな応援から、三中魂が燃え上がるのでしょう!毎日意識しているわけではないでしょうが、勝負の時に、三中魂という言葉が三中生に力を与えてくれるのでしょう。卒業していった方々も、その気持ちを忘れない、といいます。

 今日は、明日に向けて本番さながらのリハーサルを応援団が体育館で行っていました。みんなが選手を支えています。明日は、三中生を支えてくださるためにお金を援助してくださっている地域の方々の代表の奨学会の皆様が参観されます。日頃の感謝の気持ちを大きな声で表現してほしいものです。

 保護者の方々の参観も可能です。皆様お誘いあわせて、選手たちを応援してください。

NEW 人権啓発運動 ~市長さま、ようこそ三中へ!~

 人権啓発の運動ということで、法務局の方や人権擁護委員の方々が生徒たちに朝の挨拶を行いながら人権啓発運動をしてくださいました。今回は、桜井市長様が三中にお越しいただき、直接クリアファイルを生徒たちに手渡してくださいました。間近に見るリアル「市長」の姿に、驚いている様子でしたが、手渡されたクリアファイルをもらってうれしそうにしていました。

 たくさんの方々が三中生を応援してくれていることに、気が付いたのではないでしょうか。

 がんばれ、三中生!

NEW 市内唯一のコミュニティ・スクール

 先日、本年度第1回目の学校運営協議会が開かれました。

 これは、コミュニティ・スクールに設置されるもので、簡単に言うと、学校と地域が目指す生徒の姿を共有し、力を携えて生徒たちのためにより良い教育、より良い学習環境について考えていこう、というものです。

 授業の様子を見ていただき、明るく素直で元気よく、のびのびと学ぶ姿を見ていただきました。その後、様々に話し合いを重ねました。子供たちは「地域の宝」。しかし、昔に比べて、子供たちには生身の人と人とのかかわりが不足している、デジタル環境によるバーチャルな体験では、自然の美しさや命の大切さ、他者を思いやる態度など、大切なことが身に付きづらいのではないか、という危惧が寄せられました。そのため、地域でも生徒たちに声をかけていきたい、見守っていきたい、という温かいお言葉をいただきました。

 中学生の運動競技のやり過ぎによる「燃えつき」、疲労蓄積による「怪我や故障」を防ぐという目的でスポーツ庁が示した「部活動ガイドライン」が出されてから、「土日の休日どちらか一日は部活動を休む」ようになってきて、中学生の体があくようになってきました。生徒たちにも、地域行事へ参加したい、という声があり、お互いの情報交換も大切だと感じました。市内一斉のクリーンデーについても学校だより等でもお知らせをしましたが、ご家庭でも「行っておいで!」と背中を押していただけると助かります。

NEW 地域と結ぶ活動 ~遠足~

 学校は生徒にとって楽しい場所であれ

 という思いが私の中にはありました。市内で初のコミュニティ・スクールに指定されて3年目。「地域を中学生の姿で元気にしたい」という思いと重なり、地域を知り、地域の問題についても考え、持続可能な地域を考えていくとともに、とにかく、仲間と歩いて楽しもう、地域を元気にしよう!といろんな意図を盛り込んで遠足を行いました。そしてただの遠足ではなく、新行事「地域と結ぶ活動」と銘打ちました。

 1年生は、大洲・大久保方面。2年生は、米山方面。3年生は、谷根方面。広い三中校区を方面を変えて探索しました。校区には大変歴史が深い場所があること、国定公園になっているほど、美しく豊かな自然があることなど、体感してきました。「ここ、初めて来たー」という感想も聞かれ、車社会の生徒たちは、なかなか歩いたことがない道を歩くのは良い体験になったようです。

 何よりも、「とっても楽しかった!」様子が、たくさんの笑顔から感じ取れました。働き方改革や鍛錬行事の危険さから、行事が精選されていった経緯がありますが、生徒たちにとってやる意義があるものは、やり方を考えながら、やる必要がある、と強く感じました。楽しい行事があるから、また気持ちを新たにして頑張れる。そんなものだと思います。

 テスト期間に入りました。生徒たちは、きっと、やってくれるでしょう!

NEW 社会に働きかける ~ボランティア 鳴海会~

 鳴海会(三中・生徒会)の呼びかけで、国道8号を渡る地下道の清掃ボランティアが行われました。

 R6年度の鳴海会会長が「今年度は、昨年以上にボランティア活動に取り組みたい」と言っていたことが具現化されました。本部役員の呼びかけで、たくさんの有志が集まりました。水曜日にごみ拾いをやり、木曜日は水を流しブラシで汚れをかき出したり、雑巾で手すりを拭いたり壁を磨いたりしました。たくさん集まってくれたおかげで、校舎玄関前の側溝の泥や落ち葉を拾ったり、地下道周辺の草取りをやってくれる生徒もいました。

 爽やかな五月とはいえ、熱心に活動すると汗が出る陽気でした。通学路や校舎周りがとってもきれいになりました。一人では中々できないことですが、みんなの力を合わせると、結果が目に見えて変わってくることに驚きます。多くの善意と行動が、世の中を変える。そんな実感をもったならばとてもうれしいです。

 人の役に立つということが、こんなにも気持ちが良いということ。

 そんな自分が少し誇らしく思える。それが、人としての成長なんだと、感じます。

NEW リフレイミング ~良さを見つける~

 1年生の廊下の掲示に、ふと立ち止まりました。

 人の「短所」は、見方によって「長所」にもなる。ということを教えてくれていました。全校朝会で、「人には良いところも悪いところもある。でも、悪いところにばかり目をやっていては、大切なその人の良さを見失う。悪いところではなく、仲間の良さを見つけ、こんな良いところがあるよと、伝えあってほしい」と話しました。この掲示物は、悪さも見方によっては「良さになる」と、物の味方の角度を変えること「リフレイム」することの大切さを伝えてくれます。

 つまり、良さと感じるのも、悪さと感じるのも、受け止めて次第なんだと。人に迷惑をかけるような、具体的な行動は良いとは言えませんが、物事の良さを見つけようとする人の心の優しさには、打ちのめされます。

 そんな人でありたいものです。

NEW 主体性をもった生徒・高め合える生徒を目指して~鳴海会総会~

 三中の生徒たちの生徒会組織を鳴海会といいます。

 令和6年度の生徒たちの活動の設計図となる鳴海会総会が行われました。鳴海会本部は、今年のスローガンを「協力・絆・未来 ~Unity  and  progress~」とし、三中生が、「主体性をもった生徒」「高め合える生徒」となれるよう、仲間とともに団結し、協力して絆を育み自信の技能や能力を伸ばし合っていこう、と宣言しました。

 生徒総会は、一年間の設計図といいましたが、生徒会が作った要項ができたら完成、ではありません。生徒会本部、各委員会、部活動、学級・学年等の各機関が立てた原案について、学級討議で話し合い、たくさんの質問で理解を深め、たくさんの意見をもらい、それを鳴海会総会でさらに練り上げて、みんなが納得する活動にしていきます。総会では、たくさんの質疑があり、各種の計画がより良いものへと磨かれていきました。入学したばかりの一年生からも堂々とした質問や意見が出ていました。素晴らしいことです。

 

  総会以降、みんなが力を合わせて、一歩一歩前へ前へと進んでいく姿が浮かんできました。頼もしい生徒たちです。

 

NEW いじめがない、ではなくみんなが尊重される集団に!

 今週の道徳はどの学年も「いじめ」について考える題材でした。

 新学期に入り、新たなる仲間たちと創る学級学年の集団。みんなが安心して生活できるよう、学級や学年のルールを確認しました。そして、学級目標や学年目標ができ、どんな自分たちになりたいかの具体像を描き、みんなでそれに向かって歩き出したところです。

 一人一人の良さを見つけ、それぞれが違うところがある、多様性を尊重する姿勢を育んでいます。そして、だれもが絶対にしてはいけないこと、「いじめ」と呼ばれる人権侵害について、それを許さない心を育むのはもちろん、それを見逃さない鋭敏な感覚を培っていきます。

 1年生は、ある学級の日常の生活を題材に、そこに潜むたくさんの人権侵害を探っていきました。3年生は、ちょっとした行き違い、そして、それを拡大拡散させるSNSによる発信が、重大で深刻な問題にしていく恐ろしさについて、考えていきました。人の心には「1つ」だけの感情があるわけではなく、時に「二律背反」すること、すべきかせざるべきかと悩む「葛藤」など、複雑です。それを可視化するツールとして「心情円版」がありますが、3年生はそれを活用しながら、揺れる思いを表現しながらも、「どうあるべきか「そうするべきか」を考えていきました。

 それぞれ、発達段階に応じた、良い授業だった、と私は振り返っています。

 道徳の授業こそ、ご家庭で親子一緒になって話し合ってみてほしいと思っています。話題にしてくださるとうれしいです。生徒に、「今週の道徳はどうだっだ?」と、話しかけてみてください。

NEW 連休明けの自分たちに「檄」!

 GWの後半も終わりました。

 生徒たちの事故や大きなけがの報告もなく、安心しています。日頃できなかった事をしたり、心身の休息を図れたでしょうか?いよいよ、中学校生活の『躍動期』に入ります。

 誰しも、休み明けのけだるさを引きづる中、三中生は素晴らしいスタートを切ります。

 生徒朝会です。全校生徒が一人では中々目が覚めない、エンジンがかからないところ、みんなで気持ちを一つにします。今日は、学習委員会が来る令和6年度初の定期テストに向けて「みんなで頑張っていこう!」とキャンペーンを張ってくれました。くじけそうになる気持ちをみんなで支え合いながら、授業に集中し、家庭でも学校とつながった学習をしようという、試みです。

 自分たちの先の予定をしっかりと見据えて、生徒たちが生徒たちに向けて働きかける。とっても素晴らしいことだと思います。ご家庭でも、励ましと見取りをお願いします。

 「やらされる」学習ではなく、「自らが目的をもって、自らのために学ぶ」。その姿をほめたいものです。

 

NEW 学年目標、決定! ~2年生~

 2年生の学年朝会をのぞいてみました。

 各学級で話し合って決めた学級目標の発表と込められた願い、そのためにやっていくことなどの説明がありました。

 そして、学年目標も決まったようで、その発表もありました。「協力・絆・勇気」と大きく書かれていました。自分たちが2年生となり、この一年間に目指すことは「最高学年になった時に、学校をリードする力を一人一人が持つこと」と定めました。。そのために、一年かけて準備をしよう、と、学年委員長が力強く呼びかけました。

 素晴らしい心がけだと、感心しました。いきなり、最高学年になれない、いきなり、全校をリードすることはできない、しかし、そのことを目指してみんなで一年間少しずつ力を付けていこう、その思いには、一日一日が成長のチャンスなんだ、という気持ちが伝わってきました。素晴らしい成長をしてきている2年生に感心しました。

 最後に、学年主任が話をしました。

 「私は、三中にきて、皆さんと接して、思わず鳥肌が立ったことがあります。皆さんが、学習カードを出すとき、そのカードの向きがすべて同じ方向にそろっているのです。一枚も裏になっていたり、さかさまになっていない。当たり前のように感じますが、一人一人が気持ちを持っていないと、全て同じにはならないものです。そして、そのことになぜ鳥肌が立ったかというと、数十年前の皆さんの先輩もそうだったからです。この習慣が脈、脈と受け継がれているというすごさに、私は思わず身震いしたのです。カードを見る私のことを考えてくれているのか、それはわかりません。しかし、この当たり前ではない当たり前ができる三中生は、本当に素晴らしい」と。

 二度、三中に努められたからわかる比較ですが、当たり前のことがしっかりとできる、そんな良き伝統・良き習慣がしっかりと受け継がれているということは、本当に素晴らしいことです。

 その素晴らしさを、当たり前のように後輩たちにも伝えっていってほしいものです。

NEW 令和6年度 PTA総会

 春らしい陽気に恵まれ、今年度のPTA総会を実施することができました。

 授業参観では、生徒たちが仲間と共に学び合う様子を見ていただきました。百聞は一見に如かず。三中生がいかに、楽しそうに学んでいるかをわかっていただけたのではないでしょうか。1年生も顕微鏡を覗く目は真剣そのもの。動く微生物を見つけ、歓声が上がっていました。

 総会では、私の喜びの言葉を。来校される保護者の方々に、ご挨拶をしていたところ、なんと、「全校朝会の話題」を私にしてくださった方がいらっしゃいました。「全校朝会の話を家族に話してくれている、素晴らしい生徒がいるんだ」と、喜びどころか胸にじーーーーんと感動が波立ちました。やはり、心を込めてしっかりと生徒たちのことを考えて話をしなくてはならないな、と気持ちを新たにしました。

 今日の授業の話で、ご家庭の晩御飯の時などに、話に花が咲いたら、うれしいです。

 たくさんの皆様のご来校に心より感謝いたします。今後とも、ご支援ください。

NEW 第1回部活動集会

 仮入部が終わり、1年生たちが正式に部活動に入部しました。

 第1回目の部活動集会が行われ、令和6年度メンバーの初顔合わせです。1年生を迎えた先輩たちはとてもうれしそうな表情を見せていました。

 3年生はいよいよ最後のシーズンに向かいます。それを目指しながらも後輩たちを育てていく務めもあります。そのためにお互いが話し合い、目的を共有し役割を分担し活動する。授業以上に主体性が培われるのが部活動ともいえます。教職員は、その種目の専門家ではない場合がほとんどです。しかし、教育については専門家です。だからこそ、子供たちの主体的な活動を支援しながら、「生徒たちの人格の完成に資する」よう、心身の健全な育成に向けて応援していきます。特に大切なのは、ルールを守る大切さを教えること、競技といえチームの仲間を大切にするのはもちろん、敵(相手)を尊重する姿勢を教えることが大切です。勝っても叱られる試合があり、負けても誉められる試合がある、私はそう思っています。相手に対する尊敬のない振る舞いがあれば、勝っても無意味、自分自身の全力を出し切った、最後まであきらめない姿勢があれば、誉めていい。勝利至上主義では、その種目を生涯愛し、続けていくことはできません。引退するときに、何一つ悔いがない、という思いになれるよう、みんなで協力して楽しいそして感動のある部活動にして欲しいと思います。

NEW 全校朝会 ~任命式~

 新学期がスタートして2週間がたちました。

 生徒会の説明、部活動の見学と中学校生活で見聞きする新鮮な情報の氾濫に目が回っていた1年生たちも、すっかり中学生らしくなってきました。挨拶がとても元気が良く、朝読書はとても静かでよい雰囲気で過ごしているところは、全校で一番の学年といって良いです。先輩たちも負けていられませんね!

 そんな手探りの2週間でしたが、各学級のリーダーたちが決まりました。多様性を理解しながら、全体のことを考え、良い集団へと導いていくのがリーダーたちです。2,3年生たちが良い見本を示してくれるでしょう。前期のリーダーたちに、任命証を渡しました。精一杯頑張ってほしいものです。

 特に大切なのは、選んだ人たちの責任です。選んだのはいいが、その人たちの言うことは聞かない、それを

「無責任」

 と言います。リーダーたちを支え、全力で応援する人たちをフォロワーと言います。各学級、リーダーと素晴らしきフォロワーたちで、学級目標を達成できるよう、そして学級が安全で安心な場所となるよう、頑張ってほしいです。

NEW 新しい「はじまり」にむけて・・・

 1年生教室の廊下に、掲示されていました。

 4つの小学校から入学してきた新入生たち。それぞれが第三中学校で「新しい自分」に変わろう、成長しようという希望を持っていることを言い当てている有正省三さんの詩です。とても、勇気がもらえる詩です。出身小学校のことを忘れる必要はありませんが、みな同じ三中生生徒である、という自覚の元、小学校の人間関係のみにとらわれず、この出会いを大切にして、どのことも仲良く、新たなる仲間との生活を新鮮に始めていってほしいものです。

 新しい自分を発見する、旅の始まりです!

NEW 令和6年度 スタート!

 いよいよ、令和6年度が始まりました。

 まずは、新任式から。6名の先生方をお迎えしました。音楽は3月まで大学生でいらした新採用の先生です。初日から校歌の指揮を振ってくださり、すっかり三中の教職員姿が板についています。とても頼もしい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、始業式。始業式では、2,3年生の代表と生徒会長が新たな年の抱負を堂々と語ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

私は、始業式に当たり第三中学校の生き方教育について、話をしました。

 〇 見つめる力

 〇 かかわる力

 〇 やりぬく力

 「かかわる、やりぬくはどのような姿かはわかる。しかし、簡単ではない。見つめる力があって、初めて何のためにかかわるのか、何のためにやり抜くのかが分かってくる。見つめる力をつけるのは何かを始めようとする時に、自分がどうありたいかを考えること。そのことが終わった時に、自分に何ができたか、どう変わったかを振り返ること。この内省することで、次に自分はどうあるべきかがしっかりと見えてくる。次は、こうしよう!という目標が見えてくる。これが、成長のサイクル。内省することを今年はしっかりと取り入れて、物事に当たってほしい。」

 話す人の方に体を向けて聞く、素晴らしい聞き方は今年度も健在でした。

午後からは、81名の後輩たちが入学してきます。

 230名で始まる令和6年度がとっても楽しみです。

 

NEW 令和5年度 後期終業式 ~令和5年度最終授業日~

 本日、後期の終業式でした。

 令和5年度の最後の授業日です。巣立った3年生はいないので、1,2年生だけの終業式でした。学年代表と生徒会代表が、後期の活動を振り返ってくれました。2年生は代表者が体調不良で欠席だったのですが、いきなり代読を頼まれたにもかかわらず、代わりの生徒が素晴らしい代読をしてくれました。1年生は先輩となる抱負を、生徒会からは来年度どんな学校にしていくべきか、原稿ではなく、話す人たちを見て堂々と発表してくれました。

 私は、「この一年間の今がゴール。登山なら山頂です。皆さんは楽しさばかりではなく、辛いこともあった長き道のりを歩きとおしたのです。4月とは比べ物にならないようにたくましい姿に変わっています。歩き切った今、自信を持った顔に感じています。仲間と共に支え合い、励ましてきたからこその山頂。春からは1年生たちは1年生たちの先輩として、2年生たちは、最高学年として、後輩を導く見本として、模範として、存分に自分たちの時代を創っていってほしい」と、話しました。

 「一期一会。春は、出会いと別れの時期でもあります。今、別れをまじかに控えている今だからこそ、一期一会という言葉の意味をかみしめてほしい。いつか来る別れを前に、あんなこと言わなければよかった、もっと感謝を伝えておけばよかった、と後悔しないように生きる。今いるその時は永遠ではないし、当たり前ではない。自分の中の精一杯の気持ちでその人と向き合う。すると、こんな言葉が出てくるのです。」

 

 ありがとう

 

 次年度は、ありがとうとたくさん言える人に、そして、ありがとうと言ってもらえる人になることを期待しています。素晴らしい成長を遂げた三中生。共に生活できたことに、

 ありがとう

 

 保護者の皆様、地域の皆様、本当にお世話になりました。今後とも更なるご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

NEW 職業講話 ~1年生・キャリア教育~

 1年生が進級間近な今、キャリア教育に取り組んでいます。

 将来自分が自立してどう生きる起きるか?それを考えて今学ぶべきものを真剣に考えて学んで力をつけていく、それがたくましく生き抜く力を育成していきます。

 今回は、柏崎地元の2業種と旅行業の3種類のお話を、自分たちの興味関心に合わせて選択し聞きます。1-1は感染症の流行で学級閉鎖となってしまいましたが、Zoomでつないで学習です。

 ご自分がなぜその職業を選んだのか、働くうえで大変だったこと、また働くうえで大切にしていることなど、具体的にお話しくださいました。美容では、実演をしていただき、生徒たちは大喜びでした。どのお話もとても身近な話題が多く、1年生たちはお話に引き込まれていきました。たくさんの質問も出て、とても良い機会となりました。講師の皆様、本当にありがとうございました。

 

NEW ひっそりする学校で・・・~がんばれ3年生!~

 3年生たちがいなくなってしまった学校は、ずいぶんひっそりとしてしまった感じがしています。

 今日3月6日は、公立高等学校の一般入試の日です。今までがんばってきた全力を発揮してほしいものです。全校でそれを祈るばかりです。

 美術室前の廊下に、1年生の作品が並んでいました。どれも個性的で、躍動感に満ちているもの、つい触りたくて手が伸びてしまうものなどが、並んでいました。これは紙粘土ではなく、新しい素材の粘土だそうです。つややかな質感になったり、マシュマロのような質感になったりと驚きです。

NEW 第76回 卒業証書授与式

 本日、無事卒業証書授与式を終えることができました。

 名残雪が降り、卒業生との別れを惜しむ感動的な一日となりました。在校生たちの温かい拍手に送られ、卒業生たちは第三中学校を巣立ちました。最後に卒業生たちが見せてくれた卒業合唱は、本当に素晴らしい歌声でした。5年ぶりに完全復活の卒業式をみんなで創り上げることができて、本当に良かったです。

 誰もいなくなった3年生の教室。卒業を数えてきたカウントダウンカレンダーがついに0を指していました。

 さみしさは募りますが、卒業生の素晴らしい未来を祝いたいと思います。

 おめでとう!78名の卒業生たち。

NEW 同窓会入会式 ~3年生~

 3年生たちの登校日も5日となりました。

 今日は、同窓会の入会式です。76年の第三中学校の歴史の中で、1万4千人もの卒業生が輩出されました。3年生たちは第三中を卒業しますが、同時に第三中の同窓生となります。今後は、たくさんの先輩方が困った時に力になってくれます。同窓会から春川会長をはじめ5名の役員の方々が参加してくださいました。

 春川会長は、ご自分の中学校時代を振り返りながら、校舎が今の場所と違ったところにあったことや、仲間を大切にしていってほしいということなど、お話してくださいました。そして、みんなが誇りに思っている三中魂を大切にしていけば、素晴らしい社会人になれる、という激励をくださいました。

 「今後どこにいようと、柏崎で育った郷土愛と第三中を誇りに思う愛校心があれば、きっと先輩たちが助けてくれる。先輩たちには大いに甘えなさい。きっと、先輩たちはそのことを喜んでくれる。そして、いただいた恩を自分たちがしてもらったように、君たちの後輩たちにしてあげなさい。いただいた恩を後輩に送っていきなさい。」と私は話し、はなむけとしました。

 多目的室に響く3年生たちの校歌を聞いて、役員の皆様は大変感動して帰られました。

NEW 金沢、到着

 金沢に到着しました。予定通り、16:07発17:11上越妙高駅着。

 その後バスに荷物を積み込み、柏崎へと向かいます。順調なら,18:30には学校に到着できそうです。

 お迎えが可能でしたら,この時間に合わせてお願いできたら,幸いです。

NEW 最後の見学地 〜清水寺〜

 いよいよ,ラストの見学地です。

 清水寺で、クラス写真を撮り,お釈迦さまの足形で頭を撫で,錫杖を持ち上げ(?!)、音羽の滝の水を飲み、たーっぷりお土産を買い…もう,思い残すことは,ないでしょう。あとは,家に帰ってたくさんのお土産話をして欲しいものです。

 いい顔つきになってきました。

 来年度の三中を頼んだよ!

NEW 美しい! 〜鹿苑寺〜

 言葉もないほど,美しいです。

「教科書より綺麗だー」と、感動の声。

本物からは、無言の説得力を感じる三中生でした。

NEW 京都,最終日

 朝も美味しい朝食をいただきました。

 出発の集合も素早く、松井本館様に感謝のお礼をして,ホテルを出発しました。

 足利義満の鹿苑寺金閣へと,向かいます。寒いですが,幸い雨は落ちていません。

NEW 京都を満喫②

 各々班ごとに帰ってきました!いい表情です。夕飯は豪華なすき焼き!九条ネギや淡路島の玉ねぎなど,素晴らしい食材を使ってくださり,本当に美味しい夕飯です。

松井本館様,本当に素敵なお宿です。心配りおもてなしが,一流でした。

さて、その後は思い出のお土産にもなる,体験学習。湯呑み,マグカップの絵付け,念誦作り,お面作りの4班に分かれて制作。

みんな,真剣に取り組みました!

うまく行くと,1枚目の写真のように仕上がります。

NEW 京都を満喫①

 京都駅到着後、お世話になるMKタクシーさんから,朝礼の一部を見せていただきました。社会人として,お客様に誠意ある姿勢、感謝の思いを伝える礼儀作法を大きな声と迫力ある姿で教えていただきました。生徒たちは本物の凄さに大変驚いていました。各班ごとにお世話になる運転手さんと挨拶をして出発!班ごとに自主研修の始まりです。少し雨混じりの天気ですが,タクシーで効率よく回れるため,こんな時はとても心強いです。

さて、どんな見学をしどんな体験をし,何を感じてくるか?!

楽しみです。

 

NEW いざ、京都へ!〜宮島口〜

 世界遺産でもある,宮島,厳島神社の見学を終え、宮島でお土産を買いました。宮島口から、一般車両の電車に乗ります。貸切とは違う乗り換えで、道中一番の困難。下車には1分しかありません。

混雑する広島駅でうまく乗り換えができるか?三中生なら、きっと大丈夫。

 うまく乗り換えたのち,新幹線に乗車。

 京都へ、参る!

NEW 朝食 〜みんな元気にいただきます!〜

 おはようございます。

 夜は何事もなく,爽やかな朝を迎えています。朝食には,8分前に全員がそろっていました。なんと,素晴らしい!

 怪しい天気の予報ですが,この行いの良さで、晴れにしてくれるかも?!

 今日は,厳島神社を見学し,京都へ!

一番の楽しみである,班別タクシー研修の予定です。

NEW PCV講和 〜平和学習〜

 夜も学び続ける三中生!

 入浴を済ませて、PCV(Peace Culture Village )という団体の方々からお話をしていただきました。PCVは、平和について考え、平和文化を一人一人の力で創造していこう,と考え活動しているそうです。

 講話というより,ワークショップのような形で、三中生たちは引き込まれていきました。物事の多面的な見方をすることで、人々の多様性に気付かされていきました。

「未来をつくるのは,君たちだ!」

この言葉に,身震いした三中生でした。

NEW 宮島到着!

 広島平和公園、原爆ドームを後にして,遊覧船でクルージング。宮島に到着しました。昼食から,だいぶ時間が経ったので,みんなお腹がぺこぺこの様子。

しかし、具合が悪い生徒も出ず,また素晴らしい態度で行動してきました。立派な三中生でした!

お待ちかねの夕食をいただきます!

修学旅行③ 広島での学び

 いよいよ広島に到着し、まず路面電車に乗車しました。約110年前から広島市民の足として活躍し、戦争からもいち早く復興して運行した電車の歴史的な重さを感じていました。

 その後原爆ドーム・広島平和記念資料館を見学し、一人一人が原子力爆弾や戦争そのものの悲惨さを実感し、平和への思いを強めました。

 

 

修学旅行② 無事に大阪を出発しました

 2年生一行は、北陸新幹線、サンダーバードと乗り継ぎ、東海道新幹線「さくら」に乗り、いよいよ広島到着目前です。ここまでは体調不良者もなく、とても順調に進んでいます。広島では、原爆ドーム・平和記念資料館を見学し、その後宮島へ向かう予定です。写真は新大阪駅での様子です。

修学旅行① 無事に出発しました

 スムーズに集合し出発式が行われ、出発予定時刻よりも5分早くバスで出発しました。

 出発式では代表生徒が、見送りの保護者の皆様に「成長して帰ってきます!」と決意を述べていました。有意義な3日間になることを願っています。

 

NEW 卒業カウントダウン ~3年生・残り少ない中学校生活~

 3年生の卒業を目前に、後輩たちが3年生たちへのお世話になったことへの感謝を表す取り組みが、各員会ごとに行われています。3年生の教室に、卒業までの「カウントダウンカレンダー」がありました。

 今日の数字は「9」。今日を含めて、卒業までの登校日は9日でした。ついに、二けたを切り、一桁の数字になってしまったのです。卒業式の準備も学年練習が始まっています。そして、2年生は明日から修学旅行。あっという間に今週も終わっていきそうです。

 残り少ない日々を3年生たちにはしっかりとかみしめてほしいものです。

NEW 修学旅行目前 ~ハツラツ2年生~

 修学旅行を来週に控え、2年生の準備が加速しています。

 学年朝会で、集合時の隊形づくりや新幹線の乗車練習をしていました。パイプ椅子を座席にに見立て、本番さながらの練習です。もたもたしていては、一般のお客様、JRの方々に迷惑をかけてしまいますので、練習は真剣でした。

 その後、3,4限連続でダンスの練習。4限後半はグループごとに発表会があります。各々、グループの持ち味を出すべく、振り付けを考え練習をしていました。本番の発表会は大盛り上がり。どのグループも個性的で、素晴らしい発表会でした。このチームワークの良さを修学旅行でも発揮し、最高の体験を持ち帰ってくる修学旅行にして欲しいものです。

NEW 第2回 生徒総会(鳴海会総会) ~R5総決算~

 年度末が迫り、鳴海会の総会、生徒総会が開かれました。

 3年生が中心となって進めてきた今年度の鳴海会。「自立と共生」を掲げ、自分たちの学校生活を自分たちの手で作り上げてきました。執行部である生徒会本部、各委員会、部活動、そして各学級の成果を自分たちの目標に照らして振り返るとともに、次年度に向けての改善など、話し合いました。

 3年生たちを中心とする、リーダーたちの話しぶりや態度には、素晴らしいものがありました。また、生徒たちからは学級討議で話し合われた質問や意見がたくさん発表され、リーダーたちに負けず劣らずの素晴らしい答弁でした。後輩たちの態度も立派で、巣立ちゆく3年生たちはきっと安心したと思いました。

 講評というか、感想を最後に述べさせていただきました。3つにまとめたのですが、ここで紹介するよりも、ご家庭で「生徒総会で校長先生が最後に話した3つの話って何?」とご家庭で話題にしてもらうために、ここでは紹介を控えます。私が話し始めようとすると、椅子に座っている全校生徒が体を私の方向に向け、しっかり聞く姿勢を取りました。このことが何より素晴らしい、三中生。三中の誇るべき文化だと思います。

 コロナ禍、モデルのない中、手探りで三中文化を新たに創造した3年生たち。この上に、またどんな素晴らしい文化を積み上げていくか、令和6年度も期待がいっぱいとなった鳴海会総会でした。

NEW 市内唯一のコミュニティ・スクールとしての第三中学校 ~第3回学校運営協議会~

 コミュニティ・スクールとしての取組、その成果と課題を保護者代表と小学校の関係者や地域の皆様からなる協議員と深く深く話し合う「熟議」の場である、学校運営協議会の第3回目を開催しました。

 昨年度、市内唯一のコミュニティ・スクールとして市教育委員会から指定された第三中学校。地域の方々と共に、より良い学校を創っていくことを目的として立ち上がりました。地域の方々の力を学校に取り入れ、生徒たちが心豊かに成長していくこと、また学校を核として学校も地域も元気になっていくことを目的としています。

 市内で最大の学区ともいえる4つの小学校区からなる第三中学校区は、面積も広く地域文化も少しずつ異なり、地域の方々のお力をお借りするということがなかなか難しく、組織運営にずいぶん苦労していたのが令和4年度の初年度です。

 中山会長のご経験、専門的な知識、社会教育者としての知見をいただいたことやたくさんのお骨折のおかげで、昨年からぐっと骨組みがしっかりとしてきました。今年は、「とにかく地域の方々・協議員と学校が熟議(ひざを突き合わせ、議論を重ね合うこと)することが第一」と私は考え、話し合うことを主眼に置き、学校運営協議会を開催してきました。もちろん、話し合いの中心にあるのは「生徒たち」です。第3回目は、気心も知れてきた関係性の中で、忌憚なく生徒たちの成長と学校の教育活動の良かった点について、話し合いました。

 「生徒たちは、とにかく分け隔てなく仲が良い様子が伝わってくる」

 「地域では中学生が良く挨拶をしてくれる」

 「3年生の防災学習は地域としても本当に心強く頼もしい。1月1日の大地震の際にも生徒たちの学んだことは生かされたのではないか」

 と、たくさん褒めていただきました。中学生になるとなかなか地域行事に参加がなくなりさみしい、といった今後の課題もいただきました。次年度に生かすべく、良い話し合いにしていただいたことに、感謝いたします。

NEW Let's dance! ~2年生・保健体育~

 保健体育の授業で、ダンス授業が始まりました!

 外部講師の先生から、2年生がレッスンを受けています。最初は戸惑いもあり、ぎこちなく動いていた2年生たちですが…

 先生の元気な声と、要所をとらえたアドバイスで、次第に体が動いていきます。まるで魔法にかかったようです。BGMの曲に合わせて、2年生たちがリズムよく体を動かしだしました。わずか1時間で、形になってきました!先生の教え方はもちろんですが、今の子たちは、曲に乗ること、体をリズミカルに動かすことが得意のようです。小学校から踊りに親しんでいる成果ですね。

 あと何回かで、仕上がるとのこと。最後に発表会はあるのでしょうか?楽しみです!

 

NEW 日本文化に親しむ! ~1年生・音楽~

 多目的室から、何やら雅な音が聞こえてきました。

 1年生たちが、音楽の授業で「箏」の演奏に取り組んでいました。ほとんどの生徒たちは初めて触る、箏。今や、箏の音はお正月のテレビ番組やスーパーのBGMでしか聞かないかもしれません。

 日本文化を知ることが、今では「国際理解教育」ともいわれています。なぜなら、世界の方々は、他国の人と会うとき、自らの国の文化を自信を持って語ることができる、それが、国際人としての証と言われています。私が以前勤めた学校で、「日本人は英語が話せても、語る内容を持っていない。自分の夢を堂々と語るとか、せめて、自分の国の文化、住んでいるところの良さの紹介ができるくらいでないと、相手に関心を持ってもらえない。大切なのは英語力だけではなく、自らの夢や体験を持っているかいないかだ」と、海外留学のコーディネーターに言われたことがあります。全くその通りだ、とうなづきました。そのため、その学校では「茶道」と「華道」を学ぶ授業を設けていました。

 三中生性も負けていません。1年生たちはみるみる上手になっていきました。何より、箏に触ることをとても楽しんでいる様子が伝わってきました。発表会を楽しみにしています!

NEW しおり完成! ~2学年朝会~

 2年生の修学旅行がだんだんと近づいてきます。

 実行委員会を中心に準備をしてきた修学旅行。いよいよ、旅行のしおりが完成しました。学年朝会で、一人一人が自分でしっかりと行動ができるように、しおりを見ながら確認をしました。

 旅行中に電車やバス、新潟から広島、広島から京都と、いくつも乗り換えをします。どの号車に乗るのか、だれが隣なのか、それが分かっているとわかっていないとでは、座席につく時間の長短が変わってきます。誰一人迷わずに、スムーズに行動できるよう、本番さながらに練習をしていく必要があります。

 練習でいっぱい失敗をして、当日は楽しさいっぱい大成功!の修学旅行にして欲しいものです。

NEW 寒さも吹っ飛ばせ! ~1学年朝会~

 毎週水曜日は1年生の学年朝会です。

 にぎやかな声が体育館から聞こえてきたので、覗いてみました。今日は、班対抗のバスケットボールの「フリースロー合戦」のようです。誰もが、楽しそうに取り組んでいました。

 1年生は、ちょうど保健体育の授業の単元もバスケットボールです。その練習の成果が発揮されていたのでしょう。また授業でさらに練習を深めたいという意欲も喚起できたことでしょう。寒さを吹き飛ばすのに一番いいのは、自らの筋肉を動かし、熱量を得ること。とてもいい活動でした!

NEW 生徒朝会 ~給食に感謝を~

 今日の生徒朝会は、給食委員会の主催でした。

 毎日の給食を安全に、おいしく、しかも栄養バランスをしっかりと考えて作ってくださる、西部地区調理場の紹介です。

 調理場の皆さんは、児童生徒が授業を受けるより早く、お仕事をスタートされているそうです。770人の児童生徒教職員の給食を10人のスタッフで作っているのだそうです。キャベツなどの葉物にはどうしても葉の間に土や虫などがつくものですが、調理場の皆さんは葉を一枚一枚ばらして、3回も水洗いをしているのだそうです。みんなに喜んでもらいたいと、新メニューに挑戦してくださっていることも紹介されました。

 食べることに関心を高めてほしいと、いろんな企画を考えてくださったり、児童生徒のリクエストにこたえるメニュー作りをしてくださったりするなど、本当に感謝するばかりです。なんといっても、給食は児童生徒たちの大きな大きな楽しみです。

 カレーライスや、鶏唐揚げ、海苔酢和えなど、大人気メニューは、ほっぺたが落ちるほどおいしいです。しかし、私が感心するのは、シシャモ料理。ただ、焼くだけだと、身が細く水分が多いため、時間がたつと食べる頃にはベシャッとしてしまうものです。時に、生臭く感じるのですが、西部地区調理場さんのシシャモ料理は、時にサクサクのフライ、時にからりとした衣をまとった磯部揚げと、なんとシシャモを上手に調理されることか!素晴らしいの一言です。

 給食委員会の言葉にもあったとおり、毎日の給食を一生懸命作ってくださる調理場の方々の姿を思い浮かべ、感謝していただきます。いつもいつも、ありがとうございます!

NEW 令和5年度 最後の定期テスト!

 1月最終日。令和5年度最後の定期テストが始まりました。

 今回のテストは、それこそどの学年も進学・進級に向けて意義深いものです。

「自分は義務教育を終えられる人物となれたか?」

「自分はその学年の学習内容を修得し、進級できる人物となれたか?」

 一人一人の心の中にそんな思いがあったらいいな、と感じます。結果がどうだから、ではなく、自分がどうあるべきかをわかっているならば、進学・進級したその先でも、その人はきっと成長できると思うからです。

 さて、1日目の手ごたえはどうでしょう?家に帰ったら、少し余裕があります。2日目のテスト勉強をやるだけやり切り、明日「出し切ったぞ~~~!」とすっきりした思いになれるよう、頑張ってほしいものです。

 人が最後に残したい爪痕は、「簡単にはあきらめない!」という強い意志。その姿勢はテストにもしっかり表れるものです。

がんばれ、三中生!今こそ、三中魂!!!

NEW 入学説明会

 令和6年度の新入学生徒・保護者を対象に入学説明会を行いました。

 保護者、児童と別れた二部構成で計画をしました。保護者の皆様には、校長から学校の目指す方向性などを教頭からは具体的な教育活動について説明をさせていただきました。

 児童の皆さんは、数学・英語・国語の体験授業。中学校の学習に関心をもって臨んでくれました。授業後の感想を見ると、「楽しかった!」や「思ったより先生方が優しかった!」等のコメントがたくさんあり、大変うれしく思いました。

 中学校入学への不安が軽減し、期待を高めてもらうことがねらいでした。

 どうぞ、安心して第三中学校の門をくぐってきてください。桜咲く春、新入生たちの入学を在校生・教職員一同、心待ちにしています。

 

NEW バリアフリー学習会 ~1年家庭科~

 1年生が家庭科の授業で「バリアフリー学習会」をしていました。

 講師に、柏崎市社会福祉協議会のお二人の先生をお招きしました。多種多様な人が暮らす私たちの社会。障がいを持つ方々の人権に触れ、「誰もが生活しやすい社会づくり」をしていくために、バリアフリーやユニバーサルデザインというものがあることを学びました。

 目が見えない方でも、どちらから開ければよいかが分かるように、牛乳パックに切れ目がついていることを例に、身近にあるユニバーサルデザインについて考えました。また、障がいのない人から見たら普通に見えることも、目や耳、手足が不自由な方々にしてみれば、たくさんの生きづらさがある(バリア)ことを発見していきました。

 誰もが、どの人のことも考え、少しの配慮をし、手助けをしていく。共生社会ということがとっても大切だ、ということに1年生たちは気づいていきました。他者の立場になって、自分事として考えていく。後期の三中生の目標は「共感する心をもつこと」でした。さらにその思いが深まったとしたら、うれしいです。

 

NEW 食べて巡ろう 新紙幣ゆかりの地 ~調理場からのうれしい企画~

 生徒玄関前に、掲示されているのがこの写真です。

 調理場の神林栄養教諭のアイデアだそうです。令和6年は変革の年。7月に紙幣のデザインがいよいよ変わります。それにちなんで、新紙幣に描かれる偉人の故郷やゆかりの地を思い浮かべられるように、給食のメニューを考えてくださる、というのです。

 神林先生は、栄養バランスが整っていることはもちろん、おいしいに加え、「学びのある」まさに食育を考えて児童生徒のためにメニューを作成してくださっています。本当にありがたいことです。私としては、北里柴三郎博士にちなんだ熊本県の郷土料理のメニューがとっても楽しみです!

 掲示してくれた、三中・給食委員会も、ありがとう!

NEW 自分たちの生活を振り返って ~1学年朝会~

 水曜日の朝は、1年生の学年朝会です。

 今日は、日頃の自分たちを振り返って、授業のあいさつや返事の声を明るく大きなものにして快活な生活をしていこう、と生徒たちで考える機会でした。

 昨日のリーダー研修会もそうですが、3年生が卒業をまじかに控え、自分たちがどんな先輩になるべきか、どんな姿で第三中学校の文化を築いていくかという、次世代のリーダーたちにとって、とても大切な取り組みだと思います。社会に出たとき、いろんな人とかかわり合い協力し合う必要がある。そんな時に、初対面から誠実な印象を与えるのにさわやかなあいさつをすることは欠かせません。できるできない、も大切ですが、あいさつや返事は大きな声で明るくするものだ、ということが分かって大人になるということが大切だと思います。

 全員で練習をしてみると、たちまち良い挨拶になってきました。そのことを楽しみながら、明るく楽しくさわやかな毎日を創っていってほしいものです。

 

NEW 生徒朝会 ~令和6年度鳴海会役員委嘱式~

 今日は生徒朝会です。

 新生徒会長のあいさつで、厳かに会が始まりました。礼をする態度も立派です。

 今日は、選挙で選ばれた会長をはじめとする役員たちが、来年度の鳴海会の生徒会本部の執行委員、そして専門委員会の役員を選出し、その委嘱を行う委嘱式です。勢ぞろいした顔ぶれは、緊張しているもののやる気がみなぎっていました。新議長が代表として登壇し、決意を語りました。先輩たちの創り上げてきた今年度の鳴海会をしっかりと引き継ぎ、さらに良いものを目指して活動いしていく、その決意を述べました。放課後から、リーダー研修が始まり、リーダーの役割、リーダーとしてのあるべき姿を学んでいきます。他の見本となる、ということはもちろんなのですが、学校全体を考えていくことをあるべき姿勢としてもらいたいものです。その上で、「三中が良くなる、楽しくなる、生き生きとした学校になる」ことであるならば、考えで終わらずどんどん実行していってほしいと期待します。そう考えたうえでの失敗なら、それは失敗ではないのですから。

 三中を三中生をピカピカに光らせよう!

NEW 今やれることを…~震災への義援金募金~

 福祉委員会と鳴海会本部の呼びかけで、元旦に起きた能登地震への義援金募金が始まりました。

 休業明け集会で、「わたしたちにできることは少ないけれど、無関心であってはならない。何にもできないとしても、自分に何ができるかを考え続けてほしい」と話しました。豊かな感受性、美しい感性をもつ三中生は、本当に素晴らしいと思います。

 もしよろしければ、生徒を通じて学校に善意をお寄せください。合わせて、公的機関を通じて募金を被災された方々の元にお届けしたいと思います。

NEW 修学旅行・保護者説明会 ~2年生~

 修学旅行が近づいてきました。

 修学旅行は、学校を離れて本物の歴史的な史跡や他の地域の文化に触れ学んでくる、大変貴重な機会です。保護者の方々に積み立てていただいた貴重なお金で、生徒たちは勉強をしてくるのです。どんな体験や学習になるのか、安全面等のケアも含めて、担当や旅行者から説明をさせていただきました。

 第三中学校の修学旅行は、「平和学習」を一つのテーマとしています。広島の原爆ドームや平和祈念資料館を訪問し、原子爆弾のもたらした大変な被害の現状を垣間見て、戦争という者のむごたらしさ平和の尊さを身をもって学んできます。そして、京都は日本の千年にわたる都。世界的に見ても貴重な史跡・歴史的資料があり、日本人としての大切な文化のルーツがあります。社会科の時間、事前学習で深めたことを現地で検証してきます。

 たくさんの保護者の皆様にご参加いただきました。大変ありがとうございました。

 実り多き修学旅行になるようにしてまいります。

NEW 子供は遊びの天才! 

 昼休みのことです。

 校散策をしていると、中庭の3人の生徒たちの姿が目に留まりました。この日は、放射冷却でかなり気温が低くなった朝。関東の冬を思わせるようなピカピカのお天気でした。

 中庭の瓢箪池の氷が昼になっても溶けずに残っていました。氷をすくい上げてカーリングのストーンのように氷上を滑らせて楽しんでいたのです。なんでも遊びに変えてしまう力は、想像力・創造性のたまもの。こういった気持ちが、前向きな姿勢へとつながっていきます。

 「日々の暮らしをもっと楽しく!」

 このような姿勢が、新商品の発明やイノベーションの革新、ニュービジネスの起業へとつながっていきます。この3人の将来が、とっても楽しみですね!

 

NEW 学びは、楽しい! ~百人一首大会?!~

 3年生の教室を通りかかると、何やら雅な声が聞こえてきました。

 朗々と和歌が詠まれていました。中をのぞいてみると班ごとに分かれて百人一首をしていました。上の句を読み上げてもらい、その和歌の下の句が取り札となっていて、それを取り合い、数を競います。普通のカルタでも難しいのですが、自然と和歌を覚えていくことにつながります。何よりも、和歌の響きの良さ、そして、千年前の人々も今と変わらぬ気持ち=特には恋心などをうたっていることに、日本人としての感性、そして日本文化のすばらしさに気付かされる思いです。歌に込められた気持ちは、2024年を生きる生徒たちにもしっかりと伝わるのです。いい授業を参観できて、私もうれしかったです。

NEW 休業明け ~後期後半の始まり~

 令和6年は元旦早々、とんでもない始まり方をしてしまいました。

 柏崎も相当に揺れ、津波警報も出され、海岸沿岸部のみならず大変心配な時を過ごされたことと存じます。

 第三中も避難所となり、たくさんの方々が非難、また夜を過ごしていかれた方もおられました。今日の休業明け集会では、生徒たちとの再会を心より喜んだところです。ご親戚等に被災された方もいるかもしれません。いずれにせよ、石川県を中心に大変な状況が続いています。

 生徒には、辛い思いが心にあるならば、その思いを誰かが必ず聞いてくれるので、安心して話していいんだ、と呼びかけました。保護者の皆様につきましても学校スクールカウンセラーもおりますので、ご相談ください。

 さて、休業後集会では、3年生代表生徒と生徒会代表が今後の抱負を語ってくれました。3年生は進学に向けて最後の頑張りの時、1,2年生については進級に向けて先輩となる自覚を高めさらに力をつける時、という激励がありました。生徒の言葉ながら時をわきまえた的確な助言でした。3年生にとって残り38日の登校日。そして、3年生にとって「日本一」と感じられる卒業証書授与式にしていこう、と話をしました。

 何はともあれ、新年の決意を胸に、自分にできることをこつこつと積み重ねていく一年にしてほしいものです。

 

NEW 令和5年、さようなら!最後の登校日

 大雪の予報が発せられ、市内の小中学校が一斉に2時間遅れの登校となった冬休み前の最終日。

 混乱もなく、さすが三中生たち。いつもの時間を2時間遅らせていたって平常心で登校してきました。休業前集会で「昨日今日の大雪ですが、家で雪かきを手伝った人はいますか?」と問いかけると、何人もの手が上がりました。家庭の一員としてしっかりと役割を担っていることをとても頼もしく思いました。

 3年生たちは、最終日に学年朝会でした。中身は、学年でトランプのババ抜き大会でした。男女混ざった4~5人のグループで仲良くトランプに興じていました。「おまえのとこに、ババがいった~ざまみろ~」というような、人をさげすむ言葉は一つも聞こえてきませんでした。ルールを守る集団、他者の気持ちを思いやれる集団だな~と立派に思いました。楽しいことも、心無いことをいう者がいれば、やらなかった方がまし、ということになります。3年生たちは本当に成長した、美しい集団だと、うれしくなりました。

 宴の後、しっかり整列をし直し、学年委員長から重要な発表がありました。「卒業合唱」の曲が決まった、というものです。3年生最後の共同作業となる卒業合唱。年明けから練習が始まるそうです。感動の卒業式になりそうです。

NEW 良い年を迎えよう! ~清掃強調週間~

 今週は、12月の登校日最終週となります。

 日頃お世話になっており校舎への感謝を込めて、そして新しい年を気持ちよく迎えられるよう、大清掃です。冬本番を迎え寒い中ではありますが、塩や汚れで曇ってしまった窓を熱心に拭いてくれている生徒がいたり、教室入り口のドアの溝を細やかに磨いてくれている人がいたり、天井のクモの巣取りをしてくれている生徒がいたり、学校中がとってもいい雰囲気に包まれていました。やはり、三中生はすばらしい、と誇らしく思いました。

 清掃をすると、気持ちがいい!

 そんな尊い気持ちで働いている、それこそ三中生のあるべき姿です。

NEW 人権月間の最後を飾る・・・

 先週は期末個別面談で学校に足を運んでいただき、ありがとうございました。

 生徒たちについて、家庭と学校がともに連携し合い各々の立ち位置で生徒を支え導いていく、ということを再確認させていただく貴重な機会となりました。学校からは生徒の頑張りや良さを伝えさせていただきました。どの子も成長の途中。今後の課題を受け止めながらも、良さを認めほめつつ、上手にさらなる成長へと向かわせられるよう、ご家庭と共に支援をしていきます。

 さて、人権月間を締めくくるかのように、今日は柏崎人権擁護委員協議会から竹島会長ら3名が生徒たちの表彰に駆けつけてくださいました。毎年3年生は、社会科や道徳の時間等で学んできた人権の大切さについて、自分たちの生活を振り返り、人権作文にまとめています。自分が受けた人権侵害、誰かが受けた差別や偏見、身近なところに潜む差別意識について中学生なりの考えをもって人権の大切さを訴えます。

 今年度は5名が入賞し、竹島会長から表彰していただきました(どんな賞であるか詳しい内容については学校だよりでお伝えします)。「5人も賞に選ばれるなんて、あまりないことです。三中生は素晴らしいですね!」とほめていただきました。ありがとうございました。

 生徒が褒められるということは、教師にとって本当にうれしいことです。


NEW 美しい・・・ステンドグラス

 三中には名物ともいえる、生徒玄関エントランスに螺旋階段があります。

 その脇に、新たなる名所ができました。美術部が一生懸命作ってくれた、ステンドグラスです。制作段階から見守ってきたのですが、チームに分かれて一人一人がとっても細かな作業を黙々とやり続け、ついに完成したものです。絵柄は山あり海ありの三中生校区をイメージくれたようで、構図がとっても素晴らしい!

 保護者面談の際に、ぜひご覧ください。そして、美術部の生徒たちえを褒めてやっていただけたら、幸いです。

NEW 三中校区公開授業 ~人権教育、同和教育~

 11月に引き続き、人権教育に取り組んでいます。

 三中校区全体で研修を深めています。三中生の授業を小学校の先生方にも参観いただきました。人権教育、同和教育の学習で、全クラスで「生きる」という教材を使って授業をしました。

 1年生は、「世間は外見で人を判断し、その内面を見ようとしない」ということを題材に学習しました。2年生は、被差別部落出身の同級生に対して、刷り込まれた偏見に葛藤する同級生の姿、友達として接するからわかる差別や偏見の無意味さと戦い、親をも乗り越えその友達に会いに行く同級生の姿、二者を取り上げそれぞれの思いについて深く考えさせていきました。そして、差別や偏見をなくしていくために自分たちは何をすべきか、考えました。3年生は、就職差別について、履歴書に潜む差別意識、面接によるあからさまな侮辱・偏見、差別の実態を学習しました。

 人が作った差別ならば、人がなくしていかなくてはならない。

 12月10日は世界人権宣言の日です。人権DAYと言われています。1948年の制定ですが、世界から差別や偏見はなくなっていません。差別や偏見は無知(真実を知らないこと)から起こります。今後も学び続けることで、あらゆる差別や偏見を憎み、なくしていく努力ができる心を育んでいきます。

 

NEW 師走!生き生き学ぶ2年生

 師走に入りました。

 早いもので令和5年も残りひと月となりました。年の瀬はいろんなことがあり気ぜわしいものですが、クリスマス、年末と子供たちにとっては楽しみな時かもしれません。3年生は、今年の12月は今までとはずいぶん違う心境でしょう。

 さて、2年生の授業をのぞいてみました。1組は保健体育、2組は家庭科の調理実習。体育で、野球を学習する時代です。私たちの時は、3人集まれば神社の境内で野球をしていたものです。2年生たちは最初はバットの握りも、打って走る方向もわからなかったようですが、今やバッティングを楽しみ、歓声が響きます。

 調理実習は、もちろんみんなノリノリ!「食」というものは楽しいものです。野菜を洗ったり、鮭を下ごしらえしたり、調味料を計ったり。

 野球も調理も共通していたのは、どちらも「自然と仲間と協力する姿」がありました。協力してやらないと結果が良くならない。同じ目的をもって役割を担う。体験的な学習は、とっても大切です。きっと、社会に出たときに、一番力となるのではないでしょうか。

 楽しそうに授業をすすめている、とても良い表情の2年生たちでした。

 

 

 

NEW 鳴海会役員選挙 ~立会演説会・投票~

 いよいよ今日は選挙戦の最終日。立会演説会と投票です。

 毎朝、候補者・責任者たちが一生懸命有権者に訴えてきた選挙運動も今日の立会演説で最終となります。候補者は自分の次年度の公約を責任者は候補者の人となりを堂々と話しました。候補者たちは、来年度どんな生徒会に、学校にしていきたいかを夢をもって具合策をもって話しました。後半では、質問者がたくさん立ち、さらに具体的に聞いてみたいことを質問として候補者にぶつけていました。3年生の質問者が多く、巣立ちゆく前に後輩たちに安心して引き継げるよう、願いを込めて質問しているようでした。

 「みんなで生活をしている学校だから」意見を積み重ねる授業ができる。その一方、たくさんの人がいるから事故・怪我、人権侵害がないようルールが必要で、よりよくまとめていくためにリーダーが必要。たくさんの人がいる社会は、無言で通り過ぎていく冷たい関係にならないよう明るい挨拶が必要である。そして、みんなの力が合わさると、大きな力になる。より良い生き方を目指し、一人一人の力を合わせて大きな力を生み出し、良い学校生活を想像してほしい、と講評を与えました。

NEW 人権講演会  

 今日は、人権講演会として、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による拉致被害にあわれた蓮池 薫さんをお招きしました。

 1977年新潟市で横田めぐみさんが拉致され、蓮池さんはのちに奥様となる奥土さんとともに、柏崎の中央海岸で1978年に拉致されたそうです。蓮池さんは拉致の目的について、当時の社会情勢に触れながら教えてくださいました。故郷を奪われ、家族と引き裂かれ、自分が夢を追って勉学する道も絶たれ、とんでもない境遇に立った時の辛さを話してくださいました。3年生たちは真剣に聞き入っていました。

 3年生の質問に「改めて、平和であること自由があることの素晴らしさを思う」という言葉には大変な重さがありました。北朝鮮では、とにかくいつ戦争が起きてもおかしくないこと(1950年に起きた朝鮮戦争は終戦ではなく今なお停戦です)、この国が将来どうなってしまうんだろうか、という2つのとてつもない不安にいつも押しつぶされそうだったといいます。

 そして、拉致問題の解決に向けて、その重要なポイントを2つ話してくださいました。

 「拉致は今言ったとおり、あってはならないし、どうしたって解決していかなければならない。皆さんも含めて、日本の国民が忘れてしまってはならないことです。そして、重要なことは<時間がない>ということ。家族が生きているうちに日本に帰し、家族に会わせてあげなければ、だめなんです。横田さんのお母さんはご高齢です。あと2年のうちに、解決をしていかなくては。」「もう一つは、拉致について北朝鮮の国民を恨んだり非難してはならないということ。拉致の目的は先ほど話した通り、北朝鮮政府が拉致被害者をスパイにしたりして、自国のために利用しようやったことです。北朝鮮の一般の国民たちは、みな助け合って生きているいい人たちなんですから。」

 蓮池さんの言葉はとても重いものでした。3年生たちは、拉致されて今なお苦しんでいる方々の気持ちに思いをはせているようでした。

 「忘れないこと」「言い続けていくこと」

 自分たちにできることをやっていくことを決意し、蓮池さんへのお礼とします。

 蓮池さん、本当にありがとうございました。

NEW 修学旅行、事前学習 ~2年生~

 2年生の教室横の廊下に、修学旅行の事前学習で作成した成果が掲示されています。

 社会科の授業で取り組んだと聞きましたが、京都と広島の史跡や観光名所について調べたレポート、またクイズ形式で楽しく学習できるようなもの、そしてご当地のお土産について調べたことなどがたくさん張られていました。

 そして、国語科からは図書室にある戦争や平和についての「おすすめ書籍コーナー」が、設置されました。この機会に、ぜひ読んでほしいものです。

 歴史学習は、過去を知り、より良い未来を築こうと、今できることを考えること。修学旅行は、その大きなきっかけであり、現地に行って自らの学びを検証する大きなチャンスです。だから、事前学習が充実しないと、検証の成果は薄れ、ただの見学になってしまいます。2月の出発の日まで、存分に事前学習を深めてほしいものです。

 

NEW 令和5年度 三中校区「絆スクール集会」

 4つの小学校から6年生たちをお招きし、三中校区「絆スクール集会」を開催しました。

 企画運営は、6年生たちの一番近い先輩となる、1学年委員が行いました。この日のために、心通わすアイスブレーキングやクイズ、みんなでいじめについて考えるための動画づくりなど、本当によく頑張って準備をしてきました。

 6年生たちと中1生徒全員で小グループを作りました。「実は・・・」で始まる自己紹介から始まりました。小さな自己紹介ですが「あぁ、この人今こんなこと考えているんだ」「こんなことにはまっているんだ」と知り合うことで、心の距離がぐっと縮まっていきました。心通わす工夫がたくさんあったことで、最後のいじめについての議論も深まっていきました。「加害者側には、被害者がなぜつらいかがわからないため、いじめの意識がない」という、日常に起こりうることを題材に、みんなで話し合いました。お互いが違うということをわかり合うことが、いかに大切なことかに、みんなが気付いていきました。

 中学校入学に向けて、中1生徒に聞いてみる時間もあり、「そんなの大丈夫だよ」「気にしない気にしない。すぐ慣れるよ!」といった、温かい声掛けを中1生徒たちがしている姿は、大変ほほえましいとともに、とても頼もしく感じました。小6児童の一番の不安は「学習」。そして、一番楽しみにしていることは「部活動」でした。私たち教職員も、しっかりとこの気持ちを受け止めていきます。

 4月が楽しみになった人時でした。

NEW 地域防災 ~いざ、というとき中学生に何ができるか~

 3年生は総合的な学習の時間に「防災学習」を進めています。

 今日は、地域の4つのコミュニティセンターを訪問し、地域防災に対する学習をしてきました。学校には市の原子力防災の担当の方が2名来られ、合計5か所に分散して学習を進めました。

 3年生たちはみな真剣にお話を伺っていました。コミセンは地域防災の要。学校と共に避難所となり、地域の方々を支えていく大切な拠点となります。そして、災害はいつ起こるかわかりません。それが平日の日中であれば、働いている保護者の方々は、自宅付近にはいない可能性が大きいです。つまり、平日に自宅の一番そばにいるのは、中学生たちである可能性が高い。その時に地域防災の担い手として避難所で何ができるか、そんなことも学習してきました。

 避難所の食料や防災のアイテムについて実際に見せてもらい、いかに水が貴重なものであるかお話をいただきました。柏崎で起きた中越沖地震の爪痕も見せていただきました。非常時であっても、知識をもって冷静に行動することが大切です。どこに今後住むことになっても、今日の学習を生かして正しい行動を取り、弱い方々の味方となって助け合う行動をとってほしいと願っています。

NEW 美しい心、美しい姿・・・ ~朝・昼・夕~

 生徒会役員選挙が近づきます。

 朝から登校する生徒たちに元気よく挨拶をしている立候補者たちの姿がありました。相手に先んじて、元気よく明るく挨拶をする。それは、学校の明るい雰囲気を作り、人として信頼される大切な資質です。生徒同士が明るく挨拶を交わす姿は、いつもの校門なのに、とってもあったかい空気が流れていました。

 お昼は、鳴海会が声をかけた、校門付近の通学路の落ち葉拾い。たくさんのボランティアが集まりました。今回は2年生が中心でしたが、1年生の顔も見えました。私は一年生に竹ぼうきの使い方を見せながら「ボランティアに参加するなんて、とても素晴らしいね。もう、半分2年生になっているようなものだね。先輩になる資格が備わっているよ。」とほめました。集まった落ち葉を回収していたのは2年生。集め方のわからない1年生たちに、落ち葉のすくい方を教えていました。これもまた、褒めました。

 夕方。学級優先日で今日は部活動がなかったのですが、中庭出入り口が体育の時間後、グラウンドの土でたいそう汚れていました。すると、下校前の時間に泥をほうきではき、タイルをデッキブラシで磨いてくれる人たちがいました。

 学校のこと、みんなのことを考えて、進んで行動できる。美しい心が、美しい行動となっています。何気ない日常なのですが、なんと、気持ちのいい日か。

 私は、令和5年の11月16日をずっと覚えていたいと思います。

 

NEW プロジェクトアドベンチャー ~1学年~

 1年生たちが、だれとでもかかわりあうことができる力を身につけるために、仲間と協力して一つのことを成し遂げる力が付くように、社会に出て誰とでも協力し合って豊かな人生を過ごせるようにと、進めてきたプロジェクトの3回目です。

 第2回目の10/27に行ったときに、できなかったメニューを講師の先生が下さったので、1学年部スタッフが講師役となって、生徒たちにいろんな活動を仕組みました。

 異なる価値観を持つ他社同士でも、お互いの考えを尊重し合うためのコミュニケーションの取り方を学ぶ。「過去と未来、どっちへ行きたい?」

 小集団の仲間で謎を解き明かし、最終問題を突破する問題。みんなで意見交換をしアイデアを出し合い一生懸命に、そして楽しそうにやっていました。いろんな人の考え方の違いを知ることで、それを尊重しようとする態度が生まれます。他者の喜び悲しみを知ることで、共感する心が育ちます。

 「学校は楽しいところだ。自分たちで楽しくできるところなんだ」という思いをもって、学校生活をより良いものに創造していってほしいですj。間もなく、後輩ができる1年生たち。立派なリーダーとなって後輩たちを導いていってくれるものと期待しています。

NEW 読書の晩秋・・・

 定期テストが終わり、教室を回ると、多くの教室でテスト返却が行われていました。

そこには、いろんな表情の生徒たちの姿がありました。頑張った成果が出て達成感に浸る人。テストが終わって安堵する一方、テストが返ってきてがっかりする悲喜こもごもの心中の人・・・。結果が良い悪いではなく「どうすれば正解を導く考え方ができたのか」そのことを振り返り、「今ならできる」という実感を持てるよう復習を進めてほしいものです。

 秋が深まり日暮れが早くなり、夜が長くなります。そんな時に「読書」をして、リラックスしたり心を豊かにしたりしてほしいです。図書室をのぞくと、新刊が飾られていました。読書はそこにいながらも、あるときは夢の国に、ある時は冒険の国に、ある時は謎が深まる未知の空間へと、連れて行ってくれます。活字を通して、頭の中に情景が広がる癖がつくことから、創造・想像する力が付くといわれています。

 ぜひ、深まる秋、近づく冬を感じながらも、読書という心の旅に出かけてみてほしいものです。

NEW 明日から、定期テスト!

 定期テストが明日に迫まります。

 一人ではくじけそうになる思いをみんなで励まし合い、良い高め合いにつなげようと、学習委員会がテスト期間の学習量調査を集計し、らせん階段横に掲示してくれています。やはり、3年生の学習量が多そうですが、下学年も負けていません。

 また、昼休みにも「わからないところを質問したい」「集中して学習したい」という生徒のために、大会議室を開放しています。教頭先生が、意欲ある生徒に合うのをとても喜んで見てくれています。20名を超える生徒が集まり、会場を増やした、と言っていました。

 困難にも、励まし合い助け合う仲間がいると頑張れる!社会にでても、大切なのはチームワーク。

 がんばれ、三中生!!!

 

NEW 11月の全校朝会  ~全校道徳~

 11/7は全校朝会でした。

 月半ばに絆スクール集会が開かれたり、人権教育、同和教育の授業公開が予定されるなど、11月12月は自分の心と向き合い、心を豊かにしていく時です。

 それらに先立ち、全校生徒に願いを伝えようと、全校道徳を実施しました。

 絵本の語り掛けのように、絵本をスライドに落とし込んで拡大して示しながら、行いました。全校生徒、水を打ったように静かに静かに、しっかりと顔を上げ聞いてくれました。

 この壮絶ないじめにあった少女のお話が、実話に基づくこと。お姉さんやお母さんの気持ち。

最後に問いかけました。「みなさんが、この少女と同じクラスメートだったとしたら、あなたはどうしますか。できることはありますか。何をしますか。何を話しますか。そのことを考えてみてください」と。

 ぜひ、ご家庭でも話題にしていただきたいです。

 

NEW 激走!新潟県中学校駅伝競走大会 in 小千谷

 11/2あいにくの雨。

 冷たい雨が白山運動公園を打ち付けました。落雷の音も近く、大会が実施できるのか大変不安な悪天候でした。スタートを遅らせて、女子の競技が始まりました。冷たい雨の中、聞けばテントの中まで水が入ってきたという状況。アップもままならなかったことと思います。

 女子選手たちは、ずぶぬれになりながらも必死にタスキをつなぎました。

 男子の競技が始まるころには雨が小降りになり、やがて、雨はがりました。連覇がささやかれる十日町南中と上越地区駅伝を制した中郷中が壮絶なトップ争いを繰り広げました。最終ランナー先頭は十日町南。中継地点でタスキをもらって駆け抜けていきました。だいぶ遅れて中郷がタスキリレー。もう逆転は難しいのか、と思ってみていました。コース半分を終えてのぼりの山道で、やっと選手たちの姿が見えるようになります。なんと、その差を縮めた中郷が追いつき、さらには追い抜いていきました。驚きの走りで中郷中が12月全国への切符を手にしたのでした。

 本校チームは、女子が31位。男子が28位。しかし、これは立派なものです。寒さの中、雨に濡れながらも選手を必死に応援していた仲間・後輩の姿にも胸打たれました。やはり、スポーツのすばらしさ、応援し合うことのすばらしさを感じた次第です。辛さ、大変さ、困難はあるのですが、仲間と一緒に乗り越えたその経験こそが、たくましい人間性を培っていく、それはいつの時代も変わらないことだと確信しました。

NEW 秋は心も豊かに実るとき ~道徳~

 共感する力を豊かな心を涵養すべく、教育活動に取り組んでいます。

 心の教育の中核ともいえる道徳授業に、第三中学校は真剣に取り組んでいます。学年道徳という形で、学級担任だけでなく、主任副任も含めた学年スタッフ全員で授業に取り組みます。主任副任は学級担任時代を思い出したり、自分が伝えたいことをテーマに選んだりしながら、教科授業以上に準備し、熱を込めて授業をしてくださっていました。

 3年生の一クラスは、カップヌードル生みの親の日清食品創業者・安藤百福さんのお話。

今では当たり前にあるカップヌードルなどの即席麺。しかし、それを生み出すためには途方もない苦労がありました。

「何か人の役に立つことはないか」
「世の中を明るくする仕事はないか」これが、安藤百福さんの信念。
1958年に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明した安藤百福は、22歳の若さで独立して以来「何か人の役に立つことはないか」「世の中を明るくする仕事はないか」という確固たる信念のもとに、さまざまな事業を行いました。
また、終戦後に飢えで苦しむ人々が街にあふれる光景を目にして、「やっぱり食が大事。食がなければ、衣も住も、芸術も文化もあったものではない」と、「食」の大切さを痛感したのでした。

 

 彼の研究、長年の努力のおかげで、安価で、保存が効き、災害時にも役に立ち、栄養があるカップヌードルが誕生したのでした。今では、宇宙食にもなっている、と聞き3年生たちは驚いていました。

 自分の信念に基づき、一生涯をかけて努力をする、そのすばらしさ尊さが3年生の心にしみわたっていくようでした。

 1年生は、「靴隠し」。いじめ題材です。

 靴を隠された生徒の苦しさ辛さだけではなく、「親に心配押させたくない」と、親に隠した生徒の気持ち、それを察した両親の気持ちにも思いをはせる内容で、とても深みがありました。こうして、共感する力は育っていくのでしょう。

NEW 小千谷路を駆け抜けろ! 地区駅伝表彰&県駅伝激励会 ~生徒朝会~

 月末、10月最後の生徒朝会。地区駅伝の表彰と県駅伝の激励会を行いました。

 屋外スポーツの最後を飾るように、各地で駅伝競走大会が開かれています。先日行われた日本大学女子駅伝では、選手が意識朦朧となりながらも次走者にタスキを渡そうと、必死の走りをした姿が話題になっていました。倒れ転びと、意識がない状況は生命の危機もあると危ぶまれました。私ごときは何とも言えないのですが、意識を失っても走ることをやめない、まさに執念ともいうべきタスキリレーが、駅伝競走なのだと思い知らされました。原因は脱水症状らしいとのことですが、体調・管理コンディション作りの大切さ難しさを知りました。

 県大会に進んだ三中の男女チーム。地区の代表となったことは大変な名誉です。しっかりと体調管理をして、悔いのない走りをしてきてほしいものです。

NEW フィナーレ 全校合唱

 全校合唱がとても迫力があったので、こちらに別掲します。

 写真からアルフォーレのすばらしさ、三中生の勇壮さが伝わると嬉しいです。

NEW 午後、いよいよ開幕です! ~第三中学校・合唱祭~

 アルフォーレへ移動して、いよいよ本番です。

 出迎えてくれたのは、美術部が作ってくれた案内看板。こんなところにも生徒一人一人で創り上げている行事だということを実感し、とてもうれしく感じました。

 1年生から始まった合唱は、ホールの響きを味方にして、とても美しいハーモニーでした。2年生、そして最高学年3年生と進むにつれ、男性パートの迫力が増し、そこにつややかな女子パートが会場隅々まで広がっていきました。最後の3-2「インテラパックス」の「地球に愛を 僕らに夢を」という力強い歌詞は、現在起こっているウクライナとロシア、イスラエルとパレスチナ(ハマス)という終わらない戦争に向けての若者たちの熱いメッセージに聞こえ、私は胸が熱くなりました。

 「一人一人同じ人はいない。お互いの良さを尊重し、違いを認め合う。それが私が皆さんに後期強調してお願いした『共生』です。その素晴らしさを皆さんの合唱で表現してほしいと思います。残念ながら欠席した仲間の気持ちも乗せて、皆さん精一杯学級学年の力を一つにして、歌ってほしいです。今日は三中生のすばらしさをたくさんの人たちに見てもらえることが、本当にうれしいです。地域、保護者の皆様、ご来場いただきありがとうございました」

と、ご挨拶しましたが、その通りの素晴らしい合唱祭となりました。

この経験を活かし、もっともっと明るく楽しく思いやりにあふれ、お互いが高め合っていける学級学年学校を創っていってくれるものと期待しています。

NEW 令和5年度 合唱祭 in アルフォーレ

 いよいよ、合唱祭当日となりました。

 先週は学級閉鎖もあり、今日を迎えるまで幾多の困難がありました。しかし、生徒一人一人が自分のできることを精一杯やりきり、感動ある合唱づくりに必死に取り組んできました。今日の午前中もリハーサルをし、最後の最後まで自分たちの合唱をより良いものにしようと頑張っています。

 とにかく本番は悔いなく、やり切ってほしいと願うばかりです。

 保護者、地域の皆様、あとは感動を味わっていただくのみ!

 アルフォーレでお待ちしています。鑑賞後はぜひ、生徒たちを褒めてやってください。

NEW 学年朝会 ~1年生~

 今日は体育館で1学年朝会を行っていました。

 1年生たちに向かって、現・鳴海会副会長の二人が、生徒会の役員としてどんな思いで活動していたかを1年生たちに話してくれました。先の、鳴海会役員選挙の公示を請け、選挙への考えを深めるために計画されたことが分かります。1年生たちは真剣な表情で聞き入っていました。「執行部の活動は大変だったが、とてもやりがいがあり楽しかった」「少ないメンバーだけど、仲間のきずながとても深まった」等の話がありました。1年生の中からも、副会長候補を選ぶことができます。ぜひ、挑戦してほしいものです。

 

 その後、合唱祭に向けてのリハーサルです。アルフォーレではなかなか練習ができないので、学校でh権番さながらに入退場から練習をしました。1組、2組ともに、素晴らしい歌声でした。きっと、「ライバル学級には負けたくない!」という思いに火が付いたことでしょう。音楽科から「まだまだ、やれることがあります。このリハーサルを通してさらに練習に取り組んでください」という励ましをしっかりと受け止めた、1年生たちでした。

NEW 令和6年度 鳴海会役員選挙 ~生徒朝会~

 今日の生徒会はm次年度のリーダーを決める鳴海会役員選挙についてです。

 先に選出され立ち上がった選挙管理委員会が、告示について説明をしました。告示に先立ち、一人一人自己紹介を述べたのですが、立派な態度でした。公正公平を司るため、信頼感のある態度でした。次なる時代のリーダーを決める大事な選挙。立候補する人たちの責任は重大ですが、リーダーを選びその人たちを支えていくフォロワーの役割も重要です。脈々と先人たちから連なっている第三中学校の歴史と文化。それをしっかりと受け継いでいってほしいものです。

 「こんな学校にしたい!」という熱い思いを語ってほしい。期待しています!

NEW 令和6年度新入生 学校説明会 

 来春の新入生である、小学校6年生を対象に学校説明会&部活動体験を行いました。

 三中生校区4校の小学校から6年生たちと参観希望の保護者の方々に向けて、第三中学校の教育活動の説明をしました。校長からは「目まぐるしく変化する時代を生きる皆さん。いろんなことが変化し、自動車の自動運転も実用化一歩手前。2025年には、大阪万博で「空飛ぶ自動車」もお披露目されるといいます。宇宙開発はNASAという政府関係機関だけではなく、スペースX社など民間企業が進めていっています。月までエレベーターで行こうという研究を進めている会社もあります。皆さんは、『何になりたい?』と考えたときに今ないような職業に就くのかもしれません。AIの進化は目覚ましく、宿題や学習はChatGPTがやってくれる?と期待している人もいるかもしれませんね。(AIという言葉をChatGPTで調べた内容を声に出し)『模倣』という言葉『タスク』という言葉を使って説明してありますが、その意味が分かる人いますか?(挙手を募る)そう、ChatGPTが説明する文章が読めたりその意味が分かったりしないと、意味がない。そのために、しっかりと学ぶ必要がありますね」

と、学校で学ぶ意義について触れました。

 その後、教頭から学校生活の説明、そのあとは楽しみにしてくれていた人が多い、部活動体験でした。中学校2年生、1年生たちが「どう教えようか、楽しんでもらおうか?」頭を悩ませて考えました。どの部活動も楽しそうでした。6年生たちはうれしそうでしたが、教える中学生たちも、とっても良い表情をしていました。

 生き生きとした小学生たちのおかげで、第三中学校に活気がみなぎりました。本当に、お互いに良い機会であったと振り返ります。小学生たちには、残りの生活をしっかりと充実させ、小学校における最高学年の役割をしっかりと果たして来てほしいと感じました。

 来春がとっても楽しみです。

NEW 後期、はじまる! ~始業式~

 3日間の連休後、後期が始まりました。

 2学期制は、長い休みを挟むことがないため、また同じような日々が連続していきそうです。そこで、しっかりと新たなる目標を掲げて、それに近づいていくことが、とても大切です。4人の代表生徒が、各々の目標を堂々と発表してくれました。「よし!がんばれ!見ているよ!応援するよ!」という雰囲気に包まれました。だから、私は、始まりが好きなのです。生徒会代表は全校生徒に目を閉じさせて、「後期の諸活動に取り組んでいる自分や仲間の姿」をイメージさせるように語りかけたのは、しっかりと考えてこの日この場に臨んで居るな、と感心しました。

 私は、「物事の終わりより、始まりが好きだ。それは、終わりはどうしても結果にフォーカスした話になる。始まりには、新たなる目標があり新たなる挑戦がある。結果を恐れず、失敗を繰り返しながら、顔を上げて目標に向かっていってほしい」と話しました。鳴海会が今年の目標に掲げている「自立と共生」「挑み、笑い,歩む。友と共に」は、赴任した私の思いと同じです。自分のできることを増やしていく。将来親からの支援を受けず、自立する力をはぐくんでいくとともに、人と人との違い=多様性を尊重していく「共生」について、後期は考えていってほしいことを伝えました。

 そのために、大切なのは「共感する力」です。そして、共感するためには「想像する力」がなくてはなりません。誰かが、今どんな思いでいるのかを想像する。その言葉を口に出した時、言われた人が周りの聞いていた人がどんな気持ちになるのかを想像する。日々、授業や学校生活は想像力を磨く機会にあふれています。想像力を鍛え、他者の痛みが分かり、自分事のように感じ、励ますなどの「言葉」や「行動」に代わっていく「共感する力」。後期は、そんな力を身に着けていってほしい、と話しました。合唱祭に向けての仲間との活動は、とてもいい機会です。人の痛みや苦しみに共感するだけでなく、人の喜びも自分のことのように喜ぶこと、それも共感です。

 期待しています。